JP2011154764A - 携帯型電気機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリパック側の2次電池収納用のハウジングを複数に分離した携帯型電気機器において、マイコン等の温度検知回路の製造コストを抑える。
【解決手段】装置本体3は、複数のサーミスタ端子22、23の各々から入力された電圧の値を比較して、比較結果に応じた値の電圧を出力するコンパレータ14と、サーミスタ端子22、23及びコンパレータ14と接続されて、コンパレータ14から入力された電圧の値に応じて、複数のサーミスタ端子22、23から入力された電圧のうち、最も低い値の電圧を選択的に出力するアナログスイッチIC15と、アナログスイッチIC15からの電圧を入力するための1つの入力ポート10aを有し、この入力ポート10aに入力された電圧に基づいて、複数に分離したハウジング4、5内の温度のうち、最も高い温度を検知するマイコン10とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、装置本体に電力を供給するバッテリパックを備えた携帯型光ディスク再生装置等の携帯型電気機器に関する。
近年、携帯型光ディスク再生装置や携帯電話等の携帯型電気機器が増えている。携帯型電気機器では、NiCd(ニッケルカドミウム)電池等の充電式の2次電池を使用することが多い。この2次電池は、充放電時に高温になるので、液漏れや発火を起こす可能性がある。このため、従来の携帯型電気機器は、安全性の観点から、バッテリパック側の2次電池収納用のハウジング内の温度を検知して、ハウジング内や乾電池自体が所定の温度以上にならないように監視している(例えば、特許文献1乃至3参照)。具体的には、従来の携帯型電気機器では、2次電池を収納するハウジング内にサーミスタ等の温度検出用の素子を配して、この温度検出用の素子からの出力値をマイクロコントローラ(以下、マイコンと略す)等の温度検知回路に入力し、マイコン等の温度検知回路が、上記の温度検出用の素子からの出力値に基づいて、ハウジング内や乾電池自体が所定の温度以上になっているか否かを検知するようにしたものが多い。
上記の従来の携帯型電気機器において、装置の薄型化、小型化を図るために、バッテリパック側の2次電池収納用のハウジングを複数に分離した方がよい場合がある。
ところが、上記の従来のハウジング内の温度の検知方法を、バッテリパック側の2次電池収納用のハウジングを複数に分離した携帯型電気機器に適用した場合には、分離したそれぞれのハウジング内にサーミスタ等の温度検出用素子が必要になるだけではなく、マイコン等の温度検知回路側に、分離したそれぞれのハウジング内の温度検出用素子からの電圧等の出力を入力するためのポート(温度検知用の入力ポート)が複数必要になり、マイコン等の温度検知回路の製造コストが高くなるという問題があった。また、このように、分離したそれぞれのハウジング内の温度検出用素子からの入力に基づいて、分離した全てのハウジング内の温度をマイコン等の温度検知回路で監視した場合には、温度監視のための処理が複雑になるという問題があった。
ところで、2次電池の電池電圧切り換え装置の分野において、2次電池が消耗して電圧が比較的低下している状態と、2次電池が消耗しておらず電圧が比較的高い状態とで、電圧出力用の端子を切り換えるようにしたものが知られている(例えば、特許文献4参照)。また、充電回路の分野において、過電圧による電子機器の回路部品の寿命低下を抑制するために、供給電圧が基準電圧以上であるときに、充電経路を遮断するようにしたものが知られている(例えば、特許文献5参照)。けれども、これらの発明では、バッテリパック側の2次電池収納用のハウジングを複数に分離した場合における上記の問題を解決することができない。
特開2000−32677号公報 特開2009−135064号公報 特許第3157686号公報 特開2000−92730号公報 特開2000−125477号公報
本発明は、上記課題を解決するものであり、バッテリパック側の2次電池収納用のハウジングを複数に分離した構成でありながら、温度検知回路における温度検知用の入力ポートの数を1つにすることができるようにして、マイコン等の温度検知回路の製造コストを抑えることができると共に、温度検知回路における温度監視処理を簡単にすることが可能な携帯型電気機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、装置本体と、装置の携帯時に前記装置本体に電力を供給するバッテリパックとを備え、前記バッテリパックは、2次電池を収納する複数に分離したハウジングを有する携帯型電気機器において、前記各ハウジング内には、それぞれ該各ハウジング内の温度の検知用のサーミスタが配設されており、前記バッテリパックは、複数のサーミスタ端子を有し、これらのサーミスタ端子の各々は、前記複数のサーミスタの各々に接続され、前記各ハウジング内の温度に応じた各サーミスタの抵抗値に対応した値の電圧を出力し、前記装置本体は、前記複数のサーミスタ端子の各々から入力された電圧の値を比較して、比較結果に応じた値の電圧を出力するコンパレータと、前記複数のサーミスタ端子及び前記コンパレータと接続されて、前記コンパレータから入力された電圧の値に応じて、前記複数のサーミスタ端子から入力された電圧のうち、最も低い値又は最も高い値の電圧を選択的に出力するスイッチ回路と、前記スイッチ回路からの電圧を入力するための1つの入力ポートを有し、この入力ポートに入力された電圧に基づいて、前記複数に分離したハウジング内の温度のうち、最も高い温度を検知する温度検知回路とを備えるものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の携帯型電気機器において、前記温度検知回路は、マイクロコントローラ(以下、マイコンと略す)であり、前記マイコンは、前記温度検知回路による温度検知結果に基づいて、温度監視処理を行うものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の携帯型電気機器において、前記バッテリパックが有するハウジングの数は、2つであり、前記装置本体は、その端部の中央に凸部を有すると共に、この端部における前記凸部の左側と右側に、前記バッテリパックの各ハウジングを収納するための収納凹部を有し、前記バッテリパックは、中央部にコの字型の凹部を有し、前記凹部は、前記装置本体側の前記凸部に対応した位置に設けられ、該凸部よりも大きな左右方向の幅を持つものである。
請求項1の発明によれば、温度検知回路が、1つの入力ポートに入力された電圧に基づいて、複数に分離したハウジング内の温度のうち、最も高い温度を検知することができるので、バッテリパック側の2次電池収納用のハウジングを複数に分離した構成でありながら、温度検知回路における温度検知用の入力ポートの数を1つにすることができる。これにより、温度検知回路の製造コストを抑えることができる。また、従来のように、マイコン等の温度検知回路が、複数に分離した全てのハウジング内のサーミスタ(端子)からの入力に基づいて、分離した全てのハウジング内の温度の検知を行った場合と比べて、温度検知回路による温度検知結果を用いて温度検知回路等で行われる温度監視処理を簡単にすることができる。
請求項2の発明によれば、マイコンが、複数に分離したハウジング内の温度のうち、最も高い温度を検知して、この最も高い温度に基づいて温度監視処理を行うので、従来のように、複数に分離した全てのハウジング内のサーミスタ(端子)からの入力に基づいて、分離した全てのハウジング内の温度の検知と監視を行った場合と比べて、マイコン側で行われる温度監視処理を簡単にすることができる。
請求項3の発明によれば、バッテリパック側の凹部が、装置本体側の凸部に対応した位置に設けられ、凸部よりも大きな左右方向の幅を持ち、しかも、装置本体の端部における凸部の左側と右側に、バッテリパックの各ハウジングを収納するための収納凹部を設ける構成にした。これにより、上記請求項1又は請求項2に記載の効果に加えて、バッテリパックを装置本体に効率よく収納して、装置の小型化と薄型化を図ることができる。
本実施形態に係る光ディスク再生装置の電気的ブロック構成図。 ハウジングを複数に分離する必要性のあるケースの光ディスク再生装置の分解斜視図。 図2中の装置本体にバッテリパックを装着した状態を示す斜視図。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。以下の実施形態では、本発明を携帯型光ディスク再生装置に適用した場合の例について説明する。なお、以下に記載した実施形態は、本発明を網羅するものではなく、本発明は、下記の形態だけに限定されない。
図1は、本実施形態による携帯型光ディスク再生装置(以下、光ディスク再生装置と略す)(請求項における携帯型電気機器)の電気的ブロック構成を示す。光ディスク再生装置1は、装置本体3と、装置の携帯時に装置本体3に電力を供給するバッテリパック2と、装置本体3からの電力供給を受けて映像を表示する液晶表示部13を備えている。
上記のバッテリパック2は、2次電池41、51を収納するための2つに分離したハウジング4、5を有している。これらの各ハウジング4、5内には、それぞれ各ハウジング4、5内の温度の検知用のサーミスタ42、52が配設されている。また、バッテリパック2は、ハウジング4、5内に収納されている全ての2次電池41、51についての共通の充電回路や充放電制御回路が形成された回路基板6を備えている。バッテリパック2の端部(回路基板6の端部)には、回路基板6を介して直列接続された2次電池41、51の両端の正極端子と負極端子とに接続された、バッテリパック側の正極端子21と負極端子24とが設けられている。また、バッテリパック2の端部(回路基板6の端部)には、回路基板6を介してハウジング4内のサーミスタ42の一端に接続されて、ハウジング4内の温度に応じたサーミスタ42の抵抗値に対応した値の電圧を出力するサーミスタ端子22と、回路基板6を介してハウジング5内のサーミスタ52の一端に接続されて、ハウジング5内の温度に応じたサーミスタ52の抵抗値に対応した値の電圧を出力するサーミスタ端子23とが設けられている。
ここで、サーミスタ42、52の抵抗値は、ハウジング4、5内の温度に応じて変化するので、サーミスタ42、52に一定の電流を流した場合に、サーミスタ42、52の両端に生じる電位差も、ハウジング4、5内の温度に応じて変化する。詳細については後述するが、本実施形態では、サーミスタ42、52の両端に生じる電位差(ハウジング4、5内の温度に応じて変化する電位差)に相当する値の電圧をサーミスタ端子22、23から取り出して、これらの電圧に基づいて、複数に分離したハウジング4、5内の温度監視処理を行っている。なお、本実施形態では、サーミスタ42、52の温度−抵抗値特性は同じであるものとする。言い換えると、本実施形態では、同じ温度で同じ値の電流を流したときに、サーミスタ42、52の両端に生じる電位差(サーミスタ端子22、23から出力される電圧の値)は同じであるものとする。また、本実施形態で用いられるサーミスタ42、52は、いわゆるNTC(Negative Temperature Coefficient)サーミスタであり、温度の上昇に応じて抵抗値が小さくなるという温度−抵抗値特性を有している。
また、装置本体3は、装置全体の制御用のマイクロコントローラ(以下、マイコンと略す)10(温度検知回路)と、電源プラグ30を介して入力された商用電源からの交流電力を直流電力に変換して装置本体3の各部や液晶表示部13に供給する電源回路11と、光ディスクに記録された映像を再生する光ディスク再生部12とを備えている。電源回路11は、ユーザによる装置の携帯時には、バッテリパック2から電力を供給される。
また、装置本体3は、上記のバッテリパック2側の正極端子21と接続された装置本体側の正極端子31と、バッテリパック2側のサーミスタ端子22と接続された装置本体側のサーミスタ端子32と、バッテリパック2側のサーミスタ端子23と接続された装置本体側のサーミスタ端子33と、バッテリパック2側の負極端子24と接続された装置本体側の負極端子34とを有している。バッテリパック2側の2次電池41、51の充電時には、本体側の電源回路11から、装置本体側の正極端子31とバッテリパック2側の正極端子21及び回路基板6とを介して、2次電池41、51への電力供給(2次電池41、51の充電)が行われ、ユーザによる装置の携帯時には、バッテリパック2側の2次電池41、51から、バッテリパック2側の正極端子21及び回路基板6と装置本体側の正極端子31とを介して、本体側の電源回路11への電力供給(2次電池41、51の放電)が行われる。
また、装置本体3は、バッテリパック2側のサーミスタ端子22、23の各々から(装置本体側のサーミスタ端子32、33を介して)入力された電圧の値を比較して、比較結果に応じた値の電圧を出力するコンパレータ14を有している。本実施形態では、標準的なオペアンプをコンパレータ14として用いている。さらにまた、装置本体3は、サーミスタ端子32、33及びコンパレータ14と接続されて、コンパレータ14から入力された電圧の値に応じて、バッテリパック2側のサーミスタ端子22、23の各々から(装置本体側のサーミスタ端子32、33を介して)入力された電圧のうち、最も低い値の電圧を選択的に出力するアナログスイッチIC15(スイッチ回路)を有している。アナログスイッチIC15は、コンパレータ14から入力された電圧の値がL(ロー)のときには、バッテリパック2側のサーミスタ端子22から入力された電圧を出力し、コンパレータ14から入力された電圧の値がH(ハイ)のときには、バッテリパック2側のサーミスタ端子23から入力された電圧を出力する。
上記のマイコン10は、アナログスイッチIC15からの電圧を入力するための入力ポート10aを有し、この入力ポート10aに入力された電圧に基づいて、ハウジング4、5内の温度のうち、高い方の温度(最も高い温度)を検知すると共に、この温度検知結果に基づいて、バッテリパック2の(より詳細にはハウジング4、5内の)温度監視処理を行う。
次に、本光ディスク再生装置1の温度検知処理における各回路の動作について説明する。ハウジング4内の温度がハウジング5内の温度よりも高いときには、ハウジング4内に配されたサーミスタ42と接続されたサーミスタ端子22からコンパレータ14に入力される電圧の値が、ハウジング5内に配されたサーミスタ52と接続されたサーミスタ端子23からコンパレータ14に入力される電圧の値よりも低くなる。この場合には、コンパレータ14からの出力はローになるので、アナログスイッチIC15は、バッテリパック2側のサーミスタ端子22から入力された電圧(ハウジング4内の温度に応じた電圧)を選択的にマイコン10の入力ポート10aへ出力する。マイコン10は、サーミスタ端子22から入力ポート10aに入力された、ハウジング4内の温度に応じた電圧に基づいて、(ハウジング4、5内の温度のうち高い方の温度である)ハウジング4内の温度を検知(判定)する。そして、マイコン10は、この温度検知結果に基づいて、バッテリパック2の温度監視処理を行う。具体的には、マイコン10は、ハウジング4内の温度が所定の温度よりも高くなると、液晶表示部13への警告メッセージの表示、不図示のスピーカによる警告音の出力、或いはバッテリパック2側の2次電池41、51への充電又は放電の停止等の処理を実行する。
これに対して、ハウジング5内の温度がハウジング4内の温度よりも高いときには、ハウジング5内に配されたサーミスタ52と接続されたサーミスタ端子23からコンパレータ14に入力される電圧の値が、ハウジング4内に配されたサーミスタ42と接続されたサーミスタ端子22からコンパレータ14に入力される電圧の値よりも低くなる。この場合には、コンパレータ14からの出力はハイになるので、アナログスイッチIC15は、バッテリパック2側のサーミスタ端子23から入力された電圧(ハウジング5内の温度に応じた電圧)を選択的にマイコン10の入力ポート10aへ出力する。マイコン10は、サーミスタ端子22から入力ポート10aに入力された、ハウジング5内の温度に応じた電圧に基づいて、(ハウジング4、5内の温度のうち高い方の温度である)ハウジング5内の温度を検知(判定)する。そして、マイコン10は、この温度検知結果に基づいて、バッテリパック2の温度監視処理を行う。
上記のように、本実施形態の光ディスク再生装置1によれば、マイコン10が、1つの入力ポート10aに入力された電圧に基づいて、複数に分離したハウジング4、5内の温度のうち、最も高い温度を検知することができるので、バッテリパック2側の2次電池収納用のハウジングを2つに分離した構成でありながら、マイコン10における温度検知用の入力ポートの数を1つにすることができる。これにより、マイコン10の製造コストを抑えることができる。また、マイコン10が、複数に分離したハウジング4、5内の温度のうち、最も高い温度を検知して、この最も高い温度に基づいて温度監視処理を行うので、従来のように、マイコンが、複数に分離した全てのハウジング内のサーミスタ(端子)からの入力に基づいて、分離した全てのハウジング内の温度の検知と監視を行った場合と比べて、マイコン10側で行われる温度監視処理を簡単にすることができる。
次に、上記のように、バッテリパック2側の2次電池収納用のハウジングを複数に分離する必要性のあるケースの例について、図2及び図3を参照して説明する。図2は、上記のハウジングを複数に分離する必要性のあるケースに相当する光ディスク再生装置1の一例の分解斜視図である。以下の説明において、前(方向)、後(方向)、左(方向)、右(方向)とは、それぞれ図中の矢印で示す前後左右の方向に相当する。また、請求項3における左(方向)、右(方向)とは、それぞれ図中の矢印で示す左右の方向に相当する。
図2に示される光ディスク再生装置1は、主に、光ディスク再生部12や装置全体の制御用の制御基板62を有する装置本体3と、液晶表示部13とから構成されている。装置本体3と液晶表示部13とは、2軸ヒンジ65により回転回動自在(回転開閉自在)に連結される。すなわち、2軸ヒンジ65は、装置本体3と液晶表示部13とを連結し、装置本体3は、2軸ヒンジ65を用いて液晶表示部13を回転回動自在に支持する。ここで、回転とは、液晶表示部13の水平方向への回転を意味し、回動とは、液晶表示部13の(図中の矢印で示される)前後方向への回転(2軸ヒンジ65の水平方向の回転軸を中心とした回転)を意味する。ユーザは、光ディスク再生装置1を携帯する時には、2軸ヒンジ65を水平方向の回転軸を中心として回動させることにより、液晶表示部13を、前方向に回転させ、液晶表示部13を装置本体3の上に折り重ねた状態にして、光ディスク再生装置1を持ち運ぶ。
上記の2軸ヒンジ65は、ヒンジ機構部65aと、2軸ヒンジ65を装置本体3側に結合するための結合部65bとを有している。装置本体3は、その後端部の中央に、2軸ヒンジ65の結合部65bの取り付けと収納を行うためのヒンジ取付収納部67(請求項3における凸部に相当)を有している。このヒンジ取付収納部67内には、装置本体3側と液晶表示部13側とを電気的に接続するための電気配線も格納される。この電気配線は、2軸ヒンジ65の内部を挿通して、装置本体3側と液晶表示部13側とを電気的に接続する。2軸ヒンジ65の装置本体3への取り付けと、装置本体3側への電気配線の接続が完了した後は、ヒンジ取付収納部67の上部は、カバー64により覆われる。
また、装置本体3は、光ディスク再生部12と光ディスク再生部12に装着された光ディスクとを保護するための内蓋63を備えている。この内蓋63は、光ディスク再生装置1の携帯時や、光ディスク再生部12による映像の再生時には、閉じられて、光ディスク再生部12と光ディスク再生部12に装着された光ディスクとを覆い、これらを保護する。
上記のバッテリパック2は、装置本体3の後端部に着脱され、中央部にコの字型の凹部2aを有している。バッテリパック2は、その長手方向両端(左右端)に、2次電池41、51を収納する2つに分離したハウジング(ハウジング4とハウジング5)を有し、ハウジング4は、2つの円筒型の2次電池41を収容しており、ハウジング5も、2つの円筒型の2次電池51を収容している。また、バッテリパック2は、ハウジング4、5に収容された全ての2次電池41、51についての共通の充放電用の回路基板6を、凹部2a内に有している。この回路基板6は、端部に端子部2hを有しており、この端子部2hは、バッテリパック2の筐体外部に露出している。端子部2hにおける端子には、図1中の正極端子21、負極端子24、及びサーミスタ端子22、23が含まれている。
バッテリパック2側の凹部2aは、装置本体3側のヒンジ取付収納部67に対応した位置(バッテリパック2の装置本体3への装着時にヒンジ取付収納部67の真下になる位置)に設けられており、ヒンジ取付収納部67の左右方向の幅W2よりも大きな左右方向の幅W1を持っている。また、装置本体3は、その後端部におけるヒンジ取付収納部67の左側と右側とに、バッテリパック2のハウジング4とハウジング5とを収納するための左収納凹部68aと右収納凹部68bとを有している。このような構成にしたことにより、装置本体3の後端部の中央に取り付けられた2軸ヒンジ65とバッテリパック2とを装置本体3の後部に効率よく収納して、光ディスク再生装置1全体の小型化と薄型化を図ることができる。
図3は、バッテリパック2を装置本体3に装着した状態を示す。この図に示されるように、上記のような構造上の工夫を施したことにより、バッテリパック2を装置本体3の後部に効率よく収納することができる。
また、装置本体3側の左収納凹部68aと右収納凹部68bの内側面には、いずれもバッテリパック2の装着用のガイドバー71とガイド溝81とが設けられている。このガイドバー71とガイド溝81の長手方向は、装置本体3の水平面への載置時に、水平面と平行になる方向(図中の矢印で示される前後方向)である。一方、バッテリパック2は、その左側面と右側面とに、ガイドバー71の挿入可能なガイド溝2eを有している。また、バッテリパック2のハウジング4の右側面とハウジング5の左側面とには、装置本体3側のガイド溝81に挿入可能なガイドレール91が設けられている。さらにまた、バッテリパック2のハウジング4、ハウジング5の上面2f、2gは、平坦であり、ガイド溝2e及びガイドレール91の長手方向と平行である。
上記のように、装置本体3における後端部の中央にヒンジ取付収納部67(凸部)を設けた場合に、バッテリパック2を装置本体3の後部に効率よく収納しようとすれば、図2に示されるように、凹部2aを挟んでハウジングを複数に分離することが最善の方法と考えられる。図2及び図3に示される構成例の光ディスク再生装置1においては、凹部2aを挟んでハウジングを複数に(ハウジング4とハウジング5に)分離した。そして、その上で、バッテリパック2側の凹部2aが、装置本体3側のヒンジ取付収納部67に対応した位置に設けられ、ヒンジ取付収納部67よりも大きな左右方向の幅を持ち、しかも、装置本体3の端部におけるヒンジ取付収納部67の左側と右側に、バッテリパック2の各ハウジング4、5を収納するための左収納凹部68aと右収納凹部68bを設ける構成にした。これにより、バッテリパック2を装置本体3に効率よく収納して、装置の小型化と薄型化を図ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、サーミスタとして、いわゆるNTCサーミスタ(温度の上昇に応じて抵抗値が小さくなる特性を有するサーミスタ)を用いて、アナログスイッチIC15が、バッテリパック2側のサーミスタ端子22、23の各々から入力された電圧のうち、最も低い値の電圧を選択的に出力する場合の例を示した。けれども、サーミスタとして、いわゆるPTC(Positive Temperature Coefficient)サーミスタ(温度の上昇に応じて抵抗値が大きくなる特性を有するサーミスタ)を用いて、アナログスイッチICが、バッテリパック側の複数のサーミスタ端子の各々から入力された電圧のうち、最も高い値の電圧を選択的に出力するようにしてもよい。また、上記実施形態では、バッテリパック2のハウジングを2つに分離した場合の例を示したが、バッテリパックのハウジングを3つ以上に分離してもよい。さらにまた、上記実施形態では、本発明を携帯型の光ディスク再生装置1に適用した場合の例を示したが、本発明を光ディスク再生装置以外の携帯型の再生装置に適用してもよいし、携帯電話等の、再生装置以外の携帯型電気機器に適用してもよい。
1 光ディスク再生装置(携帯型電気機器)
2 バッテリパック
2a 凹部
3 装置本体
4 ハウジング
5 ハウジング
10 マイコン(温度検知回路)
10a 入力ポート
14 コンパレータ
15 アナログスイッチIC(スイッチ回路)
22 サーミスタ端子
23 サーミスタ端子
41 2次電池
42 サーミスタ
51 2次電池
52 サーミスタ
67 ヒンジ取付収納部(凸部)
68a 左収納凹部(収納凹部)
68b 右収納凹部(収納凹部)
W1 幅(請求項における「左右方向の幅」)

Claims (3)

  1. 装置本体と、装置の携帯時に前記装置本体に電力を供給するバッテリパックとを備え、
    前記バッテリパックは、2次電池を収納する複数に分離したハウジングを有する携帯型電気機器において、
    前記各ハウジング内には、それぞれ該各ハウジング内の温度の検知用のサーミスタが配設されており、
    前記バッテリパックは、複数のサーミスタ端子を有し、これらのサーミスタ端子の各々は、前記複数のサーミスタの各々に接続され、前記各ハウジング内の温度に応じた各サーミスタの抵抗値に対応した値の電圧を出力し、
    前記装置本体は、
    前記複数のサーミスタ端子の各々から入力された電圧の値を比較して、比較結果に応じた値の電圧を出力するコンパレータと、
    前記複数のサーミスタ端子及び前記コンパレータと接続されて、前記コンパレータから入力された電圧の値に応じて、前記複数のサーミスタ端子から入力された電圧のうち、最も低い値又は最も高い値の電圧を選択的に出力するスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路からの電圧を入力するための1つの入力ポートを有し、この入力ポートに入力された電圧に基づいて、前記複数に分離したハウジング内の温度のうち、最も高い温度を検知する温度検知回路とを備えることを特徴とする携帯型電気機器。
  2. 前記温度検知回路は、マイクロコントローラ(以下、マイコンと略す)であり、
    前記マイコンは、前記温度検知回路による温度検知結果に基づいて、温度監視処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の携帯型電気機器。
  3. 前記バッテリパックが有するハウジングの数は、2つであり、
    前記装置本体は、その端部の中央に凸部を有すると共に、この端部における前記凸部の左側と右側に、前記バッテリパックの各ハウジングを収納するための収納凹部を有し、
    前記バッテリパックは、中央部にコの字型の凹部を有し、
    前記凹部は、前記装置本体側の前記凸部に対応した位置に設けられ、該凸部よりも大きな左右方向の幅を持つことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯型電気機器。
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