JP2011163355A - 4点接触玉軸受 - Google Patents

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Keisuke Ogushi
啓祐 大串
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
    • F16C19/14Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load
    • F16C19/16Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with a single row of balls
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    • F16C19/166Four-point-contact ball bearings

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Abstract

【課題】一方向クラッチを内蔵するアイドリングストップシステムに適用可能な4点接触玉軸受を提供する。
【解決手段】内周面に単列の外輪軌道面91aを有する外輪91と、外周面に単列の内輪軌道面92aを有する内輪92と、外輪軌道面91aと内輪軌道面92aとの間に転動自在に設けられた複数の玉93と、各転動体93をポケット94a内に転動自在に保持する保持器94と、を備え、アイドリングストップシステム1に組み込まれて油潤滑で使用され、一方向クラッチ7を構成するクラッチ内輪である内径側筒状部22をクランク軸3の周囲に回転自在に支持する4点接触玉軸受9において、保持器94のポケット開口部94bが油供給方向へ向かって開口する。
【選択図】図1

Description

本発明は、4点接触玉軸受に関し、特に一方向クラッチを内蔵したアイドリングストップシステムに組み込まれる4点接触玉軸受に関する。
自動車においては、省エネルギおよび二酸化炭素排出量抑制の観点から、自動車が停止した際にエンジンを自動的に停止させるアイドリングストップシステムを搭載することが進められている。そして、このアイドリングストップシステムには一方向クラッチが内蔵され、エンジン始動時にはスタータ装置の動力が一方向クラッチを介してエンジンのクランク軸に伝達され、エンジン完爆後には一方向クラッチが空転するように構成されている。
ところで、近年、転がり軸受として負荷荷重の大きい4点接触玉軸受が提案されている。
4点接触玉軸受として、特許文献1には、外内輪軌道面の曲率半径、曲率半径中心位置、外輪及び内輪と転動体との接触角、転動体と軌道面との非接触部と溝の幅設定を最適化したグリース潤滑軸受が記載されている。
特開平11−336795号公報
しかしながら、アイドリングストップシステムに組み込まれる軸受は一般的に油潤滑で使用されるものであり、グリース潤滑である特許文献1に記載の4点接触玉軸受をそのままアイドリングストップシステムに適用させることはできない。
本発明は、このような不都合を解消するためになされたものであり、その目的は、一方向クラッチを内蔵するアイドリングストップシステムに適用可能な4点接触玉軸受を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1)内周面に単列の外輪軌道面を有する外輪と、外周面に単列の内輪軌道面を有する内輪と、前記外輪軌道面と前記内輪軌道面との間に転動自在に設けられた複数の転動体と、前記各転動体をポケット内に転動自在に保持する保持器と、を備え、アイドリングストップシステムに組み込まれて油潤滑で使用され、一方向クラッチを構成するクラッチ内輪をクランク軸の周囲に回転自在に支持する4点接触玉軸受において、
前記保持器のポケット開口部が油供給方向へ向かって開口することを特徴とする4点接触玉軸受。
(2)前記外輪軌道面と前記内輪軌道面の曲率半径がそれぞれ、転動体の直径の50.5〜65.7%であることを特徴とする(1)に記載の4点接触玉軸受。
(3)前記外輪軌道面と前記内輪軌道面の溝深さがそれぞれ、転動体の直径の15.4〜23.3%であることを特徴とする(1)又は(2)に記載の4点接触玉軸受。
(4)軸圧入時の有効ラジアル隙間が転動体の0.8〜1.0%であることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の4点接触玉軸受。
本発明の4点接触玉軸受によれば、油潤滑で使用されるアイドリングストップシステムに適用することができ、さらに保持器のポケット開口部が油供給方向へ向いて開口することにより軸受内部の潤滑性を確保することができる。
また、外輪軌道面と内輪軌道面の曲率半径がそれぞれ、転動体の直径の50.5〜65.7%であることから、アイドリングストップシステムで発生する発生最大荷重に安全率1.5を考慮した荷重以上の定格荷重を有し、これによりアイドリングストップシステムに適用した場合に必要な軸受剛性、軸受寿命を満たす。
また、外輪軌道面と内輪軌道面の軌道面溝深さがそれぞれ、転動体の直径の15.4〜23.3%であり、軸圧入時の有効ラジアル隙間が転動体の0.8〜1.0%であることから、アイドリングストップシステムにて生じる傾きが許容される範囲内となる。
本発明の4点接触玉軸受が組み込まれたアイドリングストップシステムの部分断面図である。 本発明の4点接触玉軸受の一実施形態の断面図である。
以下、本発明に係る4点接触玉軸受の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の4点接触玉軸受が組み込まれたアイドリングストップシステムの部分断面図であり、図2は、本発明の4点接触玉軸受の一実施形態の断面図である。以下の説明において、左右とは、図1及び図2の左右をいうものとする。
アイドリングストップシステム1は、不図示のスタータモータと、スタータモータのピニオンギヤに常時噛み合わされ内径側で右側に向かって開口する開口部21が形成されたリングギヤ2と、クランク軸3の右側端部に設けられたフランジ部4にボルト5で一体に固定され、リングギヤ2の開口部21に突出する円筒部61を有するクランク連結体6と、リングギヤ2とクランク連結体6を結合・分離する一方向クラッチ7と、円筒部61の外径側で開口部21を封止するオイルシール8と、一方向クラッチ7を構成するクラッチ内輪である後述する内径側筒状部22をクランク軸3に回転自在に支持する軸受9と、を備えて構成され、図中矢印で示す方向から供給される潤滑油により油潤滑で使用される。
リングギヤ2は、クランク軸3と平行に伸びる内径側筒状部22と中間筒状部23と、内径側筒状部22と中間筒状部23の左側端部同士を連結する内径側連結壁24と、中間筒状部23の右側端部から径方向外側に屈曲しながら延設されギヤ部25の左側端部と連結する外径側連結壁26と、を備え、内径側筒状部22と中間筒状部23と内径側連結壁24により、右側に向かって開口する開口部21が形成されている。
クランク連結体6は、クランク軸3の右側端部に設けられたフランジ部4にボルト5で一体に固定され連結体本体62と、連結体本体62の外側端部から左側に屈曲してリングギヤ2の開口部21に向かって突出する円筒部61と、を備え、クランク軸3と一体に回転するように構成されている。円筒部61は、その先端が所定の隙間を介して内径側連結壁24と対向し、開口部21を径方向に略等分割している。
一方向クラッチ7は、内輪としての内径側筒状部22と、外輪としての円筒部61と、これらの間に設けられた噛み込み部材としての複数のスプラグ77と、これらのスプラグ77を保持する保持リング78と、スプラグ77を噛み込み方向に付勢する付勢部材としてのばね79などから構成されている。即ち、リングギヤ2の内径側筒状部22が一方向クラッチ7のクラッチ内輪として機能し、クランク連結体6の円筒部61が一方向クラッチ7のクラッチ外輪として機能している。この一方向クラッチ7によると、エンジン始動時は、スタータモータの動力を、スタータモータのピニオンギヤからリングギヤ2、一方向クラッチ7、クランク連結体6を介してクランク軸3に伝達され、エンジンを始動させることができる。また、エンジンの完爆後はクランク軸3と一体に回転するクランク連結体6がリングギヤ2より早く回転することにより一方向クラッチ7が切断され、エンジンの動力はリングギヤ2に伝達されることはない。
オイルシール8は、ダストリップ81を有するとともに主リップ82の外周にガータスプリング83が配されたゴム部材84の外側に、金属環85が固定されており、金属環85がリングギヤ2の中間筒状部23に圧入され、リングギヤ2の中間筒状部23とクランク連結体6の円筒部61との間を封止している。
軸受9は、内周面に単列の外輪軌道面91aを有する外輪91と、外周面に単列の内輪軌道面92aを有する内輪92と、外輪軌道面91aと内輪軌道面92aとの間に転動自在に設けられた複数の玉93(転動体)と、各玉93をポケット94a内に転動自在に保持する保持器94と、を備えて構成され、各玉93が外輪91と内輪92とそれぞれ2点で接触する4点接触玉軸受である。そして、内輪92がクランク軸3に外嵌され、外輪91がリングギヤ2の内径側筒状部22に内嵌され、一方向クラッチ7のクラッチ内輪である内径側筒状部22をクランク軸3の周囲に回転自在に支持している。
この軸受9は、保持器94のポケット開口部94bが油供給方向へ向かって開口し、ポケット開口部94bから軸受内部に潤滑油が供給されて軸受内部の潤滑性が確保され、玉93が内外輪92、91間で円滑に転動するように構成されている。
また、軸受9は、外輪軌道面91aと内輪軌道面92aの曲率半径がそれぞれ、玉93の直径の50.5〜65.7%に設定されている。これにより、アイドリングストップシステム1の発生最大荷重に安全率1.5を考慮した荷重以上の定格荷重を有し、これによりアイドリングストップシステム1に適用した場合に付加されるラジアル荷重とアキシャル荷重に対し必要な軸受剛性、軸受寿命を満たす。
さらに、軸受9は、外輪軌道面91aと内輪軌道面92aの軌道面溝深さがそれぞれ、玉93の直径の15.4〜23.3%であり、軸圧入時の有効ラジアル隙間が玉93の0.8〜1.0%に設定されている。これにより、アイドリングストップシステム1にて生じる傾きが許容される範囲内となる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。
1 アイドリングストップシステム
2 リングギヤ
22 内径側筒状部(クラッチ内輪)
3 クランク軸
6 クランク連結体
7 一方向クラッチ
9 軸受(4点接触玉軸受)
91 外輪
91a 外輪軌道面
92 内輪
92a 内輪軌道面
93 玉(転動体)
94 保持器
94a ポケット
94b ポケット開口部

Claims (4)

  1. 内周面に単列の外輪軌道面を有する外輪と、外周面に単列の内輪軌道面を有する内輪と、前記外輪軌道面と前記内輪軌道面との間に転動自在に設けられた複数の転動体と、前記各転動体をポケット内に転動自在に保持する保持器と、を備え、アイドリングストップシステムに組み込まれて油潤滑で使用され、一方向クラッチを構成するクラッチ内輪をクランク軸の周囲に回転自在に支持する4点接触玉軸受において、
    前記保持器のポケット開口部が油供給方向へ向かって開口することを特徴とする4点接触玉軸受。
  2. 前記外輪軌道面と前記内輪軌道面の曲率半径がそれぞれ、転動体の直径の50.5〜65.7%であることを特徴とする請求項1に記載の4点接触玉軸受。
  3. 前記外輪軌道面と前記内輪軌道面の溝深さがそれぞれ、転動体の直径の15.4〜23.3%であることを特徴とする請求項1又は2に記載の4点接触玉軸受。
  4. 軸圧入時の有効ラジアル隙間が転動体の0.8〜1.0%であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の4点接触玉軸受。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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