JP2011166551A - 携帯電子機器、及びその表示制御方法 - Google Patents

携帯電子機器、及びその表示制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011166551A
JP2011166551A JP2010028360A JP2010028360A JP2011166551A JP 2011166551 A JP2011166551 A JP 2011166551A JP 2010028360 A JP2010028360 A JP 2010028360A JP 2010028360 A JP2010028360 A JP 2010028360A JP 2011166551 A JP2011166551 A JP 2011166551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
character string
application
input
applications
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010028360A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011166551A5 (ja
JP5473657B2 (ja
Inventor
Tomoyasu Takahashi
友康 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2010028360A priority Critical patent/JP5473657B2/ja
Publication of JP2011166551A publication Critical patent/JP2011166551A/ja
Publication of JP2011166551A5 publication Critical patent/JP2011166551A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5473657B2 publication Critical patent/JP5473657B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)

Abstract

【課題】所定のアプリケーションに規定された制限事項に違反したか否かについてユーザが容易に認識することが可能な携帯電子機器及び携帯電子機器の表示制御方法を提供すること。
【解決手段】表示部13と、制限事項が規定されるアプリケーションを含む複数のアプリケーションを起動する起動部23と、文字列を入力すると共に、当該入力された文字列を複数の前記アプリケーションのうちいずれのアプリケーションに利用させるかを選択するための操作部11と、前記操作部11の操作により文字列の入力が行われ、当該入力された文字列が利用可能な複数の前記アプリケーションのうちいずれかのアプリケーションに規定された制限事項に違反する場合に、前記表示部13に表示される文字列の表示を維持すると共に当該アプリケーションに規定された制限事項に違反する旨を通知する制御部21と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、文字入力が可能な携帯電話機、PDA等の携帯電子機器及び携帯電子機器の表示制御方法に関する。
携帯電子機器は、各種の情報を表示する表示部と、文字列の入力を行うための操作部を備えている。ここで、携帯電子機器の例として携帯電話機では、表示部に初期画面(待ち受け画面)が表示されている状態で、操作部により文字列の入力を行い、入力された文字列に基づいて実行可能なアプリケーションの一覧を表示させ、選択されたアプリケーションを起動させるものがあった(例えば、特許文献1を参照)。
特開2007−200243号公報
ここで、入力された文字列に基づいて実行可能なアプリケーションの一例として、電話番号により送信相手を特定し、短いメッセージによるメールの送受信機能を有するアプリケーション(以下、SMS(Short Message Service)メールアプリケーションと言う。)があげられる。そして、SMSメールアプリケーションには送信可能な文字数(全角50文字以上不可)や送信可能な文字コード(改行文字不可)についての制限事項が規定されていた。
しかし、上記従来技術においては、文字列を入力して、実行可能なアプリケーションの一覧からSMSメールアプリケーションを選択した後でなければ、入力された文字列がSMSメールアプリケーションに規定された制限事項に違反したか否かを認識することができず、操作が煩わしかった。また、SMSメールアプリケーションに限られず、他のアプリケーションにおいてもそれぞれ制限事項が規定されており、同様の問題が生じていた。
本発明はかかる課題を解決するために、所望のアプリケーションに規定された制限事項に違反したか否かについてユーザが容易に認識することが可能な携帯電子機器及び携帯電子機器の表示制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る携帯電子機器は、上記課題を解決するために、表示部と、制限事項が規定されるアプリケーションを含む複数のアプリケーションを起動する起動部と、文字列を入力すると共に、当該入力された文字列を複数の前記アプリケーションのうちいずれのアプリケーションに利用させるかを選択するための操作部と、前記操作部の操作により文字列の入力が行われ、当該入力された文字列が利用可能な複数の前記アプリケーションのうちいずれかのアプリケーションに規定された制限事項に違反する場合に、前記表示部に表示される文字列の表示を維持すると共に当該アプリケーションに規定された制限事項に違反する旨を通知する制御部と、を有することを特徴とする。
また、上記携帯電子機器では、前記表示部は、前記操作部により文字列の入力が行われる際に、制限事項が規定される前記アプリケーションに対応する情報を表示することが可能であり、前記制御部は、前記操作部の操作により文字列の入力が行われ、入力された文字列が利用可能な複数の前記アプリケーションのうちいずれかのアプリケーションに規定された制限事項に違反する場合に、当該アプリケーションに対応する情報を前記表示部に表示させてもよい。
また、上記携帯電子機器では、前記表示部は、前記操作部により文字列の入力が行われる際に、当該入力された文字列が利用可能な複数の前記アプリケーションに対応する情報をそれぞれ表示することが可能であり、前記制御部は、前記操作部の操作により文字列の入力が行われると、複数の前記アプリケーションに対応する情報がそれぞれ前記表示部に表示され、複数の前記アプリケーションのうちいずれかのアプリケーションに規定された制限事項に違反する場合に、当該アプリケーションに対応する情報を他のアプリケーションに対応する情報とは異なる態様で前記表示部に表示させてもよい。
また、上記携帯電子機器では、前記表示部は、前記操作部により文字列の入力が行われる際に、当該入力された文字列が利用可能な複数の前記アプリケーションに対応する情報をそれぞれ表示することが可能であり、前記制御部は、前記操作部の操作により文字列の入力が行われると、複数の前記アプリケーションに対応する情報がそれぞれ前記表示部に表示され、複数の前記アプリケーションのうちいずれかのアプリケーションに規定された制限事項に違反する場合に、当該アプリケーションに対応する情報の表示を解除してもよい。
また、上記携帯電子機器では、前記入力された文字列が利用可能な複数の前記アプリケーションのうちいずれかのアプリケーションに規定された制限事項に違反するとは、入力された文字列が当該アプリケーションにおいて実行できる情報量を超えることを含んでもよい。
また、上記携帯電子機器では、前記入力された文字列が利用可能な複数の前記アプリケーションのうちいずれかのアプリケーションに規定された制限事項に違反するとは、入力された文字列に当該アプリケーションにおいて実行できない禁則記号が含まれることを含んでもよい。
また、上記携帯電子機器では、前記制御部は、入力された文字列が利用可能な複数の前記アプリケーションのうちいずれかのアプリケーションにおいて実行できない禁則記号が含まれる場合に、当該アプリケーションに対応する情報を前記表示部に表示させるか、或いは、当該アプリケーションに対応する情報を他のアプリケーションに対応する情報とは異なる態様で前記表示部に表示させると共に、入力された文字列のうち前記禁則記号を他の文字とは異なる態様で前記表示部に表示させることを特徴とする請求項5に記載の携帯電子機器。
また、上記携帯電子機器では、前記制御部は、前記操作部の操作により入力された文字列のうち前記禁則記号が禁則記号とは異なる記号に変更された場合に、前記表示部に表示された制限事項に違反するアプリケーションに対応する情報の表示を解除するか、或いは、前記表示部に異なる態様で表示された制限事項に違反するアプリケーションに対応する情報の表示を他のアプリケーションと同一の態様の表示に戻してもよい。
本発明に係る携帯電子機器の表示制御方法は、制限事項が規定されるアプリケーションを含む複数のアプリケーションを起動するステップと、文字列を入力すると共に、当該入力された文字列ステップと、入力された文字列を複数の前記アプリケーションのうちいずれかのアプリケーションに利用させるステップと、文字列の入力を行うステップと、入力された文字列を複数の前記アプリケーションのうちいずれのアプリケーションに利用させるかを選択するステップと、入力された文字列が利用可能な複数の前記アプリケーションのうちいずれかのアプリケーションに規定された制限事項に違反する場合に、入力された文字列の表示を維持すると共に前記アプリケーションに規定された制限事項に違反する旨を通知するステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、所望のアプリケーションに規定された制限事項に違反したか否かについてユーザが容易に認識することが可能となる。
図1は、本発明における携帯電子機器の一例である携帯電話機1の外観正面図である。 図2は、携帯電話機1の機能の概略構成を示す機能ブロック図である。 図3は、本発明に係る第1の実施形態における携帯電話機1の動作を説明するための説明図である。 図4は、本発明に係る第2の実施形態における携帯電話機1の動作を説明するための説明図である。 図5は、本発明に係る第3の実施形態における携帯電話機1の動作を説明するための説明図である。 図6は、本発明に係る第4の実施形態における携帯電話機1の動作を説明するための説明図である。 図7は、本発明に係る実施形態における携帯電話機1の処理動作を説明するためのフローチャートである。 図8は、各々のアプリケーションに規定される制限事項の一例を示す図である。 図9は、本発明に係る他の実施形態の一例を説明するためのイメージ図である。 図10は、本発明に係る他の実施形態の一例を説明するためのイメージ図である。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明に係る携帯電子機器の一例である携帯電話機1の外観正面図である。なお、図1は、操作部11を有する操作部側筐体2と表示部13を有する表示部側筐体3の2つの筐体からなるいわゆる折り畳み型の携帯電話機1の形態を示しているが、本発明に係る携帯電子機器の形態としては特にこれに限られない。例えば、操作部側筐体2と表示部側筐体3の両筐体を重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、重ね合わせ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式(ターンタイプ)や、操作部11と表示部13とが1つの筐体に配置され、連結部を有さない形式(ストレープタイプ、フリップタイプ)でも良い。
携帯電話機1は、操作部側筐体2と、表示部側筐体3とを備え、操作部側筐体2と表示部側筐体3とはヒンジ機構を備える連結部4を介して連結される。ユーザは連結部4を介して連結された操作部側筐体2と表示部側筐体3とを、相対的に動かすことにより操作部側筐体2と表示部側筐体3とを折り畳んだ状態(閉状態)にしたり、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを互いに開いた状態(開状態)にしたりすることが可能となる。
操作部側筐体2は、操作部11と、マイクロフォン12(以下、マイク12という。)と、を有する。
操作部11は、数字、文字、英字、記号等を含む文字列を入力するための入力キー11Aと、電話帳アプリケーション、メールアプリケーション、Webアプリケーション等の各アプリケーションを実行させるためのアプリケーション実行キー11Bと、各種操作における決定や上下左右方向のスクロール等を行わせるための決定操作キー11Cと、を含んで構成される。各キーは起動しているアプリケーションの種類に応じて所定の機能が割り当てられており、ユーザが各キーを操作、すなわち押圧することにより、当該操作されたキーに割り当てられる機能に応じた動作が実行される。
ここで、入力キー11Aは、数字、文字、英字、記号の少なくともいずれかが割り当てられるキーを含む。例えば、起動可能な複数のアプリケーションのうち文字入力が可能なアプリケーションが起動され、表示部13に文字入力を行うための文字入力画面が表示されている状態において、入力キー11Aのうちいずれかのキーが操作されると、操作されたキーに割り当てられる数字、文字、英字、記号のいずれかが入力される。ここで、表示部13に文字入力を行うための文字入力画面が表示されている状態において、入力される文字種が文字となっていれば、操作されたキーに割り当てられる文字が入力され、数字となっていれば、操作されたキーに割り当てられる数字が入力され、英字、記号についても同様である。
また、通信の待ち受け状態であって所定のアプリケーションが起動していない状態、すなわち、表示部13に初期画面が表示されている状態において、入力キー11Aのうちいずれかのキーが操作されると、操作されたキーに割り当てられる数字が入力され、入力された数字を用いて発信処理を行うことが可能となる。このように、表示部13に初期画面が表示されている状態において、入力キー11Aのうちいずれかのキーが操作されたとしても、操作されたキーに割り当てられる文字、英字、記号は入力されない。しかし、本発明に係る実施形態においては、表示部13に初期画面が表示されている状態において、入力キー11Aのうちいずれかのキーが操作されると、設定に応じて操作されたキーに割り当てられる文字、英字、記号が入力されることを可能とする。
更に、操作部11の操作により入力された文字列を複数のアプリケーションのうちいずれのアプリケーションに利用させるか選択することが可能である。具体的には、操作部11の操作により文字列の入力を行い、入力された文字列を利用可能な複数のアプリケーションを表示させた場合に、例えば、操作部11の決定操作キーのスクロール操作等を介して、所望のアプリケーションの選択操作を行うことにより、所望のアプリケーションに入力された文字列を利用することが可能となる。
マイク12は、ユーザが通話時に発した音声が入力されるマイクの機能を有する。
なお、操作部側筐体2の側面には外部機器(例えば、ホスト装置)と通信を行うためのインターフェースと、所定の機能が割り当てられているサイドキーと、外部メモリの挿入及び取り出しが行われるインターフェースとが、設けられている(図示せず)。
表示部側筐体3は表示部13とスピーカ14とを有する。
表示部13は、各種情報を表示するためのものであり、LCD(Liquid Crystal Display)やOLED(Organic Light Emitting Diode)が採用される。表示部13には、通信の待受け状態であって所定のアプリケーションが起動していない状態には初期画面(待ち受け画面ともいう。)が表示され、所定のアプリケーションが起動している場合には、当該アプリケーションの動作に基づく画面が表示される。例えば、通信の待ち受け状態においては、予め設定されている初期画面が表示され、メールアプリケーションやメモ帳アプリケーション等の文字入力が可能なアプリケーションが起動している状態において、文字入力を行う場合には表示部13に文字入力を行うための文字入力画面が表示される。
スピーカ14は、通話時の相手側の音声を出力するレシーバの機能を有する。
図2は、携帯電話機1の機能の概略構成を示す機能ブロック図である。携帯電話機1は、図2に示すように、操作部11(入力キー11A、アプリケーション実行キー11B、決定操作キー11Cを含む。)と、マイク12と、表示部13と、スピーカ14とが備えられ、内部には制御部21と、LCD制御部22と、起動部23と、メインアンテナ31と、RF回路部32と、音声処理部33と、記憶部34と、を備えている。
制御部21は、携帯電話機1の全体を制御しており、中央処理装置(CPU)等を用いて構成される。そして、LCD制御部22、起動部23、音声処理部33、記憶部34に対して所定の制御を行う。制御部21の具体的な処理については後述する。
LCD制御部22は、制御部21の制御に従って、所定の画像処理を行い、処理後の画像データを不図示のドライバICに出力する。ドライバICは、LCD制御部22から供給された画像データを不図示のフレームメモリに蓄え、所定のタイミングで表示部13に出力する。
起動部23は、制御部21の制御に従って、制限事項が規定されたアプリケーションを含む複数のアプリケーションを起動する。複数のアプリケーションの一例として、電話帳を閲覧するための電話帳アプリケーション、Eメールの閲覧、作成、送信等を行うためのEメールアプリケーション、Cメールの閲覧、作成、送信等を行うためのSMSメールアプリケーション、Webを閲覧するためのWebアプリケーション等が挙げられる。
また、アプリケーションに規定された制限事項の一例として、図7に示すように、それぞれのアプリケーションにおいて実行可能な文字数の制限や文字コードの制限が挙げられる。例えば、図7(a)に示すようにSMSメールアプリケーションにおけるCメールの送信については、文字数として全角50文字しか送信することができない。また、文字コードとして改行記号を送信することができない。一方、図7(c)に示すようにアドレス帳アプリケーションにおける読み仮名の登録については、文字数として全角32文字以上を登録することができない。また、文字コードとして全角漢字、ひらがな、カタカナ等を登録することができない。このように、各々のアプリケーションに応じてそれぞれ異なる制限事項が規定されている。また、複数のアプリケーションのうち制限事項が規定されないアプリケーションがあっても良い。
ここで、制限事項として、SMSメールアプリケーションにおいて送信可能な文字数を例に挙げたが、送信可能な文字数に達する前の文字数を制限事項としてもよい。すなわち、SMSメールアプリケーションにおいて送信可能な文字数は全角50文字であるが、ユーザとしては入力された文字列が全角50文字に達するより前に、規定された制限事項に違反する旨を認識したい場合が多い。かかる場合に、全角50文字ではなく、全角40文字をSMSメールアプリケーションに規定された制限事項としても良い。もちろん、全角40文字でなくともSMSメールアプリケーションにおいて送信可能な文字数に達する前の文字数であればいずれでも良い。
メインアンテナ31は、第1の使用周波数帯(例えば、800MHz)で基地局等と通信を行い、GPS通信のための第2の使用周波数帯(例えば、1.5GHz)に対応できるデュアルバンド構成である。なお、本発明に係る実施形態においては、第1の使用周波数帯として、800MHzとしているが、これ以外の周波数帯であっても良い。また、メインアンテナ31は第1の使用周波数帯で外部装置と通信を行い、GPS通信のための第2の使用周波数帯に対応できるアンテナを別途設けても良い。
RF回路部32は、メインアンテナ31によって受信した信号を復調処理し、処理後の信号を制御部21に供給する。そして、制御部21から供給された信号を復調処理し、メインアンテナ31を介して外部装置(基地局)に送信する。また、その一方で、メインアンテナ31によって受信している信号の強度を制御部21に通知する。
音声処理部33は、制御部21の制御に従って、RF回路部32から供給された信号に対して所定の音声処理を行い、処理後の信号をスピーカ14に出力する。スピーカ14は、音声処理部33から供給された信号を外部に出力する。
また、音声処理部33は、制御部21の制御に従って、マイク12から入力された信号を処理し、処理後の信号をRF回路部32に出力する。RF回路部32は、音声処理部33から供給された信号に所定の処理を行い、処理後の信号をメインアンテナ31に供給し、メインアンテナ31により電波として外部に出力させる。
記憶部34は、例えば、ワーキングメモリを含み、制御部21による演算処理に利用される。また、記憶部34には、携帯電話機1上で動作する複数のアプリケーションが利用するデータやテーブル等が記憶されている。なお、記憶部34は、着脱可能な外部メモリであってもよい。
ところで、操作部11の操作により文字列の入力を行い、入力された文字列に基づいて所望のアプリケーションを起動させる場合に、入力された文字列が当該所望のアプリケーションに規定された制限事項に違反している場合(例えば、入力された文字列が起動させようと考えているSMSメールアプリケーションにおいて送信可能な文字数としての全角50文字を超えていた場合)に、ユーザは当該所望のアプリケーションを選択してはじめてポップアップによる警告等によりかかる制限事項に違反していることを認識することが可能となる。すなわち、ユーザが所望のアプリケーションに規定される制限事項に違反しているか否かを認識するためには、文字列を入力して当該所望のアプリケーションを選択するという操作が必要となり、煩わしいという問題が生じていた。
そこで、上記のような問題点を解決すべく、本実施形態に係る制御部21は、操作部11の操作により文字列の入力が行われ、当該入力された文字列が利用可能な複数のアプリケーションのうちいずれかのアプリケーションに規定された制限事項に違反する場合に、表示部13に表示される文字列の表示を維持すると共に当該アプリケーションに規定された制限事項に違反する旨を通知する。
すなわち、ユーザが利用可能な複数のアプリケーションのうち所望のアプリケーションとしてSMSメールアプリケーションを起動させようと考えており、そのために文字列の入力を行っている際に、入力された文字列がSMSメールアプリケーションにおいて送信可能な全角50文字を超えてしまった場合に、表示部13において当該文字列の表示をそのまま維持すると共に、SMSメールアプリケーションに規定される制限事項に違反する旨を通知する。ここで、SMSメールアプリケーションに規定される制限事項に違反する旨の通知とは、例えば、アイコン等により警告表示を行うことが挙げられる。すなわち、ユーザは文字列を入力した後にSMSメールアプリケーションを選択することなく、文字列の入力を行っている際に、直ちにSMSメールアプリケーションに規定される制限事項に違反する旨を認識することができる。このようにして、ユーザは所望のアプリケーションに規定された制限事項に違反したか否かについて容易に認識することが可能となる。
はじめに、図3を用いて本発明に係る第1の実施形態について説明する。本実施形態における特徴は、(1)表示部13と、(2)文字列を入力するための操作部11と、(3)制限事項が規定されるアプリケーションを含む複数のアプリケーションを起動する起動部23と、(4)前記操作部11の操作により文字列の入力が行われ、入力された文字列が利用可能な複数の前記アプリケーションのうちいずれかのアプリケーションに規定された制限事項に違反する場合に、当該アプリケーションに対応する情報を前記表示部13に表示させる制御部21と、を備えることにある。
本発明に係る第1の実施形態について図3を用いて具体的に説明する。まず、前提として本実施形態においては、SMSアプリケーションにおいて送信可能な文字数を全角50文字とし、全角50文字をSMSアプリケーションに規定された制限事項とする。はじめに、図3(a)に示すように、表示部13に、例えば、初期画面が表示された状態で、前記操作部11の入力キー11Aのうちいずれかのキーが操作されると、操作されたキーに割り当てられる文字が表示部13に表示される(図3(b)参照)。図3(b)に示すように、本実施形態においては、「か」が割り当てられるキーを5回、「わ」が割り当てられるキーを3回、「な」が割り当てられるキーを2回、「た」が割り当てられるキーを2回、「は」が割り当てられるキーを1回、「わ」が割り当てられるキーを5回操作することにより、「こんにちは。」という文字列が入力され、表示部13に表示されている。そして、このまま操作部11による文字列の入力を続けていき、入力された文字列の文字数が全角50文字を超えた場合には、SMSメールアプリケーションにおいて送信できる制限文字数を超えた、すなわち、入力された文字列がSMSメールアプリケーションに規定された制限事項に違反したとして、SMSメールアプリケーションに対応する情報が図3(c)に示すように、アイコン「C」(Cメールの略である。)として前記表示部13のアイコン表示領域100に表示される。このようにして、ユーザは所望のアプリケーションに規定された制限事項に違反したか否かについて容易に認識することが可能となる。
本実施形態において、SMSメールアプリケーションに対応する情報をアイコンとして警告表示しているが、これに限られず、文字列等によってSMSメールアプリケーションに対応する情報を表示しても良い。また、本実施形態において、SMSメールアプリケーションを例に挙げているが、これに限られず、アドレス帳アプリケーションやEメールアプリケーションであっても良い。また、本実施形態において、SMSメールアプリケーションにおいて送信可能な文字数を制限事項として例に挙げているが、これに限られず、送信可能な文字数に達する前の文字数を制限事項としても良い。
また、本実施形態において、SMSメールアプリケーションにおいて送信可能な文字数を例に挙げているが、これに限られず、送信できない文字コード入力に対してであっても良い。送信できない文字コードとして、例えば、図7(a)に示すように改行記号が挙げられる。すなわち、前記操作部11の操作により改行記号が入力されると、SMSメールアプリケーションにおいて送信できない制限文字に該当する、すなわち、SMSメールアプリケーションに規定された制限事項に違反したとして、SMSメールアプリケーションに対応する情報が前記表示部13に表示されることとしても良い。
次に、図4を用いて本発明に係る第2の実施形態について説明する。本実施形態における特徴は、(1)表示部13と、(2)文字列を入力するための操作部11と、(3)制限事項が規定されるアプリケーションを含む複数のアプリケーションを起動する起動部23と、(4)前記操作部11の操作により文字列の入力が行われると、複数の前記アプリケーションに対応する情報がそれぞれ前記表示部13に表示され、入力された文字列が利用可能な前記アプリケーションのうちいずれかのアプリケーションに規定された制限事項に違反する場合に、当該アプリケーションに対応する情報を他のアプリケーションに対応する情報とは異なる態様で前記表示部13に表示させる制御部21と、を備えることにある。
本発明に係る第2の実施形態について図4を用いて具体的に説明する。まず、前提として本実施形態においては、SMSアプリケーションにおいて送信できない文字コードを改行記号とし、改行記号をSMSアプリケーションに規定された制限事項とする。はじめに、図4(a)に示すように、例えば、表示部13に初期画面が表示された状態で、前記操作部11の入力キー11Aのうちいずれかのキーが操作されると、操作されたキーに割り当てられる文字が表示部13に表示されると共に、複数のアプリケーションに対応する情報が前記表示部13に表示される(図4(b)参照)。図4(b)に示すように、本実施形態においては、「か」が割り当てられるキーを5回、「わ」が割り当てられるキーを3回、「な」が割り当てられるキーを2回、「た」が割り当てられるキーを2回、「は」が割り当てられるキーを1回、「わ」が割り当てられるキーを5回操作することにより、「こんにちは。」という文字列が入力され、表示部13に表示されている。また、表示部13のアイコン表示領域100には、Cメール(SMSメールアプリケーション)の略として「C」のアイコンが、Eメール(Eメールアプリケーション)の略として「E」のアイコンが、アドレス帳(アドレス帳アプリケーション)の略として「ア」のアイコンがWeb(Webアプリケーション)の略として「W」のアイコンがそれぞれ表示される。そして、操作部11の操作により改行記号が入力された場合に(図4(c)において「こんにちは。」の後に表示されている記号)、図4(c)に示すように、SMSメールアプリケーションにおいて送信できない制限文字コードである、すなわち、SMSメールアプリケーションに規定される制限事項に違反したとして、SMSメールアプリケーションに対応する情報が他のアプリケーションに対応する情報とは異なる態様で前記表示部13に表示される(図4(c)で示すように、「C」のアイコンは他のアイコンと比べて背景色及び枠線が異なる)。このようにして、ユーザは所望のアプリケーションに規定された制限事項に違反したか否かについて容易に認識することが可能となる。
ここで、表示部13に初期画面が表示された状態で、操作部11のいずれかのキーが操作されると、操作されたキーに割り当てられる文字と共に表示される複数のアプリケーションに対応する情報の複数のアプリケーションとして文字入力が可能な全てのアプリケーションに対応する情報を表示させても良いし、使用頻度に応じて使用頻度の高いアプリケーションに対応する情報のみを表示させても良い。また、ユーザの設定に応じて設定されたアプリケーションに対応する情報のみを表示させても良い。さらに、制限事項が規定されるアプリケーションに対応する情報のみを表示させても良い。
本実施形態において、制限事項が規定されたアプリケーションを含む複数のアプリケーションに対応する情報をアイコンにより表示しているが、これに限られず、文字列等によって複数のアプリケーションに対応する情報を表示しても良い。また、本実施形態において、SMSメールアプリケーションを例に挙げているが、これに限られず、アドレス帳アプリケーションやEメールアプリケーションであっても良い。また、本実施形態において、他のアプリケーションに対応する情報と異なる態様による表示として、アイコンの背景色及び枠線を異ならせているが、これに限られず、点滅表示や回転表示、消灯表示を行うことにより異なる態様で表示させることが挙げられる。
また、本実施形態において、SMSメールアプリケーションにおいて送信できない文字コードを例に挙げているが、これに限られず、送信可能な文字数であっても良い。送信可能な文字数は、例えば、全角50文字である。すなわち、前記操作部11の操作により全角50文字以上の文字列が入力されると、SMSメールアプリケーションに規定された制限文字数を超えた、すなわち、SMSメールアプリケーションに規定される制限事項に違反したとして、SMSメールアプリケーションに対応する情報が他のアプリケーションに対応する情報とは異なる態様で前記表示部13に表示されることとしても良い。
次に、図5を用いて本発明に係る第3の実施形態について説明する。本実施形態における特徴は、(1)表示部13と、(2)文字列を入力するための操作部11と、(3)制限事項が規定されるアプリケーションを含む複数のアプリケーションを起動する起動部23と、(4)前記操作部11の操作により文字列の入力が行われると、複数の前記アプリケーションに対応する情報がそれぞれ前記表示部13に表示され、入力された文字列が利用可能な前記アプリケーションのうちいずれかのアプリケーションに規定された制限事項に違反する場合に、当該アプリケーションに対応する情報の表示を解除する制御部21と、を備えることにある。
本発明に係る第3の実施形態について図5を用いて具体的に説明する。まず、前提として本実施形態においては、SMSアプリケーションにおいて送信できない文字コードを改行記号とし、改行記号をSMSアプリケーションに規定された制限事項とする。はじめに、図5(a)に示すように、例えば、表示部13に初期画面が表示された状態で、前記操作部11の入力キー11Aのうちいずれかのキーが操作されると、操作されたキーに割り当てられる文字が表示部13に表示されると共に、複数のアプリケーションに対応する情報が前記表示部13に表示される(図5(b)参照)。図5(b)に示すように、本実施形態においては、「か」が割り当てられるキーを5回、「わ」が割り当てられるキーを3回、「な」が割り当てられるキーを2回、「た」が割り当てられるキーを2回、「は」が割り当てられるキーを1回、「わ」が割り当てられるキーを5回操作することにより、「こんにちは。」という文字列が入力され、表示部13に表示されている。また、表示部13のアイコン表示領域100には、Cメール(SMSメールアプリケーション)の略として「C」のアイコンが、Eメール(Eメールアプリケーション)の略として「E」のアイコンが、アドレス帳(アドレス帳アプリケーション)の略として「ア」のアイコンがWeb(Webアプリケーション)の略として「W」のアイコンがそれぞれ表示される。そして、操作部11の操作により改行記号が入力された場合に(図5(c)において「こんにちは。」の後に表示されている記号)、図5(c)に示すように、SMSメールアプリケーションにおいて送信できない制限文字コードである、すなわち、SMSメールアプリケーションに規定される制限事項に違反したとして、SMSメールアプリケーションに対応する情報の表示が解除される。このようにして、ユーザは所望のアプリケーションに規定された制限事項に違反したか否かについて容易に認識することが可能となる。
ここで、表示部13に初期画面が表示された状態で、操作部11のいずれかのキーが操作されると、操作されたキーに割り当てられる文字と共に表示される複数のアプリケーションに対応する情報の複数のアプリケーションとして文字入力が可能な全てのアプリケーションに対応する情報を表示させても良いし、使用頻度に応じて使用頻度の高いアプリケーションに対応する情報のみを表示させても良い。また、ユーザの設定に応じて設定されたアプリケーションに対応する情報のみを表示させても良い。さらに、制限事項が規定されるアプリケーションに対応する情報のみを表示させても良い。
本実施形態において、制限事項が規定されたアプリケーションを含む複数のアプリケーションに対応する情報をアイコンにより表示しているが、これに限られず、文字列等によって複数のアプリケーションに対応する情報を表示しても良い。また、本実施形態において、SMSメールアプリケーションを例に挙げているが、これに限られず、アドレス帳アプリケーションやEメールアプリケーションであっても良い。
また、本実施形態において、SMSメールアプリケーションにおいて送信できない文字コードを例に挙げているが、これに限られず、送信可能な文字数であっても良い。送信可能な文字数は、例えば、全角50文字である。すなわち、前記操作部11の操作により全角50文字以上の文字列が入力されると、SMSメールアプリケーションに規定された制限文字数を超えた、すなわち、SMSメールアプリケーションに規定される制限事項に違反したとして、SMSメールアプリケーションに対応する情報の表示が解除されてもよい。
次に、図6を用いて本発明に係る第4の実施形態について説明する。本実施形態における特徴は、(1)表示部13と、(2)文字列を入力するための操作部11と、(3)制限事項が規定されるアプリケーションを含む複数のアプリケーションを起動する起動部23と、(4)前記操作部11の操作により文字列の入力が行われると、当該アプリケーションに対応する情報を前記表示部13に表示させる、又は当該アプリケーションに対応する情報を他のアプリケーションに対応する情報とは異なる態様で前記表示部13に表示させると共に、入力された文字列のうち禁則記号を他の文字とは異なる態様で前記表示部13に表示させる制御部21と、を備えることにある。
本発明に係る第4の実施形態として、図6を用いて具体的に説明する。まず、前提として本実施形態においては、SMSアプリケーションにおいて送信できない文字コードを改行記号とし、改行記号をSMSアプリケーションに規定された制限文字とする。はじめに、図6(a)に示すように、表示部13に初期画面が表示された状態で、前記操作部11の入力キー11Aのうちいずれかのキーが操作されると、操作されたキーに割り当てられる文字が表示部13に表示される(図6(b)参照)。図6(b)に示すように、本実施形態においては、「か」が割り当てられるキーを5回、「わ」が割り当てられるキーを3回、「な」が割り当てられるキーを2回、「た」が割り当てられるキーを2回、「は」が割り当てられるキーを1回、「わ」が割り当てられるキーを5回操作することにより、「こんにちは。」という文字列が入力され、表示部13に表示されている。そして、操作部11の操作により改行記号が入力された場合に(図6(c)に示すように、「こんにちは。」の後に表示されている記号)、SMSメールアプリケーションおいて送信できない制限文字である、すなわち、SMSメールアプリケーションに規定される制限事項に違反したとして、図5(c)に示すように、SMSメールアプリケーションに対応する情報を前記表示部13のアイコン表示領域100に表示させると共に、入力された文字列のうち禁則記号を他の文字とは異なる態様で表示部13に表示させる(図6(c)に示すように、改行記号は他の文字列と比べて背景色及び枠線が異なる)。このようにして、ユーザは入力された文字列のうちどの文字がアプリケーションに規定された制限事項に違反している禁則文字かを容易に認識することが可能となる。
入力された文字列のうち禁則記号を他の文字とは異なる態様で表示部13に表示させるとは、本実施形態においては、記号の背景色及び枠線を異ならせて表示させているが、これに限られず、字体を異ならせた表示、点滅表示、回転表示、消灯表示等により異なる態様で表示させてもよい。
また、図6(c)に示すように、SMSメールアプリケーションに対応する情報を前記表示部13に表示させると共に、入力された文字列のうち禁則記号を他の文字とは異なる態様で表示部13に表示させた場合に、操作部11の操作により当該禁則記号を禁則記号とは異なる記号に変更した場合に、SMSメールアプリケーションに対応する情報の表示を解除しても良い。このようにして、ユーザは所望のアプリケーションに規定された制限事項に違反している状態が解除されたことを容易に認識することが可能となる。
ここで、本実施形態においては、操作部11の操作により禁則記号が入力されると、SMSメールアプリケーションに対応する情報を前記表示部13に表示させると共に、入力された文字列のうち禁則記号を他の文字とは異なる態様で表示部13のアイコン表示領域10に表示させているが、これに限られず、操作部11の操作により禁則記号が入力されるとSMSメールアプリケーションに対応する情報を表示部13に表示される他のアプリケーションとは異なる態様で表示部13のアイコン表示領域100に表示させても良い。かかる場合に、操作部11の操作により当該禁則記号を禁則記号とは異なる記号に変更した場合に、SMSメールアプリケーションに対応する情報の表示を他のアプリケーションに対応する情報の表示と異なる態様から同一の態様の表示に戻しても良い。
次に、本発明に係る実施形態における携帯電話機1の処理動作について図7のフローチャートを用いて説明する。本フローチャートは、表示部13に初期画面が表示されている状態から始まる。表示部13に初期画面が表示されている状態において、ユーザが操作部11の入力キー11Aのいずれかのキーを操作すると、操作されたキーに割り当てられる文字が表示部13に表示される(ステップS11)。そして、続けて操作部11による操作が行われ、文字列が入力された場合に、入力された文字列に所定のアプリケーションにおいて実行できない制限文字としての禁則記号が含まれる、すなわち、所定のアプリケーションに規定される制限事項に違反していると(ステップS12:Yes)、所定のアプリケーションに対応する情報が表示される(ステップS13)。また、入力された文字列に所定のアプリケーションおいて実行できない制限文字としての禁則記号が含まれない、すなわち、所定のアプリケーションに規定される制限事項に違反していない場合には(ステップS12:No)、所定のアプリケーションに対応する情報は表示されない。
次に、入力された文字列のうち所定のアプリケーションに規定される制限事項に違反している禁則記号を他の文字とは異なる態様で表示部13に表示させる(ステップS14)。そして、操作部11の操作により当該禁則記号を禁則記号とは異なる記号に変更した場合に(ステップS15:Yes)、表示部13に表示された所定のアプリケーションに対応する情報の表示を解除する(ステップS16)。また、操作部11の操作により前記禁則記号を変更することなく、そのまま入力させている場合は(ステップS15:No)、表示部13に表示される所定のアプリケーションに対応する情報の表示はそのまま維持される。
以上により、本フローチャートは終了する。
なお、上述の実施形態においては、所定のアプリケーションに規定される制限事項に違反する旨の通知の例として表示部13への警告表示を例に挙げて説明したが、これに限られず、音による通知や、振動による通知であっても良い。具体的には、音による通知の場合は、アプリケーション毎にそれぞれ異なる通知音を対応付けておき、入力された文字列が所定のアプリケーションに規定される制限事項に違反する場合に、当該アプリケーションに対応付けられる音を鳴動させることにより、所定のアプリケーションに規定される制限事項に違反する旨をユーザに通知する。また、振動による通知の場合は、アプリケーション毎にそれぞれ異なる振動リズムを対応付けておき、入力された文字列が所定のアプリケーションに規定される制限事項に違反する場合に、当該アプリケーションに対応付けられる振動リズムで鳴動させることにより、所定のアプリケーションに規定される制限事項に違反する旨をユーザに通知する。
また、所定のアプリケーションに規定される制限事項に違反する旨の通知の他の例として、図9に示すように、表示部13のアイコン表示領域100に複数のアプリケーションに対応する情報を表示させておき、当該情報と共に制限事項である制限文字数に達するまでに残りの入力可能な文字数を表示させ、文字列が入力されるとこれに対応して残りの入力可能な文字数の表示を変更させてもよい。また、図10に示すように、文字列が入力された文字列入力領域200に各々のアプリケーションにおいて制限事項である制限文字数に対応する警告を直接表示させてもよい。
また、上述の実施形態においては、入力された文字列に所定のアプリケーションにおいて実行できない制限文字としての禁則文字が含まれる場合に、当該禁則文字を他の文字とは異なる態様で表示させることとしていたが、これに限られず、入力された文字列が所定のアプリケーションにおいて実行できる制限文字数を超えた場合に、制限文字数を超えた文字列を超えてない文字列と異なる態様で表示させてもよい。これにより、ユーザが制限文字数をどのくらい超えているかを容易に認識することが可能となる。
また、入力された文字列が所定のアプリケーションにおいて実行できる制限文字数を超えた場合に、所定のアプリケーションに対応する情報を表示部13のアイコン表示領域100に表示させるか、或いは、所定のアプリケーションに対応する情報を他のアプリケーションに対応する表示とは異なる態様で表示させることとしているが、操作部11の操作により制限文字数を超えた文字列の削除等を行うことにより、制限文字数を超えない状態に変更させた場合に、表示部13のアイコン表示領域100に表示された所定のアプリケーションに対応する情報の表示を解除するか、或いは、所定のアプリケーションに対応する情報を他のアプリケーションに対応する情報の表示と同一の態様の表示に戻してもよい。これにより、ユーザは所定のアプリケーションに規定された制限事項に違反している状態が解除されたことを容易に認識することが可能となる。
これまで、一実施形態としての携帯電話機等を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
また、上述の実施形態において、携帯電話機を例に用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、PHS(登録商標:Personal Handy phone System)やPDA(Personal Digital Assistant)の他、パーソナルコンピュータやゲーム機等、様々な携帯電子機器に適用可能である。
1 携帯電話機
2 操作部側筐体
3 表示部側筐体
4 連結部
11 操作部
11A 入力キー
11B アプリケーション実行キー
11C 決定操作キー
12 マイク
13 表示部
14 スピーカ
21 制御部
22 LCD制御部
23 起動部
31 メインアンテナ
32 RF回路部
33 音声処理部
34 記憶部
100 アイコン表示領域
200 文字列入力領域

Claims (9)

  1. 表示部と、
    制限事項が規定されるアプリケーションを含む複数のアプリケーションを起動する起動部と、
    文字列を入力すると共に、当該入力された文字列を複数の前記アプリケーションのうちいずれのアプリケーションに利用させるかを選択するための操作部と、
    前記操作部の操作により文字列の入力が行われ、当該入力された文字列が利用可能な複数の前記アプリケーションのうちいずれかのアプリケーションに規定された制限事項に違反する場合に、前記表示部に表示される文字列の表示を維持すると共に当該アプリケーションに規定された制限事項に違反する旨を通知する制御部と、
    を有することを特徴とする携帯電子機器。
  2. 前記表示部は、前記操作部により文字列の入力が行われる際に、制限事項が規定される前記アプリケーションに対応する情報を表示することが可能であり、
    前記制御部は、前記操作部の操作により文字列の入力が行われ、入力された文字列が利用可能な複数の前記アプリケーションのうちいずれかのアプリケーションに規定された制限事項に違反する場合に、当該アプリケーションに対応する情報を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記表示部は、前記操作部により文字列の入力が行われる際に、当該入力された文字列が利用可能な複数の前記アプリケーションに対応する情報をそれぞれ表示することが可能であり、
    前記制御部は、前記操作部の操作により文字列の入力が行われると、複数の前記アプリケーションに対応する情報がそれぞれ前記表示部に表示され、複数の前記アプリケーションのうちいずれかのアプリケーションに規定された制限事項に違反する場合に、当該アプリケーションに対応する情報を他のアプリケーションに対応する情報とは異なる態様で前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  4. 前記表示部は、前記操作部により文字列の入力が行われる際に、当該入力された文字列が利用可能な複数の前記アプリケーションに対応する情報をそれぞれ表示することが可能であり、
    前記制御部は、前記操作部の操作により文字列の入力が行われると、複数の前記アプリケーションに対応する情報がそれぞれ前記表示部に表示され、複数の前記アプリケーションのうちいずれかのアプリケーションに規定された制限事項に違反する場合に、当該アプリケーションに対応する情報の表示を解除することを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  5. 前記入力された文字列が利用可能な複数の前記アプリケーションのうちいずれかのアプリケーションに規定された制限事項に違反するとは、入力された文字列が当該アプリケーションにおいて実行できる情報量を超えることを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
  6. 前記入力された文字列が利用可能な複数の前記アプリケーションのうちいずれかのアプリケーションに規定された制限事項に違反するとは、入力された文字列に当該アプリケーションにおいて実行できない禁則記号が含まれることを含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
  7. 前記制御部は、入力された文字列が利用可能な複数の前記アプリケーションのうちいずれかのアプリケーションにおいて実行できない禁則記号が含まれる場合に、当該アプリケーションに対応する情報を前記表示部に表示させるか、或いは、当該アプリケーションに対応する情報を他のアプリケーションに対応する情報とは異なる態様で前記表示部に表示させると共に、入力された文字列のうち前記禁則記号を他の文字とは異なる態様で前記表示部に表示させることを特徴とする請求項5に記載の携帯電子機器。
  8. 前記制御部は、前記操作部の操作により入力された文字列のうち前記禁則記号が禁則記号とは異なる記号に変更された場合に、前記表示部に表示された制限事項に違反するアプリケーションに対応する情報の表示を解除するか、或いは、前記表示部に異なる態様で表示された制限事項に違反するアプリケーションに対応する情報の表示を他のアプリケーションと同一の態様の表示に戻すことを特徴とする請求項6に記載の携帯電子機器。
  9. 制限事項が規定されるアプリケーションを含む複数のアプリケーションを起動するステップと、
    文字列を入力すると共に、当該入力された文字列ステップと、
    入力された文字列を複数の前記アプリケーションのうちいずれかのアプリケーションに利用させるステップと、
    文字列の入力を行うステップと、
    入力された文字列を複数の前記アプリケーションのうちいずれのアプリケーションに利用させるかを選択するステップと、
    入力された文字列が利用可能な複数の前記アプリケーションのうちいずれかのアプリ ケーションに規定された制限事項に違反する場合に、入力された文字列の表示を維持すると共に前記アプリケーションに規定された制限事項に違反する旨を通知するステップと、
    を有することを特徴とする携帯電子機器の表示制御方法。
JP2010028360A 2010-02-12 2010-02-12 携帯電子機器、及びその表示制御方法 Expired - Fee Related JP5473657B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010028360A JP5473657B2 (ja) 2010-02-12 2010-02-12 携帯電子機器、及びその表示制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010028360A JP5473657B2 (ja) 2010-02-12 2010-02-12 携帯電子機器、及びその表示制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011166551A true JP2011166551A (ja) 2011-08-25
JP2011166551A5 JP2011166551A5 (ja) 2013-02-28
JP5473657B2 JP5473657B2 (ja) 2014-04-16

Family

ID=44596687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010028360A Expired - Fee Related JP5473657B2 (ja) 2010-02-12 2010-02-12 携帯電子機器、及びその表示制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5473657B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018504865A (ja) * 2015-12-01 2018-02-15 シャオミ・インコーポレイテッド 情報処理方法及び装置、プログラム及び記録媒体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003174405A (ja) * 2001-12-07 2003-06-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯無線端末装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003174405A (ja) * 2001-12-07 2003-06-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯無線端末装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018504865A (ja) * 2015-12-01 2018-02-15 シャオミ・インコーポレイテッド 情報処理方法及び装置、プログラム及び記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP5473657B2 (ja) 2014-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5097680B2 (ja) 携帯電子機器
US8723802B2 (en) Mobile electronic device
JP2011097239A (ja) 電子機器及び電子機器の制御方法
JP5473657B2 (ja) 携帯電子機器、及びその表示制御方法
JP5337441B2 (ja) 携帯電子機器
JP4988663B2 (ja) 携帯電子機器
JP5537198B2 (ja) 携帯電子機器
JP5352418B2 (ja) 携帯電子機器及び携帯電子機器の制御方法
JP2011146891A (ja) 携帯電子機器、及びその文字入力方法
JP5261590B2 (ja) 携帯電子機器
JP5116755B2 (ja) 携帯電子機器
JP5551357B2 (ja) 携帯電子機器
JP5238671B2 (ja) 携帯電子機器及び携帯電子機器の制御方法
JP2011070613A (ja) 電子機器及びアプリケーションの起動方法
JP5216464B2 (ja) 携帯電子機器
JP4986947B2 (ja) 携帯電子機器
JP5398865B2 (ja) 携帯電子機器
JP5528058B2 (ja) 電子機器
JP5352417B2 (ja) 電子機器及びアプリケーションの起動方法
JP5484154B2 (ja) 電子機器及びその表示制御方法
JP5468355B2 (ja) 携帯電子機器及び携帯電子機器の制御方法
JP5843741B2 (ja) 携帯電子機器、プログラム及び制御方法
JP2011114457A (ja) 携帯電子機器、及びその表示方法
JP2012247904A (ja) 電子機器、その表示制御方法及び表示制御プログラム
JP2011049838A (ja) 携帯電子機器及び携帯電子機器の表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130109

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130423

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130621

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5473657

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees