JP2011151958A - 給電装置、受電装置、およびワイヤレス給電システム - Google Patents

給電装置、受電装置、およびワイヤレス給電システム Download PDF

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Abstract

【課題】磁界共鳴型においてより広帯域な周波数特性を得ることが可能な給電装置、受電装置、およびワイヤレス給電システムを提供する。
【解決手段】給電装置20は、給電すべき電力を生成する電力生成部22と、電力生成部22で生成される電力が給電される給電素子211と、多段に配置され、互いに磁界共鳴関係をもって結合する複数の共振素子212−1,212−2と、を有し、複数の共振素子の一つの共振素子212−1は、給電素子211により電磁誘導により結合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、非接触(ワイヤレス)で電力の供給、受信を行う非接触給電方式の給電装置、受電装置、およびワイヤレス給電システムに関するものである。
ワイヤレス(無線)で電力の供給を行う方式として電磁誘導方式が知られている。
また、近年、電磁共鳴現象を利用した磁界共鳴方式と呼ばれる方式を用いたワイヤレス給電、および充電システムが注目されている。
現在、既に広く用いられている電磁誘導方式の非接触給電方式は、給電元と給電先(受電側)とで磁束を共有する必要があり、効率良く電力を送るには給電元と給電先とを極近接して配置する必要があり、結合の軸合わせも重要である。
一方、電磁共鳴現象を用いた非接触給電方式は、電磁共鳴現象という原理から、電磁誘導方式よりも距離を離して電力伝送することができ、かつ、多少軸合わせが悪くても伝送効率があまり落ちないという利点がある。
なお、電磁共鳴現象には磁界共鳴方式の他に電界共鳴方式がある。
たとえば特許文献1には、磁界共鳴方式を採用したワイヤレス給電システムが開示されている。
この特許文献1に開示される技術では、給電回路と接続された給電コイルから、電磁誘導により共振コイル(共鳴コイルともいう)に電力が伝達される構成を有し、周波数の調整が共振コイルに接続されたキャパシタおよび抵抗によって行われる。
近年、磁界の共振現象を利用した磁界共鳴方式を採用して2m離れて60Wの電力伝送を実現した無線電力伝送技術が報告されている。
また、磁界共鳴方式を採用して、60Wの電力を伝送し、50cm離れた電子機器を駆動する高効率な「ワイヤレス給電システム」の開発が報告されている。
特開2001−185939号公報
上述したように、磁界共鳴型ワイヤレス給電(電力伝送)システムは磁界により電力を伝送する点においては電磁誘導と同様であるが、磁界共鳴型では共鳴現象を利用することで電磁誘導型と比較して凡そ十倍程度の伝送距離が得られる。
しかし、そのような性能を得るには優れた共振器、すなわち高いQ値を持った共振器が必要となる。
Q値が高いと言うことはシャープな周波数特性を持つことを意味し、帯域幅とはトレードオフの関係となる。そして狭い帯域幅は以下のような欠点に繋がる。
1)搬送波の周波数がずれると伝送効率が著しく低下する。
2)周囲環境の変化や温度変化により共振器の共振周波数がずれると伝送効率が著しく低下する。
3)共振点以外の周波数では電力が伝送できない。
予め設定した共振周波数以外で電力を伝送するには共振周波数を変更する必要がある。よって何らかの定数の設定変更が必要となる。
その結果、機構的に複雑になり、共振器のQ値の低下など電気的特性の劣化に繋がる。
4)電力伝送用の搬送波に変調を掛けてデータを重畳することも可能である。この場合、ノイズ耐性の高い位相変調・周波数変調ではデータの転送レートと占有帯域幅は比例関係にあるので、伝送帯域幅が狭いと高速なデータ伝送を行うことは困難となる。
以上のように、磁界共鳴型電力伝送システムは基本的にふたつの共振器を持ち、条件によっては単独の共振器の周波数特性と比較して広い帯域幅が得られるが、磁界共鳴型の本質として各共振器は高いQ値を持つ必要があり、より広い帯域幅が望まれる。
本発明は、磁界共鳴型においてより広帯域な周波数特性を得ることが可能な給電装置、受電装置、およびワイヤレス給電システムを提供することにある。
本発明の第1の観点の給電装置は、給電すべき電力を生成する電力生成部と、上記電力生成部で生成される電力が給電される給電素子と、多段に配置され、互いに磁界共鳴関係をもって結合する複数の共振素子と、を有し、上記複数の共振素子の一つは、上記給電素子により電磁誘導により結合する。
本発明の第2の観点の受電装置は、多段に配置され、互いに磁界共鳴関係をもって結合する複数の共振素子と、上記共振素子との電磁誘導により結合して受電した電力が給電される給電素子と、を有し、上記複数の共振素子は、ひとつの共振素子が磁界共鳴関係をもって送電された電力を受電し、他の共振素子が上記給電素子と電磁誘導によって結合する。
本発明の第3の観点のワイヤレス給電システムは、給電装置と、上記給電装置から送電された電力を含む送信信号を、磁界共鳴関係をもって受電する受電装置と、を有し、上記給電装置は、給電すべき電力を生成する電力生成部と、上記電力生成部で生成される電力が給電される給電素子と、上記給電素子により電磁誘導により結合する少なくとも一つの共振素子と、を含み、上記受電装置は、磁界共鳴関係をもって上記給電装置から送電された電力を受電する共振素子と、共振素子との電磁誘導により結合して受電した電力が給電される給電素子と、を含み、上記給電装置および上記受電装置の少なくとも一方は、多段に配置され、互いに磁界共鳴関係をもって結合する複数の共振素子を含む。
本発明によれば、磁界共鳴型においてより広帯域な周波数特性を得ることができる。
本発明の第1の実施形態に係るワイヤレス給電システムの構成例を示すブロック図である。 本第1の実施形態に係るワイヤレス給電システムの等価ブロックを示す図である。 本第1の実施形態に係るワイヤレス給電システムの等価回路を示す図である。 図3の回路において結合度を含む回路の定数を適切に設計した場合の周波数特性のシミュレーション結果の値を示す図である。 図3の回路において結合度を含む回路の定数を適切に設計した場合の周波数特性の実測値を示す図である。 は、本発明の第2の実施形態に係るワイヤレス給電システムの構成例を示すブロック図である。 は、本発明の第3の実施形態に係るワイヤレス給電システムの構成例を示すブロック図である。 本第3の実施形態に係るワイヤレス給電システムの等価ブロックを示す図である。 本第3の実施形態に係るワイヤレス給電システムの等価回路を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施形態(ワイヤレス給電システムの第1の構成例)
2.第2の実施形態(ワイヤレス給電システムの第2の構成例)
3.第3の実施形態(ワイヤレス給電システムの第3の構成例)
<1.第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係るワイヤレス給電システムの構成例を示すブロック図である。
本ワイヤレス給電システム10は、給電装置20および受電装置30を有する。
給電装置20は、送電コイル部21、および発振器OSCを含む高周波電力生成部22を含んで構成されている。
送電コイル部21は、給電素子としての給電コイル211、および多段結合する共振素子としての複数の共振コイル212−1,212−2を有する。
なお、本第1の実施形態においては、多段結合する共振コイル数は2段としているが、さらに多段に構成することも可能である。
共振コイルは共鳴コイルとも呼ぶが、本実施形態においては共振コイルと呼ぶこととする。
給電コイル211は、たとえば交流(AC)電流が給電されるループコイルにより形成される。
共振コイル212−1は、共振器TX1として機能し、給電コイル211と電磁誘導により結合する空芯コイルにより形成され、給電コイル211により給電されたAC電力をワイヤレスで効率良く伝送する。
なお、給電側において、給電コイル211と共振コイル212−1とは電磁誘導により強く結合している。
共振コイル212−1と共振コイル212−2とは、磁界共鳴関係をもって結合可能であり、共振コイル212−2は中間段の共振器MX1として機能する。
共振コイル212−2は、共振コイル212−1と同様に空芯コイルにより形成され、受電装置30の共振コイル312と自己共振周波数がほぼ一致したときに磁界共鳴関係となり電力を効率良く伝送する。
高周波電力生成部22は、ワイヤレス電力伝送のための高周波電力(AC電力)を発生する。
高周波電力生成部22で発生された高周波電力は、送電コイル部21の給電コイル211に給電(印加)される。
受電装置30は、受電コイル部31、整流回路32、および受電した電力の供給先である負荷33を含んで構成されている。
受電コイル部31は、給電素子としての給電コイル311、および共振素子としての共振(共鳴)コイル312を有する。
給電コイル311は、共振コイル312から電磁誘導によって交流電流が給電される。
共振コイル312は、給電コイル311と電磁誘導により結合する空芯コイルにより形成され、給電装置20の共振コイル212−2と自己共振周波数がほぼ一致したときに磁界共鳴関係となり電力を効率良く受信する。
共振コイル312は、受電側共振器RX1として機能する。
なお、給電コイル311の負荷端におけるインピーダンス整合機能を有する図示しない整合回路が配置される。
整流回路32は、受電した交流電力を整流して直流(DC)電力とし、図示しない電圧安定化回路で供給されるDC電力を、供給先である電子機器の仕様に応じたDC電圧に変換して、その安定化したDC電圧を負荷33である電子機器の処理系に供給する。
次に、本ワイヤレス給電システム10の全体的な動作概要について説明する。
図2は、本第1の実施形態に係るワイヤレス給電システムの等価ブロックを示す図である。
図3は、本第1の実施形態に係るワイヤレス給電システムの等価回路を示す図である。
給電側共振器TX1は、コイルL1とその浮遊容量またはコイルL1と並列接続されたキャパシタC1とにより共振回路RC1を構成する。
同様に、中間段の共振器MX1は、等価的に、コイルL21とその浮遊容量またはコイルL21と並列接続されたキャパシタC2とにより、第1の共振回路RC21を構成する。
また、中間段の共振器MX1は、等価的に、コイルL22とその浮遊容量またはコイルL22と並列接続されたキャパシタC2とにより、第2の共振回路RC22を構成する。
受電側共振器RX1は、コイルL3とその浮遊容量またはコイルL3と並列接続されたキャパシタC3とにより共振回路RC3を構成する。
このように、本第1の実施形態に係るワイヤレス給電システム10は、3つの共振器TX1、MX1、RX1を含んで構成される。
給電装置20側において、高周波電力生成部22の発振器OSCにおいて発生されたAC電力は、給電コイル211に給電され、給電コイル211を介し、電磁誘導による結合で共振コイル212−1に伝送される。
そして、共振コイル212−1と共振コイル212−2とは、磁界共鳴関係をもって結合しており、共振コイル212−1の電力が共振コイル212−2に伝達される。
この場合、共振器TX1と給電(結合)コイル211は誘導結合していて信号の伝達と同時にトランスT1として機能してインピーダンス変換を行う(トランス動作)。
給電(結合)コイル211は発振器OSCの出力に接続され、発振器OSCによりドライブすることで共振器TX1は励起される。
励起された共振器TX1の周辺にはコイルが形成する誘導磁界が発生し、次段(中間段)に近接して配置された共振器MX1がこの誘導磁界を拾い上げ、エネルギーが伝達される。
これにより、中間段の共振器MX1が励起され、共振器MX1の周辺にはコイルが形成する誘導磁界が発生する。
そして、この中間段の共振器MX1に受電側の共振器RX1が近接(たとえば数十cm)配置されることで、受電装置30でこの誘導磁界が拾い上げられ、エネルギーが伝達される。
共振器RX1に励起された電力は給電装置20と同様に給電(結合)コイル311に伝達されて、最終的に高周波電力が整流回路32を通して直流電力へと変換される。
このように、給電装置20の共振器TX1と、受電装置30の共振器RX1との間に中間段の共振器MX1を挿入して多段化することで帯域を調整可能で、適切な設計を行うことで広帯域化が可能となる。
本第1の実施形態に係るワイヤレス給電システム10においては、中間段の共振器MX1が給電装置20側に配置されている。
図4(A)および(B)は、図3の回路において結合度κを含む回路の定数を適切に設計した場合の周波数特性のシミュレーション結果の値を示す図である。
図5(A)および(B)は、図3の回路において結合度κを含む回路の定数を適切に設計した場合の周波数特性の実測値を示す図である。
図4(A)および図5(A)は、比較例として共振器が2つの通常の磁界共鳴型ワイヤレス給電システムの周波数特性を示している。
図4(B)および図5(B)は、本実施形態に係る磁界共鳴型ワイヤレス給電システムの周波数特性を示している。
なお、図5(A)および(B)の実測値は、別周波数で行った実験結果である。
これらの図において、横軸が周波数を、縦軸が電力伝送効率をそれぞれ示している。
図4および図5からわかるように、本実施形態に係る磁界共鳴型ワイヤレス給電システムは、通常のワイヤレス給電システムに比較して、伝送帯域幅を広帯域化できる。
<2.第2の実施形態>
図6は、本発明の第2の実施形態に係るワイヤレス給電システムの構成例を示すブロック図である。
本第2の実施形態に係るワイヤレス給電システム10Aが第1の実施形態に係るワイヤレス給電システム10と異なる点は、中間段の共振器MX1を形成する共振コイルが給電装置20A側ではなく、受電装置30A側に配置されていることにある。
すなわち、給電装置20Aは、その送電コイル部21Aが給電コイル211およびひとつの共振コイル212を含んで構成されている。
これに対して、受電装置30Aは、その受電コイル部31Aが給電コイル311、および多段結合する共振素子としての複数の共振コイル312−1,312−2を有する。
共振コイル312−1と共振コイル312−2とは、磁界共鳴関係をもって結合しており、共振コイル312−2は中間段の共振器MX1として機能する。
共振コイル312−1は、共振器RX1として機能し、給電コイル311と電磁誘導により結合する空芯コイルにより形成される。
共振コイル312−2は、給電装置20の共振コイル212と自己共振周波数がほぼ一致したときに磁界共鳴関係となり電力を効率良く受信する。
本第2の実施形態に係るワイヤレス給電システム10Aの等価ブロックおよび等価回路を、第1の実施形態に係るワイヤレス給電システム10に関連付けて説明した図2および図3と同様である。
給電装置20側において、高周波電力生成部22の発振器OSCにおいて発生されたAC電力は、給電コイル211に給電され、給電コイル211を介し、電磁誘導による結合で共振コイル212に伝送される。
この場合、共振器TX1と給電(結合)コイル211は誘導結合していて信号の伝達と同時にトランスT1として機能してインピーダンス変換を行う(トランス動作)。
給電(結合)コイル211は発振器OSCの出力に接続され、発振器OSCによりドライブすることで共振器TX1は励起される。
励起された共振器TX1の周辺にはコイルが形成する誘導磁界が発生し、この給電側共振器TX1に受電側の中間段共振器MX1が近接配置されることで、受電装置30でこの誘導磁界が拾い上げられ、共振コイル312−2にエネルギーが伝達される。
これにより、中間段の共振器MX1が励起され、共振器MX1の周辺にはコイルが形成する誘導磁界が発生する。
そして、共振コイル312−1と共振コイル312−1とは、磁界共鳴関係をもって結合し、共振コイル312−2の電力が共振コイル312−1に伝達される。
これにより、共振コイル312−1により形成される共振器RX1に励起された電力は給電装置20と同様に給電(結合)コイル311に伝達されて、最終的に高周波電力が整流回路32を通して直流電力へと変換される。
このように、給電装置20Aの共振器TX1と、受電装置30Aの共振器RX1との間に中間段の共振器MX1を挿入して多段化することで帯域を調整可能で、適切な設計を行うことで広帯域化が可能となる。
本第2の実施形態に係るワイヤレス給電システム10Aにおいては、中間段の共振器MX1が受電装置30A側に配置されている。
<3.第3の実施形態>
図7は、本発明の第3の実施形態に係るワイヤレス給電システムの構成例を示すブロック図である。
本第3の実施形態に係るワイヤレス給電システム10Bが第1の実施形態に係るワイヤレス給電システム10と異なる点は、中間段の共振器MX1を形成する共振コイルが給電装置20側だけではなく、受電装置30A側にも配置されていることにある。
すなわち、受電装置30Bは、その受電コイル部31Bが給電コイル311、および多段結合する共振素子としての複数の共振コイル312−1,312−2を有する。
共振コイル312−1と共振コイル312−2とは、磁界共鳴関係をもって結合しており、共振コイル312−2は中間段の共振器MX2として機能する。
共振コイル312−1は、共振器RX1として機能し、給電コイル311と電磁誘導により結合する空芯コイルにより形成される。
共振コイル312−2は、給電装置20の共振コイル212−2と自己共振周波数がほぼ一致したときに磁界共鳴関係となり電力を効率良く受信する。
図8は、本第3の実施形態に係るワイヤレス給電システムの等価ブロックを示す図である。
図9は、本第1の実施形態に係るワイヤレス給電システムの等価回路を示す図である。
給電側共振器TX1は、コイルL1とその浮遊容量またはコイルL1と並列接続されたキャパシタC1とにより共振回路RC1を構成する。
同様に、中間段の共振器MX1は、等価的に、コイルL21とその浮遊容量またはコイルL21と並列接続されたキャパシタC2とにより、第1の共振回路RC21を構成する。
また、中間段の共振器MX1は、等価的に、コイルL22とその浮遊容量またはコイルL22と並列接続されたキャパシタC2とにより、第2の共振回路RC22を構成する。
同様に、中間段の共振器MX2は、等価的に、コイルL41とその浮遊容量またはコイルL41と並列接続されたキャパシタC4とにより、第1の共振回路RC41を構成する。
また、中間段の共振器MX2は、等価的に、コイルL42とその浮遊容量またはコイルL42と並列接続されたキャパシタC4とにより、第2の共振回路RC42を構成する。
受電側共振器RX1は、コイルL3とその浮遊容量またはコイルL3と並列接続されたキャパシタC3とにより共振回路RC3を構成する。
このように、本第3の実施形態に係るワイヤレス給電システム10Bは、4つの共振器TX1、MX1、MX2、RX1を含んで構成される。
給電装置20側において、高周波電力生成部22の発振器OSCにおいて発生されたAC電力は、給電コイル211に給電され、給電コイル211を介し、電磁誘導による結合で共振コイル212−1に伝送される。
そして、共振コイル212−1と共振コイル212−2とは、磁界共鳴関係をもって結合しており、共振コイル212−1の電力が共振コイル212−2に伝達される。
この場合、共振器TX1と給電(結合)コイル211は誘導結合していて信号の伝達と同時にトランスT1として機能してインピーダンス変換を行う(トランス動作)。
給電(結合)コイル211は発振器OSCの出力に接続され、発振器OSCによりドライブすることで共振器TX1は励起される。
励起された共振器TX1の周辺にはコイルが形成する誘導磁界が発生し、次段(中間段)に近接して配置された共振器MX1がこの誘導時間を拾い上げ、エネルギーが伝達される。
これにより、中間段の共振器MX1が励起され、共振器MX1の周辺にはコイルが形成する誘導磁界が発生する。
そして、この中間段の共振器MX1に受電側の共振器MX2を形成する共振コイル312−2が近接(たとえば数十cm)配置されることで、受電装置30でこの誘導磁界が拾い上げられ、エネルギーが伝達される。
すなわち、受電装置30でこの誘導磁界が拾い上げられ、共振コイル312−2にエネルギーが伝達される。
これにより、中間段の共振器MX2が励起され、共振器MX2の周辺にはコイルが形成する誘導磁界が発生する。
そして、共振コイル312−2と共振コイル312−1とは、磁界共鳴関係をもって結合し、共振コイル312−2の電力が共振コイル312−1に伝達される。
これにより、共振コイル312−1により形成される共振器RX1に励起された電力は給電装置20と同様に給電(結合)コイル311に伝達されて、最終的に高周波電力が整流回路32を通して直流電力へと変換される。
このように、給電装置20の共振器TX1と、受電装置30Bの共振器RX1との間に中間段の共振器MX1、MX2を挿入して多段化することで帯域を調整可能で、適切な設計を行うことで広帯域化が可能となる。
本第3の実施形態に係るワイヤレス給電システム10Bにおいては、中間段の共振器MX1,MX2が給電装置20側および受電装置30B側に配置されている。
なお、ここでは4共振器までの多段化例を挙げたがさらに段数を上げることも可能で、その場合、更なる広帯域化が可能となる。
ただし、共振器の段数が増えることで各段が持つ抵抗分で熱損が発生して伝送効率が低下することや設計の複雑化するおそれを考慮する必要もあり、システムに応じた段数を適宜選択する必要がある。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
すなわち、本実施形態によれば、磁界共鳴型の長い伝送距離の実現に必須の共振器の高い性能(Q値)を維持したまま広帯域化が可能となる。
搬送波の周波数がずれても伝送効率の低下を防止することができる。したがって、送信機内の発振器の周波数精度は低くて済む。また、温度変化や電源変動による周波数変動の影響を受けずに済む。
共振器の共振周波数は周囲環境や接続される回路のパラメータ変動で変化するが、帯域が広いためにこれらの変動による影響を受けずに済む。
電力伝送においては通信とは比較にならない大きなパワーを扱う。その際に近傍の通信端末や受信機に妨害を与えてはならない。もし、与干渉により妨害を与える様な場合には速やかに異なる周波数へ遷移するなどの処置が必要となる。その際に本発明は広帯域な伝送特性を有するので搬送波周波数を変更する場合にも共振器から構成される伝送部の変更は不要である。よって容易に与干渉の対応が可能となる。
磁界共鳴型電力伝送においても搬送波を変調することでデータを重畳することも可能である。しかし、ノイズ耐性を下げずに高いレートのデータを送るにはそれに応じた広い帯域が必要となる。本実施形態では磁界共鳴型でありながら広い帯域を持つのでデータの重畳も容易に行うことができる。
共振器の段数を4つ以上に増やすことでさらなる広帯域化も可能となる。
10,10A,10B・・・ワイヤレス給電システム、20,20A・・・給電装置、21・・・送電コイル部、211・・・給電コイル、212−1,212−2・・・共振(共鳴)コイル、22・・・高周波電力生成部、30,30A,30B・・・受電装置、31・・・受電コイル部、32・・・整流回路、33・・・負荷。

Claims (6)

  1. 給電すべき電力を生成する電力生成部と、
    上記電力生成部で生成される電力が給電される給電素子と、
    多段に配置され、互いに磁界共鳴関係をもって結合する複数の共振素子と、を有し、
    上記複数の共振素子の一つは、
    上記給電素子により電磁誘導により結合する
    給電装置。
  2. 多段に配置され、互いに磁界共鳴関係をもって結合する複数の共振素子と、
    上記共振素子との電磁誘導により結合して受電した電力が給電される給電素子と、を有し、
    上記複数の共振素子は、
    ひとつの共振素子が磁界共鳴関係をもって送電された電力を受電し、
    他の共振素子が上記給電素子と電磁誘導によって結合する
    受電装置。
  3. 給電装置と、
    上記給電装置から送電された電力を含む送信信号を、磁界共鳴関係をもって受電する受電装置と、を有し、
    上記給電装置は、
    給電すべき電力を生成する電力生成部と、
    上記電力生成部で生成される電力が給電される給電素子と、
    上記給電素子により電磁誘導により結合する少なくとも一つの共振素子と、を含み、
    上記受電装置は、
    磁界共鳴関係をもって上記給電装置から送電された電力を受電する共振素子と、
    共振素子との電磁誘導により結合して受電した電力が給電される給電素子と、を含み、
    上記給電装置および上記受電装置の少なくとも一方は、
    多段に配置され、互いに磁界共鳴関係をもって結合する複数の共振素子を含む
    ワイヤレス給電システム。
  4. 上記給電装置は、
    多段に配置され、互いに磁界共鳴関係をもって結合する複数の共振素子を有し、
    上記複数の共振素子の一つは、
    上記給電素子により電磁誘導により結合する
    請求項3記載のワイヤレス給電システム。
  5. 上記受電装置は、
    多段に配置され、互いに磁界共鳴関係をもって結合する複数の共振素子を有し、
    上記複数の共振素子は、
    ひとつの共振素子が磁界共鳴関係をもって送電された電力を受電し、
    他の共振素子が上記給電素子と電磁誘導によって結合する
    請求項3記載のワイヤレス給電システム。
  6. 上記給電装置は、
    多段に配置され、互いに磁界共鳴関係をもって結合する複数の共振素子を有し、
    上記複数の共振素子の一つは、
    上記給電素子により電磁誘導により結合し、
    上記受電装置は、
    多段に配置され、互いに磁界共鳴関係をもって結合する複数の共振素子を有し、
    上記複数の共振素子は、
    ひとつの共振素子が磁界共鳴関係をもって送電された電力を受電し、
    他の共振素子が上記給電素子と電磁誘導によって結合する
    請求項3記載のワイヤレス給電システム。
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