JP2011168375A - エレベータの釣り合い重り装置 - Google Patents

エレベータの釣り合い重り装置 Download PDF

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Abstract

【課題】この発明は、ガイドシューの重り枠の上下面からの突出をなくし、かつ釣り合い重り用ガイドレールの配設位置を吊り車に巻き掛けられる主索の走行面からずらして、昇降路高さを低くでき、かつ主索と昇降路内機器との干渉を回避できるエレベータの釣り合い重り装置を得る。
【解決手段】4つの重り側ガイドシュー28は、それぞれ、嵌合部28aのコ字状の開口を上枠24の長さ方向の外側に向け、嵌合部28aを、回転軸25の軸方向に関し、重り枠21の一側に位置させ、かつ上下方向に関し、重り枠21から突出させないように、一対の縦枠23のそれぞれに取り付けられている。
【選択図】図4

Description

この発明は、エレベータ昇降路内に立設された釣り合い重り用ガイドレールに案内されて昇降するエレベータの釣り合い重り装置に関するものである。
従来のエレベータの釣り合い重り装置は、下部に設けられた下枠、コ字状に作製され、コ字状の開口部を対向させて下枠の両端部に立設された縦枠、および縦枠の上部に跨って設けられた上枠から構成される形鋼枠と、両端部を縦枠のコ字状の開口部内に配置させて下枠の上面に載置され、通しボルトなどにより固定されている釣り合い重りと、上枠の中央部に回転可能に設けられ、主索が巻き掛けられる重り側吊り車と、それぞれコ字状に作製され、コ字状の開口部を外側に向けて、上枠の上面両端部および下枠の下面両端部に固定された取付部のそれぞれにボルトなどにより締着固定され、釣り合い重り用ガイドレールに摺接案内されるガイドシューと、を備えている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−206361号公報
従来のエレベータの釣り合い重り装置では、ガイドシューがコ字状の開口部を外側に向けて上枠の上面両端部および下枠の下面両端部に固定された取付部に取り付けられているので、釣り合い重り用ガイドレールが釣り合い重り装置の幅方向両側に配置される。
このように構成された従来のエレベータの釣り合い重り装置を機械室レスエレベータに適用した場合、巻き上げ機が昇降路内に設置されているので、返し車取付兼綱止め用の梁は、昇降路の釣り合い重り装置および釣り合い重り用ガイドレールの上部に架設され、重り側返し車が釣り合い重り用ガイドレールの上部に位置するように梁に取り付され、主索の一端が梁に固定される。
このとき、ガイドシューが上枠の上面両端部および下枠の下面両端部に固定された取付部に取り付けられているので、釣り合い重り装置が緊急時に飛び上がっても、ガイドシューが梁に当たらないように、釣り合い重り用ガイドレールを長くする必要があった。これにより、釣り合い重り装置側の昇降路高さがその分高くなるという問題があった。
また、釣り合い重り用ガイドレールが釣り合い重り装置の吊り車に巻き掛けられた主索の走行面上に位置するとともに、釣り合い重り用ガイドレールと主索との間の距離が短いので、主索が釣り合い重り用ガイドレールを固定するレールブラケットや他の機器と干渉し易くなるという問題もあった。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、ガイドシューの重り枠の上下面からの突出をなくし、かつ釣り合い重り用ガイドレールの配設位置を吊り車に巻き掛けられる主索の走行面からずらして、昇降路高さを低くでき、かつ主索と昇降路内機器との干渉を回避できるエレベータの釣り合い重り装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータの釣り合い重り装置は、上枠、下枠、および一対の縦枠からなる矩形枠状に構成され、該縦枠の長さ方向を上下方向に一致させて配設される重り枠と、該重り枠に収納保持された釣り合い重りと、該上枠の長さ方向の中央部に該上枠の長さ方向と該縦枠の長さ方向とに直交する回転軸周りに回転可能に取り付けられ、主索が巻き掛けられる重り側吊り車と、それぞれコ字状の嵌合部を有し、該重り枠に取り付けられた複数の重り側ガイドシューと、を備え、昇降路内に上下方向に延設された一対の釣り合い重り用ガイドレールに該嵌合部を摺接可能に係合させ、該釣り合い重り用ガイドレールに案内されて該昇降路内を昇降するエレベータの釣り合い重り装置において、上記複数の重り側ガイドシューは、上記嵌合部を、上記回転軸の軸方向に関し、上記重り枠の一側および他側の少なくとも一方に位置させ、かつ上下方向に関し、上記重り枠から突出させないように、上記一対の縦枠のそれぞれに取り付けられているものである。
この発明によれば、複数の重り側ガイドシューは、嵌合部を、回転軸の軸方向に関し、重り枠の一側および他側の少なくとも一方に位置させて、一対の縦枠のそれぞれに取り付けられている。そこで、釣り合い重り用ガイドレールが重り側吊り車に巻き掛けられた主索の走行面からずれて延設されるので、釣り合い重り用ガイドレール、ガイドレールブラケット、レールクリップなどの昇降路内機器と主索との干渉を回避できる。
また、複数の重り側ガイドシューは、嵌合部を、上下方向に関し、重り枠から突出させないように、一対の縦枠のそれぞれに取り付けられている。そこで、釣り合い重り装置の上下方向の長さが短くなり、釣り合い重り装置が緊急時に飛び上がっても、重り側ガイドシューが重り側綱止め梁に当たるような事態が回避される。これにより、釣り合い重り用ガイドレールを長くする必要がなくなり、釣り合い重り装置側の昇降路高さをその分低くできる。
この発明の実施の形態1に係るエレベータの釣り合い重り装置を適用した機械室レスエレベータの2:1ローピングのロープ掛け図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベータの釣り合い重り装置を適用した機械室レスエレベータを昇降路上部から見た平面図である。 図2のA部詳細図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベータの釣り合い重り装置の構成を説明する斜視図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベータの釣り合い重り装置を適用した機械室レスエレベータの釣り合い重り装置周りを示す要部断面図である。 この発明の実施の形態3に係るエレベータの釣り合い重り装置を適用した機械室レスエレベータの釣り合い重り装置周りを示す要部断面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るエレベータの釣り合い重り装置を適用した機械室レスエレベータの2:1ローピングのロープ掛け図、図2はこの発明の実施の形態1に係るエレベータの釣り合い重り装置を適用した機械室レスエレベータを昇降路上部から見た平面図、図3は図2のA部詳細図、図4はこの発明の実施の形態1に係るエレベータの釣り合い重り装置の構成を説明する斜視図である。
図1乃至図4において、かご側綱止め梁1および重り側綱止め梁2がそれぞれ昇降路3の上部に架設され、巻き上げ機4が昇降路3の下部に配設されている。かご5は、かご枠の一対の縦枠(図示せず)のそれぞれの上下端部側に取り付けられたかご側ガイドシュー6を、昇降路3内に上下方向に延設された一対のかご用ガイドレール7に摺接可能に嵌合させ、一対のかご用ガイドレール7に案内されて昇降路3内を昇降可能に配設されている。また、一対のかご側吊り車8が、かご5の重心Gを通るかご5の昇降方向と平行な直線に対して対称となるように間口方向に分かれてかご5の下部に配設されている。なお、図2中、左右方向を間口方向とし、上下方向を奥行き方向とする。
釣り合い重り装置20は、下部に設けられた下枠22、断面コ字状に作製され、コ字状の開口部を対向させて互いに平行に下枠22の長さ方向の両端部に立設された一対の縦枠23、および一対の縦枠23の長さ方向の上部に跨って設けられた上枠24により矩形枠状に構成された重り枠21と、両端部を一対の縦枠23の対向するコ字状の開口部内に配置させて下枠22の上面に載置され、通しボルト(図示せず)などにより固定された釣り合い重り26と、を備えている。
重り側吊り車27が、上枠24の中央部に、軸心を縦枠23の長さ方向と上枠24の長さ方向とに直交する方向とする回転軸25周りに回転可能に取り付けられている。また、重り側ガイドシュー28は、それぞれコ字状の嵌合部28aが平板状の取付腕28bの先端に一体に形成されている。そして、嵌合部28aのコ字状の開口が取付腕28bの先端外側に開口している。重り側ガイドシュー28は、それぞれ嵌合部28aのコ字状の開口を上枠24の長さ方向の外側に向けて、一対の縦枠23のそれぞれのコ字状の一辺の上下端部側に、取付腕28bをボルト29により締着固定されている。これにより、重り側ガイドシュー28が、嵌合部28aのコ字状の開口を上枠24の長さ方向の外側に向けて、かつ縦枠23の長さ方向に関して重り枠21から突出しないように、重り枠21の裏面の四隅に配設されている。
一対の釣り合い重り用ガイドレール30は、それぞれ断面T字状の長尺体に作製され、幅広の取付用フランジ部と、取付用フランジ部の幅方向中央部に薄肉のウェブ部を介して連結された厚肉の頭部と、を有する。一対の釣り合い重り用ガイドレール30は、かご5の間口方向の他側に位置する昇降路3の内壁面の奥行き方向の後方に、上下方向に所定の間隔で取り付けられた複数の重り用レールブラケット31のそれぞれに、取付用フランジ部をレールクリップ(図示せず)などを用いて固定され、頭部を向き合わせて、奥行き方向に互いに相対して昇降路3内に上下方向に延設されている。そして、釣り合い重り装置20は、上下方向から見て、かご5の昇降領域を避けてかご5の間口方向の他側に、かつ重り枠21の裏面を昇降路3の内壁面に向けて、重り側ガイドシュー28の嵌合部28aを一対の釣り合い重り用ガイドレール30の頭部に摺接可能に嵌合させ、一対の釣り合い重り用ガイドレール30に案内されて昇降路3内に昇降可能に配設されている。
このように構成された機械室レスエレベータにおいては、かご側綱止め梁1が、間口方向の一側に位置するかご側吊り車8の上方に位置するように昇降路3の上部に架設され、重り側綱止め梁2が、重り側吊り車27の上方に位置するように昇降路3の上部に架設されている。また、巻き上げ機4が、上下方向から見て、釣り合い重り装置20の昇降領域の奥行き方向の前方に位置するように、昇降路3の下部に配設されている。さらに、かご側返し車9が、間口方向の他側に位置するかご側吊り車8と巻き上げ機4の綱車4aとの間の上方に位置するように昇降路3の上部に取り付けられている。さらにまた、重り側返し車10が、巻き上げ機4の綱車4aと重り側吊り車27との間の上方に位置するように昇降路3の上部に取り付けられている。
そして、主索11が、その一端をかご側綱止め梁1に固着されてかご5の間口方向の一側に垂下され、かご5の下部に取り付けられた一対のかご側吊り車8に掛け渡されてかご5の間口方向の他側から引き上げられ、ついで昇降路3の上部に取り付けられたかご側返し車9に掛け渡されて垂下され、巻き上げ機4の綱車4aに巻き掛けられて引き上げられ、ついで昇降路3の上部に取り付けられた重り側返し車10に掛け渡されて垂下され、釣り合い重り装置20の重り枠21の上枠24に取り付けられた重り側吊り車27に巻き掛けられて引き上げられ、その他端を重り側綱止め梁2に固着されている。
この機械室レスエレベータにおいては、巻き上げ機4の綱車4aが図1中時計回りに回転駆動されると、主索11がかご側返し車9および重り側返し車10を反時計回りに回転させるように走行し、かご5がかご用ガイドレール7に案内されて上昇し、釣り合い重り装置20が釣り合い重り用ガイドレール30に案内されて下降する。また、巻き上げ機4の綱車4aが図1中反時計回りに回転駆動されると、主索11がかご側返し車9および重り側返し車10を時計回りに回転させるように走行し、かご5がかご用ガイドレール7に案内されて下降し、釣り合い重り装置20が釣り合い重り用ガイドレール30に案内されて上昇する
このとき、重り枠21の裏面の上枠24の長さ方向の同一側に配設されている重り側ガイドシュー28の嵌合部28aのコ字状の開口は同じ方向に開口し、重り枠21の裏面の上枠24の長さ方向の異なる側に配設されている重り側ガイドシュー28の嵌合部28aのコ字状の開口は逆方向に開口している。そこで、嵌合部28aが釣り合い重り用ガイドレール30の頭部から外れることが防止され、釣り合い重り装置20が釣り合い重り用ガイドレール30に案内されて昇降移動できる。
この実施の形態1によれば、4つの重り側ガイドシュー28が、嵌合部28aのコ字状の開口を上枠24の長さ方向の外側に向けて、一対の縦枠23のそれぞれの上下端部側に取付腕28bをボルト29により締着固定されて、回転軸25の軸方向の一側である重り枠21の裏面に配設されている。そこで、釣り合い重り用ガイドレール30は、重り側吊り車27に巻き掛けられた主索11の走行面に対して、回転軸25の軸方向の一側にずれて上下方向に延設する。これにより、釣り合い重り用ガイドレール30や釣り合い重り用ガイドレール30を固定する重り用レールブラケット31やレールクリップと主索11との干渉が回避される。そして、昇降路3のスペースを広げることなく、昇降路3内の機器レイアウトが容易となる。
また、嵌合部28a、即ち重り側ガイドシュー28が、重り枠21から上下方向に突出しないように重り枠21に取り付けられている。そこで、釣り合い重り装置20の上下方向寸法の増大が抑えられるので、釣り合い重り用ガイドレール30を長くすることなく、釣り合い重り装置20が緊急時に飛び上がっても、重り側ガイドシュー28が重り側綱止め梁2に当たるような事態を未然に回避できる。これにより、釣り合い重り装置20側の昇降路3高さを低くできる。
また、嵌合部28a、即ち重り側ガイドシュー28が、重り枠21から上枠24の長さ方向に突出しないように重り枠21に取り付けられている。そこで、一対の釣り合い重り用ガイドレール30間の距離が短くなり、釣り合い重り用ガイドレール30の設置スペースを縮小でき、昇降路3の省スペース化が図られる。
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2に係るエレベータの釣り合い重り装置を適用した機械室レスエレベータの釣り合い重り装置周りを示す要部断面図である。
図5において、重り側ガイドシュー32は、コ字状の嵌合部32aを平板状の取付腕32bの先端に一体に形成して構成されている。そして、嵌合部32aのコ字状の開口が取付腕32bの表面と直交する方向に開口している。
重り側ガイドシュー32は、それぞれ嵌合部32aのコ字状の開口を上枠24の長さ方向の内側に向けて、一対の縦枠23のそれぞれのコ字状の底辺の上下端部側に、取付腕32bをボルト29により締着固定されている。これにより、重り側ガイドシュー32が、嵌合部32aのコ字状の開口を上枠24の長さ方向の内側に向けて、かつ縦枠23の長さ方向に関して重り枠21から突出しないように、重り枠21の裏面の四隅に配設されている。
一対の釣り合い重り用ガイドレール30は、頭部を外側に向けて、奥行き方向に互いに相対して昇降路3内に上下方向に延設されている。そして、釣り合い重り装置20Aは、嵌合部32aを一対の釣り合い重り用ガイドレール30の頭部に摺接可能に嵌合させ、一対の釣り合い重り用ガイドレール30に案内されて昇降路3内に昇降可能に配設されている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された釣り合い重り装置20Aにおいては、4つの重り側ガイドシュー32が、嵌合部32aのコ字状の開口を上枠24の長さ方向の内側に向けて、一対の縦枠23のそれぞれの底辺の上下端部側に取付腕32bをボルト29により締着固定されている。そして、嵌合部32aは、回転軸25の軸方向の一側である重り枠21の裏面側に位置している。そこで、釣り合い重り用ガイドレール30は、重り側吊り車27に巻き掛けられた主索11の走行面に対して、回転軸25の軸方向の一側にずれて上下方向に延設する。これにより、釣り合い重り用ガイドレール30や釣り合い重り用ガイドレール30を固定する重り用レールブラケット31やレールクリップと主索11との干渉が回避される。そして、昇降路3のスペースを広げることなく、昇降路3内の機器レイアウトが容易となる。
また、嵌合部32a、即ち重り側ガイドシュー32が、重り枠21から上下方向に突出しないように重り枠21に取り付けられている。そこで、釣り合い重り装置20Aの上下方向寸法の増大が抑えられるので、釣り合い重り用ガイドレール30を長くすることなく、釣り合い重り装置20Aが緊急時に飛び上がっても、重り側ガイドシュー32が重り側綱止め梁2に当たるような事態を未然に回避できる。これにより、釣り合い重り装置20A側の昇降路3高さを低くできる。
また、嵌合部32aが、コ字状の開口を上枠24の長さ方向の内側に向けて重り枠21の裏面の四隅に配設されているので、一対の釣り合い重り用ガイドレール30間の距離がさらに短くなり、釣り合い重り用ガイドレール30の設置スペースを縮小でき、昇降路3のさらなる省スペース化が図られる。
実施の形態3.
図6はこの発明の実施の形態3に係るエレベータの釣り合い重り装置を適用した機械室レスエレベータの釣り合い重り装置周りを示す要部断面図である。
図6において、2つの重り側ガイドシュー28が、それぞれ嵌合部28aのコ字状の開口を上枠24の長さ方向の外側に向けて、一方の縦枠23のコ字状の一辺の上下端部側に、取付腕28bをボルト29により締着固定されている。さらに、2つの重り側ガイドシュー28が、それぞれ嵌合部28aのコ字状の開口を上枠24の長さ方向の外側に向けて、他方の縦枠23のコ字状の他辺の上下端部側に、取付腕28bをボルト29により締着固定されている。これにより、重り側ガイドシュー28が、それぞれ嵌合部28aのコ字状の開口を上枠24の長さ方向の外側に向けて、かつ縦枠23の長さ方向に関して重り枠21から突出しないように、重り枠21の裏面の奥行き方向の前方の二隅と重り枠21の表面の奥行き方向の後方の二隅とに配設されている。
一対の釣り合い重り用ガイドレール30は、頭部を内側に向けて、奥行き方向に所定距離離間して、かつ間口方向に所定距離離間して、昇降路3内に上下方向に延設されている。そして、釣り合い重り装置20Bは、嵌合部28aを一対の釣り合い重り用ガイドレール30の頭部に摺接可能に嵌合させ、一対の釣り合い重り用ガイドレール30に案内されて昇降路3内に昇降可能に配設されている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された釣り合い重り装置20Bにおいては、4つの重り側ガイドシュー28が、嵌合部28aのコ字状の開口を上枠24の長さ方向の外側に向けて、一方の縦枠23のコ字状の一辺の上下端部側と他方の縦枠23のコ字状の他辺の上下端部側とに取付腕32bをボルト29により締着固定されている。そして、嵌合部28aは、回転軸25の軸方向の一側である重り枠21の裏面側と他側である重り枠21の表面側とに位置している。そこで、釣り合い重り用ガイドレール30は、重り側吊り車27に巻き掛けられた主索11の走行面に対して、回転軸25の軸方向の一側および他側にずれて上下方向に延設する。これにより、釣り合い重り用ガイドレール30や釣り合い重り用ガイドレール30を固定する重り用レールブラケット31やレールクリップと主索11との干渉が回避される。そして、昇降路3のスペースを広げることなく、昇降路3内の機器レイアウトが容易となる。
また、嵌合部28a、即ち重り側ガイドシュー28が、重り枠21から上下方向に突出しないように重り枠21に取り付けられている。そこで、釣り合い重り装置20Bの上下方向寸法の増大が抑えられるので、釣り合い重り用ガイドレール30を長くすることなく、釣り合い重り装置20Bが緊急時に飛び上がっても、重り側ガイドシュー28が重り側綱止め梁2に当たるような事態を未然に回避できる。これにより、釣り合い重り装置20B側の昇降路3高さを低くできる。
また、嵌合部28a、即ち重り側ガイドシュー28が、重り枠21から上枠24の長さ方向に突出しないように重り枠21に取り付けられている。そこで、一対の釣り合い重り用ガイドレール30間の距離が短くなり、釣り合い重り用ガイドレール30の設置スペースを縮小でき、昇降路3の省スペース化が図られる。
なお、上記各実施の形態では、重り側ガイドシューが上枠の長さ方向の両側に2つずつ配設されているものとしているが、重り側ガイドシューが上枠の長さ方向の両側に配設されていれば、重り側ガイドシューの個数は4つに限定されない。例えば、重り側ガイドシューを上枠の長さ方向の両側に1つずつ配設してもよいし、重り側ガイドシューを上枠の長さ方向の一側に1つ、他側に2つ配設してもよい。
3 昇降路、11 主索、20,20A,20B 釣り合い重り装置、21 重り枠、22 下枠、23 縦枠、24 上枠、25 回転軸、26 釣り合い重り、27 重り側吊り車、28,32 重り側ガイドシュー、28a,32a 嵌合部、28b,32b 取付腕、30 釣り合い重り用ガイドレール。

Claims (4)

  1. 上枠、下枠、および一対の縦枠からなる矩形枠状に構成され、該縦枠の長さ方向を上下方向に一致させて配設される重り枠と、該重り枠に収納保持された釣り合い重りと、該上枠の長さ方向の中央部に該上枠の長さ方向と該縦枠の長さ方向とに直交する回転軸周りに回転可能に取り付けられ、主索が巻き掛けられる重り側吊り車と、それぞれコ字状の嵌合部を有し、該重り枠に取り付けられた複数の重り側ガイドシューと、を備え、昇降路内に上下方向に延設された一対の釣り合い重り用ガイドレールに該嵌合部を摺接可能に係合させ、該釣り合い重り用ガイドレールに案内されて該昇降路内を昇降するエレベータの釣り合い重り装置において、
    上記複数の重り側ガイドシューは、上記嵌合部を、上記回転軸の軸方向に関し、上記重り枠の一側および他側の少なくとも一方に位置させ、かつ上下方向に関し、上記重り枠から突出させないように、上記一対の縦枠のそれぞれに取り付けられていることを特徴とするエレベータの釣り合い重り装置。
  2. 上記複数の重り側ガイドシューは、上記嵌合部を上記重り枠の上記回転軸の軸方向の一側に位置させ、かつ該嵌合部のコ字状の開口を上記上枠の長さ方向の外側に向けて、上記一対の縦枠のそれぞれに取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のエレベータの釣り合い重り装置。
  3. 上記複数の重り側ガイドシューは、上記嵌合部を上記重り枠の上記回転軸の軸方向の一側に位置させ、かつ該嵌合部のコ字状の開口を上記上枠の長さ方向の内側に向けて、上記一対の縦枠のそれぞれに取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のエレベータの釣り合い重り装置。
  4. 上記複数の重り側ガイドシューは、上記嵌合部を上記重り枠の上記回転軸の軸方向の一側と他側に位置させ、かつ該嵌合部のコ字状の開口を上記上枠の長さ方向の外方に向けて、上記一対の縦枠のそれぞれに取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のエレベータの釣り合い重り装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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