JP2011170255A - カラオケ装置及びカラオケ再生制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、簡易な操作で利用者の歌唱の集中を妨げることなく所望のタイミングでカラオケ伴奏音楽の演奏を終了できるようにする。
【解決手段】再生出力を希望するカラオケ伴奏音楽に対応した楽曲データの予約登録を行い、予約登録が行われた楽曲データを再生し、楽曲データに予め付加された時間軸上のマークを検出し、マークを検出した時点のタイミングからフェードアウト処理を行わせることにより、歌唱の途中で利用者の集中を妨げることなく所望のタイミングでカラオケ伴奏音楽の演奏を終了することができる。
【選択図】図8
【解決手段】再生出力を希望するカラオケ伴奏音楽に対応した楽曲データの予約登録を行い、予約登録が行われた楽曲データを再生し、楽曲データに予め付加された時間軸上のマークを検出し、マークを検出した時点のタイミングからフェードアウト処理を行わせることにより、歌唱の途中で利用者の集中を妨げることなく所望のタイミングでカラオケ伴奏音楽の演奏を終了することができる。
【選択図】図8
Description
本発明は、カラオケ装置及びカラオケ再生制御方法に関し、特にユーザによって選曲されたカラオケ楽曲を再生してカラオケ伴奏音楽を提供する場合に適用して好適なものである。
従来、カラオケ装置においては、カラオケ伴奏音楽をスピーカ出力すると共に歌詞をモニタに表示し、当該カラオケ伴奏音楽を聞かせながらマイクを介してユーザに歌唱させるようになされている。
例えばカラオケボックスでは、1台のカラオケ装置を複数人のユーザが使用し、それぞれのユーザが順番に所望のカラオケ伴奏音楽を聞きながら歌唱する。
ところでカラオケ装置においては、カラオケ伴奏音楽をフルコーラス再生するのではなく、再生途中で楽曲の演奏を延長するか途中で終了するかの問合せメッセージを表示し、利用者から指示がなければ、予め付帯されたタイミング指示データのタイミングでカラオケ伴奏音楽の再生を終了するようになされたものがある(特許文献1参照)。
ところで上述した特許文献1に記載されたカラオケ装置においては、カラオケ伴奏音楽をスピーカ出力している最中に、演奏を延長するのか終了するのかを問い合わせるためのメッセージを表示し、利用者から所定時機までに所定のコマンド入力がなければカラオケ伴奏音楽の演奏を途中で終了する。
そのため、このカラオケ装置では、カラオケ伴奏音楽の演奏を延長したい利用者にとっては歌唱中に煩雑なコマンド入力を行わなければならず、歌唱に集中できないという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、簡易な操作で利用者の歌唱の集中を妨げることなく所望のタイミングでカラオケ伴奏音楽の演奏を終了し得るカラオケ装置及びカラオケ再生制御方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、再生出力を希望するカラオケ伴奏音楽に対応した楽曲データの予約登録を行い、予約登録が行われた楽曲データを再生し、楽曲データに予め付加された時間軸上のマークを検出し、マークを検出した時点のタイミングからフェードアウト処理を行わせることにより、時間軸上のマークを基準として自動的に楽曲データの再生を終了することができるので、歌唱の途中で利用者の集中を妨げることなく所望のタイミングでカラオケ伴奏音楽の演奏を終了することができる。
本発明によれば、時間軸上のマークを基準として自動的に楽曲データの再生を終了することができるので、歌唱の途中で利用者の集中を妨げることなく所望のタイミングでカラオケ伴奏音楽の演奏を終了することができ、かくして簡易な操作で利用者の歌唱の集中を妨げることなく所望のタイミングでカラオケ伴奏音楽の演奏を終了し得るカラオケ装置及びカラオケ再生制御方法を実現することができる。
以下、発明を実施するための形態について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施の形態
2.他の実施の形態
1.実施の形態
2.他の実施の形態
<1.実施の形態>
[1−1.通信カラオケ装置の構成]
図1において、1は全体として通信カラオケ装置を示し、当該通信カラオケ装置1はインターネット2を介してホストサーバ3と接続され、当該ホストサーバ3からカラオケ伴奏音楽の楽曲データをダウンロードするようになされている。
[1−1.通信カラオケ装置の構成]
図1において、1は全体として通信カラオケ装置を示し、当該通信カラオケ装置1はインターネット2を介してホストサーバ3と接続され、当該ホストサーバ3からカラオケ伴奏音楽の楽曲データをダウンロードするようになされている。
この通信カラオケ装置1では、CPU(Central Processing Unit)10が全体を統括制御しており、ハードディスクドライブ11から読み出してRAM(Random Access Memory)12上に起動した基本プログラム及び各種アプリケーションプログラムに従って、通常のカラオケ伴奏音楽の再生出力や、後述するカラオケ再生制御処理手順等を実行するようになされている。
実際上、通信カラオケ装置1は、リモートコントローラ(以下、これをリモコンと呼ぶ)RCから利用者にとって歌唱希望の曲番号を予約命令としてリモコン受信部13によって受け付けると、この曲番号をユーザインタフェース15経由でCPU10へ供給するようになされている。
また通信カラオケ装置1は、リモコンRCからの曲番号だけでなく、装置前面の操作パネル14を介して利用者により指定された曲番号についても予約命令としてユーザインタフェース15経由によりCPU10へ供給するようになされている。
CPU10は、リモコンRC又は操作パネル14経由で受け付けた曲番号を通信インタフェース21からインターネット2経由でホストサーバ3へ送信することにより当該曲番号の楽曲データを当該ホストサーバ3にリクエストする。
ホストサーバ3は、自身のハードディスクドライブ(図示せず)に対してMIDI(Musical Instrument Digital Interface)音源に基づく楽曲データを蓄積しており、通信カラオケ装置1からリクエストされた曲番号に応じた楽曲データをインターネット2経由で通信カラオケ装置1へ送信するようになされている。
通信カラオケ装置1のCPU10は、ホストサーバ3からインターネット2及び通信インタフェース21経由で楽曲データを受け取り、これをハードディスクドライブ11に一旦格納した後に再度RAM12に読み出し、シンセサイザ16へ送出する。
シンセサイザ16は、楽曲データに基づいて所定の音を所定の音色かつ所定の強さで発音することによりカラオケ伴奏音楽として生成し、これをミキシングアンプ17へ送出し、マイクロフォンMCからの利用者の歌唱音声と共にスピーカ18から音響出力するようになされている。
ここで図2に示すように、ホストサーバ3からダウンロードした楽曲データMRは、曲名、曲番号及び演奏時間等の各種情報を示すヘッダHD、演奏トラックPT、歌詞トラックWT及び制御情報トラックCT等によって構成されている。
図3に示すように演奏トラックPTは、演奏の具体的な処理対象である演奏データEVと、その演奏データEVの実行タイミングを示す時間情報データΔt1とからなるシーケンスデータによって構成されている。
図4に示すように歌詞トラックWTは、歌詞の表示処理の対象である歌詞表示データWDと、その歌詞表示データWDの実行タイミングを示す時間情報データΔt2とからなるシーケンスデータによって構成されている。
従って通信カラオケ装置1のCPU10は、カラオケ伴奏音楽の再生出力時にアプリケーションプログラムに従って演奏トラックPT及び歌詞トラックWTを並行して読み出し、時間情報データΔt1及びΔt2に基づいて演奏データEV及び歌詞表示データWDを読み出すようになされている。
なお、通信カラオケ装置1のCPU10は、楽曲データMRだけではなく、当該楽曲データMRに対応した映像データ(図示せず)についても同時にホストサーバ3からダウンロードしており、これをビデオ制御部19経由でディスプレイ20に背景映像として表示する。
このとき同時に通信カラオケ装置1のCPU10は、時間情報データΔt2に基づいて歌詞トラックWTに応じた歌詞を当該背景映像にスーパーインポーズした状態でディスプレイ20に表示するようになされている。
ところで図5(A)及び(B)に示すように、楽曲データMRに対応した楽曲の流れが全3コーラスの合計4分間である場合を前提としたとき、制御情報トラックCTには、合計4分間の楽曲データのうち1コーラス終了時点(すなわち歌詞の1番が終了した時点)のタイミングを示す1コーラス終了時点マークET1と、2コーラス終了時点のタイミングを示す2コーラス終了時点マークET2とが予め書き込まれている。
この1コーラス終了時点マークET1及び2コーラス終了時点マークET2は、後述するカラオケ再生制御処理手順において楽曲データMRの終了タイミングを検出する際に用いられるようになされている。
なお、図6に示すように、通信カラオケ装置1におけるRAM12においては、基本プログラム及びアプリケーションプログラムの読み出し場所であるプログラム読出エリアPA、楽曲データMRを再生出力する際に用いられる楽曲データ読出エリアMA、1コーラス終了時点マークET1及び2コーラス終了時点マークET2を読み出す際に用いられる制御情報読出エリアCA、予約曲の曲番号を予約リストとして記憶する予約リストエリアLA等が設定されている。
次に、通信カラオケ装置1において用いられるリモコンRCの構成について説明する。図7に示すように、リモコンRCは、LCD(Liquid Crystal Display)でなる表示部31とテンキー32と入力部33とによって構成されている。
リモコンRCの表示部31では、予約登録を希望する楽曲に対応した曲番号(例えば、1234−12)を表示するための曲番号表示エリア31A、その曲番号に対応した楽曲の曲名(例えば「〇〇△△□□」)を表示するための曲名表示エリア31B、その曲番号に対応した楽曲の歌手名(例えば「××〇〇」)を表示するための歌手名表示エリア31Cが設けられている。
またリモコンRCのテンキー32は、楽曲の曲番号を入力するための「0」〜「9」までの10個のキーが配列されており、利用者がカラオケ伴奏音楽の予約を希望する曲番号を当該キーに対する押下操作によって入力し得るようになされている。
さらにリモコンRCの入力部33では、ほぼ中央に曲番号表示エリア31Aに表示した曲番号を最終的に決定するための「セット」ボタン33A、当該「セット」ボタン33Aによって最終決定した曲番号を通信カラオケ装置1に対して予約登録するための「送信」ボタン33B、曲番号表示エリア31Aに表示した曲番号を予約登録することなく消去するための「クリア」ボタン33Cが配置されている。
加えてリモコンRCの入力部33では、「オール1コーラス再生」ボタン33D、「1コーラス再生」ボタン33E、「2コーラス再生」ボタン33F及び「フルコーラス再生」ボタン33Gが配置されており、利用者の押下操作によって任意に設定し得るようになされている。
ここでリモコンRCは、「オール1コーラス再生」ボタン33Dが利用者によって押下操作されると、その予約命令を通信カラオケ装置1へ送信することにより、当該通信カラオケ装置1をオール1コーラス再生モードヘ遷移させると共に、「オール1コーラス再生」ボタン33Dを点灯表示することにより、それ以降の楽曲の予約登録についても全てオール1コーラス再生モードを維持するようになされている。
因みにリモコンRCは、「オール1コーラス再生」ボタン33Dが再度押下操作されると、「オール1コーラス再生」ボタン33Dを消灯表示することにより、通信カラオケ装置1のオール1コーラス再生モードを解除させるようになされている。
このオール1コーラス再生モードとは、このリモコンRCを介して複数の利用者が様々な楽曲を通信カラオケ装置1に予約登録した場合でも、カラオケ伴奏音楽の再生出力を全て1番の歌詞で終了するように再生制御する全自動再生モードのことである。
またリモコンRCは、「1コーラス再生」ボタン33Eが利用者によって押下操作されると、その予約命令を通信カラオケ装置1へ送信することにより、当該通信カラオケ装置1に対して予約登録する楽曲についてのみ1コーラス再生モードを設定するようになされている。
この1コーラス再生モードとは、このリモコンRCを介して利用者がある楽曲を通信カラオケ装置1に予約した場合、その楽曲についてのみ、カラオケ伴奏音楽の再生出力を1番の歌詞までで終了するように再生制御する半自動再生モードのことである。
さらにリモコンRCは、「2コーラス再生」ボタン33Fが利用者によって押下操作されると、その予約命令を通信カラオケ装置1へ送信することにより、当該通信カラオケ装置1に対して予約登録する楽曲についてのみ2コーラス再生モードを設定するようになされている。
この2コーラス再生モードとは、このリモコンRCを介して利用者がある楽曲を通信カラオケ装置1に予約した場合、その楽曲についてのみ、カラオケ伴奏音楽の再生出力を2番の歌詞までで終了するように再生制御する半自動再生モードのことである。
さらにリモコンRCは、「フルコーラス再生」ボタン33Gが利用者によって押下操作されると、その予約命令を通信カラオケ装置1へ送信することにより、当該通信カラオケ装置1に対して予約登録する楽曲についてのみフルコーラス再生モードを設定するようになされている。
このフルコーラス再生モードとは、このリモコンRCを介して利用者がある楽曲を通信カラオケ装置1に予約した場合、その楽曲についてのみ、カラオケ伴奏音楽の再生出力を最後の歌詞まで全て行うように再生制御する半自動再生モードのことである。
ちなみにリモコンRCは、「オール1コーラス再生」ボタン33D〜「フルコーラス再生」ボタン33Gの何れも押下操作されなかった場合、デフォルトで自動的にフルコーラス再生モードを設定するようになされている。
このように通信カラオケ装置1では、リモコンRCを介してオール1コーラス再生モードが設定された場合には、それ以降の全ての楽曲についてオール1コーラス再生モードを維持することになるため全自動再生モードと呼ぶのに対し、1コーラス再生モード、2コーラス再生モード及びフルコーラス再生モードが設定された場合には、その楽曲についてのみ当該モードを維持することになるため半自動再生モードと呼ぶようになされている。
[1−2.再生制御処理手順]
図8に示すように通信カラオケ装置1のCPU10は、アプリケーションプログラムであるカラオケ再生制御プログラムに従い、ルーチンRT1の開始ステップから入って次のステップSP1へ移る。
図8に示すように通信カラオケ装置1のCPU10は、アプリケーションプログラムであるカラオケ再生制御プログラムに従い、ルーチンRT1の開始ステップから入って次のステップSP1へ移る。
ステップSP1において通信カラオケ装置1のCPU10は、リモコンRCから予約登録の対象となる曲番号を受け取ることにより予約命令を受け付け、次のステップSP2へ移る。
ステップSP2において通信カラオケ装置1のCPU10は、その予約命令についてオール1コーラス再生モードが選択されているか否かを判定する。ここで、肯定結果が得られると、このことは、リモコンRCから予約命令を受け付けた際、オール1コーラス再生モードが選択されていることを表しており、このときCPU10は全自動再生モードへ遷移するべく次のステップSP3へ移る。
ステップSP3において通信カラオケ装置1のCPU10は、リモコンRCから受け付けた予約命令の曲番号に対応した楽曲データMRをホストサーバ3からダウンロードした後に再生処理を開始し、次のステップSP4へ移る。
ステップSP4において通信カラオケ装置1のCPU10は、楽曲データMRの再生処理中に制御情報トラックCTの1コーラス終了時点マークET1を検出したか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは楽曲データMRの再生中に1コーラス終了時点マークET1の時間タイミングが到来したことを表しており、このときCPU10は次のステップSP5へ移る。
ステップSP5において通信カラオケ装置1のCPU10は、1コーラス終了時点マークET1を検出した時点から楽曲データMRに対してフェードアウト処理を開始し、次のステップSP6へ移る。
ステップSP6において通信カラオケ装置1のCPU10は、楽曲データMRに対する1番の歌詞までの再生処理がフェードアウト処理により利用者にとって自然な聞こえ方で終了したため、予約リストエリアLAを参照することにより次の予約曲が存在するか否かを判定する。
ここで否定結果が得られると、このことは次の予約曲が存在しないことを表しており、このときCPU10は次のステップSP20へ移ってカラオケ再生制御処理手順を終了する。
これに対してステップSP6で肯定結果が得られると、このことは次の予約曲が存在していることを表しており、このときCPU10はステップSP3へ戻って、その次の予約曲の曲番号に対応した楽曲データMRをホストサーバ3からダウンロードした後に再生処理を開始し、次のステップSP4以降の処理を繰り返すことにより、予約曲が存在する限りオール1コーラス再生処理を継続する。
一方、ステップSP2で否定結果が得られると、このことはリモコンRCから予約命令を受け付けた際、オール1コーラス再生モードが選択されておらず、このときCPU10は全自動再生モードへ遷移することなく次のステップSP7へ移る。
ステップSP7において通信カラオケ装置1のCPU10は、その予約命令について1コーラス再生モードが選択されているか否かを判定する。ここで、肯定結果が得られると、このことは、リモコンRCから予約命令を受け付けた際、1コーラス再生モードが選択されていることを表しており、このときCPU10は半自動再生モードへ遷移するべく次のステップSP8へ移る。
ステップSP8において通信カラオケ装置1のCPU10は、リモコンRCから受け付けた予約命令の曲番号に対応した楽曲データMRをホストサーバ3からダウンロードした後に再生処理を開始し、次のステップSP9へ移る。
ステップSP9において通信カラオケ装置1のCPU10は、楽曲データMRの再生処理中に制御情報トラックCTの1コーラス終了時点マークET1を検出したか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは楽曲データMRの再生処理中に1コーラス終了時点マークET1の時間タイミングが到来したことを表しており、このときCPU10は次のステップSP10へ移る。
ステップSP10において通信カラオケ装置1のCPU10は、1コーラス終了時点マークET1を検出した時点から楽曲データMRに対してフェードアウト処理を開始し、次のステップSP11へ移る。
ステップSP11において通信カラオケ装置1のCPU10は、楽曲データMRに対する1番の歌詞までの再生処理がフェードアウト処理により利用者にとって自然な聞こえ方で終了したため、予約リストエリアLAを参照することにより次の予約曲が存在するか否かを判定する。
ここで否定結果が得られると、このことは次の予約曲が存在しないことを表しており、このときCPU10は次のステップSP20へ移ってカラオケ再生制御処理手順を終了する。
これに対してステップSP11で肯定結果が得られると、このことは次の予約曲が存在していることを表しており、このときCPU10はステップSP7へ戻る。
ステップSP7において通信カラオケ装置1のCPU10は、その次の予約曲について1コーラス再生モードが選択されているか否かを判定する。ここで、肯定結果が得られると、このことは、リモコンRCから予約命令を受け付けた際、同時に、1コーラス再生モードが選択されていることを表しており、このときCPU10は次のステップSP8以降の半自動再生モードを繰り返す。
これに対して、ステップSP7で否定結果が得られると、このことは次の予約曲については、1コーラス再生モードが選択されていないことを表しており、このときCPU10は次のステップSP12へ移る。
ステップSP12において通信カラオケ装置1のCPU10は、その予約曲について2コーラス再生モードが選択されているか否かを判定する。ここで、肯定結果が得られると、このことは、リモコンRCから予約命令を受け付けた際、同時に、2コーラス再生モードが選択されていることを表しており、このときCPU10は1コーラス再生モードのときと同様に半自動再生モードへ遷移するべく次のステップSP13へ移る。
ステップSP13において通信カラオケ装置1のCPU10は、リモコンRCから受け付けた予約命令の曲番号に対応した楽曲データMRをホストサーバ3からダウンロードした後に再生処理を開始し、次のステップSP14へ移る。
ステップSP14において通信カラオケ装置1のCPU10は、楽曲データMRの再生処理中に制御情報トラックCTの2コーラス終了時点マークET2を検出したか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは楽曲データMRの再生処理中に2コーラス終了時点マークET2の時間タイミングが到来したことを表しており、このときCPU10は次のステップSP15へ移る。
ステップSP15において通信カラオケ装置1のCPU10は、2コーラス終了時点マークET2を検出した時点から楽曲データMRに対してフェードアウト処理を開始し、次のステップSP16へ移る。
ステップSP16において通信カラオケ装置1のCPU10は、楽曲データMRに対する2番の歌詞までの再生処理がフェードアウト処理により利用者にとって自然な聞こえ方で終了したため、予約リストエリアLAを参照することにより次の予約曲が存在するか否かを判定する。
ここで否定結果が得られると、このことは次の予約曲が存在しないことを表しており、このときCPU10は次のステップSP20へ移ってカラオケ再生制御処理手順を終了する。
これに対してステップSP16で肯定結果が得られると、このことは次の予約曲が存在していることを表しており、このときCPU10は再度ステップSP7へ戻る。
ステップSP7において通信カラオケ装置1のCPU10は、その次の予約曲について1コーラス再生モードが選択されているか否かを判定する。ここで、肯定結果が得られた場合、CPU10は上述した通り、次のステップSP8以降の半自動再生モードを繰り返す。
これに対して、ステップSP7で否定結果が得られると、このことは次の予約曲について1コーラス再生モードが選択されていないことを表しており、このときCPU10は次のステップSP12へ移る。
ステップSP12において通信カラオケ装置1のCPU10は、その予約曲について2コーラス再生モードが選択されているか否かを判定する。ここで、肯定結果が得られた場合、CPU10は上述した通り、次のステップSP13以降の半自動再生モードを繰り返す。
これに対してステップSP12において否定結果が得られると、このことは、リモコンRCから予約命令を受け付けた際、同時に、フルコーラス再生モードが選択されているか、或はオール1コーラス再生モード、1コーラス再生モード及び2コーラス再生モードの何れについても選択されていないことを表しており、このときCPU10は次のステップSP17へ移る。
ステップSP17において通信カラオケ装置1のCPU10は、リモコンRCから受け付けた予約命令の曲番号に対応した楽曲データMRをホストサーバ3からダウンロードした後にフルコーラス再生処理を開始し、次のステップSP18へ移る。
ステップSP18において通信カラオケ装置1のCPU10は、フルコーラス再生処理を開始した楽曲データMRについて再生処理が最後まで終了したか否かを判定し、否定結果が得られるとステップSP18へ戻って楽曲データMRに対する再生処理が全て終了するまで待ち受ける。
これに対してステップSP18において肯定結果が得られると、このことは楽曲データMRに対する再生処理が最後まで終了したこと、すなわちフルコーラス再生処理が終了したことを表しており、このとき通信カラオケ装置1のCPU10は、次のステップSP19へ移る。
ステップSP19において通信カラオケ装置1のCPU10は、楽曲データMRのフルコーラス再生処理が終了したので、次の予約曲が存在するか否かについて判定し、否定結果が得られるとステップSP20へ移ってカラオケ再生制御処理手順を終了するのに対し、肯定結果が得られるとステップSP7へ移って以降の半自動再生モードを繰り返す。
[1−3.動作及び効果]
以上の構成において、通信カラオケ装置1のCPU10は、オール1コーラス再生モードである全自動再生モード、及び1コーラス再生モード、2コーラス再生モード又はフルコーラス再生モードである半自動再生モードを有し、利用者からの設定に応じて使い分けることが出来るようにした。
以上の構成において、通信カラオケ装置1のCPU10は、オール1コーラス再生モードである全自動再生モード、及び1コーラス再生モード、2コーラス再生モード又はフルコーラス再生モードである半自動再生モードを有し、利用者からの設定に応じて使い分けることが出来るようにした。
通信カラオケ装置1のCPU10は、オール1コーラス再生モードである全自動再生モードが選択された場合、それ以降の全ての予約曲に対してオール1コーラス再生モードが適用されることになるので、全ての予約曲についてカラオケ伴奏音楽を1番の歌詞までで終了することができ、その結果、利用時間が短くても複数の利用者に歌唱する機会を提供することができる。
このとき通信カラオケ装置1のCPU10は、リモコンRCの「オール1コーラス再生」ボタン33Dが再度押下操作されて当該「オール1コーラス再生」ボタン33Dを消灯表示しない限り、オール1コーラス再生モードを解除することがないので、次の予約曲についてもオール1コーラスモードを継続して適用させることができる。
また通信カラオケ装置1のCPU10は、1コーラス再生モード、2コーラス再生モード又はフルコーラス再生モードである半自動再生モードが選択された場合、複数の利用者が予約曲ごとに1コーラス再生モード、2コーラス再生モード又はフルコーラス再生モードの何れかを個別に設定することができるので、利用者が何番の歌詞まで歌唱を希望するかを自由に決定させることができる。
このように通信カラオケ装置1のCPU10は、全自動再生モード及び半自動再生モードの何れの場合であっても、利用者自身が予めリモコンRCを介して設定しておくことにより、歌唱の途中で1コーラス再生モード、2コーラス再生モード又はフルコーラス再生モードの何れかを選択及び設定しなければならない事態は生じ得ず、利用者の歌唱に集中させることができる。
以上の構成によれば、通信カラオケ装置1のCPU10は、オール1コーラス再生モードである全自動再生モード、及び1コーラス再生モード、2コーラス再生モード又はフルコーラス再生モードである半自動再生モードを、リモコンRCを介して予め設定することができるので、簡易な操作で利用者の歌唱の集中を妨げることなく所望のタイミングでカラオケ伴奏音楽の演奏を終了することができる。
<2.他の実施の形態>
なお上述の実施の形態においては、1コーラス終了時点マークET1及び2コーラス終了時点マークET2を用いて、オール1コーラス再生モードである全自動再生モード、及び1コーラス再生モード、2コーラス再生モード又はフルコーラス再生モードである半自動再生モードを使い分けるようにした場合について述べた。
なお上述の実施の形態においては、1コーラス終了時点マークET1及び2コーラス終了時点マークET2を用いて、オール1コーラス再生モードである全自動再生モード、及び1コーラス再生モード、2コーラス再生モード又はフルコーラス再生モードである半自動再生モードを使い分けるようにした場合について述べた。
しかしながら、本発明はこれに限らず、図9に示すように、楽曲データMRのうちメインとなる部分または一番盛り上がる部分であるサビを利用し、制御情報トラックCTに予め書き込まれた第1サビエンドマークSE1と、第2サビエンドマークSE2、及び第3サビエンドマークSE3を用いてオール第1サビ再生モードである全自動再生モード、及び第1サビ再生モード、第2サビ再生モード又はフルコーラス再生モードである半自動再生モードを使い分けるようにしてもよい。
この場合、通信カラオケ装置1では、楽曲データMRの種類によっては、歌曲の構成についてワンコーラス、ツーコラス等の区分が分かり難い場合があるので、このようなときにサビを基準に再生モードを切り換えると一段と効果的である。
このときリモコンRCでは、「オール1コーラス再生」ボタン33D、「1コーラス再生」ボタン33E、「2コーラス再生」ボタン33F及び「フルコーラス再生」ボタン33Gに代えて、図示しないが同様の位置に対して、「オール第1サビ再生」ボタン、「第1サビ再生」ボタン、「第2サビ再生」ボタン及び「フルコーラス再生」ボタンを配置し、利用者からの押下操作によって任意のモードを設定し得るようになされている。
実際上、図10に示すように通信カラオケ装置1のCPU10は、ルーチンRT2の開始ステップから入って次のステップSP21へ移り、リモコンRCから予約登録の対象となる曲番号を受け取ることにより予約命令を受け付け、次のステップSP22へ移る。
ステップSP22において通信カラオケ装置1のCPU10は、その予約命令についてオール第1サビ再生モードが選択されているか否かを判定する。ここで、肯定結果が得られると、このことは、リモコンRCから予約命令を受け付けた際、同時に、オール第1サビ再生モードが選択されていることを表しており、このときCPU10は全自動再生モードへ遷移するべく次のステップSP23へ移る。
ステップSP23において通信カラオケ装置1のCPU10は、リモコンRCから受け付けた予約命令の曲番号に対応した楽曲データMRをホストサーバ3からダウンロードした後に再生処理を開始し、次のステップSP24へ移る。
ステップSP24において通信カラオケ装置1のCPU10は、楽曲データMRの再生処理中に制御情報トラックCTの第1サビエンドマークSE1を検出したか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは楽曲データMRの再生処理中に第1サビエンドマークSE1の時間タイミングが到来したことを表しており、このときCPU10は次のステップSP25へ移る。
ステップSP25において通信カラオケ装置1のCPU10は、第1サビエンドマークSE1を検出した時点から楽曲データMRに対してフェードアウト処理を開始し、次のステップSP26へ移る。
ステップSP26において通信カラオケ装置1のCPU10は、楽曲データMRに対する第1のサビまでの再生処理がフェードアウト処理により利用者にとって自然な聞こえ方で終了したため、予約リストエリアLAを参照することにより次の予約曲が存在するか否かを判定する。
ここで否定結果が得られると、このことは次の予約曲が存在しないことを表しており、このときCPU10は次のステップSP40へ移ってカラオケ再生制御処理手順を終了する。
これに対してステップSP26で肯定結果が得られると、このことは次の予約曲が存在していることを表しており、このときCPU10はステップSP23へ戻って、その次の予約曲の曲番号に対応した楽曲データMRをホストサーバ3からダウンロードした後に再生処理を開始し、次のステップSP24以降の処理を繰り返すことにより、予約曲が存在する限りオール第1サビ再生処理を継続する。
一方、ステップSP22で否定結果が得られると、このことはリモコンRCから予約曲を受け付けた際、オール第1サビ再生モードが選択されておらず、このときCPU10は自動再生モードへ遷移することなく次のステップSP27へ移る。
ステップSP27において通信カラオケ装置1のCPU10は、その予約曲について第1サビ再生モードが選択されているか否かを判定する。ここで、肯定結果が得られると、このことは、リモコンRCから予約命令を受け付けた際、同時に、第1サビ再生モードが選択されていることを表しており、このときCPU10は半自動再生モードへ遷移するべく次のステップSP28へ移る。
ステップSP28において通信カラオケ装置1のCPU10は、リモコンRCから受け付けた予約曲の曲番号に対応した楽曲データMRをホストサーバ3からダウンロードした後に再生処理を開始し、次のステップSP29へ移る。
ステップSP29において通信カラオケ装置1のCPU10は、楽曲データMRの再生処理中に制御情報トラックCTの第1サビエンドマークSE1を検出したか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは楽曲データMRの再生処理中に第1サビエンドマークSE1の時間タイミングが到来したことを表しており、このときCPU10は次のステップSP30へ移る。
ステップSP30において通信カラオケ装置1のCPU10は、第1サビエンドマークSE1を検出した時点から楽曲データMRに対してフェードアウト処理を開始し、次のステップSP31へ移る。
ステップSP31において通信カラオケ装置1のCPU10は、楽曲データMRに対する第1のサビまでの再生処理がフェードアウト処理により利用者にとって自然な聞こえ方で終了したため、予約リストエリアLAを参照することにより次の予約曲が存在するか否かを判定する。
ここで否定結果が得られると、このことは次の予約曲が存在しないことを表しており、このときCPU10は次のステップSP40へ移ってカラオケ再生制御処理手順を終了する。
これに対してステップSP31で肯定結果が得られると、このことは次の予約曲が存在していることを表しており、このときCPU10はステップSP27へ戻る。
ステップSP27において通信カラオケ装置1のCPU10は、その次の予約曲について第1サビ再生モードが選択されているか否かを判定する。ここで、肯定結果が得られると、このことは、リモコンRCから予約命令を受け付けた際、同時に、第1サビ再生モードが選択されていることを表しており、このときCPU10は次のステップSP28以降の半自動再生モードを繰り返す。
これに対して、ステップSP27で否定結果が得られると、このことは次の予約曲について第1サビ再生モードが選択されていないことを表しており、このときCPU10は次のステップSP32へ移る。
ステップSP32において通信カラオケ装置1のCPU10は、その予約曲について第2サビ再生モードが選択されているか否かを判定する。ここで、肯定結果が得られると、このことは、リモコンRCから予約命令を受け付けた際、同時に、第2サビ再生モードが選択されていることを表しており、このときCPU10は第1サビ再生モードのときと同様に半自動再生モードへ遷移するべく次のステップSP33へ移る。
ステップSP33において通信カラオケ装置1のCPU10は、リモコンRCから受け付けた予約命令の曲番号に対応した楽曲データMRをホストサーバ3からダウンロードした後に再生処理を開始し、次のステップSP34へ移る。
ステップSP34において通信カラオケ装置1のCPU10は、楽曲データMRの再生処理中に制御情報トラックCTの第2サビエンドマークSE2を検出したか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは楽曲データMRの再生処理中に第2サビエンドマークSE2の時間タイミングが到来したことを表しており、このときCPU10は次のステップSP35へ移る。
ステップSP35において通信カラオケ装置1のCPU10は、第2サビエンドマークSE2を検出した時点から楽曲データMRに対してフェードアウト処理を開始し、次のステップSP36へ移る。
ステップSP36において通信カラオケ装置1のCPU10は、楽曲データMRに対する第2のサビまでの再生処理がフェードアウト処理により利用者にとって自然な聞こえ方で終了したため、予約リストエリアLAを参照することにより次の予約曲が存在するか否かを判定する。
ここで否定結果が得られると、このことは次の予約曲が存在しないことを表しており、このときCPU10は次のステップSP40へ移ってカラオケ再生制御処理手順を終了する。
これに対してステップSP36で肯定結果が得られると、このことは次の予約曲が存在していることを表しており、このときCPU10は再度ステップSP27へ戻る。
ステップSP27において通信カラオケ装置1のCPU10は、その次の予約曲について第1サビ再生モードが選択されているか否かを判定する。ここで、肯定結果が得られた場合、CPU10は上述した通り、次のステップSP28以降の半自動再生モードを繰り返す。
これに対して、ステップSP27で否定結果が得られると、このことは次の予約曲について第1サビ再生モードが選択されていないことを表しており、このときCPU10は次のステップSP32へ移る。
ステップSP32において通信カラオケ装置1のCPU10は、その予約曲について第2サビ再生モードが選択されているか否かを判定する。ここで、肯定結果が得られた場合、CPU10は上述した通り、次のステップSP33以降の半自動再生モードを繰り返す。
これに対してステップSP32において否定結果が得られると、このことは、リモコンRCから予約命令を受け付けた際、同時に、フルコーラス再生モードが選択されているか、或はオール第1サビ再生モード、第1サビ再生モード及び第2サビ再生モードの何れについても選択されていないことを表しており、このときCPU10は次のステップSP37へ移る。
ステップSP37において通信カラオケ装置1のCPU10は、リモコンRCから受け付けた予約曲の曲番号に対応した楽曲データMRをホストサーバ3からダウンロードした後にフルコーラス再生処理を開始し、次のステップSP38へ移る。
ステップSP38において通信カラオケ装置1のCPU10は、フルコーラス再生処理を開始した楽曲データMRについて再生処理が最後まで終了したか否かを判定し、否定結果が得られるとステップSP38へ戻って楽曲データMRに対する再生処理が全て終了するまで待ち受ける。
これに対してステップSP38において肯定結果が得られると、このことは楽曲データMRに対する再生処理が最後まで終了したこと、すなわちフルコーラス再生処理が終了したことを表しており、このとき通信カラオケ装置1のCPU10は、次のステップSP39へ移る。
ステップSP39において通信カラオケ装置1のCPU10は、楽曲データMRのフルコーラス再生処理が終了したので、次の予約曲が存在するか否かについて判定し、否定結果が得られるとステップSP40へ移ってカラオケ再生制御処理手順を終了するのに対し、肯定結果が得られるとステップSP27へ移って以降の半自動再生モードを繰り返す。
この場合、通信カラオケ装置1のCPU10は、オール第1サビ再生モードである全自動再生モードが選択された場合、それ以降の全ての予約曲に対してオール第1サビ再生モードが適用されることになるので、全ての予約曲についてカラオケ伴奏音楽を第1のサビまでで終了することができ、その結果、利用時間が短くても複数の利用者に歌唱する機会を提供することができる。
このとき通信カラオケ装置1のCPU10は、リモコンRCの「オール第1サビ再生」ボタンが再度押下操作されて当該「オール第1サビ再生」ボタンを消灯表示しない限り、オール第1サビ再生モードを解除することがないので、次の予約曲についてもオール第1サビ再生モードを継続して適用させることができる。
また通信カラオケ装置1のCPU10は、第1サビ再生モード、第2サビ再生モード又はフルコーラス再生モードである半自動再生モードが選択された場合、複数の利用者が予約曲ごとに第1サビ再生モード、第2サビ再生モード又はフルコーラス再生モードの何れかを任意に設定することができるので、利用者が何れのタイミングまで歌唱を希望するかを自由に決定させることができる。
このように通信カラオケ装置1のCPU10は、全自動再生モード及び半自動再生モードの何れの場合であっても、利用者自身が予めリモコンRCを介して設定しておくことにより、歌唱の途中で第1サビ再生モード、第2サビ再生モード又はフルコーラス再生モードの何れかを選択及び設定しなければならない事態は生じ得ず、利用者の歌唱に集中させることができる。
また上述の実施の形態においては、1コーラス終了時点マークET1及び2コーラス終了時点マークET2を用いて、楽曲データMRの再生処理を途中で終了させるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、楽曲データMRの再生開始から例えば2分間経過時点で強制的にフェードアウト処理を行うことにより、楽曲データMRの再生処理を途中で終了させるようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、カラオケ装置1のCPU10が、予めハードディスクドライブ11に格納されているアプリケーションプログラムであるカラオケ再生制御プログラムに従い、上述したルーチンRT1及びRT2のカラオケ再生制御処理手順を行うようにした場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、カラオケ装置1のCPU10が、所定の記憶媒体からインストールしたカラオケ再生制御プログラムや、インターネットからダウンロードしたカラオケ再生制御プログラム、その他種々のルートによってインストールしたカラオケ再生制御プログラムに従って上述したカラオケ再生制御処理手順を行うようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、予約登録手段としてのリモコン受信部13、操作パネル14、ユーザインタフェース15及びCPU10、再生手段としての通信インタフェース21、ハードディスクドライブ11、RAM12及びCPU10、検出手段としてのRAM12及びCPU10、制御手段としてのCPU10によって、本発明のカラオケ装置を構成するようにした場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、その他種々の予約登録手段、再生手段、検出手段及び制御手段によってカラオケ装置を構成するようにしても良い。
本発明のカラオケ装置及びカラオケ再生制御方法は、例えばカラオケ装置以外にも、カラオケ再生機能を搭載したパーソナルコンピュータ、ハードディスクレコーダ等のその他種々の電子機器に適用することができる。
1……通信カラオケ装置、2……インターネット、3……ホストサーバ、10……CPU、11……HDD、12……RAM、13……リモコン受信部、14……操作パネル、15……ユーザインタフェース、16……シンセサイザ、17……ミキシングアンプ、18……スピーカ、19……ビデオ制御部、20……ディスプレイ、21……通信インタフェース、RC……リモコン、31……表示部、32……テンキー、33……入力部。
Claims (5)
- 再生出力を希望するカラオケ伴奏音楽に対応した楽曲データの予約登録を行う予約登録手段と、
上記予約登録が行われた楽曲データを再生する再生手段と、
上記楽曲データに予め付加された時間軸上のマークを検出する検出手段と、
上記検出手段によって上記マークを検出した時点のタイミングから上記再生手段によってフェードアウト処理を行わせる制御手段と
を具えるカラオケ装置。 - 上記マーク検出手段は、上記楽曲データの1コーラス終了時点を意味する上記マークを検出する
請求項1に記載のカラオケ装置。 - 上記予約登録手段は、上記楽曲データの予約登録に加えて上記マークに基づく上記フェードアウト処理を行わせるか否かの設定登録についても行う
請求項2に記載のカラオケ装置。 - 上記予約登録手段は、上記楽曲データの予約登録を行う度に、上記設定登録についても個別に行う
請求項3に記載のカラオケ装置。 - 所定の予約登録手段によって再生出力を希望するカラオケ伴奏音楽に対応した楽曲データの予約登録を行う予約登録ステップと、
所定の再生手段によって上記予約登録が行われた楽曲データを再生する再生ステップと、
所定の検出手段によって上記楽曲データに予め付加された時間軸上のマークを検出するマーク検出ステップと、
所定の制御手段により、上記検出手段によって上記マークを検出した時点のタイミングから上記再生手段によってフェードアウト処理を行わせる制御ステップと
を有するカラオケ再生制御方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2010036113A JP2011170255A (ja) | 2010-02-22 | 2010-02-22 | カラオケ装置及びカラオケ再生制御方法 |
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JP2010036113A JP2011170255A (ja) | 2010-02-22 | 2010-02-22 | カラオケ装置及びカラオケ再生制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011170255A true JP2011170255A (ja) | 2011-09-01 |
Family
ID=44684418
Family Applications (1)
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS60115067A (ja) * | 1983-11-28 | 1985-06-21 | Nitsukoudou:Kk | 楽曲記録媒体の再生方法 |
JPH0388174A (ja) * | 1989-08-31 | 1991-04-12 | Sony Corp | 楽曲の再生方法 |
JPH1138983A (ja) * | 1997-07-18 | 1999-02-12 | Daiichi Kosho:Kk | カラオケ装置 |
-
2010
- 2010-02-22 JP JP2010036113A patent/JP2011170255A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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