JP2011153597A - 内燃機関の可変機構制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、電動アクチュエータにより駆動される可変動弁機構及び可変圧縮比機構を含む可変機構の制御システムにおいて、内燃機関の運転停止要求が発生したときにバッテリ電圧の過剰な低下を回避しつつ可変動弁機構及び可変圧縮比機構を次回始動に適した状態へ動作させることを課題とする。
【解決手段】本発明は、電動アクチュエータにより駆動される可変動弁機構及び可変圧縮比機構を備えた内燃機関の可変機構制御システムにおいて、内燃機関の運転停止要求が発生したときに、該内燃機関の運転を継続させつつ可変動弁機構又は可変圧縮比機構の何れか一方を次回始動に適した状態まで動作させ、該内燃機関の運転停止後に可変動弁機構又は可変圧縮比機構の何れか他方を次回始動に適した状態まで動作させるようにした。
【選択図】図6

Description

本発明は、内燃機関が備える可変機構を制御するシステムに関し、特に可変圧縮比機構と可変動弁機構を含む可変機構の制御システムに関する。
可変動弁機構を備えた内燃機関において、運転停止要求(イグニッションスイッチオフ)が発生した後に、内燃機関の運転を継続させつつ可変動弁機構を次回の始動に適した状態まで動作させる技術が提案されている(たとえば、特許文献1を参照)。
特開2009−228667号公報 特開2005−127239号公報
ところで、電動式の可変動弁機構及び電動式の可変圧縮比機構を備えた内燃機関において、運転停止要求発生後に可変動弁機構と可変圧縮比機構を同時に動作させると、バッテリ電圧が過剰に低下する可能性がある。
本発明は、上記したような種々の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電動アクチュエータにより駆動される可変動弁機構及び可変圧縮比機構を含む可変機構の制御システムにおいて、内燃機関の運転停止要求が発生したときにバッテリ電圧の過剰な低下を回避しつつ可変動弁機構及び可変圧縮比機構を次回始動に適した状態へ動作させることにある。
本発明は、上記した課題を解決するために、電動アクチュエータにより駆動される可変動弁機構及び可変圧縮比機構を備えた内燃機関の可変機構制御システムにおいて、内燃機関の運転停止要求が発生したときに、該内燃機関の運転を継続させつつ可変動弁機構又は可変圧縮比機構の何れか一方を次回始動に適した状態まで動作させ、該内燃機関の運転停止後に可変動弁機構又は可変圧縮比機構の何れか他方を次回始動に適した状態まで動作させるものとする。
詳細には、本発明は、電動アクチュエータにより駆動される可変動弁機構と電動アクチュエータにより駆動される可変圧縮比機構とを備えた内燃機関の可変機構制御システムにおいて、
内燃機関の運転停止要求が発生した後に内燃機関の運転を継続させる運転継続手段と、
前記運転継続手段による運転継続期間中に前記可変動弁機構又は前記可変圧縮比機構の何れか一方を次回始動に適した状態まで動作させ、前記運転継続手段による運転継続期間の終了後に前記可変動弁機構又は前記可変圧縮比機構の何れか他方を次回始動に適した状態まで動作させる制御手段と、
を備えるようにした。
かかる発明によれば、運転停止要求発生後の運転継続期間中に可変動弁機構と可変圧縮比機構が同時に動作する事態を回避することができるため、バッテリ電圧の過剰な低下を回避することができる。その結果、可変動弁機構及び可変動弁機構を次回始動に適した状
態まで確実に動作させることが可能になる。
ところで、内燃機関の運転中に可変圧縮比機構を動作させる場合は、気筒内で発生する燃焼圧が可変圧縮比機構の動作を妨げる反力として作用する可能性がある。たとえば、燃焼室容積を変更することにより機械圧縮比(行程容積と燃焼室容積との総和に対する燃焼室容積の比率)を変更する可変圧縮比機構においては、圧縮比を低める場合(燃焼室容積を拡大する場合)には燃焼圧が可変圧縮比機構の動作を補助するアシスト力として作用するが、圧縮比を高める場合(燃焼室容積を縮小する場合)には燃焼圧が可変圧縮比機構の動作を妨げる反力として作用する。
よって、運転停止要求発生時における圧縮比が次回始動に適した圧縮比(以下、「始動時基準圧縮比」と称する)より低い場合において、可変圧縮比機構が運転継続期間中に動作させられると、電動アクチュエータの消費電力が却って増加する可能性がある。
そこで、本発明は、運転停止要求発生時における内燃機関の圧縮比(以下、「実圧縮比」と称する)を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された実圧縮比が上記した始動時基準圧縮比より低いか否かを判別する判別手段と、をさらに備えるようにしてもよい。その場合、制御手段は、判別手段により肯定判定された場合(実圧縮比が始動時基準圧縮比より低い場合)は運転継続期間中に動作させる機構として可変動弁機構を選択し、判別手段により否定判定された場合(実圧縮比が始動時基準圧縮比以上である場合)は運転継続期間中に動作させる機構として可変圧縮比機構を選択するようにしてもよい。
かかる構成によれば、バッテリの電圧低下を最小限に抑えつつ可変動弁機構及び可変圧縮比機構を次回始動に適した状態まで動作させることが可能になる。なお、内燃機関の圧縮比は機関負荷に応じて変更される場合は、目標圧縮比が始動時基準圧縮比と同等となる機関負荷(基準機関負荷)を予め求めておき、運転停止要求発生時の機関負荷が基準機関負荷より高いか又は低いかに応じて運転継続期間中に動作させる機構が選択されてもよい。
また、運転停止要求発生時の可変動弁機構の状態によっては、該可変動弁機構が電動アクチュエータに依らずに次回始動に適した状態まで動作可能な場合がある。たとえば、クランクシャフトに対するカムシャフトの位相を進角又は遅角させる可変動弁機構においては、運転停止要求発生時のカムシャフトの位相が次回始動に適した位相(以下、「始動時基準位相」と称する)より進角している場合は、クランクシャフトの回転力によってカムシャフトの位相が遅角される。
また、吸気バルブ又は排気バルブの作用角(又はリフト量)を連続的に変化させる可変動弁機構においては、運転停止要求発生時の作用角が次回始動に適した作用角(以下、「始動時基準作用角」と称する)に対して十分に大きい場合は、バルブスプリングの反力によってバルブの作用角が始動時基準作用角まで縮小される。
そこで、本発明の制御手段は、運転停止要求発生時の可変動弁機構の状態が電動アクチュエータを利用せずに始動時基準位相又は始動時基準作用角まで動作可能である場合には、可変動弁機構の電動アクチュエータを作動させないようにしてもよい。
その場合、バッテリ電力の消費量を少なく抑えつつ可変動弁機構及び可変圧縮比機構を次回始動に適した状態まで動作させることが可能になる。なお、クランクシャフトに対するカムシャフトの位相を変更する可変動弁機構においては、内燃機関の運転停止後はクランクシャフトの回転力を利用することができない。そのため、運転継続期間中に動作させる機構として可変動弁機構が選択され、且つカムシャフトの位相がクランクシャフトの位
相より進角している場合に限り、電動アクチュエータの作動を停止させるものとする。
本発明によれば、電動アクチュエータにより駆動される可変動弁機構及び可変圧縮比機構を含む可変機構の制御システムにおいて、内燃機関の運転停止要求が発生したときにバッテリ電圧の過剰な低下を回避しつつ可変動弁機構及び可変圧縮比機構を次回始動に適した状態へ動作させることができる。
本発明を適用する内燃機関の概略構成を示す図である。 可変圧縮比機構の一例を示す図である。 可変動弁機構の一例を示す図である。 実機械圧縮比が始動時基準圧縮比より高い場合における運転停止時制御の実行手順を示すタイミングチャートである。 実機械圧縮比が始動時基準圧縮比より低い場合における運転停止時制御の実行手順を示すタイミングチャートである。 運転停止時制御ルーチンを示すフローチャートである。
以下、本発明の具体的な実施形態について図面に基づいて説明する。本実施形態に記載される構成部品の寸法、材質、形状、相対配置等は、特に記載がない限り発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、本発明を適用する内燃機関の概略構成を示す図である。図1に示す内燃機関1は、複数の気筒を有する4ストローク・サイクルの火花点火式内燃機関(ガソリンエンジン)である。なお、図1においては複数の気筒のうち1気筒のみが図示されている。
内燃機関1は、シリンダブロック2と、シリンダヘッド3と、クランクケース4とを備えている。シリンダブロック2には、複数の気筒(シリンダ)5が形成されている。各気筒5には、ピストン6がシリンダ軸方向へ摺動自在に装填されている。ピストン6は、クランクケース4に回転自在に支持されたクランクシャフト7とコネクティングロッド8を介して連結されている。
シリンダヘッド3には、吸気ポート9と排気ポート10が形成されている。シリンダヘッド3には、吸気ポート9の開口端を開閉する吸気バルブ11と、排気ポート10の開口端を開閉する排気バルブ12が取り付けられている。吸気バルブ11は、シリンダヘッド3に回転自在に支持された吸気カムシャフト13により開閉駆動される。排気バルブ12は、シリンダヘッド3に回転自在に支持された排気カムシャフト14により開閉駆動される。また、シリンダヘッド3には、吸気ポート9内へ燃料を噴射する燃料噴射弁15と、気筒5内に火花を発生させる点火プラグ16とが取り付けられている。
次に、シリンダブロック2とクランクケース4との連結部には、クランクケース4に対してシリンダブロック2をシリンダ軸方向へ変位させるための可変圧縮比機構100が設けられている。
可変圧縮比機構100としては、図2に示すように、軸部101と、軸部101の中心軸に対して偏心された状態で軸部101に固定された正円形のカムプロフィールを有するカム部102と、カム部102と同一外形を有し軸部101に対して回転可能且つカム部102と同じように偏心状態で取り付けられた可動軸受部103と、軸部101と同心状に設けられたウォームホイール104と、ウォームホイール104と噛み合うウォーム1
05と、ウォーム105を回転駆動させる第1電動モータ(電動アクチュエータ)106と、を備えた機構を用いることができる。
なお、カム部102はシリンダブロック2に設けられた収納孔内に設置され、可動軸受部103はクランクケース4に設けられた収納孔内に設置されるものとする。また、第1電動モータ106は、シリンダブロック2に固定され、シリンダブロック2と一体的に変位するものとする。
このように構成された可変圧縮比機構100によれば、第1電動モータ106の動力がウォーム105とウォームホイール104とを介して軸部101に伝えられ、偏心状態にあるカム部102と可動軸受部103とが駆動される。その結果、カム部102と可動軸受部103とがシリンダ軸方向に相対変位し、それに伴ってシリンダブロック2とクランクケース4とがシリンダ軸方向に相対変位する。
たとえば、シリンダ軸方向においてシリンダブロック2がクランクケース4から遠ざかると、燃焼室容積が大きくなるため、機械圧縮比が低くなる。一方、シリンダ軸方向においてシリンダブロック2がクランクケース4に近づくと、燃焼室容積が小さくなるため、機械圧縮比が高くなる。
また、シリンダヘッド3には、吸気バルブ11の開弁特性を変更する可変動弁機構200が取り付けられている。ここで、可変動弁機構200の構成について図3に基づいて説明する。図3に示す構成は、可変動弁機構200の一例であり、本発明に係わる可変動弁機構を限定するものではない。
図3に示す例では、可変動弁機構200は、吸気バルブ11の作用角(及びリフト量)を連続的に変更する可変作用角機構201と、クランクシャフト7に対する吸気カムシャフト13の位相を連続的に変更する可変位相機構202と、を備えている。
可変作用角機構201は、吸気カム130とローラロッカーアーム35との間に配置されている。ローラロッカーアーム35の基端部は、ラッシュアジャスタ37により揺動自在に支持されている。ローラロッカーアーム35の先端部は、吸気バルブ11のバルブステム11aの基端部と当接している。
可変作用角機構201は、吸気カムシャフト13と平行に配置された制御軸41を有している。制御軸41は、周方向へ回転自在にシリンダヘッド3に取り付けられている。制御軸41には、制御アーム42がボルト43によって固定されている。制御アーム42の一部は、制御軸41の径方向に突出している。制御アーム42の突出部には、ピン45が固定されている。ピン45には中間アーム44の基端部が回転自在に取り付けられ、中間アーム44がピン45を支点として揺動可能になっている。中間アーム44の先端部には、後述する連結軸54が固定されている。
また、制御軸41には、揺動カムアーム50が揺動可能に支持されている。揺動カムアーム50は、吸気カム130と対向する側に、スライド面50aを有している。また、揺動カムアーム50は、スライド面50aの反対側に、揺動カム面51a,51bを有している。揺動カム面51a,51bは、揺動カムアーム50の揺動中心からの距離が一定となるように形成された非作用面51aと、非作用面51aから離れた位置ほど制御軸41の軸中心からの離間するように形成された作用面51bとで構成されている。
吸気カム130と可変作用角機構201との間には、前述した中間アーム44の先端部が位置し、該先端部には連結軸54が固定されている。連結軸54には、第1ローラ52
と第2ローラ53が回転自在に支持されている。その際、第1ローラ52及び第2ローラ53の位置と直径は、第1ローラ52が吸気カム130と当接し且つ第2ローラ53が揺動カムアーム50のスライド面50aと当接するように決定される。
中間アーム44は、前述したピン45を支点として回転(揺動)するため、第1ローラ52及び第2ローラ53はピン45から一定距離を保ちながらスライド面50a及び吸気カム130の周面に沿って揺動する。
また、揺動カムアーム50には、バネ座50bが形成されている。このバネ座50bには、ロストモーションスプリング38の一端が当接している。ロストモーションスプリング38の他端は、シリンダヘッド3に固定されている。このロストモーションスプリング38により、揺動カムアーム50のスライド面50aが第2ローラ53に押し当てられるとともに、第1ローラ52が吸気カム130に押し当てられる。その結果、第1ローラ52及び第2ローラ53は、スライド面50aと吸気カム130の周面とに挟持された状態で位置決めされる。
揺動カムアーム50の下方には前述したローラロッカーアーム35が位置している。ローラロッカーアーム35のロッカーローラ36は、前述したバルブスプリング11bの付勢力とラッシュアジャスタ37の油圧とにより揺動カム面51に押し当てられている。
このように構成された可変作用角機構201によれば、吸気カム130のカムノーズが第1ローラ52を押動すると、中間アーム44が揺動しつつ第2ローラ53がスライド面50aを押下する。すなわち、吸気カム130のカムノーズが第1ローラ52を押動すると、揺動カムアーム50が制御軸41を支軸として回転する。
その結果、揺動カム面51とロッカーローラ36との接点が非作用面51aから作用面51bへ移動し、ローラロッカーアーム35が押下されることになる。ローラロッカーアーム35が押下されると、それに伴って吸気バルブ11が開弁する。
なお、可変作用角機構201は、制御軸41を回動させる第2電動モータ410を備えている。第2電動モータ410が制御軸41の回転位置を変更すると、スライド面50a上における第2ローラ53の位置が変化し、リフト動作時の揺動カムアーム50の揺動範囲が変化する。
たとえば、第2電動モータ410が制御軸41を図3中の反時計回りに回転させると、スライド面50aにおける第2ローラ53の位置が揺動カムアーム50の先端側に移動する。それに伴い、揺動カム面51とロッカーローラ36との当接位置が非作用面51aの範囲内において作用面51bから離間する位置へ変化する。
よって、吸気カム130のカムノーズが第1ローラ52を押動し始めてからローラロッカーアーム35が揺動し始めるまでに要する揺動カムアーム50の回転量(回転角度)が増加する。その結果、吸気バルブ11の閉弁タイミングが固定されつつ吸気バルブ11の作用角(及びリフト量)が減少する。
逆に、第2電動モータ410が制御軸41を図3中の時計回りに回転させると、スライド面50aにおける第2ローラ53の位置が揺動カムアーム50の基端側へ移動する。それに伴い、揺動カム面51とローラロッカーアーム35との当接位置が非作用面51aの範囲内において作用面51bに近い位置へ変化する。
よって、吸気カム130のカムノーズが第1ローラ52を押動し始めてからローラロッ
カーアーム35が揺動し始めるまでに要する揺動カムアーム50の回転量(回転角度)が減少する。その結果、吸気バルブ11の閉弁タイミングが固定されつつ吸気バルブ11の作用角(及びリフト量)が増加する。
また、可変位相機構202は、図示しないカムプーリと吸気カムシャフト13との間に設けられている。可変位相機構202は、カムプーリに連動して回転する筐体と吸気カムシャフト13に連動して回転する回転軸とを備えた電動モータにより構成されている。
このように構成された可変位相機構202によれば、電動モータの回転軸がカムプーリの回転方向へ回転すると、カムプーリ(クランクシャフト7)に対する吸気カムシャフト13の位相が進角する。その結果、吸気バルブ11の開閉タイミングが進角されることになる。一方、電動モータの回転軸がカムプーリの回転方向と逆方向へ回転すると、カムプーリ(クランクシャフト7)に対する吸気カムシャフト13の位相が遅角する。その結果、吸気バルブ11の開閉タイミングが遅角されることになる。なお、以下では、可変位相機構202を第3電動モータ202と記す場合もある。
ここで図1に戻り、内燃機関1には、該内燃機関1の運転状態を制御するための電子制御ユニット(ECU)20が併設されている。ECU20には、クランクポジションセンサ21、アクセルポジションセンサ22、イグニッションスイッチ23、水温センサ24、リフトセンサ25等の各種センサの出力信号が入力されるようになっている。
クランクポジションセンサ21は、クランクシャフト7の回転位置(回転角度)に相関する電気信号を出力するセンサである。アクセルポジションセンサ22は、図示しないアクセルペダルの操作量(アクセル開度)に相関する電気信号を出力するセンサである。水温センサ24は、内燃機関1を循環する冷却水の温度に相関する電気信号を出力するセンサである。リフトセンサ25は、クランクケース4においてシリンダブロック2との連結部位の近傍に配置され、クランクケース4に対するシリンダブロック2のリフト量(シリンダ軸方向の上死点側への変位量)に相関する電気信号を出力するセンサである。
また、ECU20には、上記した燃料噴射弁15、点火プラグ16、第1電動モータ106、第2電動モータ410、可変位相機構(第3電動モータ)202等の各種機器が電気的に接続されている。ECU20は、上記した各種センサの出力信号に基づいて燃料噴射弁15、点火プラグ16、第1電動モータ106、第2電動モータ410、及び可変位相機構(第3電動モータ)202を制御する。
たとえば、ECU20は、内燃機関1が低負荷運転状態にあるときの熱効率を高めるために、高膨張比制御を行う。高膨張比制御では、ECU20は、内燃機関1の機械圧縮比を高めるべく第1電動モータ106を制御するとともに、内燃機関1の有効圧縮比を低下させるべく第2電動モータ410及び第3電動モータ202を制御する。
詳細には、ECU20は、シリンダブロック2が下死点方向へ変位するように第1電動モータ106を制御するとともに、吸気バルブ11の閉弁時期が圧縮行程半ばまで遅角するように第2電動モータ410を制御する。
このような高膨張比制御が行われると、有効圧縮比がノッキングを回避し得る範囲に保たれたまま、膨脹比を高めることが可能となる。
また、ECU20は、内燃機関1の運転停止要求が発生したとき、言い換えれば、イグニッションスイッチ23がオン(ON)からオフ(OFF)へ切り換えられたときに、可変圧縮比機構100及び可変動弁機構200を次回始動に適した状態まで動作させる運転
停止時制御を実行する。
運転停止時制御では、ECU20は、運転停止要求発生後も内燃機関1の運転を継続させる運転継続処理と、機械圧縮比が次回始動に適した値(始動時基準圧縮比)となり、且つ吸気バルブ11の作用角が次回始動に適した値(始動時基準作用角)となり、且つ吸気バルブ11の閉弁タイミングが次回始動に適した閉弁タイミング(以下、「始動時基準閉弁タイミング」と称する)となるように第1電動モータ106、第2電動モータ410、及び第3電動モータ202を制御する最適化処理と、を行う。
なお、始動時基準圧縮比、始動時基準作用角、及び始動時基準閉弁タイミングは、圧縮端温度及び吸入空気量が冷間始動可能な範囲に収まり、且つ温間始動の際にノッキングやプレイグニッションを回避し得る範囲に収まるように定められた値であり、予め実験などを利用した適合処理によって定められた値である。
このような運転停止時制御が実行されると、次回始動時において、クランキングトルクの増大に伴う始動性の低下やスタータモータの負荷増加、ノッキングの発生に伴う振動・騒音の増加、未燃燃料成分の排出量増加による排気エミッションの増加を緩和することが可能となる。
ところで、運転継続処理実行期間中に第1電動モータ106、第2電動モータ410、及び第3電動モータ202が一斉に動作させられると、バッテリ電圧が過剰に低下する可能性がある。バッテリ電圧が過剰に低下すると、ECU20が正常な動作を継続することができずにリセットされる可能性がある。その場合、可変圧縮比機構100及び可変動弁機構200の状態を次回始動に適した状態にすることができなくなる虞がある。
そこで、本実施例における運転停止時制御では、ECU20は、運転継続処理実行期間中に可変圧縮比機構100又は可変動弁機構200の何れか一方のみを動作させ、運転継続処理実行期間終了後に可変圧縮比機構100又は可変動弁機構200の何れか他方を作動させるようにした。
このような方法により運転停止時制御が実行されると、バッテリ電圧の過剰な低下を回避することができるため、可変圧縮比機構100及び可変動弁機構200を次回始動に適した状態まで確実に動作させることが可能になる。
なお、ECU20は、運転停止要求発生時におけるリフトセンサ25の出力信号(実機械圧縮比)が始動時基準圧縮比より低いか否かの判別結果に基づいて、運転継続処理実行期間中に動作させる機構を選択してもよい。
実機械圧縮比が始動時基準圧縮比より低い場合は、可変圧縮比機構100が実機械圧縮比を始動時基準圧縮比まで高める(燃焼室容積を縮小させる)必要がある。一方、実機械圧縮比が始動時基準圧縮比以上である場合は、可変圧縮比機構100が実機械圧縮比を始動時基準圧縮比まで低下させる(燃焼室容積を拡大させる)必要がある。
ここで、本実施例の可変圧縮比機構100のように燃焼室容積を変更する機構においては、気筒5内で発生する燃焼圧が燃焼室容積を拡大(機械圧縮比を低下)させるように作用する。そのため、可変圧縮比機構100が燃焼室容積を拡大させる場合には燃焼圧が可変圧縮比機構100の動作を補助するアシスト力として作用するが、可変圧縮比機構100が燃焼室容積を縮小させる場合には燃焼圧が可変圧縮比機構100の動作を妨げる反力として作用することになる。
また、可変位相機構202が吸気カムシャフト13の位相を変更する際に、可変位相機構202は、クランクシャフト7からカムプーリを吸気カムシャフト13より進角させようとする力を受けるとともに、バルブスプリング11bから吸気カムシャフト13をカムプーリより遅角させようとする力を受ける。そのため、吸気カムシャフト13の位相を進角させる場合には上記した力が可変位相機構202の動作を妨げる反力として作用するが、吸気カムシャフト13の位相を遅角させる場合には上記した力が可変位相機構202の動作を補助するアシスト力として作用する。
なお、実機械圧縮比が始動時基準圧縮比より低いとき(内燃機関1が高負荷運転状態にあるとき)は吸気カムシャフト13の位相が始動時基準位相より遅角され、実機械圧縮比が始動時基準圧縮比より高いとき(内燃機関1が低負荷運転状態又はアイドル運転状態にあるとき)は吸気カムシャフト13の位相が始動時基準位相より進角されるものとする。
一方、可変作用角機構201が吸気バルブ11の作用角を変更する際に、バルブスプリング11bの付勢力が可変作用角機構201に作用する。詳細には、可変作用角機構201が吸気バルブ11の作用角を拡大させる場合にはバルブスプリング11bの付勢力が可変作用角機構201の動作を妨げる反力として作用し、可変作用角機構201が吸気バルブ11の作用角を縮小させる場合にはバルブスプリング11bの付勢力が可変作用角機構201の動作を補助するアシスト力として作用する。ただし、上記した傾向は、内燃機関1が運転中であるか或いは運転停止中であるかにかかわらず一定である。
そこで、ECU20は、実機械圧縮比が始動時基準圧縮比より高い場合(内燃機関1が低負荷運転状態又はアイドル運転状態にあるときに運転停止要求が発生した場合)は、図4に示すように、運転継続処理実行期間中に可変圧縮比機構100を動作させ、運転継続処理実行期間終了後(フューエルカット(FC)の実施後)に可変作用角機構201及び可変位相機構202を動作させるようにした。
その場合、気筒5内で発生する燃焼圧が可変圧縮比機構100の動作を補助するアシスト力として作用するため、第1電動モータ106の印加電圧を低く抑えることができる。その結果、運転継続処理実行期間中にバッテリ電圧が過剰に低下する事態を回避することができる。
なお、吸気カムシャフト13の位相は運転継続処理実行期間中に変更されるようにしてもよい。運転継続処理実行期間中はバルブスプリング1bの付勢力及びクランクシャフト7の回転力を利用して吸気カムシャフト13の位相を始動時基準位相まで遅角させることができる。そのため、第3電動モータ202を作動させることなく吸気カムシャフト13の位相を始動時基準位相まで遅角させることができる。よって、運転継続処理実行期間中は第1電動モータ106のみを作動させ、運転継続処理実行期間終了後は第2電動モータ410のみを作動させればよいことになる。その結果、運転継続処理実行期間中におけるバッテリ電圧の低下量を少なく抑えつつ、運転継続処理実行期間終了後におけるバッテリ電圧の低下量も少なく抑えることが可能になる。
また、ECU20は、実機械圧縮比が始動時基準圧縮比より低い場合(内燃機関1が高負荷運転状態にあるときに運転停止要求が発生した場合)は、図5に示すように、運転継続処理実行期間中に可変作用角機構201及び可変位相機構202を動作させ、運転継続処理実行期間終了後(フューエルカット(FC)の実施後)の運転停止中に可変圧縮比機構100を動作させるようにした。
その場合、運転継続処理実行期間中に可変作用角機構201と可変位相機構202を動作させる必要があるが、バルブスプリング11bの付勢力が可変作用角機構201の動作
を補助するアシスト力として作用するため、第2電動モータ410の印加電圧を小さくすることができる。
なお、吸気カムシャフト13の位相は運転継続処理実行期間終了後に変更されるようにしてもよい。運転継続処理実行期間はクランクシャフト7の回転力が可変位相機構202の動作(吸気カムシャフト13を進角させる動作)を妨げる反力として作用するため、第3電動モータ202の消費電力が大きくなる可能性がある。これに対し、運転継続処理実行期間終了後に吸気カムシャフト13の位相が変更されると、運転継続処理実行期間中より低い印加電圧によって吸気カムシャフト13の位相を変更することができる。よって、運転継続処理実行期間終了後におけるバッテリ電圧の過剰な低下を回避しつつ、運転継続処理実行期間中におけるバッテリ電圧の低下量を一層少なく抑えることができる。
以下、本実施例における運転停止時制御の実行手順について図6に沿って説明する。図6は、運転停止時制御ルーチンを示すフローチャートである。このルーチンは、予めECU20のROMに記憶されているルーチンであり、イグニションスイッチがオン(ON)からオフ(OFF)へ切り換えられたことをトリガにしてECU20が実行するルーチンである。
図6の運転停止時制御ルーチンでは、ECU20は、先ずS101においてイグニッションスイッチ23がオン(ON)からオフ(OFF)へ切り換えられたか否かを判別する。S101において否定判定された場合は、ECU20は本ルーチンの実行を終了する。一方、S101において肯定判定された場合は、ECU20はS102へ進む。
S102では、ECU20は、運転継続処理を実行する。具体的には、ECU20は、燃料噴射弁15及び点火プラグ16の作動を継続させる。その際の目標噴射量及び目標点火時期は、内燃機関1がアイドル運転状態にあるときの目標噴射量及び目標点火時期に設定されるものとする。
S103では、ECU20は、リフトセンサ25の出力信号(実機械圧縮比)を読み込む。続いて、ECU20は、S104へ進み、前記実機械圧縮比が始動時基準圧縮比より低いか否かを判別する。前記S104において肯定判定された場合は、ECU20は、S105へ進む。
S105では、ECU20は、吸気バルブ11の作用角を始動時基準作用角まで変更すべく第2電動モータ410を動作させるとともに、吸気カムシャフト13の位相を始動時基準位相まで変更すべく第3電動モータ202を動作させる。
S106では、吸気バルブ11の実作用角(制御軸41の回転位置)が始動時基準作用角と等しく、且つ吸気カムシャフト13の実位相が始動時基準位相に等しくなったか否かを判別する。S106において否定判定された場合は、ECU20は、S105へ戻る。S106において肯定判定された場合は、ECU20は、S107へ進む。
S107では、ECU20は、可変作用角機構201及び可変位相機構202(第2電動モータ410及び第3電動モータ202)の動作を停止させるとともに、運転継続処理を終了(燃料噴射弁15の作動停止、及び点火プラグ16の作動停止)させる。
S108では、ECU20は、実機械圧縮比を始動時基準圧縮比に変更すべく可変圧縮比機構100(第1電動モータ106)を作動させる。
また、前記S104において否定判定された場合は、ECU20は、S109へ進む。
S109では、ECU20は、実機械圧縮比を始動時基準圧縮比に変更すべく可変圧縮比機構100(第1電動モータ106)を作動させる。
S110では、ECU20は、実機械圧縮比が始動時基準圧縮比に等しくなったか否かを判別する。S110において否定判定された場合は、ECU20は、S109へ戻る。S110において肯定判定された場合は、ECU20は、S111へ進む。
S111では、ECU20は、可変圧縮比機構100(第1電動モータ106)の動作を停止させるとともに、運転継続処理を終了(燃料噴射弁15の作動停止、及び点火プラグ16の作動停止)させる。
S112では、ECU20は、吸気バルブ11の作用角を始動時基準作用角まで変更すべく第2電動モータ410を動作させるとともに、吸気カムシャフト13の位相を始動時基準位相まで変更すべく第3電動モータ202を動作させる。
以上述べたようにECU20が運転停止時制御ルーチンを実行することにより、本発明に係わる運転継続手段、制御手段、及び判別手段が実現される。その結果、内燃機関1の運転停止要求が発生したときにバッテリ電圧の過剰な低下を回避しつつ可変圧縮比機構100及び可変動弁機構200を次回始動に適した状態へ動作させることができる。
前述した実施例においては、本発明を火花点火式の内燃機関(ガソリンエンジン)に適用する例について説明したが、本発明を圧縮着火式の内燃機関(ディーゼルエンジン)に適用してもよい。要するに、本発明は、電動アクチュエータにより駆動される可変機構を複数具備する内燃機関であれば適用可能である。
1 内燃機関
2 シリンダブロック
3 シリンダヘッド
4 クランクケース
5 気筒
6 ピストン
7 クランクシャフト
8 コネクティングロッド
9 吸気ポート
10 排気ポート
11 吸気バルブ
11b バルブスプリング
12 排気バルブ
13 吸気カムシャフト
14 排気カムシャフト
15 燃料噴射弁
16 点火プラグ
25 リフトセンサ
100 可変圧縮比機構
106 第1電動モータ
130 吸気カム
200 可変動弁機構
201 可変作用角機構
202 可変位相機構
202 第3電動モータ
410 第2電動モータ

Claims (3)

  1. 電動アクチュエータにより駆動される可変動弁機構と電動アクチュエータにより駆動される可変圧縮比機構とを備えた内燃機関の可変機構制御システムにおいて、
    内燃機関の運転停止要求が発生した後に内燃機関の運転を継続させる運転継続手段と、
    前記運転継続手段による運転継続期間中に前記可変動弁機構又は前記可変圧縮比機構の何れか一方を次回始動に適した状態まで動作させ、前記運転継続手段による運転継続期間の終了後に前記可変動弁機構又は前記可変圧縮比機構の何れか他方を次回始動に適した状態まで動作させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の可変機構制御システム。
  2. 請求項1において、運転停止要求発生時における内燃機関の圧縮比を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された圧縮比が次回始動に適した圧縮比である始動時基準圧縮比より低いか否かを判別する判別手段と、
    をさらに備え、
    前記制御手段は、前記判別手段により肯定判定された場合は運転継続期間中に動作させる機構として可変動弁機構を選択し、前記判別手段により否定判定された場合は運転継続期間中に動作させる機構として可変圧縮比機構を選択することを特徴とする内燃機関の可変機構制御システム。
  3. 請求項1又は2において、前記制御手段は、運転停止要求発生時における可変動弁機構の状態が電動アクチュエータの動力に依存することなく次回始動に適した状態まで動作可能である場合は、可変動弁機構用の電動アクチュエータに対する電力供給を行わないことを特徴とする内燃機関の可変機構制御システム。
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