JP5843741B2 - 携帯電子機器、プログラム及び制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、キー操作に応じて文字の入力機能を有する携帯電子機器に関する。
携帯電子機器には、様々な機能を発揮するためのアプリケーションが複数導入(インストール)されている。このような携帯電子機器では、アプリケーションを起動するための手順がプログラミングされて機能化されたオブジェクト(以下、オブジェクトという。)が用意されており、オブジェクトが所定の操作によって選択されることにより、アプリケーションの起動処理が実行される。
また、アプリケーションは、携帯電子機器のメモリに記憶されているが、それぞれ格納される場所が異なるため、操作上の観点から、各オブジェクトに直接リンクするショートカットアイコンが利用されている(例えば、特許文献1を参照。)。ここで、携帯電子機器では、例えば、待ち受け画面の所定の場所(視覚上邪魔にならない場所であって、例えば画面の下方部分)にショートカットアイコンを表示し、所定の操作によって当該ショートカットアイコンが選択されることにより、選択されたショートカットアイコンにリンクされているアプリケーションが起動される方法が採用されている。
特開2003−298715号公報
ここで、ショートカットアイコンを利用する方法においては、以下の問題点がある。例えば、ショートカットアイコンの数が多くなると、その中から所望するアプリケーションのショートカットアイコンを探すのに時間がかかる問題がある。また、ショートカットのメニューを階層構造化した場合においても、所望するアプリケーションのショートカットアイコンに辿り着くまでにキーの入力操作の回数が増大し、起動までに時間がかかる問題がある。
また、携帯電子機器においては、待受画面から文字を入力するための操作を行うことにより、操作されたキーに割り当てられている数字と文字とが表示される文字表示領域を有するアプリケーションを起動する機能を有するものがある。このような機能を有する携帯電子機器では、当該機能のさらなる有効利用を図ることが望まれている。
本発明は、簡易な手法により、所望するアプリケーションを起動し、起動したアプリケーションに所望の動作を実行させることができる携帯電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係る携帯電子機器は、上記課題を解決するために、入力された場合に、所定のアプリケーションが立ち上がった第1状態とする、複数の第1の文字列のうちのいずれか一の第1の文字列と、前記一の第1の文字列と共に入力された場合に、前記所定のアプリケーションを立ち上げると共に、当該所定のアプリケーションにおける所定の機能が発揮された第2状態とする第2の文字列と、を記憶する記憶手段と、前記所定のアプリケーションが立ち上がっていない状態において、前記第1の文字列が入力されており、なおかつ前記第2の文字列が入力されていない場合には前記第1状態とし、前記第1の文字列と前記第2の文字列とが共に入力されている場合には前記第2状態とする制御手段と、を備え、前記記憶手段は、前記所定のアプリケーションと、前記複数の第1の文字列のそれぞれとを関連付けて記憶する。
本発明に係る携帯電子機器は、上記課題を解決するために、入力された場合に、メールアプリケーションが立ち上がった第1状態とする、複数の第1の文字列のうちのいずれか一の第1の文字列と、前記一の第1の文字列と共に入力された場合に、前記メールアプリケーションを立ち上げると共に、当該メールアプリケーションにおける所定の機能が発揮された第2状態とする第2の文字列と、を記憶する記憶手段と、前記メールアプリケーションが立ち上がっていない状態において、前記第1の文字列が入力されており、なおかつ前記第2の文字列が入力されていない場合には前記第1状態とし、前記第1の文字列と前記第2の文字列とが共に入力されている場合には前記第2状態とする制御手段と、を備え、前記記憶手段は、前記メールアプリケーションと、前記複数の第1の文字列のそれぞれとを関連付けて記憶する。
本発明に係る携帯電子機器は、上記課題を解決するために、入力された場合に、赤外線アプリケーションが立ち上がった第1状態とする、複数の第1の文字列のうちのいずれか一の第1の文字列と、前記一の第1の文字列と共に入力された場合に、前記赤外線アプリケーションを立ち上げると共に、当該赤外線アプリケーションにおける所定の機能が発揮された第2状態とする第2の文字列と、を記憶する記憶手段と、前記赤外線アプリケーションが立ち上がっていない状態において、前記第1の文字列が入力されており、なおかつ前記第2の文字列が入力されていない場合には前記第1状態とし、前記第1の文字列と前記第2の文字列とが共に入力されている場合には前記第2状態とする制御手段と、を備え、前記記憶手段は、前記赤外線アプリケーションと、前記複数の第1の文字列のそれぞれとを関連付けて記憶する。
本発明に係る携帯電子機器は、上記課題を解決するために、入力された場合に、電話アプリケーションが立ち上がった第1状態とする、複数の第1の文字列のうちの一の第1の文字列と、前記一の第1の文字列と共に入力された場合に、前記電話アプリケーションを立ち上げると共に、当該電話アプリケーションにおける所定の機能が発揮された第2状態とする第2の文字列と、を記憶する記憶手段と、前記電話アプリケーションが立ち上がっていない状態において、前記第1の文字列が入力されており、なおかつ前記第2の文字列が入力されていない場合には前記第1状態とし、前記第1の文字列と前記第2の文字列とが共に入力されている場合には前記第2状態とする制御手段と、を備え、前記記憶手段は、前記電話アプリケーションと、前記複数の第1の文字列のそれぞれとを関連付けて記憶する。
本発明に係る携帯電子機器は、上記課題を解決するために、所定のアプリケーションが立ち上がっていない状態において、複数の第1の文字列のうちのいずれか一の第1の文字列が入力され、なおかつ第2の文字列が入力されていない場合には第1状態とし、前記第1の文字列と前記第2の文字列とが共に入力された場合には第2状態とする制御手段を備え、前記第1状態は、前記所定のアプリケーションが立ち上がった状態であり、前記第2状態は、前記所定のアプリケーションが立ち上がり、前記所定のアプリケーションにおける所定の機能が発揮された状態であり、前記複数の第1の文字列は、それぞれ前記所定のアプリケーションと関連付けられている。
本発明に係るプログラムは、上記課題を解決するために、所定のアプリケーションが立ち上がっていない状態において、複数の第1の文字列のうちのいずれか一の第1の文字列が入力され、なおかつ第2の文字列が入力されていない場合には第1状態とし、前記第1の文字列と前記第2の文字列とが共に入力された場合には第2状態とする制御を行い、前記第1状態は、前記所定のアプリケーションが立ち上がった状態であり、前記第2状態は、前記所定のアプリケーションが立ち上がり、前記所定のアプリケーションにおける所定の機能が発揮された状態であり、前記第1の文字列は、複数の文字列のうちのいずれか一つの文字列であり、前記複数の第1の文字列は、それぞれ前記所定のアプリケーションと関連付けられている。
本発明に係る制御方法は、上記課題を解決するために、携帯電子機器が、所定のアプリケーションが立ち上がっていない状態において、複数の第1の文字列のうちのいずれか一の第1の文字列が入力され、なおかつ第2の文字列が入力されていない場合には第1状態とし、前記第1の文字列と前記第2の文字列とが共に入力された場合には第2状態とする制御を行い、前記第1状態は、前記所定のアプリケーションが立ち上がった状態であり、前記第2状態は、前記所定のアプリケーションが立ち上がり、前記所定のアプリケーションにおける所定の機能が発揮された状態であり、前記複数の第1の文字列は、それぞれ前記所定のアプリケーションと関連付けられている。
本発明によれば、簡易な手法により、所望するアプリケーションを起動し、起動したアプリケーションに所望の動作を実行させることができる。
携帯電話装置の外観斜視図である。 携帯電話装置の機能を示す機能ブロック図である。 キーアサインについての説明に供する図である。 本実施例に係る機能を発揮するための機能ブロック図である。 第1のテーブルの具体例を模式的に示す図である。 第2のテーブルの具体例を模式的に示す図である。 携帯電話装置の動作の流れについての説明に供するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明に係る携帯電子機器の一例である携帯電話装置1の外観斜視図を示す。なお、図1は、いわゆる折り畳み型の携帯電話装置の形態を示しているが、本発明に係る携帯電話装置の形態としては特にこれに限られない。例えば、両筐体を重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式(ターンタイプ)や、操作部と表示部とが1つの筐体に配置され、連結部を有さない形式(ストレートタイプ)でも良い。
携帯電話装置1は、操作部側筐体部2と、表示部側筐体部3と、を備えて構成される。操作部側筐体部2は、表面部10に、操作部11と、携帯電話装置1の使用者が通話時に発した音声が入力されるマイク12と、を備えて構成される。操作部11は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作キー14と、各種操作における決定やスクロール等を行う決定操作キー15と、から構成されている。
また、表示部側筐体部3は、表面部20に、各種情報を表示するためのLCD(Liquid Crystal Display)表示部21と、通話の相手側の音声を出力するスピーカ22と、を備えて構成されている。
また、操作部側筐体部2の上端部と表示部側筐体部3の下端部とは、ヒンジ機構4を介して連結されている。また、携帯電話装置1は、ヒンジ機構4を介して連結された操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とを相対的に回転することにより、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とが互いに開いた状態(開放状態)にしたり、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とを折り畳んだ状態(折畳み状態)にしたりできる。
また、図2は、携帯電話装置1の機能を示す機能ブロック図である。携帯電話装置1は、図2に示すように、操作部11(キー操作部)と、マイク12と、メインアンテナ40と、RF回路部41と、LCD制御部42と、音声処理部43と、メモリ44と、制御部45と、が操作部側筐体部2に備えられ、LCD表示部21(表示部)と、スピーカ22と、ドライバIC23と、サブLCD表示部30とが表示部側筐体部3に備えられている。
メインアンテナ40は、第1の使用周波数帯(例えば、800MHz)で基地局等と通信を行い、GPS通信のための第2の使用周波数帯(例えば、1.5GHz)に対応できるデュアルバンド対応構成である。なお、本実施の形態では、第1の使用周波数帯として、800MHzとしたが、これ以外の周波数帯であっても良い。また、メインアンテナ40は、第1の使用周波数帯で外部装置と通信を行い、GPS通信のための第2の使用周波数帯に対応できるアンテナを別途設けても良い。
RF回路部41は、メインアンテナ40によって受信した信号を復調処理し、処理後の信号を制御部45に供給する。そして、制御部45から供給された信号を変調処理し、メインアンテナ40を介して外部装置(基地局)に送信する。また、その一方で、メインアンテナ40によって受信している信号の強度を制御部45に通知を行う。
LCD制御部42は、制御部45の制御にしたがって、所定の画像処理を行い、処理後の画像データをドライバIC23に出力する。ドライバIC23は、LCD制御部42から供給された画像データをフレームメモリに蓄え、所定のタイミングでLCD表示部21又はサブLCD表示部30に出力する。
音声処理部43は、制御部45の制御にしたがって、RF回路部41から供給された信号に対して所定の音声処理を行い、処理後の信号をスピーカ22に出力する。スピーカ22は、音声処理部43から供給された信号を外部に出力する。
また、音声処理部43は、制御部45の制御にしたがって、マイク12から入力された信号を処理し、処理後の信号をRF回路部41に出力する。RF回路部41は、音声処理部43から供給された信号に所定の処理を行い、処理後の信号をメインアンテナ40に出力する。
メモリ44は、例えば、ワーキングメモリを含み、制御部45による演算処理に利用される。また、メモリ44には、複数のアプリケーションや当該アプリケーションが必要とする各種のテーブル等が記憶されている。また、メモリ44は、着脱可能な外部メモリを兼ねていても良い。
制御部45は、携帯電話装置1の全体を制御しており、中央処理装置(CPU)等を用いて構成される。ここで、操作部11によるキー操作に応じた制御部45の制御動作について説明する。制御部45は、原則的に現在アクティブに起動されているアプリケーションに応じて、操作部11を構成する各キー(機能設定操作キー13、入力操作キー14、決定操作キー15)に割り当てる記号や機能を変化させる。
具体的には、操作部11は、いずれかのキーが押下されたときに、当該キーの位置情報(例えば、図3(a)に示すように、入力操作キー14の第2行左列のキー(「1」と「あ」が表面に印刷されているキー)が押下された場合には、(X2、Y1)なる位置情報)を制御部45に送信する。制御部45は、メモリ44にアクセスして、現在アクティブになっているアプリケーションに対応するキーアサインテーブルを参照し、操作部11から送信されてきた位置情報から割り当てられている記号や機能の処理を実行する。例えば、メモリ44には、図3(b)〜図3(d)に示すように、複数のキーアサインテーブルが格納されている。なお、図3(b)は、電話発信を行う際に利用されるテーブルであり、図3(c)は、メモ帳アプリケーションやメールアプリケーションにおいて利用されるテーブルであり、図3(d)は、テレビアプリケーションにおいてチャンネルを変更する際に利用されるテーブルである。
また、携帯電話装置1では、操作部11による記号の入力はトグル的に動作(繰り返し表示させる動作)する。例えば、ひらがな入力の設定において、入力操作キー14の第2行左列のキー(「1」と「あ」が表面に印刷されているキー)が連続的に押下されることにより、「あ」→「い」→「う」→「え」→「お」→「あ」・・・、とトグル的に動作する。
また、記号の処理を実行するとは、例えば、現在アクティブになっているアプリケーションがメモ帳の場合には、キーの押下に応じて「1」や「あ」等をLCD表示部21に表示することを意味している。また、機能の処理を実行するとは、例えば、現在アクティブになっているアプリケーションがテレビの場合には、キーの押下に応じて表示チャンネルを1ch等に設定することを意味している。
このようにして、メモリ44には、複数のキーアサインテーブルが格納されており、制御部45は、アプリケーションに応じて、参照するキーアサインテーブルを切り替え、操作部11から送信されてくるキーの位置情報に基づいて所定のキーアサインテーブルを参照して、所定の処理を実行する。
このように構成される携帯電話装置1では、簡易な手法により、所望するアプリケーションを起動し、起動したアプリケーションに所望の動作を実行させる機能を有している。
ここで、上述した機能を発揮するための構成について機能的に説明する。携帯電話装置1は、図4に示すように、記憶部101(記憶手段)と、文字入力部102(文字入力手段)と、第1の判断部103(第1の判断手段)と、アプリケーション特定部104(アプリケーション特定手段)と、起動ボタン生成部105(起動ボタン生成手段)と、第2の判断部106(第2の判断手段)と、機能特定部107(機能特定手段)と、アプリケーション制御部108(制御手段)とを備える。なお、記憶部101は、上述したメモリ44に包括されて構成されていても良いし、メモリ44とは物理的に異なる別個の構成であっても良い。文字入力部102は、上述した操作部11に相当する。また、第1の判断部103と、アプリケーション特定部104と、起動ボタン生成部105と、第2の判断部106と、機能特定部107と、アプリケーション制御部108とは、上述した制御部45により発揮される機能である。
記憶部101は、所定の機能を発揮するアプリケーションと、当該アプリケーションを特定する第1の文字列とが関連付けて記憶されている第1のテーブルT1と、第1の文字列により特定されたアプリケーションの動作により発揮される所定の機能と、当該所定の機能を特定する第2の文字列とが関連付けて記憶されている第2のテーブルT2とを有する。文字入力部102は、ユーザの操作に応じて文字を入力する。
第1の判断部103は、文字入力部102により入力された文字列に基づき、第1のテーブルT1を参照して当該文字列の中に第1の文字列が含まれているか否かを判断する。アプリケーション特定部104は、第1の判断部103により当該文字列の中に第1の文字列が含まれていると判断されたときには、第1のテーブルT1を参照して当該第1の文字列に関連付けられているアプリケーションを特定する。
起動ボタン生成部105は、アプリケーション特定部104により特定されたアプリケーションを起動するための手順がプログラミングされた起動ボタンを生成する。例えば、起動ボタン生成部105は、文字の変換候補が表示される領域に起動ボタンを表示しても良いし、専用の領域に起動ボタンを表示しても良い。
第2の判断部106は、起動ボタン生成部105により生成された起動ボタンが所定の操作によって選択されたときに、第2のテーブルT2を参照して文字入力部102により入力された文字列の中に第2の文字列が含まれているか否かを判断する。起動ボタンは、操作部11の決定操作キー15がユーザにより所定の操作が行われることにより選択されても良い。
機能特定部107は、第2の判断部106により文字列の中に第2の文字列が含まれていると判断されたときには、第2のテーブルT2を参照して当該第2の文字列に関連付けられている所定の機能を特定する。アプリケーション制御部108は、起動ボタン生成部105により生成された起動ボタンが所定の操作によって選択されたときに、プログラミングされている手順にしたがってアプリケーションを起動し、機能特定部107により特定された所定の機能が当該アプリケーションを動作させることにより発揮されるように制御する。
ここで、第1のテーブルT1の具体例について説明する。第1のテーブルT1は、例えば、図5に示すように、第1の文字列としての「メール」と、アプリケーション「メールアプリケーション」とが関連付けられ、第1の文字列としての「赤外線」と、アプリケーション「赤外線送信アプリケーション」とが関連付けられ、第1の文字列としての「電話」と、アプリケーション「電話発呼機能」とが関連付けられている。なお、第1の文字列とアプリケーションとの関連付けは、これに限られず他の組み合わせもあり、また、例えば、「電話」、「TEL」、「話す」等の複数の第1の文字列が1つのアプリケーション「電話発呼機能」に関連付けられていても良い。
つぎに、第2のテーブルT2の具体例について説明する。第2のテーブルT2は、図6に示すように、アプリケーションごとにテーブル化されている。図6(a)には、メールアプリケーションの動作により発揮される所定の機能と第2の文字列とが関連付けられている第2のテーブルT2aを示す。図6(b)には、赤外線送信アプリケーションの動作により発揮される所定の機能と第2の文字列とが関連付けられている第2のテーブルT2bを示す。図6(c)には、電話発呼機能の動作により発揮される所定の機能と第2の文字列とが関連付けられている第2のテーブルT2cを示す。なお、第2のテーブルT2は、上述のようにアプリケーションごとにテーブル化されていなくても良く、1つのテーブルにより構成されていても良い。
つぎに、第1の判断部103と、アプリケーション特定部104と、起動ボタン生成部105と、第2の判断部106と、機能特定部107と、アプリケーション制御部108の具体的な動作について説明する。なお、以下では、文字入力部102により、「赤外線送信」と「プロフィール」とが入力されたものとする。
第1の判断部103は、文字入力部102により入力された文字列に基づき、第1のテーブルT1を参照して、第1の文字列(「赤外線」)が含まれていると判断する。アプリケーション特定部104は、第1の判断部103により第1の文字列が含まれていると判断されたので、第1のテーブルT1を参照して当該第1の文字列(「赤外線」)に関連付けられているアプリケーションとして「赤外線送信アプリケーション」を特定する。
起動ボタン生成部105は、アプリケーション特定部104により特定された「赤外線送信アプリケーション」を起動するための手順がプログラミングされた起動ボタンを生成する。第2の判断部106は、起動ボタン生成部105により生成された起動ボタンが所定の操作によって選択されたときに、第2のテーブルT2を参照して文字入力部102により入力された文字列の中に第2の文字列(「プロフィール」)が含まれていると判断する。
機能特定部107は、第2の判断部106により文字列の中に第2の文字列が含まれていると判断されたので、第2のテーブルT2を参照して当該第2の文字列(「プロフィール」)に関連付けられている所定の機能(プロフィールを赤外線通信を利用して送信する機能)を特定する。アプリケーション制御部108は、起動ボタン生成部105により生成された起動ボタンが所定の操作によって選択されたときに、プログラミングされている手順にしたがって「赤外線送信アプリケーション」を起動し、機能特定部107により特定された所定の機能が当該アプリケーションを動作させることにより発揮されるように制御する。
また、他の実施例としては、携帯電話装置1では、例えば、文字入力部102により、「電話」と「日本太郎」とが入力された場合には、電話発呼機能を起動し、アドレス帳を参照して登録されている「日本太郎」さんの電話番号に発呼処理を実行する。また、携帯電話装置1では、例えば、文字入力部102により、「メール」と、「日本太郎」と、「今暇?」とが入力された場合には、メールアプリケーションを起動し、アドレス帳を参照して登録されている「日本太郎」さんのメールアドレスを読み出して、「日本太郎」さんのメールアドレスを宛先にしてメール作成フォームを起動する。そして、携帯電話装置1は、当該フォームの本文(body)に「今暇?」というメッセージを挿入して、メールの送信を実行する。
このように構成されることにより、携帯電話装置1は、簡易な手法により、所望するアプリケーションを起動し、起動したアプリケーションに所望の動作を実行させることができる。
また、携帯電話装置1では、第1の判断部103は、文字入力部102により文字列が入力される度に第1の文字列が含まれているか否かを判断することが好ましい。例えば、第1の判断部103は、文字入力部102により所定の文字列が入力され、所定の記号(例えば、スペースを示す記号)が入力されたときに、所定の記号が入力される以前に入力されている文字列に基づいて、第1の文字列が含まれているか否かを判断する。
このように構成されることにより、携帯電話装置1は、文字列が入力されるたびに第1の文字列が含まれているか否かが判断されるので、ユーザに対して確実に本発明に係る機能が発揮されることを認識させることができ、操作性の向上を図ることができる。
また、携帯電話装置1は、図4に示すように、LCD表示部21に初期画面(通信を待ち受けている状態であって、他のアプリケーションが起動していないときに表示される画面)が表示されている状態において、文字入力部102により文字の入力操作が行われたときに、当該入力操作に応じた文字を表示するための文字表示領域を有する文字表示アプリケーションを起動する起動部109を備えても良い。起動部109は、上述した制御部45により発揮される機能である。
このような構成の場合には、第1の判断部103は、起動部109により文字表示アプリケーションが起動されて文字表示領域に表示されている文字列に基づき、第1のテーブルT1を参照して当該文字列の中に第1の文字列が含まれているか否かを判断する。また、第2の判断部106は、起動ボタン生成部105により生成された起動ボタンが所定の操作によって選択されたときに、第2のテーブルT2を参照して文字表示領域に表示されている文字列の中に第2の文字列が含まれているか否かを判断する。
このように構成されることにより、携帯電話装置1は、初期画面から文字の入力操作を行い、文字表示アプリケーションを起動し、文字表示領域に所定の文字列を入力することにより、所望するアプリケーションを起動し、起動したアプリケーションに所望の動作を実行させることができる。
ここで、携帯電話装置1の動作の流れについて図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下では、制御部45の動作として説明する。
ステップS1において、制御部45は、ユーザにより入力された文字列が確定しているか否かを判断する。制御部45は、例えば、所定の記号(例えば、スペースを示す記号)が入力されたときや、操作部11の所定のキーが押下されたときに、文字列が確定されたものと判断する。
ステップS2において、制御部45は、起動トリガー(起動ボタン)が生成されているか否か、すなわち、使用可能な状態になっているか否かを判断する。使用可能な状態になっていると判断した場合(Yes)には、ステップS5に進み、使用可能な状態になっていないと判断した場合(No)には、ステップS3に進む。
ステップS3において、制御部45は、入力されている文字列に起動可能なアプリケーションに対応する文字列が含まれているか否かを判断する。当該文字列が含まれていないと判断した場合(No)には、ステップS5に進み、当該文字列が含まれていると判断した場合(Yes)には、ステップS4に進む。
ステップS4において、制御部45は、起動トリガー(起動ボタン)をLCD表示部21の所定の場所に生成する。
ステップS5において、制御部45は、アプリケーションが起動されたか否かを判断する。アプリケーションが起動していないと判断した場合(No)には、ステップS1に戻り、アプリケーションが起動していると判断した場合(Yes)には、ステップS6に進む。
ステップS6において、制御部45は、ステップS1の工程で確定された文字列の中に、起動されたアプリケーションの動作に係る文字列(以下、他の文字列という。)が含まれているか否かを判断する。他の文字列が含まれていると判断した場合(Yes)には、ステップS7に進み、他の文字列が含まれていないと判断した場合(No)には、ステップS8に進む。
ステップS7において、制御部45は、アプリケーションを起動し、他の文字列に対応する動作を実行する。
ステップS8において、制御部45は、アプリケーションの起動のみを実行する。
このように構成されることにより、携帯電話装置1は、簡易な手法により、所望するアプリケーションを起動し、起動したアプリケーションに所望の動作を実行させることができる。
1 携帯電話装置
45 制御部
101 記憶部(記憶手段)
102 文字入力部(文字入力手段)
103 第1の判断部(第1の判断手段)
104 アプリケーション特定部(アプリケーション特定手段)
105 起動ボタン生成部(起動ボタン生成手段)
106 第2の判断部(第2の判断手段)
107 機能特定部(機能特定手段)
108 アプリケーション制御部(制御手段)

Claims (7)

  1. 入力された場合に、所定のアプリケーションが立ち上がった第1状態とする、複数の第1の文字列のうちのいずれか一の第1の文字列と、前記一の第1の文字列と共に入力された場合に、前記所定のアプリケーションを立ち上げると共に、当該所定のアプリケーションにおける所定の機能が発揮された第2状態とする第2の文字列と、を記憶する記憶手段と、
    前記所定のアプリケーションが立ち上がっていない状態において、前記第1の文字列が入力されており、なおかつ前記第2の文字列が入力されていない場合には前記第1状態とし、前記第1の文字列と前記第2の文字列とが共に入力されている場合には前記第2状態とする制御手段と、を備え
    記記憶手段は、前記所定のアプリケーションと、前記複数の第1の文字列のそれぞれとを関連付けて記憶する携帯電子機器。
  2. 入力された場合に、メールアプリケーションが立ち上がった第1状態とする、複数の第1の文字列のうちのいずれか一の第1の文字列と、前記一の第1の文字列と共に入力された場合に、前記メールアプリケーションを立ち上げると共に、当該メールアプリケーションにおける所定の機能が発揮された第2状態とする第2の文字列と、を記憶する記憶手段と、
    前記メールアプリケーションが立ち上がっていない状態において、前記第1の文字列が入力されており、なおかつ前記第2の文字列が入力されていない場合には前記第1状態とし、前記第1の文字列と前記第2の文字列とが共に入力されている場合には前記第2状態とする制御手段と、を備え
    記記憶手段は、前記メールアプリケーションと、前記複数の第1の文字列のそれぞれとを関連付けて記憶する携帯電子機器。
  3. 入力された場合に、赤外線アプリケーションが立ち上がった第1状態とする、複数の第1の文字列のうちのいずれか一の第1の文字列と、前記一の第1の文字列と共に入力された場合に、前記赤外線アプリケーションを立ち上げると共に、当該赤外線アプリケーションにおける所定の機能が発揮された第2状態とする第2の文字列と、を記憶する記憶手段と、
    前記赤外線アプリケーションが立ち上がっていない状態において、前記第1の文字列が入力されており、なおかつ前記第2の文字列が入力されていない場合には前記第1状態とし、前記第1の文字列と前記第2の文字列とが共に入力されている場合には前記第2状態とする制御手段と、を備え
    記記憶手段は、前記赤外線アプリケーションと、前記複数の第1の文字列のそれぞれとを関連付けて記憶する携帯電子機器。
  4. 入力された場合に、電話アプリケーションが立ち上がった第1状態とする、複数の第1の文字列のうちの一の第1の文字列と、前記一の第1の文字列と共に入力された場合に、前記電話アプリケーションを立ち上げると共に、当該電話アプリケーションにおける所定の機能が発揮された第2状態とする第2の文字列と、を記憶する記憶手段と、
    前記電話アプリケーションが立ち上がっていない状態において、前記第1の文字列が入力されており、なおかつ前記第2の文字列が入力されていない場合には前記第1状態とし、前記第1の文字列と前記第2の文字列とが共に入力されている場合には前記第2状態とする制御手段と、を備え
    記記憶手段は、前記電話アプリケーションと、前記複数の第1の文字列のそれぞれとを関連付けて記憶する携帯電子機器。
  5. 所定のアプリケーションが立ち上がっていない状態において、複数の第1の文字列のうちのいずれか一の第1の文字列が入力され、なおかつ第2の文字列が入力されていない場合には第1状態とし、前記第1の文字列と前記第2の文字列とが共に入力された場合には第2状態とする制御手段を備え、
    前記第1状態は、前記所定のアプリケーションが立ち上がった状態であり、
    前記第2状態は、前記所定のアプリケーションが立ち上がり、前記所定のアプリケーションにおける所定の機能が発揮された状態であり、
    前記複数の第1の文字列は、それぞれ前記所定のアプリケーションと関連付けられている携帯電子機器。
  6. 所定のアプリケーションが立ち上がっていない状態において、複数の第1の文字列のうちのいずれか一の第1の文字列が入力され、なおかつ第2の文字列が入力されていない場合には第1状態とし、前記第1の文字列と前記第2の文字列とが共に入力された場合には第2状態とする制御を行い、
    前記第1状態は、前記所定のアプリケーションが立ち上がった状態であり、
    前記第2状態は、前記所定のアプリケーションが立ち上がり、前記所定のアプリケーションにおける所定の機能が発揮された状態であり、
    前記第1の文字列は、複数の文字列のうちのいずれか一つの文字列であり、
    前記複数の第1の文字列は、それぞれ前記所定のアプリケーションと関連付けられているプログラム。
  7. 携帯電子機器が、所定のアプリケーションが立ち上がっていない状態において、複数の第1の文字列のうちのいずれか一の第1の文字列が入力され、なおかつ第2の文字列が入力されていない場合には第1状態とし、前記第1の文字列と前記第2の文字列とが共に入力された場合には第2状態とする制御を行い、
    前記第1状態は、前記所定のアプリケーションが立ち上がった状態であり、
    前記第2状態は、前記所定のアプリケーションが立ち上がり、前記所定のアプリケーションにおける所定の機能が発揮された状態であり、
    前記複数の第1の文字列は、それぞれ前記所定のアプリケーションと関連付けられている制御方法。
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