JP2011168011A - 画像形成装置、画像形成システム、及び印刷方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】省エネ機能と時刻指定機能が備わっている画像形成装置で、時刻指定による省エネ効果をより向上させる。
【解決手段】ユーザが指定した時刻に印刷する機能を有する画像形成装置であって、プリントジョブが発生した際に(S101−N)、省エネルギ状態であれば(S109−Y)、印刷データをHDDに蓄積し(ステップS118)、前記機能以外の復帰要因で省エネルギ状態から復帰した際(ステップS101−Y、S102−Y、S103)に、指定された時刻でなくとも、蓄積されたデータをプリントさせる(ステップS104)。
【選択図】図5

Description

本発明は、ユーザが指定した時刻に印刷する機能を有する画像形成装置、コピー機能だけではなく、前記画像形成装置とPCとがネットワーク接続され、PCからの印刷指示によってPCからの印刷データを印刷する機能を有する画像形成システム、及び前記画像形成装置における印刷方法に関する。
省エネルギ(以下、省エネと称す。)モードを有する画像形成装置では、省エネモードへの移行と復帰を頻繁に繰り返した場合、省エネ制御を行わない動作時より多くの電力を消費してしまう。これは省エネモードから立ち上がり、画像形成可能な状態になる際に定着装置を定着状態に復帰させる必要があり、この定着装置の加熱に電力を多く消費するからである。このような電力消費を防ぐためには省エネモードへの移行と復帰の繰り返し回数を削減すれば良いことから、データがある程度溜まった印刷するという機能を持たせたものがある。
しかし、このようにデータがある程度を溜まった時点で印刷するという機能は、その印刷データがいつ印刷されても良いという場合にしか前記機能の効果を発揮することはできず、このようなデータがある程度溜まった時点で印刷するという機能の実際の利用頻度は非常に低くなるのが現状である。そこで、印刷時刻をユーザが指定し、その時刻まで印刷データを蓄積しておき、指定された時刻になったらまとめて出力する技術が既に知られている。
このような技術として例えば特許文献1(特開2005−313489号公報)に記載の発明が公知である。この発明は、省エネモードから復帰する回数を減らすことができ、省エネ効果の高い画像形成装置を提供することを目的とし、画像形成装置が未使用状態にある場合に省エネモードに移行させる手段と、プリントジョブが発生した時点で印刷データを蓄積する手段と、所定の条件が満たされた場合に画像形成装置を復帰させて上記印刷データを印刷する手段とを備えたことを特徴としている。
しかし、前記特許文献1記載の発明では、時刻指定をしたとしても、指定時刻ジョブが2つ以上溜まらない限り指定による省エネ効果を得ることはできない。また、各々で時刻指定をした場合には、省エネモードへの移行と復帰を各々のプリントジョブに対して繰り返すことになり、省エネ効果を得ることはできない。いずれにしても、省エネ効果を得るための復帰回数の削減が十分ではない。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、省エネ機能と時刻指定機能が備わっている画像形成装置で、時刻指定による省エネ効果をより向上させることにある。
前記課題を解決するため、第1の手段は、ユーザが指定した時刻に印刷する機能を有する画像形成装置であって、プリントジョブが発生した際に、省エネルギ状態であれば、印刷データを蓄積する蓄積手段と、前記機能以外の復帰要因で省エネルギ状態から復帰した際に、指定された時刻でなくとも、蓄積されたデータをプリントさせる制御手段と、を有することを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段に係る画像形成装置を含む複数の画像形成装置と、PCとがネットワークを介して接続された画像形成システムであって、前記複数の画像形成装置のうちの前記蓄積手段を備えていない画像形成装置の印刷データが前記蓄積手段を備えた他の画像形成装置に蓄積されることを特徴とする。
第3の手段は、ユーザが指定した時刻に印刷する機能を有する画像形成装置における印刷方法であって、プリントジョブが発生した際に、省エネルギ状態であれば、印刷データを蓄積手段に蓄積し、前記機能以外の復帰要因で省エネルギ状態から復帰した際に、指定された時刻でなくとも、蓄積されたデータをプリントさせることを特徴とする。
なお、後述の実施形態では、前記画像形成装置は符号1に、蓄積手段はHDD450に、制御手段はCPU410及びASIC420に、ネットワークはLAN491に、それぞれ対応する。
本発明によれば、省エネ機能と時刻指定機能が備わっている画像形成装置で、時刻指定による省エネ効果をより向上させることができる。
本発明の実施形態における実施例1に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図1に示した画像形成装置の省エネ時における電源供給状態の一例を示すブロック図である。 図2の省エネ状態で時刻指定データを受信したときの電源供給状態の一例を示すブロック図である。 時刻指定でプリント実行させるときのPCの表示画面における選択表示の状態を示す図である。 実施例1における印刷処理の処理手順を示すフローチャートである。 指定された時刻まで省エネ復帰しなかった場合の印刷処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施例2におけるPCの表示画面における選択表示の状態を示す図である。 実施例3におけるネットワークシステムの構成の一例を示すブロック図である。
本発明は、省エネ復帰回数削減を行う際に、時刻指定をしても、他の今すぐに必要なジョブによって印刷処理を行った際にはすぐに印刷するようにしてユーザの利便性を損なわない範囲で復帰回数を最小限に抑えることができるようにしたものである。以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は本実施形態における実施例1に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
図1において、本実施例に係る画像形成装置1は、利用者とのインターフェースとなる操作部100と、画像形成を行うプリンタエンジン部200と、画像を読み取るスキャナエンジン部300と、全体の制御を行うコントローラ部400と、各部に電源を供給すると共に電源供給制御を行う電源制御部500とを備えている。
操作部100は、表示部を構成するLCD110と、ユーザがコマンド及び数値を入力するためのハードキー120とを備えている。
プリンタエンジン部200は、コントローラ400から送信される画像データに基づいて記録紙などに画像形成を行うエンジン部である。プリンタエンジンとしては、例えば電子写真方式のエンジンが使用される。なお、電子写真方式のエンジンに代えてインクジェットプリンタなどの液滴吐出方式のエンジン、あるいは熱転写方式のエンジンなど、公知のプリンタエンジンが使用される。
スキャナエンジン部300は、光学的に画像を読み取り読み取った画像データをディジタルデータに変換し、コントローラ400に送信する。
コントローラ部400は、主たる制御を行うCPU410、CPU410の制御下で各部の制御を行うASIC420、スキャナエンジン部300からの画像データの送信等を行うスキャナ処理部430、プリンタエンジン部200への画像データの送信等を行うプリンタ処理部440、画像データの蓄積等を行うHDD450、ソフトウェアの作業領域となるメモリ460、時計機能とユーザから印刷を指定された時刻となった際に、ASIC420に通知する機能を備えた時間管理部470、蓄積しているデータの情報を蓄積する不揮発メモリ480、ネットワーク経由で与えられるプリントジョブ等を受け付けるネットワークI/F490、及び電話回線経由でファクシミリ等の送受信を行うファクシミリI/F495を備えている。
なお、不揮発メモリ480を省略してHDD450内に蓄積しているデータの情報を保持するようにすることもできる。また、ASIC420はバス425を介して時間管理部460、ネットワークI/F490及びファクシミリI/F495と接続され、ネットワークI/F490はLAN491に、ファクシミリI/F495は電話回線496に接続されている。また、CPU410は図示しないROMに格納されたプログラムを図示しないRAMに展開し、当該RAMをワークエリア及びデータバッファとして使用しながら前記プログラムに従って処理する。
図1は、各部(各ブロック)全てに電源が供給され、動作可能な状態であり、「復帰」とは図1に記載の各部(各ブロック)全てに電源が供給され、動作可能な状態とすることを意味する。
図2は図1に示した画像形成装置の省エネ時における通電状態の一例を示すブロック図である。図2では、電源が供給されていないブロックは網点を付して示している。これらの網点を付したプリンエンジン部200、操作部のLCD110、コントローラ部400のプリンタ処理部440、HDD450、メモリ460、及び不揮発メモリ480には電源が供給されていない。すなわち、省エネ状態に移行した際に、このような給電状態となる。
図2の省エネ状態で時刻指定データを受信すると、図3のブロック図に示すように図2で電源供給がなされていなかった不揮発メモリ480、メモリ460、及びLCD110に電源が供給され、プリンタエンジン部200、プリンタ処理部440及びHDD450のみが非給電状態となる。なお、図3においても、電源が供給されていないブロックは網点を付して示している。
図4は時刻指定でプリント実行させるときのPC(パーソナルコンピュータ)の表示画面における選択表示の状態を示している。PCの表示画面600aには図4に示すように「すぐに印刷を開始しますか?」605というメッセージとともに、「はい」610aと「いいえ」610bの選択ボタンが表示され、例えば、マウスなどのポインティングデバイスによりいずれかを選択することができる。ここで、「はい」610aを選択すると、すぐにプリントが開始され、「いいえ」610bを選択すると(620)、印刷開始指示画面に表示画面が切り替る。この表示画面600bでは、印刷開始時刻を設定して下さいというメッセージ630と、月、日、時、分の各入力欄640a,640b,640c,640dと、現在時刻650が表示される。そこで、月、日、時、分の各入力欄640a,640b,640c,640dにテンキーから数字を打ち込み、プリント開始時刻時間を設定する。これにより、画像形成装置は設定された時刻にプリントが開始される。なお、プリント開始時間は、設定後、実際のプリント開始前に再設定することも可能である。この再設定は、PCの表示画面に前記設定した時間を呼び出し、上書き修正などにより行われる。
なお、コピーの場合には、操作部100のLCDに表示され、タッチパネル方式で入力される。その場合には、「すぐにコピーを開始しますか?」605とともに600a及び600bの操作画面が表示される。
図5は本実施例における印刷処理の処理手順を示すフローチャートである。すなわち、PCにおいて印刷形式、印刷部数などの設定が完了すると、「すぐにコピーを開始しますか?」が表示され、「はい」と「いいえ」をユーザが選択可能となっている(図4−600a)。「はい」610aを選択すると、PCはリアルタイムジョブであることを画像形成装置に通知し(ステップS101−Y)、データをネットワークI/Fに送信する。画像形成装置はリアルタイムジョブであることを通知されると、省エネ状態か否かをチェックし(ステップS102)、省エネ状態でなければ(ステップS102−N)データを受信した際にすぐに、省エネであれば(ステップS102−Y、復帰してから(ステップS103)、印刷を開始する(ステップS104)。このステップS103の復帰要因としては、スキャナによる画像読み取り、コピー指示、FAX受信、プリント指示、及び他のジョブで指定された時刻のうちの1つであり、スキャナによる画像読み取りは、引き続きコピーモードに移行する。
印刷が完了すると、不揮発メモリ480に記録されているフラグの状態を確認する(ステップS105)。フラグがセットされていれば、HDD450に保存されている印刷データ全てを印刷する(ステップS106)。そして、フラグをリセットし(ステップS107)、時間情報もリセットして(ステップS108)処理を終える。なお、省エネ状態からの復帰で印刷を実行する場合には(ステップS103,S104)、フラグを確認した後に、HDD450に電源を供給するようにしても良い。フラグがセットされていなければ、受信した画像データのみの印刷で処理を終える。
図4の画面で「いいえ」610bを選択すると(620)、次に、「印刷終了時刻を設定して下さい。」というメッセージ表示が行われる。ユーザが時刻(図4のように月、日を含んでも良い)を指定すると、PCは時刻指定ジョブであることを画像形成装置に通知し、データと共に指定された時刻情報をネットワークI/Fに送信する。画像形成装置は受信した際にスタンバイ状態であった場合には(ステップS109−N)、データを受信した際にすぐに印刷を開始する(ステップS110)。そして、印刷データ蓄積のフラグがセットされているかどうかを確認し(ステップS111)、セットされていれば、HDD450に保存されている印刷データ全てを印刷する(ステップS112)。そして、フラグをリセットし(ステップS113)、時間情報もリセットして(ステップS114)処理を終える。ステップS111でフラグがセットされていなければ、受信した画像データのみの印刷で処理を終える。
一方、ステップS109で省エネ状態であれば、画像形成装置の時間管理部470が、印刷データを受信したタイミングが蓄積されている他のジョブの指定時刻より早いかどうかを確認し(ステップS115)、早ければ(ステップS115−Y)、過去の時間情報をリセットした(ステップS116)後、その早い時刻を不揮発メモリ480に保存し、フラグをセットし(ステップS117)、データをHDD450に保存し、印刷タイミングを待つ(ステップS118)。一方、ステップS115で早くなければ(ステップS115−N)、そのまま印刷データをHDD450に蓄積し(ステップS118)次の印刷タイミングを待つ。
なお、ステップS105又はステップS110で印刷実行後、印刷が完了すると、その旨、PCに通知する。また、ステップS106又はステップS112の連続印刷時には、ユーザが異なるジョブの出力であることを認識できるようにして出力する。この出力には、例えば画像形成装置のソート(仕分け)機能が利用される。
図6は指定された時刻まで省エネ復帰しなかった場合の印刷処理の処理手順を示すフローチャートである。すなわち、ステップS118でHDD450に蓄積された印刷データを印刷する際の処理手順を示す。
同図において、指定時刻となると、時間管理部470が、ASIC420に対して印刷開始を通知する。これにより画像形成装置1は省エネ状態から復帰し(ステップS201)、印刷実行する(ステップS202)。その際、HDD450に残っている印刷データも全て印刷し(ステップS203)、印刷が完了すると、フラグをリセットし(ステップS204)、時刻情報もリセットする(ステップS205)。このように指定時刻となると、画像形成装置1は省エネ状態から復帰し(ステップS201)、必ず印刷実行することができる。
なお、指定時刻前に印刷がされた場合、例えばステップS103で省エネ状態から復帰した場合ステップS115で指定時刻が自身の指定時刻より前に設定されているジョブを印刷する際に連続印刷された場合には、パスワード付きフォルダ(物理的な)に入れられる。パスワードは(印刷ジョブを送ったときに)PCに通知される。
なお、連続印刷する際に、印刷データ(印刷ファイル)が複数あることを確認するためには、図1で示した不揮発メモリ470にデータ保存する毎にカウントアップするようにデータ数を記録しておく。これにより、印刷実行の際に不揮発メモリ470を参照すれば、連続印刷を行うべきか、そうでないかが明確になる。
実施例1では、画像形成装置1は印刷データを受信したとき、印刷をすぐに開始するか否か、すぐに開始しない場合には、印刷時刻を指定するようにした例であるが、この実施例2は、印刷をすぐに実施しない場合に「指定時刻までに印刷」あるいは「指定時刻に必ず印刷」の2つの選択を可能とした例である。
図7は実施例2におけるPCの表示画面における選択表示の状態を示す図である。PCの表示画面600cには、「時刻指定の種類を選択して下さい。」606というメッセージとともに、「今すぐに印刷」660a、「指定時刻までに印刷」660b、「指定時刻に必ず印刷」660cの3つの選択ボタンが表示される。この画面から「指定時刻までに印刷」660bを選択した際には、実施例1における図5のフローチャートと同じ処理手順で処理される。一方、「指定時刻に必ず印刷」660cを選択した際には、指定時刻を時間管理部470に通常とは別の箇所に記録し、HDD450に保存しているデータ領域も通常とは別の箇所に記録しておく。このように設定することにより、他のジョブの印刷処理の連続印刷(ステップS106、S112)には含まれずに、必ず指定された時刻となった際に印刷が開始される。
また、印刷が終了すると、フラグを確認し、セットされていると、蓄積されているデータの印刷を開始する。
なお、蓄積されているジョブを印刷処理する際、優先順位を予め設定することも可能である。優先順位とは、例えば、印刷ジョブの時刻指定が早い順番、印刷枚数の少ない順番、重要度の高い順番など、適宜設定され、その優先順位は不揮発メモリ480に記録され、新たに記憶する印刷データに負荷された優先順位情報に基づいて印刷の順番を設定する。その際、前記順番を所定の評価基準に従って複数組合わせて設定することもできる。
また、実施例1のような印刷開始時刻の設定に代えて、印刷完了時刻を設定することもできる。すなわち、この実施例2では、図7の表示画面600cで「指定時刻までに印刷」660bあるいは「指定時刻に必ず印刷」660cが選択されたとき、PCの表示画面600dには「印刷終了時刻を設定して下さい。」631という表示とともに、指定すべき月、日、時、分の入力欄640a〜640dが現在時刻650とともに表示される。
ここで、印刷完了時刻が指定された場合、画像形成装置1はHDD450に格納されている印刷データのデータ容量と、印刷設定内容から印刷所要時間を取得する。例えば、印刷が両面印刷であり、ページ数、データ容量が500kBの場合は2分で、同じデータでも1/2集約の場合には、1分となるなどの印刷所用時間である。この時間は、画像形成装置の性能と、印刷内容より、算出され、画像形成装置1のCPU410が取得する。
CPU410は、印刷完了予定時刻から印刷所要時間を引いた時刻を印刷開始時間に設定し、印刷が完了すると、フラグを見て、セットされている場合は蓄積されているジョブを続けて印刷する。同じ時刻に2つ以上のジョブがセットされている場合には、それぞれのジョブの所要時刻を足したものを印刷完了予定時刻から引いた時刻が印刷開始時間となる。
本実施例3は、実施例1における画像形成装置1が接続されたLAN491に複数のPCと画像形成装置が接続され、ネットワークシステムが構築された例である。
この実施例3では、図8のブロック図に示すようにLAN491に対して第1及び第3の画像形成装置1,1a,1bと、第1及び第2のPC710,720が接続されている。第1の画像形成装置1は図1に示した画像形成装置と基本的に同等であるが、前記画像形成装置1に加えて印刷要求部411と復帰検知部412が設けられ、ASIC420を介してCPU410の制御下にある。このようにLAN491に複数のPC710,720及び画像形成装置1,1a,1bが接続されたシステムでは、ある特定の画像形成装置、ここでは第1の画像形成装置1に時間指定印刷のデータを蓄積し、PC710あるいは720の印刷要求に応じて印刷を行うことが可能となる。
すなわち、第1ないし第3の画像形成装置1,1a,1bとPC710,720がLAN491で接続されているとする。そして、第2及び第3の画像形成装置1a,1bにはHDD450が搭載されていないとすると、第1及び第2の画像形成装置1a,1bでは時間指定印刷をすることができない。こうした場合に、第1及び第2の画像形成装置1a,1bにおける時間指定データも第1の画像形成装置1に搭載されているHDD450に保存し、第2及び第3画像形成装置1a,1bそれぞれの時間データを第1の画像形成装置1の不揮発メモリ480に記録するようにする。これにより第2及び第3の画像形成装置1a,1bがHDD450を搭載していない場合においても、第1の画像形成装置1aのHDD450に印刷データを格納し、第1の画像形成装置1aの不揮発メモリ480で印刷指定時間を管理することにより時間指定印刷が可能となる。
印刷する際には、第1の画像形成装置1の印刷要求部411から第2又は第3の画像形成装置1a,1bに印刷要求をする。例えば、第1のPC710を使用しているユーザが、第2の画像形成装置1aにxx時に印刷するように設定すると、第1のPC710は第2の画像形成装置1aの状態(省エネ状態か否か)を取得する。そして、第2の画像形成装置2aが省エネ状態でなければ、第2の画像形成装置1aに印刷要求を行う。省エネ状態であれば、第1の画像形成装置1に第2の画像形成装置1aの時間指定印刷を行うように要求する。
第1の画像形成装置1は第1のPC710から印刷データを受信するとHDD450に保存し、第1の画像形成装置1がxx時に印刷するということを不揮発メモリ480に記載しておく。時間管理部480はその時間になると、印刷要求を出すように印刷要求部411に通知する。印刷要求部411はHDD450に保存されている印刷データを指定されている画像形成装置1aあるいは1bで印刷するように前記画像形成装置1aあるいは1bに印刷を要求する。また、指定されている時間より前に省エネ状態から復帰した場合には、それを復帰検知部412にて検知し、印刷要求をするように印刷要求部411に通知する。印刷要求部411では、指定されている時間ではないが、省エネ状態から復帰したので、その復帰した第1ないし第3のいずれかの画像形成装置1,1a,1bに印刷要求し、印刷を実行させる。印刷が完了すると、不揮発メモリ480に記載されているデータを消去する。複数の印刷データが保存されている場合には、実施例1と同様に連続して印刷を行うように要求し、印刷を実行させる。
また、画像形成装置1のHDD450の使用可能な領域が埋まってしまった場合には、保存されているデータを全て印刷するようにする。この場合、他の画像形成装置がHDDを備えていれば、以前に保存されているデータを印刷することに代えて、他の画像形成装置のHDDに新たな印刷データを保存するように設定することも可能である。
さらに、複数の画像形成装置LAN491に接続されている場合には、印刷出力を行っている画像形成装置に、紙切れ、紙詰まり、トナー(インク)欠如などの印刷不能な状況が発生した場合には、他の印刷不能な印刷データから他の画像形成装置に印刷出力を代行させて代行印刷させることも可能である。その際、例えば印刷対象となった画像形成装置は印刷開始と終了時に印刷を指示したPC側に印刷を開始したことを通知する。PC側は印刷の開始時と終了時の通知のどちらかがこなかった場合、そのPCは他の画像形成装置に印刷を代行させる。その際、印刷データの最初から、印刷開始を受信した後、印刷不能となったページ情報を受信した場合には、印刷不能となったページから他の画像形成装置に代行印刷させ、開始時の通知を受信しなかった場合、若しくは印刷終了時の通知を受信しなかった場合において、印刷不能となったページ情報が不明の場合には、最初のページから他の画像形成装置に代行印刷させる。
その他、特に説明しない各部は実施例1若しくは実施例2と同等に構成され、同等に機能する。
以上のように、本実施形態によれば、時刻指定をしても、他の今すぐに必要なジョブによって印刷処理を行った際には続けて、すぐに印刷するため、ユーザの利便性を損なわない範囲で復帰回数を最小限に抑えることができる。すなわち、ばらばらに時刻指定しても一番早い時刻のものにあわせて全て印刷するので、画像形成装置の復帰回数を最小限に抑えることができ、省エネ効果を高めることができる。
なお、本発明は本実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された発明の技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。
1,1a,1b 画像形成装置
100 操作部
110 LCD
200 プリンタエンジン部
300 スキャナエンジン部
400 コントローラ部
410 CPU
411 印刷要求部
412 復帰検出部
420 ASIC
450 HDD
460 メモリ
470 時間管理部
480 不揮発性メモリ
490,490a,490b ネットワークI/F
491 LAN
500 電源制御部
600a,600b,600c,600d 表示画面
710,720 PC
特開2005−313489号公報

Claims (15)

  1. ユーザが指定した時刻に印刷する機能を有する画像形成装置であって、
    プリントジョブが発生した際に、省エネルギ状態であれば、印刷データを蓄積する蓄積手段と、
    前記機能以外の復帰要因で省エネルギ状態から復帰した際に、指定された時刻でなくとも、蓄積されたデータをプリントさせる制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記ユーザが指定した時刻がPCから指定された時刻であって、
    前記プリントジョブが前記PCから送信されてきた印刷データであること
    を特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置であって、
    前記機能以外の復帰要因が、スキャナによる画像読み取り、コピー指示、FAX受信、プリント指示、及び他のジョブで指定された時刻のうちの1つであること
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記制御手段は、時刻指定がされた場合、必ず指定された時刻に印刷すること
    を特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記蓄積手段に蓄積された印刷データに優先順位が設定され、
    前記制御手段は優先順位の上位のものからプリントさせること
    を特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記ユーザが指定した時刻が印刷完了時刻であること
    を特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    指定時刻より前に印刷した場合には、印刷データはパスワード付きフォルダに入れられ、
    前記パスワードは印刷ジョブを送ったときにPCに通知されること
    を特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項2記載の画像形成装置であって、
    前記制御手段は、印刷が完了した際に、PCに通知することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記蓄積手段の印刷データを蓄積する領域の容量がなくなった際には、当該蓄積する領域に蓄積されている印刷データを全て印刷することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    連続印刷時にジョブ毎にユーザがすぐに認識できる仕分け手段を備えていること
    を特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
    ユーザが時刻を指定する手段を有し、
    当該指定する手段は印刷実行前に指定時刻を再入力し、印刷実行時刻を変更可能であることを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれか1項に記載の画像形成装置を含む複数の画像形成装置と、PCとがネットワークを介して接続された画像形成システムであって、
    前記複数の画像形成装置のうちの前記蓄積手段を備えていない画像形成装置の印刷データが前記蓄積手段を備えた他の画像形成装置に蓄積されることを特徴とする画像形成システム。
  13. 請求項12記載の画像形成システムであって、
    1つの画像形成装置で紙切れ、紙詰まりを含む印刷出力不能な事態が発生したときに、他の画像形成装置で代行印刷することを特徴とする画像形成システム。
  14. 請求項12記載の画像形成システムであって、
    印刷出力する画像形成装置は、印刷開始と終了時にPC側に開始したことを通知し、
    前記PC側は開始時と終了時の通知のいずれかを受信しなかった場合、当該PCは他の画像形成装置に印刷要求を行うことを特徴とする画像形成システム。
  15. ユーザが指定した時刻に印刷する機能を有する画像形成装置における印刷方法であって、
    プリントジョブが発生した際に、省エネルギ状態であれば、印刷データを蓄積手段に蓄積し、
    前記機能以外の復帰要因で省エネルギ状態から復帰した際に、指定された時刻でなくとも、蓄積されたデータをプリントさせること
    を特徴とする画像形成装置における印刷方法。
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