JP2011169029A - ターンバックル及び該ターンバックルを使用したワイヤロープの固定構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ワイヤロープ5の端部を固定するためのターンバックル1であって、胴部2と、該胴部2の両端部に同一直線上で相対的に軸移動可能に螺合された一対の固定金具3,4とからなり、一方の固定金具3を、ワイヤロープ5の外周面に固定可能な楔部材6と、楔部材6を離脱不能に収納する中空テーパ部を有する係合部材7と、ワイヤロープ5を挿通可能な中空筒状部を有するとともに胴部2に螺合するための螺子状周部を有する金具本体8と、係合部材7と金具本体8を連結する継手部材9とから形成した。
【選択図】図2
Description
2…胴部
2a…窓孔
2b…(一方の)螺子孔
2c,2e…雌螺子
2d…(他方の)螺子孔
3…(一方の)固定金具
4…(他方の)固定金具
4a…二股部
4b…螺子状周部
4c…雄螺子
5…ワイヤロープ
6…楔部材
6a…中空部
6b…(大径の)開口部
6c…(小径の)開口部
6d…外周面
6e…スリット
7…係合部材
7a…中空テーパ部
7b…環状停止部
7c…係合鍔部
8…金具本体
8a…中空筒状部
8b…螺子状鍔部
8c,8e…雄螺子
8d…螺子状周部
9…継手部材
9a…中空部
9b…雌螺子
9c…環状鍔部
10…アンカー部材
10a,10b…隔壁
11…ボルト
12…ナット
15…沢状部
16…斜面
17…支柱
18…上部掛け横ロープ
19…支柱サイドロープ
20…吊りロープ
21…縦主ロープ
21a…縦補助ロープ
22…横主ロープ
23…金網
24…荷重支持用横ロープ
25…荷重支持用横主ロープ
26…ハンガーロープ
Claims (17)
- ワイヤロープの端部を固定するためのターンバックルであって、胴部と、該胴部の両端部に同一直線上で相対的に軸移動可能に螺合された一対の固定金具とからなり、
ワイヤロープを連結する一方の固定金具に、ワイヤロープに一定以上の張力が加わった際にワイヤロープを摺動させてロープを繰り出すエネルギー吸収機構を装備したことを特徴とするターンバックル。 - ワイヤロープの端部を固定するためのターンバックルであって、胴部と、該胴部の両端部に同一直線上で相対的に軸移動可能に螺合された一対の固定金具とからなり、
一方の固定金具を、ワイヤロープの外周面に固定可能な楔部材と、楔部材を離脱不能に収納する中空テーパ部を有する係合部材と、ワイヤロープを挿通可能な中空筒状部を有するとともに胴部に螺合するための螺子状周部を有する金具本体と、係合部材と金具本体を連結する継手部材とから形成したことを特徴とするターンバックル。 - ワイヤロープの外周面に固定した楔部材を離脱不能に係合部材の中空テーパ部に収納し、係合部材から延長させたワイヤロープの端部を金具本体の中空筒状部に挿入するとともに、係合部材と金具本体を継手部材を介して連結し、金具本体の螺子状周部を胴部に螺合する請求項2記載のターンバックル。
- 楔部材は複数に分割可能であるとともに、ワイヤロープに固定した際に、外周面がテーパ状に形成されている請求項2又は3記載のターンバックル。
- 係合部材は一端部に、継手部材に係合するため径大の係合鍔部を形成している請求項2,3又は4記載のターンバックル。
- 金具本体は、一端部に継手部材と係合するための雄螺子を外周面に刻設してなる径大の螺子状鍔部を形成している請求項2,3,4又は5記載のターンバックル。
- 継手部材の一端部の開口部に、係合部材の係合鍔部と係止する環状鍔部を形成してなる請求項2,3,4,5又は6記載のターンバックル。
- 継手部材は内周面に、金具本体の螺子状鍔部と螺合する雌螺子を刻設してなる請求項2,3,4,5,6又は7記載のターンバックル。
- ワイヤロープの端部を固定するためのターンバックルであって、胴部と、該胴部の両端部に同一直線上で相対的に軸移動可能に螺合された一対の固定金具とからなり、
一方の固定金具を、ワイヤロープの外周面に固定可能な楔部材と、楔部材を離脱不能に収納する中空テーパ部を有する係合部材と、ワイヤロープを挿通可能な中空筒状部を有する金具本体と、係合部材と金具本体を連結する継手部材とから形成し、
ワイヤロープの外周面に固定した楔部材を離脱不能に係合部材の中空テーパ部に収納し、係合部材から延長させたワイヤロープの端部を金具本体の中空筒状部に挿入するとともに、係合部材の一端部に形成された径大の係合鍔部と、金具本体の一端部に形成され、外周面に雄螺子を刻設した径大の螺子状鍔部を対面させて、一端部の開口部に係合部材の係合鍔部を係止する環状鍔部を形成してなる継手部材の内周面に刻設した雌螺子を金具本体の螺子状鍔部の雄螺子と螺合するとともに、継手部材の環状鍔部と係合部材の係合鍔部を相互に係合させることにより、金具本体と係合部材を一体に連結し、金具本体の他端部に形成された螺子状周部を胴部に螺合することを特徴とするターンバックル。 - ワイヤロープが所定値以上の荷重によって、楔部材による係合部材の内周面への固定に抗して、所定長さ摺動するように固定する請求項2,3,4,5,6,7,8又は9記載のターンバックル。
- 胴部の中央部に窓孔を開設するとともに、両端部に一対の固定金具が相対的に軸移動可能に螺合できる一対の螺子孔を形成した請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9又は10記載のターンバックル。
- 他方の固定金具の端部をアンカーに連結可能に形成した請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10又は11記載のターンバックル。
- 請求項2〜12のいずれかに記載のターンバックルを使用し、落石防護柵又はガードケーブルにおけるワイヤロープの端部を固定することを特徴とするターンバックルを使用したワイヤロープの固定構造。
- ワイヤロープが所定値以上の荷重によって、楔部材による係合部材の内周面への固定に抗して、所定長さ摺動する請求項13記載のターンバックルを使用したワイヤロープの固定構造。
- ワイヤロープに所定値以上の荷重が掛かった場合に、楔部材による係合部材の内周面への固定に抗して、ワイヤロープが摺動することによってターンバックルからワイヤロープを繰り出すことにより、ワイヤロープの破断を防ぐ請求項13記載のターンバックルを使用したワイヤロープの固定構造。
- ワイヤロープとして、所定間隔で斜面に立設された左右一対の支柱と、該支柱の上部間に固定された上部掛け横ロープと、一端が支柱の上部に固定されるとともに他端部が上方の斜面にアンカーを用いて支持固定された吊りロープと、一端が支柱の上部又は上部掛け横ロープに所定間隔で固定された複数の縦主ロープと、左右両端部がアンカーにより斜面に支持固定されて縦主ロープと交差して配置された複数の横主ロープと、縦主ロープ及び横主ロープ上に敷設された金網と、左右両端部がアンカーにより斜面に支持固定された荷重支持用横ロープと、両端部がアンカーにより斜面に支持固定され、中間部が縦主ロープに交叉して固定された荷重支持用横主ロープとを備え、該荷重支持用横ロープからカーテン状に垂下したハンガーロープを用いて荷重支持用横主ロープを吊支固定した落石防護ネット構造における前記吊りロープ,横主ロープ,荷重支持用横ロープ又は荷重支持用横主ロープから選択された一種又は複数のロープの端部を一方の固定金具に固定する請求項13,14又は15記載のターンバックルを使用したワイヤロープの固定構造。
- ターンバックルの他方の固定金具を吊りロープ,横主ロープ,荷重支持用横ロープ又は荷重支持用横主ロープから選択された一種又は複数のロープのアンカーに固定する請求項16記載のターンバックルを使用したワイヤロープの固定構造。
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JP2020026685A (ja) * | 2018-08-13 | 2020-02-20 | 筑豊金網工業株式会社 | アンカー用連結金具 |
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JPH1019090A (ja) * | 1996-06-28 | 1998-01-20 | Nobuaki Takamura | 弾性を有するタ−ンバックル |
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