JP5990740B2 - 表示装置、映像種別判定装置、表示装置の駆動方法、及び映像種別の判定方法 - Google Patents

表示装置、映像種別判定装置、表示装置の駆動方法、及び映像種別の判定方法 Download PDF

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Description

本開示は、表示装置、映像種別判定装置、表示装置の駆動方法、及び映像種別の判定方法に関する。
従来から、平面で薄型の表示装置として、液晶を用いた液晶表示装置、プラズマを用いたプラズマ表示装置等が実用化されている。
液晶表示装置は、バックライトを設け、電圧の印加によって液晶分子の配列を変化させることでバックライトからの光を通過させたり遮断したりすることで画像を表示する表示装置である。また、プラズマ表示装置は、基板内に封入されたガスに対して電圧を印加することでプラズマ状態となり、プラズマ状態から元の状態に戻る際に生じるエネルギーによって発生する紫外線が、蛍光体に照射されることで可視光となり、画像を表示する表示装置である。
一方、近年においては、電圧を印加すると素子自体が発光する有機EL(エレクトロルミネッセンス)素子を用いた自発光型の表示装置の開発が進んでいる。有機EL素子は、電解によってエネルギーを受けると、基底状態から励起状態へ変化し、励起状態から基底状態に戻るときに、差分のエネルギーを光として放出する。有機EL表示装置は、この有機EL素子が放出する光を用いて画像を表示する表示装置である。
自発光型表示装置は、バックライトを必要とする液晶表示装置とは異なり、素子が自ら発光するためにバックライトを必要としないため、液晶表示装置に比べて薄く構成することが可能である。また、液晶表示装置と比べて、動画特性、視野角特性、色再現性等が優れているため、有機EL表示装置は次世代の平面薄型表示装置として注目されている。
しかし、有機EL素子は、電圧を印加し続けると発光特性が劣化し、同じ電流を入力しても輝度が低下する。その結果、特定の画素の発光頻度が高い場合には、その特定の画素は他の画素に比べて発光特性が劣るため、いわゆる「焼き付き」現象が生じるという問題があった。
焼き付き現象に関して、例えば下記の特許文献1には、複数の種類の入力信号に対応した画像表示装置において、入力信号の種類によらず良好な表示品質を維持しつつ、焼き付きを軽減することを想定した技術が記載されている。
特開2007−227694号公報
有機ELディスプレイのような自発光デバイスでは、表示する映像の種別に応じて焼き付きの現象が発生する。例えば、テキスト(文字)など、コントラストの強い画像を表示させる場合は、焼き付きが生じ易いため、確実に焼き付きを防止することが必要である。一方、映像が動画の場合は、焼き付きが比較的生じ難いため、焼き付き防止のための制御を軽減することができる。上記特許文献1には、入力信号がPC入力信号、DSC入力信号、TV信号のいずれであるかに応じて、補正処理を切り換える手法が記載されているが、映像の種別を考慮して補正処理を行うことは想定していない。このため、映像の種別によっては、焼き付き防止制御が過度に行われたり、あるいは焼き付き防止処理が不足するなどの問題が生じてしまう。
そこで、本開示は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本開示の目的とするところは、映像信号に基づいて映像を判断し、焼き付き防止のための最適な制御を行うことが可能な、新規かつ改良された表示装置、及び表示装置の駆動方法を提供することにある。また、本開示の目的とするところは、、映像の種別を判定することが可能な、新規かつ改良された映像種別判定装置、及び映像種別の判定方法を提供することにある。
本開示によれば、映像信号制御部と表示パネルとを有し、表示パネルは、映像信号に応じて自発光する複数の画素が配置されてなり、映像信号に基づいて映像を表示するように構成され、映像信号のゲインを低下させることで画素の焼き付きを防止するように構成されてなる表示装置において、映像信号制御部は、複数のフレーム間における映像信号の輝度分布の変化と、複数のフレーム間に共通に存在する特定の特徴点の動きベクトルと、現在のフレームの輝度分布における隣り合う輝度の出現頻度の差分の合計および隣り合う輝度の出現頻度を除算した結果の合計とを検出し前記映像信号制御部は、さらに、静止画の継続する時間を測定するとともに動画の継続する時間を測定し、測定した時間に基づいて静止画と動画が交互に繰り返されたか否かを判定し、前記検出結果及び当該判定結果に基づき、画素の焼き付きを防止するための映像信号の前記ゲインの低下量を調整するように構成されてなる、表示装置が提供される。
また、前記映像信号制御部は、複数のフレーム間における映像信号の輝度分布の変化と、複数のフレーム間で特徴点の動きベクトルとを検出し、前記輝度分布の変化および前記動きベクトルが小さいときは、所定時間後の映像信号のゲインの低下量を大きく、前記輝度分布の変化および前記動きベクトルが大きいときは、所定時間後の映像信号のゲインの低下量を小さくするように構成されているものであっても良い。
また、前記映像信号制御部は、現在のフレームの輝度分布における隣り合う輝度の出現頻度の差分の合計および隣り合う輝度の出現頻度を除算した結果の合計により映像信号の輝度分布の偏りを求め、それに基づいて、該映像信号がテキスト情報に対応する信号であるか否かを判定するものであっても良い。
また、前記自発光する複数の画素の各々は、有機EL発光素子を含むものであっても良い。
また、本開示によれば、複数のフレーム間における映像信号の輝度分布の変化と、複数のフレーム間に共通に存在する特定の特徴点の動きベクトルと、現在のフレームの輝度分布における隣り合う輝度の出現頻度の差分の合計および隣り合う輝度の出現頻度を除算した結果の合計とを検出し、
該検出結果に基づき、映像信号の種別を判定する映像種別判定装置であって
該映像種別判定装置は、静止画の継続する時間を測定するとともに動画の継続する時間を測定し、測定した時間に基づいて静止画と動画が交互に繰り返されたか否かを更に判定し、
判定された映像信号の種別及び静止画と動画が交互に繰り返されたか否かの更なる判定結果は、映像信号のゲインを低下させて画素の焼き付きを防止する際のゲインの低下量を調整するのに用いられるように構成された、映像種別判定装置が提供される。
前記検出結果に基づき、静止画、部分動画又は動画に対応する信号であるか否かを判定するように構成されたものであっても良い。
また、現在のフレームの輝度分布における隣り合う輝度の出現頻度の差分の合計および隣り合う輝度の出現頻度を除算した結果の合計により映像信号の輝度分布の偏りを求め、それに基づいて、該映像信号がテキスト情報に対応する信号であるか否かを更に判定するように構成されたものであっても良い。
また、本開示によれば、複数のフレーム間における映像信号の輝度分布の変化を検出するステップと、複数のフレーム間に共通に存在する特定の特徴点の動きベクトルを検出するステップと、現在のフレームの輝度分布における隣り合う輝度の出現頻度の差分の合計および隣り合う輝度の出現頻度を除算した結果の合計により、映像信号の輝度分布の偏りを検出するステップと、さらに、静止画の継続する時間を測定するとともに動画の継続する時間を測定し、測定した時間に基づいて静止画と動画が交互に繰り返されたか否かを判定するステップと、映像信号のゲインを低下させることで画素の焼き付きを防止するため、映像信号のゲインを調整するステップと、当該ゲインが調整された映像信号に基づき、画像を表示するステップと、を有し、前記映像信号のゲインを調整するステップでは、当該輝度分布の変化、動きベクトル及び映像信号の輝度分布の偏りの検出結果と、静止画と動画が交互に繰り返されたか否か判定結果に基づき、画素の焼き付きを防止するための映像信号の前記ゲインの低下量を調整す、表示装置の駆動方法が提供される。
また、本開示によれば、複数のフレーム間における映像信号の輝度分布の変化を検出するステップと、複数のフレーム間に共通に存在する特定の特徴点の動きベクトルを検出するステップと、現在のフレームの輝度分布における隣り合う輝度の出現頻度の差分の合計および隣り合う輝度の出現頻度を除算した結果の合計により、映像信号の輝度分布の偏りを検出するステップと、当該輝度分布の変化動きベクトル及び映像信号の輝度分布の偏りの検出結果に基づき、映像信号の種別を判定するステップと、静止画の継続する時間を測定するとともに動画の継続する時間を測定し、測定した時間に基づいて静止画と動画が交互に繰り返されたか否かを更に判定するステップとを有し判定された映像信号の種別及び静止画と動画が交互に繰り返されたか否かの更なる判定結果に基づき、映像信号のゲインを低下させて画素の焼き付きを防止する際のゲインの低下量を調整する、映像種別の判定方法が提供される。
本開示によれば、映像信号に基づいて映像を判断し、焼き付き防止のための最適な制御を行うことが可能な表示装置及び表示装置の駆動方法を提供することが可能となる。
本開示の一実施形態に係る表示装置の構成を示す模式図である。 静止画・部分動画判定ブロックの構成を示す模式図である。 メモリに格納されたヒストグラムを示す模式図である。 ヒストグラムの差分に基づいて、静止画判定部で行われる判定を示す模式図である。 動きベクトルに基づいて、静止画判定部で行われる判定を示す模式図である。 テキスト画像判定ブロックの構成を示す模式図である。 ヒストグラムに基づいて映像がテキスト情報であるか否かを判定する手法を示す模式図である。 スライドショー判定ブロックの構成を示す模式図である。 機能制御ブロックによって制御される、映像信号のゲインを示す特性図である。 表示装置の駆動方法を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.本開示の一実施形態にかかる表示装置の構成
2.静止画・部分動画判定ブロック122の構成
3.映像ゲインを設定するための各種情報について
4.スライドショー判定ブロックの構成
5.映像信号のゲイン調整
6.表示装置の駆動方法について
[1.本開示の一実施形態にかかる表示装置の構成]
図1は、本開示の一実施形態に係る表示装置200の構成を示す模式図である。表示装置200は、例えばテレビ受像器などの装置であり、放送波から得られた映像信号に基づいて、テレビ番組等を表示するものである。表示装置200は、輝度調整装置100と表示パネル300とを備えている。映像信号は、輝度調整装置100へ入力され、輝度が調整されて表示パネル300に送られる。
本実施形態において、表示パネル300は、自発光型のパネルによって構成される。本実施形態では、表示パネル300として有機ELパネルを例示する。表示パネル300は、輝度が調整された映像信号を入力し、入力した信号およびパルスに応じて、自発光素子の一例である有機EL素子を発光させて動画像や静止画像を表示するものである。表示パネル300は、画像を表示する面の形状が平面である。有機EL素子は電圧を印加すると発光する自発光型の素子であり、その発光量は電圧に比例する。従って、有機EL素子のIL特性(電流−発光量特性)も比例関係を有することとなる。
表示パネル300は、調整された映像信号に基づいて映像を表示する。表示パネル300には、所定の走査周期で画素を選択する走査線と、画素を駆動するための輝度情報を与えるデータ線と、輝度情報に基づいて電流量を制御し、電流量に応じて発光素子である有機EL素子を発光させる画素回路とが、マトリクス状に配置されて構成されている。このように走査線、データ線および画素回路が構成されていることで、表示パネル300は映像信号に従って映像を表示することができる。
図1に示すように、輝度調整装置100は、ヒストグラム生成ブロック102、動きベクトル検出ブロック104、シーンチェンジ検出ブロック106、映像信号解析ブロック110、機能制御ブロック120、映像信号制御ブロック122を備える。図1に示す各機能ブロックは、ハードウェア(回路)または、演算処理装置(CPU)と、これを機能させるためのソフトウェア(プログラム)によって構成することができる。各機能ブロックを演算処理装置とソフトウェアから構成した場合、そのプログラムは、表示装置200が備えるメモリ、または外部から挿入されるメモリ等の記録媒体に格納されることができる。図2、図6、図8の各機能ブロックについても同様である。
ヒストグラム生成ブロック102、動きベクトル検出ブロック104、シーンチェンジ検出ブロック106には、映像信号が入力される。ヒストグラム生成ブロック102は、1フレーム毎の映像信号から、輝度とその出現頻度との関係を表すヒストグラムを生成する。動きベクトル検出ブロック104は、1フレーム毎の画像中から特定の特徴点を抽出し、フレーム毎に特徴点の動きを表す動きベクトルを検出する。シーンチェンジ検出ブロック106は、番組の本編からCMへの移行する際などのシーンチェンジを検出する。これらのヒストグラム、動きベクトル、シーンチェンジの情報は、映像信号解析ブロック120へ送られる。
映像信号解析ブロック120は、入力されたヒストグラム、動きベクトル、シーンチェンジの情報に基づいて、映像の種別を解析し、映像の種別を判断する。より詳細には、映像信号解析ブロック120は、映像信号を解析し、映像が静止画、動画、部分静止画、テキスト情報、スライドショー表示のいずれであるかを判断する。このため、映像信号解析ブロック120は、静止画・部分動画判定ブロック122、テキスト画像判定ブロック124、スライドショー判定ブロック126を備える。
ここで、部分動画とは、テキスト情報などの情報の画像の一部に、部分的に動画が表示される画像をいう。また、テキスト情報の画増は、文字情報が画面全体に表示された画像である。また、スライドショーの画像は、複数の静止画のスライドが所定の時間間隔で順次に表示される画像である。
[2.静止画・部分動画判定ブロックの構成]
図2は、静止画・部分動画判定ブロック122の構成を示す模式図である。静止画・部分動画判定ブロック122は、現在のヒストグラム情報を保持するメモリ122a、過去のヒストグラム情報を保持するメモリ122b、ヒストグラム差分計測部122c、ベクトル情報を保持するメモリ122d、静止画判定部122eを備える。
メモリ122aには、ヒストグラム生成ブロック102で生成されたヒストグラムが入力される。また、メモリ122aには、過去にヒストグラム生成ブロック102で生成されたヒストグラムが保持されている。ここで、メモリ122bに格納されたヒストグラムは、メモリ122aのヒストグラムに対して、例えば1フレーム前または数フレーム前の画像のヒストグラムである。また、メモリ122dには、動きベクトル検出ブロック104で生成された動きベクトルの情報が入力される。
図3は、ヒストグラムを示す模式図であって、図3(a)はメモリ122aに格納されたヒストグラムを示しており、図3(b)はメモリ122bに格納されたヒストグラムを示している。ここでは、映像が静止画である場合のヒストグラムを示している。図3(a)及び図3(b)に示すように、静止画の場合は、1フレームまたは数フレームが経過しても映像信号は基本的に同一であるため、メモリ122aに格納されたヒストグラムとメモリ122bに格納されたヒストグラムは同一の特性となる。
ここで、表示パネル300には、最小表示単位のサブピクセルがマトリクス状に配置されている。各サブピクセルは、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色に対応する。1つの画素(ピクセル)は、これら各色に対応する3つのサブピクセルにより構成される。
従って、各画素(ピクセル)の表示色は、R(赤)、G(緑)、B(青)の組み合わせにより表現される。各表示色のサブピクセルの輝度は、映像信号のサブピクセルデータによって与えられる。
また、各画素(ピクセル)に対応する単位での輝度は映像信号のピクセルデータによって与えられる。ヒストグラムの演算は、Rサブピクセルデータ、Gサブピクセルデータ、Bサブピクセルデータから演算される値について行う。例えば、3つのサブピクセルデータから算出される画素(ピクセル)単位の輝度値について行う。
本実施形態は、ピクセル単位でヒストグラム生成する場合、サブピクセル単位でヒストグラムを生成する場合のいずれにおいても用できる。ここで、ピクセル単位でヒストグラムを生成する場合は、対応する発光量をピクセル単位で考えるものとする。一方、サブピクセル単位でヒストグラムを生成する場合は、対応する発光量を各色に対応するピクセル単位で考えるものとする。
以下では、重複説明を回避するため、サブピクセル単位(色単位)でヒストグラムを生成するものとするがピクセル単位でヒストグラムを生成する場合についても同様に適用できる。
ヒストグラム差分計測部122cは、メモリ122aに格納されたヒストグラムと、メモリ122bに格納されたヒストグラムとの差分を演算する。上述のように、映像が静止画の場合、メモリ122aに格納されたヒストグラムとメモリ122bに格納されたヒストグラムは同一であるため、差分は0となる。
ヒストグラム差分計測部122cで算出されたヒストグラムの差分は、静止画判定部122dへ送られる。静止画判定部122dは、差分に基づいて、映像が静止画であるか否かを判定する。
図4は、ヒストグラムの差分に基づいて、静止画判定部122eで行われる判定の一例を示す模式図である。図4に示すように、差分の値に応じて、映像が静止画、部分動画または動画であるかが判定される。ここでは、判定のために3つのしきい値Th1,Th2,Th3を設定している。
また、図5は、動きベクトルに基づいて、静止画判定部122eで行われる判定の一例を示す模式図である。図5に示すように、動きベクトルの値に応じて、映像が静止画、部分動画かまたは動画であるかが判定される。ここでは、判定のために3つのしきい値Th4,Th5を設定している。
図4に示すように、ヒストグラムの差分がしきい値Th1以下の場合は、映像が静止画または部分動画であると判定される。この場合、映像が静止画と部分動画のいずれであるかは、動きベクトルによって判定される。図5に示すように、動きベクトルの値がしきい値Th4以下の場合は、映像が静止画であると判定される。また、動きベクトルの値がしきい値Th4よりも大きい場合は、映像が部分動画であると判定される。
次に、ヒストグラムの差分が、しきい値Th1よりも大きく、しきい値Th2以下の場合は、映像が部分動画または動画であると判定される。この場合、映像が部分動画と動画のいずれであるかは、動きベクトルによって判定される。図5に示すように、動きベクトルの値がしきい値Th5以下の場合は、映像が部分動画であると判定される。また、動きベクトルの値がしきい値Th5よりも大きい場合は、映像が動画であると判定される。
なお、上述の例では、ヒストグラムの差分とベクトル情報の双方を用いて静止画、部分動画、動画を判別しているが、静止画判定はヒストグラムの差分のみに基づいて行ってもよい。この場合、差分がしきい値Th1以下の場合は静止画と判定し、差分がしきい値Th1を超えた場合は部分動画と判定するようにしても良い。
[3.テキスト画像判定ブロックの構成]
図6は、テキスト画像判定ブロック124の構成を示す模式図である。図6に示すように、テキスト画像判定ブロック124は、ヒストグラム情報を保持するメモリ124a、複数のヒストグラム解析部124b、テキスト判定部124cを備える。
メモリ124aには、ヒストグラム生成ブロック102で生成されたヒストグラムが入力される。ヒストグラム解析部124bは、いくつかのパターンに従ってヒストグラムを解析し、解析結果をテキスト判定部124cへ送る。テキスト判定部124cは、ヒストグラム解析部124bから送られた解析結果に基づいて、映像がテキスト情報であるか否かを判定する。
図7は、ヒストグラムに基づいて映像がテキスト情報であるか否かを判定する手法を示す模式図である。映像が通常の静止画、動画等の場合は、図7(a)に示すように、高輝度側及び低輝度側で出現頻度の高い分布が得られる。一方、図7(b)に示すよう映像がテキスト情報の場合は、テキストに対応する特定の輝度(図7(b)中に示す範囲dで示される輝度)において出現頻度が高くなる。従って、輝度の分布に偏りがあるか否かに応じて、映像がテキスト情報であるか否かを判定することができる。
図7(b)のような輝度の偏りの存在を判別するため、ヒストグラム解析部124bは、
隣り合う輝度の出現頻度の差分y2−y1,y3−y2,・・・,y(n)−y(n−1)を演算し、その合計を算出する。また、ヒストグラム解析部124bは、隣り合う輝度の出現頻度を除算し(y2/y1,y3/y2,・・・,y(n)/y(n−1))、その合計を算出する。差分結果の合計、及び除算結果の合計はテキスト判定部124cへ送られる。ここで、差分結果の合計、及び除算結果の合計は、図7(b)に示すような分布の偏りがある場合ほど、大きくなる。
テキスト判定部124cは、差分結果の合計が所定のしきい値を超えており、かつ除算結果の合計が所定のしきい値を超えている場合は、映像がテキスト情報であると判定し、判定結果を出力する。これにより、映像がテキスト情報であるか否かを判定することが可能となる。
[4.スライドショー判定ブロックの構成]
図8は、スライドショー判定ブロック126の構成を示す模式図である。スライドショー判定ブロック126は、現在のヒストグラム情報を保持するメモリ126a、過去のヒストグラム情報を保持するメモリ126b、ヒストグラム差分計測部126c、ベクトル情報を保持するメモリ126d、静止画判定部126eを備える。また、スライドショー判定ブロック126は、静止画継続時間記録部126f、動画継続時間記録部126g、静止画/動画繰り返し判定部126hを備える。
メモリ126a,126b、ヒストグラム差分計測部126c、ベクトル情報を保持するメモリ126d、静止画判定部126eの構成は、静止画・部分動画判定ブロック122と同様である。静止画継続時間記録部26fは、静止画が継続している時間を記録する。また、動画継続時間記録部126gは、動画が継続している時間を記録する。
静止画/動画繰り返し判定部126hは、静止画の継続時間と、動画の継続時間とに基づいて、静止画が繰り返されているか否かを判定し、映像がスライドショーであるか否かを判定する。より詳細には、静止画の継続時間と動画の継続時間とに基づいて、静止画と動画が交互に繰り返されており、且つ、個々の静止画の継続時間が同一である場合は、映像がスライドショーであると判定する。これにより、映像がスライドショーであるか否かを判定することが可能となる。
[5.映像信号のゲイン調整]
以上のように、本実施形態の輝度調整装置100においては、映像信号を直接判断することで、映像の種別を判定することができる。そして、映像信号解析ブロック110にて映像の種別が判別されると、判別結果は機能制御ブロック120へ送られる。機能制御ブロック120は、映像の輝度、消費電力などの表示装置200の各機能を制御するパラメータを演算する。図9は、機能制御ブロック120によって制御される、映像信号のゲインを示す特性図である。機能制御ブロック120は、映像の種別に応じて、図9のようにゲインを変化させる。
具体的には、映像が動画以外の映像と判定された場合、焼き付きの発生が懸念されるため、ゲインを低下させる制御が行われる。図9に示すように、映像がテキスト情報の場合、焼き付きに対して最も厳しいため、判定直後からゲインを比較的急峻に低下させる処理を行う。また、映像が静止画または部分動画の場合は、テキスト情報の場合と比較すると、緩やかにゲインを低下させる。また、映像がスライドショーの場合は、静止画または部分動画の場合と比較すると、より緩やかにゲインを低下させる。このように、映像の種別に応じてゲインを低下させることで、焼き付き防止のためのゲインの低下量を最小限に抑えることが可能となる。
[6.表示装置の駆動方法について]
次に、本開示の一実施形態にかかる表示装置200の駆動方法について説明する。図10は、本開示の一実施形態にかかる表示装置200の駆動方法について説明する流れ図である。以下、図10を用いて表示装置200の駆動方法について詳細に説明する。
まず、ステップS10では、輝度調整装置100において、映像信号を取得する。次のステップS12では、映像信号から、ヒストグラム、動きベクトル、シーンチェンジが検出される。
次のステップS14以降では、映像信号が映像信号解析ブロック110へ入力され、映像信号の解析が行われる。すなわち、ステップS14では、映像信号が静止画、部分動画、動画のいずれであるかが判定される。次のステップS16では、映像信号がテキスト情報であるか否かが判定される。次のステップS18では、映像信号がスライドショーであるか否かが判定される。
ステップS20では、映像信号の判定結果に基づいて、機能制御ブロック120により、映像信号に乗算されるゲインが算出される。次のステップS22では、ステップS20で算出されたゲインが映像信号に乗算される。
以上、本開示の一実施形態にかかる表示装置200の駆動方法について説明した。なお、上述した表示装置200の駆動方法は、表示装置200の内部の記録媒体に予め本開示の一実施形態にかかる表示装置100の駆動方法を実行するように作成されたコンピュータプログラムを記録しておき、当該プログラムを演算装置(例えばCPUなど)が順次読み出して実行することによって行ってもよい。
以上説明したように本実施形態によれば、表示パネル300へ入力される映像信号がリアルタイムに解析される。これにより、現在表示している映像が通常の動画信号なのか、スライドショーのような特定アプリケーションなのか、データ放送のようなテキストデータを多く含む映像信号なのか、テレテキストのようなテキストベースの情報画面なのかを判断することができる。従って、有機ELディスプレイをはじめとする自発光デバイスにおいて、映像の種別に応じて、焼きつき防止機能を動かすための様々なトリガーを提供することができる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について説明したが、本開示は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
110 映像信号解析ブロック
120 機能制御ブロック
122 映像信号制御部
200 表示装置
300 表示パネル

Claims (9)

  1. 映像信号制御部と表示パネルとを有し、
    表示パネルは、映像信号に応じて自発光する複数の画素が配置されてなり、映像信号に基づいて映像を表示するように構成され、映像信号のゲインを低下させることで画素の焼き付きを防止するように構成されてなる表示装置において、
    映像信号制御部は、
    複数のフレーム間における映像信号の輝度分布の変化と、複数のフレーム間に共通に存在する特定の特徴点の動きベクトルと、現在のフレームの輝度分布における隣り合う輝度の出現頻度の差分の合計および隣り合う輝度の出現頻度を除算した結果の合計とを検出し
    前記映像信号制御部は、さらに、静止画の継続する時間を測定するとともに動画の継続する時間を測定し、測定した時間に基づいて静止画と動画が交互に繰り返されたか否かを判定し、
    前記検出結果及び当該判定結果に基づき、画素の焼き付きを防止するための映像信号の前記ゲインの低下量を調整するように構成されてなる、表示装置。
  2. 前記映像信号制御部は、
    複数のフレーム間における映像信号の輝度分布の変化と、複数のフレーム間で特徴点の動きベクトルとを検出し、
    前記輝度分布の変化および前記動きベクトルが小さいときは、所定時間後の映像信号のゲインの低下量を大きく、
    前記輝度分布の変化および前記動きベクトルが大きいときは、所定時間後の映像信号のゲインの低下量を小さくするように構成されている、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記映像信号制御部は、現在のフレームの輝度分布における隣り合う輝度の出現頻度の差分の合計および隣り合う輝度の出現頻度を除算した結果の合計により映像信号の輝度分布の偏りを求め、それに基づいて、該映像信号がテキスト情報に対応する信号であるか否かを判定する、請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記自発光する複数の画素の各々は、有機EL発光素子を含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 複数のフレーム間における映像信号の輝度分布の変化と、複数のフレーム間に共通に存在する特定の特徴点の動きベクトルと、現在のフレームの輝度分布における隣り合う輝度の出現頻度の差分の合計および隣り合う輝度の出現頻度を除算した結果の合計とを検出し、
    該検出結果に基づき、映像信号の種別を判定する映像種別判定装置であって
    該映像種別判定装置は、静止画の継続する時間を測定するとともに動画の継続する時間を測定し、測定した時間に基づいて静止画と動画が交互に繰り返されたか否かを更に判定し、
    判定された映像信号の種別及び静止画と動画が交互に繰り返されたか否かの更なる判定結果は、映像信号のゲインを低下させて画素の焼き付きを防止する際のゲインの低下量を調整するのに用いられるように構成された、映像種別判定装置。
  6. 前記検出結果に基づき、静止画、部分動画又は動画に対応する信号であるか否かを判定するように構成された、請求項記載の映像種別判定装置。
  7. 現在のフレームの輝度分布における隣り合う輝度の出現頻度の差分の合計および隣り合う輝度の出現頻度を除算した結果の合計により映像信号の輝度分布の偏りを求め、それに基づいて、該映像信号がテキスト情報に対応する信号であるか否かを更に判定するように構成された、請求項記載の映像種別判定装置。
  8. 複数のフレーム間における映像信号の輝度分布の変化を検出するステップと、
    複数のフレーム間に共通に存在する特定の特徴点の動きベクトルを検出するステップと、
    現在のフレームの輝度分布における隣り合う輝度の出現頻度の差分の合計および隣り合う輝度の出現頻度を除算した結果の合計により、映像信号の輝度分布の偏りを検出するステップと、
    さらに、静止画の継続する時間を測定するとともに動画の継続する時間を測定し、測定した時間に基づいて静止画と動画が交互に繰り返されたか否かを判定するステップと、
    映像信号のゲインを低下させることで画素の焼き付きを防止するため、映像信号のゲインを調整するステップと、
    当該ゲインが調整された映像信号に基づき、画像を表示するステップと、を有し、
    前記映像信号のゲインを調整するステップでは、当該輝度分布の変化、動きベクトル及び映像信号の輝度分布の偏りの検出結果と、静止画と動画が交互に繰り返されたか否か判定結果に基づき、画素の焼き付きを防止するための映像信号の前記ゲインの低下量を調整す、表示装置の駆動方法。
  9. 複数のフレーム間における映像信号の輝度分布の変化を検出するステップと、
    複数のフレーム間に共通に存在する特定の特徴点の動きベクトルを検出するステップと
    現在のフレームの輝度分布における隣り合う輝度の出現頻度の差分の合計および隣り合う輝度の出現頻度を除算した結果の合計により、映像信号の輝度分布の偏りを検出するステップと、
    当該輝度分布の変化動きベクトル及び映像信号の輝度分布の偏りの検出結果に基づき、映像信号の種別を判定するステップと
    静止画の継続する時間を測定するとともに動画の継続する時間を測定し、測定した時間に基づいて静止画と動画が交互に繰り返されたか否かを更に判定するステップとを有し
    判定された映像信号の種別及び静止画と動画が交互に繰り返されたか否かの更なる判定結果に基づき、映像信号のゲインを低下させて画素の焼き付きを防止する際のゲインの低下量を調整する、映像種別の判定方法。
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