JP2011160553A - ギヤードモータ - Google Patents

ギヤードモータ Download PDF

Info

Publication number
JP2011160553A
JP2011160553A JP2010019832A JP2010019832A JP2011160553A JP 2011160553 A JP2011160553 A JP 2011160553A JP 2010019832 A JP2010019832 A JP 2010019832A JP 2010019832 A JP2010019832 A JP 2010019832A JP 2011160553 A JP2011160553 A JP 2011160553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
spacer
planetary gear
input gear
geared motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010019832A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5528137B2 (ja
Inventor
Masahito Yokochi
雅人 横地
Satoshi Igarashi
聡 五十嵐
Kenichi Maeno
健一 前野
Kenichi Sekiguchi
健一 関口
Akira Yanagisawa
昌 柳沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Holdings Co Ltd
Citizen Micro Co Ltd
Original Assignee
Citizen Holdings Co Ltd
Citizen Micro Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Holdings Co Ltd, Citizen Micro Co Ltd filed Critical Citizen Holdings Co Ltd
Priority to JP2010019832A priority Critical patent/JP5528137B2/ja
Publication of JP2011160553A publication Critical patent/JP2011160553A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5528137B2 publication Critical patent/JP5528137B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Retarders (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

【課題】 部品を増加せずに、異常な電圧、電流を遮断し、取付けられた機器等への影響を皆無にするギヤードモータを提供する。
【解決手段】 ハウジング20内に遊星歯車機構が設けられ、前記ハウジング20の軸方向の一端に固定した間座3に取付けられたモータ4のロータシャフト40の回転を前記遊星歯車機構を介して出力軸21に伝導するギヤードモータ1において、前記ロータシャフト40の先端に取付けられた入力歯車41に噛合する太陽板28に配置された複数個の遊星歯車29を絶縁材で形成すると共に、前記入力歯車41を太陽板28と離間して前記間座3に近接して位置させ、前記間座3は、モータ4を差込んで取付けるモータ取付枠30を、前記太陽板28と入力歯車41の空間以上の長さに形成すると共に、絶縁材で形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドアロック機構、光学精密機器等に使用されるギヤードモータに係り、特にノイズ、サージなどの規定値を超えた電圧、電流を受けたとしてもこれらが内部を通って取付けられた機器に抜け出し、当該機器の制御基板や回路に悪影響を及ぼさないようにしたギヤードモータに関する。
例えば、一般的に、モータなどの電気機器においては、ノイズ、サージなどを防ぐため導体間に一定の空間を設け、絶縁被覆を行う。且つ、コンデンサや抵抗器等を組み合わせ、モータに内蔵し、ノイズ、サージなどを除去又は低減させている。
実開平4−14462号公報 実開平6−88176号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2において提案されたものは、何れもモータ自体を保護するものであって、電気ノイズを除去するためにチップ形コンデンサを内蔵したものや、バリスタを整流子に装着し、このバリスタによりブラシと整流子との間に生じるサージ電圧や異常電圧を吸収、低減させるもであって、モータ内部を通って、取付けられた例えばドアロック機構、光学精密機器等の制御基板や回路への影響を皆無にするものではなかった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、特段部品を増加せず に、異常な電圧、電流を遮断し、取付けられた機器への影響を皆無にするギヤードモータを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ハウジング内に遊星歯車機構が設けられ、前記ハウジングの軸方向の一端に固定した間座に設けられたモータのロータシャフトの回転を前記遊星歯車機構を介して出力軸に伝導するギヤードモータにおいて、前記ロータシャフトの先端に取付けられた入力歯車に噛合する太陽板に配置された複数個の遊星歯車を絶縁材で形成すると共に、前記入力歯車を太陽板と離間して前記間座に近接して位置させ、前記間座は、モータを差込んで取付けるモータ取付枠を、前記太陽板と入力歯車の離間長さ以上に形成すると共に、絶縁材で形成したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、遊星歯車及び間座を絶縁材で形成すると共に、入力歯車を太陽板と離間して位置させ、且つ、間座にモータ取付枠を形成することで、遊星歯車機構側又はモータ側からのノイズやサージ電圧などから絶縁状態が保たれる。
本発明に係るギヤードモータの線断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るギヤードモータの断面図である。
この図1のギヤードモータ1のギヤ部(以下、遊星歯車装置2という)は、減速段が2段の例を示している。
この遊星歯車装置2は、遊星歯車機構を収容する遊星歯車機構部20aと、出力軸21及び軸受22が取付けられる出力軸部20bと、から成るハウジング20を備えている。そして、この遊星歯車機構部20aの内周面には内歯歯車23が形成されている。また、遊星歯車機構部20aの軸方向の開口部には、薄肉の環状縁部20cが軸方向に突設されている。
前記環状縁部20c内には円板状の間座3が嵌入され、そのモータ取付枠30が環状縁部21cの先端に当接した状態で割りピン31で固定されている。
間座3の中央には、モータ4のロータシャフト40及びその先端に取付けられた入力歯車41が挿通する円孔32が形成されており、この円孔32の周囲の相対向する2箇所にモータ止めネジ孔33が形成されている。また、間座3の底面にあって、且つ、モータ4を差込むモータ取付枠30が、例えば、電気特性に優れたポリプチレンテレフタレート樹脂にて一体成形されている。尚、34は、樹脂製のスラストワッシャーである。
前記出力軸部21b内には、軸受22を介して出力軸21の基部が回動自在に収容されており、出力軸21の内側先端にはローレット21aが施され、中央に嵌合穴を有する出力板24に圧入固定されている。また、出力軸21には外側端部から円筒状の固定ブッシュ25を軸受22に接した状態で、出力軸21の軸方向へのガタツキがほとんど生じないよう圧入されている。
前記出力板24は、出力軸部20b内に収容され、円周方向に等間隔で複数(例えば3個)の第1の遊星軸24aが一体に形成され、各第1の遊星軸24aには、それぞれ同一歯数の第1の遊星歯車26が回動自在に嵌合されて、最終減速段Aを構成している。
前記各第1の遊星歯車26は、遊星歯車機構部21aの内周の内歯歯車23に噛合すると共に、中央の太陽歯車27に噛合していて、内歯歯車23内を自転運動しつつ太陽歯車27の周りを公転運動する。
太陽歯車27は、入力歯車41と出力軸21の内側先端との間にあって、且つ、出力板24に接する位置に円板状の太陽板28の中央に一体に形成された太陽軸28aに、一体形成若しくは圧入固定されている。
前記太陽板28の太陽軸28aと反対面には、円周方向に当間隔で複数(例えば3個)の第2の遊星軸28bが一体形成され、各第2の遊星軸28bにはそれぞれ同一歯数のノイズ、サージなどを防ぐために剛性が小さく摺動特性に優れた例えば、ポリアセタール樹脂で形成された第2の遊星歯車29が、前記第1の遊星歯車26に比して長く形成され、回動自在に嵌合されて、減速段Bが構成される。
各第2の遊星歯車29は、遊星歯車機構部21aの内周の内歯歯車23に噛合すると共に、中央の入力歯車41に噛合していて、内歯歯車23内を自転運動しつつ入力歯車41の周りを公転運動する。
前記モータ4のロータシャフト40に固定された入力歯車41は、間座3側の根元部分で、前第1の遊星歯車26に比較して長く形成された第2の遊星歯車29と噛合することにより、入力歯車41と太陽板28との間には、ノイズ、サージなどを防ぐための空間が設けられることに成る。
尚、前記間座3は、薄過ぎると割りピン31固定の強度が低下する恐れと共に、前記ノイズ、サージ防止の面からも出来るだけ厚くしたほうが良い。
次に、モータ4について説明する。モータ4は、円筒ケース部42と、ケース部内に延びるホルダ部43aを持つ端壁部43bとがケーシング43を構成し、ロータ44を収容している。
ホルダ部43aは軸方向に貫通穴45が設けられ、貫通穴45の端壁部43a側の開口部には軸受46aが圧入されている。また、貫通穴45の内端側の開口部には軸受46bが圧入されている。ホルダ部43aの外周にはマグネット47が嵌装されている。
ロータ44は、軸受46a、46bに回転可能に支持されたロータシャフト40を軸心としてマグネット47と円筒ケース部42の隙間に配置された円筒状のコイル48と、コイル48とロータシャフト40をつなぐエンドブロック49からなり、エンドブロック49には整流子50が備えられている。
ケーシング43の外部において、ロータシャフト40には軸受46aの近傍位置につば55が固定され、つば55と軸受46aとの間にカラー56が設けられている。つば55に押されてカラーが軸受46aの端面に当接することによりロータ44の一方向への移動が規制される。
コイル48とマグネット47の外周面との間、およびコイル48と円筒ケース部42の内壁との間にはそれぞれ隙間が形成され、互いに接触しないようになっている。円筒ケース部42の開口端には整流子50に摺接するブラシ51を備えるキャップ52が取り付けられている。キャップ52の中心部には整流子50のブラシ51と接触する部分の径よりも大径の孔52が設けられると共に、この孔52を塞ぐカバー部材53が取り付けられている。尚、54モータ端子で、不図示のリード線がそれぞれ電気的に接続される。
以上のように構成したギヤードモータ1は、モータ4の回転を、即ち、ロータシャフト40の先端の入力歯車41の回転は、2段の減速段Aと最終減速段Bを経て、減速された出力軸21の回転として伝導される。
外部等よりギヤードモータ1が取付けられた機器、またはギヤードモータ1本体がノイズ、サージを受けた場合、その伝導経路に沿ってギヤードモータ1または機器内などに回り込み、ギヤードモータ1や機器がショートしたり、制御回路等にダメージを与える。
しかしながら、以上において、本実施の形態では、モータ4の回転を減速する遊星歯車装置2にあって、入力歯車41と太陽板28との間に、ノイズ、サージなどを防ぐための空間が設けられていること。前記入力歯車41の回転を直接受ける第2の遊星歯車29を絶縁材で形成したことなどで回転伝導経路でのノイズ、サージなどの絶縁を成すものである。
また、遊星歯車機構部21aの環状縁部21cに、モータ4を差込んで取付けるモータ取付枠30を一体に絶縁材で形成した間座3、及び樹脂製のスラストワッシャー34にて、遊星歯車装置2のハウジング20またはモータ4の円筒ケース部42及びケーシング43からのノイズ、サージを絶縁するものである。
近年、ますますの小型化、軽量化にあって、十分な絶縁空間の確保や、部品点数の削減、即ちコストダウンが求められるなかでのノイズフィルタ、サージ防御品等の十分な対策が施せないなどにあって簡単な構造、構成にて有効なノイズ、サージ等の絶縁状態が保たれる。
尚、ギヤードモータ1のギヤ部を遊星歯車装置2で説明したが、これに限定するものではなく平歯車装置であってもよく、また、間座3及び第2の遊星歯車29などセラミックであってもよい。
1 ギヤードモータ
2 ギヤ部(遊星歯車装置)
3 間座
4 モータ
20 ハウジング
26 第1の遊星歯車
29 第2の遊星歯車
30 モータ取付枠
40 ロータシャフト
41 入力歯車

Claims (1)

  1. ハウジング内に遊星歯車機構が設けられ、前記ハウジングの軸方向の一端に固定した間座に取付けられたモータのロータシャフトの回転を前記遊星歯車機構を介して出力軸に伝導するギヤードモータにおいて、
    前記ロータシャフトの先端に取付けられた入力歯車に噛合する太陽板に配置された複数個の遊星歯車を絶縁材で形成すると共に、前記入力歯車を太陽板と離間して前記間座に近接して位置させ、前記間座は、モータを差込んで取付けるモータ取付枠を、前記太陽板と入力歯車の空間以上の長さに形成すると共に、絶縁材で形成したことを特徴とするギヤードモータ。
JP2010019832A 2010-01-31 2010-01-31 ギヤードモータ Active JP5528137B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010019832A JP5528137B2 (ja) 2010-01-31 2010-01-31 ギヤードモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010019832A JP5528137B2 (ja) 2010-01-31 2010-01-31 ギヤードモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011160553A true JP2011160553A (ja) 2011-08-18
JP5528137B2 JP5528137B2 (ja) 2014-06-25

Family

ID=44592006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010019832A Active JP5528137B2 (ja) 2010-01-31 2010-01-31 ギヤードモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5528137B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017536798A (ja) * 2014-12-11 2017-12-07 ヴァレオ システム テルミク ハウジングに対するモータの一体ロックを有する小型のアクチュエータ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55170542U (ja) * 1979-05-24 1980-12-08
JP2001099242A (ja) * 1999-09-27 2001-04-10 Sayama Precision Ind Co 小型遊星歯車装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55170542U (ja) * 1979-05-24 1980-12-08
JP2001099242A (ja) * 1999-09-27 2001-04-10 Sayama Precision Ind Co 小型遊星歯車装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017536798A (ja) * 2014-12-11 2017-12-07 ヴァレオ システム テルミク ハウジングに対するモータの一体ロックを有する小型のアクチュエータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5528137B2 (ja) 2014-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8659251B2 (en) Wiper motor
JP6533647B2 (ja) ギアドモータ
JP5110449B2 (ja) 回転式アクチュエータ
JP2011091997A (ja) モータ駆動装置
US10069381B2 (en) Motor and Actuator
JP2008160907A (ja) 減速機付モータ及びその製造方法
JP2009044818A (ja) モータ、および、このモータを搭載したサーボユニット
JP2001268856A (ja) モータ
US20140020491A1 (en) Compact modular actuator
US20130305856A1 (en) Actuator
JP5528137B2 (ja) ギヤードモータ
JP4975491B2 (ja) 電動機及び回転式アクチュエータ
JP6216742B2 (ja) ギヤドモータ
JP2001268842A (ja) モータ
JP4163892B2 (ja) ギアドブラシレスモータ
JP2013055880A (ja) 電気モータ
JP5274780B2 (ja) 回転式アクチュエータ
JP4524012B2 (ja) 小型遊星歯車装置
JP2010091009A (ja) 減速機構付モータ
JP7191383B2 (ja) モータ用ケーシング及びこれを備えているモータ
JP2006300273A (ja) モータ組込みハイポサイクロイド減速機
JP2014107990A (ja) ギヤードモータ
JP2004289933A (ja) モータ
JP5678246B2 (ja) ギヤードモータ
JP2017169331A (ja) 扁平アクチュエータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131015

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130919

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131206

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20140221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140325

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5528137

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250