JP2011157549A - フルオロカーボンポリマー材料および合成方法 - Google Patents
フルオロカーボンポリマー材料および合成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011157549A JP2011157549A JP2011019638A JP2011019638A JP2011157549A JP 2011157549 A JP2011157549 A JP 2011157549A JP 2011019638 A JP2011019638 A JP 2011019638A JP 2011019638 A JP2011019638 A JP 2011019638A JP 2011157549 A JP2011157549 A JP 2011157549A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- following formula
- atom
- linear
- polymer material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- CAZPRAORHCOIHC-UHFFFAOYSA-N CC(C)(CO)CCl Chemical compound CC(C)(CO)CCl CAZPRAORHCOIHC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- VCJWGKQIJHMOQB-PLNGDYQASA-N CC/C(/F)=C(\C)/F Chemical compound CC/C(/F)=C(\C)/F VCJWGKQIJHMOQB-PLNGDYQASA-N 0.000 description 1
- ZPPMAROSXRPSBG-UHFFFAOYSA-N C[N]1(CC2)CCN2CC1 Chemical compound C[N]1(CC2)CCN2CC1 ZPPMAROSXRPSBG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F226/00—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a single or double bond to nitrogen or by a heterocyclic ring containing nitrogen
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
【解決手段】下記の単位を有する骨格を含んでなるフルオロカーボンポリマー材料。
(式中、Zは4級アンモニウム基であり、Y1およびY2は、それぞれ独立して、酸素ヘテロ原子または硫黄ヘテロ原子であり、Aは、2〜6の炭素原子を有するフッ化または全フッ化された直鎖であり、R1は、フェニルもしくはアリール基または−CR2R3−基を表し、R4は、水素原子、直鎖もしくは分岐鎖の、環状もしくは非環状の、アルキルもしくはハロゲン化アルキル基からなる群から選択される)
【選択図】なし
Description
Zは4級アンモニウム基であり、
Y1およびY2は、それぞれ独立に、酸素ヘテロ原子または硫黄ヘテロ原子であり、
Aは、2〜6の炭素原子を有するフッ化または全フッ化された直鎖であり、
R1は、フェニルもしくはアリール基または下記式(2):
−CR2R3−(2)
(上式において、R2およびR3は同一または異なっており、1つ以上のハロゲンにより任意に置換されている直鎖または分岐鎖のアルキル基からなる群からそれぞれ独立に選択されるものである)の基を表し、
R4は、水素原子、直鎖もしくは分岐鎖の、環状もしくは非環状の、アルキルもしくはハロゲン化アルキル基、および下記式(3):
−[(Y1CH2CH2)m−(Y2−(CH2)n)m’−R1]s−CH2−Z (3)
により表される基からなる群から選択され、
mは、0〜10の、好ましくは0〜3の整数であり;
m’、nおよびrは、それぞれ独立に0または1に等しい整数であり;
sが0に等しい場合にR4が水素原子とは異なるという条件で、sは0または1に等しい。)。
フッ化ビニルモノマーから選択される第1モノマーと、
下記式(9)により表される第2モノマー:
Z’は、4級アンモニウム基またはハロゲンを表し、前記ハロゲンは好ましくは塩素またはヨウ素原子であり、
Y1およびY2は、それぞれ独立に、酸素または硫黄ヘテロ原子であり、
R1は、フェニルもしくはアリール基、または式(2):
−CR2R3−(2)
(上式において、R2およびR3は同一または異なっており、1つ以上のハロゲンにより任意に置換されている直鎖または分岐鎖のアルキル基からなる群からそれぞれ独立に選択されるものである)の基を表し、
R4は、水素原子、直鎖もしくは分岐鎖の、環状もしくは非環状の、アルキルもしくはハロゲン化アルキル基、および下記式(10):
−[(Y1CH2CH2)m−(Y2−(CH2)n)m’−R1]s−CH2−Z’(10)
により表される基からなる群から選択され、
mは、0から10の、好ましくは0から3の整数であり;
m’およびnは、それぞれ独立に0または1に等しい整数であり;
sが0に等しい場合にR4が水素原子とは異なるという条件で、sは0または1に等しい。)、
との共重合工程を含んでなるフルオロカーボンポリマー材料の合成方法によっても達成される。
Zは4級アンモニウム基であり、
Y1およびY2は、それぞれ独立に、酸素ヘテロ原子または硫黄ヘテロ原子であり、
Aは、2〜6の炭素原子を有するフッ化または全フッ化された直鎖であり、
R1は、フェニルもしくはアリール基または下記式(2):、
−CR2R3−(2)
(上式において、R2およびR3は同一または異なっており、1つ以上のハロゲンにより任意に置換されている直鎖または分岐鎖のアルキル基からなる群からそれぞれ独立に選択されるものである。)により表される基であり、
R4は、水素原子、直鎖もしくは分岐鎖の、環状もしくは非環状の、アルキルもしくはハロゲン化アルキル基、および下記式(3):
−[(Y1CH2CH2)m−(Y2−(CH2)n)m’−R1]s−CH2−Z (3)
により表される基からなる群から選択され、
mは、0から10の、好ましくは0から3の整数であり;
m’、nおよびrは、それぞれ独立に0または1に等しい整数であり;
sが0に等しい場合にR4が水素原子とは異なるという条件で、sは0または1に等しい。)。
−N+R5R6R7,X− (5)
(上式において、
R5、R6、およびR7は、同一または異なる置換基であり、直鎖もしくは分岐鎖の、環状もしくは非環状のアルキル基からなる群からそれぞれ独立に選択されるが、前記置換基R5、R6、およびR7はそれらが結合している窒素原子とともに、窒素、酸素、または硫黄原子から選択される第2のヘテロ原子を任意に有する4員から7員の複素環基を形成してもよく、
X−は、水酸化物またはハロゲン化物対イオン、好ましくは塩化物またはヨウ化物である。)
s=1、
m、m’、およびnが0に等しく、
R1がフェニルまたはアリール基である、
式(1)のフルオロカーボンポリマー材料にとって、Zは好ましくは4,4’−ジアザビシクロ−[2.2.2]−オクタン置換基である。
Wは、フッ素、臭素、もしくは塩素原子、−CF3基、またはuが1、2、もしくは3に等しい−OCuF2u+1基を表し、
R5、R6、およびR7は同一または異なる置換基であり、直鎖もしくは分岐鎖の、環状もしくは非環状のアルキル基からなる群からそれぞれ独立に選択されるが、前記置換基R5、R6、およびR7はそれらが結合している窒素原子とともに、窒素、酸素、または硫黄原子から選択される第2のヘテロ原子を任意に有する4員から7員の複素環基を形成することもでき、
X−は、水酸化物またはハロゲン化物対イオン、好ましくは塩化物またはヨウ化物であり、
R4は、直鎖もしくは分岐鎖の、環状もしくは非環状の、アルキルもしくはハロゲン化アルキル基、および−CH2−N+R5R6R7,X−基からなる群から選択される。)
Wは、フッ素、臭素、もしくは塩素原子、−CF3基、またはuが1、2、もしくは3に等しい−OCuF2u+1基を表し、
X−は、水酸化物またはハロゲン化物対イオン、好ましくは塩化物またはヨウ化物であり、
R4は、直鎖もしくは分岐鎖の、環状もしくは非環状の、アルキルもしくはハロゲン化アルキル基、および下記式(8)により表される基からなる群から選択される)。
Z’は、4級アンモニウム基またはハロゲンを表すが、前記ハロゲンは好ましくは塩素またはヨウ素原子であり、
Y1およびY2は、それぞれ独立に、酸素または硫黄ヘテロ原子であり、
R1は、フェニルもしくはアリール基、または式(2):
−CR2R3− (2)
(上式において、R2およびR3は同一または異なっており、1つ以上のハロゲンにより任意に置換されている直鎖または分岐鎖のアルキル基からなる群からそれぞれ独立に選択されるものである)の基を表し、
R4は、水素原子、直鎖もしくは分岐鎖の、環状もしくは非環状の、アルキルもしくはハロゲン化アルキル基、および下記式(10):
−[(Y1CH2CH2)m−(Y2−(CH2)n)m’−R1]s−CH2−Z’(10)
により表される基からなる群から選択され、
mは、0から10の、好ましくは0から3の整数であり;
m’およびnは、それぞれ独立に0または1に等しい整数であり;
sが0に等しい場合にR4が水素原子とは異なるという条件で、sは0または1に等しい。)
Z’は、4級アンモニウム基またはハロゲンを表すが、前記ハロゲンは好ましくは塩素またはヨウ素原子であり、
Y1およびY2は、それぞれ独立に、酸素ヘテロ原子または硫黄ヘテロ原子であり、
R1は、フェニルもしくはアリール基、または下記式(2):
−CR2R3− (2)
(上式において、R2およびR3は同一または異なっており、1つ以上のハロゲンにより任意に置換されている直鎖または分岐鎖のアルキル基からなる群からそれぞれ独立に選択されるものである。)の基を表し、
R4は、水素原子、直鎖もしくは分岐鎖の、環状もしくは非環状の、アルキルもしくはハロゲン化アルキル基、および下記式(13):
−(Y1CH2CH2)m−(Y2−(CH2)n)m’−R1−CH2−Z’ (13)
により表される基からなる群から選択され、
mは、0から10の、好ましくは0から3の整数であり、
m’およびnは、それぞれ独立に0または1に等しい整数である。)
Z’は、4級アンモニウム基またはハロゲンを表すが、前記ハロゲンは好ましくは塩素またはヨウ素原子であり、
Y2は酸素または硫黄原子であり、
R1は、フェニルもしくはアリール基、または下記式(2):
−CR2R3− (2)
(上式において、R2およびR3は同一または異なっており、1つ以上のハロゲンにより任意に置換されている直鎖または分岐鎖のアルキル基からなる群からそれぞれ独立に選択されるものである。)の基を表し、
R4は、水素原子、直鎖もしくは分岐鎖の、環状もしくは非環状の、アルキルもしくはハロゲン化アルキル基、および下記式(15):
−Y2−CH2−R1−CH2−Z’ (15)
(上式において、Z’、Y2、およびR1は先に定義のとおりである。)
により表される基からなる群から選択されるものである。)
3−クロロ−2−メチル−1−プロペン(40.00g、0.44mol)を無水エタノール(200mL)に溶かす。次いで、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)(49.55g、0.44mol)をエタノール(100mL)に溶かした溶液を加える。反応媒体を65℃で48時間攪拌する。冷却後、溶媒を留去し、得られた媒体をエーテル中に沈殿させる。得られた白色固体をエーテル(300mL)で数回洗浄し、次いで真空中で乾燥すると85gの第2モノマー1を白色粉体の形態で与える(収率:95%)。
CTFEは気体なので、オートクレーブ中で圧力をかけて共重合を実施した。このオートクレーブは圧力ゲージ、吸込み弁、マグティックスターラー、および安全ディスクを備え、30バールの窒素での圧力試験に耐える。窒素を除くと、反応器を真空中に25分間おき、次いでモノマー1、界面活性剤と混合されたTBPPI開始剤、「AFPO」と称されるアンモニウムペルフルオロオクタノアート、および溶媒を形成するアセトニトリル/水/1,1,1,3,3−ペンタフルオロブタン混合物50mL、次いでクロロトリフルオロエチレンを連続して導入する。オートクレーブを加熱により制御し、75℃に加熱するマグネティックスターラー上に15時間置く。共重合の間、最初に、温度上昇に関連した気体の膨脹による反応器内部の圧力上昇が起こる。次いで、第1の気体状フッ化モノマー(CTFE)のポリマー材料への転化により起こる圧力低下が見られる。反応および冷却の後、反応器を氷中に30分放置し、次いで気体を抜く。気体転化は(m−δm)/mにより計算するが、mおよびδmはそれぞれ初期のCTFEの質量および気体放出の前後での質量差を示す。δm=0は、CTFEの転化率が100%であることを示す。反応器を開けた後、媒体を200mlの2−ブタノンで2回抽出し、有機相を真空中で留去する。生成物をクロロホルムに溶かし、次いで室温でメタノール中に沈殿させ、残りの溶媒、モノマー、開始剤、およびオリゴマーを除く。溶液を濾過し、次いでフルオロカーボンポリマー材料を50℃の真空のオーブン中に置き、一晩乾燥する。フルオロカーボンポリマー材料は白色粉体の形態で得られる(収率=41%および転化率=53%)。
ポリマーを、1Mの水酸化ナトリウム溶液に、攪拌しながら48時間浸漬する。ポリマーを水で数回洗浄し、真空中で50℃で乾燥する。収率は95%より高い。
上述の実施例1と同じ手順に従い、無水エタノール(50mL)中で3−クロロ−2−クロロメチル−1−プロペン(5.0g、0.04mol)および2当量の1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)(8.90g、0.08mol)から出発して、第2モノマーを合成する。得られた白色固体を沈殿させ、エーテル(25mL)で洗浄すると、11.5gの2,3−ビス−[4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクチル]−イソブテ−1−エン(収率:82%)を与える。共重合および交換反応を、実施例1と同じ手順により実施し、収率はそれぞれ51%および95%である。
3−クロロ−(2,2−ジメチル)−1−プロパノールを無水アセトンに溶かす。次いで、ヒーティングスターラー上のオイルバス中に置かれたフラスコに、3当量のヨウ化ナトリウムを入れる。反応媒体を65℃で7日間攪拌する。次いで反応媒体を濾過し、形成された塩化ナトリウムを除去し、次いで真空中で乾燥する。得られた残渣を真空中で蒸留すると、3−ヨード−(2,2−ジメチル)−1−プロパノールを白色粉体の形態で与える。
100mLの反応器中で、得られた3−ヨード−(2,2−ジメチル)−1−プロパノールをアセトンに溶かした。3当量のトリメチルアミンを加え、次いで反応を48時間還流する。アミンおよびアセトンの蒸発により生成物を乾燥すると、3−[N,N,N−トリメチルアンモニウム]−(2,2−ジメチル)−1−プロパノールアイオダイドに相当する白色粉体を得る。
シュレンク管中で、酢酸パラジウム(1.09g、4.88mmol)をジクロロメタン(25mL)に溶かす。次いで、1−フェントロリン(1.32g、7.43mmol)をジクロロメタン(10mL)に溶かした溶液を加える。反応媒体を室温で30分間攪拌し、パラジウム触媒をインサイチュで生成する。3−クロロ−2,2−ジメチル−1−プロパノール(30g、0.22mol)およびエチルビニルエーテル(52.93g、0.73mol)から構成される溶液を前記溶液に加え、次いで反応媒体をオートクレーブ中に置く。反応媒体を60℃で24時間加熱する。次いで、ジクロロメタンおよびエチルビニルエーテルを真空中で留去し、得られた残渣を真空中で蒸留すると、収率61%で無色液体の形態でモノマーを与える(85℃、25mmHg)。
ラジカル共重合を、実施例3と同じ手順に従い実施し、収率76%である。
冷媒を備えたフラスコ中で、ポリマーをアセトンに溶かす。次いで、3当量のヨウ化ナトリウムを、ヒーティングスターラー上のオイルバス中に置かれたフラスコに導入する。反応は還流下で7日間続く。次いでポリマーを濾過し、メタノールに沈殿させて、NaIおよびNaClを除き、次いで真空中で50℃で乾燥する。次いで、得られたヨウ素ポリマーを反応器中でアセトンに溶かす。トリメチルアミン(3当量/ポリマーのヨウ素部位)を加え、次いで反応を24時間40℃にし、次いで24時間還流する。アミンおよびアセトンの蒸発によりポリマーを乾燥する。ポリマーを、1M水酸化ナトリウムの溶液に、攪拌しながら48時間浸漬する。ポリマーを水で数回洗浄し、50℃で真空中で乾燥する。茶色の粉体の形態のポリマーを、90%を超える収率で得る。
Claims (12)
- フッ化骨格および4級アンモニウム基を有する、少なくとも1つのペンダント鎖を含んでなるフルオロカーボンポリマー材料であって、前記骨格が下記一般式(1)の単位を含んでなる、フルオロカーボンポリマー材料:
Zは、4級アンモニウム基であり、
Y1およびY2は、それぞれ独立に、酸素ヘテロ原子または硫黄ヘテロ原子であり、
Aは、2〜6の炭素原子を有するフッ化または全フッ化された直鎖であり、
R1は、フェニルもしくはアリール基または下記式(2):
−CR2R3− (2)
(式中、R2およびR3は同一または異なっており、1つ以上のハロゲンにより任意に置換されている直鎖または分岐鎖のアルキル基からなる群からそれぞれ独立に選択されるものである。)の基を表し、
R4は、水素原子、直鎖もしくは分岐鎖の、環状もしくは非環状の、アルキルもしくはハロゲン化アルキル基、および下記式(3):
−[(Y1CH2CH2)m−(Y2−(CH2)n)m’−R1]s−CH2−Z (3)
により表される基からなる群から選択され、
mは、0から10の、好ましくは0から3の整数であり;
m’、nおよびrは、それぞれ独立に0または1に等しい整数であり;
sが0に等しい場合にR4が水素原子とは異なるという条件で、sは0または1に等しい。)。 - Zが、下記式(5)で表される4級アンモニウムから選択される、請求項1および2のいずれか一項に記載のフルオロカーボンポリマー材料:
−N+R5R6R7,X− (5)
(式中、
R5、R6、およびR7は、それぞれ独立して、同一または異なる置換基であり、直鎖もしくは分岐鎖の、環状もしくは非環状のアルキル基からなる群から選択されるが、前記置換基R5、R6、およびR7はそれらが結合している窒素原子とともに、窒素、酸素、または硫黄原子から選択される第2のヘテロ原子を任意に有する4員から7員の複素環基を形成してもよく、
X−は、水酸化物またはハロゲン化物対イオン、好ましくは塩化物またはヨウ化物である。)。 - 前記骨格が、下記式(6)により表される少なくとも1つの単位を含んでなる、請求項1〜3のいずれか一項に記載のフルオロカーボンポリマー材料:
Wは、フッ素、臭素、もしくは塩素原子、−CF3基、または−OCuF2u+1基(但し、uが1、2、もしくは3に等しい。)を表し、
R5、R6、およびR7は、それぞれ独立して、同一または異なる置換基であり、直鎖もしくは分岐鎖の、環状もしくは非環状のアルキル基からなる群から選択されるが、前記置換基R5、R6、およびR7はそれらが結合している窒素原子とともに、窒素、酸素、または硫黄原子から選択される第2のヘテロ原子を任意に有する4員から7員の複素環基を形成してもよく、
X−は、水酸化物またはハロゲン化物対イオン、好ましくは塩化物またはヨウ化物であり、
R4は、直鎖もしくは分岐鎖の、環状もしくは非環状の、アルキルもしくはハロゲン化アルキル基、および−CH2−N+R5R6R7,X−基からなる群から選択される。)。 - フルオロカーボンポリマー材料を合成する方法であって、少なくとも、
フッ化ビニルモノマーから選択される第1モノマーと
下記式(9)により表される第2モノマーとの共重合工程を含んでなる、方法:
Z’は、4級アンモニウム基またはハロゲンを表すが、前記ハロゲンは好ましくは塩素またはヨウ素原子であり、
Y1およびY2は、それぞれ独立して、酸素ヘテロ原子または硫黄ヘテロ原子であり、
R1は、フェニルもしくはアリール基、または下記式(2)
−CR2R3− (2)
(式中、R2およびR3は同一または異なっており、1つ以上のハロゲンにより任意に置換されている直鎖または分岐鎖のアルキル基からなる群からそれぞれ独立に選択されるものである。)の基を表し、
R4は、水素原子、直鎖もしくは分岐鎖の、環状もしくは非環状の、アルキルもしくはハロゲン化アルキル基、および下記式(10):
−[(Y1CH2CH2)m−(Y2−(CH2)n)m’−R1]s−CH2−Z’(10)
により表される基からなる群から選択され、
mは、0から10の、好ましくは0から3の整数であり、
m’およびnは、それぞれ独立に0または1に等しい整数であり、
sが0に等しい場合にR4が水素原子とは異なるという条件で、sは0または1に等しい。) - 前記共重合がラジカル共重合である、請求項6に記載の方法。
- 前記第2モノマーが、下記式(12)により表される、請求項6から8のいずれか一項に記載の方法:
Z’は、4級アンモニウム基またはハロゲンを表すが、前記ハロゲンは好ましくは塩素またはヨウ素原子であり、
Y1およびY2は、それぞれ独立に、酸素ヘテロ原子または硫黄ヘテロ原子であり、
R1は、フェニルもしくはアリール基、または下記式(2):
−CR2R3− (2)
(式中、R2およびR3は同一または異なっており、1つ以上のハロゲンにより任意に置換されている直鎖または分岐鎖のアルキル基からなる群からそれぞれ独立に選択されるものである。)の基を表し、
R4は、水素原子、直鎖もしくは分岐鎖の、環状もしくは非環状の、アルキルもしくはハロゲン化アルキル基、および下記式(13):
−(Y1CH2CH2)m−(Y2−(CH2)n)m’−R1−CH2−Z’ (13)
により表される基からなる群から選択され、
mは、0から10の、好ましくは0から3の整数であり、
m’およびnは、それぞれ独立に0または1に等しい整数である。)。 - 前記第2モノマーが、Y1およびY2のそれぞれが酸素原子であるビニルエーテルから選択される、請求項9に記載の方法。
- 前記第2モノマーが、下記式(14)により表されるビニルエーテルである、請求項6から10のいずれか一項に記載の方法:
Z’は、4級アンモニウム基またはハロゲンを表すが、前記ハロゲンは好ましくは塩素またはヨウ素原子であり、
Y2は酸素ヘテロ原子または硫黄ヘテロ原子であり、
R1は、フェニルもしくはアリール基、または下記式(2):
−CR2R3− (2)
(式中、R2およびR3は同一または異なっており、1つ以上のハロゲンにより任意に置換されている直鎖または分岐鎖のアルキル基からなる群からそれぞれ独立に選択されるものである。)の基を表し、
R4は、水素原子、直鎖もしくは分岐鎖の、環状もしくは非環状の、アルキルもしくはハロゲン化アルキル基、および下記式(15):
−Y2−CH2−R1−CH2−Z’(15)
(式中、Z’、Y2、およびR1は先に定義のとおりである。)により表される基からなる群から選択される。)。 - アニオン交換膜としての、請求項1〜5のいずれか一項に記載のフルオロカーボンポリマー材料の使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR1000404A FR2955862B1 (fr) | 2010-02-02 | 2010-02-02 | Materiau polymere fluorocarbone et procede de synthese |
FR10/00404 | 2010-02-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011157549A true JP2011157549A (ja) | 2011-08-18 |
JP5851100B2 JP5851100B2 (ja) | 2016-02-03 |
Family
ID=8871590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011019638A Expired - Fee Related JP5851100B2 (ja) | 2010-02-02 | 2011-02-01 | フルオロカーボンポリマー材料および合成方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8476323B2 (ja) |
EP (1) | EP2354171B1 (ja) |
JP (1) | JP5851100B2 (ja) |
CN (1) | CN102190752B (ja) |
FR (1) | FR2955862B1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103936992A (zh) * | 2013-01-22 | 2014-07-23 | 曹曙光 | 至少含一个憎水嵌段组分碱性共聚物聚电解质及合成方法 |
CN103214677A (zh) * | 2013-05-06 | 2013-07-24 | 曹曙光 | 一种具有两亲性的碱性嵌段共聚物聚电解质及其合成方法 |
CN104844785B (zh) * | 2015-04-27 | 2017-04-05 | 南阳师范学院 | 一种阳离子聚合物、制备方法及阴离子交换膜、制备方法 |
CN106588721A (zh) * | 2016-10-27 | 2017-04-26 | 同济大学 | 一种乙烯基硫醚化合物及其制备方法 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5123489A (ja) * | 1974-08-21 | 1976-02-25 | Shinnitsuto Kagaku Kk | |
JPS52129520A (en) * | 1976-04-23 | 1977-10-31 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Antistatic method for photographic material |
JPS531024A (en) * | 1976-06-25 | 1978-01-07 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Color diffusion transfer photography |
JPH01239941A (ja) * | 1988-03-22 | 1989-09-25 | Seiko Epson Corp | 半導体装置 |
JPH11509542A (ja) * | 1995-07-22 | 1999-08-24 | ゼネカ リミテッド | 固有にラベルされた固体支持体 |
JP2003504503A (ja) * | 1999-07-16 | 2003-02-04 | ウェズリー ジェッセン コーポレイション | 熱成形可能な眼用レンズ |
JP2003522934A (ja) * | 1997-12-17 | 2003-07-29 | アヴェンティス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド | フッ素nmrを用いる固相反応の定量方法および定量試薬 |
CN101033274A (zh) * | 2007-03-26 | 2007-09-12 | 北京化工大学 | 极性单体聚合或极性单体和非极性单体共聚合的方法 |
JP2009140783A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Tokuyama Corp | ガス拡散電極用水酸化物イオン伝導性付与剤 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3475751D1 (en) | 1984-06-26 | 1989-02-02 | Tosoh Corp | Fluorcarbon anion exchangers and processes for their preparation |
US6355756B1 (en) * | 1999-05-18 | 2002-03-12 | International Business Machines Corporation | Dual purpose electroactive copolymers, preparation thereof, and use in opto-electronic devices |
-
2010
- 2010-02-02 FR FR1000404A patent/FR2955862B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
2011
- 2011-01-27 EP EP11354002.5A patent/EP2354171B1/fr not_active Not-in-force
- 2011-01-31 CN CN201110033553.3A patent/CN102190752B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2011-02-01 JP JP2011019638A patent/JP5851100B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2011-02-02 US US13/019,634 patent/US8476323B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5123489A (ja) * | 1974-08-21 | 1976-02-25 | Shinnitsuto Kagaku Kk | |
JPS52129520A (en) * | 1976-04-23 | 1977-10-31 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Antistatic method for photographic material |
JPS531024A (en) * | 1976-06-25 | 1978-01-07 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Color diffusion transfer photography |
JPH01239941A (ja) * | 1988-03-22 | 1989-09-25 | Seiko Epson Corp | 半導体装置 |
JPH11509542A (ja) * | 1995-07-22 | 1999-08-24 | ゼネカ リミテッド | 固有にラベルされた固体支持体 |
JP2003522934A (ja) * | 1997-12-17 | 2003-07-29 | アヴェンティス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド | フッ素nmrを用いる固相反応の定量方法および定量試薬 |
JP2003504503A (ja) * | 1999-07-16 | 2003-02-04 | ウェズリー ジェッセン コーポレイション | 熱成形可能な眼用レンズ |
CN101033274A (zh) * | 2007-03-26 | 2007-09-12 | 北京化工大学 | 极性单体聚合或极性单体和非极性单体共聚合的方法 |
JP2009140783A (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-25 | Tokuyama Corp | ガス拡散電極用水酸化物イオン伝導性付与剤 |
Non-Patent Citations (9)
Title |
---|
JPN6015020393; Advanced Materials 15(16), 2003, p.1348-1352 * |
JPN6015020394; Angew. Chem. Int. Ed. 44(33), 2005, p.5262-5265 * |
JPN6015020395; Advanced Materials 21(24), 2009, p.2520-2523 * |
JPN6015020396; J. Comb. Chem. 2(1), 2000, p.8-9 * |
JPN6015020397; Macromolecules 40(20), 2007, p.7195-7207 * |
JPN6015020398; J. Polym. Sci. Part A 43(20), 2005, p.4754-4770 * |
JPN6015020399; Polymer Preprints 46(2), 2005, p.297-298 * |
JPN6015020400; Polymer Preprints 46(1), 2005, p.815 * |
JPN6015020401; Polymer Preprints 48(2), 2007, p.250-251 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2955862A1 (fr) | 2011-08-05 |
CN102190752A (zh) | 2011-09-21 |
EP2354171A1 (fr) | 2011-08-10 |
US20110190404A1 (en) | 2011-08-04 |
JP5851100B2 (ja) | 2016-02-03 |
CN102190752B (zh) | 2015-05-06 |
US8476323B2 (en) | 2013-07-02 |
EP2354171B1 (fr) | 2013-11-20 |
FR2955862B1 (fr) | 2012-07-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6929978B2 (ja) | 新規ポリマー及びその製造方法 | |
Strasser et al. | Base stable poly (diallylpiperidinium hydroxide) multiblock copolymers for anion exchange membranes | |
US8809483B1 (en) | Functionalization of poly(phenylene) by the attachment of sidechains | |
JP7242160B2 (ja) | 水溶性アニオン交換体材料 | |
WO2005075535A1 (ja) | 高分子化合物の製造方法 | |
JP5851100B2 (ja) | フルオロカーボンポリマー材料および合成方法 | |
JP6653434B2 (ja) | 陰イオン交換樹脂の製造方法、燃料電池用電解質膜の製造方法、電極触媒層形成用バインダーの製造方法、電池電極触媒層の製造方法および燃料電池の製造方法 | |
JP4930690B2 (ja) | イオン伝導性ポリマ及びイミドモノマ | |
US20090227749A1 (en) | Process for producing perfluorocarbon polymer | |
JP2021042351A (ja) | ポリマー、プリカーサ、ポリマーの製造方法、電解質膜、燃料電池、水電解および電解技術 | |
JP7513971B2 (ja) | 陰イオン交換樹脂の製造方法および電解質膜の製造方法 | |
JP7513970B2 (ja) | 陰イオン交換樹脂の製造方法および電解質膜の製造方法 | |
JP2003503599A (ja) | 高温ポリベンズアゾール及びポリエーテル電解質 | |
JP2004263153A (ja) | スルホン酸基を有するアミン硬化型エポキシ樹脂電解質および製造法 | |
JP4815672B2 (ja) | 含フッ素スルホンイミドポリマーの製造方法 | |
JP7547607B2 (ja) | ホスファゼン結合含有ポリマー | |
JP2017503041A (ja) | 燃料電池膜を構成するために使用され得る架橋性プロトン生成基を備える共重合体 | |
US20130053459A1 (en) | Ionic polymer and process for its production | |
JP5369401B2 (ja) | イオン伝導性高分子物質及びその製造方法並びにイオン伝導性高分子誘導体 | |
US20240178424A1 (en) | Polymer electrolyte membrane, block copolymer, polymer electrolyte material, polymer electrolyte molded body, electrolyte membrane with catalyst layer, membrane electrode composite, solid polymer fuel cell, and water electrolytic hydrogen generator | |
WO2024080321A1 (ja) | 化合物、ポリマー、電解質膜、燃料電池、及び電解装置 | |
US9657124B2 (en) | Halogen copolymers comprising at least one repetitive vinyl ether unit having one carbonate pendant group | |
KR101922135B1 (ko) | 고분자 전해질 막 및 이의 제조방법 | |
TWI378942B (en) | Blend of ionic (co)polymer resins and matrix (co)polymers | |
WO2022230196A1 (ja) | 陰イオン交換樹脂および電解質膜 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20110811 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110811 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140123 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140414 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140509 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20140811 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20140814 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20140909 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20140912 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20141009 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20141015 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150526 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20150826 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150924 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151202 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5851100 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |