JP2011170528A - 分散型情報処理システム及び分散ストレージシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハイパーバイザ型の仮想マシンモニターVMM130と、VMM上に業務を行う仮想マシン(VM)110と、インストールまたはアップグレードを行う仮想マシン(VM)120とを備える。VM120はVM110の複製である。VM120は、自己に対して新規のソフトウェアを、例えばインストールした後、VM110上の動的に更新されるデータ格納場所の情報が保存されているindexテーブル114を段階的に自己に移行し、完全に移行した段階でVM110からVM120へ処理を切り替える。各ノードでインストール前(即ち旧バージョン)で動作するVM110は、他のノードのVMと通信し、切り替え先のインストール後の新バージョンについて全ノードで合意し、全ノード一斉に新バージョンに切り替える。
【選択図】図1
Description
通常、一般的な分散型情報処理システムの各ノードに対応した仮想マシンの種類には、ハイパーバイザ型の仮想マシンモニター(以下、「VMM」と略称する)と、このVMM上で業務処理を行う仮想マシン(以下、「VM1」と略称する)と、インストールまたはアップグレードを行う仮想マシン(以下、「VM2」と略称する)とが有る。
また、分散型情報処理システムは、システム内において旧バージョンで動作するノードと新バージョンで動作するノードとが混在する状況でも業務処理を継続できることが好ましく、この点も、本発明に際しての1つの課題であった。
さらに、分散型情報処理システムは、インストールまたはアップグレードに失敗した場合には、インストールまたはアップグレードする前の状態に復元できることが必要であり、この点も、本発明に際しての1つの課題であった。
また、特許文献2には、汎用サーバシステムにおいて動作するソフトウェアを更新する際、サービスを停止させず、関連するサーバに対して同時に更新、更新解除を可能とする技術が開示されている。
また、特許文献3には、バージョンアップ後にオンライン稼働を開始した新バージョンモジュールの障害発生時に、旧バージョンモジュールへの復旧を容易に実現する技術が開示されている。
さらに、特許文献5には、1つの共通アプリケーションプログラム又はアプリケーションコード50及びその実行可能バージョン(場合によっては修正のある)は、複数のコンピュータ又はマシンM1、M2...Mn全体で同時に又は並行して実行する技術を開示している。この技術では、本質的には、修正された構造は、個々のマシンの各々上で同一のメモリ構造及びコンテンツを複製することになる。
しかしながら、上記背景技術で述べた従来の分散型情報処理システムにあっては、複数の独立したノードとストレージとの対で構成される分散ストレージシステムでは、クライアントからの書き込みが完了した後も、各ノード間でデータを交換しているため、全てのノードを停止させるには、このようなデータ交換処理の実行が終了するまで待機しなければならないといった問題点が有った。
即ち、異なるバージョン同士では、データ構造や通信プロトコルが異なっている場合が多く、このような場合、新バージョンでは、旧バージョンとの違いを意識することは可能ではあっても、旧バージョンは、新バージョンの一部機能については未知であったために、新バージョンとの違いを解消するための互換機能を組み込んでおくことは困難であり、このため、新バージョンと旧バージョンとが混在する場合には、ノード間でデータを正しくやり取りできず、最悪の場合、システム内のデータを破壊してしまうといった問題点が有った。
さらに、ソフトウェアをインストールまたはアップグレードする処理の失敗や更新プログラムのバグなどで、ソフトウェアを更新する前に戻す場合、これまでの更新処理で変更した部分を一つ一つ復元していくなどの煩雑な作業が発生するといった問題点が有った。
(1) 同一ハードウェア上に業務を行う仮想マシンとインストール・アップグレードを行う仮想マシンを同時に動作させることと、
(2) インストールまたはアップグレードが完了すると、業務を行う仮想マシンを切り替えることと、
(3) その後、システム内の他のノードと連携し、動作する新しいバージョンについて合意し、全てのノードで一斉に切り替えることと、
(4) 動的ソフトエア更新方法としては、前記(1)〜(3)の構成要件において、アップグレードを取り消す現象や要求が発生した場合、仮想マシンを切り替える前であれば業務を行う仮想マシンだけを残してインストール及びアップグレードを行う仮想マシンを削除し、仮想マシンを切り替えた後であればインストールまたはアップグレードを行った仮想マシンと、業務を行っていた仮想マシンとでindexテーブルの複製を行うことと、
を主たる構成要件としている。
さらに、特許文献1〜5のいずれにおいても、前記の構成要件(4)は開示していないが、構成要件(4)は、本発明の、ソフトウェアを更新前に戻すことができるようにする」という課題を解決するために必須の構成要件である。
分散システム上の各ノードは、ハイパーバイザ型の仮想マシンモニター(VMM)と、VMM上に業務を行う仮想マシン(VM1)と、インストールまたはアップグレードを行う仮想マシン(VM2)とを備える。ここで、VM2はVM1の複製であり、VM2は自己に対して新規のソフトウェアをインストールするか、または既存のソフトウェアをアップグレードし、この処理の完了後、VM1上の動的に更新されるデータ格納場所の情報が保存されているテーブル(以下、「indexテーブル」と称する)を段階的にVM2へ移行し、完全に移行した段階でVM1からVM2へ処理を切り替える。
以上の処理により、分散システム上で稼働中の業務を停止させることなく、全ノードを旧バージョンから新バージョンに切り替えられるようにしている。
また、システム内において旧バージョンで動作するノードと、新バージョンで動作するノードとが混在する状況でも業務を継続することができるようにしている。
以下、本発明の分散型情報処理システム及び分散ストレージシステムの実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
同図において、本実施形態の分散型情報処理システムは、ハードウェア140上で動作し、ハイパーバイザ型の仮想マシンモニターであるVMM130上で稼働する、業務担当の仮想マシンのVM100と、データを記憶するストレージ200と、を備えて構成される。
VM100は、仮想マシンであるVM110及びVM120と、VM110とVM120間で共有される共有ボリューム132と、ネットワークをVM110からVM120へ切り替えるネットワーク切り替え部131と、を備える。
VM120は、データ分割部121と、データ保存部122と、複製部123と、indexテーブル124と、変更監視部125と、VM切り替え部126と、変更管理テーブル127と、旧バージョン動作部128と、VM切り替え完了通知通信部129と、新旧バージョン切り替え部12aと、完了通知テーブル12bと、バージョン情報1テーブル12cと、を備える。
複製部123は、スナップショット取得部123aと、スナップショット送信部123bと、更新データ取得部123cと、更新データ送信部123dと、複製完了通知送信部123eと、スナップショット適用部123fと、スナップショット受信部123gと、更新データ適用部123hと、更新データ受信部123iと、複製完了通知受信部123jと、を備える。
まず、複製部113及び複製部123の機能を、各構成要素の機能に基づいて説明する。
スナップショット取得部113aは、特定の時点でのスナップショットを取得する。 スナップショット送信部113bは、スナップショット取得部113aによって取得したスナップショットをVM120へ送信する。
スナップショット受信部123gは、スナップショット送信部113bによって送信されたスナップショットをVM120において受信する。
更新データ取得部113cは、VM110のindexテーブル114のスナップショットを取得し、VM120のindexテーブル124に適用したことを確認すると、変更監視部115に対して、indexテーブル114の更新部分情報を記録する変更管理テーブル117を参照して更新部分情報と更新データを取得するように指示し、返ってきた更新部分情報と更新データとを、更新データ送信部113dを用いてVM120へ送信する。
更新データ受信部123iは、更新データ送信部113dによって送信された更新部分情報と更新データとを、VM120において受信する。
更新データ適用部123hは、更新データ受信部123iによって取得した更新部分情報と更新データをVM120のindexテーブル124に適用する。
複製完了通知送信部113eは、変更監視部115によって新たな更新部分が存在しないことを確認すると、VM120に対して、indexテーブル114の複製が完了したことを通知する。
VM切り替え部126は、VMM130に対して、業務を行っているVM110のネットワークをVM120へ、共有ボリューム132の接続をVM110からVM120へ、それぞれ切り替えるべきことを指示し、ネットワークと共有ボリューム132の切り替えが完了するとVM切り替え完了通知通信部129へ通知する。
変更監視部115は、スナップショット取得部113aによってindexテーブル114のスナップショットを取得した時点から、indexテーブル114の変更を監視する。
ネットワーク切り替え部131は、VM120のVM切り替え部126からのVM切り替え指示を受け、業務中のデータを受信していたネットワークをVM110からVM120へ切り替える。
旧バージョン動作部128は、VM110からVM120へ切り替えた直後において、VM切り替えが完了していないノードが存在したときのために、VM120上で旧バージョンと同様の動作をするものである。これにより、旧バージョンの動作をするノードと新バージョンの動作をするノードとが混在して実行される状態を無くしている。
新旧バージョン切り替え部12aは、VM切り替え完了通知通信部129から、全てのノードのVM切り替えが完了したことを通知されると、例えば一般的な既知の合意アルゴリズム(2相コミットなど)によって、全ノードで切り替え先となる新バージョンについて合意する。全ノードで合意ができた時点で、各々のノードは、旧バージョンの動作から新バージョンの動作へと処理動作を切り替える。但し、切り替えが完了した各ノードは、切り替え前で旧バージョンで動作注のノードに対するデータの送信は保留し、この保留の対象ノードが新バージョンへの切り替えが通知された時点で、保留していたデータの送信を開始する。
図2は、本発明の実施形態に係る分散型情報処理システムが適用される分散ストレージシステムの1構成例を示す構成図である。
図3は、図2に示す分散ストレージシステム(本発明に係る分散ストレージシステム)の、ストレージ付近の構成を示す構成図である。
ノード1〜nの各々は、単一ノードであり、VMM100(図1)の構成を備える。
また、ノード1〜nの各々は、広域ネットワーク10000に通信可能に接続されており、さらに、ノード1〜nは、それぞれノードの符号にストレージ番号が対応するストレージ1〜nと接続されている(この1〜nはストレージ番号)。このストレージ1〜nの各々には、ストレージ200(図1)が適用されるものとする。
以下、図1を参照しながら、図2,3に示す構成図を用いて、本実施形態に係る分散型情報処理システムの動作を説明する。
図3に示すように、例えば、VMM1100(ノード1)のOS1110内には、キー生成部111d、データ分割部1111、データ保存部1112、indexテーブル1114を備え、後述するようなデータ書き込み処理を行う。データが書き込まれると、キー生成部111dによってデータのキーが作成され、indexテーブル1114に登録される。続いてデータ分割部1111によってデータが分割され、その分割されたデータをデータ保存部1112が各ノード100のストレージ200へ保存し、その保存した場所をindexテーブルn114に保存する。他のノード(2〜n)についても上記のノード1と同様である。
図4,5に示すように、各ノードにハイパーバイザ型の仮想マシンモニター(VMM100)が充当されており、その上に業務を行う仮想マシン(VM110)が配されている。ソフトウェアのインストールまたはアップグレード時、ソフトウェアを適用するための仮想マシン(VM120)をVM110のOSイメージの複製として新たに作成する。
VM120にソフトウェアを適用した後、VM110上の設定情報とindexテーブル114を共有ボリューム132経由でVM120に引き継ぎ、業務で実行中のネットワークをVM110からVM120へ切り替え、業務を行うVMを切り替える。この切り替え直後は、更新後のバージョンでは動作せず、更新前のバージョンで動作することになる。全てのノードのソフトウェアのインストール若しくはアップグレードが完了した後、新バージョンによる動作に切り替える。
図6,7に示すように、VM110からVM120を複製後、VM120においてインストールまたはアップグレード処理中のとき、VM110では業務の処理と並行して、indexテーブル114複製処理や変更監視処理の起動や変更管理テーブル117の生成などの業務の引継ぎの準備を開始する。
VM120のインストール処理の完了を契機に、スナップショット取得部113aはVM110上のindexテーブル114のスナップショット(その時点におけるindexテーブルのデータ)を取得し、取得したスナップショットをスナップショット送信部113bによってVM120へ送信し、送信されたスナップショットをスナップショット受信部123gによって受信し、受信したスナップショットをスナップショット適用部123fによってVM120上のindexテーブル124に反映する。
また、VM120のindexテーブル124に対するVM110のindexテーブル114のスナップショット適用完了を契機に、更新データ取得部113cは、変更監視部115に変更箇所を問い合わせ、indexテーブル114の変更箇所情報と変更データを取得し、取得した変更箇所情報と変更データを更新データ送信部113dによってVM120へ送信し、送信された変更箇所情報と変更データを更新データ受信部123iによって受信し、受信した変更箇所情報と変更データを更新データ適用部123hによってVM120上のindexテーブル124に反映する。
VM切り替え部126は、複製完了通知受信部123jからindexテーブル114の複製完了の通知を受け取ると、VMM130のネットワーク切り替え部131に対してVM110での業務で使用中のネットワークをVM120へ切り替えるように指示し、VMM130に共有ボリューム132の接続をVM110からVM120へ切り替えるように指示する。ネットワーク切り替え部131からネットワーク切り替え完了の通知を受け取ると、VM切り替え完了通知通信部129へVMの切り替えが完了したことを通知する。
図8,9は、図2,3に示すシステムの、全てのノードにおけるバージョン切り替え動作を示す説明図である。
旧バージョン動作部128は、ネットワークが切り替わると同時に動作を開始し、まだインストールが完了していないノードと同様の処理を行う。この処理によって、異なるバージョンが混在しても問題なく業務を継続できる。
VM切り替え完了通知通信部129は、VM切り替え部126からVMの切り替えの完了が通知されると、完了通知テーブル12bを生成し、全てのノードに対して自身のノードのVMの切り替えが完了したことを通知する。他のノードからのVM切り替え完了通知を受信すると完了通知テーブル12bに対応するノードに完了と記録する。
新旧バージョン切り替え部12aは、各ノードのバージョンを管理しているバージョン情報テーブル12cと一般的な合意アルゴリズム(2相コミットなど)を使用し、各ノードで切り替える新しいバージョンについての合意を行う。この合意の処理は、最初に任意のノードを調停者とし、調停者のノード120がVM切り替えバージョン情報と切り替え可能メッセージを、全てのノード(1120〜n120)へ送付する。
図10に示す構成のシステムでは、プログラムのバグや通信の遅延などにより、インストールまたはアップグレードの処理に失敗した場合、あるいはインストールまたはアップグレードの処理を取り消す場合に、全ノードへインストールまたはアップグレードの処理の取り消しを通知し、VM120への切り替えが済んでいないノードについてはVM120への切り替え処理を停止し、VM110での業務の処理を継続させ、VM120への切り替えが済んでいるノードについてはVM120のindexテーブル124をVM110へ複製し、VM110で業務の処理を継続させる。これにより、システムを、インストールまたはアップグレードする前の状態に復元できる。
インストールまたはアップグレードの処理の取り消し通知を受信したVM120への切り替えが済んでいないノードは、VM120への切り替え処理を停止し、VM110での業務の処理を継続させ、VM120を消滅させる。
インストールまたはアップグレードの処理の取り消し通知を受信したVM120への切り替えが済んでいるノードは、VM120のindexテーブル124をVM110へ複製するため、図7においてVM110とVM120を入れ替えて成るシステム(即ち、図10に示す構成のシステム)にて、段階的にindexテーブル124を複製する。
変更監視部125は、VM120上のindexテーブル124のスナップショットを取得したことを契機にindexテーブル124の変更箇所の記録を開始する。
更新データ取得部123cは、VM110のindexテーブル114に対するVM120のindexテーブル124のスナップショット適用完了を契機に変更監視部125に変更箇所を問い合わせ、indexテーブル124の変更箇所情報と変更データとを取得し、該取得した変更箇所情報と変更データとを更新データ送信部123dを介してVM110へ送信する。
業務を行っている最中では、VM120のindexテーブル114が頻繁に変化するので、上記の手段によって更新データを随時VM110のindexテーブル114に適用する。この操作を繰り返し、VM120の更新データが無くなった時点で、変更監視部125が、複製完了通知送信部123eに対して複製完了通知を送り、複製完了通知送信部123eは、VM110に対してindexテーブル124の複製完了通知を送信する。
VM110の複製完了通知受信部113jは、この複製完了通知を受信すると、VM切り替え部116に対してindexテーブル複製完了を通知する。
ネットワーク切り替え部131は、VM切り替え部116からの指示により、業務で接続中のVM120のネットワークを、VM110との接続に切り替える。このネットワークの切り替えが完了すると、ネットワーク切り替え部131は、VM切り替え部116にネットワークの切り替えが完了したことを通知する。
110,120 VM(仮想マシン)
111,121 データ分割部
112,122 データ保存部
113,123 複製部
114,124 indexテーブル
115,125 変更監視部
116,126 VM切り替え部
117,127 変更管理テーブル
11d キー生成部
128 旧バージョン動作部
129 VM切り替え完了通知通信部
130 VMM(仮想マシンモニター)
131 ネットワーク切り替え部
132 共有ボリューム
Claims (7)
- 共通のネットワークに接続された複数のノードの各々に適用される分散型情報処理システムであって、
ハイパーバイザ型の仮想マシンモニターと、前記仮想マシンモニター上で業務を行う第1の仮想マシンと、前記第1の仮想マシンの少なくとも一部の構成要素と同じ構成要素を有してインストールまたはアップグレードを行う第2の仮想マシンと、を備え、
前記第2の仮想マシンは、新バージョンのソフトウェアへの切り替えを行うに際して、前記新バージョンのソフトウェアをインストール処理するか、若しくは既存のソフトウェアをアップグレード処理した後、前記第1の仮想マシン上の動的に更新されるデータの格納場所の情報が保存されているindexテーブルの情報を、自己が備えるindexテーブルへ段階的に移行し、前記移行が完了した時点で、処理の制御を、前記第1の仮想マシンから前記第2の仮想マシンへ切り替えて実行することを特徴とする分散型情報処理システム。 - 前記第2の仮想マシンは、自己が実行する新バージョンのソフトウェアへの切り替えを行うに際して、前記のインストール処理またはアップグレード処理を実行する前から存在した旧バージョンのソフトウェアを使用して前記他のノードに属する他の第2の仮想マシンと通信し、前記他のノードが全て第1の仮想マシンから第2の仮想マシンへの切り替えを完了したことを確認すると共に前記新バージョンのソフトウェアについての前記複数の全ノードの合意を取得した後に、自己が実行するプログラムを、前記新バージョンのソフトウェアに切り替えることを特徴とする請求項1に記載の分散型情報処理システム。
- 前記第2の仮想マシンは、他の前記ノードの1つから、新バージョンのソフトウェアへの切り替え通知を受けたときに、前記他のノードが全て第1の仮想マシンから第2の仮想マシンへの切り替えを完了したことを確認すると共に前記新バージョンのソフトウェアについての前記複数の全ノードの合意を取得した後に、自己が実行するプログラムを、前記新バージョンのソフトウェアに切り替えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の分散型情報処理システム。
- 前記第2の仮想マシンは、前記新バージョンのソフトウェアへの切り替えが完了した後、前記複数のノードのうち、旧バージョンで動作中のノードに対するデータの送信を一旦保留し、前記旧バージョンで動作中のノードから前記新バージョンのソフトウェアへの切り替え完了通知を受信した時点で、前記データの送信を再開する事を特徴とする請求項2または請求項3記載の分散型情報処理システム。
- 前記のインストール処理またはアップグレード処理が失敗した場合、前記他のノードの全てに該失敗の事実を通知すると共に、該失敗となった時点が、前記自己が実行する処理の前記第1の仮想マシンから前記第2の仮想マシンへの切り替え前であれば、前記第1の仮想マシンから前記第2の仮想マシンへの切り替えを中止し、また、該失敗となった時点が、前記自己が実行する処理の前記第1の仮想マシンから前記第2の仮想マシンへの切り替え後であれば、前記第1の仮想マシンから前記第2の仮想マシンへの切り替え処理を逆に行うことで前記indexテーブルの最新化を行うと共に前記第2の仮想マシンから第1の仮想マシンへの切り替えを行うことにより、自己の状態を前記インストール処理または前記アップグレード処理を行う前の状態に戻すことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の分散型情報処理システム。
- 前記他のノードの1つから送信されたインストール処理またはアップグレード処理の失敗通知を受信した時点で、該受信時点が、前記自己が実行する処理の前記第1の仮想マシンから前記第2の仮想マシンへの切り替え前であれば、前記第1の仮想マシンから前記第2の仮想マシンへの切り替えを中止し、また、該失敗となった時点が、前記自己が実行する処理の前記第1の仮想マシンから前記第2の仮想マシンへの切り替え後であれば、前記第1の仮想マシンから前記第2の仮想マシンへの切り替え処理を逆に行うことで前記indexテーブルの最新化を行うと共に前記第2の仮想マシンから前記第1の仮想マシンへの切り替えを行うことにより、自己の状態を前記インストール処理または前記アップグレード処理を行う前の状態に戻すことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の分散型情報処理システム。
- 共通のネットワークで接続された複数のノードと、該ノードに接続されたストレージとを備え、かつ前記複数のノードの全ての構成を請求項1乃至6のいずれか1項に記載の分散型情報処理システムの構成としたことを特徴とする分散ストレージシステム。
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