JP2011159110A - 力覚提示方法および力覚提示装置 - Google Patents

力覚提示方法および力覚提示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011159110A
JP2011159110A JP2010020324A JP2010020324A JP2011159110A JP 2011159110 A JP2011159110 A JP 2011159110A JP 2010020324 A JP2010020324 A JP 2010020324A JP 2010020324 A JP2010020324 A JP 2010020324A JP 2011159110 A JP2011159110 A JP 2011159110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
vibration
force sense
stimulus
motion information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010020324A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5360499B2 (ja
Inventor
Masashi Konyo
雅司 昆陽
Shogo Okamoto
正吾 岡本
Satoshi Tadokoro
諭 田所
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohoku University NUC
Original Assignee
Tohoku University NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tohoku University NUC filed Critical Tohoku University NUC
Priority to JP2010020324A priority Critical patent/JP5360499B2/ja
Publication of JP2011159110A publication Critical patent/JP2011159110A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5360499B2 publication Critical patent/JP5360499B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】簡単な構成で小型化が可能であり、粘性や慣性といった力覚を提示することができる力覚提示方法および力覚提示装置を提供する。
【解決手段】振動手段12が、使用者1の機械受容器の周波数特性に基づいて設定された単一の周波数で振動するよう構成され、使用者1に振動を与える。運動情報取得手段13が、所定の対象の速度および加速度のうち少なくともいずれか一つを含む運動情報を取得する。運動情報取得手段13は、画面上の仮想物体、使用者1の身体部位、または、使用者1が保持する物体の運動情報を取得する。制御手段14が、運動情報取得手段13で取得した運動情報の速度または加速度の増減に応じて振幅が増減するよう、振動手段12を制御する。
【選択図】図4

Description

本発明は、力覚提示方法および力覚提示装置に関する。
皮膚の中には、皮膚の変形に応答する神経細胞である機械受容器が存在する。例えば、人間が指で物体を操作する時には、指の皮膚が変形し、この皮膚の変形に応じて、機械受容器が活動する。このような皮膚の変形が、操作対象の質量や粘性などの力学特性の知覚に寄与することを示唆する研究報告がなされている(例えば、非特許文献1または2参照)。
従来、非接地型の携帯機器などで利用される力覚提示装置として、偏加速度運動する振動子を有するもの(例えば、特許文献1参照)や、回転によるジャイロモーメントを利用するもの(例えば、特許文献2または3参照)がある。また、使用者が持って動かした手動操作機器の加速度を検出し、その検出した加速度に基づいて手動操作機器を振動させ、使用者に振動を伝達するものもある(例えば、特許文献4参照)。
さらに、本発明者等により、運動に対する皮膚刺激の時間遅延を利用して抵抗を感じさせるような擬似的な力覚を発生させる方法(例えば、非特許文献3参照)や、摩擦を感じさせるような擬似的な力覚を発生させる方法(例えば、非特許文献4参照)が報告されている。また、接地型の力覚提示装置で、接触反力を提示する際に、高周波の振動刺激を重畳させることにより、高剛性の衝突感を疑似的に提示するものもある(例えば、非特許文献5参照)。
国際公開2007/086426号 特開2007−95014号公報 特開2005−190465号公報 特表2009−536765号公報
I. Birznieks, P. Jenmalm, A. W.Goodwin, and R. S. Johansson, "Encoding of direction of fingertip forces byhuman tactile afferents", The Journal of Neuroscience, 2001年, vol. 20, No. 20, p.8222-8237 K. Minamizawa, H. Kajimoto,N. Kawakami, and S. Tachi, "Wearable haptic display to present gravitysensation", The Proceedings of the Second Joint EuroHaptics Conference andSymposium on Haptic Interfaces for Virtual Environment and TeleoperatorSystems, 2007年, p.133-138 S. Okamoto, M. Konyo, S. Saga andS. Tadokoro, "Detectability and Perceptual Consequences of Delayed Feedback ina Vibrotactile Texture Display", IEEE Transactions on Haptics, 2009年, vol. 2, No. 2, p.73-84 M. Konyo, H. Yamada, S. Okamoto and S. Tadokoro,"Alternative Display of Friction Represented by Tactile Stimulation withoutTangential Force", EuroHaptics 2008: Proc. of the 6th international conferenceon Haptics, Madrid, 2008年6月, p.619-629 A. M. Okamura, M. R. Cutkosky, and J. T.Dennerlein, "Reality-based models for vibration feedback in virtualenvironments", IEEE/ASME Transactions on Mechatronics, 2001年, vol. 6, No. 3, p.245-252
しかしながら、特許文献1乃至3に記載の装置は、実際に力やモーメントを発生させるため、その機構が大型で複雑であるという課題があった。また、特許文献1乃至4に記載の装置は、力の大きさや方向を提示するものであり、粘性や慣性といった特定の力覚を提示することはできないという課題があった。非特許文献1および2の方法でも、摩擦や抵抗といった力覚を提示することはできるが、粘性や慣性といった力覚を提示することはできないという課題があった。なお、特許文献4に記載の装置は、例えば、使用者がドラムをたたく動作をしたときに、使用者に振動を伝達することにより、ドラムをたたく感触を与えるものであり、粘性や慣性といった力覚を提示するものではない。
本発明は、このような課題に着目してなされたもので、簡単な構成で小型化が可能であり、粘性や慣性といった力覚を提示することができる力覚提示方法および力覚提示装置を提供することを目的としている。
本発明者等は、機械受容器が皮膚への振動によっても活動することを見出し、また、このことに基づいて、物体操作時の皮膚の変形の代わりに、皮膚への振動刺激によって機械受容器を活動させることにより、使用者に操作対象の質量や粘性などを錯覚させることができることを見出して、本願発明に至った。
上記目的を達成するために、本発明に係る力覚提示方法は、所定の対象の速度および加速度のうち少なくともいずれか一つを含む運動情報を取得し、使用者に粘性または慣性のうち少なくともいずれか一方の力覚を提示するよう、取得した前記運動情報に基づいて制御した振動を前記使用者に与えることを、特徴とする。
本発明に係る力覚提示装置は、使用者に振動を与える振動手段と、所定の対象の速度および加速度のうち少なくともいずれか一つを含む運動情報を取得する運動情報取得手段と、前記使用者に粘性または慣性のうち少なくともいずれか一方の力覚を提示するよう、前記運動情報取得手段で取得した前記運動情報に基づいて、前記振動手段を制御する制御手段とを、有することを特徴とする。
本発明に係る力覚提示方法および力覚提示装置は、使用者に振動を与えることにより、機械受容器を活動させ、使用者に力覚を提示することができる。このとき、使用者に与える振動が、速度および加速度のうち少なくともいずれか一つを含む運動情報に基づいて制御されているため、使用者に粘性や慣性を感じさせることができる。例えば、運動情報の速度に基づいた振動を与えると、使用者に粘性を感じさせるようにすることができ、運動情報の加速度に基づいた振動を与えると、使用者に慣性を感じさせるようにすることができる。また、所定の対象の力に基づいた振動を与えると、使用者に摺動摩擦のような抵抗を感じさせるようにすることができ、使用者にこれらの粘性、慣性、抵抗を組み合わせた力覚を提示することもできる。
本発明に係る力覚提示方法および力覚提示装置は、使用者に振動を与える構成であり、実際に力やモーメントを発生させるものではないため、安全であり、装置の小型化を図ることができる。このように、本発明に係る力覚提示方法および力覚提示装置は、簡単な構成で小型化が可能であり、粘性や慣性といった力覚を提示することができる。なお、ここで、力覚としての慣性とは、質量や慣性モーメントを感じることにより得られる力覚のことである。
本発明に係る力覚提示方法で、前記対象は画面上の仮想物体、前記使用者の身体部位、または、前記使用者が保持する物体であることが好ましい。本発明に係る力覚提示装置で、前記運動情報取得手段は、画面上の仮想物体、前記使用者の身体部位、または、前記使用者が保持する物体の運動情報を取得することが好ましい。この場合、画面上の仮想物体の運動の臨場感や、使用者が適切に運動を行ったときの運動感覚、使用者がバットやラケット等の物体を保持して運動したときの運動感覚等を、使用者に伝えることができる。
本発明に係る力覚提示方法は、前記対象の速度または加速度の増減に応じて振幅を増減させた振動を前記使用者に与えてもよい。本発明に係る力覚提示装置で、前記制御手段は前記対象の速度または加速度の増減に応じて振幅が増減するよう前記振動手段を制御してもよい。この場合、運動情報の速度に比例した振幅を有する振動を与えると、使用者に粘性を感じさせることができ、運動情報の加速度に比例した振幅を有する振動を与えると、使用者に慣性を感じさせることができる。また、振幅のみの制御で、使用者に様々な力覚を容易に提示することができる。
また、本発明に係る力覚提示方法は、前記使用者の機械受容器の周波数特性に基づいて設定された単一の周波数を有する振動を前記使用者に与えてもよい。本発明に係る力覚提示装置で、前記制御手段は前記使用者の機械受容器の周波数特性に基づいて設定された単一の周波数で振動するよう前記振動手段を制御してもよい。この場合、機械受容器の振動検出感度が高い周波数を選択することにより、使用者に効率良く力覚を提示することができる。振動の周波数は、例えば、機械受容器の一種であるパチニ小体の周波数特性を考慮した場合、約200〜350Hzが最適である。なお、本発明に係る力覚提示方法および力覚提示装置は、振動を発生する機構が一方向の振動から構成されていてもよい。この場合、振動を発生する機構を簡単に構成することができ、さらなる小型化を図ることができる。
本発明によれば、簡単な構成で小型化が可能であり、粘性や慣性といった力覚を提示することができる力覚提示方法および力覚提示装置を提供することができる。
本発明の実施の形態の力覚提示方法および力覚提示装置の、実証実験のための実験装置を示す斜視図である。 図1に示す実験装置による粘性に関する実験結果を示すグラフである。 図1に示す実験装置による慣性に関する実験結果を示すグラフである。 第1の本発明の実施の形態の力覚提示装置を示す正面図である。 図4に示す力覚提示装置の使用例の、(a)使用者による使用状態を示す概念図、(b)そのときの仮想空間内での力学計算を示す概念図、(c)仮想空間内での力学量に応じた触刺激の決定方法を示すグラフ、(d)振動刺激を与えた状態を示す概念図である。 図4に示す力覚提示装置による本発明の実施の形態の力覚提示方法を示すフローチャートである。 第2の本発明の実施の形態の力覚提示装置を示す正面図である。 第3の本発明の実施の形態の力覚提示装置を示す斜視図である。 第4の本発明の実施の形態の力覚提示装置を示す正面図である。
[振動刺激によって力覚が錯覚されることの実証実験]
皮膚への振動刺激によって機械受容器を活動させることにより、使用者に操作対象の質量や粘性などを錯覚させることができることを実証するための実験を行った。
図1に示すように、実験装置100は、一軸のアーム101と6軸力・トルクセンサ102と積層型圧電素子103と、それらを駆動・制御するためのアンプ、ドライバ、コントローラから成る駆動機構(図示せず)とを有している。
アーム101は、6軸力・トルクセンサ102の出力を基にインピーダンス制御されている。また、アーム101は、 F=mx”+cx’ に基づいて制御されている。なお、Fは手の動き方向の力、x”、x’は、それぞれ、アーム101の加速度、速度であり、m、cは、アーム101の仮想機械インピーダンスで、それぞれ質量、粘性である。
実験は、以下のようにして行われた。まず、評価者が、積層型圧電素子103の上に右手の第二指を置き、手を左右に動かす。すると、手の動きに応じて、アーム101が左右に動作する。このとき、アーム101の運動状態に応じて、第二指の皮膚に、積層型圧電素子103から振動刺激を与える。評価者は、評価の基準となる振動を与える標準刺激と、評価対象となる振動を与える比較刺激とを比べて、比較刺激がどのように感じたかを評価する。なお、評価者は、12人である。
評価者には、次式に示す正弦波状の変位を有する一方向の振動刺激を与えた。ここで、振動の周波数は、機械受容器の一種であるパチニ小体の周波数特性を考慮して、f=280 Hzとした。
Figure 2011159110
[粘性を錯覚させる振動について]
まず、機械インピーダンスの粘性が増減する錯覚を生じさせる実験を行った。錯覚刺激の原理に基づくと、粘性の錯覚を生じさせるためには、手の速度に同期させて皮膚の機械受容器を刺激すればよい。このことから、振幅A(t)が定数である(1)式に示す刺激、ならびに、アーム101の速度x’(t)に同期して、振幅A(t)が変化する(2)式および(3)式に示す刺激を評価者に与えた。
Figure 2011159110
標準刺激として、m=0.2 kg、c=0.5 Ns/m、振動刺激を(1)式とした。
比較刺激として、以下の6種類を用意した。
刺激1:インピーダンス制御の粘性が増加した刺激
m=0.2 kg、c=0.62〜0.7 Ns/m、振動刺激は(1)式
刺激2:インピーダンス制御の粘性が増加し、かつ粘性が増加したように錯覚する
触刺激が与えられた刺激
m=0.2 kg、c=0.62〜0.7 Ns/m、振動刺激は(2)式
刺激3:インピーダンス制御の粘性が増加し、かつ粘性が減少したように錯覚する
触刺激が与えられた刺激
m=0.2 kg、c=0.62〜0.7 Ns/m、振動刺激は(3)式
刺激4:インピーダンス制御の粘性が減少する刺激
m=0.2 kg、c=0.18〜0.34 Ns/m、振動刺激は(1)式
刺激5:インピーダンス制御の粘性が減少し、かつ粘性が増加したように錯覚する
触刺激が与えられた刺激
m=0.2 kg、c=0.18〜0.34 Ns/m、振動刺激は(2)式
刺激6:インピーダンス制御の粘性が減少し、かつ粘性が減少したように錯覚する
触刺激が与えられた刺激
m=0.2 kg、c=0.18〜0.34 Ns/m、振動刺激は(3)式
各評価者は、標準刺激と比較刺激とを触って比べ、標準刺激に比べて、比較刺激の粘性が増加したか・減少したかを答えた。その実験結果を、図2に示す。図2に示すように、刺激1(図2中では丸数字、以下同じ)および刺激4について、各評価者は、50%以上の正答率を示した。したがって、各評価者は、インピーダンス制御の粘性の変化を正しく認識することができたといえる。
刺激2および刺激6の正答率は、刺激1および刺激4の正答率よりも大きかった。これは、錯覚刺激によって、粘性の変化をより大きく感じるように助長されたことを意味する。すなわち、振動による錯覚刺激を用いれば、本来の粘性よりも、より大きな、もしくはより小さな粘性を錯覚させることができることが確認された。
刺激3および刺激5の正答率は、刺激1および刺激4の正答率よりも小さかった。これは、錯覚刺激によって本来の粘性の変化が打ち消された、もしくは触覚刺激の方に感覚が引きずられたことを意味する。例えば、実際にはインピーダンス制御の粘性が増加していても、粘性が減少したように錯覚する振動触刺激を与えることによって、各評価者は、あたかも粘性の増加がなかった、もしくは粘性が減少したかのように錯覚していることが確認された。また、実際にはインピーダンス制御の粘性が減少していても、粘性が増加したように錯覚する振動触刺激を与えることによって、各評価者は、あたかも粘性の減少がなかった、もしくは粘性が増加したかのように錯覚していることが確認された。
[慣性を錯覚させる振動について]
次に、機械インピーダンスの慣性が増減する錯覚を生じさせる実験を行った。錯覚刺激の原理に基づくと、慣性の錯覚を生じさせるためには、手の加速度に同期させて皮膚の機械受容器を刺激すればよい。このことから、振幅A(t)が定数である(1)式に示す刺激、ならびに、アーム101の加速度x”(t)に同期して、振幅A(t)が変化する(4)式および(5)式に示す刺激を評価者に与えた。
Figure 2011159110
標準刺激として、m=0.2 kg、c=0.5 Ns/m、振動刺激を(1)式とした。
比較刺激として、以下の6種類を用意した。
刺激7:インピーダンス制御の慣性が増加した刺激
m=0.225〜0.265 kg、c=0.5 Ns/m、振動刺激は(1)式
刺激8:インピーダンス制御の慣性が増加し、かつ慣性が増加したように錯覚する
触刺激が与えられた刺激
m=0.225〜0.265 kg、c=0.5 Ns/m、振動刺激は(4)式
刺激9:インピーダンス制御の慣性が増加し、かつ慣性が減少したように錯覚する
触刺激が与えられた刺激
m=0.225〜0.265 kg、c=0.5 Ns/m、振動刺激は(5)式
刺激10:インピーダンス制御の慣性が減少する刺激
m=0.16〜0.185 kg、c=0.5 Ns/m、振動刺激は(1)式
刺激11:インピーダンス制御の慣性が減少し、かつ慣性が増加したように錯覚する
触刺激が与えられた刺激
m=0.16〜0.185 kg、c=0.5 Ns/m、振動刺激は(4)式
刺激12:インピーダンス制御の慣性が減少し、かつ慣性が減少したように錯覚する
触刺激が与えられた刺激
m=0.16〜0.185 kg、c=0.5 Ns/m、振動刺激は(5)式
各評価者は、標準刺激と比較刺激とを触って比べ、標準刺激に比べて、比較刺激の慣性が増加したか・減少したかを答えた。その実験結果を、図3に示す。図3に示すように、図2に示した粘性の結果と同様の傾向が見られる。すなわち、振動による錯覚刺激を用いれば、本来よりも大きな、もしくは小さな慣性を錯覚させることができることが確認された。
以上の実証実験に基づいて構成された本発明の実施の形態について、以下に説明する。
図4乃至図6は、第1の本発明の実施の形態の力覚提示方法および力覚提示装置を示している。なお、第1の本発明の実施の形態の力覚提示方法は、第1の本発明の実施の形態の力覚提示装置により実施される。
図4に示すように、第1の本発明の実施の形態の力覚提示装置10は、ディスプレイ等の表示部に画像を表示して、その画像を見ながらゲームを行うよう構成されたゲーム機のゲームコントローラから成っている。力覚提示装置10は、ゲーム機の本体との間で通信を行いながら、ゲームをコントロール可能になっている。力覚提示装置10は、ケーシング11と振動手段12と運動情報取得手段13と制御手段14と通信手段15と操作ボタン16とを有している。
ケーシング11は、細長い直方体形状を成しており、振動手段12、運動情報取得手段13、制御手段14および通信手段15を内蔵している。また、ケーシング11は、表面の一方の端部に、操作ボタン16が3つ設けられている。
振動手段12は、振動アクチュエータから成り、力覚提示装置10を持った使用者に振動を与えることができるよう構成されている。振動手段12は、使用者の機械受容器の周波数特性に基づいて設定された周波数で、一方向に振動するようになっている。振動手段12は、正弦波状の変位を有する一自由度の振動刺激を、使用者に与えるようになっている。
運動情報取得手段13は、それ自身の位置、速度、加速度、および、角度などの姿勢情報等を計測可能なセンサから成っている。運動情報取得手段13は、位置、速度、加速度、および、姿勢情報等から成る運動情報を取得可能になっている。
制御手段14は、中央処理装置(CPU)から成り、振動手段12および運動情報取得手段13に接続されている。制御手段14は、運動情報取得手段13で取得した運動情報に基づいて、振動手段12を制御可能になっている。
具体的な一例では、振動手段12は、機械受容器の一種であるパチニ小体の周波数特性を考慮し、皮膚の感度が高い280Hzで振動するようになっている。また、制御手段14は、運動情報の速度または加速度の増減に応じて振幅が増減するよう、振動手段12を制御するようになっている。
通信手段15は、操作ボタン16等による操作信号をゲーム機の本体に送信したり、ゲーム機の本体からの信号を受信したりするようになっている。これにより、力覚提示装置10は、ゲーム中のキャラクタやオブジェクトなどを操作可能になっている。
次に、作用について説明する。
図5に示すように、力覚提示装置10は、ゲームを行うときに、使用者1が手に持って使用するものである。図5(a)に示すように、使用者1が、ゲーム中のキャラクタやオブジェクトを操作するために、力覚提示装置10を動かすと、図6に示すように、運動情報取得手段13(位置・姿勢計測ユニット)により、その位置、速度、加速度、および、姿勢情報から成る運動情報が計測される(ステップ51)。
制御手段14が、運動情報取得手段13で取得した運動情報に基づいて、ゲーム中のキャラクタやオブジェクトの仮想運動(位置、姿勢情報など)を計算する(ステップ52)。この計算には、ノイズの除去や、座標変換・拡大縮小などの運動モデルによる運動の変換も含む。例えば、使用者1の手の速度がωであるときに、ゲームのキャラクタの手の速度がaω(aは定数)となるなどのスケール変換が行なわれる。なおこの計算は、ゲーム機の本体で行われてもよい。
次に、制御手段14が、計算されたゲーム中のキャラクタやオブジェクトの仮想運動に基づいて、仮想空間での物理シミュレーションを行う(ステップ53)。例えば、図5(b)の場合、キャラクタが保持しているテニスラケットの仮想的な質量mと長さlとに基づいて仮想慣性力(この例では、慣性トルクml2ω’)が計算される。
さらに、制御手段14が、ゲーム内で計算された力学量に応じて、振動手段12により使用者1に与える振動刺激の振幅(出力する触覚情報)を決定する(ステップ54)。例えば、図5(c)に示すように、仮想テニスラケットをゲーム中のキャラクタが振ることによって生じる仮想慣性トルクに応じて、振動刺激の振幅が決定される。このとき、慣性トルクに比例して、もしくは慣性トルクのべき乗に比例して、振幅が決定される。例えば、仮想ラケットの質量が異なり、m2>m1のとき、m2に対する振動刺激の振幅は、m1に対するそれよりも大きくなる。また、手の運動に対して、時間のずれΔtを設けてもよい。
決定された振動刺激の指令が、制御手段14から振動手段12(振動刺激生成ユニット)に与えられ、振動手段12がその指令に基づいた振幅で振動する(ステップ55)。図5(d)に示すように、振動手段12が振動することにより、使用者1は、ゲーム中のキャラクタが保持するテニスラケットの仮想的な機械インピーダンスを感じる。例えば、質量m2の仮想ラケットを基に生成された振動刺激が使用者1に与えられた場合、この使用者1は、質量m1の仮想ラケットを振っているときよりも、質量の大きな仮想ラケットを振っているように感じる。
このように、第1の本発明の実施の形態の力覚提示方法および力覚提示装置10は、使用者1に振動を与えることにより機械受容器を活動させ、使用者1がバットやラケット等の物体を保持して運動したときの力覚を、使用者1に容易に伝えることができる。第1の本発明の実施の形態の力覚提示方法および力覚提示装置10は、使用者1に振動を与える構成であり、実際に力やモーメントを発生させるものではないため、安全であり、装置の小型化を図ることができる。
また、使用者1に与える振動は、少なくとも一方向で十分であるため、振動を発生する機構を簡単に構成することができ、さらなる小型化を図ることができる。機械受容器の振動検出感度が高い周波数で使用者1に振動を与えることにより、使用者1に効率良く力覚を提示することができる。使用者1に与える振動の振幅のみを制御するため、使用者1に様々な力覚を容易に提示することができる。なお、使用者1に与える振動は、凹凸や衝撃などの他の力覚と合わせて提示する場合には、複数の周波数を組み合わせた振動や、周波数が変化する振動であってもよい。
第1の本発明の実施の形態の力覚提示方法および力覚提示装置10は、使用者1に与える振動を、使用者1が保持する力覚提示装置10の速度および加速度のうち少なくともいずれか一つを含む運動情報に基づいて制御することにより、使用者1に粘性や慣性を感じさせることができる。また、使用者1が保持する力覚提示装置10にかかる力に基づいた振動を与えると、使用者1に摺動摩擦のような抵抗を感じさせるようにすることができ、使用者1にこれらの粘性、慣性、抵抗を組み合わせた力覚を提示することもできる。このように、第1の本発明の実施の形態の力覚提示方法および力覚提示装置10は、簡単な構成で小型化が可能であり、粘性や慣性といった力覚を提示することができる。
図7は、第2の本発明の実施の形態の力覚提示方法および力覚提示装置20を示している。なお、以下の説明では、本発明の第1の実施の形態と同一の部材には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図7に示すように、第2の本発明の実施の形態の力覚提示装置20は、タッチスクリーン上に表示されたオブジェクトをドラッグ操作等することにより何らかの反応を生じる、タッチパネル型の装置から成る。力覚提示装置20は、ケーシング21と振動手段12と運動情報取得手段23と制御手段14とを有している。
ケーシング21は、薄い直方体形状を成しており、振動手段12および制御手段14を内蔵している。
運動情報取得手段23は、タッチスクリーンから成り、ケーシング21の表面に設けられている。運動情報取得手段23は、タッチスクリーン上に表示されたオブジェクト2をドラッグ操作したときの、そのオブジェクト2の位置、速度、加速度から成る運動情報を計測可能になっている。
次に、作用について説明する。
第2の本発明の実施の形態の力覚提示方法および力覚提示装置20は、使用者1に振動を与えることにより機械受容器を活動させ、使用者1がタッチスクリーン上に表示された仮想物体であるオブジェクト2をドラッグ操作した際の、オブジェクト2の仮想的な質量や粘性などの力覚を、使用者1に容易に伝えることができる。これにより、タッチスクリーン上の仮想物体の運動の臨場感を、使用者1に伝えることができる。
図8は、第3の本発明の実施の形態の力覚提示方法および力覚提示装置30を示している。なお、以下の説明では、本発明の第1の実施の形態と同一の部材には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図8に示すように、第3の本発明の実施の形態の力覚提示装置30は、ディスプレイ上に表示されたカーソルをポインティング・スティックで操作することにより何らかの反応を生じる、携帯型の装置から成る。力覚提示装置30は、ケーシング31とディスプレイ37とポインティング・スティック38と振動手段12(図示せず)と運動情報取得手段(図示せず)13と制御手段14(図示せず)とを有している。
ケーシング31は、薄く細長い直方体形状を成しており、運動情報取得手段13および制御手段14を内蔵している。
ディスプレイ37は、ケーシング31の表面の上部から中央部に設けられ、カーソル3等を表示可能になっている。
ポインティング・スティック38は、ケーシング31の表面下部のディスプレイ37の下方に設けられ、ディスプレイ37に表示されたカーソル3を移動可能になっている。
振動手段12は、ポインティング・スティック38の内部に設けられている。
運動情報取得手段13は、ポインティング・スティック38によりディスプレイ37に表示されたカーソル3を操作したときの、カーソル3の位置、速度、加速度から成る運動情報を計測可能になっている。
制御手段14は、運動情報取得手段13で取得した、ディスプレイ37に表示されたカーソル3の運動情報、または、カーソル3と連動する仮想オブジェクト2の運動情報に基づいて、振動手段12を制御可能になっている。
次に、作用について説明する。
第3の本発明の実施の形態の力覚提示方法および力覚提示装置30は、ポインティング・スティック38を介して使用者1の手に振動を与えることにより機械受容器を活動させ、使用者1がディスプレイ37に表示されたカーソル3を操作したときの、カーソル3またはカーソル3と連動する仮想オブジェクト2の仮想的な質量や粘性などの力覚を、使用者1に容易に伝えることができる。これにより、ディスプレイ37上の仮想物体の運動の臨場感を、使用者1に伝えることができる。
図9は、第4の本発明の実施の形態の力覚提示方法および力覚提示装置40を示している。なお、以下の説明では、本発明の第1の実施の形態と同一の部材には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図9に示すように、第4の本発明の実施の形態の力覚提示装置40は、使用者1の腕や足に固定して、運動トレーニングやリハビリ等のために使用される装置から成る。力覚提示装置40は、ケーシング41と身体固定用ベルト49と振動手段12と運動情報取得手段13と制御手段14とを有している。
ケーシング41は、薄い直方体形状を成しており、振動手段12、運動情報取得手段13および制御手段14を内蔵している。
身体固定用ベルト49は、環状で、使用者1の腕や足に固定可能に、ケーシング41に設けられている。
制御手段14は、運動情報取得手段13で取得した、力覚提示装置40を装着した手足の運動情報に基づいて、振動手段12を制御可能になっている。制御手段14は、適切な運動の運動イメージを使用者1に与えるよう、例えば、使用者1が適正な運動をしたときの運動情報や、適切な運動との誤差に基づいて振動手段12を制御するようになっている。なお、運動情報は、他人の運動や仮想オブジェクトの運動情報であってもよい。
次に、作用について説明する。
第4の本発明の実施の形態の力覚提示方法および力覚提示装置40は、使用者1に振動を与えることにより機械受容器を活動させ、適切な運動時の質量や粘性などの力覚を、使用者1に容易に伝えることができる。これにより、使用者1に手足が重くなったり,軽くなったりしたような錯覚を与えることができ、適切に運動を行ったときの運動感覚を使用者1に伝えることができる。また、振動刺激によって擬似的な力覚による運動負荷を与えることにより、トレーニングやリハビリテーションに使用することができる。また、他の用途として、例えば、ジェスチャ入力等のリモートコントローラを使用しないインタフェース装置の感覚フィードバックによる操作感の向上や、それを用いた体感ゲームなどにも使用することができる。
1 使用者
2 オブジェクト
3 カーソル
10、20、30、40 力覚提示装置
11、21、31、41 ケーシング
12 振動手段
13、23 運動情報取得手段
14 制御手段
15 通信手段
16 操作ボタン
37 ディスプレイ
38 ポインティング・スティック
49 身体固定用ベルト

Claims (8)

  1. 所定の対象の速度および加速度のうち少なくともいずれか一つを含む運動情報を取得し、使用者に粘性または慣性のうち少なくともいずれか一方の力覚を提示するよう、取得した前記運動情報に基づいて制御した振動を前記使用者に与えることを、特徴とする力覚提示方法。
  2. 前記対象は画面上の仮想物体、前記使用者の身体部位、または、前記使用者が保持する物体であることを、特徴とする請求項1記載の力覚提示方法。
  3. 前記対象の速度または加速度の増減に応じて振幅を増減させた振動を前記使用者に与えることを、特徴とする請求項1または2記載の力覚提示方法。
  4. 前記使用者の機械受容器の周波数特性に基づいて設定された単一の周波数を有する振動を前記使用者に与えることを、特徴とする請求項1、2または3記載の力覚提示方法。
  5. 使用者に振動を与える振動手段と、
    所定の対象の速度および加速度のうち少なくともいずれか一つを含む運動情報を取得する運動情報取得手段と、
    前記使用者に粘性または慣性のうち少なくともいずれか一方の力覚を提示するよう、前記運動情報取得手段で取得した前記運動情報に基づいて、前記振動手段を制御する制御手段とを、
    有することを特徴とする力覚提示装置。
  6. 前記運動情報取得手段は、画面上の仮想物体、前記使用者の身体部位、または、前記使用者が保持する物体の運動情報を取得することを、特徴とする請求項5記載の力覚提示装置。
  7. 前記制御手段は前記対象の速度または加速度の増減に応じて振幅が増減するよう前記振動手段を制御することを、特徴とする請求項5または6記載の力覚提示装置。
  8. 前記制御手段は前記使用者の機械受容器の周波数特性に基づいて設定された単一の周波数で振動するよう前記振動手段を制御することを、特徴とする請求項5、6または7記載の力覚提示装置。
JP2010020324A 2010-02-01 2010-02-01 力覚提示方法および力覚提示装置 Active JP5360499B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010020324A JP5360499B2 (ja) 2010-02-01 2010-02-01 力覚提示方法および力覚提示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010020324A JP5360499B2 (ja) 2010-02-01 2010-02-01 力覚提示方法および力覚提示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011159110A true JP2011159110A (ja) 2011-08-18
JP5360499B2 JP5360499B2 (ja) 2013-12-04

Family

ID=44591005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010020324A Active JP5360499B2 (ja) 2010-02-01 2010-02-01 力覚提示方法および力覚提示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5360499B2 (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130094262A (ko) * 2012-02-15 2013-08-23 임머숀 코퍼레이션 프리미티브를 이용한 hd 햅틱 효과 생성
CN103460164A (zh) * 2012-02-03 2013-12-18 松下电器产业株式会社 触觉提示装置以及触觉提示装置的驱动方法、驱动程序
JP2014016991A (ja) * 2012-07-11 2014-01-30 Immersion Corp 動的イベントのためのハプティック効果の生成
WO2016031118A1 (ja) * 2014-08-29 2016-03-03 ソニー株式会社 力覚提示デバイス、力覚提示システム、および力覚提示方法
US9292090B2 (en) 2012-01-31 2016-03-22 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Haptic feedback device and haptic feedback method
JP2016146076A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 株式会社東海理化電機製作所 入力装置
JP2017531850A (ja) * 2014-09-02 2017-10-26 アップル インコーポレイテッド 可変触覚出力のための意味論的フレームワーク
JP2017199147A (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 日本電信電話株式会社 推定装置、推定方法、およびプログラム
WO2018042716A1 (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 アルプス電気株式会社 操作装置
US9958944B2 (en) 2012-11-02 2018-05-01 Immersion Corporation Encoding dynamic haptic effects
JP2018106598A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 任天堂株式会社 情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置、および、情報処理方法
US10139909B2 (en) 2016-06-12 2018-11-27 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for providing haptic feedback
US10175762B2 (en) 2016-09-06 2019-01-08 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for generating tactile outputs
US10276000B2 (en) 2016-06-12 2019-04-30 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for providing haptic feedback
US10359851B2 (en) 2012-12-10 2019-07-23 Immersion Corporation Enhanced dynamic haptic effects
US10528139B2 (en) 2016-09-06 2020-01-07 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for haptic mixing
US11314330B2 (en) 2017-05-16 2022-04-26 Apple Inc. Tactile feedback for locked device user interfaces

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11150794A (ja) * 1997-11-18 1999-06-02 Japan Science & Technology Corp 触感呈示方法及び装置
JPH11203040A (ja) * 1998-01-16 1999-07-30 Fuji Xerox Co Ltd 触力覚呈示装置
JP2003199974A (ja) * 2000-09-28 2003-07-15 Immersion Corp 触覚フィードバックインターフェースデバイス用の方向接触フィードバック
WO2008078523A1 (ja) * 2006-12-25 2008-07-03 Konica Minolta Holdings, Inc. 手書き電子入力システム
JP2010528716A (ja) * 2007-05-29 2010-08-26 シーエフピーエイチ, エル.エル.シー. 手のモーションコントロールを有するゲーム
WO2011043292A1 (ja) * 2009-10-06 2011-04-14 株式会社コト スピーカ型振動装置および振動機能付き電子機器

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11150794A (ja) * 1997-11-18 1999-06-02 Japan Science & Technology Corp 触感呈示方法及び装置
JPH11203040A (ja) * 1998-01-16 1999-07-30 Fuji Xerox Co Ltd 触力覚呈示装置
JP2003199974A (ja) * 2000-09-28 2003-07-15 Immersion Corp 触覚フィードバックインターフェースデバイス用の方向接触フィードバック
WO2008078523A1 (ja) * 2006-12-25 2008-07-03 Konica Minolta Holdings, Inc. 手書き電子入力システム
JP2010528716A (ja) * 2007-05-29 2010-08-26 シーエフピーエイチ, エル.エル.シー. 手のモーションコントロールを有するゲーム
WO2011043292A1 (ja) * 2009-10-06 2011-04-14 株式会社コト スピーカ型振動装置および振動機能付き電子機器

Cited By (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9292090B2 (en) 2012-01-31 2016-03-22 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Haptic feedback device and haptic feedback method
US9007323B2 (en) 2012-02-03 2015-04-14 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Haptic feedback device, method for driving haptic feedback device, and drive program
CN103460164B (zh) * 2012-02-03 2017-02-08 松下知识产权经营株式会社 触觉提示装置以及触觉提示装置的驱动方法
CN103460164A (zh) * 2012-02-03 2013-12-18 松下电器产业株式会社 触觉提示装置以及触觉提示装置的驱动方法、驱动程序
JP2018026159A (ja) * 2012-02-15 2018-02-15 イマージョン コーポレーションImmersion Corporation プリミティブを用いた高解像度ハプティック効果生成
KR20130094262A (ko) * 2012-02-15 2013-08-23 임머숀 코퍼레이션 프리미티브를 이용한 hd 햅틱 효과 생성
US10318006B2 (en) 2012-02-15 2019-06-11 Immersion Corporation High definition haptic effects generation using primitives
JP2013168153A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Immersion Corp プリミティブを用いた高解像度ハプティック効果生成
US10175760B2 (en) 2012-02-15 2019-01-08 Immersion Corporation High definition haptic effects generation using primitives
KR102024940B1 (ko) * 2012-02-15 2019-09-24 임머숀 코퍼레이션 프리미티브를 이용한 hd 햅틱 효과 생성
JP2014016991A (ja) * 2012-07-11 2014-01-30 Immersion Corp 動的イベントのためのハプティック効果の生成
US10248212B2 (en) 2012-11-02 2019-04-02 Immersion Corporation Encoding dynamic haptic effects
US9958944B2 (en) 2012-11-02 2018-05-01 Immersion Corporation Encoding dynamic haptic effects
US10359851B2 (en) 2012-12-10 2019-07-23 Immersion Corporation Enhanced dynamic haptic effects
US10976175B2 (en) 2014-08-29 2021-04-13 Sony Corporation Force sense presentation device, force sense presentation system, and force sense presentation method
WO2016031118A1 (ja) * 2014-08-29 2016-03-03 ソニー株式会社 力覚提示デバイス、力覚提示システム、および力覚提示方法
US10072940B2 (en) 2014-08-29 2018-09-11 Sony Corporation Force sense presentation device, force sense presentation system, and force sense presentation method
JPWO2016031118A1 (ja) * 2014-08-29 2017-06-15 ソニー株式会社 力覚提示デバイス、力覚提示システム、および力覚提示方法
JP2017531850A (ja) * 2014-09-02 2017-10-26 アップル インコーポレイテッド 可変触覚出力のための意味論的フレームワーク
US10504340B2 (en) 2014-09-02 2019-12-10 Apple Inc. Semantic framework for variable haptic output
US10089840B2 (en) 2014-09-02 2018-10-02 Apple Inc. Semantic framework for variable haptic output
US11790739B2 (en) 2014-09-02 2023-10-17 Apple Inc. Semantic framework for variable haptic output
US10977911B2 (en) 2014-09-02 2021-04-13 Apple Inc. Semantic framework for variable haptic output
US10417879B2 (en) 2014-09-02 2019-09-17 Apple Inc. Semantic framework for variable haptic output
JP2016146076A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 株式会社東海理化電機製作所 入力装置
JP2017199147A (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 日本電信電話株式会社 推定装置、推定方法、およびプログラム
US10139909B2 (en) 2016-06-12 2018-11-27 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for providing haptic feedback
US11735014B2 (en) 2016-06-12 2023-08-22 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for providing haptic feedback
US10276000B2 (en) 2016-06-12 2019-04-30 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for providing haptic feedback
US10175759B2 (en) 2016-06-12 2019-01-08 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for providing haptic feedback
US11468749B2 (en) 2016-06-12 2022-10-11 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for providing haptic feedback
US10156903B2 (en) 2016-06-12 2018-12-18 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for providing haptic feedback
US11379041B2 (en) 2016-06-12 2022-07-05 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for providing haptic feedback
US11037413B2 (en) 2016-06-12 2021-06-15 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for providing haptic feedback
US10692333B2 (en) 2016-06-12 2020-06-23 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for providing haptic feedback
WO2018042716A1 (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 アルプス電気株式会社 操作装置
US10175762B2 (en) 2016-09-06 2019-01-08 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for generating tactile outputs
US10901514B2 (en) 2016-09-06 2021-01-26 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for generating tactile outputs
US10901513B2 (en) 2016-09-06 2021-01-26 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for haptic mixing
US10620708B2 (en) 2016-09-06 2020-04-14 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for generating tactile outputs
US11221679B2 (en) 2016-09-06 2022-01-11 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for generating tactile outputs
US10528139B2 (en) 2016-09-06 2020-01-07 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for haptic mixing
US11662824B2 (en) 2016-09-06 2023-05-30 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for generating tactile outputs
US10372221B2 (en) 2016-09-06 2019-08-06 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for generating tactile outputs
US10441883B2 (en) 2016-12-28 2019-10-15 Nintendo Co., Ltd. Information processing system, non-transitory storage medium having information processing program stored therein, information processing apparatus, and information processing method
JP2018106598A (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 任天堂株式会社 情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置、および、情報処理方法
US11314330B2 (en) 2017-05-16 2022-04-26 Apple Inc. Tactile feedback for locked device user interfaces

Also Published As

Publication number Publication date
JP5360499B2 (ja) 2013-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5360499B2 (ja) 力覚提示方法および力覚提示装置
JP7366961B2 (ja) 錯触力覚を駆動する方法及び装置
US20210141457A1 (en) Haptic information presentation system
Choi et al. Grabity: A wearable haptic interface for simulating weight and grasping in virtual reality
US10572020B2 (en) Device and method for controlling haptic signals
JP6553781B2 (ja) 電気刺激ハプティックフィードバックインターフェース
JP6612522B2 (ja) 没入型環境における非コロケートな触覚キュー
Amemiya et al. Lead-me interface for a pulling sensation from hand-held devices
US11308772B2 (en) Haptic information presentation system
US10416767B2 (en) Haptic information presentation system and method
JP5616317B2 (ja) 触覚感覚を与えるための装置、システム、及び方法
JP2000501033A5 (ja)
JP2016219002A (ja) 予測される接触に基づく触覚効果
JP5352813B2 (ja) 非接地型力覚提示装置
JP6955229B2 (ja) 触力覚情報提示システム
Adilkhanov et al. Vibero: Vibrotactile stiffness perception interface for virtual reality
CN113508355A (zh) 虚拟现实控制器
JP5513974B2 (ja) 仮想力覚提示装置及び仮想力覚提示プログラム
WO2019043787A1 (ja) 振動制御装置
JP5342354B2 (ja) 力覚提示装置及び力覚提示プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20121128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130717

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130821

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5360499

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250