JP2011150568A - 生産準備活動プログラム - Google Patents

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武雄 木下
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良能 酒井
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Abstract

【課題】新たに変更・追加される工程部分に関する仮想量産試作した映像と、従来の生産ラインと同じ工程部分に関する実際の作業者の映像とを利用して、生産準備活動の効率化を図ることができる生産準備活動プログラムを提供することにある。
【解決手段】PC100において、本発明に係る生産準備活動プログラムを実行させることにより、作業映像データ1〜3、及び、仮想映像データ1〜4の中から、キーボード・マウス104入力により受け付けた操作指令に基づいて選択した作業映像データ1〜3、又は、仮想映像データ1〜4を、タイムライン146上の所望の位置にそれぞれ対応付けて1つに合成して再生させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、生産ラインにおける映像を使用した生産準備活動を支援する生産準備活動プログラムに関する。
従来から、生産ラインの新規立ち上げに関する生産準備活動を行うために、CAD(Computer Aided Design)システム等によりモデリングした製造設備及び作業者形状等のデータを取り込み、仮想空間で量産時の作業者の動きと作業に要する時間とを仮想量産試作することで生産ラインを設計する方法が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2)。
特開2002−207511号公報 特開2005−215979号公報
上記のような新規の生産ラインを立ち上げる際には、新規の生産ラインで働く作業者に作業内容・手順に関して予め教育をする必要がある。
しかしながら、実際には、新規の生産ラインがまだ完成していない段階で作業者に作業内容・手順に関して教育を行うため指示書や口頭での説明になってしまい、作業者に新規の生産ラインの実際の動きの部分を十分に伝えることができない場合がある。このように、生産ラインを立ち上げ前に作業者に十分な教育ができないと、新規の生産ライン稼働時にスムーズに生産活動に移行できず非効率である。
ここで、上記のように設計される生産ラインの新規立上げの多くが既存の生産ラインの一部の工程を変更・追加する生産ラインの改良である。このような場合、新たに変更・追加される工程部分に関しては想定される動作を分析することによって上記のような仮想量産試作した映像を作業者に見せ、従来の生産ラインと同じ工程部分に関しては実際の作業者の映像を作業者に見せて、作業者に新規の生産ラインの実際の動きの部分を伝えるのが効率的であり、作業者への十分な教育に役立つ。
そこで、本発明の目的は、新たに変更・追加される工程部分に関する仮想量産試作した映像と、従来の生産ラインと同じ工程部分に関する実際の作業者の映像とを利用して、生産準備活動の効率化を図ることができる生産準備活動プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するための第1の発明は、生産ラインにおける映像を使用して生産準備活動を支援する生産準備活動プログラムであって、コンピュータを、操作指令を受け付ける入力手段、既存の生産ラインにおける実際の作業者の作業映像データ、及び、仮想空間での量産試作による仮想映像データを記憶する映像データ記憶手段、前記映像データ記憶手段に記憶された前記作業映像データ、及び、前記仮想映像データを表示する映像データ表示手段、時間軸を表すタイムラインを表示するタイムライン表示手段、前記映像データ表示手段により表示された前記作業映像データ、及び、前記仮想映像データの中から、入力装置により受け付けた操作指令に基づいて選択して、選択された前記作業映像データ、又は、前記仮想映像データを、前記タイムライン上の所望の位置にそれぞれ対応付ける映像データ対応付手段、前記タイムライン上にそれぞれ対応付けられた前記作業映像データ、及び、前記仮想映像データを、連続した映像に合成する映像合成手段、前記映像合成手段により合成した映像を再生させる再生手段、として機能させることを特徴とする生産準備活動プログラムである。
上記の構成によれば、映像データ表示手段により表示された作業映像データ、及び、仮想映像データの中から、入力装置により受け付けた操作指令に基づいて選択した作業映像データ、又は、仮想映像データを、タイムライン上の所望の位置にそれぞれ対応付けて1つに合成して再生することができる。即ち、既存の生産ラインを利用した新規の生産ラインの生産準備活動をするに際して、既存の生産ラインにおける実際の作業者の作業映像データと新規の生産ライン部分にあたる仮想空間での量産試作による仮想映像データとを合成することにより新規の生産ラインの全ての工程を映像表現することができる。これにより、既存の生産ラインにおける実際の作業者の作業映像データを新規の生産ラインの映像化に利用できるため、新規の部分にあたる仮想空間での量産試作の手数を減らすことができる。即ち、新規の生産ラインの早期立ち上げが可能となる。また、新規の生産ラインの全ての工程を映像表現したことにより、新規の生産ラインの立ち上げ前に作業者に新規の生産ラインの作業内容を教育することができる。即ち、作業内容の教育を受けた作業者は、新規の生産ラインの立ち上げ後すぐに新規の生産ラインでの生産活動に従事することができる。
また、第2の発明は、前記作業映像データと前記仮想映像データとが異なるソフトウェアによるファイル形式で作成される第1の発明に係る生産準備活動プログラムにおいて、コンピュータを、前記作業映像データと前記仮想映像データとが属する共有フォルダをネットワーク上に設けられた前記映像データ記憶手段に階層的に作成する共有フォルダ作成手段、前記共有フォルダ作成手段によって作成された前記共有フォルダの場所を所定の設定ファイルに登録する登録手段、前記各ソフトウェアが前記設定ファイルに登録された前記共有フォルダの場所を指定して前記作業映像データまたは前記仮想映像データを実行するファイル実行手段、として機能させることを特徴とする生産準備活動プログラムである。
上記の構成によれば、各種のソフトウェアが設定ファイルに登録された共有フォルダの場所を指定して作業映像データまたは仮想映像データを実行することができる。これにより、生産準備活動に使用する作業映像データや仮想映像データが格納された共有フォルダを共有化して、作業映像データと仮想映像データとを連続した映像に合成する作業の効率化を図ることができる。
また、第3の発明は、第2の発明に係る生産準備活動プログラムにおいて、コンピュータを、前記映像データ記憶手段に作成された前記共有フォルダ及び前記作業映像データと前記仮想映像データとを前記映像データ表示手段の所定欄にツリー形式で表示するツリー表示手段として機能させることを特徴とするものである。
上記の構成によれば、共有フォルダ及び作業映像データと仮想映像データとを映像データ表示手段の所定欄にツリー形式で表示することができる。これにより、作業映像データ及び仮想映像データの視認性が向上し作業効率を上げることができる。
また、第4の発明は、第3の発明に係る生産準備活動プログラムにおいて、コンピュータを、前記ツリー表示手段によって表示された前記作業映像データまたは前記仮想映像データを、前記ソフトウェアに直接ドラッグアンドドロップ、又は、前記ソフトウェアで作成された前記作業映像データまたは前記仮想映像データを、前記共有フォルダに直接ドラッグアンドドロップするドラッグアンドドロップ手段として機能させることを特徴とするものである。
上記の構成によれば、ツリー表示手段によって表示された作業映像データまたは仮想映像データを、ソフトウェアに直接ドラッグアンドドロップ、又は、ソフトウェアで作成された作業映像データまたは仮想映像データを、共有フォルダに直接ドラッグアンドドロップすることができる。これにより、作業映像データ及び仮想映像データの移行手順の簡便化を図ることができ、生産準備活動プログラムの操作性を向上させることができる。
また、第5の発明は、生産ラインにおける映像を使用して生産準備活動を支援する生産準備活動プログラムであって、コンピュータを、複数の映像データを記憶する映像データ記憶手段、前記映像データ記憶手段により記憶された複数の映像データの中から再生を行うメイン映像データと、当該メイン映像データと同時に再生を行うサブ映像データと、を選択する選択手段、前記選択手段により選択された前記メイン映像データと前記サブ映像データとに基づいて同時再生する同時再生手段、として機能させることを特徴とする生産準備活動プログラムである。
上記の構成によって、選択したメイン映像データとサブ映像データとに基づいて同時再生することができる。これにより、メイン映像データの内容とサブ映像データの内容とを比較することができる。具体的には、生産準備活動において、新規の生産ラインの工程を作業者に説明・教育する際に、従来の生産ラインの工程をサブ映像データとして再生し、変更になった新規の生産ラインの工程をメイン映像データとして同時再生させることにより、作業者に従来の工程とどう変わったのかを視覚的に理解させることができる。即ち、作業者への教育を効率的に実行することができる。
また、第6の発明は、第5の発明に係る生産準備活動プログラムにおいて、前記同時再生手段は、前記メイン映像データに基づいて再生される画面の一部に前記サブ映像データに基づいて再生される画面をオーバーラップさせて同時再生させるオーバーラップ機能を有することを特徴とするものである。
上記の構成によれば、メイン映像データに基づいて再生される画面の一部にサブ映像データに基づいて再生される画面をオーバーラップさせて同時再生させることができる。これにより、メイン映像データの内容とサブ映像データの内容とを同時再生させるに際して、メイン映像データに基づいて再生される画面の大きさをそのままに、サブ映像データに基づいて再生される画面を表示させることができる。即ち、メイン映像データの内容とサブ映像データの内容との比較をより効率的にすることができる。
また、第7の発明は、第6の発明に係る生産準備活動プログラムにおいて、前記同時再生手段は、前記メイン映像データに基づいて再生される画面と前記サブ映像データに基づいて再生される画面とを同じ大きさの画面で並列させて同時再生させる並列再生機能を有し、前記オーバーラップ機能と前記並列再生機能とを切り替える切替手段を有することを特徴とするものである。
上記の構成によれば、メイン映像データに基づいて再生される画面とサブ映像データに基づいて再生される画面とを同じ大きさの画面で並列させて同時再生させることが可能である。また、オーバーラップ機能と並列再生機能とを切り替えることができる。これにより、メイン映像データの内容とサブ映像データの内容とを比較するに際して、ユーザーの好みの再生形態で視聴することができる。
また、第8の発明は、前記複数の映像データが様々な種類のソフトウェアのファイル形式で作成される第5〜第7の発明に係る生産準備活動プログラムにおいて、コンピュータを、前記複数の映像データが属する共有フォルダをネットワーク上に設けられた前記映像データ記憶手段に階層的に作成する共有フォルダ作成手段、前記共有フォルダ作成手段によって作成された前記共有フォルダの場所を所定の設定ファイルに登録する登録手段、前記ソフトウェアが前記設定ファイルに登録された前記共有フォルダの場所を指定して前記映像データを実行するファイル実行手段、として機能させることを特徴とする生産準備活動プログラムである。
上記の構成によれば、各種のソフトウェアが設定ファイルに登録された共有フォルダの場所を指定して映像データを実行することができる。これにより、生産準備活動に使用する複数の映像データが格納された共有フォルダを共有化して、メイン映像データの内容とサブ映像データの内容とを比較する作業の効率化を図ることができる。
新たに変更・追加される工程部分に関する仮想量産試作した映像と、従来の生産ラインと同じ工程部分に関する実際の作業者の映像とを利用して、生産準備活動の効率化を図ることができる生産準備活動プログラムを提供することができる。
本実施形態に係る生産準備活動プログラムに使用する機器構成図である。 本実施形態に係る共有フォルダの説明図である。 本実施形態に係る共有フォルダの構造を説明する説明図である。 作業映像データ及び仮想映像データのファイルの移行方法を示した説明図である。 本実施形態に係る編集処理のフローチャートを示す図である。 編集処理に係る編集画面の説明図である。 仮想映像データや作業映像データを時系列的に並べて1つに合成した映像を示す説明図である。 タイムライン検証の説明図である。 合成した映像の再生に関して説明した説明図である。 映像の合成に関して説明した説明図である。 本実施形態に係る並列再生処理のフローチャートを示す図である。 並列再生処理に係る動作手順を示した説明図である。 閲覧専用再生画面を説明した説明図である。
(実施形態)
以下、本発明の実施形態の例を図面に基づいて具体的に説明する。本実施形態では、既存の生産ラインを利用した新規の生産ラインの生産準備活動をするに際して、既存の生産ラインにおける実際の作業者の作業映像データと新規の生産ライン部分にあたる仮想空間での量産試作による仮想映像データとを合成することにより新規の生産ラインの全ての工程を映像表現することを主な目的としている。なお、本実施形態において説明する生産ラインは、複数の作業工程を経て完成されるものとして説明を進める。図1は本実施形態に係る生産準備活動プログラムに使用する機器構成図である。図2は、本実施形態に係る共有フォルダの説明図である。図3は、本実施形態に係る共有フォルダの構造を説明する説明図である。図4は、作業映像データ及び仮想映像データのファイルの移行方法を示した説明図である。
先ず、本発明に使用されるPC100(コンピュータ)の例を、図1を参照して示す。PC100は一般的な情報処理機能を備えたものであって、図1に示すように、CPU101、内部メモリ102、HDD103(映像データ記憶手段)、PC100に文字等の入力をするためのキーボード・マウス104(入力手段)、文字や映像等を表示する液晶ディスプレイ105(映像データ表示手段)、ネットワークとの接続を可能にする通信インターフェース106、フレキシブルディスクやCD-ROM等の記録媒体の情報を読み取る読取装置107等を具備している。そして、本発明の生産準備活動プログラムがPC100によって実行されるために、読取装置107による読み取りが可能なように記録されたフレキシブルディスクやCD-ROM等の記録媒体110が用いられる。
そして、後述する編集処理及び並列再生処理で使用される下記のようなデータがPC100に設けられたHDD103に保存される。例えば、ビデオカメラ等で撮像された既存の生産ラインにおける実際の作業者の作業映像データ1〜3が、便宜必要に応じてAVI(Audio Video Interleave)、WMV(Windows(登録商標) Media Video)、MPG等の動画形式に変換されてHDD103に保存される。また、CAD(Computer Aided Design)システム等によりモデリングした製造設備及び作業者形状等のデータを取り込み、仮想空間で量産時の作業者の動きと作業に要する時間とを仮想量産試作したシミュレーション映像をデータ化した仮想映像データ1〜4も、便宜必要に応じてAVI(Audio Video Interleave)、WMV(Windows(登録商標) Media Video)、MPG等の動画形式でHDD103に保存される。また、新規の生産ラインの工程を作業者に説明・教育する場合に、従来の生産ラインの工程を撮像したサブ映像データ1・2、及び、変更になった新規の生産ラインの工程をイメージしたメイン映像データ1・2も、HDD103に保存される。なお、上記した作業映像データ1〜3、仮想映像データ1〜4、メイン映像データ1・2、及び、サブ映像データ1・2は、それぞれ互換性がある。即ち、これらのデータは、後述する編集処理及び並列再生処理どちらでも利用可能である。
なお、本実施形態における仮想映像データは、特許文献1や特許文献2記載のプログラムを、PC100で実行させることにより実現している。また、仮想空間を実現する技術は、これに限られるものではない。
ここで、作業映像データと仮想映像データとをHDD103に保存するに際して、図2及び図3に示すように、作業映像データと仮想映像データとを格納する共有フォルダ120が通信インターフェース106を介してネットワークと接続されたPC100に設けられたHDD103に階層的に作成される(共有フォルダ作成手段に相当)。そして、作成された共有フォルダ120の場所を所定の設定ファイルに登録する(登録手段に相当)。このようにすることで、新規の生産ラインの生産準備活動に使用するソフトウェアA・B・C・Dのいずれもが、設定ファイルに登録された共有フォルダ120の場所を指定して作業映像データや仮想映像データ等の共有フォルダ120に格納されたデータを読み込んで実行することができる(ファイル実行手段に相当)。なお、共有フォルダ120の場所はフォルダパス指定で行い、PC100からの指定やネットワークを介しての指定が可能である。
また、共有フォルダ120の場所がフォルダパス指定により指定された場合、図3に示すように、HDD103に作成された共有フォルダ120や作業映像データ1〜3や仮想映像データ1〜4を液晶ディスプレイ105上の指定した所定欄122にツリー形式123により表示することができる(ツリー表示手段に相当)。こうすることで、共有フォルダ120をツリー形式123で表現し、共有フォルダ120を基点にフォルダを階層構造125で表示して共有ファイル124をブロック単位で視覚的にも判り易く管理することができる。
また、図3に示すように所定欄122内のツリー形式123によって表示された共有フォルダ120に格納された作業映像データ1や仮想映像データ1を、図4(A)に示すように、ソフトウェアAに直接ドラッグアンドドロップして読み込ませることができる(ドラッグアンドドロップ手段に相当する)。また、図4(B)に示すように、ソフトウェアAで作成した作業映像データ1や仮想映像データ1を、共有フォルダ120に直接ドラッグアンドドロップして共有フォルダ120に格納することができる(ドラッグアンドドロップ手段に相当する)。これにより、作業映像データや仮想映像データの移行手順の簡便化を図ることができ、生産準備活動プログラムの操作性を向上させることができる。
(生産準備活動プログラムの動作工程:編集処理)
次に、本発明の生産準備活動プログラムの編集処理の動作工程を説明する。まず、本発明の生産準備活動プログラムが格納されたフレキシブルディスク若しくはCD-ROM等の記録媒体110を読取装置107に読み込ませて、PC100のHDD103に生産準備活動プログラムをインストールする。次に、生産準備活動プログラムを立ち上げる。すると、PC100の液晶ディスプレイ105の表示画面において、生産準備活動プログラムの各種アイコン及び生産準備活動プログラムの各種実行コマンドが表示される。そして、生産準備活動プログラムの中の編集処理のアイコンを選択すると編集処理が実行される。
(編集処理)
図5を参照して、編集処理について説明する。図5は、本発明の実施形態に係る編集処理のフローチャートを示す図である。
まず、S11において、共有フォルダ120に作業映像データや仮想映像データが格納されているか否かが判断される。そして、格納されていないと判断された場合(S11:NO)、本処理に必要な作業映像データや仮想映像データの格納待ちとなる。
一方、共有フォルダ120に作業映像データや仮想映像データが格納されていると判断された場合(S11:YES)、CPU101は、図6に示すように、液晶ディスプレイ105に表示された編集画面140に、共有フォルダ欄147とタイムライン146とを表示させる(S12)。なお、S12は、時間軸を表すタイムライン146を表示するタイムライン表示手段に相当する。
次に、S13において、共有フォルダ欄147内に一覧表示された仮想映像データ1〜4や作業映像データ1〜3を表すアイコンが、マウス操作のドラッグアンドドロップにより、タイムライン146上の所望の位置に全て配置されたか否かが判断される。そして、タイムライン146上の所望の位置に全て配置されていない場合(S13:NO)、タイムライン146上に全ての仮想映像データ1〜4や作業映像データ1〜3が配置されるまで待ちの状態となる。なお、S13は、映像データ対応付手段に相当する。
一方、タイムライン146上の所望の位置に全て配置された場合(S13:YES)、CPU101は、タイムライン146上にそれぞれ配置された作業映像データ、仮想映像データを連続した映像148に合成する(S14)。なお、S14は、映像合成手段に相当する。
次に、S15において、上記のように仮想映像データや作業映像データをタイムライン上に並べて1つに合成した映像148を再生する指示があったか否かが判断される。そして、合成した映像148を再生する指示がなければ(S15:NO)、再生の指示待ちとなる。
一方、合成した映像148を再生する指示があれば(S15:YES)、1つに合成した映像148を再生させる(S16)。なお、S16は、再生手段に相当する。これで、本編集処理が一旦終了される。
(動作手順)
続いて、上記編集処理を液晶ディスプレイ105の表示画面を参照した動作手順として説明する。図6は、編集処理に係る編集画面の説明図である。図7は、仮想映像データや作業映像データを時系列的に並べて1つに合成した映像を示す説明図である。
液晶ディスプレイ105の表示画面において、生産準備活動プログラムの編集処理のアイコンまたは実行コマンド上にポインタを移動させ、マウス104を2回クリックすると、図6に示す編集画面140が表れる。
この編集画面140には、図6に示すように、共有フォルダ欄147とタイムライン146とが表示される。共有フォルダ欄147には、共有フォルダ120に格納された仮想映像データ1〜4や作業映像データ1・2・3を表すアイコンが一覧表示される。タイムライン146は、仮想映像データや作業映像データの編集において、複数の仮想映像データや作業映像データを時系列(時間軸)に並べて表示するインターフェースである。
そして、ユーザーは、共有フォルダ欄147内に一覧表示された仮想映像データ1〜4や作業映像データ1・2・3を表すアイコンを、マウス操作のドラッグアンドドロップをすることにより、タイムライン146上の所望の位置に順に配置する。こうすることで、複数の仮想映像データや作業映像データを時系列的に並べて1つの映像148に合成することができる。
そして、図7に示すように、上記のように仮想映像データや作業映像データを時系列的に並べて1つに合成した映像148を再生する。
(タイムライン検証)
上記のように仮想映像データや作業映像データを時系列的に並べて1つに合成した映像148を再生することで、ユーザーは、生産ラインにおける一連の作業工程の流れを順に、映像148により把握することができる。そして、1つに合成した映像148に基づいて、各作業工程に伴う作業者の動作の分析を行い、その分析結果に基づいて各作業工程を構成するのに必要な動作と不要な動作を算出する。例えば、図8に示すように、合成した映像148での動作を、時系列順に、移動動作部分151、手に取る動作部分152、押える動作部分153、取付ける動作部分154、締める動作部分155、置く動作部分156、待ちの状態部分157、移動の動作部分158、取付ける動作部分159に分けることができる。これによると、ユーザーは、上記のように動作を分けた結果に基づいて作業工程を構成するのに不要な動作である待ちの状態部分157を発見することができる。即ち、ユーザーとしては、上記待ちの状態部分157を削減して作業工程の効率化を図ることができる。なお、図8は、タイムライン検証の説明図である。
(合成した映像の再生に関して)
複数の仮想映像データや作業映像データをタイムライン146に並べて1つの映像148に合成して再生するに際して、各種様々なソフトウェアで作成された作業映像データ・仮想映像データが、使用されたソフトウェアに応じてAVI、WMV、MPG等の様々な動画形式である場合でも、各種AVI、WMV、MPG等の動画形式をデコードしながらプレビュー再生することができる。例えば、図9に示すように、タイムライン146上に配置された作業映像データ1、仮想映像データ1、作業映像データ2、作業映像データ3、仮想映像データ2が、それぞれAVI、WMV、MPG、WMV、AVIの動画形式である場合でも、順番にAVIの動画形式の作業映像データ1、WMVの動画形式の仮想映像データ1、MPGの動画形式の作業映像データ2、WMVの動画形式の作業映像データ3、AVIの動画形式の仮想映像データ2をデコードしながらプレビュー再生することができる。なお、図9は、合成した映像の再生に関して説明した説明図である。
(映像の合成に関して)
また、複数の仮想映像データや作業映像データをタイムライン146に並べて1つの映像に合成するに際して、各種様々なソフトウェアで作成された作業映像データ・仮想映像データが、使用されたソフトウェアに応じてAVI、WMV、MPG等の異なる動画形式である場合でも、統一した動画形式によって合成することができる。例えば、図10に示すように、タイムライン146上に配置された作業映像データ1、仮想映像データ1、作業映像データ2、作業映像データ3、仮想映像データ2が、それぞれAVI、WMV、MPG、WMV、AVIの動画形式である場合でも、統一したAVI動画形式の映像データ160として1つに合成することができる。なお、映像データ160をWVMやMPG等の統一した動画形式によって合成することもできる。また、このように合成された映像データ160は、共有フォルダ120に格納して保存することもできる。なお、図10は、映像の合成に関して説明した説明図である。
(効果)
上記の構成によれば、既存の生産ラインを利用した新規の生産ラインの生産準備活動をするに際して、既存の生産ラインにおける実際の作業者の作業映像データ1〜3と新規の生産ライン部分にあたる仮想空間での量産試作による仮想映像データ1〜4とを合成することにより新規の生産ラインの全ての工程を映像表現することができる。これにより、既存の生産ラインにおける実際の作業者の作業映像データ1〜3を新規の生産ラインの映像化に利用できるため、新規の部分にあたる仮想空間での量産試作の手数を減らすことができる。即ち、新規の生産ラインの早期立ち上げが可能となる。また、新規の生産ラインの全ての工程を映像表現したことにより、新規の生産ラインの立ち上げ前に作業者に新規の生産ラインの作業内容を教育することができる。即ち、作業内容の教育を受けた作業者は、新規の生産ラインの立ち上げ後すぐに新規の生産ラインでの生産活動に従事することができる。
また、各種のソフトウェアA・B・C・Dが設定ファイルに登録された共有フォルダ120の場所を指定して作業映像データ1〜3または仮想映像データ1〜4を実行することができる。これにより、生産準備活動に使用する作業映像データ1〜3や仮想映像データ1〜4が格納された共有フォルダ120を共有化して、作業映像データ1〜3と仮想映像データ1〜4とを連続した映像に合成する作業の効率化を図ることができる。
また、共有フォルダ120及び作業映像データ1〜3と仮想映像データ1〜4とを液晶ディスプレイ105の所定欄122にツリー形式123で表示することができる。これにより、作業映像データ1〜3及び仮想映像データ1〜4の視認性が向上し作業効率を上げることができる。
また、ツリー形式123によって表示された作業映像データ1〜3または仮想映像データ1〜4を、ソフトウェアA・B・C・Dに直接ドラッグアンドドロップ、又は、ソフトウェアA・B・C・Dで作成された作業映像データ1〜3または仮想映像データ1〜4を、共有フォルダ120に直接ドラッグアンドドロップすることができる。これにより、作業映像データ1〜3及び仮想映像データ1〜4の移行手順の簡便化を図ることができ、操作性を向上させることができる。
(生産準備活動プログラムの動作工程:並列再生処理)
次に、本発明の生産準備活動プログラムの並列再生処理の動作工程を説明する。以下の説明では、既存の生産ラインを利用した新規の生産ラインの生産準備活動をするに際して、新規の生産ラインの工程を作業者に説明・教育するときに、従来の生産ラインの工程をサブ映像データ1・2によって再生されるサブ映像215とし、変更になった新規の生産ラインの工程をメイン映像データ1・2によって再生されるメイン映像214として同時再生させることにより、作業者に従来の工程とどう変わったのかを視覚的に理解させることを主な目的としている。
まず、PC100のHDD103にインストールされている生産準備活動プログラムを立ち上げる。すると、PC100の液晶ディスプレイ105の表示画面において、生産準備活動プログラムの各種アイコン及び生産準備活動プログラムの各種実行コマンドが表示される。そして、生産準備活動プログラムの中の並列再生処理のアイコンを選択すると並列再生処理が実行される。
(並列再生処理)
図11を参照して、並列再生処理について説明する。図11は、本発明の実施形態に係る並列再生処理のフローチャートを示す図である。図12は、並列再生処理に係る動作手順を示した説明図である。図13は、閲覧専用再生画面を説明した説明図である。
まず、S21において、共有フォルダ120にメイン映像データ1・2やサブ映像データ1・2が格納されているか否かが判断される。そして、格納されていないと判断された場合(S21:NO)、本処理に必要なメイン映像データ1・2やサブ映像データ1・2の格納待ちとなる。
一方、共有フォルダ120にメイン映像データ1・2やサブ映像データ1・2が格納されていると判断された場合(S21:YES)、CPU101は、図12に示すように、液晶ディスプレイ105に表示された編集画面210に、共有フォルダ欄211と編集エリア212とを表示させる(S22)。
次に、S23において、共有フォルダ欄211内に一覧表示されたメイン映像データ1・2を表すいずれかのアイコンが、編集画面210にドラッグアンドドロップされたか否かが判断される。そして、メイン映像データ1・2を表すアイコンのいずれもが編集画面210にドラッグアンドドロップされていない場合(S23:NO)、メイン映像データ1・2を表すいずれかのアイコンが、編集画面210にドラッグアンドドロップされるまで待ちの状態となる。なお、S23は、選択手段に相当する。
一方、メイン映像データ1・2を表すアイコンのいずれかが編集画面210にドラッグアンドドロップされた場合(S23:YES)、S24において、サブ映像データ1・2を表すいずれかのアイコンが選択されたか否かが判断される。そして、サブ映像データ1・2を表すアイコンのいずれもが選択されていない場合(S24:NO)、サブ映像データ1・2を表すいずれかのアイコンが、選択されるまで待ちの状態となる。なお、S24も、選択手段に相当する。
一方、サブ映像データ1・2を表すアイコンのいずれかが選択された場合(S24:YES)、図13(A)が示すように、メイン映像214とサブ映像215とを、メイン映像214の画面の上にサブ映像215の画面がオーバーラップした状態で同時再生させる(S25)。S25は、オーバーラップ機能であり、また、同時再生手段に相当する。
次に、S26において、図13に示す切り替えボタン253がクリックされたか否かが判断される。そして、切り替えボタン253がクリックされない場合(S26:NO)、メイン映像214の画面の上にサブ映像215の画面がオーバーラップした状態で同時再生が続けられて、同時再生が終了すれば本処理も終了される。切り替えボタン253は、切替手段に相当する。
一方、切り替えボタン253がクリックされた場合(S26:YES)、図13(B)が示すように、メイン映像214とサブ映像215とが同じ大きさの画面で並列表示された状態で同時再生させる(S27)。なお、S27は、並列再生機能であり、また、同時再生手段に相当する。そして、メイン映像214とサブ映像215とが同じ大きさの画面で並列表示されて、同時再生が終了すれば本処理が一旦終了される。
(動作手順)
続いて、上記並列再生処理を液晶ディスプレイ105の表示画面を参照した動作手順として説明する。液晶ディスプレイ105の表示画面において、生産準備活動プログラムの並列再生処理のアイコンまたは実行コマンド上にポインタを移動させ、マウス104を2回クリックすると、図12に示す編集画面210が表示される。
(編集画面)
この編集画面210には、図12に示すように、共有フォルダ欄211と編集エリア212とが表示される。共有フォルダ欄211には、先述した共有フォルダ欄147と同様に、共有フォルダ120に格納されたメイン映像データ1・2やサブ映像データ1・2を表すアイコンが一覧表示される。編集エリア212は、メイン映像データ1・2やサブ映像データ1・2などの並列再生に向けた編集を行う領域である。
そして、例えば、ユーザーは、共有フォルダ欄211内に一覧表示されたメイン映像データ1を表すアイコンを選択したとする。そうして選択したメイン映像データ1をマウス操作のドラッグアンドドロップをすることにより、編集エリア212にメイン映像データ1を移行する。すると、図12に示す映像挿入設定画面220が表示される。
(映像挿入設定画面)
映像挿入設定画面220には、図12に示すように、メイン映像サムネイル221、メイン映像設定エリア222、サブエリア223、OKボタン231が表示される。更に、サブエリア223には、サブ映像サムネイル224、サブ映像設定エリア225、サブ映像追加ボタン226が表示される。ここで、サブ映像追加ボタン226がクリックされると、サブ映像サムネイル228とサブ映像設定エリア229とサブ映像追加ボタン230とを表示するサブエリア227が追加表示される。なお、サブ映像追加ボタン226がクリックされると、サブ映像追加ボタン226の表示は消える。以降は、サブ映像追加ボタン230をクリックすることで新たなサブエリアを表示することが可能である。
メイン映像サムネイル221には、先ほど選択したメイン映像データ1によって再生されるメイン映像214をサムネイルとして表示する。メイン映像設定エリア222では、メイン映像214の表示サイズが設定できるようになっている。
サブエリア223では、サブ映像サムネイル224をクリックすると、共有フォルダ120に格納されたメイン映像データ1・2やサブ映像データ1・2を表すアイコンが一覧表示される。そして、例えば、ユーザーは、サブ映像データ1を表すアイコンを選択したとする。そうして選択したサブ映像データ1をマウス操作のドラッグアンドドロップをすることにより、サブ映像データ1によって再生されるサブ映像215がサブ映像サムネイル224にサムネイルとして表示される。サブ映像設定エリア225では、サブ映像215の各種設定が行われる。具体的には、サブ映像215を液晶ディスプレイ105の表示画面のどの位置に表示するかを設定する。例えば、メイン映像214の右上に表示するように設定する。また、サブ映像215をどれくらいの大きさにするかも設定される(縦・横の大きさ)。例えば、メイン映像214の1/5に設定する。また、サブ映像設定エリア225では、サブ映像215の再生に関して、どの時点から再生スタートするかも設定する。例えば、サブ映像215の映像の始めから20秒後の時点を再生スタートと設定する。
サブ映像追加ボタン226は、先述したように、これをクリックすることにより、サブ映像サムネイル228とサブ映像設定エリア229とサブ映像追加ボタン230とを表示するサブエリア227を追加表示させる。このようにすることで、複数のサブ映像データを選択することができる。
OKボタン231は、上記メイン映像設定エリア222、サブ映像設定エリア225、及び、サブ映像設定エリア229での設定が全て完了した場合にクリックされるボタンである。OKボタン231がクリックされると再び編集画面210が表示される。
(編集画面)
再度表示された編集画面210には、再生画面移行ボタン213、共有フォルダ欄211、編集エリア212が表示される。また、編集エリア212には、メイン映像214とサブ映像215とが表示される。サブ映像215は、メイン映像214の右上に表示されている。また、サブ映像215は、メイン映像214の1/5の大きさで表示されている。即ち、後述する閲覧専用再生画面250において、メイン映像214の画面の右上にサブ映像215の画面がオーバーラップ表示されることになる。また、更に、閲覧専用再生画面250において、サブ映像215は、本来のサブ映像データ1に基づく再生映像の始めから20秒後の時点を再生スタートとして再生されることになる。
再生画面移行ボタン213がクリックされると、液晶ディスプレイ105に図13に示す閲覧専用再生画面250が表示される。
(閲覧専用再生画面)
閲覧専用再生画面250には、メイン映像214と、サブ映像215と、映像コントローラー251とが表示される。ここで、メイン映像214とサブ映像215とは、メイン映像214の画面の右上にサブ映像215の画面がオーバーラップされた状態で表示される。映像コントローラー251には、映像の再生状態を設定するための各種のコントロールボタン252が表示される。例えば、再生ボタン、停止ボタン、早送りボタン、巻き戻しボタン、頭出しボタン、再生位置を決めるスライドバー、音量調整ボタン等のコントロールボタン252が表示される。また、映像コントローラー251には、メイン映像214とサブ映像215の表示形態を切り替える切り替えボタン253が表示される。
切り替えボタン253がクリックされると、図13(A)に示したようにメイン映像214の画面の右上にサブ映像215の画面がオーバーラップ表示された状態から、図13(B)に示すように、メイン映像214とサブ映像215とが同じ大きさの画面で並列表示された状態になる。
なお、メイン映像214に対して短い再生時間であるサブ映像215の再生が終了した場合、サブ映像215の表示が消えてメイン映像214のみが表示されることになる。例えば、図13(A)に示したようにメイン映像214の画面の右上にサブ映像215の画面がオーバーラップ表示された状態から、メイン映像214の画面の右上に表示されたサブ映像215の画面が消えてメイン映像214だけが表示される。また、図13(B)に示すように、メイン映像214とサブ映像215とが同じ大きさの画面で並列表示された状態から、サブ映像215画面が消えてメイン映像214だけが表示される。
(効果)
上記の構成によれば、選択したメイン映像214とサブ映像215とを同時再生させることができる。これにより、メイン映像214の内容とサブ映像215の内容とを比較することができる。具体的には、生産準備活動において、新規の生産ラインの工程を作業者に説明・教育する際に、従来の生産ラインの工程をサブ映像データ1・2に基づいてサブ映像215として再生し、変更になった新規の生産ラインの工程をメイン映像データ1・2に基づいてメイン映像214として同時再生させることにより、作業者に従来の工程とどう変わったのかを視覚的に理解させることができる。即ち、作業者への教育を効率的に実行することができる。
また、上記構成によれば、メイン映像214の画面の一部にサブ映像215の画面をオーバーラップさせて同時再生させることができる。これにより、メイン映像214とサブ映像215とを同時再生させるに際して、メイン映像214の再生画面の大きさをそのままに、サブ映像215をオーバーラップ表示させることができる。即ち、メイン映像214の内容とサブ映像215の内容との比較をより効率的にすることができる。
また、上記構成によれば、メイン映像214とサブ映像215とを同じ大きさの画面で並列させて同時再生させることが可能である。また、メイン映像214の画面の一部にサブ映像215の画面をオーバーラップさせて表示する状態と、メイン映像214とサブ映像215とを同じ大きさの画面で並列させて同時再生させて表示する状態とを切り替えることができる。これにより、メイン映像214の内容とサブ映像215の内容とを比較するに際して、ユーザーの好みの再生形態で視聴することができる。
また、上記構成によれば、各種のソフトウェアA・B・C・Dが設定ファイルに登録された共有フォルダ120の場所を指定して映像データを実行することができる。これにより、生産準備活動に使用する複数の映像データが格納された共有フォルダ120を共有化して、メイン映像データ1・2の内容とサブ映像データ1・2の内容とを比較する作業の効率化を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々に変更して実施することができるものである。
本実施形態では、共有フォルダ120が格納されたHDD103が、PC100に搭載されているが、これに限らず、外部サーバーのHDDに共有フォルダ120を作成して多数のユーザーがいつでもアクセス可能なように構成してもよい。
100 PC
101 CPU
102 内部メモリ
103 HDD
104 キーボード・マウス
105 液晶ディスプレイ
106 通信インターフェース
107 読取装置
110 記録媒体
120 共有フォルダ
122 所定欄
123 ツリー形式
124 共有ファイル
125 階層構造
146 タイムライン

Claims (8)

  1. 生産ラインにおける映像を使用して生産準備活動を支援する生産準備活動プログラムであって、
    コンピュータを、
    操作指令を受け付ける入力手段、
    既存の生産ラインにおける実際の作業者の作業映像データ、及び、仮想空間での量産試作による仮想映像データを記憶する映像データ記憶手段、
    前記映像データ記憶手段に記憶された前記作業映像データ、及び、前記仮想映像データを表示する映像データ表示手段、
    時間軸を表すタイムラインを表示するタイムライン表示手段、
    前記映像データ表示手段により表示された前記作業映像データ、及び、前記仮想映像データの中から、入力装置により受け付けた操作指令に基づいて選択して、選択された前記作業映像データ、又は、前記仮想映像データを、前記タイムライン上の所望の位置にそれぞれ対応付ける映像データ対応付手段、
    前記タイムライン上にそれぞれ対応付けられた前記作業映像データ、及び、前記仮想映像データを、連続した映像に合成する映像合成手段、
    前記映像合成手段により合成した映像を再生させる再生手段、
    として機能させることを特徴とする生産準備活動プログラム。
  2. 前記作業映像データと前記仮想映像データとが異なるソフトウェアによるファイル形式で作成される請求項1に記載の生産準備活動プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    前記作業映像データと前記仮想映像データとが属する共有フォルダをネットワーク上に設けられた前記映像データ記憶手段に階層的に作成する共有フォルダ作成手段、
    前記共有フォルダ作成手段によって作成された前記共有フォルダの場所を所定の設定ファイルに登録する登録手段、
    前記各ソフトウェアが前記設定ファイルに登録された前記共有フォルダの場所を指定して前記作業映像データまたは前記仮想映像データを実行するファイル実行手段、
    として機能させることを特徴とする生産準備活動プログラム。
  3. コンピュータを、
    前記映像データ記憶手段に作成された前記共有フォルダ及び前記作業映像データと前記仮想映像データとを前記映像データ表示手段の所定欄にツリー形式で表示するツリー表示手段として機能させることを特徴とする請求項2に記載の生産準備活動プログラム。
  4. コンピュータを、
    前記ツリー表示手段によって表示された前記作業映像データまたは前記仮想映像データを、前記ソフトウェアに直接ドラッグアンドドロップ、又は、前記ソフトウェアで作成された前記作業映像データまたは前記仮想映像データを、前記共有フォルダに直接ドラッグアンドドロップするドラッグアンドドロップ手段として機能させることを特徴とする請求項3に記載の生産準備活動プログラム。
  5. 生産ラインにおける映像を使用して生産準備活動を支援する生産準備活動プログラムであって、
    コンピュータを、
    複数の映像データを記憶する映像データ記憶手段、
    前記映像データ記憶手段により記憶された複数の映像データの中から再生を行うメイン映像データと、当該メイン映像データと同時に再生を行うサブ映像データと、を選択する選択手段、
    前記選択手段により選択された前記メイン映像データと前記サブ映像データとに基づいて同時再生する同時再生手段、
    として機能させることを特徴とする生産準備活動プログラム。
  6. 前記同時再生手段は、前記メイン映像データに基づいて再生される画面の一部に前記サブ映像データに基づいて再生される画面をオーバーラップさせて同時再生させるオーバーラップ機能を有することを特徴とする請求項5に記載の生産準備活動プログラム。
  7. 前記同時再生手段は、前記メイン映像データに基づいて再生される画面と前記サブ映像データに基づいて再生される画面とを同じ大きさの画面で並列させて同時再生させる並列再生機能を有し、
    前記オーバーラップ機能と前記並列再生機能とを切り替える切替手段を有することを特徴とする請求項6に記載の生産準備活動プログラム。
  8. 前記複数の映像データが様々な種類のソフトウェアのファイル形式で作成される請求項5〜7に記載の生産準備活動プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    前記複数の映像データが属する共有フォルダをネットワーク上に設けられた前記映像データ記憶手段に階層的に作成する共有フォルダ作成手段、
    前記共有フォルダ作成手段によって作成された前記共有フォルダの場所を所定の設定ファイルに登録する登録手段、
    前記ソフトウェアが前記設定ファイルに登録された前記共有フォルダの場所を指定して前記映像データを実行するファイル実行手段、
    として機能させることを特徴とする生産準備活動プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011150569A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Techno Tsurii:Kk 生産準備活動プログラム及びその記録媒体
JP2017010278A (ja) * 2015-06-22 2017-01-12 株式会社ブロードリーフ 作業分析装置及び作業分析方法

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