JP2011154754A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路規模や制御線を増やすことなく、センスアンプにより安定してデータを読み出すことが可能な半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】半導体記憶装置は、センスアンプと、複数のメモリセルアレイと、センスアンプとメモリセルアレイが備えるビット線間を接続または切断するためのシェアードMOSトランジスタと、シェアードMOSトランジスタの動作を制御するための制御回路とを有する。このセンスアンプとシェアードMOSトランジスタ間を接続するビット線であるセンスアンプ内ビット線の一部または全てを半導体基板に埋め込む。
【選択図】図1

Description

本発明はセンスアンプを有する半導体記憶装置に関する。
センスアンプを有する半導体装置の代表的なものとしては、例えばダイナミック型の半導体記憶装置が知られている。センスアンプは、メモリセルに接続されたビット線対から出力される、該メモリセルに格納されたデータに対応する微小な電位差を増幅して、該データを読み出すために用いられる。
近年の半導体記憶装置は、集積度が向上してそのメモリ容量が増大し、また消費電力のさらなる低減と高速動作とが求められている。半導体記憶装置の消費電力を低減するには、その内部回路の動作電圧を低下させることが有効である。例えば+1.8Vの外部電源電圧を半導体記憶装置に供給する場合、降圧回路により+1.1Vの内部電源電圧を生成し、該内部電源電圧をメモリセルアレイ(複数のメモリセルと、それらにアクセスするためのデコーダやセンスアンプ等を含む)に供給すればよい。内部電源電圧はメモリセルに格納されるデータ「1」に対応する充電電圧でもあり、センスアンプの高電位側の電源電圧でもある。
しかしながら、内部電源電圧を低くしてビット線の充電電圧を低くすると、周知のビット線1/2イコライズ方式ではセンスアンプの動作電圧も低くなり、センス時間が長くなってしまう。センス時間とは、センスアンプが動作を開始してから、メモリセルからビット線対に出力された電位差(差電位)が増幅され、該電位差が一定とみなせる所定の値に到達するまでに要する時間である。所定の電位差とは、例えばHigh側のビット線の電圧が内部電源電圧の95%の値であるときを指す。
半導体記憶装置からデータを読み出す場合、一般的には、まずワード線を活性化し、続いてメモリセルを選択してそのメモリセル内のデータに対応する電位差をビット線対に出力させ、センスアンプの動作を開始し、センスアンプの出力値が確定した時点で、カラムデコーダでデコードされた列選択信号によりセンスアンプから出力されるデータを選択し、外部に出力する。すなわち、メモリセルから正常にデータを読み出すためには、センス時間に応じて、ワード線を選択してから列選択信号によりデータを選択して出力するまでの時間も設定する必要がある。これは、センス時間が長くなれば、半導体記憶装置からデータを読み出す速度が遅くなることを意味する。
このような問題を解消する一つの手法として、例えば特許文献1にはセンスアンプとビット線間に、スイッチとして動作するシェアードMOSトランジスタを設け、センスアンプによる電位差の増幅時にビット線を切り離してセンスアンプの負荷(ビット線の容量)を軽減することで、センス時間を向上させる手法が示されている。但し、シェアードMOSトランジスタによりセンスアンプとビット線を切断すると、該シェアードMOSトランジスタとセンスアンプ間のビット配線(以下、センスアンプ内ビット線と称す)と、該センスアンプ内ビット線に隣接する配線(例えば、他のセンスアンプ内ビット線)とのカップリング容量に起因して発生するノイズの影響が大きくなるため、増幅後のデータが反転する、誤センスが起きる可能性がある。特に内部電源電圧が低くなると、センスアンプからビット線対に出力される電位差も小さくなるため、誤センスが起きる可能性がより高くなってしまう。特許文献1ではこのような誤センスを防止するために、センスアンプとビット線の切断時に、シェアードMOSトランジスタSHRのゲートに印加する電圧を2段階で低下させる技術を開示している。
特開2008−186547号公報
上述した特許文献1に記載された技術では、シェアードMOSトランジスタのゲートに印加する電圧を2段階で低下させるために、そのための制御回路や制御線が必要になる。したがって、半導体記憶装置が備える制御回路の規模が増大し、またノイズ源となる制御線が増えることになるため、半導体記憶装置が誤動作する危険性も高くなってしまう。
近年の半導体記憶装置は、メモリ容量をより増大させるために、さらなる高密度化が検討されており、配線幅や配線ピッチもより狭くなる傾向にある。したがって、制御回路や制御線はできるだけ増やさないことが望ましい。
本発明の半導体記憶装置は、センスアンプと、
複数のメモリセルアレイと、
前記センスアンプと前記メモリセルアレイが備えるビット線間を接続または切断するためのシェアードMOSトランジスタと、
前記シェアードMOSトランジスタの動作を制御するための制御回路と、
を有し、
前記センスアンプと前記シェアードMOSトランジスタ間を接続するビット線であるセンスアンプ内ビット線の一部または全てが半導体基板に埋め込まれた構成である。
上記のような半導体記憶装置では、センスアンプ内ビット線が、半導体基板内の給電されるPウェル領域またはNウェル領域で静電的に遮蔽(シールド)される。そのため、センスアンプ内ビット線間のカップリング容量が低減され、センスアンプによる誤センスが低減する。
本発明によれば、回路規模や制御線を増やすことなく、センスアンプにより安定してデータを読み出すことができる。
半導体記憶装置全体の一構成例を示すブロック図である。 図1に示したセンスアンプ列とサブワードドライバ列の配置関係の一例を示す平面図である。 図1に示したメモリセルアレイが備えるクロスエリアの一構成例を示す回路図である。 図1に示したメモリセルアレイが備えるクロスエリアの他の構成例を示す回路図である。 図1に示した半導体記憶装置が備えるサブワードドライバ列の一構成例を示す回路図である。 図1に示した半導体記憶装置が備えるセンスアンプの一構成例を示す回路図である。 図1に示したメモリアレイ部のうち、隣接する2つのサブメモリアレイ部の構成例を示した模式図である。 図1に示した半導体記憶装置のうち、選択メモリセルを含むサブアレイ、選択メモリセルに接続されるセンスアンプ、共通ソース線ドライバを抜粋して示した回路図である。 選択されたメモリセルからデータを読み出すときの各信号の様子を示す波形図である。 図1に示した半導体記憶装置が備えるメモリアレイの配置例を示す模式図である。 図1に示した半導体記憶装置のうち、サブアレイ列、センスアンプ列及び共通ソース線ソースドライバの構成例を抜粋して示した回路図である。 図11に示した回路の動作の一例を示すタイミングチャートである。 図1に示したセンスアンプ、ビット線及びセンスアンプ内ビット線のレイアウトの一例を示す模式図である。 本発明の半導体記憶装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。 本発明の半導体記憶装置の動作の他の例を示すタイミングチャートである。 本発明の半導体記憶装置の動作の他の例を示すタイミングチャートである。 本発明の半導体記憶装置の動作の他の例を示すタイミングチャートである。 本発明の半導体記憶装置の動作の他の例を示すタイミングチャートである。 図1に示した半導体記憶装置が備えるセンスアンプとダミー容量の接続例を示す回路図である。 図6に示したシェアードMOSトランジスタを制御するための制御回路の一例を示す回路図である。 図6に示したセンス内ビット線及びシェアードMOSトランジスタの構造例を示す側面図である。 図1に示したセンスアンプ、ビット線及びセンスアンプ内ビット線のレイアウトの他の例を示す模式図である。
次に本発明について図面を用いて説明する。
図1は半導体記憶装置全体の一構成例を示すブロック図である。
図1(a)は、半導体記憶装置CHIPMとして、シンクロナスDRAM(SDRAM)の一構成例を示している。本発明は、図1(a)に示すSDRAMに限らず、データレートがSDRAMの約2倍のダブルデータレート(DDR)SDRAM、データレートがDDR-SDRAMの2倍のDDR2-SDRAM、データレートがDDR2-SDRAMの2倍のDDR3-SDRAMにも適用可能である。
図1(a)に示す各回路ブロックは、タイミング生成回路TCGで生成される内部制御信号にしたがって動作する。タイミング生成回路TCGには、カラムタイミング制御回路及びロウタイミング制御回路が含まれる。タイミング生成回路TCGに入力される制御信号には、チップ選択信号/CS、ロウアドレスストローブ信号/RAS、カラムアドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WEがある。これらの制御信号は、クロック信号CLKに同期して入力される。また、タイミング生成回路TCGには、SDRAMの動作モード、例えばカラムレイテンシCLのクロック数、出力データ方式、ライトリカバリクロック数等で指定される動作モードも入力される。これらの動作モードは、外部ピンから入力される、チップ選択信号/CS、ロウアドレスストローブ信号/RAS、カラムアドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WE等の制御信号と、アドレスピンから入力されるアドレス信号との組み合わせから成るコマンドで指定される。コマンドはモードレジスタMRで保持される。
クロックイネーブル信号CKEは、クロック信号CLKを有効にするか、無効にするかを指定する信号である。入出力マスク信号DQMは、入出力端子DQ0,DQ1,…,DQnを用いて入出力されるデータをマスクする、データ入出力バッファI/O_Bを制御するための信号である。電源発生回路VGは、外部から供給される外部電源VDD及び接地電位VSSに基づいて、ワード線選択電圧VPP、周辺回路電源電圧VPERI、アレイ電圧VARY、オーバードライブ電圧VOD、ビット線プリチャージ電圧VBLP、プレート電圧VPLT、ワード線非選択電圧VKK、基板電圧VBB等を生成し、各回路へ所要の電圧を供給する。
SDRAMでは、アドレス入力端子A0,A1,…,AnにロウアドレスXA0,XA1,…,XAn及びカラムアドレスYA0,YA1,…,YAnを時分割で入力するアドレスマルチプレックス方式が採用されている。アドレス入力端子からロウアドレスバッファXABに入力されたロウアドレスXA0,XA1,…,XAnは、XプリデコーダPXDECでプリデコードされた後、ロウアドレスデコーダXDECでデコードされ、そのデコード結果に応じて1つのメモリアレイARY内の特定のワード線が選択され、該ワード線に対応する1ワード分のメモリセルに対するデータの書き込み/読み出しが可能になる。
ロウアドレスデコーダXDECが備える階層スイッチコントローラLSWCTLAは、ロウアドレスのデコード結果に応じてメモリセルアレイMCA内の階層スイッチを制御する回路である。ロウアドレスに続いてカラムアドレスバッファYABにカラムアドレスが入力されると、該カラムアドレスはYプリデコーダPYDECでプリデコードされた後、カラムアドレスデコーダYDECによりデータを読み出すまたは書き込むメモリセルが選択される。
なお、SDRAMは、通常、バンクアドレスで指定される複数のメモリアレイ(またはメモリバンク)を備えている。例えば、メモリ容量が1GbのDDR2−SDRAMでは、8つのバンクを備えている。図1(a)では、半導体記憶装置が備える複数のバンクのうち、1つのメモリセルアレイMCA(BANK0)のみを代表して示している。
選択されたメモリセルからデータを読み出す場合、メモリセルから読み出されたデータはメインI/O線MIOを介してメインアンプ列MABに入力されて増幅される。増幅されたデータは、グローバルI/O線GIO及びデータ入出力バッファI/O_Bを経由して半導体記憶装置CHIPMの外部へ出力される。
一方、選択されたメモリセルにデータを書き込む場合、半導体記憶装置CHIPMに入力されたデータは、データ入出力バッファI/O_Bで一旦保持され、グローバルI/O線GIOを経由してメインアンプ列MABに入力されて増幅される。増幅されたデータは、メインI/O線MIOを介してメモリアレイARYに入力され、選択されたメモリセルに書き込まれる。
図1(b)は本発明の半導体記憶装置における1つのメモリブロック(バンク)の配置例を示している。
バンクは、ロウアドレスからワード線を選択するためのロウアドレスデコーダXDECとカラムアドレスからデータ線を選択するためのカラムアドレスデコーダYDECで囲われた複数のメモリ領域を備え、該メモリ領域にマトリクス状に配置された複数のメモリアレイARYを備えている。
これらのメモリアレイARYは、例えば階層ワード線方式で形成され、メモリアレイARYの一辺にメインワードドライバ列MWDAが配置されている。メインワードドライバ列MWDAに接続されるメインワード線は、複数のメモリアレイARYをまたぐように上層の金属配線層に設けられている。また、これらのメモリアレイARYには、YデコーダYDECに接続される複数の列選択線(YS線)が複数のメモリアレイARYをまたぐように配置されている。このような構成は共通Yデコーダ方式と呼ばれる。なお、メモリアレイARYとは、複数のサブワードドライバから成るサブワードドライバ列SWDAと、複数のセンスアンプから成るセンスアンプ列SAAと、複数のクロスエリアXPとで囲われた最小メモリアレイブロックを指す。
図2は、図1に示したセンスアンプ列とサブワードドライバ列の配置関係の一例を示す平面図である。
図2に示すように、センスアンプ列SAAは、複数のセンスアンプSAを備えている。センスアンプ列SAAは、メモリアレイARYと交互に配置(図2の左右方向)され、各センスアンプSAには隣接するメモリアレイARYのビット線対BLL/BLRが接続されている。このような構成はオープン型ビット線構造と呼ばれる。
サブワードドライバ列SWDAは、複数のサブワードドライバSWDを備えている。サブワードドライバ列SWDAは、メモリアレイARYと交互に配置(図2の上下方向)され、各サブワードドライバSWDに隣接するメモリアレイARYのワード線WLが接続されている。このように各サブワードドライバSWDを配置することで、各サブワードドライバSWD間のピッチを、メモリアレイARY内のワード線WL間のピッチの2倍に広げることができる。そのため、サブワードドライバSWDを高密度に配置することが可能であり、半導体記憶装置の集積度を向上させることができる。
センスアンプ列SAAにはローカルI/O線LIOが接続され、ローカルI/O線LIOはクロスエリアXPに配置されたリードライトゲートRGCを介してメインI/O線MIOと接続される。データの読み出し時、センスアンプSAによりメモリセルから読み出されたデータはローカルI/O線LIO及びメインI/O線MIOを介してSDRAMの外部へ出力される。また、データの書き込み時、SDRAMの外部から入力されたデータはメインI/O線MIO及びローカルI/O線LIOを介してセンスアンプSAによりメモリセルへ書き込まれる。
図3は、図1に示したメモリセルアレイが備えるクロスエリアの一構成例を示す回路図である。
図3に示すように、クロスエリアXPには、LIO線プリチャージ回路REQ、リードライトゲートRGC、共通ソース線ドライバCSD、共通ソース線プリチャージ回路SEQ、BLEQ信号ドライバEQD及びFX線ドライバFXDが配置されている。
LIO線プリチャージ回路REQは、リードライトイネーブル信号RWEが非活性状態(VSS)のときにローカルI/O線LIOL/Rを電圧VBLPにプリチャージする。
リードライトゲートRGCは、リードライトイネーブル信号RWEが活性状態(電圧VPERI:外部電源電圧VDDと同じ電圧、またはその降圧電圧であり、周辺回路用の電源電圧として用いられる)のときにローカルI/O線LIOLとメインI/O線MIOLとを接続し、ローカルI/O線LIORとメインI/O線MIORとを接続する。
共通ソース線ドライバCSDは、N側センスアンプイネーブル信号SANTが活性状態のときにN側共通ソース線CSNを接地電位VSSに設定し、P側センスアンプイネーブル信号SAPの相補信号SAPBが活性状態(VSS)のときにP側共通ソース線CSPを電圧VARY(ビット線のHレベル)に設定する。
共通ソース線プリチャージ回路SEQは、プリチャージ信号BLEQが活性状態のときに、P側共通ソース線CSP及びN側共通ソース線CSNを電圧VBLPにプリチャージする。
BLEQ信号ドライバEQDは、プリチャージ信号BLEQの相補信号BLEQBが入力され、その反転信号を出力する。FX線ドライバFXDは、信号FXBが入力され、その相補信号をサブワードドライバ選択線FX(FX線)に出力する。
なお、共通ソース線ドライバCSDは、センスアンプのP側共通ソース線CSPが2種類以上の電圧に設定される場合に動作する構成でもよい。図4は、P側共通ソース線CSPが電圧VARY(ビット線のHレベル)と電圧VOD(例えばVARYよりも高い電圧)とに設定される場合の共通ソース線ドライバCSDの構成例を示している。図4では、P側センスアンプイネーブル信号SAPの一方の信号SAP1Tが活性状態(VPP)のときにP側共通ソース線CSPが電圧VODに設定され、他方の信号SAP2Tが活性状態(VPP)のときにP側共通ソース線CSPが電圧VARYに設定される場合の共通ソース線ドライバCSDの回路例を示している。
図5は、図1に示した半導体記憶装置が備えるサブワードドライバ列の一構成例を示す回路図である。
図5に示すように、サブワードドライバ列SWDAは複数のサブワードドライバSWDを備えている。図1(b)等で示したように、サブワードドライバ列SWDAはメモリアレイARYの周辺に配置されている。
サブワードドライバSWDは、隣接して(上下方向に)配置されたメモリアレイARY内のワード線WLを所定の電圧に遷移させ、該ワード線WLに接続されたメモリセルを活性状態にする。また、図2で示したように、サブワードドライバ列SWDAは、メモリアレイARYと交互に配置されているため、各サブワードドライバSWDには、上下方向に隣接したメモリアレイARY内のワード線WL(サブワード線)が1本おきに接続される。
図5に示すように、サブワードドライバSWDは、2つのNMOSトランジスタ及び1つのPMOSトランジスタを備えている。2つのNMOSトランジスタのうち、一方のNMOSトランジスタは、ゲートがメインワード線MWLBに接続され、ドレインがワード線WLに接続され、ソースに電圧VKKが供給されている。また、他方のNMOSトランジスタは、ゲートが相補ワードドライバ選択線FXBに接続され、ドレインがワード線WLに接続され、ソースに電位VKKが供給されている。PMOSトランジスタは、ゲートがメインワード線MWLBに接続され、ドレインがワード線WLに接続され、ソースがサブワードドライバ選択線FXに接続されている。
1つのサブワードドライバ列SWDAには、対応する4組のサブワードドライバ選択線FX0〜3が設けられ、1つのメインワード線MWLBで選択される4つのサブワードドライバSWDのうち、サブワードドライバ選択線FX0〜3を用いて選択された1つのワード線WLが活性化される。
図6は、図1に示した半導体記憶装置が備えるセンスアンプの一構成例を示す回路図である。
図6に示すように、センスアンプSAは、シェアードMOSトランジスタSHR、センスアンプ内ビット線プリチャージ・イコライズトランジスタPCC、クロスカップル・アンプCC及び読み出し・書き込みポートIOPを備えている。
シェアードMOSトランジスタSHRは、SHR駆動信号SHRR、SHRLが活性状態のとき、ビット線BLLとセンスアンプ内ビット線BLSALとを接続し、ビット線BLRとセンスアンプ内ビット線BLSARとを接続するスイッチとして動作する。なお、センスアンプ内ビット線BLSAL、BLSARとは、シェアードMOSトランジスタSHRでビット線BLL、BLRと接続される、センスアンプ内ビット線プリチャージ・イコライズトランジスタPCC、クロスカップル・アンプCC及び読み出し・書き込みポートIOPを接続する配線(ビット線)を指す。
センスアンプ内ビット線プリチャージ・イコライズトランジスタPCCは、ビット線プリチャージ・イコライズ信号BLEQが活性状態のとき、対となるセンスアンプ内ビット線BLSALとBLSAR間及びビット線BLLとBLR間をイコライズし、センスアンプ内ビット線BLSAL及びBLSAR並びにビット線BLL及びBLRをビット線プリチャージ電圧VBLPにプリチャージする。ビット線プリチャージ電圧VBLPは、通常、ビット線の振幅電圧VARY(外部電源電圧VDDと同じ電圧、またはその降圧電圧)の中間電圧VARY/2に設定される。
クロスカップル・アンプCCには、P側共通ソース線CSPから電圧VARY(または電圧VARYよりも高い電圧VOD)が供給され、N側共通ソース線CSNから接地電位VSSが供給される。
クロスカップル・アンプCCは、一方の出力信号が他方の入力に帰還されるNチャネルトランジスタ及びPチャネルトランジスタから成る2組のインバータを備え、ビット線BLLとBLR間及びセンスアンプ内ビット線BLSALとBLSAR間に、メモリセルMCに格納されたデータに対応する微小な電位差が発生すると、BLSAL及びBLSARのうち、高い方の電圧を電圧VARY(ビット線の「H」レベル)または電圧VOD(オーバードライブ電圧)まで増幅し、低い方の電圧を電圧VSS(ビット線の「L」レベル)に増幅し、増幅後の電圧を保持(ラッチ)する。
読み出し・書き込みポートIOPは、列選択線YSが活性状態のとき、ローカルIO線(LIO線)LIOLとセンスアンプ内ビット線対BLSALとを接続し、ローカルIO線(LIO線)LIORとセンスアンプ内ビット線対BLSARとを接続する。なお、LIO線LIOL/LIORの電圧は、非選択センスアンプ列SAAによる電流消費を抑制するため、待機時はプリチャージレベルVBLPで保持される。
図7は、図1に示したメモリアレイ部ARYのうち、隣接する2つのサブメモリアレイ部SARYの構成例を示した模式図である。図7(a)は、ビット線BLL及びBLRに複数のメモリセルMCが接続されたアレイ構成例を示し、図7(b)は、ビット線BLL及びBLRに階層スイッチトランジスタLSWを介して複数の副ビット線LBLが接続され、該副ビット線LBLそれぞれに複数のメモリセルMCが接続されたアレイ構成例を示している。
図7(b)に示すような階層ビット線型では、階層スイッチトランジスタLSWを制御することで、選択セルが接続された副ビット線LBLのみをビット線BLに接続するため、センス時のビット線容量が低減し、ビット線BLに接続可能なメモリセル数を増やすことができる。すなわち、ビット線容量を同じにする場合、図7(a)に示すアレイ構成よりもセンスアンプ数を低減できるため、チップ面積を小さくできるという利点がある。
図7(b)に示すような階層ビット線型のサブメモリアレイSARYでは、複数のメモリセルMC、複数の副ビット線LBL、各副ビット線LBLを主ビット線に接続するための階層スイッチトランジスタLSWとその駆動信号用の配線、副ビット線LBLをプリチャージするためのトランジスタとその駆動信号LPC用の配線が必要になる。メモリセルMCは、1つのMOSトランジスタ(メモリセルトランジスタ)及び1つのキャパシタCsを備えた、周知のDRAMメモリセルである。
メモリセルトランジスタのソースまたはドレインの一方は副ビット線LBLに接続され、ソースまたはドレインの他方は蓄積ノードSNに接続され、ゲートはワード線WLに接続されている。キャパシタCsの一方の端子は蓄積ノードSNに接続され、他方の端子は共通プレートPLに接続されている。
共通プレートPLにはプレート電圧VPLTが供給される。図1及び図7に示す半導体記憶装置は、上述したようにオープン型ビット線構造のメモリセルアレイを備えているため、全てのワード線とビット線の交点にメモリセルを配置できる。そのため、メモリセルアレイのサイズを小さくできる。メモリセルトランジスタは、例えばシリコンピラーを用いた縦型トランジスタで構成される。縦型トランジスタの構成については、例えば特開2009−10366号公報に記載されている。
以下では、図8及び図9を用いて本実施形態の半導体記憶装置の基本的な動作について説明する。
図8は、図1から図7に示した半導体記憶装置のうち、選択メモリセルMCを含むサブアレイSARY、選択メモリセルに接続されるセンスアンプSA及び共通ソース線ドライバCSDを抜粋して示した回路図である。
本実施形態の半導体記憶装置では、センスアンプ内ビット線BLSAL及びBLSARが図21に示すように半導体基板内に埋め込まれている。このような構成では、センスアンプ内ビット線BLSALとBLSAR間に、給電されるPWEL領域またはNWEL領域が存在する。したがって、これらPWEL領域またはNWEL領域によりセンスアンプ内ビット線BLSALとBLSARとが静電的に遮蔽(シールド)されるため、センスアンプ内ビット線BLSALとBLSAR間のカップリング容量が低減される。
なお、本実施形態では、セルアレイSARYが図7(b)に示した階層ビット線構造である例で説明しているが、センスアンプ内ビット線BLSAL及びBLSARを基板内に埋め込む構造は、階層スイッチ及び副ビット線プリチャージ信号の制御が無いことを除けば、図7(a)に示した階層構造を持たないメモリアレイにも適用できる。
図9は、選択されたメモリセルからデータを読み出すときの各信号の様子を示す波形図である。図9を用いて図8に示したメモリアレイの動作について説明する。
メモリセルMCからデータを読み出す場合、まず選択されたメモリセルに対応する副ビット線LBLが接続された階層スイッチ制御線LSWを待機電圧レベルであるVSSから昇圧レベルVPPに駆動し、副ビット線LBLとビット線BLLとを接続する。このとき、シェアードMOSトランジスタ制御線SHRL及びSHRRは昇圧レベルVPPであり、ビット線BLLはセンスアンプ内ビット線BLSALと接続され、ビット線BLRはセンスアンプ内ビット線BLSARと接続されている。
続いて、選択されたメモリセルに対応するワード線WLが活性化されると、副ビット線LBL、ビット線BLL及びセンスアンプ内ビット線BLSALに、選択されたメモリセルに格納されたデータに対応する電位差が発生する。電位差が十分に発生した時点でシェアードMOSトランジスタ制御信号SHRR及びSHRLを待機電圧レベルVSSに戻して、ビット線BLLとセンスアンプ内ビット線BLSALとを切断し、ビット線BLRとセンスアンプ内ビット線BLSARとを切断する。
次に、センスアンプ回路SAの制御信号SANTを活性化した後、SAP1T、SAP2Tを順次活性化して、メモリセルからセンスアンプ内ビット線BLSALとBLSAR間に発生した電位差を増幅する。増幅が完了するとメモリセルから出力されたデータが確定するため、カラム選択スイッチYSを活性化することで、対となるローカルI/O線LIOLとLIORにデータを出力する。
ローカルI/O線に出力されたデータは、メインI/O線MIO、メインアンプバッファMAB、グローバルI/O線GIO及びデータ入出力バッファI/O_Bを経由してメモリチップ外に出力される。
また、データの読み出しと並行して、シェアードMOSトランジスタ制御信号SHRL及びSHRRを昇圧レベルVPPに遷移させ、確定したデータをビット線BLL及びLBLを経由してメモリセルMCに書き戻す。
以上説明したように、本実施形態の半導体記憶装置によれば、オープン型ビット線構造において、メモリセルから読み出したデータの増幅時にビット線BLL及びBLRがセンスアンプ内ビット線から切り離されているため、増幅時に容量バランスを維持して安定したセンスを実現するために必要であった、リファレンス側のビット線(本例でのBLR)が無くて済む。
背景技術の半導体記憶装置では、上述したようにビット線を切り離して読み出したデータを増幅する場合にビット線容量が小さくなるため、相対的にセンスアンプ内ビット線間のカップリング容量が増大して誤センスするおそれがあった。
一方、本実施形態の半導体記憶装置では、センスアンプ内ビット線を半導体基板内に埋め込むことで、センスアンプ内ビット線BLSALとBLSARとが静電的に遮蔽(シールド)されるため、センスアンプ内ビット線BLSALとBLSAR間のカップリング容量が低減される。そのため、センスアンプによる誤センスが低減する。
以下、リファレンス側のビット線が不要になることの効果について、図10を用いて説明する。
図10(a)は、リファレンス側のビット線が必要な場合、すなわち通常のオープン型ビット線構造のアレイ配置例を示している。
図10(a)に示すアレイ構成では、ビット線方向のアレイ数で考えると、5つのメモリアレイで1つのバンクが構成される。この場合、4つのセンスアンプ列SAA0〜3が必要になる。
一方、リファレンス側のビット線が不要になると、図10(b)に示すようなアレイ配置が可能になる。この場合、メモリセルアレイARY0〜3は4つとなり、図10(a)に示す構成例と比べて1つ低減し、センスアンプSAA0〜4は5つとなり、図10(a)に示す構成例と比べて1つ増加する。一般的に、ビット線はセンスアンプ列の幅よりも長いため、図10(b)に示すアレイ構成のほうがレイアウト面積を小さくできる。すなわち、オープンビット線構成を採用した半導体記憶装置のメモリチップの面積を低減できる。
図11は、図1から図7で示した半導体記憶装置のうち、オープン型ビット線構造について、選択ワード線WLによって活性化されるサブアレイ列SARYとその両側のセンスアンプ列SAAと、共通ソース線ドライバCSDを抜粋した、オープン型ビット線構造の時分割駆動回路方式を示す一例である。
図11に示す回路構成は、センスアンプ回路を制御する制御信号として、例えば2つのN側センスアンプイネーブル信号SANT0及びSANT1を備え、メモリアレイに接続される2つのセンスアンプをそれぞれ独立のタイミングで制御できる点で図8に示した回路構成と異なっている。その他の構成は基本的に図1から図8に示したメモリアレイと同一である。
図12は、図11に示したオープン型ビット線構造の半導体記憶装置における時分割駆動方法を示す一例である。
図12に示す例では、複数の階層スイッチ制御線のうち、階層スイッチ制御線LSW0を待機電圧レベルであるVSSから昇圧レベルVPPに遷移させ、選択されたメモリセルに対応する副ビット線とビット線BLR0とを接続する。
一方、階層スイッチ制御線LSW1を非活性状態とし、副ビット線プリチャージ制御信号LPC0及びLPC1は非活性状態とする。このとき、シェアードMOSトランジスタ制御線SHRL0、SHRR0、SHRL1及びSHRR1は昇圧レベルVPPであり、ビット線BLL0はセンスアンプ内ビット線BLSA0Lと接続され、ビット線BLR0とセンスアンプ内ビット線BLSA0Rと接続され、ビット線BLL1はセンスアンプ内ビット線BLSA1Lと接続され、ビット線BLR1はセンスアンプ内ビット線BLSA1Rと接続されている。
次に、ワード線WLが活性化すると、副ビット線LBL0及びLBL1、ビット線BLR0並びにセンスアンプ内ビット線BLSA0Rに選択されたメモリセルに格納されている電位差が出力される。ビット線BLL1及びセンスアンプ内ビット線BLSA1Lは、ビット線イコライズ信号BLEQ1が活性状態にあるため、ビット線プリチャージ電圧VBLPに固定されている。このように制御すると、ワード線活性化時に信号が読み出されるビット線と隣接するビット線の電位が固定される。そのため、ビット線BLR0とBLL1とが静電的に遮蔽(シールド)され、ビット線BLR0とBLL1間のカップリング容量による誤センスが抑制される。
メモリセルに格納されている電位差が十分に出力された時点で、シェアードMOSトランジスタ制御信号SHRR0及びSHRL0を待機電圧レベルVSSに戻すことで、ビット線BLR0とセンスアンプ内ビット線BLSA0Rとを切断する。
次に、センスアンプ回路SA0の制御信号SANT0を活性化し、SAP1T0、SAP2T0を順次活性化してセンスアンプ内ビット線BLSA0L、BLSA0Rにメモリセルから出力された電位差を増幅する。これにより選択されたメモリアレイのセンスアンプ内ビット線のうち、その半分が増幅される。十分に増幅されると読み出したデータが確定するので、カラム選択スイッチYS0を活性化し、対となるローカルI/O線LIOL0及びLIOR0にデータを読み出す。
次に、ビット線イコライズ信号BLEQ1を非活性化状態とし、階層スイッチ制御線LSW1を活性化して副ビット線LBL1とビット線BLL1とを接続し、まだ増幅されていない選択副ビット線LBL1の読出し信号をビット線BLL1とセンスアンプ内ビット線BLSA1Lに転送する。データの転送が完了した時点でシェアードMOSトランジスタ制御信号SHRR1及びSHRL1を待機電圧レベルVSSに戻し、センスアンプ回路SA1の制御信号SANT1を活性化し、SAP1T1、SAP2T1を順次活性化してセンスアンプ内ビット線BLSA1L、BLSA1Rにメモリセルから出力された電位差を増幅する。十分に増幅された時点で読み出したデータが確定するので、カラム選択スイッチYS1を活性化し、対となるローカルI/O線LIOL1とLIOR1にデータを読み出す。
最後に、シェアードMOSトランジスタ制御信号SHRL0、SHRR0、SHRL1及びSHRR1を昇圧レベルVPPに設定し、確定したデータをビット線BLR0、BLL1を経由してセルに書き戻す。
以上説明したように、本実施形態の半導体記憶装置によれば、オープン型ビット線構造における、データの読み出し時のビット線間のカップリング容量を低減できる。すなわち、隣接するビット線の電位が変動することで発生するノイズを低減できるため、動作マージンが拡大する。そのため、半導体記憶装置をより低電圧で動作させることができる。但し、ビット線に出力された電位差を二度に分けて時分割に増幅するため、データの読み出し時間が長くなる場合がある。これについてはDDR2以降のSDRAMで適用された周知のPostedCAS方式を用いて、アクセスするカラムアドレスを事前に取得しておく。このように、先にアクセスするカラムアドレスに対応するセンスアンプ列を活性化し、センスアンプ内ビット線の増幅が完了した時点で対応するカラム選択スイッチを活性化すれば、先にアクセスしたいデータを高速にリードすることができるため、時分割駆動に起因するタイミングオーバーヘッドを低減できる。
図13は、センスアンプ回路図と、センスアンプ内ビット線BLSALとBLSARを全て埋め込んだ場合の平面レイアウトの一例を示している。図13の二点鎖線で囲まれた部分を示す記号は回路図中の各記号に対応している。
センスアンプは、点線で示した2つのPWEL領域と、その間のNWEL領域とを備えている。各WEL領域にはセンスアンプ内ビット線BLSAL及びBLSARが埋設され、その上にシリコンピラーを用いた縦型トランジスタが形成されている。
PWEL領域中のピラートランジスタとセンスアンプ内ビット線の構造を図21に示す。
図21に示すように、センスアンプ内ビット線とピラートランジスタとは、ピラートランジスタの下部拡散層側で接続されている。センスアンプ内ビット線BLSALとBLSAR間には給電されたPWEL領域が存在するため、該PWEL領域によりセンスアンプ内ビット線BLSALとBLSARとが静電的に遮蔽(シールド)される。そのため、センスアンプ内ビット線BLSALとBLSAR間のカップリング容量が低減され、センスアンプによる誤センスが低減する。したがって、回路規模や制御線を増やすことなく、センスアンプにより安定してデータを読み出すことができる。
図13に示すPWELはP型のウェル領域を示し、NWELはN型のウェル領域を示している。また、VWPはP型のウェル領域に給電する電源ラインであり、VWNはN型のウェル領域に給電する電源ラインである。また、M0は第1のタングステン配線層であり、WCNTはウェルとM0とを接続するコンタクトである。NPILはNチャネルピラートランジスタであり、PPILはPチャネルピラートランジスタPPILであり、IPILはセンスアンプ内ビット線コンタクト用のピラートランジスタであり、DPILはゲートコンタクト用ダミーピラートランジスタである。IPILは、埋め込まれたセンスアンプ内ビット線と上層のM0配線とを接続するためのコンタクトとして用いる。このようにピラートランジスタをコンタクトに用いることで、狭いピッチで埋設されるセンスアンプ内ビット線とビット線とを容易に接続できる。
各ピラートランジスタは、ゲート電極GATE、上部拡散層コンタクトUCNT、上部N+拡散層UDIFN、上部P+拡散層UDIFP、高濃度イオンを打ち込み層INP、ゲート電極へのコンタクトGCNT及びシリコン窒化膜SINを備えている。ここでは、並列に接続された複数のピラートランジスタを用いる。これにより、駆動能力を向上させると共に製造工程に起因するピラートランジスタの特性のばらつきを低減できる。
また、図13では、共通ソース線ドライバCSDのうち、P側共通ソース線ドライバCSDP1とN側共通ソース線ドライバCSDNとをセンスアンプ列内の空きスペースに分散配置するレイアウトを示している。これにより、クロスエリアXPにはリストア用のP側共通ソース線ドライバCSDP2のみを配置すればよく、クロスエリアXPで必要な面積を低減できる。
なお、センスアンプ内ビット線BLSAL及びBLSARは、メモリセルから読み出した信号の増幅時に最も急峻に電位が変動するNチャネルクロスカップルCCN直下のセンスアンプ内ビット線及びPチャネルクロスカップルCCP直下の部位を除けば、PWEL領域またはNWEL領域内に埋め込まれていなくてもよい。例えば、図22に示すように、ビット線を、センスアンプ内ビット線コンタクト用のピラートランジスタIPILを用いて、一旦、M0層と接続し、M0配線層でP型ウェルPWELとN型ウェルの境界領域PNEDGをまたぐ構成でもよい。このような構成は、センスアンプ内ビット線層を、ドープしたポリシリコンで形成する場合に有効である。なぜなら、ドープしたポリシリコンを用いてセンスアンプ内ビット線を形成する場合、センスアンプ内ビット線となる材料はPWEL領域でP+Polyとなり、NWEL領域でN+Polyとなるため、両者を直接接続できないからである。
シェアードMOSトランジスタSHR、センスアンプ内ビット線プリチャージ・イコライズトランジスタPCC、読み出し・書き込みポートIOPの一部または全てを平面トランジスタで形成する場合は、それらに接続されるビット線をM0配線層で形成してもよい。その場合、平面トランジスタは周知の技術で作成できるため、センスアンプを容易に作成できる。また、いずれの構成でも、クロスカップルCCN、CCP直下のビット線を基板に埋設すれば、全てのセンスアンプ内ビット線を第1のタングステン配線層M0で形成する場合に比べて隣接ビット線間カップリングノイズを低減できる利点がある。
なお、図13に示したように、タングステンや銅等の金属配線で形成されたビット線BLL、BLRとセンスアンプ内ビット線BLSAL、BLSARとを接続する場合、コンタクトに代えて縦型のシェアードMOSトランジスタSHRを用いることができる。このようにセンスアンプ内ビット線BLSAL、BLSARと、ビット線BLL、BLRとを縦型のSHRを用いて接続することで、コンタクトに必要な面積を削減できる。その結果、センスアンプの面積を小さくでき、小面積なメモリチップを実現できる。
また、図19に示すように、本実施形態の半導体記憶装置では、ラッチセンス方式において、選択ビット線の総負荷容量Cdと同程度の容量を持つダミー容量Cddを複数用意し、端メモリアレイARYに代わって、そのダミー容量Cddを、端センスアンプ列SAAの各センスアンプに接続してもよい。
このような構成では、メモリセルへのアクセスが終了してビット線をプリチャージ状態に戻す際に、選択ビット線とそのリファレンスビット線を短絡すれば、選択ビット線とダミー容量Cdd間で電荷の再配分(チャージシェア)が起こる。そのため、ビット線を高速にプリチャージすることができる。
なお、シェアードMOSトランジスタSHRを非活性状態とするタイミングは、ワード線を活性化し、メモリセルに格納されたデータをビット線に読み出してからセンスアンプを活性化するまでの期間であれば、任意のタイミングでよい。但し、図14に示すようにクロスカップル・アンプCCのN側イネーブル信号SANTの活性化と同じタイミングに設定するのが望ましい。このような構成を採用すれば、N側イネーブル信号SANTを用いてシェアードMOSトランジスタSHRを非活性化できるため、SHRの制御回路を簡略化することが可能であり、制御回路のレイアウト面積を小さくできる。
具体的には、図20に示すように、シェアードMOSトランジスタSHRの制御回路は2個の論理回路で構成可能である。したがって、例えば遅延線を用いてSHR制御信号を生成するように、その他のタイミングでシェアードMOSトランジスタSHRを制御する構成に比べて回路面積を小さくできる。
また、N側イネーブル信号SANTの活性化とシェアードMOSトランジスタSHRの非活性化とを異なるタイミングに設定する場合、それぞれの制御タイミングで個別にマージンを確保する必要があるが、両者を同じタイミングに設定すれば、その必要がなくなるため、タイミング設計が容易になる。
また、ビット線オーバードライブ方式のメモリアレイの場合、センスが完了してシェアードMOSトランジスタSHRを活性化するタイミングは、図14に示すようにクロスカップル・アンプCCのP側リストアイネーブル信号SAP2Tの活性化と同じタイミングに設定するのがよい。ビット線オーバードライブ方式とは、ビット線に読み出されたデータを増幅する際に、まずP側オーバードライブイネーブル信号SAP1Tの活性化によってクロスカップル・アンプCCのP側共通ソース線CSPをアレイ電圧VARYよりも高い電圧VODに遷移させることで高速に増幅し、十分に増幅動作が終わった時点でP側リストアイネーブル信号SAP2Tを活性化してP側共通ソース線CSPをVARYに戻してメモリセルにデータを書き込む方式である。
P側リストアイネーブル信号SAP2Tは、BLSAL・BLSARが十分に増幅された状態で活性化されるため、SAP2T活性化と同じタイミングでSHRを活性化してビット線にデータを書き戻しても、ビット線間カップリングノイズによってデータが反転するおそれは無い。
したがって、P側リストアイネーブル信号SAP2Tを用いてシェアードMOSトランジスタSHRを活性化できるため、SHRの制御回路を簡略化することが可能であり、制御回路のレイアウト面積を小さくできる。
SAP2Tの活性化とSHRの活性化を異なるタイミングに設定する場合、それぞれの制御タイミングで個別にタイミングマージンを確保する必要があるが、両者を同じタイミングに設定すればその必要がなくなるためタイミング設計が容易になる。
また、図14に示すように、シェアードMOSトランジスタSHRを活性化してBLSARとBLRとを接続し、BLSALとBLLとを接続すると、BLSARとBLR間で電荷の再配分(チャージシェア)が起こり、BLSARの電位がアレイ電圧VARYよりも一時的に低下し、ビット線BLRをアレイ電圧に充電するまでに時間が要するおそれがある。これを防ぐには、図15に示すように、BLSARが十分に高い電圧に充電されてからSAP2T及びSHRを活性化すればよい。このようにすることで、BLSARの余剰充電分(図15の斜線部)を使って高速にBLRをチャージできるため、センス速度を高速化できる。
通常、センスアンプのクロスカップル・アンプCCには、高速センスを実現するために低閾値のMOSトランジスタを用いる。そのため、クロスカップル・アンプCCが備えるNチャネルトランジスタを先行して動作させると、2つのNチャネルトランジスタが同時にONし、True側/Bar側のビット線(図15のBLSAL/BLSAR)が低電位(VSS)側に引かれる。
一方、図16に示すように、クロスカップル・アンプCCNチャネルトランジスタとPチャネルトランジスタとを同時に動作させれば、Bar側(図16ではBLSAR)は主にPチャネルトランジスタ側で駆動されて高電位(VARYまたはVOD)側に引かれるため、落ち込みを防止できる。
クロスカップル・アンプCCのNチャネルトランジスタを先行して動作させる場合、ビット線のTrue/Bar両方が低電位側に引かれる。そのため、図17に示すように、ビット線と基板間のカップリング容量によって基板の電位も低電位側に揺れてしまう。この揺れにより他のビット線の電位も変動してしまうおそれがある。センス初期、すなわちビット線電位が十分に増幅されていない状態でビット線電位が揺れると誤センスの原因となるため、このような基板電位の揺れを抑制する必要がある。
図18に示すように、クロスカップル・アンプCCのPチャネルトランジスタ及びNチャネルトランジスタを同時に動作させると、True/Barの信号が相補に増幅されるため、それぞれの電位変動が相殺されて基板電位へのカップリングノイズが抑制される。これにより基板の電位変動が少なくなり他のビット線へのノイズが減少する。そのため、より安定したセンス動作が可能になる。
A0、A1〜An アドレスピン
ARY メモリアレイ
BANK バンク
BL、BLL、BLR ビット線
BLSA、BLSAL、BLSAR、BLSA0L、BLSA0R、BLSA1L、BLSA1R センスアンプ内ビット線
CC クロスカップル・アンプ
CCN Nチャネルクロスカップル
CCP Pチャネルクロスカップル
CHIPM 半導体記憶装置
CSD、CSD0、CSD1 共通ソース線ドライバ
CSDN N側共通ソース線ドライバ
CSDP1、CDDP2 P側共通ソース線ドライバ
CSN、CSN0、CSN1 N側共通ソース線
CSP、CSP0、CSP1 P側共通ソース線
DDIFN ピラー下部N+拡散層
DPIL ゲートコンタクト用ダミーピラートランジスタ
DQ0〜DQn データ入出力ピン
EQD BLEQ信号ドライバ
FX0〜3、FXB0〜3 ワードドライバ選択線
FXD FX線ドライバ
GIO グローバルIO線
GATE ゲート電極
GCNT ゲートコンタクト
GND 外部接地電源
INP 高濃度イオン打ち込み層
I/O B データ入出力バッファ
I/O CTL 入出力制御回路
IOP 読み出し・書き込みポート
IPIL ピラートランジスタ
LBL、LBLR、LBLL 副ビット線
LIO、LIOL、LIOR、LIOL0、LIOR0、LIOL1、LIOR1 ローカルI/O線
M0 第1のタングステン配線層
MAB メインアンプバッファ
MC メモリセル
MCA メモリセルアレイ
MIOL、MIOR メインIO線
MR モードレジスタ
MWDA メインワードドライバ列
MWLB メインワード線
NPIL Nチャネルピラートランジスタ
NWEL Nウェル領域
PCC センスアンプ内ビット線プリチャージ・イコライズトランジスタ
PL 共通プレート
PPIL Pチャネルピラートランジスタ
PreAMP 前段アンプ回路
PWEL Pウェル領域
PXDEC Xプリデコーダ
PYDEC Yプリデコーダ
REQ LIO線プリチャージ回路
RGC リードライトゲート
SA センスアンプ
SAA センスアンプ列
SARY サブメモリアレイ
SEQ 共通ソース線プリチャージ回路
SHR シェアードMOSトランジスタ
SIN シリコン窒化膜
SIO2 シリコン酸化膜
SN 蓄積ノード
SNCNT 蓄積ノードコンタクト
SWD サブワードドライバ
SWDA サブワードドライバ列
TCG タイミング信号生成回路
UCNT ピラー上部拡散層コンタクト
UDIFN ピラー上部N+拡散層
UDIFP ピラー上部P+拡散層
VG 電源発生回路
VWN Nウェル給電電源
VWP Pウェル給電電源
WCNT ウェルコンタクト
WL ワード線
XAB Xアドレスバッファ
XDEC ロウアドレスデコーダ
XP クロスエリア
YAB Yアドレスバッファ
YDEC Yデコーダ
YS、YS0、YS1 列選択線

Claims (11)

  1. センスアンプと、
    複数のメモリセルアレイと、
    前記センスアンプと前記メモリセルアレイが備えるビット線間を接続または切断するためのシェアードMOSトランジスタと、
    前記シェアードMOSトランジスタの動作を制御するための制御回路と、
    を有し、
    前記センスアンプと前記シェアードMOSトランジスタ間を接続するビット線であるセンスアンプ内ビット線の一部または全てが半導体基板に埋め込まれた半導体記憶装置。
  2. 前記センスアンプは、
    メモリセルに格納されたデータに対応する微小な電位差を増幅し、増幅後の値を保持するクロスカップル・アンプを備え、
    前記クロスカップル・アンプの下層に配置される前記センスアンプ内ビット線が前記半導体基板に埋め込まれている請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記半導体基板にP型不純物が拡散されたPウェル領域またはN型不純物が拡散されたNウェル領域を備え、
    前記Pウェル領域及びNウェル領域が、前記半導体基板上層に形成された前記Pウェル領域及びNウェル領域に給電するための配線層とコンタクトを介して接続された請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 前記センスアンプ内ビット線が、Pウェル領域またはNウェル領域に埋め込まれた請求項2または3記載の半導体記憶装置。
  5. 前記ビット線と前記センスアンプ内ビット線とが縦型のシェアードMOSトランジスタを用いて接続された請求項1から4のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
  6. 前記ビット線の総負荷容量に等しい複数のダミー容量を備え、
    前記メモリセルアレイの端部に配置された前記センスアンプに前記ダミー容量が接続された請求項1から5のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
  7. 前記クロスカップル・アンプは、
    一方の出力信号が他方の入力に帰還されるNチャネルトランジスタ及びPチャネルトランジスタから成る2組のインバータを備え、
    前記シェアードMOSトランジスタは、
    前記クロスカップル・アンプが備える、前記Nチャネルトランジスタの活性化と同じタイミングで非活性化される請求項1から6のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
  8. 前記クロスカップル・アンプは、
    一方の出力信号が他方の入力に帰還されるNチャネルトランジスタ及びPチャネルトランジスタから成る2組のインバータを備え、
    前記制御回路は、
    前記シェアードMOSトランジスタを、P側リストアイネーブル信号と同じタイミングで活性化させる請求項1から6のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
  9. 前記クロスカップル・アンプは、
    一方の出力信号が他方の入力に帰還されるNチャネルトランジスタ及びPチャネルトランジスタから成る2組のインバータを備え、
    前記制御回路は、
    前記シェアードMOSトランジスタを、前記クロスカップル・アンプが備える、前記Nチャネルトランジスタ及び前記Pチャネルトランジスタの活性化と同じタイミングで非活性化させる請求項1から6のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
  10. 前記制御回路は、
    前記センスアンプによりメモリセルに格納されたデータに対応する微小な電位差を前記メモリセルアレイに供給する電圧よりも高い電圧まで増幅した後、前記シェアードMOSトランジスタを活性化する請求項1から9のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
  11. 前記制御回路は、
    PostedCAS方式を用いてアクセスするカラムアドレスを事前に取得しておく請求項1から10のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
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