JP2011157769A - 中空柱の補強構造およびこの補強構造を用いた中空柱の補強方法 - Google Patents
中空柱の補強構造およびこの補強構造を用いた中空柱の補強方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】補強組立体を構成するアラミドロッド3とPC鋼線5からなる複数の補強用棒状部材の長手方向の複数の箇所において複数の補強用棒状部材の周囲を複数のビニールバンド9で取り囲んで結束し、複数の補強用棒状部材を一体的に固定するとともに、中空柱1の補強部分である地際において複数の補強環11が複数の補強用棒状部材の周囲を取り囲むように中空柱1の内周面に沿って配設され、地際を中心とした所定の領域を覆うように互い密接に配設され、中空柱1の地際を補強する。
【選択図】図1
Description
次に、上述した中空柱1の補強構造を用いた中空柱1の補強方法の手順について説明する。
1c 側部開口
3 アラミドロッド
5 PC鋼線
7 ロッド配置用スペーサ
7a いもねじ
9 ビニールバンド
11 補強環
11a スリーブ
13 ガイド棒
15 ガイド棒固定用治具
17 ストッパー
21 ステンレスワイヤ
25 ビニールロープ
27 ステンレスワイヤ
29 ワイヤ通線孔
31 保護アーム組立体
33 縮退自在アーム
35、39 高ナット
37 重り
51 なべ小ねじ
110 補強環
110a、110b 丸型圧着端子
Claims (11)
- 下部が地中に埋設されて地上に立設された中空柱を補強する中空柱の補強構造であって、
中空柱の長手方向に沿って中空柱の補強部分に配設される複数の補強用棒状部材と、前記複数の補強用棒状部材を中空柱の周方向に配設する複数の均等配置治具とを有する補強組立体と、
前記複数の補強用棒状部材を該補強用棒状部材の長手方向の複数の箇所で前記複数の補強用棒状部材を結束する結束バンドと
を有することを特徴とする中空柱の補強構造。 - 下部が地中に埋設されて地上に立設された中空柱を補強する中空柱の補強構造であって、
中空柱の長手方向に沿って中空柱の補強部分に配設される複数の補強用棒状部材と、前記複数の補強用棒状部材を中空柱の周方向に配設する複数の均等配置治具とを有する補強組立体と、
前記中空柱の補強部分において前記複数の補強用棒状部材の周囲を取り囲むように中空柱の内周面に沿って配設される補強環と
を有することを特徴とする中空柱の補強構造。 - 下部が地中に埋設されて地上に立設された中空柱を補強する中空柱の補強構造であって、
中空柱の長手方向に沿って中空柱の補強部分に配設される複数の補強用棒状部材と、前記複数の補強用棒状部材を中空柱の周方向に配設する複数の均等配置治具とを有する補強組立体と、
前記複数の補強用棒状部材を一体的に固定すべく該複数の補強用棒状部材の長手方向の複数の箇所で前記複数の補強用棒状部材の周囲を取り囲んで結束する複数の結束バンドと、
前記中空柱の補強部分において前記複数の補強用棒状部材の周囲を取り囲むように中空柱の内周面に沿って配設される補強環と
を有することを特徴とする中空柱の補強構造。 - 前記補強環は、前記複数の補強用棒状部材の周囲を囲む円周の直径よりも大きい内径を有し、中空柱の内径よりも小さな外径を有する帯状金属体からなることを特徴とする請求項2または至3記載の中空柱の補強構造。
- 前記環状部材は、外周面を補強用シートで巻回されていることを特徴とする請求項4記載の中空柱の補強構造。
- 前記結束バンドは、ステンレススチール製バンド若しくはビニール製バンドであることを特徴とする請求項1または3に記載の中空柱の補強構造。
- 前記補強用シートは、アラミドシート若しくは炭素繊維シートであることを特徴とする請求項5に記載の中空柱の補強構造。
- 前記複数の補強用棒状部材は、複数のアラミドロッドと複数のPC鋼線とを有し、この複数のアラミドロッドと複数のPC鋼線は、中空柱の周方向に交互に配設されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の中空柱の補強構造。
- 前記中空柱の補強部分は、中空柱の地中に埋設された地中部分と中空柱の地上に立設された地上部分との境の地際を中心とした部分であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の中空柱の補強構造。
- 請求項3記載の空柱の補強構造を用いた中空柱の補強方法であって、
前記補強組立体を中空柱内でガイド棒に沿って上下動して、補強組立体の複数の補強用棒状部材の長手方向の所望の各部を地上に比較的近い中空柱の側部に形成された側部開口に対して順次露出し、
この側部開口から結束バンドを挿入し、側部開口に露出した複数の補強用棒状部材の各部を結束バンドで順次結束し、
結束バンドで各部を結束された複数の補強用棒状部材を含む補強組立体を中空柱内で側部開口よりも上方に引き上げて一時的に固定し、
複数の補強環の一つを最下部の補強環としてこの最下部の補強環にワイヤを固定し、この最下部の補強環に対して前記ワイヤで他の複数の補強環を順次連結し、
この連結された複数の補強環のうちの最下部の補強環を中空柱の側部開口から中空柱内に挿入して、前記ワイヤで吊りながら中空柱内の補強部分の少し下方に下降させ、
複数の補強環のうちの残りの補強環を一つずつ中空柱の側部開口から中空柱内に順次挿入し、前記ワイヤで吊りながら中空柱内を下方に下降させ、最下部の補強環の上に順次積み重ね、この積み重ねた複数の補強環をその中間の補強環が中空柱内の補強部分のほぼ中央に位置するように配置し、
前記上方に引き上げて一時的に固定されている補強組立体を中空柱内で前記複数の補強環を貫通させながら下降させ、前記中空柱の補強部分を保護し得る所定の位置で固定する
ことを特徴とする中空柱の補強方法。 - ガイド棒が挿通されるように構成される中心部と、この中心部から中空柱の内周面に向かって当接するように中空柱の周方向に等角度で均等に伸長したり、中空柱の内周面から離隔してガイド棒にほぼ平行になるように縮退する複数の縮退自在アームとを有する保護アーム組立体を設け、
前記補強組立体を中空柱内で側部開口よりも上方に引き上げて一時的に固定した後であって、前記補強環を中空柱の側部開口から中空柱内に挿入する前において、前記保護アーム組立体の複数の縮退自在アームを縮退させた状態で中空柱の側部開口から中空柱内に挿入し、
この保護アーム組立体の中心部にガイド棒を挿通させながら、縮退自在アームを縮退した状態でガイド棒に沿って中空柱内を所望の下方まで下降させて、所望の下方位置で固定し、
この固定した位置において保護アーム組立体の縮退自在アームを中空柱の内周面に向かって伸長させる
ことを特徴とする請求項10記載の中空柱の補強方法。
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