JP2011163044A - 除礫用バケット - Google Patents

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Abstract

【課題】除礫用バケットによる除礫作業の効率を上げる。
【解決手段】作業用車両のアーム(550)の先端に回動可能に取り付けられて使用する除礫用バケット(100)であって、相互に平行な一対の側板(110)と、両端が側板にそれぞれ取り付けられ、櫛歯状の複数の凸状体を有するレーキ(120)と、レーキの後方において、両端が側板にそれぞれ回転可能に支持され、レーキにより掘り起こされた土石混交の土塊を後方に送る耕転爪(130)と、耕転爪の後方において、両端が側板にそれぞれ回転可能に支持され、間隔を開けて配置されている複数のローラー(140)と、ローラーの後方に配置され、ローラーにより搬送されてきた石を貯留する貯留部(150)と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、油圧ショベルのアームに取り付けられ、土塊に混入している岩石などの礫を除去するために使用する除礫用バケットに関する。
このような除礫用バケットの一つとして、例えば、実公平6−12060号公報に記載されたものがある。
図6は同公報に記載された除礫用バケットの側面図、図7は同除礫用バケットを上方から見た平面図である。
この除礫用バケット500は、相互に平行な一対の側板510を備えており、一対の側板510の各々の上部にはブラケット530が溶接されている。ブラケット530はピン541,542を介して油圧ショベルのアーム550に連結されている。
除礫用バケット500の先端側には一対の側板510の間に、先端が尖っている掘削ブレード520が取り付けられている。
掘削ブレード520の後方には土砂導入用パイプローラ560が一対の側板510の間に回転可能に取り付けられている。
さらに、土砂導入用パイプローラ560の後方には、複数個の回転体570が相互に間隔を開けて一対の側板510の間に回転可能に取り付けられている。図6に示すように、複数個の回転体570は、土砂導入用パイプローラ560に近い領域においては、水平面上に配置され、土砂導入用パイプローラ560から離れた領域においては、上向きの円弧状に配置されており、この上向き円弧状に配置された回転体570が礫の貯留部572を形成している。
各回転体570には、歯車のように、複数個の歯571(図7参照)が各回転体570の長さ方向に等間隔に形成されている。また、図7に示すように、相互に隣接する二つの回転体570の各々の歯571は互い違いになるように配置されている。
土砂導入用パイプローラ560及び各回転体570は油圧モータ580により駆動される。すなわち、土砂導入用パイプローラ560及び各回転体570は、油圧モータ580に駆動されることにより、図6において、それぞれ反時計方向に回転する。
除礫用バケット500は以下のように使用される。
まず、油圧ショベルのアームを作動させ、ブレード520により地面を掘削し、礫を含む土塊を除礫用バケット500の内部に送り込む。
次いで、油圧モータ580を作動させると、除礫用バケット500の内部に送り込まれた土塊は、図6の右側から左側に向かって、反時計方向に回転している土砂導入用パイプローラ560及び各回転体570上を搬送される。
土砂導入用パイプローラ560及び各回転体570上を搬送されている間に、土塊中の礫に付着している土砂は回転体570の間の隙間あるいは各歯571の間の隙間から落下する。付着していた土砂が取り除かれた礫は貯留部572に貯留される。
貯留部572に蓄積された礫が一定量に達すると、礫は、油圧ショベルのアーム550を旋回させることによって、例えば、トラックの荷台上に排出される。
実公平6−12060号公報
上述の従来の除礫用バケット500によれば、掘り起こした土塊から礫を除去することが可能ではあるが、この除礫用バケット500には、以下のような問題点があった。
従来の除礫用バケット500においては、土中の除礫を行うためには、そのつど、油圧ショベルを作動させ、土壌を掘削させることが必要となっていた。土壌を掘削している間においては、除礫作業は一旦中止される。このため、作業効率は低かった。
さらに、除礫の結果として除去された礫は除礫用バケット500の内部の貯留部572に集積されるため、礫が一定量に達すると、除礫作業を中止して、溜まった礫を除礫用バケット500の内部から外部に取り出すことが必要であった。このことも作業効率を著しく低下させる原因となっていた。
本発明は、このような従来の除礫用バケット500における問題点に鑑みてなされたものであり、より高い作業効率で除礫作業を行うことを可能にする除礫用バケットを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、作業用車両のアーム(550)の先端に回動可能に取り付けられて使用する除礫用バケット(100)であって、相互に平行な一対の側板(110)と、土壌掘削用のレーキ(120)と、前記レーキ(120)の後方において、両端が前記側板(110)にそれぞれ回転可能に支持され、前記レーキ(120)により掘り起こされた土石混交の土塊を後方に送る耕転爪(130)と、前記耕転爪(130)の後方において、両端が前記側板(110)にそれぞれ回転可能に支持され、間隔を開けて配置されている少なくとも一つのローラー(140)と、前記ローラー(140)の後方に配置され、前記ローラー(140)により搬送されてきた石を貯留する貯留部(150)と、を備える除礫用バケット(100)を提供する。
前記ローラー(140)の各々の表面には凸状体(141、142)が形成されていることが好ましい。
前記ローラーを2個以上備える場合には、これらのローラー(140)のうち、相互に隣接するローラー(140)は相互に異なる外径を有していることが好ましい。
前記ローラーを2個以上備える場合には、これらのローラー(140)のうち、相互に隣接するローラー(140)が前記側板(110)に取り付けられている軸心は相互に異なる高さ(145A、145B)であることが好ましい。
前記レーキは、櫛歯状の複数の凸状体を有することが好ましい。
従来の除礫用バケット500においては、土中の除礫を行うためには、そのつど、油圧ショベルを作動させ、土壌を掘削させることが必要となっていた。土壌を掘削している間においては、除礫作業は一旦中止される。
これに対して、本発明に係る除礫用バケットによれば、レーキを地中に突き刺した状態のまま油圧ショベルを後進させることにより、土壌を掘り起こすことが可能であり、レーキにより土壌を掘り起こしている間においても、除礫作業を継続させることが可能である。すなわち、本発明に係る除礫用バケットによれば、油圧ショベルを作動している間においても除礫作業を継続して実施することが可能であり、従来の除礫用バケット500のように、油圧ショベルを作動させる間、除礫作業を一旦停止させる必要はない。このため、本発明に係る除礫用バケットによれば、従来の除礫用バケット500と比較して、大幅に作業効率を上げることが可能である。
また、従来の除礫用バケット500においては、礫の貯留量が一定量に達すると、除礫作業を一旦中止して、溜まった礫を除礫用バケット500の内部から外部に取り出すことが必要となっていた。
これに対して、本発明に係る除礫用バケットによれば、貯留部に集積された礫は、例えば、除礫用バケットを傾斜させることにより、あるいは、貯留部に礫の搬送機構(例えば、ベルトコンベアその他の連続搬送機構)を設けておくことにより、礫を外部に排出することが可能であるため、礫を排出する際に、従来の除礫用バケット500とは異なり、除礫作業を一旦中止する必要はない。このため、本発明に係る除礫用バケットによれば、従来の除礫用バケット500と比較して、大幅に作業効率を上げることが可能である。
本発明の第一の実施形態に係る除礫用バケットの概略的な側面図である。 耕転爪に形成されている爪を前方から(すなわち、レーキの側から)見た場合の正面図である。 本発明の第二の実施形態に係る除礫用バケットにおけるローラーの例を示す平面図である。 本発明の第三の実施形態に係る除礫用バケットにおけるローラーの配置を示す平面図である。 本発明の第四の実施形態に係る除礫用バケットにおけるローラーの配置を示す平面図である。 従来の除礫用バケットの側面図である。 従来の除礫用バケットを上方から見た平面図である。
(第一の実施形態)
図1は本発明の第一の実施形態に係る除礫用バケット100の概略的な側面図である。
本実施形態に係る除礫用バケット100は、上述の従来の除礫用バケット500と同様に、油圧ショベルその他の作業用車両のアーム550の先端に回動可能に取り付けられて使用される。
図1に示すように、本実施形態に係る除礫用バケット100は、相互に平行な一対の側板110(他の構成要素を見やすくするため、側板110は破線で示す)と、レーキ120と、耕転爪130と、複数個のローラー140と、貯留部としての貯留用ネット150と、から構成されている。
一対の側板110は鋼鉄製である。以下に述べるように、レーキ120、耕転爪130、複数個のローラー140及び貯留用ネット150はいずれも一対の側板510の間に配置されている。
一対の側板110の各々はピン111、112を介して油圧ショベルのアーム550に回動可能に取り付けられている。すなわち、本実施形態に係る除礫用バケット100は、一対の側板110の各々を介して油圧ショベルのアーム550に取り付けられている。
レーキ120は下方を向いた複数の凸状体を備えている。これらの凸状体は、一対の側板110の間において、図1の紙面と垂直な方向に、櫛歯状に等間隔に配置されている。
複数の凸状体は相互に固定されており、かつ、両端において一対の側板110の各々に固定されている。
レーキ120を上方から土中に突き刺し、そのままの状態で油圧ショベルが前進または後進することにより、土壌が掘削される。
耕転爪130はレーキ120の後方において、両端が一対の側板110にそれぞれ回転可能に支持されている。なお、説明の便宜上、レーキ120がある側を前方、貯留用ネット150がある側を後方と呼ぶ。
耕転爪130は、回転軸131と、回転軸131に放射状に、かつ、等円周角に取り付けられた複数個の爪132と、からなる。図1においては、一平面内に取り付けられた5個の爪132が示されているが、図1の紙面と垂直な方向において、5個の爪132を一組として複数組の爪132が等間隔に回転軸131に取り付けられている。
図2は爪132を前方から(レーキ120の側から)見た正面図である。
図2に示すように、各爪132の先端には、図1の紙面と垂直な方向(すなわち、一方の側板110から他方の側板110に向かう方向)に延びる延長部133が、隣接する爪132に抵触しない範囲において、形成されている。
耕転爪130は、図1において、時計方向に回転する。耕転爪130が時計方向に回転することにより、各爪132の先端に設けられている延長部133が土石混交の土塊を掻き上げ、後方に搬送する。
また、耕転爪130は、その最下端の部位がレーキ120の最下端の部位とほぼ同じ高さに位置するか、あるいは、レーキ120の最下端の部位よりも上方に位置するように、配置される。
複数個のローラー140は、耕転爪130の後方において、両端が一対の側板110にそれぞれ回転可能に支持されている。
各ローラー140はそれらの軸心が地面に水平に一直線上に位置するように配置されており、かつ、相互に間隔を開けて等間隔に配置されている。また、各ローラー140は同一の直径を有している。
また、各ローラー140は、それらの最上端の部位が耕転爪130の回転軸とほぼ同じ高さに位置するか、あるいは、耕転爪130の回転軸よりも下方に位置するように、配置されている。
各ローラー140は、図1において、反時計方向に回転する。各ローラー140が時計方向に回転することにより、耕転爪130から搬送されてきた土塊は各ローラー140上を後方に、すなわち、貯留用ネット150に向かって搬送される。
貯留用ネット150は金属製ネットからなる。貯留用ネット150は各ローラー140の軸心よりも低い位置に配置されており、各ローラー140から搬送されてきた礫は貯留用ネット150上に集積される。
耕転爪130及び複数個のローラー140は、従来の除礫用バケット500と同様に、電動モータ(図示せず)により駆動される。あるいは、油圧回路を形成し、この油圧回路を介して油圧ショベルの油圧を耕転爪130及び複数個のローラー140に供給することにより、耕転爪130及び複数個のローラー140を駆動することも可能である。
以上のような構造を有する本実施形態に係る除礫用バケット100は以下のように作動する。
ピン111、112を介して除礫用バケット100を油圧ショベルのアーム550に取り付けた後、アーム550を降下させ、レーキ120を地中に突き刺す。レーキ120を地中に突き刺した状態のまま、油圧ショベルを後進(図1の矢印Aの方向)させると、レーキ120が地中を移動することとなり、その結果として、土壌が掘り起こされる。
掘り起こされた土塊は土と礫とが混合した土石混交の状態にある。
この土塊は、耕転爪130によって、連続的に掻き上げられ、後方に搬送される。
耕転爪130により搬送されてきた土塊は複数個のローラー140上に乗り、ローラー140上を後方に搬送される。
ローラー140上を搬送されている間に、土塊中の礫に付着している土砂はローラー140間の隙間から下方に落下する。このため、一群のローラー140を通過した後の段階においては、土塊から土が除去され、礫のみが残っている状態になる。
この礫151はローラー140から貯留用ネット150上に集積される。
本実施形態に係る除礫用バケット100によれば、以下の効果を得ることができる。
従来の除礫用バケット500においては、土中の除礫を行うためには、そのつど、油圧ショベルを作動させ、土壌を掘削させることが必要となっていた。土壌を掘削している間、除礫作業は一旦中止される。
これに対して、本実施形態に係る除礫用バケット100によれば、レーキ120を地中に突き刺した状態のまま油圧ショベルを後進させることにより、土壌を掘り起こすことが可能であり、レーキ120により土壌を掘り起こしている間においても、除礫作業を継続させることが可能である。
すなわち、本実施形態に係る除礫用バケット100によれば、油圧ショベルを作動している間においても除礫作業を継続して実施することが可能であり、従来の除礫用バケット500のように、油圧ショベルを作動させる間、除礫作業を一旦停止させる必要はない。このため、本実施形態に係る除礫用バケット100によれば、従来の除礫用バケット500と比較して、大幅に作業効率を上げることが可能である。
また、従来の除礫用バケット500においては、礫の貯留量が一定量に達すると、除礫作業を一旦中止して、溜まった礫を除礫用バケット500の内部から外部に取り出すことが必要となっていた。
これに対して、本実施形態に係る除礫用バケット100によれば、貯留用ネット150に集積された礫は、例えば、除礫用バケット100を傾斜させることにより、あるいは、貯留用ネット150に礫の搬送機構(例えば、コンベアなどの連続搬送機構)を設けておくことにより、礫を外部に排出することが可能であるため、礫を排出する際に、従来の除礫用バケット500とは異なり、除礫作業を一旦中止する必要はない。このため、本実施形態に係る除礫用バケット100によれば、従来の除礫用バケット500と比較して、大幅に作業効率を上げることが可能である。
本実施形態に係る除礫用バケット100は上記の構造に限定されるものではなく、種々の改変が可能である。
例えば、本実施形態に係る除礫用バケット100においては、貯留部として貯留用ネット150が形成されているが、この貯留用ネット150は一対の側板110に対して固定された状態で取り付けられている。この貯留用ネット150を一対の側板110に対して、例えば、ダンパーを介して取り付け、さらに、貯留用ネット150に対して振動機を取り付けることにより、貯留用ネット150を振動可能であるように構成することができる。貯留用ネット150を振動することにより、貯留用ネット150上に集積された礫からさらに土砂を振り落とすことができる。
(第二の実施形態)
上述の第一の実施形態に係る除礫用バケット100においては、ローラー140の各々は円筒形状をなしている。
各ローラー140は円筒形状であることは必ずしも必要ではなく、表面に凸状体を形成し、礫から土砂をそぎ落とす機能を向上させることが可能である。
本発明の第二の実施形態に係る除礫用バケットにおけるローラー140の各々には表面に凸状体が形成されている。なお、ローラー140がその表面に凸状体を有している点を除いて、本実施形態に係る除礫用バケットは第一の実施形態に係る除礫用バケット100と同一の構造を有している。
図3(A)は本実施形態におけるローラー140の第一の例を示す平面図である。
図3(A)に示すように、第一の例に係るローラー140の表面には螺旋状の凸状体141が形成されている。螺旋状の凸状体141は、例えば、金属製のワイヤーをローラー140の表面上に螺旋状に巻き付け、溶接その他の方法により固定することにより、形成することが可能である。
図3(B)は本実施形態におけるローラー140の第二の例を示す平面図である。
図3(B)に示すように、第二の例に係るローラー140の表面には歯車状の凸状体142が形成されている。歯車状の凸状体142は、例えば、四個を一組として、ローラー140の長さ方向に複数組の凸状体142が等間隔に配置されている。歯車状の凸状体142は、例えば、長方形状の金属板をローラー140に溶接することにより形成することができる。
以上のように、各ローラー140の表面に凸状体141、142を形成することにより、礫から土砂をそぎ落とす効率を向上させることが可能である。
(第三の実施形態)
上述の第一の実施形態に係る除礫用バケット100においては、ローラー140は同一の直径を有している。
これに対して、本発明の第三の実施形態に係る除礫用バケットにおいては、各ローラー140の直径は同一ではなく、少なくとも相互に隣接するローラー140は相互に異なる外径を有しているように構成されている。
図4は、本実施形態に係る除礫用バケットにおけるローラー140の配置を示す平面図である。
図4に示すように、本実施形態に係る除礫用バケットにおいては、第一の外径を有するローラー140Aと、第一の外径より小さい第二の外径を有するローラー140Bが交互に配置されている。
このように、外径の異なるローラー140を交互に配置することにより、ローラー140が画定する搬送面が凹凸面を形成することになる。すなわち、土石混交の土塊は、ローラー140により搬送されている間において、上下動を繰り返しながら搬送されることになる。このため、本実施形態に係る除礫用バケットによれば、礫から土砂をそぎ落とす効率を上げることが可能である。
(第四の実施形態)
上述の第一の実施形態に係る除礫用バケット100においては、各ローラー140はそれらの軸心が同一高さの線上にあるように配置されている。
これに対して、本発明の第四の実施形態に係る除礫用バケットにおいては、各ローラー140はそれらの軸心が相互に異なる高さにあるように配置されている。
図5は、本実施形態に係る除礫用バケットにおけるローラー140の配置を示す平面図である。
図5に示すように、一群のローラー140Cはそれらの軸心が水平線145Aに位置するように配置されている。また、他の一群のローラー140Dはそれらの軸心が水平線145Aよりも低い位置にある水平線145Bに位置するように配置されている。一群のローラー140Cの外径と一群のローラー140Dの外径とは同一である。一群のローラー140Cの各々と他の一群のローラー140Dの各々とは交互に配置されている。
このように、ローラー140を二つの群に分け、一方の群のローラー140Cを他方の群のローラー140Dよりも高い位置に取り付けることにより、第三の実施形態に係る除礫用バケットと同様に、礫から土砂をそぎ落とす効率を上げることが可能になる。
また、本実施形態に係る除礫用バケットにおいては、一群のローラー140Cの外径と一群のローラー140Dの外径とは同一であるが、第三の実施形態に係る除礫用バケットと同様に、一群のローラー140Cの外径と一群のローラー140Dの外径とが相違するように設定することも可能である。
100 本発明の第一の実施形態に係る除礫用バケット
110 側板
111、112 ピン
120 レーキ
130 耕転爪
132 爪
133 延長部
140 ローラー
141、142 凸状体
150 貯留部

Claims (5)

  1. 作業用車両のアームの先端に回動可能に取り付けられて使用する除礫用バケットであって、
    相互に平行な一対の側板と、
    土壌掘削用のレーキと、
    前記レーキの後方において、両端が前記側板にそれぞれ回転可能に支持され、前記レーキにより掘り起こされた土石混交の土塊を後方に送る耕転爪と、
    前記耕転爪の後方において、両端が前記側板にそれぞれ回転可能に支持され、間隔を開けて配置されている少なくとも一つのローラーと、
    前記ローラーの後方に配置され、前記ローラーにより搬送されてきた石を貯留する貯留部と、
    を備える除礫用バケット。
  2. 前記ローラーの表面には凸状体が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の除礫用バケット。
  3. 前記ローラーを2個以上備えており、前記ローラーのうち、相互に隣接するローラーは相互に異なる外径を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の除礫用バケット。
  4. 前記ローラーを2個以上備えており、前記ローラーのうち、相互に隣接するローラーの軸心は相互に異なる高さであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の除礫用バケット。
  5. 前記レーキは、櫛歯状の複数の凸状体を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の除礫用バケット。
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