JP2008217533A - ソフトウェア管理装置およびソフトウェア管理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ソフトウェアのインストール前後のサーバ環境の差分を少ない容量で管理する。
【解決手段】ファイルグルーピング手段11は、ソフトウェアのインストールが指示されると、そのソフトウェアを構成するファイルのファイル情報として、そのソフトウェアの識別情報と、そのファイルの記憶領域上の書込位置を示す位置情報と、を管理テーブル5に記録する。ファイル履歴管理手段12は、そのソフトウェアを構成するファイルのファイル情報以外にそのファイルと位置情報が一致する他のファイル情報が管理テーブル5に存在する場合に、そのファイルのファイル情報として、そのファイルのインストール前のデータを管理テーブル5に追加して記録する。ファイルアクセス手段13は、ファイル情報の記録が終了した後、そのソフトウェアを構成するファイルを、位置情報によって示される書込位置に書き込む。
【選択図】図1

Description

本発明は、サーバにインストールされるソフトウェアを管理するソフトウェア管理装置およびソフトウェア管理プログラムに関する。
従来のソフトウェア管理装置の一例として、サーバへの新規ソフトウェアのインストールや既存ソフトウェアの最新バージョンのインストールを行う際に、現時点のサーバ環境を単一のイメージファイルとして吸い上げておき、インストール後に異常が発生したら、そのイメージファイルを用いてサーバ環境を復元するものがある。
しかし、このソフトウェア管理装置の場合、イメージファイルが巨大になるため、ソフトウェアのインストール前後のサーバ環境の差分を管理するのに必要な容量が大きくなってしまう。具体的には、例えば、1GBの容量を持ったサーバに1MBの容量のソフトウェアをインストールする場合に、インストール後に元のサーバ環境に戻すことを考えると、1GBのサーバ環境を丸ごと吸い上げて保持しておく必要がある。
また、従来のソフトウェア管理装置の他の例として、ソフトウェアを、そのソフトウェアを構成するファイル単位で管理するものがある(特許文献1参照)。
しかし、このソフトウェア管理装置の場合も、ファイル単位で、そのファイルのデータそのものを管理するため、上記と同様に、ソフトウェアのインストール前後のサーバ環境の差分を管理するのに必要な容量が大きくなってしまう。
特開2003−122609号公報
上述したように、従来のソフトウェア管理装置においては、ソフトウェアのインストール前後のサーバ環境の差分を管理するのに必要な容量が大きくなってしまうという課題があった。
そこで、本発明の目的は、ソフトウェアのインストール前後のサーバ環境の差分を、少ない容量で管理することができるソフトウェア管理装置およびソフトウェア管理プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明のソフトウェア管理装置は、
サーバにインストールされるソフトウェアを管理するソフトウェア管理装置であって、
ソフトウェアのインストールが指示されると、当該ソフトウェアを構成するファイルのファイル情報として、当該ソフトウェアの識別情報と、当該ファイルの記憶領域上の書込位置を示す位置情報と、を管理テーブルに記録するファイルグルーピング手段と、
ソフトウェアのインストールが指示されると、当該ソフトウェアを構成するファイルのファイル情報以外に当該ファイルと位置情報が一致する他のファイル情報が前記管理テーブルに存在する場合に、当該ファイルのファイル情報として、当該ファイルのインストール前のデータを前記管理テーブルに追加して記録するファイル履歴管理手段と、
ソフトウェアのインストールが指示されると、前記ファイル情報の記録が終了した後、当該ソフトウェアを構成するファイルを位置情報によって示される書込位置に書き込むファイルアクセス手段と、を有することを特徴とするものである。
したがって、本発明のソフトウェア管理装置を使用してサーバにソフトウェアをインストールしてサーバ環境を構築すると、全ファイルがソフトウェア単位でグルーピングされ、ファイルごとに更新履歴が管理される。
例えば、「○○OS」、「××ミドルウェア」、「□□アプリケーション」をこの順序でインストールした場合には、「○○」を構成するファイル群と、「××」を構成するファイル群と、「□□」を構成するファイル群のグループが出来上がる。また、「○○」のインストール時に「○○」を構成するあるファイルが、「□□」のインストール時に更新のために上書きされる場合を考慮し、「□□」インストール時には、更新前にそのファイルのデータを管理テーブルに退避しておくが、それ以外のファイルのデータは退避しない。
これにより、ソフトウェアのインストール前後のサーバ環境の差分を少ない容量で管理することができるようになる。
本発明によれば、ソフトウェアをインストールするたびに、そのソフトウェアを構成するファイルのファイル情報として、そのソフトウェアの識別情報と、そのファイルの記憶領域上の書込位置を示す書込位置情報と、のみを管理テーブルに記録し、そのファイルのデータそのものは上書き対象のファイルの場合のみ記録している。
したがって、ソフトウェアのインストール前後のサーバ環境の差分を、少ない容量で管理することができるという効果が得られる。また、インストール後にサーバに異常が発生した場合などに、その原因分析を容易に行うことができるという効果が得られる。
また、本発明によれば、ソフトウェアを構成するファイルのファイル情報として、そのソフトウェアの識別情報を記録し、ソフトウェア単位でファイルをグルーピングしているため、ソフトウェア単位のアンインストールが容易に行える。また、上書き対象のファイルについては、インストール前のデータを管理テーブルに記録しているため、上書き前のデータを復元することができる。
したがって、サーバ環境を、インストール前の元の状態に容易に復元することができるという効果が得られる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1に示すように、本実施形態のソフトウェア管理装置1は、サーバ2の主記憶装置3にソフトウェアプロセスとして常駐し、サーバ2へのソフトウェアのインストール時に、そのソフトウェアを構成しサーバ2の補助記憶装置4に転送されるファイルを監視し、ファイル管理に必要なファイル情報を管理テーブル5に記録する。
ソフトパッケージ6は、サーバ2上にインストールして使用するOS、ミドルウェア、アプリケーションなどのインストールパッケージに代表されるソフトウェアパッケージである。
ソフトパッケージ7は、ソフトパッケージ6と同様、サーバ2上にインストールして使用するOS、ミドルウェア、アプリケーションなどのインストールパッケージに代表されるソフトウェアパッケージであるが、ソフトパッケージ6とは内容(製品)が異なる。
サーバ2は、ソフトパッケージ6,7のインストール対象となるマシンである。
ソフトウェア管理装置1は、ファイルグルーピング手段11と、ファイル履歴管理手段12と、ファイルアクセス手段13と、を有している。
ファイルグルーピング手段11は、サーバ2へのソフトパッケージのインストールが指示された場合、図2に示すように、そのソフトパッケージを構成するファイルのファイル情報として、「ソフトパッケージ識別情報」と、「ファイルのディレクトリパス」と、を管理テーブル5に記録する。
「ソフトパッケージ識別情報」は、そのファイルによって構成され、サーバ2にインストールされるソフトパッケージを識別する情報である。なお、「ソフトパッケージ識別情報」は、オペレータにより入力されるものであるが、サーバ2にインストールされるソフトパッケージを一意に識別可能な情報でなければならない。
「ファイルのディレクトリパス」は、そのファイルの補助記憶装置4上の書込位置を示す位置情報であり、ディレクトリの絶対パスとファイル名との組み合わせである。
ファイル履歴管理手段12は、サーバ2へのソフトパッケージのインストールが指示された場合、そのソフトウェアを構成するファイルのファイル情報以外にそのファイルと「ファイルのディレクトリパス」が一致する他のファイル情報が管理テーブル5に存在するか否かを判定し、存在すれば、図2に示すように、そのファイルのファイル情報として、「ファイルのバイナリ」を管理テーブル5に追加して記録する。
「ファイルのバイナリ」は、補助記憶装置4にすでに書き込まれている、そのファイルのインストール前のバイナリデータである。このようなファイルは、別のソフトパッケージのインストールによって上書きされる上書き対象ファイルとなるので、「ファイルのバイナリ」を記録するが、それ以外のファイルの場合には何も記録せずに空欄となる。
ファイルアクセス手段13は、サーバ2へのソフトパッケージのインストールが指示された場合、管理テーブル5へのファイル情報の記録が終了した後に、そのソフトパッケージを構成するファイルを、「ファイルのディレクトリパス」によって示される補助記憶装置4上の書込位置に書き込む。
また、ファイルグルーピング手段11は、サーバ2からのソフトパッケージのアンインストールが指示された場合、そのソフトパッケージの「ソフトパッケージ識別情報」をキーにして、そのソフトパッケージを構成するファイルの「ファイルのディレクトリパス」と「ファイルのバイナリ」を管理テーブル5から抽出する。
また、ファイルアクセス手段13は、サーバ2からのソフトパッケージのアンインストールが指示された場合、管理テーブル5から抽出された「ファイルのディレクトリパス」によって示される書込位置からファイルを削除し、さらに、管理テーブル5から「ファイルのバイナリ」が抽出されれば、その「ファイルのバイナリ」を、管理テーブル5から抽出された「ファイルのディレクトリパス」によって示される書込位置に書き込む。
以下、本実施形態のソフトウェア管理装置1の動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、オペレータは、サーバ2へのソフトパッケージ6のインストールを指示する(ステップ301)。インストール作業自体は、ソフトパッケージ6が持つインストール手段によって行われる。すなわち、単純にファイルシステム上にファイルを展開するだけの場合もあれば、専用のインストーラを用いてユーザと対話的処理を行い、カスタマイズしたものをファイルシステム上に展開する場合もある。
もし、通常のインストールであれば、続いて、ソフトパッケージ6を構成するファイルの補助記憶装置4への書込みが行われるが、本実施形態では、その書き込み前に、ファイルグルーピング手段11およびファイル履歴管理手段12が介在する。
次に、ファイルグルーピング手段11は、ソフトパッケージ6を構成するファイルのファイル情報として、「ソフトパッケージ識別情報」と、「ファイルのディレクトリパス」と、を管理テーブル5に記録する(ステップ302)。
次に、ファイル履歴管理手段12は、ソフトパッケージ6を構成するファイルのファイル情報以外にそのファイルと「ファイルのディレクトリパス」が一致する他のファイル情報が管理テーブル5に存在するか否か、すなわち、ソフトパッケージ6のインストールによって上書きされる上書き対象のファイルが存在するか否かを判定する(ステップ303)。ここでは、上書き対象のファイルが存在しないものとする。
次に、ファイルアクセス手段13は、ソフトパッケージ6を構成するファイルを、「ファイルのディレクトリパス」によって示される補助記憶装置4上の書込位置に書き込む(ステップ304)。
次に、オペレータは、サーバ2へのソフトパッケージ7のインストールを指示する(ステップ305)。ここでも、ソフトパッケージ7を構成するファイルの書き込み前に、ファイルグルーピング手段11およびファイル履歴管理手段12が介在する。
次に、ファイルグルーピング手段11は、ソフトパッケージ7を構成するファイルのファイル情報として、「ソフトパッケージ識別情報」と、「ファイルのディレクトリパス」と、を管理テーブル5に記録する(ステップ306)。
次に、ファイル履歴管理手段12は、ソフトパッケージ7を構成するファイルのファイル情報以外にそのファイルと「ファイルのディレクトリパス」が一致する他のファイル情報が管理テーブル5に存在するか否か、すなわち、ソフトパッケージ7のインストールによって上書きされる上書き対象のファイルが存在するか否かを判定する(ステップ307)。ここでは、「ファイルのディレクトリパス」が“aa/cc/d.txt”で一致する上書き対象のファイルが存在するものとする。
次に、ファイル履歴管理手段12は、ソフトパッケージ7を構成する上書き対象のファイルのインストール前の「ファイルのバイナリ」を補助記憶装置4から読み出し、その上書き対象のファイルのファイル情報として、読み出した「ファイルのバイナリ」を管理テーブル5に追加して記録する(ステップ308)。
次に、ファイルアクセス手段13は、ソフトパッケージ7を構成するファイルを、「ファイルのディレクトリパス」によって示される補助記憶装置4上の書込位置に書き込む(ステップ309)。
ここで、ソフトパッケージ7のインストールによりサーバ2のサーバ環境にて異常が発生したとする。この場合、まず、オペレータは、サーバ2からのソフトパッケージ7のアンストールを指示する(ステップ310)。
次に、ファイルグルーピング手段11は、ソフトパッケージ7の「ソフトパッケージ識別情報」をキーにして、ソフトパッケージ7を構成する削除対象のファイルの「ファイルのディレクトリパス」と「ファイルのバイナリ」とを管理テーブル5から抽出する(ステップ311)。
次に、ファイルアクセス手段13は、管理テーブル5から抽出された「ファイルのディレクトリパス」によって示される書込位置から削除対象のファイルを削除し(ステップ312)、さらに、管理テーブル5から「ファイルのバイナリ」が抽出されれば、その「ファイルのバイナリ」を、管理テーブル5から抽出された「ファイルのディレクトリパス」によって示される書込位置に書き込む(ステップ313)。
その後、ファイルグルーピング手段11は、ステップ312,313におけるファイルの削除や書き込みが全て終了したら、ステップ311で抽出された削除対象のファイルのファイル情報を管理テーブル5から削除する(ステップ314)。
上述したように本実施形態においては、ソフトウェアをインストールするたびに、そのソフトウェアを構成するファイルのファイル情報として、そのソフトウェアの識別情報と、そのファイルの記憶領域上の書込位置を示す書込位置情報と、のみを管理テーブル5に記録し、そのファイルのデータそのものは上書き対象のファイルの場合のみ記録している。
したがって、ソフトウェアのインストール前後のサーバ2のサーバ環境の差分を、少ない容量で管理することができるという効果が得られる。また、インストール後にサーバ2に異常が発生した場合などに、その原因分析を容易に行うことができるという効果が得られる。
また、本実施形態においては、ソフトウェアを構成するファイルのファイル情報として、そのソフトウェアの識別情報を記録し、ソフトウェア単位でファイルをグルーピングしているため、ソフトウェア単位のアンインストールが容易に行える。また、上書き対象のファイルについては、インストール前のデータを管理テーブル5に記録しているため、上書き前のデータを復元することができる。
したがって、サーバ2のサーバ環境を、インストール前の元の状態に容易に復元することができるという効果が得られる。
また、本実施形態においては、ソフトウェア管理装置1を主記憶装置3に設けているため、どのようなインストール手段によるインストールにも対応することができる。
したがって、ソフトウェアのインストール手段に関わらず、サーバ2のサーバ環境をインストール前の元の状態に容易に復元することができるという効果が得られる。例えば、アンインストール時に、ファイルバックアップなども事前に併せて行うような高度なインストール手段をソフトウェアが持っていなくても、インストール前の元の状態に容易に復元することができる。
(第2の実施形態)
図4に示すように、本実施形態のソフトウェア管理装置1は、サーバ2A,2Bの各々の主記憶装置3にソフトウェアプロセスとして常駐し、自サーバへのソフトウェアのインストール時に、そのソフトウェアを構成し自サーバの補助記憶装置4に転送されるファイルを監視し、ファイル管理に必要なファイル情報を管理テーブル5に記録する。
ソフトパッケージ6は、サーバ2A,2B上にインストールして使用するOS、ミドルウェア、アプリケーションなどのインストールパッケージである。
ソフトパッケージ7は、ソフトパッケージ6と同様にサーバ2A,2B上にインストールして使用するOS、ミドルウェア、アプリケーションなどのインストールパッケージであるが、ソフトパッケージ6とは内容(製品)が異なる。
サーバ2Aは、ソフトパッケージ6,7のインストール対象となるマシンである。
サーバ2Bは、ソフトパッケージ6,7のインストール対象でサーバ2Aと同一ハードウェア構成のマシンであり、サーバ2Aとネットワークを介して互いに接続されている。
ソフトウェア管理装置1は、ファイルグルーピング手段11と、ファイル履歴管理手段12と、ファイルアクセス手段13と、を有している。なお、本実施形態でインストール対象とするソフトパッケージは、第1の実施形態と同様にオペレータに指示されたソフトパッケージだけでなく、他のサーバから転送されてきたソフトパッケージも含まれる。
ファイルグルーピング手段11は、第1の実施形態と同様の動作を行う。その他、ファイルグルーピング手段11は、インストールされたソフトパッケージの他のサーバへのコピーが指示された場合、そのソフトパッケージの「ソフトパッケージ識別情報」をキーにして、そのソフトパッケージを構成するファイルの「ファイルのディレクトリパス」を管理テーブル5から抽出する。
ファイル履歴管理手段12は、第1の実施形態と同様の動作を行う。
ファイルアクセス手段13は、第1の実施形態と同様の動作を行う。その他、ファイルアクセス手段13は、インストールされたソフトパッケージの他のサーバへのコピーが指示された場合、管理テーブル5から抽出された「ファイルのディレクトリパス」によって示される補助記憶装置4上の書込位置からファイルを読み出し、読み出したファイルをネットワークを介して他のサーバに転送する。
以下、本実施形態のソフトウェア管理装置1の動作について、図5のフローチャートを参照して説明する。
まず、第1の実施形態と同様に、図3のステップ301〜ステップ304の処理を行い、サーバ2Aにソフトパッケージ6をインストールする(ステップ501)。
次に、オペレータは、サーバ2Aにインストールされたソフトパッケージ6のサーバ2Bへのコピーを指示する(ステップ502)。
すると、サーバ2A内のファイルグルーピング手段11は、ソフトパッケージ6を構成するファイルの「ファイルのディレクトリパス」を管理テーブル5から抽出し(ステップ503)、ファイルアクセス手段13は、「ファイルのディレクトリパス」によって示される補助記憶装置4上の書込位置からファイルを読み出し、読み出したファイルをネットワークを介してサーバ2Bに転送する(ステップ504)。
このとき、サーバ2Bの主記憶装置3にもファイル管理装置1が常駐しているため、サーバ2Aから転送されてサーバ2Bの補助記憶装置4へ書き込まれるファイルは監視され、結果的にサーバ2Bにおいても、サーバ2Aと同様のファイル情報が管理テーブル5に記録される(ステップ505)。
以降、サーバ2Aにソフトパッケージ7をインストールし、そのソフトパッケージ7をサーバ2Bにコピーする場合も、上記と同様のステップ501〜ステップ505の処理が行われるため、説明を省略する。
上述したように本実施形態においては、オペレータがソフトパッケージを指定するという単一の操作のみで他のサーバに対してソフトパッケージのインストールが行われる。また、オペレータによって行われた設定変更は、必ずそのソフトパッケージを構成するファイルのいずれかに保持されていることから、コピー元のサーバで行われた設定変更なども自動的に引き継がれる。
したがって、第1の実施形態と同様の効果に加えて、複数台のサーバに同一サーバ環境を容易に構築することができるという効果が得られる。
なお、ソフトウェア管理装置1の上述した機能は、その機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行するものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM等の記録媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク装置等の記憶装置を指す。さらに、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、インターネットを介してプログラムを送信する場合のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体もしくは伝送波)、その場合のサーバとなるコンピュータ内の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものを含む。
本発明の第1の実施形態のソフトウェア管理装置の構成を示す図である。 図1に示した管理テーブルに記録されるファイル情報の一例を示す図である。 図1に示したソフトウェア管理装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態のソフトウェア管理装置の構成を示す図である。である。 図4に示したソフトウェア管理装置の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 ソフトウェア管理装置
2,2A,2B サーバ
3 主記憶装置
4 補助記憶装置
5 管理テーブル
6,7 ソフトパッケージ
11 ファイルグルーピング手段
12 ファイル履歴管理手段
13 ファイルアクセス手段

Claims (7)

  1. サーバにインストールされるソフトウェアを管理するソフトウェア管理装置であって、
    ソフトウェアのインストールが指示されると、当該ソフトウェアを構成するファイルのファイル情報として、当該ソフトウェアの識別情報と、当該ファイルの記憶領域上の書込位置を示す位置情報と、を管理テーブルに記録するファイルグルーピング手段と、
    ソフトウェアのインストールが指示されると、当該ソフトウェアを構成するファイルのファイル情報以外に当該ファイルと位置情報が一致する他のファイル情報が前記管理テーブルに存在する場合に、当該ファイルのファイル情報として、当該ファイルのインストール前のデータを前記管理テーブルに追加して記録するファイル履歴管理手段と、
    ソフトウェアのインストールが指示されると、前記ファイル情報の記録が終了した後、当該ソフトウェアを構成するファイルを位置情報によって示される書込位置に書き込むファイルアクセス手段と、を有するソフトウェア管理装置。
  2. 前記ファイルグルーピング手段は、ソフトウェアのアンストールが指示されると、当該ソフトウェアの識別情報をキーにして、当該ソフトウェアを構成するファイルの位置情報とインストール前のデータとを前記管理テーブルから抽出し、
    前記ファイルアクセス手段は、ソフトウェアのアンストールが指示されると、前記管理テーブルから抽出された位置情報によって示される書込位置からファイルを削除し、さらに、前記管理テーブルからデータが抽出された場合は当該データを前記管理テーブルから抽出された位置情報によって示される書込位置に書き込む、請求項1に記載のソフトウェア管理装置。
  3. 前記ファイルグルーピング手段は、インストールしたソフトウェアの他のサーバへのコピーが指示されると、当該ソフトウェアの識別情報をキーにして、当該ソフトウェアを構成するファイルの位置情報を前記管理テーブルから抽出し、
    前記ファイルアクセス手段は、インストールしたソフトウェアの他のサーバへのコピーが指示されると、前記管理テーブルから抽出された位置情報によって示される書込位置からファイルを読み出し、読み出したファイルを前記他のサーバに転送する、請求項1または2に記載のソフトウェア管理装置。
  4. 前記ソフトウェア管理装置は、前記サーバの主記憶装置に設けられている、請求項1から3のいずれか1項に記載のソフトウェア管理装置。
  5. サーバにインストールされるソフトウェアを管理するコンピュータを、
    ソフトウェアのインストールが指示されると、当該ソフトウェアを構成するファイルのファイル情報として、当該ソフトウェアの識別情報と、当該ファイルの記憶領域上の書込位置を示す位置情報と、を管理テーブルに記録するファイルグルーピング手段と、
    ソフトウェアのインストールが指示されると、当該ソフトウェアを構成するファイルのファイル情報以外に当該ファイルと位置情報が一致する他のファイル情報が前記管理テーブルに存在する場合に、当該ファイルのファイル情報として、当該ファイルのインストール前のデータを前記管理テーブルに追加して記録するファイル履歴管理手段と、
    ソフトウェアのインストールが指示されると、前記ファイル情報の記録が終了した後、当該ソフトウェアを構成するファイルを位置情報によって示される書込位置に書き込むファイルアクセス手段と、として機能させるためのソフトウェア管理プログラム。
  6. 前記ファイルグルーピング手段は、ソフトウェアのアンストールが指示されると、当該ソフトウェアの識別情報をキーにして、当該ソフトウェアを構成するファイルの位置情報とインストール前のデータとを前記管理テーブルから抽出し、
    前記ファイルアクセス手段は、ソフトウェアのアンストールが指示されると、前記管理テーブルから抽出された位置情報によって示される書込位置からファイルを削除し、さらに、前記管理テーブルからデータが抽出された場合は当該データを前記管理テーブルから抽出された位置情報によって示される書込位置に書き込む、請求項5に記載のソフトウェア管理プログラム。
  7. 前記ファイルグルーピング手段は、インストールしたソフトウェアの他のサーバへのコピーが指示されると、当該ソフトウェアの識別情報をキーにして、当該ソフトウェアを構成するファイルの位置情報を前記管理テーブルから抽出し、
    前記ファイルアクセス手段は、インストールしたソフトウェアの他のサーバへのコピーが指示されると、前記管理テーブルから抽出された位置情報によって示される書込位置からファイルを読み出し、読み出したファイルを前記他のサーバに転送する、請求項5または6に記載のソフトウェア管理プログラム。
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