JP2011164634A - 画像表示方法、画像表示装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】表示素子の耐用期間を長期化すべく、画像を所定の時間表示した後、前記画像より低輝度の画像を表示する画像表示方法、画像表示装置、及び該画像表示装置を実現させるためのコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】主制御部1は、輝度変更前の画像の階調数iから、輝度変更後の画像の階調数としてiの階調数より小さいjの階調数の範囲で画像を表示するために、[(i−j)/2]+n (但し、nは0〜j−1の階調値)の条件を満足するように階調値を変更する。主制御部1は、表示すべき画像を複数の領域に分割し、分割した領域毎に色変換するか否かの選択を受付け、色変換すべく選択された領域の画像に対して色変換処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は画像の表示時間を計時して、所定の時間が経過した場合に、前記画像より低輝度の画像を表示する画像表示方法、画像表示装置、及び該画像表示装置を実現させる為のコンピュータプログラムに関する。
CRT、PDP等の画像表示装置は長時間同じ画像を画面に表示し続けた場合、表示画面に焼き付きと呼ばれる残像現象が生じ、輝度が高い画像を表示し続けた場合、発光体又は蛍光体等の表示画素が消耗する。発光素子の色素毎に焼き付きの進行が異なるため、画面上の一部にのみ焼き付きが生じた場合でも画像表示装置を交換する必要があった。
そこで、画像表示装置の焼き付きを防止して耐用期間を長期化するために、スクリーンセーバに代表されるように、表示している内容に一定時間変化がない場合、その内容とは無関係の動画像を表示して表示する内容を変更し続け、画像表示装置の焼き付きを防止する措置が取られる(例えば、特許文献1を参照)。
従来のスクリーンセーバでは画像背景を黒色で表示する方法が一般的であり、スクリーンセーバによる処理画像を表示している間は、表示内容を確認することができない。そのため、スクリーンセーバによる画像を表示している間でも表示内容を確認する必要がある場合には、このようなスクリーンセーバを使用する代わりに、色反転のような元の画像の表示色の変換を行って画像表示装置の焼き付きを防止する措置が取られている。
特開平8−63116号公報
しかしながら、前述の従来技術は画面の表示内容によらず、全画面の画像データに対して色反転を行うため、色反転表示している間は表示内容が分かりにくいという問題点があった。
また、色反転処理を行うだけでは、黒色に表示されている領域は色反転後に白色に表示するため、焼き付き防止の効果を得ることができるにもかかわらず、表示素子の消耗を抑止する効果は少ないという問題点があり、かかる問題点を解決し得る画像の表示方法及び表示装置の開発が望まれていた。
また、時間帯によってスクリーンセーバを使用したくない場合、従来技術のように所定の時間が経過した後、自動的にスクリーンセーバにより処理した画像を表示する設定では、スクリーンセーバの設定を変更して機能を停止させる必要があり、煩わしさを感じることがあった。
更に、使用者によって画像表示装置の使用時間が異なる為、必ずしも表示画素の消耗を最大限に防止することができるとは限らず、スクリーンセーバの使用開始後に表示実績と設定値の適切な推奨値とを表示でき、これらの推奨値に基づき設定値を変更できることが望ましい。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、色変換すべく選択された領域の画像に対して色変換処理を行うことにより、選択されていない領域の画像内容を確認でき、焼き付き防止効果を得ることができる画像表示方法、画像表示装置、及び該画像表示装置を実現させるためのコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、輝度を所定量下げる処理を更に行うことにより、表示素子の消耗の抑止効果が高い画像表示方法、画像表示装置、及び該画像表示装置を実現させるためのコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明の更に他の目的は、階調値を変更して輝度最大値を所定量下げる処理を行うことにより、元の画像の色イメージを損なわない範囲で画像の輝度を下げることができる画像表示方法、画像表示装置、及び該画像表示装置を実現させるためのコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明の更に他の目的は、画像を表示する時間帯毎に色変換処理を行うか否かの選択、輝度を所定量下げる処理を行うか否かの選択、及び階調値を変更して輝度最大値を所定量下げる処理を行うか否かの選択を受付け、前記選択に従い、各処理を行うことにより、使用開始後の設定の変更を少なくすることができる画像表示方法、画像表示装置、及び該画像表示装置を実現させるためのコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明の更に他の目的は、時間帯毎の輝度の最大値に基づき算出した表示素子の余命と、表示した画像の輝度最大値と該輝度最大値にて表示した時間とに基づき算出した表示素子の余命とが可及的に等しくなるような輝度最大値の推奨値を算出し、該推奨値を元に画像の輝度を下げることにより、使用開始後の表示素子の消耗を最大限に防止することができる画像表示方法、画像表示装置、及び該画像表示装置を実現させるためのコンピュータプログラムを提供することにある。
本願に開示する画像表示方法は、画像の表示時間を計時し、所定の時間が経過した場合、前記画像より低輝度の画像を表示する画像表示方法において、輝度変更前の画像の階調数iから、輝度変更後の画像の階調数としてiの階調数より小さいjの階調数の範囲で画像を表示するために、
[(i−j)/2]+n (但し、nは0〜j−1の階調値)
の条件を満足するように階調値を変更するとともに、輝度を予め決められた数だけ下げて低輝度の画像を表示することを特徴とする。
本願に開示する画像表示装置は、画像の表示時間を計時する手段と、所定の時間が経過したか否かを判断する手段と、所定の時間が経過した場合、前記画像より低輝度の画像を生成する手段と、生成した画像を表示する手段とを備えた画像表示装置において、前記低輝度の画像を生成する手段は、輝度変更前の画像の階調数iから輝度変更後の画像の階調数として、iの階調数より小さいjの階調数の範囲で画像を表示するために、
[(i−j)/2]+n (但し、nは0〜j−1の階調値)
の条件を満足するように階調値を変更すると共に、輝度を予め決められた数だけ下げて低輝度の画像を表示する手段を含むことを特徴とする。
本願に開示するコンピュータプログラムは、コンピュータに、所定の時間が経過したか否かを判断し、所定の時間が経過した場合、前記画像より低輝度の画像を生成すべく、輝度変更前の画像の階調数iから輝度変更後の画像として、iの階調数より小さいjの階調数の範囲で画像を変更するために、
[(i−j)/2]+n (但し、nは0〜j−1の階調値)
の条件を満足するように階調値を変更し、輝度を予め決められた数だけ下げた輝度に変更し、生成した画像を表示する処理を実行させることを特徴とする。
本願による場合は、表示すべき画像を複数の領域に分割して、分割した領域毎に色変換するか否かの選択を受付け、色変換するように選択された領域の画像に対して色変換処理を行うため、スクリーンセーバによる処理画像を表示している場合でも、非選択の領域の表示内容を確認することができる。
本願による場合は、色変換処理に加え、輝度を所定量下げる処理を更に行うため、表示素子の消耗防止の効果が高く、画像表示装置の耐用期間を長期化することができる。
本願による場合は、階調値を変更して輝度最大値を所定量下げる処理を更に行うため、元の画像の色イメージを損なわない範囲で画像の輝度を下げて、表示素子の消耗を防止することができる。
本願による場合は、画像を表示する時間帯毎に前記色変換処理を行うか否かの選択、輝度を所定量下げる処理を行うか否かの選択、及び階調値を変更して輝度最大値を下げる処理を行うか否かの選択を受け付けるため、例えば、画像表示装置の使用者の使用時間に合わせて前述の選択を行った場合、スクリーンセーバの設定を変更する頻度を少なくすることができ、使用者の手間を軽減することができる。
本願による場合は、時間帯毎の輝度の最大値に基づき算出した表示素子の余命と、表示した画像の輝度最大値と該輝度最大値にて表示した時間とに基づき算出した表示素子の余命とが可及的に等しくなるような輝度最大値の推奨値を算出し、該推奨値を元に画像の輝度を下げるようにしてあるため、画像表示を開始した後の表示素子の消耗を最大限に防止することができる。
本発明の画像表示装置のブロック図である。 RAMに格納されている本発明のスクリーンセーバにより処理された画像を示す模式図である。 画像表示装置のRAMの内容を示す概念図である。 主制御部の処理手順について説明したフローチャートである。 スクリーンセーバによる処理画像の表示手順を詳細に示したフローチャートである。 図5における表示モードの判別処理について詳細に示すフローチャートである。 表示実績ログの書込み手順を示すフローチャートである。 スクリーンセーバの表示実績ログを元に輝度の推奨値を算出する手順を示したフローチャートである。 表示実績ログの記録内容を示す説明図である。 スクリーンセーバの設定変更画面を示す説明図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1.
図1は本発明の画像表示装置のブロック図である。図中1は主制御部であり、具体的にはCPUで構成されている。3はバス2を介して主制御部1と接続されたROMであり、本発明の表示方法を実現させるためのスクリーンセーバと各種制御プログラムを格納している。4はRAMであり、ROM3に格納されているスクリーンセーバの実行時、及び制御プログラムの実行時に生じる一時的なデータを記憶する。5はインターフェース部であり、図には示していない監視カメラのようなビデオカメラから画像データを受信する。6は入力処理部であり、インターフェース部5により受信した画像データを画素毎に分解して、画像メモリ7に書き込む。8は出力処理部であり、画像メモリ7に記憶されている画像データの拡大・縮小、部分的な色の変更等を行い、変更された画像データを表示部9により画面に表示する。10は時計部であり、時刻の情報を持つと共に、タイマ機能を有する。11は操作部であり、表示部9により表示する画像データの変更設定を行うための各種ファンクションキー及びカーソルキーを備えている。
図2はRAM4に格納されている本発明のスクリーンセーバにより処理された画像を示す模式図である。図中Aはスクリーンセーバにより処理される前の画像であり、取り得る階調数は256である。背景部分は白色(RGB信号の各階調値は255)であり、図形部分は黒色(RGB信号の各階調値は0)で塗りつぶされている。一般的な階調数の変更では、階調数をiからjへ変更する場合、変更後の階調値を(i/j)×n+1(n=0,1,…j−1)へと変更する。したがって、階調値間の色差が拡大するだけであり、白色部分の階調値に変更はなく、輝度の最大値が変化しない。本発明のスクリーンセーバにより階調数iからjへ階調数を変更する場合、((i−j)/2)+n(n=0,1,…j−1)へと変更する。すなわち、階調値の大きな領域及び小さな領域とを変更して階調値の中心値近傍へ集中するように階調数を変更するため、階調数を変更することによって、輝度を下げることができる。
画像Bは、元の画像Aの階調数を128に変更し、その後、輝度を32だけ下げたものである。全体の階調数を256から128へ変更する場合、(R,G,B)=(0,0,0)の階調値は(R,G,B)=(64,64,64)へ変更し、(R,G,B)=(255,255,255)の階調値は(R,G,B)=(191,191,191)へ変更する。次いで、輝度を32だけ下げるため、図形部分の階調値は(R,G,B)=(32,32,32)、背景部分の階調値は(R,G,B)=(159,159,159)となる。
画像Cは、左半分の画像に対して階調数を256から64へ変更し、次いで、輝度を16だけ下げ、右半分の画像に対して色反転した後、階調数を64へ変更し、輝度を16だけ下げたものである。その結果、左半分の領域に含まれる図形部分の階調値は(R,G,B)=(80,80,80)、背景部分の階調値は(R,G,B)=(143,143,143)となり、右半分の領域に含まれる図形部分の階調値は(R,G,B)=(143,143,143)、背景部分の階調値は(R,G,B)=(80,80,80)となる。
本発明の画像表示装置のROM3にインストールされているスクリーンセーバは、例えば、画像表示装置のインターフェース部5にて受信した画像を処理することなく表示する通常表示モード、8時から20時の間にスクリーンセーバによる処理画像を表示する際、画像Bのような階調数の変更と輝度の変更とを行った画像を表示する昼間モード、及び20時から8時の間にスクリーンセーバによる処理画像を表示する際、画像Cのような選択された領域の画像に対して色反転処理を行った上で、階調数の変更と輝度の変更とを行った画像を表示する夜間モードを有する。
図3は画像表示装置のRAM4の内容を示す概念図である。図中aは、表示モードの切り替え時刻が記録されている昼夜モード定義テーブルであり、本実施の形態では昼間モードから夜間モードの切り替え時刻(20時)と夜間モードから昼間モードの切り替え時刻(8時)とが予め記録されている。また、画像を表示している表示モードが、昼間モード、夜間モード、又は通常モードの何れであるかについて識別するために、モードフラグに夫々1から3までの数字が割当てられている。
テーブルbは昼間モード、夜間モード夫々に対して階調数と輝度の変更量とが予め記録されている画像処理定義テーブルである。例えば、図3に示した例では、昼間モードに対しては、階調数は128、輝度の変更量は32に設定されており、夜間モードに対しては、階調数は64、輝度の変更量は16に設定されている。出力処理部8は画像メモリ7に記憶されている画像データをここで定義している階調数に変更した後、輝度の変更量に従い輝度を下げる。また、夫々のモードについて階調数を変更させるか否かの識別情報、及び輝度を下げるか否かの識別情報が変更要否フラグに設定されている。変更を行う場合、変更要否フラグに1を割当て、変更を行わない場合、変更要否フラグに2を割り当てる。
テーブルcは画像データの色反転を行う矩形領域の座標と、各矩形領域に対する色反転の要否に関するフラグとを記録した矩形定義テーブルである。矩形領域の定義は本画像表示装置を使用する使用者が行い、操作部11のファンクションキー及びカーソルキーを利用して矩形の頂点座標を定めることによって行う。定義した矩形の頂点座標は矩形定義テーブルcに記録される。また、使用者は定義した矩形領域の画像を色反転させるか否かの選択を各表示モード毎に行い、色反転させる場合、反転要否フラグとして1を割当て、色反転させない場合、色反転要否フラグとして2を割当てる。
テーブルdはスクリーンセーバの使用開始後の表示実績を記録する表示実績ログであり、インターフェース部5により受信した画像を表示部9に表示し始めた時刻、スクリーンセーバ機能が働き始めた時刻、及び表示モードの切り替え時刻とそれらの時刻における最大輝度とが順次記録される。最大輝度は画像処理定義テーブルbに記録されている階調数と輝度の変更量とから定まり、
(最大輝度)=(輝度中心値)+(階調数)/2−(輝度の変更量)
で与えられる。また、テーブルeは、積算発光時間が記録された使用状況テーブルであり、表示時間と表示最大輝度との積算値が記録されている。
本実施の形態では、各表示モード間の切り替え時刻、各表示モード毎の階調数、輝度の変更量等は出荷時の設定として予め与えているが、使用者が画像表示装置を初めて使用する場合に、これらの値を操作部11から入力してもよい。
図4は主制御部1の処理手順について説明したフローチャートである。スクリーンセーバの起動後、主制御部1は時計部10のタイマをリセットする(ステップS1)。主制御部1は操作部11のファンクションキー又はカーソルキーの押下操作等のキー操作があるか否かを判断し(ステップS2)、キー操作がある場合(S2:YES)、処理をS1へ戻してタイマをリセットする。キー操作がない場合(S2:NO)、主制御部1は所定の時間が経過したか否かを判断し(ステップS3)、所定の時間が経過していない場合(S3:NO)、処理をS2へ戻す。所定の時間が経過した場合(S3:YES)、スクリーンセーバにより処理した画像を表示する(ステップS4)。
スクリーンセーバによる処理画像を画面に表示している間に、主制御部1は、キー操作があるか否かを判断し(ステップS5)、キー操作がない場合には(S5:NO)、S4へ戻してスクリーンセーバによる処理画像を表示し続ける。キー操作がある場合(S5:YES)、スクリーンセーバによる処理画像の表示を止めて、インターフェース部5にて受信した画像を処理しないまま表示する(ステップS6)。主制御部1は、スクリーンセーバを終了させたか否かを判断し(ステップS7)、スクリーンセーバを終了させていない場合(S7:NO)、S1へ戻して時計部10のタイマをリセットする。
図5はスクリーンセーバによる処理画像の表示手順を詳細に示したフローチャートである。主制御部1は、インターフェース部5にて受信したフルスクリーンの画像データを画像メモリ7に記憶させる(ステップS11)。主制御部1は、画像処理定義テーブルbから昼間モード、夜間モード夫々の階調数と輝度の変更量及び夫々の変更要否フラグとを読みだし(ステップS12)、矩形定義テーブルcから各矩形領域について昼間モード反転要否フラグ、夜間モード反転要否フラグ、及び矩形の座標を読みだす(ステップS13)。
読み取った座標に基づき、フルスクリーンの画像データから矩形に切り出して画像メモリ7に記憶させる(ステップS14)。
次に、主制御部1は、後述する手順により現在時刻が昼間モードに対応するか、又は夜間モードに対応するかの判別処理を行う(ステップS15)。S15にて判別した結果、モードフラグが1であるか否かを判断し(ステップS16)、現在モードフラグが1でない場合(S16:NO)、モードフラグが2であるか否かを判断し(ステップS17)、モードフラグが2でない場合(S17:NO)には、処理をS15へ戻して表示モードの判別処理を再度行う。
S16及びS17により現在時刻の表示モードが確定した場合(S16:YES又はS17:YES)には、S13にて矩形定義テーブルcから読み取った反転要否フラグに基づき、色反転させるか否かを判断する(ステップS18)。反転要否フラグが1である場合(S18:YES)には、色反転処理を行った後(ステップS19)、色反転させた矩形の画像データを画像メモリ7に記憶させる(ステップS20)。反転要否フラグが2である場合(S18:NO)には、色反転処理を行わず矩形の画像データをそのまま画像メモリ7に記憶させる(S20)。
次に、主制御部1は全ての矩形について読みだしを終了したか否かを判断し(ステップS21)、読みだしていない矩形が有る場合は(S21:NO)、処理をS13へ戻して、残りの矩形について、反転要否フラグ及び矩形の座標を読みだす。
矩形定義テーブルcに記憶されている矩形情報が全て読みだされた後(S21:YES)、S20にて記憶させた矩形のイメージデータを元のフルスクリーンの画像データに貼り付ける(ステップS22)。主制御部1はすべての矩形イメージデータを貼り付けたか否かを判断し(ステップS23)、貼り付けが終了していない矩形イメージデータがある場合(S23:NO)、処理をS22へ戻して矩形イメージデータの貼り付け処理を続行する。
矩形イメージデータを全て貼り付けた場合(S23:YES)、S16及びS17にて確定したモード、S12にて読みだされた各表示モードの階調数及び輝度の変更量、並びに夫々の変更要否フラグを元にフルスクリーン画像イメージの階調数及び輝度を変更し(ステップS24)、画面に表示する(ステップS25)。
図6は、図5における表示モードの判別処理について詳細に示すフローチャートである。主制御部1は昼夜モード定義テーブルaから、各モード間の切り替え時刻、及びモードフラグを読取る(ステップS31)。時計部10から現在時刻を取得した上で(ステップS32)、主制御部1は現在時刻が昼間モードに属するか、夜間モードに属するかを判別する(ステップS33)。判別した結果、現在時刻が属する表示モードと、昼夜モード定義テーブルaから読みだしたモードフラグが示す表示モードとが同一であるか否かを判断し(ステップS34)、同一でない場合(S34:NO)、モードフラグを変更し(ステップS35)、同一である場合(S34:YES)、表示モードの判別処理を終了する。
なお、本実施の形態では、色変換処理の例として色反転を取り挙げているが、色反転に限らず、彩度変換又は色相変換により色変換を行ってもよい。
また、本実施の形態では、色反転させる領域を矩形により定義しているが、矩形に限らず、多角形、円形、楕円形等の任意の幾何形状により定義してもよい。
更に、本実施の形態では、スクリーンセーバをインストールした画像表示装置の例を取り挙げたが、スクリーンセーバをフロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM等の記録媒体に記録して提供し、例えばパーソナルコンピュータ本体にインストールして使用することも可能である。この場合、矩形の定義、階調数の入力、輝度の変更量の入力等をパーソナルコンピュータ本体に接続されたキーボード又はマウス等の入力装置から行うことが可能である。
実施の形態2.
実施の形態2では、各表示モードにおける表示実績をRAM4の表示実績ログdに記録し、表示実績ログdに基づき算出した階調数及び輝度の変更量の推奨値を表示して、階調値及び輝度の変更量の変更を受け付ける点が実施の形態1と異なる。
図7は表示実績ログdの書込み手順を示すフローチャートである。主制御部1は、スクリーンセーバが起動したか否かを判断し(ステップS41)、スクリーンセーバが起動した場合(S41:YES)、画像表示装置が持つ最大輝度を画像処理定義テーブルbから求め、スクリーンセーバを起動した時刻と前記最大輝度とを表示実績ログdに記録する(ステップS42)。スクリーンセーバが起動していない場合(S41:NO)、スクリーンセーバが起動するまで待機する。
次に、主制御部1は、スクリーンセーバが終了したか否かを判断し(ステップS43)、スクリーンセーバが終了していない場合(S43:NO)、表示モードの変更があるか否かを判断し(ステップS44)、表示モードの変更がある場合(S44:YES)、変更後の表示モードにおける最大輝度を画像処理定義テーブルbから求め、表示モードの変更時刻と前記最大輝度を表示実績ログdに記録する(ステップS45)。
スクリーンセーバを終了したと判断した場合(S43:YES)、スクリーンセーバを終了した時刻を表示実績ログdに記録する(ステップS46)。
図8はスクリーンセーバの表示実績ログを元に輝度の推奨値を算出する手順を示したフローチャートであり、図9は表示実績ログdの記録内容を示す説明図であり、図10はスクリーンセーバの設定変更画面を示す説明図である。
主制御部1は、図9に示したような表示実績ログdを元に表示時間と最大輝度とを積算した量を求め(ステップS52)、使用状況テーブルeに記憶させる(ステップS53)。次に主制御部1は、画像処理定義テーブルbに記録されている階調数及び輝度の変更量、及び昼夜モード定義テーブルaに記録されている表示モード間の切り替え時刻を元に、目標とする輝度半減期を算出する(ステップS54)。目標輝度半減期は以下の式により算出される。
目標輝度半減期=標準輝度半減期×(表示素子最大輝度×24時間)/Σ(各モード最大輝度×各モード表示時間)
ここで、標準輝度半減期とは表示装置に固有の値であり、最大輝度で表示した場合に表示素子の輝度が半減するまでの時間で定義されている。本発明では通常表示に対して、昼間モードと夜間モードとを設けて最大輝度を抑制しているので目標輝度半減期を標準輝度半減期よりも長期化することができる。
次いで、表示実績ログdから表示実績に基づく余命を算出する(ステップS55)。使用者により画像表示装置の使用頻度及び使用時間が異なるため、一般に画像処理定義テーブルbから算出した余命の値と表示実績ログdから算出した余命の値とは異なる。
そこで、主制御部1は、画像処理定義テーブルbから算出した余命と表示実績ログdから算出した余命とが等しくなるような昼間モード及び夜間モードの最大輝度推奨値を算出する(ステップS56)。最大輝度推奨値の組合せは一意に求めることはできないが、両モードの最大輝度推奨値の差が最も小さくなるような組合せを選出する。このように選出することにより、一方の最大輝度推奨値が高くなり、他方の最大輝度推奨値が低くなることを防ぐことができる。
次に、主制御部1は図10のようなスクリーンセーバ設定画面を表示させ、各モードに対して階調数又は輝度の変更量のどちらか一方を入力させ(ステップS57)、入力値が確定したか否かを判断する(ステップS58)。入力値が確定していない場合(S58:NO)、入力値が確定するまで待機する。入力値が確定した場合(S58:YES)、S57で入力されなかった階調数又は輝度の変更量を算出し(ステップS59)、スクリーンセーバ設定画面上に表示し、画像処理定義テーブルbの値を書き換える。更に主制御部1は、変更後の予測される輝度を算出し、スクリーンセーバ設定画面上に表示する(ステップS60)。その後、変更後の階調数及び輝度を画像処理定義テーブルbへ書込む(ステップS61)。
以上の実施の形態1及び2に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
画像の表示時間を計時し、所定の時間が経過した場合、前記画像より低輝度の画像を表示する画像表示方法において、表示すべき画像を複数の領域に分割し、分割した領域毎に色変換するか否かの選択を受付け、色変換すべく選択された領域の画像に対して色変換処理を行い、色変換処理した画像を表示することを特徴とする画像表示方法。
(付記2)
画像の表示時間を計時する手段と、所定の時間が経過したか否かを判断する手段と、所定の時間が経過した場合、前記画像より低輝度の画像を生成する手段と、生成した画像を表示する手段とを備えた画像表示装置において、表示すべき画像を複数の領域に分割する手段と、分割した領域毎に色変換するか否かの選択を受付ける手段と、色変換すべく選択された領域の画像に対して色変換処理を行う手段とを備えたことを特徴とする画像表示装置。
(付記3)
輝度を所定量下げる手段を更に備えたことを特徴とする付記2記載の画像表示装置。
(付記4)
階調値を変更して輝度最大値を所定量下げる手段を更に備えたことを特徴とする付記2記載の画像表示装置。
(付記5)
前記色変換処理を行うか否かの選択、輝度を所定量下げる処理を行うか否かの選択、又は階調値を変更して輝度変更値を所定量下げる処理を行うか否かの選択を画像を表示する時間帯毎に受付ける手段と、前記選択に従い、各処理を行う手段とを更に備えることを特徴とする付記2から付記4のいずれかに記載の画像表示装置。
(付記6)
画像の表示時間を計時する手段と、所定の時間が経過したか否かを判断する手段と、所定の時間が経過した場合、表示素子の消耗を防止すべく、前記画像より低輝度の画像を生成する手段と、生成した画像を表示する手段とを備えた画像表示装置において、画像を表示する時間帯毎の画像の輝度最大値に基づき表示素子の余命を算出する手段と、表示した画像の輝度最大値と該輝度最大値にて画像を表示した時間とに基づき表示素子の余命を算出する手段と、算出した2つの余命が可及的に等しくなるような輝度最大値の推奨値を算出する手段と、算出した輝度最大値の推奨値に基づき、画像の輝度を下げる手段とを備えたことを特徴とする画像表示装置。
(付記7)
コンピュータに、所定の時間が経過したか否かを判断させるステップと、コンピュータに、所定の時間が経過した場合、前記画像より低輝度の画像を生成させるステップと、コンピュータに、生成した画像を表示させるステップとを有するコンピュータプログラムにおいて、コンピュータに、表示すべき画像を複数の領域に分割させるステップと、コンピュータに、分割した領域毎に色変換するか否かの選択を受付けさせるステップと、コンピュータに、色変換すべく選択された領域の画像に対して色変換処理を行わせるステップとを有することを特徴とするコンピュータプログラム。
1 主制御部
2 バス
3 ROM
4 RAM
5 インタフェース部
6 入力処理部
7 画像メモリ部
8 出力処理部
9 表示部
10 計時部
11 操作部

Claims (3)

  1. 画像の表示時間を計時し、所定の時間が経過した場合、前記画像より低輝度の画像を表示する画像表示方法において、
    輝度変更前の画像の階調数iから、輝度変更後の画像の階調数としてiの階調数より小さいjの階調数の範囲で画像を表示するために、
    [(i−j)/2]+n (但し、nは0〜j−1の階調値)
    の条件を満足するように階調値を変更するとともに、
    輝度を予め決められた数だけ下げて低輝度の画像を表示する
    ことを特徴とする画像表示方法。
  2. 画像の表示時間を計時する手段と、所定の時間が経過したか否かを判断する手段と、所定の時間が経過した場合、前記画像より低輝度の画像を生成する手段と、生成した画像を表示する手段とを備えた画像表示装置において、
    前記低輝度の画像を生成する手段は、
    輝度変更前の画像の階調数iから輝度変更後の画像の階調数として、iの階調数より小さいjの階調数の範囲で画像を表示するために、
    [(i−j)/2]+n (但し、nは0〜j−1の階調値)
    の条件を満足するように階調値を変更すると共に、輝度を予め決められた数だけ下げて低輝度の画像を表示する手段を含む
    ことを特徴とする画像表示装置。
  3. コンピュータに、
    所定の時間が経過したか否かを判断し、
    所定の時間が経過した場合、前記画像より低輝度の画像を生成すべく、輝度変更前の画像の階調数iから輝度変更後の画像として、iの階調数より小さいjの階調数の範囲で画像を変更するために、
    [(i−j)/2]+n (但し、nは0〜j−1の階調値)
    の条件を満足するように階調値を変更し、
    輝度を予め決められた数だけ下げた輝度に変更し、
    生成した画像を表示する
    処理を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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