JPH10171635A - 分散環境におけるソフトウエア資源を管理するシステムと方法 - Google Patents
分散環境におけるソフトウエア資源を管理するシステムと方法Info
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- JPH10171635A JPH10171635A JP9268411A JP26841197A JPH10171635A JP H10171635 A JPH10171635 A JP H10171635A JP 9268411 A JP9268411 A JP 9268411A JP 26841197 A JP26841197 A JP 26841197A JP H10171635 A JPH10171635 A JP H10171635A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ソフトウエアをネットワーク上の各端末へ配
布する際、ネットワーク及びシステム管理者の負荷を小
さくする。 【解決手段】 被保守装置11のアプリケーションをバ
ージョンアップするとき、保守者装置1は、テーブル2
の現バージョンとアップバージョンとのファイル構成
5、9を比較して、更新の必要なファイルだけを選択し
て、被保守装置11に送信することができる。また、保
守者装置1は、アップバージョンの全ファイルを送信
し、被保守装置11がテーブル12の現バージョンとア
ップバージョンのファイル構成15、19とを比較し
て、受信ファイル中から更新の必要なファイルだけを選
択してインストールすることもできる。更に、被保守装
置11は、テーブル12の現バージョンと前バージョン
のファイル構成15、17を比較して、現バージョンの
アプリケーションを前バージョンに戻すこともできる。
布する際、ネットワーク及びシステム管理者の負荷を小
さくする。 【解決手段】 被保守装置11のアプリケーションをバ
ージョンアップするとき、保守者装置1は、テーブル2
の現バージョンとアップバージョンとのファイル構成
5、9を比較して、更新の必要なファイルだけを選択し
て、被保守装置11に送信することができる。また、保
守者装置1は、アップバージョンの全ファイルを送信
し、被保守装置11がテーブル12の現バージョンとア
ップバージョンのファイル構成15、19とを比較し
て、受信ファイル中から更新の必要なファイルだけを選
択してインストールすることもできる。更に、被保守装
置11は、テーブル12の現バージョンと前バージョン
のファイル構成15、17を比較して、現バージョンの
アプリケーションを前バージョンに戻すこともできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に、システム運
用管理分野における、遠隔地の端末へのソフトウエアの
配布やインストール及びバージョン管理等の、ソフトウ
エア資源を管理するシステムと管理方法及びこのシステ
ムに適用される端末に関する。
用管理分野における、遠隔地の端末へのソフトウエアの
配布やインストール及びバージョン管理等の、ソフトウ
エア資源を管理するシステムと管理方法及びこのシステ
ムに適用される端末に関する。
【0002】
【従来の技術】今日の分散環境の発達につれて、端末の
運用管理作業、例えば端末のソフトウエア資源の管理作
業にかかる時間やコストが増大している。従って、この
ような管理作業の時間やコストを低減させるためのツー
ルが必要とされている。
運用管理作業、例えば端末のソフトウエア資源の管理作
業にかかる時間やコストが増大している。従って、この
ような管理作業の時間やコストを低減させるためのツー
ルが必要とされている。
【0003】そして、ソフトウエア資源の運用管理に必
要な機能には次のようなものがある。
要な機能には次のようなものがある。
【0004】(1)ソフトウエア資源の配布やインスト
ール作業を遠隔地からオンラインで自動的に行う機能。
ール作業を遠隔地からオンラインで自動的に行う機能。
【0005】(2)被保守装置へ配布されインストール
されたソフトウエア資源の管理機能。
されたソフトウエア資源の管理機能。
【0006】これらの機能を実現するために従来より使
用されているツールは、その手順が複雑であったり、自
動化が充分ではなく、人手に頼る部分が多い場合があ
る。この為、システム管理者の負担が大きくなる。
用されているツールは、その手順が複雑であったり、自
動化が充分ではなく、人手に頼る部分が多い場合があ
る。この為、システム管理者の負担が大きくなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、遠隔地の端
末にアプリケーションを配布しインストールする場合、
どの端末マシンにどんなアプリケーションがインストー
ルされているかと云う情報や、そのアプリケーションの
バージョン等の情報を管理するには、人手がかかってい
たり、或いは、自動であっても手順が複雑であったりす
る。
末にアプリケーションを配布しインストールする場合、
どの端末マシンにどんなアプリケーションがインストー
ルされているかと云う情報や、そのアプリケーションの
バージョン等の情報を管理するには、人手がかかってい
たり、或いは、自動であっても手順が複雑であったりす
る。
【0008】また、アプリケーションの配布やインスト
ールを行う時、従来のツールはアプリケーションを構成
するファイルを全て配布するため、必然的にネットワー
クの負荷も大きくなり、運用管理に要する時間も多くか
かる。
ールを行う時、従来のツールはアプリケーションを構成
するファイルを全て配布するため、必然的にネットワー
クの負荷も大きくなり、運用管理に要する時間も多くか
かる。
【0009】そこで本発明は、端末の運用管理にかかる
時間やコストを改善するために、ソフトウエア資源の管
理手順を簡略化し、自動化する事により、システム管理
者の管理負荷を低減することを目的とする。
時間やコストを改善するために、ソフトウエア資源の管
理手順を簡略化し、自動化する事により、システム管理
者の管理負荷を低減することを目的とする。
【0010】また本発明は、ソフトウエアを各端末へネ
ットワークを介して配布する際の、ネットワークを流れ
るデータ量を少なくして、ネットワーク負荷を小さくす
ることを目的とする。
ットワークを介して配布する際の、ネットワークを流れ
るデータ量を少なくして、ネットワーク負荷を小さくす
ることを目的とする。
【0011】さらに本発明は、被保守者端末での負荷を
分散する事によって、管理者装置の負荷を小さくするこ
とを目的とする。
分散する事によって、管理者装置の負荷を小さくするこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ネットワーク
上に複数の端末が存在し、前記複数の端末は一台の保守
者装置と少なくとも一台の被保守装置とを含み、ソフト
ウエア資源が前記複数の端末に分散して管理されている
分散環境において、ソフトウエア資源を管理するための
新規なシステムを提供する。
上に複数の端末が存在し、前記複数の端末は一台の保守
者装置と少なくとも一台の被保守装置とを含み、ソフト
ウエア資源が前記複数の端末に分散して管理されている
分散環境において、ソフトウエア資源を管理するための
新規なシステムを提供する。
【0013】本発明の第1の側面に従うシステムでは、
保守者装置は、被保守装置内の各アプリケーションの、
現在のバージョンのファイル情報を表した現在の状態
と、バージョンアップ後のファイル情報を表した目的の
状態とを格納するためのアプリケーション管理テーブル
と、被保守装置内の各アプリケーションをバージョンア
ップするとき、アプリケーション管理テーブル内の該当
する現在の状態と目的の状態とを比較することにより、
各アプリケーションを構成するファイルの中から新たに
インストールすべきファイルを選択するファイル選択手
段と、選択したファイルを被保守装置に送信する送信手
段と、被保守装置内の各アプリケーションのバージョン
アップが終わったとき、アプリケーション管理テーブル
内の該当する現在の状態を、バージョンアップ後のファ
イル情報に更新するテーブル更新手段とを備える。ま
た、被保守装置は、選択されたファイルを保守者装置か
ら受信して被保守者装置にインストールするインストー
ル手段を備える。
保守者装置は、被保守装置内の各アプリケーションの、
現在のバージョンのファイル情報を表した現在の状態
と、バージョンアップ後のファイル情報を表した目的の
状態とを格納するためのアプリケーション管理テーブル
と、被保守装置内の各アプリケーションをバージョンア
ップするとき、アプリケーション管理テーブル内の該当
する現在の状態と目的の状態とを比較することにより、
各アプリケーションを構成するファイルの中から新たに
インストールすべきファイルを選択するファイル選択手
段と、選択したファイルを被保守装置に送信する送信手
段と、被保守装置内の各アプリケーションのバージョン
アップが終わったとき、アプリケーション管理テーブル
内の該当する現在の状態を、バージョンアップ後のファ
イル情報に更新するテーブル更新手段とを備える。ま
た、被保守装置は、選択されたファイルを保守者装置か
ら受信して被保守者装置にインストールするインストー
ル手段を備える。
【0014】このシステムによれば、保守者装置から複
数の被保守装置に、アップバージョンのファイルの全て
を送信するのではなく、更新又は追加が必要なファイル
のみを選択的に送信するので、ネットワークの負荷を小
さくすることが出来る。
数の被保守装置に、アップバージョンのファイルの全て
を送信するのではなく、更新又は追加が必要なファイル
のみを選択的に送信するので、ネットワークの負荷を小
さくすることが出来る。
【0015】本発明の第2の側面に従うシステムでは、
保守者装置は、被保守装置内の各アプリケーションをバ
ージョンアップするとき、各アプリケーションのアップ
バージョンのファイルとファイル情報とを被保守装置に
送信する送信手段を備える。また、被保守装置は、被保
守装置内の各アプリケーションの、現在のバージョンの
ファイル情報を表した現在の状態を格納するためのアプ
リケーション管理テーブルと、アップバージョンのファ
イルとファイル情報とを保守者装置から受信したとき、
アプリケーション管理テーブル内の該当する現在の状態
と、受信したファイル情報とを比較することにより、受
信したファイルの中から新たにインストールすべきファ
イルを選択するファイル選択手段と、選択されたファイ
ルを被保守者装置にインストールするインストール手段
と、選択されたファイルのインストールが終わったと
き、アプリケーション管理テーブル内の該当する現在の
状態を、インストール終了後のファイル情報に更新する
テーブル更新手段とを備える。
保守者装置は、被保守装置内の各アプリケーションをバ
ージョンアップするとき、各アプリケーションのアップ
バージョンのファイルとファイル情報とを被保守装置に
送信する送信手段を備える。また、被保守装置は、被保
守装置内の各アプリケーションの、現在のバージョンの
ファイル情報を表した現在の状態を格納するためのアプ
リケーション管理テーブルと、アップバージョンのファ
イルとファイル情報とを保守者装置から受信したとき、
アプリケーション管理テーブル内の該当する現在の状態
と、受信したファイル情報とを比較することにより、受
信したファイルの中から新たにインストールすべきファ
イルを選択するファイル選択手段と、選択されたファイ
ルを被保守者装置にインストールするインストール手段
と、選択されたファイルのインストールが終わったと
き、アプリケーション管理テーブル内の該当する現在の
状態を、インストール終了後のファイル情報に更新する
テーブル更新手段とを備える。
【0016】このシステムによれば、保守者装置がアッ
プバージョンのファイルとファイル情報とを被保守者装
置に送信すると、各被保守装置が各々のアプリケーショ
ン管理テーブルを参照してインストールが必要なファイ
ルを選択して、自動的にインストールする。したがっ
て、バージョンアップの処理が各被保守装置に分散する
ので、保守者装置の負荷を小さくすることが出来る。
プバージョンのファイルとファイル情報とを被保守者装
置に送信すると、各被保守装置が各々のアプリケーショ
ン管理テーブルを参照してインストールが必要なファイ
ルを選択して、自動的にインストールする。したがっ
て、バージョンアップの処理が各被保守装置に分散する
ので、保守者装置の負荷を小さくすることが出来る。
【0017】本発明の第3の側面に従うシステムでは、
保守者装置は、被保守装置に対して各アプリケーション
のバージョンを戻すための命令を送信する送信手段を備
える。また、被保守装置は、被保守装置内の各アプリケ
ーションの、現在のバージョンのファイル情報を表した
現在の状態と、前のバージョンのファイル情報を表した
前の状態とを格納するためのアプリケーション管理テー
ブルと、保守者装置からの命令に応答して、アプリケー
ション管理テーブル内の該当する現在の状態と前の状態
とを比較することにより、前のバージョンの内容に戻す
べきファイルを選択するファイル選択手段と、選択され
たファイルを前のバージョンの内容に戻すバージョン戻
し手段と、選択されたファイルが前のバージョンの内容
に戻された後、アプリケーション管理テーブルの現在の
状態を前の状態に更新するテーブル更新手段とを備え
る。
保守者装置は、被保守装置に対して各アプリケーション
のバージョンを戻すための命令を送信する送信手段を備
える。また、被保守装置は、被保守装置内の各アプリケ
ーションの、現在のバージョンのファイル情報を表した
現在の状態と、前のバージョンのファイル情報を表した
前の状態とを格納するためのアプリケーション管理テー
ブルと、保守者装置からの命令に応答して、アプリケー
ション管理テーブル内の該当する現在の状態と前の状態
とを比較することにより、前のバージョンの内容に戻す
べきファイルを選択するファイル選択手段と、選択され
たファイルを前のバージョンの内容に戻すバージョン戻
し手段と、選択されたファイルが前のバージョンの内容
に戻された後、アプリケーション管理テーブルの現在の
状態を前の状態に更新するテーブル更新手段とを備え
る。
【0018】このシステムによれば、保守者装置が、前
のバージョンに戻す命令を被保守装置に送信すれば、被
保守装置がアプリケーション管理テーブルに基づいて被
保守装置のアプリケーションを前のバージョンに自動的
に戻す。
のバージョンに戻す命令を被保守装置に送信すれば、被
保守装置がアプリケーション管理テーブルに基づいて被
保守装置のアプリケーションを前のバージョンに自動的
に戻す。
【0019】本発明の第4の側面に従うシステムでは、
被保守装置内の各アプリケーションの、変更前のファイ
ル情報を表した第1の状態と、変更後のファイル情報を
表した第2の状態とを格納するためのアプリケーション
管理テーブルと、被保守装置内の各アプリケーションの
ファイルを変更したときアプリケーション管理テーブル
を更新するテーブル更新手段とを備える。
被保守装置内の各アプリケーションの、変更前のファイ
ル情報を表した第1の状態と、変更後のファイル情報を
表した第2の状態とを格納するためのアプリケーション
管理テーブルと、被保守装置内の各アプリケーションの
ファイルを変更したときアプリケーション管理テーブル
を更新するテーブル更新手段とを備える。
【0020】このシステムによれば、被保守装置内のア
プリケーションのバージョンアップやバージョンを戻す
作業を保守者装置から被保守装置に対して自動的に行う
場合、保守装置側にて、アプリケーション管理テーブル
を基にインストールに必要なファイルを選択することに
より、被保守装置に送信するファイルの数を減少させ、
それによりネットワークの負荷を軽減したり、或は、被
保守装置側にて、アプリケーション管理テーブルを基に
インストールに必要なファイルを選択することにより、
保守者装置の負荷を低減させるなど、柔軟な方法で作業
を行うことができる。また、アプリケーションを前のバ
ージョンに戻すときにも、戻すファイルの個数を減少さ
せ保守者装置の負担を軽減できる。
プリケーションのバージョンアップやバージョンを戻す
作業を保守者装置から被保守装置に対して自動的に行う
場合、保守装置側にて、アプリケーション管理テーブル
を基にインストールに必要なファイルを選択することに
より、被保守装置に送信するファイルの数を減少させ、
それによりネットワークの負荷を軽減したり、或は、被
保守装置側にて、アプリケーション管理テーブルを基に
インストールに必要なファイルを選択することにより、
保守者装置の負荷を低減させるなど、柔軟な方法で作業
を行うことができる。また、アプリケーションを前のバ
ージョンに戻すときにも、戻すファイルの個数を減少さ
せ保守者装置の負担を軽減できる。
【0021】好ましくは、保守者装置及び被保守装置の
双方がアプリケーション管理テーブルを備える。それに
より、保守者装置が何らかの障害などで、アプリケーシ
ョン管理テーブルを失った場合でも、被保守装置からア
プリケーション管理テーブルの内容を得ることも出来
る。また、好ましくは、アプリケーション管理テーブル
には、各プリケーションの前バージョン、現在バージョ
ン及びアップバージョンのファイル情報が保持される。
それにより、アプリケーションのバージョンアップ及び
バージョン戻しの双方の作業に対応できる。
双方がアプリケーション管理テーブルを備える。それに
より、保守者装置が何らかの障害などで、アプリケーシ
ョン管理テーブルを失った場合でも、被保守装置からア
プリケーション管理テーブルの内容を得ることも出来
る。また、好ましくは、アプリケーション管理テーブル
には、各プリケーションの前バージョン、現在バージョ
ン及びアップバージョンのファイル情報が保持される。
それにより、アプリケーションのバージョンアップ及び
バージョン戻しの双方の作業に対応できる。
【0022】このように本発明によれば、被保守装置へ
のソフトウエア資源の配布やインストール作業、または
前のバージョンに戻す作業等の自動化において、オペレ
ーションが簡略化され、もって、管理者が行うソフトウ
エア資源の管理作業の負荷を軽減することが出来る。特
に、ソフトウエア資源の過去、現在、将来のバージョン
の情報を、保守者装置および被保守装置のいずれでも管
理することが出来るようにする事により、インストール
作業やバージョンを戻す作業の操作が簡略化され、作業
時間の短縮が可能となる。
のソフトウエア資源の配布やインストール作業、または
前のバージョンに戻す作業等の自動化において、オペレ
ーションが簡略化され、もって、管理者が行うソフトウ
エア資源の管理作業の負荷を軽減することが出来る。特
に、ソフトウエア資源の過去、現在、将来のバージョン
の情報を、保守者装置および被保守装置のいずれでも管
理することが出来るようにする事により、インストール
作業やバージョンを戻す作業の操作が簡略化され、作業
時間の短縮が可能となる。
【0023】なお、本発明のシステムを実現するための
保守者装置及び被保守者装置用のコンピュータプログラ
ムは、各種のディスク型ストレージや各種の半導体メモ
リや通信ネットワークなどを通じて、個々の端末にイン
ストール又はロードすることができる。
保守者装置及び被保守者装置用のコンピュータプログラ
ムは、各種のディスク型ストレージや各種の半導体メモ
リや通信ネットワークなどを通じて、個々の端末にイン
ストール又はロードすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の分散環境に於け
るソフトウエア資源の管理方式を説明するための、端末
のアプリケーション管理構成図である。図1において、
ネットワーク10には、管理者が操作する保守者装置1
及び一台または複数台の被保守装置11等の端末マシン
が接続されている。保守者装置1はマネージャプロセス
3を実行でき、更に、アプリケーションの「現在の状
態」5と「前の状態」7及びアプリケーション変更後の
「目的の状態」9を表したアプリケーション管理テーブ
ル2が格納されている。
るソフトウエア資源の管理方式を説明するための、端末
のアプリケーション管理構成図である。図1において、
ネットワーク10には、管理者が操作する保守者装置1
及び一台または複数台の被保守装置11等の端末マシン
が接続されている。保守者装置1はマネージャプロセス
3を実行でき、更に、アプリケーションの「現在の状
態」5と「前の状態」7及びアプリケーション変更後の
「目的の状態」9を表したアプリケーション管理テーブ
ル2が格納されている。
【0025】また、個々の被保守装置11はエージェン
トプロセス13を実行することができ、保守者装置1と
同様に、アプリケーションの「現在の状態」15と「前
の状態」17及びアプリケーション変更後の「目的の状
態」19を表したアプリケーション管理テーブル12が
格納されている。
トプロセス13を実行することができ、保守者装置1と
同様に、アプリケーションの「現在の状態」15と「前
の状態」17及びアプリケーション変更後の「目的の状
態」19を表したアプリケーション管理テーブル12が
格納されている。
【0026】各被保守装置11は、それにインストール
されているアプリケーションの各々毎にアプリケーショ
ン管理テーブル12を有している。一方、保守者装置1
は、被保守装置11の各々毎に、かつ各被保守装置11
にインストールされているアプリケーションの各々毎に
アプリケーション管理テーブル2を有している。例え
ば、被保守装置11が2台あって、各被保守装置11に
3種類のアプリケーションがインストールされている場
合には、各被保守装置11はその3種類のアプリケーシ
ョンに対応した3つのアプリケーション管理テーブル1
2を有しているが、保守者装置1は、2台の被保守装置
11の各々3種類のアプリケーションに対応した6つの
アプリケーション管理テーブル12を有している。
されているアプリケーションの各々毎にアプリケーショ
ン管理テーブル12を有している。一方、保守者装置1
は、被保守装置11の各々毎に、かつ各被保守装置11
にインストールされているアプリケーションの各々毎に
アプリケーション管理テーブル2を有している。例え
ば、被保守装置11が2台あって、各被保守装置11に
3種類のアプリケーションがインストールされている場
合には、各被保守装置11はその3種類のアプリケーシ
ョンに対応した3つのアプリケーション管理テーブル1
2を有しているが、保守者装置1は、2台の被保守装置
11の各々3種類のアプリケーションに対応した6つの
アプリケーション管理テーブル12を有している。
【0027】各アプリケーション管理テーブル1、12
には、対応するアプリケーションの「現在の状態」15
と「前の状態」17と「目的の状態」19とが格納され
ているが、各状態15、17、19の内容は、図2に例
示するように、アプリケーションを構成するファイルの
名前、ディレクトリ、サイズ、作成日付等のファイル情
報から構成されている。
には、対応するアプリケーションの「現在の状態」15
と「前の状態」17と「目的の状態」19とが格納され
ているが、各状態15、17、19の内容は、図2に例
示するように、アプリケーションを構成するファイルの
名前、ディレクトリ、サイズ、作成日付等のファイル情
報から構成されている。
【0028】このように、各マシン1、11が各アプリ
ケーション毎に、アプリケーション管理テーブル2、1
2を持つことにより、以下に詳述するように、分散環境
に於けるソフトウエア資源のアプリケーション管理を容
易にすることが出来る。
ケーション毎に、アプリケーション管理テーブル2、1
2を持つことにより、以下に詳述するように、分散環境
に於けるソフトウエア資源のアプリケーション管理を容
易にすることが出来る。
【0029】管理者は、保守者装置1から被保守装置1
1へアプリケーションを配布しインストールすることに
より、被保守装置11のアプリケーションをバージョン
アップすることができる。このとき、インストール作業
の自動/手動起動を管理者が任意に選択できる。さら
に、管理者は、保守者装置1から被保守装置11のアプ
リケーションを前のバージョンに戻すこともできる。
1へアプリケーションを配布しインストールすることに
より、被保守装置11のアプリケーションをバージョン
アップすることができる。このとき、インストール作業
の自動/手動起動を管理者が任意に選択できる。さら
に、管理者は、保守者装置1から被保守装置11のアプ
リケーションを前のバージョンに戻すこともできる。
【0030】以下に、本実施形態の動作を詳述する。最
初に、遠隔の被保守装置にアプリケーションを配布し自
動インストールを行い、そのアプリケーションの管理を
行うための本実施形態の動作を説明する。
初に、遠隔の被保守装置にアプリケーションを配布し自
動インストールを行い、そのアプリケーションの管理を
行うための本実施形態の動作を説明する。
【0031】アプリケーションの配布・インストールの
方法には、ネットワークの負荷を小さくする方法と、管
理者装置の負荷を小さくする方法の二種類がある。各方
法を以下に詳述する。
方法には、ネットワークの負荷を小さくする方法と、管
理者装置の負荷を小さくする方法の二種類がある。各方
法を以下に詳述する。
【0032】1.ネットワークの負荷を小さくする配布
・インストール方法図3は、ネットワーク負荷を小さく
してアプリケーションを配布・インストールする場合の
情報の流れを示す。また、図4は、この場合の処理の流
れを示す。
・インストール方法図3は、ネットワーク負荷を小さく
してアプリケーションを配布・インストールする場合の
情報の流れを示す。また、図4は、この場合の処理の流
れを示す。
【0033】前述したように、各マシンの各アプリケー
ション管理テーブル2、12には、対応するアプリケー
ションの「目的の状態」9、19、「現在の状態」5、
15及び「前の状態」7、17が格納されている。「目
的の状態」9、19とは、そのアプリケーションの今イ
ンストールしようとしている新しいバージョンのファイ
ル情報であり、「現在の状態」5とは、そのアプリケー
ションの現在のバージョンのファイル情報であり、「前
の状態」7とは、そのアプリケーションの前のバージョ
ンのファイル情報である。
ション管理テーブル2、12には、対応するアプリケー
ションの「目的の状態」9、19、「現在の状態」5、
15及び「前の状態」7、17が格納されている。「目
的の状態」9、19とは、そのアプリケーションの今イ
ンストールしようとしている新しいバージョンのファイ
ル情報であり、「現在の状態」5とは、そのアプリケー
ションの現在のバージョンのファイル情報であり、「前
の状態」7とは、そのアプリケーションの前のバージョ
ンのファイル情報である。
【0034】以下の手順で、アプリケーションのバージ
ョンアップが行われる。
ョンアップが行われる。
【0035】先ず、管理者は、保守者装置1内の各被保
守装置11とバージョンアップ対象のアプリケーション
とに対応したアプリケーション管理テーブル2に、アプ
リケーションの「目的の状態」9を登録し、インストー
ル作業の自動/手動起動命令をマネージャープロセス3
に登録する(図4、ステップS1)。さらに、管理者
は、バージョンアップするアプリケーションのソースデ
ィレクトリをマネージャプロセス3に登録する(S
2)。
守装置11とバージョンアップ対象のアプリケーション
とに対応したアプリケーション管理テーブル2に、アプ
リケーションの「目的の状態」9を登録し、インストー
ル作業の自動/手動起動命令をマネージャープロセス3
に登録する(図4、ステップS1)。さらに、管理者
は、バージョンアップするアプリケーションのソースデ
ィレクトリをマネージャプロセス3に登録する(S
2)。
【0036】すると、マネージャプロセス3は、各被保
守装置11毎に、アプリケーション管理テーブル2の
「目的の状態」9と「現在の状態」5とを比較し(S
3)、比較結果に従って、各被保守装置11毎に、新た
にインストールすべきファイル(つまり、「目的の状
態」9と「現在の状態」5とが相違するファイル)を選
定し、そのファイルをインストールするための、インス
トールスクリプトを作成する(S4)。次に、マネージ
ャプロセス3は、選定したインストールに必要なファイ
ルと、「目的の状態」19と、作成したインストールス
クリプトと、インストール作業の自動/手動起動の命令
とを、各被保守装置11に送信する(S5)。
守装置11毎に、アプリケーション管理テーブル2の
「目的の状態」9と「現在の状態」5とを比較し(S
3)、比較結果に従って、各被保守装置11毎に、新た
にインストールすべきファイル(つまり、「目的の状
態」9と「現在の状態」5とが相違するファイル)を選
定し、そのファイルをインストールするための、インス
トールスクリプトを作成する(S4)。次に、マネージ
ャプロセス3は、選定したインストールに必要なファイ
ルと、「目的の状態」19と、作成したインストールス
クリプトと、インストール作業の自動/手動起動の命令
とを、各被保守装置11に送信する(S5)。
【0037】被保守装置11で動作しているエージェン
トプロセス13は、保守者装置1からインストールスク
リプトとインストールするファイルと「目的の状態」5
とを受信した後、バージョンアップ対象アプリケーショ
ンの書換え対象となっている現在のファイル(つまり、
受信したファイルと同名の現在のファイル)のバックア
ップを行う(S6)。さらに、エージェントプロセス1
3は、バージョンアップ対象アプリケーションに対応し
たアプリケーション管理テーブル12の「現在の状態」
15を「前の状態」17にコピーし、かつ、「目的の状
態」19に受信した「目的の状態」5を書込む(S
6)。
トプロセス13は、保守者装置1からインストールスク
リプトとインストールするファイルと「目的の状態」5
とを受信した後、バージョンアップ対象アプリケーショ
ンの書換え対象となっている現在のファイル(つまり、
受信したファイルと同名の現在のファイル)のバックア
ップを行う(S6)。さらに、エージェントプロセス1
3は、バージョンアップ対象アプリケーションに対応し
たアプリケーション管理テーブル12の「現在の状態」
15を「前の状態」17にコピーし、かつ、「目的の状
態」19に受信した「目的の状態」5を書込む(S
6)。
【0038】次に、エージェントプロセス13は、イン
ストール作業が自動起動に設定されているかどうか判断
し(S7)、自動起動に設定されている場合は、インス
トールスクリプトを起動する(S8)。尚、手動起動に
設定されている場合は、ユーザの起動待ちとなる(S
8’)。
ストール作業が自動起動に設定されているかどうか判断
し(S7)、自動起動に設定されている場合は、インス
トールスクリプトを起動する(S8)。尚、手動起動に
設定されている場合は、ユーザの起動待ちとなる(S
8’)。
【0039】次に、エージェントプロセス13は、イン
ストールプロセス20を起動した直後から、短いインタ
ーバルで、インストールプロセス20が存在しているか
どうか(つまり、インストールプロセス20が終了して
ないかどうか)を監視し(S9)、終了してなければこ
の監視動作を繰り返す(S11)。これと並行して、エ
ージェントプロセス13は、長いインターバルで、現在
のファイル構成を調べ(S10)、その現在のファイル
構成がアプリケーション管理テーブル12の「目的の状
態」19と同じになっているかどうかをチェックし(S
10)、まだ同じになってなければ、このチェック動作
を繰り返す。
ストールプロセス20を起動した直後から、短いインタ
ーバルで、インストールプロセス20が存在しているか
どうか(つまり、インストールプロセス20が終了して
ないかどうか)を監視し(S9)、終了してなければこ
の監視動作を繰り返す(S11)。これと並行して、エ
ージェントプロセス13は、長いインターバルで、現在
のファイル構成を調べ(S10)、その現在のファイル
構成がアプリケーション管理テーブル12の「目的の状
態」19と同じになっているかどうかをチェックし(S
10)、まだ同じになってなければ、このチェック動作
を繰り返す。
【0040】その後、インストールプロセス20が終了
するか、または現在のファイル構成が「目的の状態」1
9と同じになると、エージェントプロセス13は、その
現在のファイル構成を、アプリケーション管理テーブル
12の「現在の状態」15に登録する(S13)。
するか、または現在のファイル構成が「目的の状態」1
9と同じになると、エージェントプロセス13は、その
現在のファイル構成を、アプリケーション管理テーブル
12の「現在の状態」15に登録する(S13)。
【0041】次に、エージェントプロセス13は、アプ
リケーション管理テーブル12の「目的の状態」19と
「現在の状態」15を比較し(S14)、その結果、
「目的の状態」19と「現在の状態」15が同じであれ
ば(S15)、保守者装置1に「インストール成功」の
報告を返し(S16)、一方、2つの状態19、15が
異なっていれば、「インストール失敗」の報告を返す
(S17)。また、エージェントプロセス13は、上記
報告と共に、アプリケーション管理テーブル12の「現
在の状態」15も保守者装置1へ送信する。
リケーション管理テーブル12の「目的の状態」19と
「現在の状態」15を比較し(S14)、その結果、
「目的の状態」19と「現在の状態」15が同じであれ
ば(S15)、保守者装置1に「インストール成功」の
報告を返し(S16)、一方、2つの状態19、15が
異なっていれば、「インストール失敗」の報告を返す
(S17)。また、エージェントプロセス13は、上記
報告と共に、アプリケーション管理テーブル12の「現
在の状態」15も保守者装置1へ送信する。
【0042】すると、保守者装置1のマネージャプロセ
ス3は、エージェントプロセス13からの上記報告に従
って、インストールが成功したかどうかを画面に出力
し、管理者に報告する。また、インストールが成功した
場合には、マネージャプロセス3は、該当のアプリケー
ション管理テーブル2の「現在の状態」5を「前の状
態」7にコピーし、被保守装置11のエージェントプロ
セス13から報告された「現在の状態」15をアプリケ
ーション管理テーブル2の「現在の状態」5に登録する
(S18)。
ス3は、エージェントプロセス13からの上記報告に従
って、インストールが成功したかどうかを画面に出力
し、管理者に報告する。また、インストールが成功した
場合には、マネージャプロセス3は、該当のアプリケー
ション管理テーブル2の「現在の状態」5を「前の状
態」7にコピーし、被保守装置11のエージェントプロ
セス13から報告された「現在の状態」15をアプリケ
ーション管理テーブル2の「現在の状態」5に登録する
(S18)。
【0043】以上で配布・インストール作業が終了す
る。インストール対象アプリケーションを構成するファ
イルの内、マネージャプロセス3によって選定されたフ
ァイルだけがネットワーク10上に出されるので、ネッ
トワークの負荷が小さい。
る。インストール対象アプリケーションを構成するファ
イルの内、マネージャプロセス3によって選定されたフ
ァイルだけがネットワーク10上に出されるので、ネッ
トワークの負荷が小さい。
【0044】2. 保守者装置1の負荷を小さくする配
布・インストール方法 図5は、保守者装置1の負荷を小さくしてアプリケーシ
ョンを配布・インストールする場合の情報の流れを示
す。また、図6は、この場合の処理の流れを示す。アプ
リケーションのバージョンアップは次の手順で行われ
る。
布・インストール方法 図5は、保守者装置1の負荷を小さくしてアプリケーシ
ョンを配布・インストールする場合の情報の流れを示
す。また、図6は、この場合の処理の流れを示す。アプ
リケーションのバージョンアップは次の手順で行われ
る。
【0045】先ず、管理者は、保守者装置1内の該当す
るアプリケーション管理テーブル2に「目的の状態」9
を登録し、また、インストール作業の自動/手動起動命
令をマネージャプロセス3に登録する(S21)。ま
た、管理者は、バージョンアップ対象アプリケーション
のソースディレクトリをマネージャプロセス3に登録す
る(S22)。マネージャプロセス3は、各被保守装置
11に、インストールするアプリケーションの全ファイ
ルと、アプリケーションの「目的の状態」9と、インス
トール作業の自動/手動起動命令とを送信する(S2
3)。
るアプリケーション管理テーブル2に「目的の状態」9
を登録し、また、インストール作業の自動/手動起動命
令をマネージャプロセス3に登録する(S21)。ま
た、管理者は、バージョンアップ対象アプリケーション
のソースディレクトリをマネージャプロセス3に登録す
る(S22)。マネージャプロセス3は、各被保守装置
11に、インストールするアプリケーションの全ファイ
ルと、アプリケーションの「目的の状態」9と、インス
トール作業の自動/手動起動命令とを送信する(S2
3)。
【0046】すると、被保守者装置11で動作している
エージェントプロセス13が、送信されてきた「目的の
状態」9とアプリケーション管理テーブル12の「現在
の状態」15とを比較し(S24)、比較結果に従っ
て、新たにインストールすべきファイル(つまり、状態
9、15が相違するファイル)を選定し、そのファイル
をインストールするための、インストールスクリプトを
作成する(S25)。
エージェントプロセス13が、送信されてきた「目的の
状態」9とアプリケーション管理テーブル12の「現在
の状態」15とを比較し(S24)、比較結果に従っ
て、新たにインストールすべきファイル(つまり、状態
9、15が相違するファイル)を選定し、そのファイル
をインストールするための、インストールスクリプトを
作成する(S25)。
【0047】次に、エージェントプロセス13は、書換
えられる現在のファイル(つまり、選定したインストー
ル対象ファイルと同名の現在のファイル)のバックアッ
プを取り、また、アプリケーション管理テーブル12の
「現在の状態」15を「前の状態」17にコピーし、選
定したインストール対象ファイルの構成(フィル情報)
を「目的の状態」19に登録する(S26)。
えられる現在のファイル(つまり、選定したインストー
ル対象ファイルと同名の現在のファイル)のバックアッ
プを取り、また、アプリケーション管理テーブル12の
「現在の状態」15を「前の状態」17にコピーし、選
定したインストール対象ファイルの構成(フィル情報)
を「目的の状態」19に登録する(S26)。
【0048】次に、エージェントプロセス13は、イン
ストール作業が自動起動に設定されているかどうか判断
し(S27)、自動起動に設定されている場合は、イン
ストールスクリプトを起動する(S28)。尚、手動起
動に設定されている場合はユーザの起動待ちとなる(S
28’)。
ストール作業が自動起動に設定されているかどうか判断
し(S27)、自動起動に設定されている場合は、イン
ストールスクリプトを起動する(S28)。尚、手動起
動に設定されている場合はユーザの起動待ちとなる(S
28’)。
【0049】インストールプロセス20が起動した後の
動作は、既に説明した「ネットワークの負荷を小さくす
る方法」の動作と同じである。この場合、被保守装置1
1が受信した全ファイルのうち、エージェントプロセス
13によって選定されたインストール対象ファイルだけ
がインストールされることになる。
動作は、既に説明した「ネットワークの負荷を小さくす
る方法」の動作と同じである。この場合、被保守装置1
1が受信した全ファイルのうち、エージェントプロセス
13によって選定されたインストール対象ファイルだけ
がインストールされることになる。
【0050】このインストール法では、インストール対
象ファイルの選定やインストールスクリプトの作成の作
業が各被保守装置11に分散されるので、保守者装置1
の負荷が小さい。
象ファイルの選定やインストールスクリプトの作成の作
業が各被保守装置11に分散されるので、保守者装置1
の負荷が小さい。
【0051】次に、本実施形態において被保守装置11
のアプリケーションを前のバージョンに戻す動作につい
て説明する。
のアプリケーションを前のバージョンに戻す動作につい
て説明する。
【0052】図7は、被保守装置11のアプリケーショ
ンを前のバージョンに戻す場合の情報の流れを示す。ま
た、図8はこの場合の処理の流れを示す。次の手順でア
プリケーションの前のバージョンへの戻しが行われる。
ンを前のバージョンに戻す場合の情報の流れを示す。ま
た、図8はこの場合の処理の流れを示す。次の手順でア
プリケーションの前のバージョンへの戻しが行われる。
【0053】管理者は、アプリケーションを前のバージ
ョンに戻す命令と、インストール作業の自動/手動起動
の命令とを、保守者装置1のマネージャプロセス3に登
録する(S41)。マネージャプロセス3は、被保守装
置11に上記の命令を送信する(S42)。
ョンに戻す命令と、インストール作業の自動/手動起動
の命令とを、保守者装置1のマネージャプロセス3に登
録する(S41)。マネージャプロセス3は、被保守装
置11に上記の命令を送信する(S42)。
【0054】命令を受けた被保守装置11のエージェン
トプロセス13は、アプリケーション管理テーブル12
の「前の状態」17と「現在の状態」15とを比較し、
状態17、15間に相違があるファイルを選定する(S
43)。
トプロセス13は、アプリケーション管理テーブル12
の「前の状態」17と「現在の状態」15とを比較し、
状態17、15間に相違があるファイルを選定する(S
43)。
【0055】次に、エージェントプロセス13は、イン
ストール作業が自動起動に設定されているかどうか判断
し(S44)、自動起動に設定されている場合、選定し
たファイルを、以前にバージョンアップしたときにバッ
クアップとして保存しておいた前の状態のファイルを用
いて元に戻す(S45)。尚、インストール作業が手動
起動に設定されている場合は、ユーザの起動待ちとなる
(S45’)。
ストール作業が自動起動に設定されているかどうか判断
し(S44)、自動起動に設定されている場合、選定し
たファイルを、以前にバージョンアップしたときにバッ
クアップとして保存しておいた前の状態のファイルを用
いて元に戻す(S45)。尚、インストール作業が手動
起動に設定されている場合は、ユーザの起動待ちとなる
(S45’)。
【0056】上記の作業が終了したら、エージェントプ
ロセス13は、現在のファイルの構成をアプリケーショ
ン管理テーブル12の「現在の状態」15に登録する
(S46)。次に、エージェントプロセス13は、アプ
リケーション管理テーブル12の「前の状態」17と
「現在の状態」15を比較し(S47)、2つの状態1
7、15が同じであれば(S48)、保守者装置1に
「インストール成功」の報告を行ない(S49)、2つ
の状態17、15が異なっていれば(S48)、「イン
ストール失敗」の報告を行う(S50)。また、エージ
ェントプロセス13は、上記報告と共に、アプリケーシ
ョン管理テーブル12の「現在の状態」15も保守者装
置1に送信する(S49,S50)。
ロセス13は、現在のファイルの構成をアプリケーショ
ン管理テーブル12の「現在の状態」15に登録する
(S46)。次に、エージェントプロセス13は、アプ
リケーション管理テーブル12の「前の状態」17と
「現在の状態」15を比較し(S47)、2つの状態1
7、15が同じであれば(S48)、保守者装置1に
「インストール成功」の報告を行ない(S49)、2つ
の状態17、15が異なっていれば(S48)、「イン
ストール失敗」の報告を行う(S50)。また、エージ
ェントプロセス13は、上記報告と共に、アプリケーシ
ョン管理テーブル12の「現在の状態」15も保守者装
置1に送信する(S49,S50)。
【0057】マネージャプロセス3は、エージェントプ
ロセス13からの報告に従って、インストールが成功し
たかどうかを画面に出力し、管理者に報告する。また、
マネージャプロセス3は、アプリケーション管理テーブ
ル2の「前の状態」7を削除し、被保守装置11から報
告された「現在の状態」15をアプリケーション管理テ
ーブルの「現在の状態」5に登録する(S51)。
ロセス13からの報告に従って、インストールが成功し
たかどうかを画面に出力し、管理者に報告する。また、
マネージャプロセス3は、アプリケーション管理テーブ
ル2の「前の状態」7を削除し、被保守装置11から報
告された「現在の状態」15をアプリケーション管理テ
ーブルの「現在の状態」5に登録する(S51)。
【0058】以上のようにして、ネットワーク10又は
保守者装置1の負荷を軽くしてアプリケーションのバー
ジョンアップを行ったり、アプリケーションを前のバー
ジョンに戻すことが出来る。上記の実施形態は一例であ
って、本発明はその要旨を逸脱することなく、改良、変
形、修正を加えた他の形態でも実施することができる。
保守者装置1の負荷を軽くしてアプリケーションのバー
ジョンアップを行ったり、アプリケーションを前のバー
ジョンに戻すことが出来る。上記の実施形態は一例であ
って、本発明はその要旨を逸脱することなく、改良、変
形、修正を加えた他の形態でも実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のアプリケーション管理構
成を示すブロック図。
成を示すブロック図。
【図2】アプリケーション管理テーブルを構成する各状
態の内容を例示する図。
態の内容を例示する図。
【図3】同実施形態においてネットワーク負荷を小さく
してアプリケーションをインストールする場合の情報の
流れを示すブロック図。
してアプリケーションをインストールする場合の情報の
流れを示すブロック図。
【図4】同実施形態においてネットワーク負荷を小さく
してアプリケーションをインストールする場合の処理の
流れを示すフローチャート。
してアプリケーションをインストールする場合の処理の
流れを示すフローチャート。
【図5】同実施形態において保守者装置の負荷を小さく
してアプリケーションをインストールする場合の情報の
流れを示すブロック図。
してアプリケーションをインストールする場合の情報の
流れを示すブロック図。
【図6】同実施形態において保守者装置の負荷を小さく
してアプリケーションをインストールする場合の処理の
流れを示すフローチャート。
してアプリケーションをインストールする場合の処理の
流れを示すフローチャート。
【図7】同実施形態においてアプリケーションを前のバ
ージョンに戻す場合の情報の流れを示すブロック図。
ージョンに戻す場合の情報の流れを示すブロック図。
【図8】同実施形態においてアプリケーションを前のバ
ージョンに戻す場合の処理の流れを示すフローチャー
ト。
ージョンに戻す場合の処理の流れを示すフローチャー
ト。
1 保守者装置 2 保守者装置のアプリケーション管理テーブル 3 マネージャプロセス 5 アプリケーションの現在の状態 7 アプリケーションの前の状態 9 アプリケーションの目的の状態 10 ネットワーク 11 被保守装置 12 被保守装置のアプリケーション管理テーブル 13 エージェントプロセス 15 アプリケーションの現在の状態 17 アプリケーションの前の状態 19 アプリケーションの目的の状態 20 インストールプロセス
Claims (12)
- 【請求項1】 ネットワーク上に複数の端末が存在し、
前記複数の端末は一台の保守者装置と少なくとも一台の
被保守装置とを含み、ソフトウエア資源が前記複数の端
末に分散して管理されている分散環境におけるソフトウ
エア資源を管理するシステムにおいて、 前記保守者装置が、 前記被保守装置内の各アプリケーションの、現在のバー
ジョンのファイル情報を表した現在の状態と、バージョ
ンアップ後のファイル情報を表した目的の状態とを格納
するためのアプリケーション管理テーブルと、 前記被保守装置内の各アプリケーションをバージョンア
ップするとき、前記アプリケーション管理テーブル内の
該当する前記現在の状態と前記目的の状態とを比較する
ことにより、各アプリケーションを構成するファイルの
中から新たにインストールすべきファイルを選択するフ
ァイル選択手段と、 前記選択したファイルを前記被保守装置に送信する送信
手段と、 前記被保守装置内の各アプリケーションのバージョンア
ップが終わったとき、前記アプリケーション管理テーブ
ル内の該当する現在の状態を、バージョンアップ後のフ
ァイル情報に更新するテーブル更新手段とを備え、 前記被保守装置が、前記選択されたファイルを前記保守
者装置から受信して前記被保守者装置にインストールす
るインストール手段を備えた、ことを特徴とする分散環
境におけるソフトウエア資源を管理するシステム。 - 【請求項2】 ネットワーク上に複数の端末が存在し、
前記複数の端末は一台の保守者装置と少なくとも一台の
被保守装置とを含み、ソフトウエア資源が前記複数の端
末に分散して管理されている分散環境におけるソフトウ
エア資源を管理する方法において、 前記被保守装置内の各アプリケーションの、現在のバー
ジョンのファイル情報を表した現在の状態と、バージョ
ンアップ後のファイル情報を表した目的の状態とを格納
するためのアプリケーション管理テーブルを、前記保守
者装置内に用意する過程と、 前記被保守装置内の各アプリケーションをバージョンア
ップするとき、前記アプリケーション管理テーブル内の
該当する前記現在の状態と前記目的の状態とを比較する
ことにより、各アプリケーションを構成するファイルの
中から新たにインストールすべきファイルを選択する過
程と、 前記選択したファイルを前記保守者装置から前記被保守
装置に送信する過程と、 前記被保守装置で受信された前記選択されたファイル
を、前記被保守者装置にインストールする過程と、 前記選択されたファイルのインストールが終わったと
き、前記アプリケーション管理テーブル内の該当する現
在の状態を、インストール終了後のファイル情報に更新
する過程とを備えたことを特徴とする分散環境における
ソフトウエア資源を管理する方法。 - 【請求項3】 ネットワーク上に複数の端末が存在し、
前記複数の端末は一台の保守者装置と少なくとも一台の
被保守装置とを含み、ソフトウエア資源が前記複数の端
末に分散して管理されている分散環境における前記保守
者装置又は前記被保守者装置として、前記ネットワーク
上の端末を機能させるためのコンピュータプログラムを
担持したコンピュータ読み取り可能な記録媒体におい
て、 前記保守者装置が、 前記被保守装置内の各アプリケーションの、現在のバー
ジョンのファイル情報を表した現在の状態と、バージョ
ンアップ後のファイル情報を表した目的の状態とを格納
するためのアプリケーション管理テーブルと、 前記被保守装置内の各アプリケーションをバージョンア
ップするとき、前記アプリケーション管理テーブル内の
該当する前記現在の状態と前記目的の状態とを比較する
ことにより、各アプリケーションを構成するファイルの
中から新たにインストールすべきファイルを選択するフ
ァイル選択手段と、 前記選択したファイルを前記被保守装置に送信する送信
手段と、 前記被保守装置内の各アプリケーションのバージョンア
ップが終わったとき、前記アプリケーション管理テーブ
ル内の該当する現在の状態を、バージョンアップ後のフ
ァイル情報に更新するテーブル更新手段とを備え、 前記被保守装置が、前記選択されたファイルを前記保守
者装置から受信して前記被保守者装置にインストールす
るインストール手段を備えた、ことを特徴とする媒体。 - 【請求項4】 ネットワーク上に複数の端末が存在し、
前記複数の端末は一台の保守者装置と少なくとも一台の
被保守装置とを含み、ソフトウエア資源が前記複数の端
末に分散して管理されている分散環境におけるソフトウ
エア資源を管理するシステムにおいて、 前記保守者装置が、前記被保守装置内の各アプリケーシ
ョンをバージョンアップするとき、各アプリケーション
のアップバージョンのファイルとファイル情報とを前記
被保守装置に送信する送信手段を備え、 前記被保守装置が、 前記被保守装置内の各アプリケーションの、現在のバー
ジョンのファイル情報を表した現在の状態を格納するた
めのアプリケーション管理テーブルと、 前記アップバージョンのファイルとファイル情報とを前
記保守者装置から受信したとき、前記アプリケーション
管理テーブル内の該当する前記現在の状態と、前記受信
したファイル情報とを比較することにより、前記受信し
たファイルの中から新たにインストールすべきファイル
を選択するファイル選択手段と、 前記選択されたファイルを前記被保守者装置にインスト
ールするインストール手段と、 前記選択されたファイルのインストールが終わったと
き、前記アプリケーション管理テーブル内の該当する現
在の状態を、インストール終了後のファイル情報に更新
するテーブル更新手段とを備えた、ことを特徴とする分
散環境におけるソフトウエア資源を管理するシステム。 - 【請求項5】 ネットワーク上に複数の端末が存在し、
前記複数の端末は一台の保守者装置と少なくとも一台の
被保守装置とを含み、ソフトウエア資源が前記複数の端
末に分散して管理されている分散環境におけるソフトウ
エア資源を管理する方法において、 前記被保守装置内の各アプリケーションの、現在のバー
ジョンのファイル情報を表した現在の状態を格納するた
めのアプリケーション管理テーブルを、前記被保守装置
内に用意する過程と、 前記被保守装置内の各アプリケーションをバージョンア
ップするとき、各アプリケーションのアップバージョン
のファイルとファイル情報とを前記保守者装置から前記
被保守装置に送信する過程と、 前記アップバージョンのファイルとファイル情報とを前
記被保守装置が受信したとき、前記アプリケーション管
理テーブル内の該当する前記現在の状態と、前記受信し
たファイル情報とを比較することにより、前記受信した
ファイルの中から新たにインストールすべきファイルを
選択する過程と、 前記選択されたファイルを前記被保守者装置にインスト
ールする過程と、 前記選択されたファイルのインストールが終わったと
き、前記アプリケーション管理テーブル内の該当する現
在の状態を、インストール終了後のファイル情報に更新
する過程と、を備えたことを特徴とする分散環境におけ
るソフトウエア資源を管理する方法。 - 【請求項6】 ネットワーク上に複数の端末が存在し、
前記複数の端末は一台の保守者装置と少なくとも一台の
被保守装置とを含み、ソフトウエア資源が前記複数の端
末に分散して管理されている分散環境における前記保守
者装置又は被保守者装置として、前記ネットワーク上の
端末を機能させるためのコンピュータプログラムを担持
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、 前記保守者装置が、前記被保守装置内の各アプリケーシ
ョンをバージョンアップするとき、各アプリケーション
のアップバージョンのファイルとファイル情報とを前記
被保守装置に送信する送信手段を備え、 前記被保守装置が、 前記被保守装置内の各アプリケーションの、現在のバー
ジョンのファイル情報を表した現在の状態を格納するた
めのアプリケーション管理テーブルと、 前記アップバージョンのファイルとファイル情報とを前
記保守者装置から受信したとき、前記アプリケーション
管理テーブル内の該当する前記現在の状態と、前記受信
したファイル情報とを比較することにより、前記受信し
たファイルの中から新たにインストールすべきファイル
を選択するファイル選択手段と、 前記選択されたファイルを前記被保守者装置にインスト
ールするインストール手段と、 前記選択されたファイルのインストールが終わったと
き、前記アプリケーション管理テーブル内の該当する現
在の状態を、インストール終了後のファイル情報に更新
するテーブル更新手段とを備えた、ことを特徴とする媒
体。 - 【請求項7】 ネットワーク上に複数の端末が存在し、
前記複数の端末は、一台の保守者装置と少なくとも一台
の被保守装置とを含み、ソフトウエア資源が前記複数の
端末に分散して管理されている分散環境におけるソフト
ウエア資源を管理するシステムにおいて、 前記保守者装置が、前記被保守装置に対して各アプリケ
ーションのバージョンを戻すための命令を送信する送信
手段を備え、 前記被保守装置が、 前記被保守装置内の各アプリケーションの、現在のバー
ジョンのファイル情報を表した現在の状態と、前のバー
ジョンのファイル情報を表した前の状態とを格納するた
めのアプリケーション管理テーブルと、 前記保守者装置からの命令に応答して、前記アプリケー
ション管理テーブル内の該当する前記現在の状態と前記
前の状態とを比較することにより、前のバージョンの内
容に戻すべきファイルを選択するファイル選択手段と、 前記選択されたファイルを、前のバージョンの内容に戻
すバージョン戻し手段と、 前記選択されたファイルが前のバージョンの内容に戻さ
れた後、前記アプリケーション管理テーブルの前記現在
の状態を前記前の状態に更新するテーブル更新手段とを
備えた、ことを特徴とする分散環境におけるソフトウエ
ア資源を管理するシステム。 - 【請求項8】 ネットワーク上に複数の端末が存在し、
前記複数の端末は、一台の保守者装置と少なくとも一台
の被保守装置とを含み、ソフトウエア資源が前記複数の
端末に分散して管理されている分散環境におけるソフト
ウエア資源を管理する方法において、 前記被保守装置内の各アプリケーションの、現在のバー
ジョンのファイル情報を表した現在の状態と、前のバー
ジョンのファイル情報を表した前の状態とを格納するた
めのアプリケーション管理テーブルを、前記被保守装置
に用意する過程と、 前記保守者装置から前記被保守装置へ各アプリケーショ
ンのバージョンを戻すための命令を送信する過程と、 前記保守者装置からの命令に応答して、前記アプリケー
ション管理テーブル内の該当する前記現在の状態と前記
前の状態とを比較することにより、前のバージョンの内
容に戻すべきファイルを選択する過程と、 前記被保守装置内の前記選択されたファイルを、前のバ
ージョンの内容に戻す過程と、 前記選択されたファイルが前のバージョンの内容に戻さ
れた後、前記アプリケーション管理テーブルの前記現在
の状態を前記前の状態に更新する過程と、を備えたこと
を特徴とする分散環境におけるソフトウエア資源を管理
する方法。 - 【請求項9】 ネットワーク上に複数の端末が存在し、
前記複数の端末は、一台の保守者装置と少なくとも一台
の被保守装置とを含み、ソフトウエア資源が前記複数の
端末に分散して管理されている分散環境における前記保
守者装置又は前記被保守者装置として、前記ネットワー
ク上の端末を機能させるためのコンピュータプログラム
を担持したコンピュータ読み取り可能な記録媒体におい
て、 前記保守者装置が、前記被保守装置に対して各アプリケ
ーションのバージョンを戻すための命令を送信する送信
手段を備え、 前記被保守装置が、 前記被保守装置内の各アプリケーションの、現在のバー
ジョンのファイル情報を表した現在の状態と、前のバー
ジョンのファイル情報を表した前の状態とを格納するた
めのアプリケーション管理テーブルと、 前記保守者装置からの命令に応答して、前記アプリケー
ション管理テーブル内の該当する前記現在の状態と前記
前の状態とを比較することにより、前のバージョンの内
容に戻すべきファイルを選択するファイル選択手段と、 前記選択されたファイルを、前のバージョンの内容に戻
すバージョン戻し手段と、 前記選択されたファイルが前のバージョンの内容に戻さ
れた後、前記アプリケーション管理テーブルの前記現在
の状態を前記前の状態に更新するテーブル更新手段とを
備えた、ことを特徴とする媒体。 - 【請求項10】 ネットワーク上に複数の端末が存在
し、前記複数の端末は一台の保守者装置と少なくとも一
台の被保守装置とを含み、ソフトウエア資源が前記複数
の端末に分散して管理されている分散環境におけるソフ
トウエア資源を管理するシステムにおいて、 前記被保守装置内の各アプリケーションの、変更前のフ
ァイル情報を表した第1の状態と、変更後のファイル情
報を表した第2の状態とを格納するためのアプリケーシ
ョン管理テーブルを備え、 前記被保守装置内の各アプリケーションのファイルを変
更したとき、前記アプリケーション管理テーブルを更新
するテーブル更新手段をさらに備えたことを特徴とする
分散環境におけるソフトウエア資源を管理するシステ
ム。 - 【請求項11】 ネットワーク上に複数の端末が存在
し、前記複数の端末は一台の保守者装置と少なくとも一
台の被保守装置とを含み、ソフトウエア資源が前記複数
の端末に分散して管理されている分散環境におけるソフ
トウエア資源を管理する方法において、 前記被保守装置内の各アプリケーションの、変更前のフ
ァイル情報を表した第1の状態と、変更後のバージョン
のファイル情報を表した第2の状態とを格納するための
アプリケーション管理テーブルを用意する過程と、 前記被保守装置内の各アプリケーションのファイルを変
更したとき、前記アプリケーション管理テーブルを更新
する過程とを備えたことを特徴とする分散環境における
ソフトウエア資源を管理する方法。 - 【請求項12】 ネットワーク上に複数の端末が存在
し、前記複数の端末は一台の保守者装置と少なくとも一
台の被保守装置とを含み、ソフトウエア資源が前記複数
の端末に分散して管理されている分散環境におけるソフ
トウエア資源を管理するシステムとして、前記ネットワ
ーク上の端末を機能させるためのコンピュータプログラ
ムを担持したコンピュータ読み取り可能な記録媒体にお
いて、前記システムが、 前記被保守装置内の各アプリケーションの、変更前のフ
ァイル情報を表した第1の状態と、変更後のファイル情
報を表した第2の状態とを格納するためのアプリケーシ
ョン管理テーブルと、 前記被保守装置内の各アプリケーションのファイルを変
更したとき、前記アプリケーション管理テーブルを更新
するテーブル更新手段とを備えたことを特徴とする媒
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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