JP2011155358A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像処理に応じた画像の作成処理を行うことで、撮影間隔の短縮化を図りつつ、適正な画像処理を施した画像を取得する。
【解決手段】 画像信号を出力する撮像素子と、撮像素子から出力される画像信号の一部に対して画像処理を行うことが可能な画像処理手段と、画像処理手段により画像信号の一部に対して画像処理を行う場合に、画像処理が施された画像信号を用いた記録用の画像データの作成処理、記録用の画像データを用いた第1の縮小画像データの作成処理の順で、各画像データの作成処理を実行する第1の処理手段と、画像処理手段により画像信号の一部に対して画像処理を行わない場合に、予め画像信号から作成された第2の縮小画像データを用いた第1の縮小画像データの作成処理、画像信号を用いた記録用の画像データの作成処理の順で、各画像データの作成処理を実行する第2の処理手段と、を備えたことを特徴とする
【選択図】 図2

Description

本発明は、撮像素子からの画像信号に画像処理を行うことで画像データが作成される撮像装置に関する。
デジタルカメラに代表される撮像装置においては、行列状に配置された複数の画素を行毎に読み出すことで各画素の画素信号を取得している。また、近年では、撮像素子の高画素化や撮影間隔の短縮化に伴い、行列状に配置される複数の画素を複数フィールドに分けて読み出すものや、所定数のフィールドを読み出した時点でサムネイル画像を作成することが可能な撮像装置も考案されている(特許文献1参照)。
特開2009−159056号公報
しかしながら、赤目補正処理や美肌処理など、画像の一部の領域に対する画像処理は、全フィールドを読み出すことで得られる画像に対して実行する必要がある。このため、赤目補正処理や美肌処理などの画像処理を行う必要がある場合に、所定数のフィールドを読み出したタイミングでサムネイル画像を作成してしまうと、これら画像処理が施されていない画像が得られてしまう。一方、全フィールドの読み出しを行ってサムネイル画像を作成するときには、赤目補正処理や美肌処理を施さない場合でも全フィールドの読み出しを行うことから撮影間隔が長くなくなる。
本発明は、画像処理に応じた画像の作成処理を行うことで、撮影間隔の短縮化を図りつつ、適正な画像処理を施した画像を取得することができるようにした撮像装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の撮像装置は、画像信号を出力する撮像素子と、前記撮像素子から出力される画像信号の一部に対して画像処理を行うことが可能な画像処理手段と、前記画像処理手段により前記画像信号の一部に対して画像処理を行う場合に、該画像処理が施された画像信号を用いた撮影画像データの作成処理、前記撮影画像データを用いた第1の縮小画像データの作成処理の順で、各画像データの作成処理を実行する第1の処理手段と、前記画像処理手段により前記画像信号の一部に対して画像処理を行わない場合に、予め前記画像信号から作成された第2の縮小画像データを用いた前記第1の縮小画像データの作成処理、前記画像信号を用いた撮影画像データの作成処理の順で、各画像データの作成処理を実行する第2の処理手段と、を備えたことを特徴とする。
また、前記第1の処理手段によって作成される前記撮影画像データは、前記画像処理手段によって前記画像信号の一部に対して画像処理が施される他に、前記画像信号全体に対する画像処理が施されることで作成されることが好ましい。
また、前記第2の処理手段によって作成される前記撮影画像データは、前記画像処理手段によって前記画像信号全体に対する画像処理が施されることで作成されることが好ましい。
また、前記撮像素子は、複数色の画素を複数フィールド毎に読み出すことで前記画像信号を出力することが可能であり、前記第2の縮小画像データは、前記複数フィールドのうち、前記複数色の全ての色情報を抽出可能な一部のフィールドが読み出されたときの画像信号を用いて作成されることが好ましい。
この場合、前記第2の縮小画像データが作成されたときに、該第2の縮小画像データに基づく画像を表示することが可能な表示部を備えていることが好ましい。
また、前記第1の縮小画像データは、前記第1の縮小画像データは、一覧表示用の縮小画像データと、該一覧表示用の縮小画像データよりも画像サイズが大きい縮小画像データとからなることが好ましい。
また、前記画像信号の一部に対して施される画像処理は、赤目補正処理、美肌処理、歪曲補正処理、或いは階調補正処理の少なくとも1つからなることが好ましい。
本発明によれば、画像処理に応じた画像の作成処理を行うことで、撮影間隔の短縮化を図りつつ、適正な画像処理を施した画像を取得することができる。
本実施形態のデジタルカメラの電気的構成を示す機能ブロック図である。 撮影時の流れを示すフローチャートである。 4フィールド読み出しを示す説明図である。 美肌モードを備えたデジタルカメラの電気的構成を示す機能ブロック図である。 撮影時の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の撮像装置としてデジタルカメラを例に挙げて説明する。図1に示すように、デジタルカメラ10は、撮影時に、撮像素子15から出力される電気信号(画像信号)に対して、後述する画像処理回路21による画像処理を施すことで画像データを作成する。この画像データとしては、撮影結果確認用の画像データ(以下、クイックビュー画像データ)、再生用の縮小画像データ(以下、サムネイル画像データ)及び撮影画像データが挙げられる。なお、このサムネイル画像データは、一覧表示用のサムネイル画像データと、一覧表示用のサムネイル画像データよりも画像サイズが大きい、スクリーンネイルと呼ばれるサムネイル画像データ等がある。以下、一覧表示用のサムネイル画像データや、スクリーンネイルと呼ばれるサムネイル画像データを、サムネイル画像データに統一して説明する。
撮像素子15は、例えばCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサが用いられる。この撮像素子15は、例えば赤(R)色画素、緑(G)色画素、青(B)色画素がベイヤー配列されている(図3参照)。この撮像素子15から出力される各画素の画素信号は画像信号としてA/D変換器16に出力される。A/D変換器16は、撮像素子15から出力される画像信号をアナログ信号からデジタル信号に変換する。このA/D変換器16によりデジタル信号に変換された画像信号は、画像処理回路21に入力される。撮像素子15やA/D変換器20の作動タイミングは、タイミングジェネレータ(TG)17により制御される。
タイミングジェネレータ17は、撮像素子15やA/D変換器16の駆動タイミングを制御する。このタイミングジェネレータ17により、撮影時における撮像素子15からの画素信号の読み出しは、例えば3ラインおきに4フィールドに分けて実行される。
撮像光学系18は、撮像素子15の光軸L上に設けられる。この撮像光学系18は、不図示のズームレンズやフォーカスレンズなどを含むレンズ群から構成される。ズームレンズは、撮影倍率を変更する際に光軸L方向に移動される。また、フォーカスレンズは、AF処理が実行されるときや撮像処理が実行されるときに光軸L方向に微小移動する。
上述したように、A/D変換器16から出力される画像信号は、画像処理回路21に入力される。画像処理回路21は、前処理部22と後処理部23とから構成される。前処理部22は、入力される画像信号に対して、欠陥補正処理、OBクランプ処理、感度比調整処理などを実行する。後処理部23は、前処理部による前処理が施された画像データ(以下、前処理済みの画像データ)に対して、水平間引き処理、WB調整処理、γ補正処理、色補間処理、色変換色補正処理、解像度変換処理、空間フィルタ処理、CbCr間引き処理などの画像処理を実行する。この後処理部23は、顔検出部24、赤目検出部25及び赤目補正部26を備えている。
顔検出部24は、作成されたクイックビュー画像データを用いて顔領域を検出する。顔領域を検出する方法は、予め用意された顔のマスクパターンデータと、クイックビュー画像データとのパターンマッチング、又は周知の特徴量抽出などの方法が用いられる。
赤目検出部25は、顔検出部24により検出された顔領域に含まれる目の領域が赤目であるか否かを検出する。この赤目検出部25による赤目検出の結果は、CPU55に出力される。なお、顔検出部24や赤目検出部25の機能は、画像処理回路21ではなく、CPU55の機能としてもよい。
赤目補正部26は、後処理部23により実行される後処理時に、画像データに対する赤目補正処理を実行する。この赤目補正処理は、赤目として検出される領域の色情報を、赤目が発生していない目の色情報に差し替える、又は赤目として検出される領域の明度又は彩度を低くする処理である。
圧縮処理回路31は、サムネイル画像データ及び撮影画像データのそれぞれに対して圧縮処理(例えば、Jpeg圧縮処理)を行う。なお、この圧縮処理回路31により圧縮処理された画像データは、バッファメモリ35にそれぞれ一時記録される。
バッファメモリ35は、画像処理回路21の前処理部22が施されることで作成される前処理済みの画像データ、後処理部23による後処理が施されたクイックビュー画像データ、サムネイル画像データ及び撮影画像データが記録される。さらに、このバッファメモリ35には、圧縮処理済みのサムネイル画像データや撮影画像データが記録される。
接続用I/F45は、メモリカードや光学ディスク、或いは磁気ディスクなどの記憶媒体46が接続可能となっている。この接続用I/F45に記憶媒体46が接続されることで画像ファイルを記録する、又は記憶媒体46に記憶された画像ファイルを読み出すことが可能となる。この画像ファイルは、圧縮処理済みの撮影画像データ、サムネイル画像データの他に、撮影時の撮影条件を示す情報やデジタルカメラ10の情報などが一つにまとめられたExif形式の画像ファイルである。なお、この画像ファイルは、後述するCPU55により生成される。なお、Exif形式の画像ファイルの場合には、上述した圧縮処理済みのサムネイル画像データは、画像ファイルのヘッダ部に格納される。
LCD47は、表示装置の一形態であって、スルー画像、クイックビュー画像の他に、画像ファイルから読み出されたサムネイル画像を表示する。また、この他に、LCD47は、デジタルカメラ10の設定を行う際の設定用の画像を表示する。なお、符号48は、LCD47の制御を実行する表示制御回路である。
閃光発光部49は、被写体に向けて閃光を発光する。この閃光発光部49における発光制御は発光制御回路50により駆動制御される。なお、この閃光発光部49における閃光発光の有無は、後述するCPU55によるAE処理時に決定される。
CPU55は、バス56を介して、バッファメモリ35、画像処理回路21、接続用I/F45、表示制御回路48、発光制御回路50及び内蔵メモリ57などと電気的に接続される。このCPU55には、レリーズボタン58、設定操作部59などが接続されており、CPU55は、これら操作部材における操作要求や内蔵メモリ57に記憶された制御プログラムに基づいて、デジタルカメラ10の各部を制御する。
このCPU55は、処理判定部56の機能を備えている。処理判定部56は、画像処理回路21における画像データの作成処理の手順を判定する。画像データの作成処理は、以下に示す第1処理と、第2処理との2つの処理が挙げられる。第1処理は、第1格納領域36に記録された画像データに対して赤目補正処理を含む後処理を行うことで撮影画像データを作成した後、該撮影画像データを用いた解像度変換処理を行うことでサムネイル画像データを作成する処理である。第2処理は、第2格納領域37に記録されたクイックビュー画像データを用いた解像度変換処理を行うことでサムネイル画像データを作成した後、第1格納領域36に記録された画像データに対して、赤目補正処理を除く後処理を行うことで撮影画像データを作成する処理である。
この処理判定部56は、サムネイル画像データや撮影画像データを作成する際に、第1処理又は第2処理のいずれかを用いるかを判定する。この処理判定部56は、閃光撮影を行ったか否かの判定結果や、閃光撮影を行うことで得られたクイックビュー画像データから赤目が検出されたか否かの判定結果に基づいて、これら画像データを作成する際に用いる処理を判定する。例えば、閃光撮影を行うことで生成されるクイックビュー画像データから赤目が検出された場合には、第1処理を用いて画像データの作成処理を実行することが決定される。一方、閃光撮影を行っていない場合や、閃光撮影を行うことで得られるクイックビュー画像データから赤目が検出されない場合には、第2処理を用いて画像データの作成処理を実行することが決定される。この判定結果は、画像処理回路21に出力される。
次に、撮影時の処理の手順を図2のフローチャートに基づいて説明する。
ステップS101は、レリーズボタンの半押し操作が実行されたか否かを判定する処理である。CPU55は、レリーズボタン65に設けられたスイッチSW1からのオン信号が入力されたか否かによって、このステップS101の処理を判定する。例えば、スイッチSW1からのオン信号が入力された場合には、CPU55は、レリーズボタン65の半押し操作が実行されたと判定する。この場合、ステップS101の判定処理はYesとなり、ステップS102に進む。一方、スイッチSW1からのオン信号が入力されない場合には、CPU55は、レリーズボタン65の半押し操作が実行されていないと判定する。この場合、ステップS101の判定処理をNoとし、このステップS101の判定処理がYesとなるまで、このステップS101の判定処理を繰り返す。
ステップS102は、AE処理及びAF処理を実行する処理である。まず、CPU55によりAE処理が実行され、撮影時の撮影条件(シャッタ速度、絞り値、閃光発光の有無など)が決定される。なお、このAE処理は、不図示の測光センサにより測定される被写体輝度や取り込まれるスルー画像から算出される被写体輝度に基づいて実行される。このAE処理の後、CPU55はAF処理を実行する。CPU55は、撮像光学系18のフォーカスレンズを光軸L方向に微小移動させたときに焦点評価値を算出し、焦点評価値が最大となるフォーカスレンズの位置を特定する。
ステップS103は、レリーズボタンの全押し操作が実行されたか否かを判定する処理である。CPU55は、レリーズボタン65のスイッチSW2からのオン信号が入力されたか否かによって、このステップS103の処理を判定する。例えば、スイッチSW2からのオン信号が入力された場合には、CPU55は、レリーズボタン65の半押し操作が実行されたと判定する。この場合、ステップS103の判定処理はYesとなり、ステップS104に進む。一方、スイッチSW2からのオン信号が入力されない場合には、CPU55は、レリーズボタン65の全押し操作が実行されていないと判定する。この場合、ステップS103の判定処理をNoとし、このステップS103の判定処理がYesとなるまで、このステップS103の判定処理を繰り返す。
ステップS104は、スルー画像の表示を停止する処理である。ステップS101の処理が開始されてからステップS103の判定処理がYesとなるまでの間、撮像素子15から間引かれた画像信号が所定間隔で出力されている。この撮像素子15から所定間隔で出力される画像信号は、画像処理回路21にて前処理及び後処理が施された後、表示制御回路48に出力される。表示制御回路48は、入力された画像信号に基づいた画像を所定間隔で表示する。これにより、LCD47には、スルー画像が表示される。このステップS104の処理が開始されると、CPU55は、表示停止信号を表示制御回路48に出力する。これを受けて、表示制御回路48は、LCD47におけるスルー画像の表示を停止する。これにより、LCD47には、スルー画像が表示されない、所謂ブラックアウト状態となる。
ステップS105は、露光処理である。このステップS103の処理が実行されると、CPU55は、不図示の絞り開口を決定された絞り値に応じた開口径となるように変更する。これにより、光量が調整され被写体光が撮像素子15の各画素に照射される。このとき、各画素において光電変換が実行され、光電変換に基づく信号電荷が蓄積される。なお、AE処理により閃光発光を行うことが決定されている場合には、このステップS105の処理の開始時に、発光制御回路50は閃光発光部49を作動させ、被写体に向けて閃光を発光させる。なお、この閃光発光部49による閃光の発光は、予め決定された露光時間が経過したときに停止される。
ステップS106は、所定フィールド読み出しを行う処理である。このステップS106の処理は、ステップS102におけるAE処理の際に決定されたシャッタ速度(撮像素子15における被写体光の露光時間)が経過したときに実行される。上述したように、この撮像素子15からの画像信号は、4フィールド読み出しで実行される。以下、図3に示すx方向を列、y方向を行として説明する。例えば1行目のライン,5行目のライン,・・・,4n−3(n=1,2,・・・)行目のラインを第1フィールドとし、2行目のライン,6行目のライン,・・・,4n−2行目のラインを第2フィールドとする。また、3行目のライン,7行目のライン,・・・,4n−1行目のラインを第3フィールドとし、4行目のライン,8行目のライン,・・・4n行目のラインを第4フィールドとする。
4フィールド読み出しでは、まず、第1フィールドに配置される画素に蓄積された信号電荷がそれぞれ読み出される。なお、第1フィールドに配置される画素は、R色画素及びG色画素であることから、この第1フィールドの読み出しでは、B色成分の画素信号が不足する。このため、第1フィールドの読み出しの後、第2フィールドの読み出しを実行する。なお、この第2フィールドに配置される画素は、G色画素及びB色画素である。なお、第1フィールドの読み出し及び第2フィールドの読み出しにより出力される各画素信号は、画像信号として画像処理回路21に出力される。これを受けて、画像処理回路21は、入力された画像信号に対して、前処理である欠陥補正処理、OBクランプ処理、感度比調整処理などを実行する。これら前処理が施された前処理済みの画像信号は、バッファメモリ35に記録される。
ステップS107は、クイックビュー画像データを作成する処理である。画像処理回路21は、バッファメモリ35に記録された前処理済みの画像信号に対して、後処理である水平間引き処理、WB調整処理、γ補正処理、色補間処理、色変換色補正処理、解像度変換処理、空間フィルタ処理、CbCr間引き処理を実行する。これにより、例えばVGA(640×480)サイズのクイックビュー画像データが作成される。なお、作成されたクイックビュー画像データは、バッファメモリ35に記録される。
ステップS108は、クイックビュー画像を表示する処理である。CPU55は、バッファメモリ35からクイックビュー画像データを読み出し、表示制御回路48に出力する。これを受けて、表示制御回路48は入力されたクイックビュー画像データに基づく画像(クイックビュー画像)をLCD47に表示する。これにより、ブラックアウト状態が終了する。
ステップS109は、残りのフィールドを読み出す処理である。上述したS106の処理により第1フィールド及び第2フィールドに対する読み出しが完了している。このステップS109の処理では、残りのフィールドである第3フィールド及び第4フィールドの読み出しを実行する。これらフィールドの読み出しに基づく画像信号は、画像処理回路21に出力される。これを受けて、画像処理回路21は、入力された画像信号に対して、前処理である欠陥補正処理、OBクランプ処理、感度比調整処理などを実行する。なお、ステップS106を実行することにより第1フィールド及び第2フィールドの読み出しに基づく画像信号は、バッファメモリ35の第1格納領域36に記録されている。そこで、第1フィールド及び第2フィールドの読み出しに基づく画像信号と、第3フィールド及び第4フィールドの読み出しに基づく画像信号とを合成した上で、バッファメモリ35に記録する。なお、この合成された画像信号が前処理済みの画像データとなる。ステップS107におけるクイックビュー画像データの作成処理やステップS108におけるクイックビュー画像の表示処理の際に、このステップS109における残りのフィールドを読み出す処理を実行してもよい。
ステップS110は、閃光撮影であるか否かを判定する処理である。上述したステップS103の処理を実行したときに、撮影時の撮影条件が決定されており、決定された撮影条件は、例えば内蔵メモリ57等に一時記録される。CPU55は、内蔵メモリ57に一時記録した撮影条件から閃光発光の有無を確認する。例えば撮影条件が「閃光発光:有」の場合には、閃光撮影が実行されていることから、CPU55は、ステップS110の判定処理をYesとし、ステップS111に進む。一方、撮影条件が「閃光発光:無」の場合には、閃光撮影が実行されていないので、CPU55は、ステップS110の判定処理をNoとし、ステップS117に進む。このステップS117に進むことにより、CPU55は、画像データの作成処理が第2処理にて実行すると判定する。
ステップS111は、顔検出処理である。画像処理回路21は、バッファメモリ35に記録されたクイックビュー画像データを読み出した後、該クイックビュー画像データに対する顔検出処理を実行する。これにより、クイックビュー画像中に含まれる顔領域が検出される。
ステップS112は、赤目検出処理である。画像処理回路21は、ステップS111にて実行された顔検出処理の処理結果に基づいて赤目検出処理を実行する。この赤目検出処理の結果はCPU55に入力される。なお、ステップS111の処理を実行したときに顔領域が検出されない場合には、赤目検出処理の処理結果は、赤目が検出されない旨を示す結果となる。
ステップS113は、赤目が検出されたか否かを判定する処理である。CPU55には、ステップS112における赤目検出の結果が入力されている。赤目が検出された旨を示す結果がCPU55に入力された場合には、CPU55はステップS113の判定処理をYesとする。つまり、CPU55は、画像データを作成する処理を第1処理により実行すると判定する。この場合、ステップS114に進む。一方、赤目が検出されない旨を示す結果(顔領域が検出されていない場合も含む)がCPU55に入力された場合には、CPU55はステップS113の判定処理をNoとする。つまり、CPU55は、画像データを作成する処理を第2処理により実行すると判定する。この場合、ステップS117に進む。
ステップS114は、赤目補正処理を含む後処理による撮影画像データを作成する処理である。ステップS113において、CPU55は、画像データを作成する処理を第1処理により実行すると判定している。CPU55は、この旨を示す信号を画像処理回路21に出力する。まず、画像処理回路21は、バッファメモリ35から前処理済みの画像データを読み出す。そして、画像処理回路21は、前処理済みの画像データに対して、WB調整処理、γ補正処理、色補間処理、色変換色補正処理、解像度変換処理、空間フィルタ処理、CbCr間引き処理などの後処理を実行する。画像処理回路21は、これら処理を行う際に、色補間処理が施された画像データに対して赤目補正処理を実行した後、残りの処理を実行する。詳細には、赤目補正処理は、色補間処理の後で、且つ解像度変換処理が実行される前の間で実行されればよい。
なお、撮影画像データは、そのデータ容量が大きいことから、一回の後処理では作成できないので、前処理が施された画像データを複数のブロックに分割し、ブロックごとに後処理を施した後で、結合することにより作成する。この場合、各ブロックの周縁部は切り落とされることから、後処理後のブロックを結合したときに、正しく繋がるように、各ブロックの境界が重なるようにブロックを設定すればよい。なお、このステップS114の処理で生成された撮影画像データはバッファメモリ35に記録される。また、この処理の際に、圧縮処理回路31において生成された撮影画像データに対する圧縮処理が実行され、圧縮処理済みの撮影画像データがバッファメモリ35に記録される。
ステップS115は、サムネイル画像データを作成する処理である。画像処理回路21は、バッファメモリ35に記録された未圧縮の撮影画像データを読み出す。そして、画像処理回路21は、読み出した未圧縮の撮影画像データに対して解像度変換処理を実行することで、サムネイル画像データを作成する。なお、一覧表示用のサムネイル画像データの画像サイズは、Exifフォーマットで規定される160×120サイズである。また、スクリーンネイルと呼ばれるサムネイル画像データの画像サイズは、VGA(640×480)サイズである。なお、解像度変換処理としては、水平方向及び垂直方向の「N」画素からなるブロックの平均値を求めるビットシフトの技術が用いればよい。このステップS115の処理で作成されたサムネイル画像データは、バッファメモリ35に記録される。また、このステップS115の処理の際に、圧縮処理回路31は、作成されたサムネイル画像データに対する圧縮処理を実行する。なお、圧縮処理済みのサムネイル画像データはバッファメモリ35に記録される。
ステップS116は、画像ファイルを記録する処理である。CPU55は、バッファメモリ35に記録された圧縮処理済みのサムネイル画像データ及び撮影画像データを読み出す。そして、CPU55は、これら画像データと、撮影条件やカメラの基本情報などを1つにまとめたExif形式の画像ファイルを作成し、記録媒体46に記録する。なお、この処理が終了すると、バッファメモリ35がリセットされる。
一方、ステップS110における判定処理でNoとなる場合や、ステップS113の判定処理でNoとなる場合には、ステップS117に進む。つまり、画像データの作成処理が第2処理にて実行される。
ステップS117は、サムネイル画像データを作成する処理である。画像処理回路21は、バッファメモリ35に記録されたクイックビュー画像データを読み出す。上述したように、スクリーンネイル用のサムネイル画像データは、クイックビュー画像データと同一のサイズ(VGAサイズ)であることから、画像処理回路21は、読み出したクイックビュー画像データをスクリーンネイル用のサムネイル画像データとする。また、画像処理回路21は、クイックビュー画像データに対する解像度変換処理を施すことで、一覧表示用のサムネイル画像データを作成する。なお、一覧表示用のサムネイル画像データの画像サイズは、160×120サイズである。このステップS115の処理で作成されたサムネイル画像データは、バッファメモリ35に記録される。また、このステップS117の処理の際に、圧縮処理回路31は、作成されたサムネイル画像データに対する圧縮処理を実行する。この圧縮処理が施されたサムネイル画像データはバッファメモリ35に記録される。
なお、クイックビュー画像データの画像サイズと、スクリーンネイル用のサムネイル画像データの画像サイズが異なる場合には、クイックビュー画像データに対する解像度変換処理を施すことでスクリーンネイル用のサムネイル画像データを作成すればよい。また、クイックビュー画像データに対する解像度変換処理を行うことで、一覧表示用のサムネイル画像データを作成しているが、これに限定する必要はなく、バッファメモリ35に記録された前処理済みの画像データを用いて一覧表時用のサムネイル画像データを作成することも可能である。
ステップS118は、撮影画像データを作成する処理である。まず、画像処理回路21は、バッファメモリ35に記録された前処理済みの画像データを読み出す。そして、画像処理回路21は、読み出した前処理済みの画像データに対して、WB調整処理、γ補正処理、色補間処理、色変換色補正処理、解像度変換処理、空間フィルタ処理、CbCr間引き処理などの後処理を実行する。なお、このステップS114の処理で生成された撮影画像データはバッファメモリ35に記録される。また、この処理の際に、圧縮処理回路31において、生成された撮影画像データに対する圧縮処理が実行され、圧縮処理済みの撮影画像データが、バッファメモリ35に記録される。このステップS118の処理の後、ステップS116に進み、画像ファイルを記録する処理が実行される。
このように、撮影においては、所定のフィールドの読み出しを行ってクイックビュー画像データのみを作成し、作成されたクイックビュー画像データに基づくクイックビュー画像をLCD47に表示する。これにより、撮影後のブラックアウトに係る時間が短縮される。
また、予め閃光撮影を行ったか否かの判定結果や、閃光撮影を行うことで得られたクイックビュー画像データから赤目が検出されたか否かの判定結果に基づいて、これら画像データを作成する際に実行する処理を判定し、その判定結果に基づいて撮影画像データ及びサムネイル画像データを作成する。例えば赤目補正処理を行う必要がある場合には、撮影画像データが作成され、この撮影画像データを利用してサムネイル画像データが作成される。一方、赤目補正を行う必要がない場合には、先に作成されたクイックビュー画像データを利用してサムネイル画像データを作成した後、撮影画像データを作成する。これにより、実行される画像処理に基づいた画像データの作成処理を適切に実行させることができる。
本実施形態では、前処理が施された画像データに対して赤目補正処理を実行するか否かを判定した結果に基づいて、画像データを作成する処理として第1処理を用いるか、第2処理を用いるかを決定しているが、画像の一部の領域に対して施される画像処理としては、赤目補正処理の他に、美肌処理が挙げられる。以下、本実施形態と同一の機能を有する箇所については、その説明を省略し、また本実施形態と同一の符号を付して説明する。このデジタルカメラでは、美肌処理を行う機能を有している。図4に示すように、美肌処理は、画像処理回路21の後処理部23において実行される。このため、後処理部23には美肌処理を行う機能として、顔検出部71及び美肌処理部72を有している。なお、顔検出部71の機能は、本実施形態の顔検出部24と同一の機能を有している。美肌処理部72における美肌処理とは、顔検出部71により検出された顔領域の階調を上げることで、顔領域の階調を露出オーバー側に補正する処理である。また、美肌処理は、顔検出部71により検出された顔領域の肌色部分に対して平滑化の処理を施すことで、顔領域のざらつきを抑制する処理である。
CPU55は、処理判定部73の機能を備えている。処理判定部73は、本実施形態の処理判定部56と同様に、画像処理回路21における画像データの作成処理の手順を判定する。この処理判定部73は、サムネイル画像データや撮影画像データを作成する際に、第1処理又は第2処理のいずれかを用いるかを判定する。なお、第1処理及び第2処理の内容は、本実施形態と同一となる。
この処理判定部73は、顔検出部71における顔検出の結果や、設定される撮影モードが美肌処理を実行する美肌モードとなっているか否かによって、これら画像データを作成する際に用いる処理を判定する。つまり、撮影モードが美肌モードに設定され、且つ顔検出部71により顔領域が検出された場合には、画像データの作成処理は第1処理を用いて実行される。一方、撮影モードが美肌モードに設定されているが、顔検出部71により顔領域が検出されていないときや、撮影モードが美肌モードに設定されていない場合には、画像データの作成処理は第2処理を用いて実行される。
以下、美肌モードを備えたデジタルカメラ10における撮影時の処理の流れを図5に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、ステップS201〜ステップS209の各処理は、本実施形態のステップS101〜ステップS109の各処理と同一の処理が行われる。以下、ステップS201〜ステップS209の処理については、その詳細を省略し、ステップS210以降の処理について説明する。
ステップS210は、美肌モードであるか否かを判定する処理である。CPU55は、内蔵メモリに格納された撮影情報を読み出し、撮影モードが美肌モードである否かを判定する。なお、撮影情報とは、シャッタ速度、絞り値、閃光発光の有無などの撮影条件の他に、設定される撮影モード、ホワイトバランスの設定値、撮影画像データの画像サイズなどの情報からなる。例えば、撮影モードが美肌モードに設定されている場合には、CPU55は、ステップS210の判定処理をYesとし、ステップS211に進む。一方、撮影モードが美肌モードに設定されていない場合には、CPU55は、ステップS210の判定処理をNoとし、ステップS216に進む。ステップS216に進むことで、画像データを作成する処理を第2処理にて実行することが決定される。
ステップS211は、顔検出処理である。このステップS211の処理は、ステップS111の処理と同一の処理であることから、ここでは、その詳細を省略する。これにより、ステップS207の処理により作成されたクイックビュー画像データを用いた顔検出処理が実行される。なお、この顔検出処理の結果はCPU55に出力される。
ステップS212は、顔検出されたか否かを判定する処理である。CPU55は、ステップS211の処理結果に基づいて、このステップS212の判定処理を実行する。例えば、ステップS211の処理により顔領域が検出されていれば、CPU55は、ステップS212の判定処理をYesとし、ステップS212に進む。ステップS212に進むことで、画像データを作成する処理を第1処理にて実行することが決定される。一方、ステップS211の処理により顔領域が検出されていないときには、CPU55は、ステップS212の判定処理をNoとし、ステップS216に進む。ステップS216に進むことで、画像データを作成する処理を第2処理にて実行することが決定される。
ステップS213は、美肌処理を含む後処理による撮影画像データを作成する処理である。ステップS212において、CPU55は、画像データを作成する処理を第1処理により実行すると判定している。CPU55は、この旨を示す信号を画像処理回路21に出力する。まず、画像処理回路21は、バッファメモリ35に記録された前処理済みの画像データを読み出す。そして、画像処理回路21は、読み出した前処理済みの画像データに対して、WB調整処理、γ補正処理、色補間処理、色変換色補正処理、解像度変換処理、空間フィルタ処理、CbCr間引き処理などの後処理を実行する。画像処理回路21は、これら処理を行う際に、色補間処理が施された画像データに対して美肌処理を実行した後、残りの処理を実行する。詳細には、美肌処理は、色補間処理の後で、且つ解像度変換処理が実行される前の間で実行されればよい。なお、このステップS213の処理で作成された撮影画像データはバッファメモリ35に記録される。また、この処理の際に、圧縮処理回路31において、生成された撮影画像データに対する圧縮処理が実行され、圧縮処理済みの撮影画像データがバッファメモリ35に記録される。
ステップS214は、サムネイル画像データを作成する処理である。このステップS214の処理は、S115の処理と同一の処理である。
ステップS215は画像ファイルを記録する処理である。このステップS215の処理は、S116の処理と同一の処理である。
一方、ステップS210の判定処理でNoとなる場合や、ステップS212の判定処理でNoとなる場合には、ステップS216に進む。
ステップS216は、サムネイル画像データを作成する処理である。このステップS216の処理は、S117の処理と同一の処理である。
ステップS217は、撮影画像データを作成する処理である。このステップS217の処理は、S118の処理と同一の処理である。なお、このステップS217の処理が終了すると、ステップS215に進み、画像ファイルを記録する処理が実行される。
この場合も、撮影モードが美肌モードに設定されているか否か、また、撮影モードが美肌モードに設定されている場合には、顔領域が検出されているか否かの判定結果により、画像データを作成する処理を第1処理で実行するか第2処理で実行するかが決定される。なお、この場合も、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
画像データの一部に対する処理としては、上述した赤目補正処理、美肌処理の他に、歪曲補正や階調補正であってもよい。なお、ここで示す階調補正は、アクティブD−ライティングと呼ばれる機能を実行する際に用いられる階調補正である。このアクティブD−ライティングの機能は、撮影範囲中に含まれるハイライト部を中心にした撮影条件に基づいて撮影が実行された後、撮影により得られる画像から特定される暗部領域の明度や彩度を上げる階調補正を行うものである。なお、これら歪曲処理や階調補正処理は、設定操作部66の操作により設定される。CPU55は、撮影時に実行される処理として、これら処理が有効となる設定になっているか否かを判定する。この判定により、上述した第1処理で撮影画像データやサムネイル画像データを作成するか、上述した第2処理でこれら画像データを作成するかが決定される。つまり、上述した処理が実行される設定になっていれば、画像データの一部に対する画像処理が実行されることから、撮影画像データやサムネイル画像データを作成する処理として第1処理が決定され、第1処理に基づいて画像データが作成される。一方、これら処理が実行されない設定であれば、撮影画像データやサムネイル画像データを作成する処理として第2処理が決定され、第2処理に基づいて画像データが作成される。この場合も、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
上述した実施形態においては、撮影時における撮像素子15からの画素信号の読み出しは、3ラインおきの4フィールドに分けて実行している実施形態としているが、これに限定する必要はなく、2ラインおきの3フィールドに分けて実行してもよい。この場合、第1フィールドを読み出したときに、R色画素、G色画素及びB色が素のそれぞれの色成分の画素信号の読み出しを行うことができる。
本実施形態では、撮像装置としてデジタルカメラを例に取り上げているが、これに限定される必要はなく、例えば撮影機能を備えた携帯型電話機などの携帯型端末機や、画像を取得するカメラと、カメラにて取得された画像に対して画像処理を施すPCなどの画像処理装置とからなるカメラシステムであってもよい。
また、この他に、図1に示す画像処理回路21及びCPU55における判定処理部56の機能や、図2のフローチャートの各処理をコンピュータに実行させることが可能なプログラムや、図4に示す画像処理回路21及びCPU55における判定処理部73の機能や、図5のフローチャートの各処理をコンピュータに実行させることが可能なプログラムであってもよい。この場合、該プログラムは、メモリカード、光ディスク及び磁気ディスクなどのコンピュータにて読み取り可能な記憶媒体に記憶されていることが好ましい。
10…デジタルカメラ、15…撮像素子、21…画像処理回路、22…前処理部、23…後処理部、24,71…顔検出部、25…赤目検出部、26…赤目補正部、31…圧縮処理回路、35…バッファメモリ、47…LCD、55…CPU、56,73…処理判定部、72…美肌処理部

Claims (7)

  1. 画像信号を出力する撮像素子と、
    前記撮像素子から出力される画像信号の一部に対して画像処理を行うことが可能な画像処理手段と、
    前記画像処理手段により前記画像信号の一部に対して画像処理を行う場合に、該画像処理が施された画像信号を用いた撮影画像データの作成処理、前記撮影画像データを用いた第1の縮小画像データの作成処理の順で、各画像データの作成処理を実行する第1の処理手段と、
    前記画像処理手段により前記画像信号の一部に対して画像処理を行わない場合に、予め前記画像信号から作成された第2の縮小画像データを用いた前記第1の縮小画像データの作成処理、前記画像信号を用いた撮影画像データの作成処理の順で、各画像データの作成処理を実行する第2の処理手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記第1の処理手段によって作成される前記撮影画像データは、前記画像処理手段によって前記画像信号の一部に対して画像処理が施される他に、前記画像信号全体に対する画像処理が施されることで作成されることを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記第2の処理手段によって作成される前記撮影画像データは、前記画像処理手段によって前記画像信号全体に対する画像処理が施されることで作成されることを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記撮像素子は、複数色の画素を複数フィールド毎に読み出すことで前記画像信号を出力することが可能であり、
    前記第2の縮小画像データは、前記複数フィールドのうち、前記複数色の全ての色情報を抽出可能な一部のフィールドが読み出されたときの画像信号を用いて作成されることを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項4に記載の撮像装置において、
    前記第2の縮小画像データが作成されたときに、該第2の縮小画像データに基づく画像を表示することが可能な表示部を備えていることを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記第1の縮小画像データは、一覧表示用の縮小画像データと、該一覧表示用の縮小画像データよりも画像サイズが大きい縮小画像データとからなることを特徴とする撮像装置。
  7. 請求項1に記載の撮像装置において、
    前記画像信号の一部に対して施される画像処理は、赤目補正処理、美肌処理、歪曲補正処理、或いは階調補正処理の少なくとも1つからなることを特徴とする撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022158281A1 (ja) * 2021-01-25 2022-07-28 ソニーグループ株式会社 情報処理装置および方法、並びに、プログラム

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