JP2011152254A - 内視鏡用可撓管のワイヤガイド機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】内視鏡用可撓管の内蔵物を確実に保護しつつ良好な操作性を保ち、さらにワイヤの亀裂や破損を防止可能な内視鏡湾曲部のワイヤガイド機構を実現する。
【解決手段】挿入部可撓管の先端部に配置された先端ガイド部材60には、ワイヤ48が通るガイド穴60Hが設けられている。ワイヤ48の先端領域48Tの周囲には、ワイヤ止め54が形成されている。ワイヤ止め54は、ガイド穴60Hに嵌合する嵌合領域54Aを含む。嵌合領域54Aがガイド穴60Hに嵌合されていること等により、先端領域48Tは、先端ガイド部材60により保持される。
【選択図】図3
【解決手段】挿入部可撓管の先端部に配置された先端ガイド部材60には、ワイヤ48が通るガイド穴60Hが設けられている。ワイヤ48の先端領域48Tの周囲には、ワイヤ止め54が形成されている。ワイヤ止め54は、ガイド穴60Hに嵌合する嵌合領域54Aを含む。嵌合領域54Aがガイド穴60Hに嵌合されていること等により、先端領域48Tは、先端ガイド部材60により保持される。
【選択図】図3
Description
本発明は、内視鏡用可撓管の湾曲動作のためのワイヤを含むワイヤガイド機構に関する。
内視鏡の挿入部は、一般に可撓管で形成されている。この内視鏡用可撓管の先端寄りの部分においては、通常、複数のリング状のセグメント部材が互いに連結された湾曲部が形成されている。そして、連結されたセグメント部材のガイド穴を通るワイヤを配置し、ユーザの操作に応じてワイヤを引っ張り、あるいは緩めることにより、内視鏡用可撓管の湾曲部を湾曲させることが知られている(特許文献1参照)。
ワイヤの先端においては、通常、ワイヤ止めが形成されており、ワイヤ止めは、内視鏡用可撓管湾曲部の先端のセグメント部材におけるガイド部よりもさらに先端側に突出している。このワイヤ止めの径は、セグメント部材のガイド穴の径よりも大きい。このようなワイヤ止めにより、ガイド穴を通って移動可能であるワイヤのセグメント部材からの脱離が防止される。ワイヤ止めは、一般に、ろう付によりワイヤ本体の外周に固定されている。そしてろう付により形成されたろう付部は、先端に配置されたセグメント部材のガイド穴に接している。
ワイヤの先端が移動可能である場合、先端側に突出したワイヤ止めを含むワイヤの先端領域が、撮像ユニット等の内視鏡用可撓管の内蔵物に接触する可能性がある。この場合、ワイヤの先端領域が内蔵物に損傷を与えるおそれがある。この損傷を防止すべく、先端のセグメント部材を基端部側に伸びた形状に変えること等により、ワイヤ止めの位置を基端部側にずらすことが考えられるが、この場合、湾曲しない先端硬性部が長くなってしまう。この結果、内視鏡用可撓管の操作性が低下してしまう。
また、ワイヤ止めを固定するろう付に使用された金属の冷却による微細な変形等により、ろう付部の形状には、多少の誤差が生じ得る。そして本来の均等な形状ではないろう付部がセグメント部材のガイド穴に接した状態においては、ワイヤ止めを含むワイヤの先端部が、不自然に湾曲してしまう。このため、同一箇所が繰り返し湾曲されることにより、ワイヤの先端部に亀裂が生じる恐れがある。そして亀裂によりワイヤが破損すると、湾曲動作が不自由となって内視鏡観察に支障をきたし得る。
本発明は、内視鏡用可撓管の内蔵物を確実に保護しつつ良好な操作性を保ち、さらにワイヤの亀裂や破損を防止可能な内視鏡湾曲部のワイヤガイド機構の実現を目的とする。
本発明のワイヤガイド機構は、内視鏡用可撓管を湾曲させるために内視鏡用可撓管の長手方向に沿って配置されたワイヤと、ワイヤの通るガイド穴がそれぞれ設けられた複数のガイド部材とを備えている。そしてワイヤガイド機構は、ワイヤの先端領域の外周においてワイヤ止めが形成されており、ワイヤ止めが、複数のガイド部材のうちで先端に配置された先端ガイド部材のガイド穴に嵌合することにより、先端領域が先端ガイド部材により保持されていることを特徴とする。
ワイヤ止めは、ガイド穴に嵌合する嵌合領域と、嵌合領域がガイド穴に嵌合しているときに先端ガイド部材よりも先端側に突出する突出領域とを有することが好ましい。この場合、突出領域の径が嵌合領域の径よりも大きいことが、さらに好ましい。嵌合領域は、例えば、基端部側の径が先端側の径よりも小さいテーパ状である。先端ガイド部材においては、例えば、ガイド穴の基端部側の径が先端側の径よりも小さい。
ワイヤ止めにおいては、嵌合領域と突出領域とが段状に配置されていることが好ましい。この場合、嵌合領域と突出領域との間で、先端ガイド部材の先端部が当接する当接面が形成されていることがより好ましい。
ワイヤ止めは、例えば、ガイド穴に嵌合すると先端ガイド部材の内側に収納される。この場合、ワイヤ止めが、先端側の径が基端部側の径よりも大きい段状であることが好ましい。
本発明によれば、内視鏡用可撓管の挿入部における内蔵物を確実に保護しつつ良好な操作性を保ち、さらにワイヤの亀裂や破損を防止可能な内視鏡湾曲部のワイヤガイド機構を実現できる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1は、第1の実施形態の内視鏡装置のスコープを示す図である。
内視鏡装置のスコープ10は、操作部20から延びる挿入部30(内視鏡用可撓管)を含む。挿入部30は、体内器官の画像を生成するために、体腔内に挿入される。内視鏡装置のプロセッサに設けられた光源(いずれも図示せず)から、照明光が挿入部30に送られる。照明光は、挿入部30の先端面30Tから観察の対象である体内器官に出射される。
体内器官からの反射光により、挿入部30の先端に設けられた撮像素子(図示せず)で生成された画像信号等は、プロセッサに送られる。画像信号は、プロセッサにおける所定の処理の後に、画像表示装置(図示せず)に送信される。この結果、体内器官が観察、撮影される。
このように、内視鏡観察のために体腔内に挿入される挿入部30の先端には、湾曲操作が可能な湾曲領域32が設けられている。この湾曲領域32により、所望の体内器官を容易に観察、撮影可能できる。これに対し、挿入部30における基端部36、すなわち操作部20側の領域は、挿入部30の挿入動作を容易にするべく、ある程度の硬さを有しており、湾曲しにくい。
図2は、第1の実施形態の挿入部30の湾曲領域32を長手方向に沿って切断した断面図である。図3は、図2における先端ガイド部材の周囲を拡大して示す断面図である。
挿入部30の湾曲領域32の中心には、複数のセグメント部材40が互いに接続された節輪構造体50が設けられている。節輪構造体50は、挿入部30の芯材として機能する。なお節輪構造体50の先端、すなわち先端面30T側には、セグメント部材40と形状が異なるセグメント部材42が配置されている。後述する先端硬性部と、節輪構造体50との接続のためである。また、節輪構造体50の外側には、挿入部30の表面を形成する外皮層52が設けられている。
セグメント部材40、42においては、舌片44が形成されている。互いに隣接するセグメント部材40同士、あるいはセグメント部材40および42は、舌片44同士がリベット46で固定されることにより、互いに回動自在に接続されている。このようにセグメント部材40が、リベット46の軸を中心として、隣接するセグメント部材40に対して相対回動自在であることにより、節輪構造体50は湾曲可能である。なお、湾曲領域32における節輪構造体50が形成されていない先端硬性部38は、湾曲しない。
節輪構造体50においては、金属繊維を束ねたワイヤ48と、複数のガイド部材60を有するワイヤガイド機構64が設けられている。ワイヤ48は、矢印Aの示す挿入部30および節輪構造体50の長手方向に沿って配置されている。そしてガイド部材60は、セグメント部材40、42に取り付けられている。複数のガイド部材60には、それぞれワイヤ48が通るガイド穴60Hが設けられている。
ワイヤ48の先端領域48Tの周囲には、ワイヤ止め54が形成されている。ワイヤ止め54は、先端領域48Tがガイド部材60のガイド穴60Hから脱離することを防止する。このためワイヤ止め54は、節輪構造体50の先端に配置されたガイド部材60(先端ガイド部材)のガイド穴60Hに嵌合されている。一方、ワイヤ48の基端部36側は、挿入部30の操作部20(図1参照)に連結している。
このように、挿入部30の長手方向および節輪構造体50の中心軸50Aに沿って配置されたワイヤ48が、操作部20の操作により引っ張られ、あるいは緩められて引き延ばされる。この結果、ユーザの指示に応じて湾曲領域32が湾曲し、あるいは湾曲状態から直線状に引き延ばされる。
ワイヤ止め54は、図3に示されたように、先端ガイド部材60のガイド穴60Hに嵌合する嵌合領域54Aと、突出領域54Bとを含む。突出領域54Bは、矢印Bの示すように、先端ガイド部材60よりも挿入部30の先端側に、すなわち挿入部30の先端面30T側に突出している(図2参照)。
嵌合領域54Aは、基端部36側の径が先端側の径よりも小さいテーパ状である。この嵌合領域54Aの形状に対応するように、先端ガイド部材60においては、ガイド穴60Hの基端部側の径が先端側の径よりも小さい。そして突出領域54Bは略円筒形であって、突出領域54Bの径は、嵌合領域54Aの最大径よりも若干大きい。
このように、テーパ状の嵌合領域54Aをガイド穴60Hに嵌合させつつ、より径の大きい突出領域54Bを設けたことにより、ワイヤ48の先端領域48Tは、先端ガイド部材60によって強固に保持される。このため、主としてワイヤ48を基端部側に引っ張る方向の力が加えられても、図3に示されたように、ワイヤ48の直進性が保たれる。
また、ワイヤ48を先端部側に押し出す力が加えられても、嵌合領域54Aと先端ガイド部材60との間の摩擦により、ガイド穴60Hから外れた先端領域48Tが、矢印Bの示すように先端側に移動することが防止される。このため、先端領域48Tおよびワイヤ止め54が、挿入部30の先端に設けられた撮像ユニット56(図2参照)に対して接触することも防止される。
なおワイヤ止め54は、金属等の適度に硬い部材で形成されている。ワイヤ止め54は、例えば、ろう付により先端領域48Tに固定されている。このためワイヤ止め54の基端部側には、ろう付に用いられたはんだ等により、ろう付部62が形成されている。ろう付部62は、ワイヤ止め54ほど強度が高くないため、先端ガイド部材60の内面60Sにより押圧されないように、破線で示された嵌合領域54Aの傾斜面の延長面54Sよりも内側に形成されている。
以上のように本実施形態によれば、ワイヤ48の移動により、先端領域48Tが撮像ユニット56等の挿入部30の内蔵物に接触し、破損させることは確実に防止される。さらに、ワイヤ止め54をガイド穴60Hに嵌合させたことにより、湾曲領域32の先端側へのワイヤ48の突出量が抑制される。このため、例えばより短いセグメント部材42(図2参照)を用いて、ワイヤ48を内蔵物の近傍まで配置することにより先端硬性部38を短くし、湾曲可能な領域を十分に確保することができる。従って挿入部30は、操作性にも優れている。
さらに、先端ガイド部材60によってワイヤ止め54が保持されるため、先端領域48Tは、不自然な形状となるように繰り返し湾曲されることがなく、真っ直ぐの状態で保たれる。このため、先端領域48Tにおける亀裂の発生や破損が防止され、ワイヤ48を長期間に渡り良好な状態で使用できる。
次に、第2の実施形態につき、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。図4は、第2の実施形態における先端ガイド部材60の周囲を拡大した、図3に対応する断面図である。なお以下の図面では、第1の実施形態と同一、もしくは対応する部材には同一の符号が付されている。
本実施形態においては、ワイヤ止め54および先端ガイド部材60の形状が、第1の実施形態と異なっている。すなわち本実施形態では、嵌合領域54Aと突出領域54Bとがいずれも略円筒形であり、ガイド穴60Hの径も一定である。そして、より径の大きい嵌合領域54Aと、径の小さい突出領域54Bとが、ワイヤ48の長手方向に関して段状に配置されている。
嵌合領域54Aは、ガイド穴60Hに嵌合し、先端ガイド部材60によって保持される。このため本実施形態においても、先端領域48Tが矢印Bの示すように先端側に移動してしまうことが防止される。
さらに、突出領域54Bと嵌合領域54Aとの間には、当接面54Pが設けられている。当接面54Pは、ワイヤ48の長手方向に対して垂直であって、先端領域48Tの全周に渡って設けられている。このような当接面54Pに先端ガイド部材60の先端部60Tが当接するため、ワイヤ48が基端部側に引っ張られた場合であっても、先端ガイド部材60に保持された先端領域48Tの移動が防止される。
以上のように本実施形態によれば、ワイヤ止め54において当接面54Pを設けたことにより、先端領域48Tは、先端ガイド部材60によってさらに強固に保持される。このため、先端領域48Tの移動をより確実に防止できる。
次に、第3の実施形態につき、第2の実施形態との相違点を中心に説明する。図5は、第3の実施形態における先端ガイド部材60の周囲を拡大した、図3、4に対応する断面図である。
本実施形態においては、ワイヤ止め54が、ガイド穴60Hに嵌合されると、先端ガイド部材60の内部に収納される。すなわち、ガイド穴60Hに嵌合された状態のワイヤ止め54においては、嵌合領域54Aのみならず、突出領域54Bもガイド穴60H内に収納される。
本実施形態のワイヤ止め54の形状は、第2の実施形態と同様である。すなわち、より先端側にあって径の大きい嵌合領域54Aと、基端部側にあって径の小さい突出領域54Bとが、ワイヤ48の長手方向に関して段状に配置されている。
一方、本実施形態の先端ガイド部材60は、嵌合状態のワイヤ止め54全体を内部に収納するために、ワイヤ48の長手方向に沿ったサイズがこれまでの実施形態よりも大きい。また、ガイド穴60の形状はワイヤ止め54の形状に対応しており、当接面54Pの当接するガイド側当接面60Pが形成されている。
以上のように本実施形態によれば、突出領域54Bが収納可能であるため、例えばセグメント部材42(図2参照)をより短くすること等によって、先端ガイド部材60を撮像ユニット56に近づけて配置することができる。従って、本実施形態においては、これまでの実施形態よりもさらに、ワイヤ48を先端面31T側まで配置することができ、湾曲可能な領域が十分に確保される(図1参照)。
また、ワイヤ止め54がガイド穴60Hに嵌合されると、当接面54Pの全域が、先端ガイド部材60のガイド側当接面60Pに当接されるため、ワイヤ止め54は、先端ガイド部材60によってより強固に保持される。
次に、比較例のワイヤガイド機構につき説明する。図6は、比較例における先端ガイド部材の周囲を拡大した、図3〜5に対応する断面図である。図7は、比較例のワイヤに亀裂が生じた状態を示す断面図である。
比較例のワイヤ68においては、先端領域68Tの外周にワイヤ止め74を固定するためのろう付により形成されたろう付部82が形成されている。そしてワイヤ止め74は、先端ガイド部材80のガイド穴80Hに嵌合されず、ろう付部82が、単に先端部80Tに接しているのみである。このように、ワイヤ止め74が嵌合されず、先端領域68Tが先端ガイド部材80によって保持されていないため、先端領域68Tは、矢印Bの示すように、挿入部可撓管の先端面(図示せず)側に向かって移動し得る。
このため先端領域68Tが、例えば上述の実施形態で示された撮像ユニット56(図2参照)等の内容物に接触し、内蔵物に損傷を与えるおそれがある。そしてこのような内容物の損傷を防止すべく、先端ガイド部材80の位置を基端部側に移動させた場合には、上述の実施形態の先端硬性部38に相当する領域が長くなり、ワイヤ68が挿入部可撓管の先端付近に配置されなくなる。このため、挿入部可撓管の操作性が低下してしまう。
また、ろう付部82の形状には、一般的に多少の誤差が生じ得る。ワイヤ68の製造時にやや不均等にろう付されたり、ろう付に使用された金属の冷却による微細な変形等による。さらに、ワイヤ止め74ほどの強度の高くないろう付部82は、当初はほぼ正常かつ均等な形状であったとしても、長期間に渡って先端部80Tに押し付けられることにより摩耗し、不均等な形状に変化し得る。
例えば、図7に示されたワイヤ68においては、ろう付部82の紙面下側の領域が、上側の領域よりも小さくなっている。このように不均等な形状のろう付部82が先端ガイド部材80に接すると、先端領域68Tは、不自然に湾曲してしまう。そして先端領域68Tが繰り返し湾曲されると、ワイヤ68において亀裂68Aが生じる恐れがある。亀裂68Aが拡張するとワイヤ68が破損し、挿入部可撓管の湾曲動作が不可能となり得る。
これに対し、上述の各実施形態においては、内蔵物を確実に保護することができ、挿入部30の操作性は良好である。さらに、ワイヤ48も良好な状態で保たれる。
ワイヤガイド機構を構成する部材の形状、材質等は、上述の実施形態に限定されない。例えば、第1の実施形態においては、嵌合領域54Aのみでなく、ワイヤ止め54全体をテーパ状にしても良い。また、第1〜第3の実施形態を適宜、組み合わせても良い。例えば、第1の実施形態のテーパ状の嵌合領域54Aを含むワイヤ止め54(図3参照)において、第2の実施形態の当接面54P(図4参照)を設けても良い。
30 挿入部(内視鏡用可撓管)
48 ワイヤ
48T 先端領域
54 ワイヤ止め
54A 嵌合領域
54B 突出領域
54P 当接面
60 ガイド部材
60T 先端部
64 ワイヤガイド機構
48 ワイヤ
48T 先端領域
54 ワイヤ止め
54A 嵌合領域
54B 突出領域
54P 当接面
60 ガイド部材
60T 先端部
64 ワイヤガイド機構
Claims (9)
- 内視鏡用可撓管を湾曲させるために前記内視鏡用可撓管の長手方向に沿って配置されたワイヤと、前記ワイヤの通るガイド穴がそれぞれ設けられた複数のガイド部材とを備え、
前記ワイヤの先端領域の外周においてワイヤ止めが形成されており、前記ワイヤ止めが、前記複数のガイド部材のうちで先端に配置された先端ガイド部材の前記ガイド穴に嵌合することにより、前記先端領域が前記先端ガイド部材により保持されていることを特徴とするワイヤガイド機構。 - 前記ワイヤ止めが、前記ガイド穴に嵌合する嵌合領域と、前記嵌合領域が前記ガイド穴に嵌合しているときに前記先端ガイド部材よりも先端側に突出する突出領域とを有することを特徴とする請求項1に記載のワイヤガイド機構。
- 前記突出領域の径が、前記嵌合領域の径よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載のワイヤガイド機構。
- 前記嵌合領域が、基端部側の径が先端側の径よりも小さいテーパ状であることを特徴とする請求項2に記載のワイヤガイド機構。
- 前記先端ガイド部材において、前記ガイド穴の基端部側の径が先端側の径よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載のワイヤガイド機構。
- 前記ワイヤ止めにおいて、前記嵌合領域と前記突出領域とが段状に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のワイヤガイド機構。
- 前記嵌合領域と前記突出領域との間で、前記先端ガイド部材の先端部が当接する当接面が形成されていることを特徴とする請求項6に記載のワイヤガイド機構。
- 前記ワイヤ止めが、前記ガイド穴に嵌合すると前記先端ガイド部材の内側に収納されることを特徴とする請求項1に記載のワイヤガイド機構。
- 前記ワイヤ止めが、先端側の径が基端部側の径よりも大きい段状であることを特徴とする請求項8に記載のワイヤガイド機構。
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JP2010015025A JP2011152254A (ja) | 2010-01-27 | 2010-01-27 | 内視鏡用可撓管のワイヤガイド機構 |
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