JP2011150463A - 帳票識別装置、帳票識別プログラム及び帳票処理システム - Google Patents

帳票識別装置、帳票識別プログラム及び帳票処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】帳票処理の内容に応じて設定された判定基準により処理対象帳票に対して実行可能な帳票処理内容が設定された登録帳票を識別することができる帳票識別装置、帳票識別プログラム及び帳票処理システムを提供する。
【解決手段】相違度演算部32が、帳票処理内容が設定された登録帳票と帳票処理実行の対象である処理対象帳票の画像を取得し、それぞれの特徴量から、登録帳票と処理対象帳票の相違度を演算する。候補登録帳票抽出部34は、上記相違度が、登録帳票に設定された帳票処理内容に応じて設定された閾値より小さいか否かを判断し、小さい場合には、当該登録帳票を候補登録帳票として抽出する。実行指示部38は、使用者の指示または相違度の大きさに基づいて候補登録帳票に設定された帳票処理内容の実行指示を帳票処理装置に出力する。
【選択図】図3

Description

本発明は、帳票識別装置、帳票識別プログラム及び帳票処理システムに関する。
従来より、紙媒体等に記載された帳票が、予め登録されている複数の登録帳票の何れに該当するかを識別する技術が提案されている。例えば、下記特許文献1には、処理対象の帳票の画像及び複数の登録帳票の画像からそれぞれ対応点を検出し、この対応点の相違度が単一の閾値より小さいもののうち最小の帳票を識別する帳票識別装置等が開示されている。
特開2000−57266号公報
本発明の目的は、帳票処理の内容に応じて設定された判定基準により処理対象帳票に対して実行可能な帳票処理内容が設定された登録帳票を識別することができる帳票識別装置、帳票識別プログラム及び帳票処理システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の帳票識別装置の発明は、定型帳票を登録帳票として登録するとともに、前記登録帳票毎に帳票処理内容と前記帳票処理内容に応じた相違度判定用の閾値とを設定する帳票登録手段と、処理対象帳票の画像と前記登録帳票の各々の画像との相違度及び前記閾値に基づいて、当該処理対象帳票に対して実行可能な帳票処理内容が設定された前記登録帳票を候補登録帳票として抽出する候補登録帳票抽出手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記候補登録帳票抽出手段が、前記相違度及び前記閾値に基づいて前記候補登録帳票が無いと判定した場合に、予め定めた再判定閾値に基づいて決定した登録帳票を候補登録帳票として使用者に提示することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記候補登録帳票抽出手段が、前記相違度及び前記閾値に基づいて前記候補登録帳票が複数あると判定した場合に、当該候補登録帳票を使用者に提示し、使用者が入力した指示情報に基づいて、前記処理対象帳票に対して帳票処理内容を実行する登録帳票を選択することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記候補登録帳票抽出手段が、前記相違度及び前記閾値に基づいて前記候補登録帳票が複数あると判定した場合に、前記相違度が最も小さい前記候補登録帳票を、前記処理対象帳票に対して帳票処理内容を実行する登録帳票として選択することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記候補登録帳票抽出手段が、第1の閾値より相違度が小さい第1の登録帳票と、第1の閾値より小さい第2の閾値以上の相違度となっており、前記第1の登録帳票より相違度が小さい第2の登録帳票とを候補登録帳票として抽出し、当該候補登録帳票を使用者に提示し、使用者が入力した指示情報に基づいて、前記処理対象帳票に対して帳票処理内容を実行する登録帳票を選択することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の発明において、前記閾値が、前記登録帳票に設定された帳票処理内容に要求される安全性の程度に応じて決定されることを特徴とする。
請求項7記載の帳票処理システムの発明は、処理対象帳票を読み取る帳票読取装置と、前記帳票読取装置から処理対象帳票の画像を取得し、当該処理対象帳票に対して実行可能な帳票処理内容が設定された候補登録帳票を抽出する請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の帳票識別装置と、前記候補登録帳票に設定されている帳票処理内容を前記処理対象帳票に対して実行する帳票処理装置と、を備えることを特徴とする。
請求項8記載の帳票識別プログラムの発明は、コンピュータを、定型帳票を登録帳票として登録するとともに、前記登録帳票毎に帳票処理内容と前記帳票処理内容に応じた相違度判定用の閾値とを設定する帳票登録手段、処理対象帳票の画像と前記登録帳票の各々の画像との相違度及び前記閾値に基づいて、当該処理対象帳票に対して実行可能な帳票処理内容が設定された前記登録帳票を候補登録帳票として抽出する候補登録帳票抽出手段、として機能させることを特徴とする。
請求項1、請求項7及び請求項8の発明によれば、登録帳票に設定されている帳票処理の内容毎に相違度判定用の閾値を設定し、この閾値を判定基準として、処理対象帳票に対して帳票処理内容が実行可能か否かを判定することができる。
請求項2の発明によれば、相違度が閾値より小さい登録帳票がない場合であっても、相違度が再判定閾値以下のものであって、使用者が実行可能と判断する帳票処理内容を実行することができる。
請求項3の発明によれば、相違度が閾値より小さい登録帳票が複数ある場合に、使用者が最も適切と判断するものに設定された帳票処理内容を実行することができる。
請求項4の発明によれば、相違度が閾値より小さい登録帳票が複数ある場合に、最も処理対象帳票に近い登録帳票に設定された帳票処理内容を実行することができる。
請求項5の発明によれば、相違度が閾値より小さい登録帳票があり、その登録帳票との相違度より小さい相違度であるが、その相違度が自身に設定された閾値より大きい他の登録帳票もあった場合に、使用者が適切と判断するものに設定された帳票処理内容を実行することができる。
請求項6の発明によれば、各帳票処理内容に要求される安全性の程度を確保しながら帳票処理内容を実行することができる。
実施形態にかかる帳票処理システムの構成例を示す図である。 実施形態にかかる帳票識別装置を構成するコンピュータのハードウェア構成の例を示す図である。 実施形態にかかる帳票識別装置の機能ブロック図である。 相違度演算の具体例の説明図である。 帳票識別装置の動作例の説明図である。 実施形態1にかかる帳票識別装置の動作例のフロー図である。 実施形態2にかかる帳票識別装置の動作例のフロー図である。 実施形態3にかかる帳票識別装置の動作例のフロー図である。 実施形態4にかかる帳票識別装置の動作例のフロー図である。 実施形態5にかかる帳票識別装置の動作例のフロー図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施形態という)を、図面に従って説明する。
実施形態1
図1には、実施形態にかかる帳票処理システムの構成例が示される。図1において、帳票処理システムは、帳票識別装置100、帳票読取装置102及び帳票処理装置104を含んで構成されている。
帳票識別装置100は、帳票読取装置102等から帳票処理の対象となる処理対象帳票を受け取り、予め登録してある登録帳票との相違度を求め、当該処理対象帳票に対して実行可能な帳票処理内容が設定された登録帳票を識別する。この識別処理には、登録帳票毎に帳票処理内容に応じて設定された相違度判定用の閾値を使用する。すなわち、後述する方法により処理対象帳票と登録帳票各々との相違度を求め、この相違度が上記閾値より小さい登録帳票を候補登録帳票として抽出し、使用者の指示または相違度の大きさに基づいて候補登録帳票から、設定された帳票処理内容を処理対象帳票に対して実行可能な登録帳票を識別する。
帳票読取装置102は、例えばスキャナ等を含んで構成され、帳票処理の対象となる処理対象帳票、登録帳票として登録するための定型帳票等の画像を読み取り、帳票識別装置100にラスター画像として出力する装置である。
帳票処理装置104は、帳票識別装置100が識別した登録帳票に設定されている帳票処理内容を処理対象帳票に対して実行する装置である。帳票処理の内容としては、例えばファクシミリ送信、電子メールに添付しての送信、共有フォルダへの格納、私有フォルダへの格納、印刷出力等があるが、これらに限定されず、帳票の種類に応じて適宜決定される。各帳票処理は、それぞれの処理内容に応じて要求される安全性の程度が異なっており、上記閾値は、各帳票処理に要求される安全性の程度に応じて決定される。
なお、上記帳票識別装置100、帳票読取装置102及び帳票処理装置104は、互いにネットワークその他の通信手段によって接続されていて協調動作する構成としてもよい。また、複写機、ファクシミリ装置、スキャナ、複合機(多機能複写機とも呼ばれ、スキャナ、印刷装置、複写機、ファクシミリ等の機能を有している)などに組み込まれていてもよい。
図2には、実施形態にかかる帳票識別装置を構成するコンピュータのハードウェア構成の例が示される。図2において、帳票識別装置は、中央処理装置(例えばマイクロプロセッサ等のCPUを用いるとよい)10、ランダムアクセスメモリ(RAM)12、読み出し専用メモリ(ROM)14、通信装置16、入力装置18、表示装置20及びハードディスク装置(HDD)22を含んで構成されている。また、これらの構成要素は、バス24により互いに接続されている。なお、通信装置16、入力装置18、表示装置20及びハードディスク装置22は、それぞれ各入出力インターフェース26a、26b、26c、26dを介してバス24に接続されている。
CPU10は、RAM12またはROM14に格納されている制御プログラムに基づいて、後述する各部の動作を制御する。RAM12は主としてCPU10の作業領域として機能し、ROM14にはBIOS等の制御プログラムその他のCPU10が使用するデータが格納されている。
また、通信装置16は、USB(ユニバーサルシリアルバス)ポート、ネットワークポートその他の適宜なインターフェースにより構成され、CPU10がネットワーク等の通信手段を介して外部の装置とデータをやり取りするために使用する。例えば、帳票読取装置102及び帳票処理装置104との通信を行う。
また、入力装置18は、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル等により構成され、使用者が動作指示等を入力するために使用する。
また、表示装置20は、液晶ディスプレイ、タッチパネル等により構成され、CPU10による処理結果等を表示する。
また、ハードディスク装置22は記憶装置であり、上記登録帳票、閾値等、後述する処理に必要となる種々のデータを記憶する。なお、ハードディスク装置22の代わりに、EEPROM等の不揮発性記憶装置を使用してもよい。
図3には、実施形態にかかる帳票識別装置の機能ブロック図が示される。図3において、帳票識別装置は、帳票登録部28、閾値設定部30、相違度演算部32、候補登録帳票抽出部34、表示部36及び実行指示部38を含んで構成されており、これらの機能は例えばCPU10とCPU10の処理動作を制御するプログラムにより実現される。
帳票登録部28は、定型帳票の画像データ(帳票読取装置102等が生成したラスター画像)を登録帳票としてハードディスク装置22等の記憶装置に記憶させる。この登録帳票には、登録帳票と同種類の帳票に対する帳票処理の内容が設定され、上記画像データとともにハードディスク装置22等の記憶装置に記憶させる。帳票処理内容は、入力装置18から使用者が入力することができる。また、上記定型帳票と帳票処理内容とを対応付けるテーブルを予め作成してハードディスク装置22等の記憶装置に記憶させておき、帳票登録部28が定型帳票を登録帳票として登録(記憶装置に記憶)する際に、上記テーブルを参照して帳票処理内容の設定を行う構成としてもよい。
閾値設定部30は、帳票処理の内容が設定された登録帳票毎に帳票処理内容に応じた相違度判定用の閾値を設定し、ハードディスク装置22等の記憶装置に記憶させておく。この相違度は、登録帳票と、登録帳票に設定された帳票処理内容の実行対象となる処理対象帳票との相違度であり、後述する相違度演算部32により演算される。また、相違度の判定は、後述する候補登録帳票抽出部34が行う。閾値設定部30が設定する閾値は、登録帳票に設定された帳票処理に要求される安全性の程度に応じて決定される。例えば、帳票処理が私有フォルダへの格納である場合には、要求される安全性の程度が高くないので、閾値は大きな値に設定される。一方、帳票処理がファクシミリ送信や電子メールに添付しての送信等、外部への送信である場合には、要求される安全性の程度が高いので、閾値は小さな値に設定される。この閾値は、使用者が入力装置18から入力した値により設定される。
相違度演算部32は、上記登録帳票の各々の画像と処理対象帳票の画像との相違度を演算する。相違度の演算は、帳票読取装置102等から受け取った、登録帳票及び処理対象帳票のラスター画像から特徴量を求め、特徴量を比較することにより行う。特徴量は、例えば、登録帳票及び処理対象帳票のラスター画像に含まれる罫線の位置、幅、長さ等である。登録帳票の特徴量は、帳票登録部28による登録帳票の登録時に演算し、予めハードディスク装置22等の記憶装置に記憶させておくのが好適である。
図4(a),(b),(c)には、相違度演算の具体例の説明図が示される。図4(a)において、帳票(登録帳票及び処理対象帳票)のラスター画像の水平方向(X軸方向とする)または垂直方向(Y軸方向とする)において、X軸またはY軸に直交する方向の黒画素の総数を計数し、その総数を該X座標またはY座標における投影値とする。なお、上記ラスター画像がグレースケール(多値画像)あるいはカラー画像である場合には、画素値の合計を投影値とする。図4(b)の例では、Y軸に直交する方向の投影値を使用し、登録帳票及び処理対象帳票の両ラスター画像について、Y座標に対応する上記投影値により孤立方形波群から成る波形を形成する。次に、図4(c)に示されるように、この波形を低域濾波した濾波波形を求め、上記両ラスター画像の濾波波形間の相関係数を求めて相違度とする。なお、相違度の演算は、上記方法に限定されず、登録帳票及び処理対象帳票の同一性が判断できれば他の方法により演算してもよい。また、登録帳票の特徴量は、予め演算した値を帳票登録部28による登録処理の際にハードディスク装置22等の記憶装置に記憶させておいてもよい。
図3に戻り、候補登録帳票抽出部34は、相違度演算部32が演算した相違度が、閾値設定部30が設定した閾値より小さいか否かを判断し、処理対象帳票に対して実行可能な帳票処理内容が設定された登録帳票を候補登録帳票として抽出する。すなわち、処理対象帳票との相違度が閾値より小さい登録帳票を識別し、当該登録帳票を、処理対象帳票に対して実行可能な帳票処理内容が設定された候補登録帳票として抽出する。抽出した候補登録帳票が1つである場合には、後述する実行指示部38が帳票処理装置104に対して、候補登録帳票に設定されている帳票処理内容を処理対象帳票に対して実行する旨の指示情報を出力する。また、候補登録帳票抽出部34は、上記相違度及び閾値に基づいて上記候補登録帳票が複数ある場合に、表示装置20等により使用者に提示し、使用者が入力した指示情報に基づいて処理対象帳票に対して帳票処理内容を実行する登録帳票を選択する。具体的には、表示装置20に当該複数の処理対象帳票を表示させ、使用者にどの登録帳票に設定された帳票処理内容を実行すべきかの指示を入力するように促し、使用者が入力装置18から入力した指示情報に基づいて実行可能な帳票処理内容が設定された登録帳票を選択する。なお、候補登録帳票が抽出されなかった場合には、表示装置20等を介して帳票処理を実行できない旨を使用者に通知する。
表示部36は、表示装置20を制御し、候補登録帳票抽出部34等の指示に基づいて処理対象帳票等を表示する。
実行指示部38は、候補登録帳票抽出部34が抽出した候補登録帳票が1つである場合には、当該候補登録帳票に設定されている帳票処理内容を処理対象帳票に対して実行する旨の指示情報を帳票処理装置104に対して出力する。また、候補登録帳票抽出部34が使用者の指示入力に基づいて選択した登録帳票がある場合には、当該登録帳票に設定されている帳票処理内容を処理対象帳票に対して実行する旨の指示情報を帳票処理装置104に対して出力する。
図5(a),(b),(c)には、実施形態1にかかる帳票識別装置100の動作例の説明図が示される。図5(a),(b),(c)の例では、横軸に相違度が示されており、帳票読取装置102が読み取った処理対象帳票の画像と、帳票登録部28がハードディスク装置22等の記憶装置に記憶しておいた登録帳票A,B,Cの各々の画像との相違度が、それぞれ「登録帳票A」、「登録帳票B」、「登録帳票C」として示されている。
登録帳票Aは例えば請求書であり、登録帳票Aに設定された帳票処理内容が社外取引先へのメール転送であるものとする。また、この登録帳票Aと処理対象帳票との相違度を判定するために閾値A(例えば5%)が設定されているものとする。登録帳票Bは例えば会議の議事録であり、登録帳票Bに設定された帳票処理内容が共用フォルダへの格納であるものとする。また、この登録帳票Bと処理対象帳票との相違度を判定するために閾値B(例えば10%)が設定されているものとする。登録帳票Cは例えば回収したアンケートであり、登録帳票Cに設定された帳票処理内容が個人の私有フォルダへの格納であるものとする。また、この登録帳票Cと処理対象帳票との相違度を判定するために閾値C(例えば20%)が設定されているものとする。
一般的に、帳票処理内容として外部へのメール送信は、要求される安全性の程度が高く、帳票処理内容として私有フォルダへの格納は、要求される安全性の程度が低い処理である。また、帳票処理内容として共有フォルダへの格納は、要求される安全性の程度がメール送信より低く、私有フォルダへの格納よりも高く設定される。このため、上記閾値A,B,Cの大小関係は、上記の通り閾値A<閾値B<閾値Cとなっている。
図5(a)の例は、帳票読取装置102が読み取った処理対象帳票と登録帳票Aとの相違度が7%、登録帳票Bとの相違度が50%、登録帳票Cとの相違度が60%だった場合であり、相違度がそれぞれの閾値A,B,Cより小さい登録帳票は存在しない。このため、候補登録帳票抽出部34が候補登録帳票を抽出できず、処理対象帳票に対する帳票処理は実行されない。なお、この場合には、候補登録帳票抽出部34が表示装置20等を介して帳票処理を実行できない旨を使用者に通知する。
図5(b)の例は、帳票読取装置102が読み取った処理対象帳票と登録帳票Aとの相違度が50%、登録帳票Bとの相違度が60%、登録帳票Cとの相違度が15%だった場合であり、処理対象帳票と登録帳票Cの相違度だけが閾値Cの値である20%をより小さくなっている。このため、候補登録帳票抽出部34が登録帳票Cを候補登録帳票として抽出し、実行指示部38が帳票処理装置104に対して、候補登録帳票である登録帳票Cに設定されている帳票処理内容を処理対象帳票に対して実行する旨の指示情報を出力する。
図5(c)の例は、帳票読取装置102が読み取った処理対象帳票と登録帳票Aとの相違度が3%、登録帳票Bとの相違度が50%、登録帳票Cとの相違度が15%だった場合であり、処理対象帳票と登録帳票A及び登録帳票Cとの相違度がそれぞれの閾値A及びCより小さくなっている。このため、候補登録帳票抽出部34が登録帳票Aと登録帳票Cの両方を候補登録帳票として抽出し、登録帳票A及び登録帳票Cの画像を表示装置20等に表示して使用者に提示し、使用者が入力した指示情報に基づいて登録帳票Aと登録帳票Cの何れかを処理対象帳票に対して帳票処理内容を実行する登録帳票として選択する。
図6には、実施形態1にかかる帳票識別装置100の動作例のフローが示される。なお、図6では、帳票登録部28により登録帳票の画像データ(ラスター画像)が、帳票処理の内容とともに予めハードディスク装置22等の記憶装置に記憶されている。また、相違度判定用の閾値は、閾値設定部30が設定し、予めハードディスク装置22等の記憶装置に記憶されている。さらに、登録帳票の特徴量は、相違度演算部32が演算し、予めハードディスク装置22等の記憶装置に記憶されている。
図6において、帳票読取装置102が1枚の処理対象帳票を読み取って生成したラスター画像を、相違度演算部32が取得する(S101)。相違度演算部32は、S101で取得した処理対象帳票のラスター画像から特徴量を取得する(S102)。次に、相違度演算部32は、S102で取得した特徴量と、予め登録してある1つの登録帳票の特徴量とを比較し、登録帳票と処理対象帳票との相違度を演算する(S103)。
候補登録帳票抽出部34は、相違度演算部32が演算した相違度が、閾値設定部30が登録帳票毎に設定した閾値より小さいか否かを判断する(S104)。S104において相違度が閾値より小さい場合には、候補登録帳票抽出部34が、当該登録帳票を、処理対象帳票に対して実行可能な帳票処理内容が設定された候補登録帳票として抽出する(S105)。S104において、相違度が閾値以上である場合またはS105において候補登録帳票を抽出した後に、全ての登録帳票と処理対象帳票との相違度演算が終了したか否かを判断し(S106)、終了していない場合には、S103からの処理を繰り返す。
また、S106で、全ての登録帳票について相違度演算が終了している場合には、候補登録帳票抽出部34が、S105で抽出された候補登録帳票が存在するか否かを判断し(S107)、候補帳票が存在しない場合には表示装置20等により帳票処理を実行できない旨を使用者に通知し、処理を終了する。また、候補登録帳票が存在する場合には、候補登録帳票が複数存在するか否かを判断する(S108)。候補登録帳票が複数存在する場合には、候補登録帳票抽出部34が表示部36を介して表示装置20に当該複数の候補登録帳票の画像を表示させ、使用者にどの候補登録帳票に設定された帳票処理内容を実行するかを問い合わせる。使用者が帳票処理内容を実行する候補登録帳票を選択し、その旨の指示情報を入力装置18から入力すると(S109)、候補登録帳票抽出部34は指示された候補登録帳票を帳票処理内容が実行可能な登録帳票として選択する。実行指示部38は、候補登録帳票抽出部34が使用者の指示入力に基づいて選択した登録帳票に設定されている帳票処理内容を処理対象帳票に対して実行する旨の指示情報を帳票処理装置104に対して出力する。これにより、帳票処理装置104が、処理対象帳票に対して帳票処理を実行する(S110)。
また、S108において、候補登録帳票が一つである場合には、実行指示部38が当該候補登録帳票に設定されている帳票処理内容を処理対象帳票に対して実行する旨の指示情報を帳票処理装置104に対して出力し、帳票処理装置104が、処理対象帳票に対して帳票処理を実行する(S110)。
上述した、図6の各ステップを実行するためのプログラムは、記録媒体に格納することも可能であり、また、そのプログラムを通信手段によって提供しても良い。その場合、例えば、上記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明または「データ信号」の発明として捉えても良い。
実施形態2
実施形態2では、いずれの登録帳票の相違度も閾値以上であり、候補登録帳票抽出部34が候補登録帳票を抽出できなかった場合の変形例である。この場合、候補登録帳票抽出部34は、予め閾値設定部30が設定した再判定閾値に基づいて決定した登録帳票を候補登録帳票として表示装置20に表示し、使用者に提示する。実行指示部38は、使用者が入力装置18から入力した指示情報に基づいて、上記再判定閾値により決定した候補登録帳票に設定された帳票処理内容を処理対象帳票に対して実行する旨の指示情報を帳票処理装置104に対して出力するか否かを決定する。
上記再判定閾値は、候補登録帳票抽出部34が候補登録帳票を抽出できなかった場合に、処理対象帳票に最も近似している登録帳票を候補登録帳票として再抽出するための閾値である。この再判定閾値は、使用者が入力装置18から入力した値により閾値設定部30が設定する。
図7には、実施形態2にかかる帳票識別装置100の動作例のフローが示される。なお、図7でも、帳票登録部28により登録帳票の画像データ(ラスター画像)が、帳票処理の内容とともに予めハードディスク装置22等の記憶装置に記憶されている。また、相違度判定用の閾値及び再判定閾値は、閾値設定部30が設定し、予めハードディスク装置22等の記憶装置に記憶されている。さらに、登録帳票の特徴量は、相違度演算部32が演算し、予めハードディスク装置22等の記憶装置に記憶されている。
図7において、帳票読取装置102が1枚の処理対象帳票を読み取って生成したラスター画像を、相違度演算部32が取得する(S201)。相違度演算部32は、S201で取得した処理対象帳票のラスター画像から特徴量を取得する(S202)。次に、相違度演算部32は、S202で取得した特徴量と、予め登録してある1つの登録帳票の特徴量とを比較し、登録帳票と処理対象帳票との相違度を演算する(S203)。
候補登録帳票抽出部34は、相違度演算部32が演算した相違度が、閾値設定部30が登録帳票毎に設定した閾値より小さいか否かを判断する(S204)。S204において相違度が閾値より小さい場合には、候補登録帳票抽出部34が、当該登録帳票を、処理対象帳票に対して実行可能な帳票処理内容が設定された第1の候補登録帳票として抽出する(S205)。
一方、S204において、上記相違度が閾値以上である場合には、当該相違度が閾値設定部30により設定された再判定閾値より小さいか否かを、候補登録帳票抽出部34が判断する(S206)。上記相違度が再判定閾値より小さい場合には、使用者から帳票処理の可否の判断を得るための第2の候補登録帳票として抽出する(S207)。
S205において第1の候補登録帳票を抽出し、またはS206において上記相違度が再判定閾値以上であり、またはS207において第2の候補登録帳票を抽出した場合には、全ての登録帳票と処理対象帳票との相違度演算が終了したか否かを判断し(S208)、終了していない場合には、S203からの処理を繰り返す。
また、S208で、全ての登録帳票について相違度演算が終了している場合には、候補登録帳票抽出部34が、S205で抽出される第1の候補登録帳票が存在しているか否かを判断し(S209)、第1の候補登録帳票が存在している場合には、第1の候補登録帳票が複数存在しているか否かを判断する(S210)。第1の候補登録帳票が複数存在している場合には、候補登録帳票抽出部34が表示部36を介して表示装置20に当該複数の第1の候補登録帳票の画像を表示させ、使用者にどの候補登録帳票に設定された帳票処理内容を実行するかを問い合わせる。使用者が帳票処理内容を実行する候補登録帳票を選択し、その旨の指示情報を入力装置18から入力すると(S211)、候補登録帳票抽出部34は指示された第1の候補登録帳票を帳票処理内容が実行可能な登録帳票として選択する。実行指示部38は、候補登録帳票抽出部34が使用者の指示入力に基づいて選択した登録帳票に設定されている帳票処理内容を処理対象帳票に対して実行する旨の指示情報を帳票処理装置104に対して出力する。なお、S210において、第1の候補登録帳票が1つであった場合には、実行指示部38は、第1の候補登録帳票に設定されている帳票処理内容を処理対象帳票に対して実行する旨の指示情報を帳票処理装置104に対して出力する。これにより、帳票処理装置104が、処理対象帳票に対して帳票処理を実行する(S212)。
また、S209において、第1の候補登録帳票が存在していない場合には、候補登録帳票抽出部34が、S207で抽出される第2の候補登録帳票が存在しているか否かを判断する(S213)。S213において、第2の候補登録帳票が存在している場合には、候補登録帳票抽出部34が当該第2の候補登録帳票を表示装置20に表示させ、使用者に当該第2の候補登録帳票に設定された帳票処理内容を実行するかを問い合わせる。使用者が上記第2の候補登録帳票に設定された帳票処理内容を実行する旨の指示情報を入力装置18から入力すると(S211)、実行指示部38は、当該第2の候補登録帳票に設定されている帳票処理内容を処理対象帳票に対して実行する旨の指示情報を帳票処理装置104に対して出力する。これにより、帳票処理装置104が、処理対象帳票に対して帳票処理を実行する(S212)。なお、S213において、第2の候補登録帳票が存在していない場合には、処理を終了する。
図5(a)の例では、登録帳票A,B,Cの各々と処理対象帳票との相違度が各閾値A,B,Cより小さい登録帳票が存在しないので、候補登録帳票抽出部34が、上記再判定閾値に基づき第2の候補登録帳票を抽出する。再判定閾値が例えば30%とすると、登録帳票Aが第2の候補登録帳票として抽出される。
上述した、図7の各ステップを実行するためのプログラムは、記録媒体に格納することも可能であり、また、そのプログラムを通信手段によって提供しても良い。その場合、例えば、上記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明または「データ信号」の発明として捉えても良い。
実施形態3
実施形態3では、候補登録帳票抽出部34が、使用者からの指示情報によらずに相違度が最も小さい登録帳票を候補登録帳票として抽出する。実行指示部38は、当該候補登録帳票に設定された帳票処理内容を処理対象帳票に対して実行する旨の指示情報を帳票処理装置104に対して出力する。
図8には、実施形態3にかかる帳票識別装置100の動作例のフローが示される。なお、図8でも、帳票登録部28により登録帳票の画像データ(ラスター画像)が、帳票処理の内容とともに予めハードディスク装置22等の記憶装置に記憶されている。また、相違度判定用の閾値は、閾値設定部30が設定し、予めハードディスク装置22等の記憶装置に記憶されている。さらに、登録帳票の特徴量は、相違度演算部32が演算し、予めハードディスク装置22等の記憶装置に記憶されている。
図8において、帳票読取装置102が1枚の処理対象帳票を読み取って生成したラスター画像を、相違度演算部32が取得する(S301)。相違度演算部32は、S301で取得した処理対象帳票のラスター画像から特徴量を取得する(S302)。次に、相違度演算部32は、S302で取得した特徴量と、予め登録してある1つの登録帳票の特徴量とを比較し、登録帳票と処理対象帳票との相違度を演算する(S303)。
候補登録帳票抽出部34は、相違度演算部32が演算した相違度が、閾値設定部30が登録帳票毎に設定した閾値より小さいか否かを判断する(S304)。S304において相違度が閾値より小さい場合には、候補登録帳票抽出部34が、候補登録帳票を既に抽出済みであるか否かを判断し(S305)、抽出済みである場合には、S304において相違度が閾値より小さいと判断された登録帳票の相違度が、上記抽出済みの候補登録帳票の相違度より小さいか否かを判断する(S306)。当該登録帳票の相違度が上記抽出済みの候補登録帳票の相違度より小さい場合には、当該登録帳票を新たに候補登録帳票として抽出する(S307)。
なお、S305において、候補登録帳票が抽出済みでなかった場合には、S304において相違度が閾値より小さいと判断された登録帳票を新たに候補登録帳票として抽出する(S307)。
次に、S304において、相違度演算部32が演算した上記相違度が閾値以上であるか、S306において、S304で相違度が閾値より小さいと判断された登録帳票の相違度が上記抽出済みの候補登録帳票の相違度以上であるか、またはS307において、当該登録帳票を新たに候補登録帳票として抽出した場合には、全ての登録帳票と処理対象帳票との相違度演算が終了したか否かを判断し(S308)、終了していない場合には、S303からの処理を繰り返す。
また、S308で、全ての登録帳票について相違度演算が終了している場合には、候補登録帳票抽出部34が、S307で抽出された候補登録帳票が存在するか否かを判断し(S309)、候補登録帳票が存在しない場合には処理を終了する。また、候補登録帳票が存在する場合には、当該候補登録帳票が、予め登録されていた登録帳票の中で最も処理対象帳票との相違度が小さい登録帳票であり、実行指示部38は、この候補登録帳票に設定されている帳票処理内容を処理対象帳票に対して実行する旨の指示情報を帳票処理装置104に対して出力する。これにより、帳票処理装置104が、処理対象帳票に対して帳票処理を実行する(S310)。
図5(c)の例では、処理対象帳票と登録帳票A及び登録帳票Cとの相違度がそれぞれの閾値A及びCより小さくなっている。候補登録帳票抽出部34は、これらの登録帳票A及び登録帳票Cのうち、相違度が最も小さい登録帳票Aを候補登録帳票として抽出し、実行指示部38が、登録帳票Aに設定された帳票処理内容を処理対象帳票に対して実行する旨の指示情報を帳票処理装置104に対して出力する。
上述した、図8の各ステップを実行するためのプログラムは、記録媒体に格納することも可能であり、また、そのプログラムを通信手段によって提供しても良い。その場合、例えば、上記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明または「データ信号」の発明として捉えても良い。
実施形態4
実施形態4では、候補登録帳票抽出部34が、第1の閾値より相違度が小さい第1の登録帳票と、第1の閾値より小さい第2の閾値以上の相違度となっており、上記第1の登録帳票より相違度が小さい第2の登録帳票とがある場合に、これらを候補登録帳票として表示装置20に表示し、使用者に提示する。この場合、実行指示部38は、使用者が入力装置18から入力した指示情報に基づいて、上記第1の登録帳票及び第2の登録帳票のいずれに設定された帳票処理内容を処理対象帳票に対して実行するかの指示情報を帳票処理装置104に対して出力する。
図5(d)には、実施形態4にかかる帳票識別装置100の動作例の説明図が示されており、帳票読取装置102が読み取った処理対象帳票と登録帳票Aとの相違度が7%、登録帳票Bとの相違度が50%、登録帳票Cとの相違度が15%だった場合が例示されている。この例では、登録帳票Cが第1の登録帳票であり、登録帳票Cに設定された閾値Cが第1の閾値である。また、登録帳票Aが第2の登録帳票であり、登録帳票Aに設定された閾値Aが第2の閾値である。実施形態4では、候補登録帳票抽出部34が上記登録帳票Aと登録帳票Cとを使用者に提示し、実行指示部38が、使用者の指示情報に基づいて何れかの登録帳票に設定された帳票処理内容の実行を帳票処理装置104に対して指示する。
図9には、実施形態4にかかる帳票識別装置100の動作例のフローが示される。なお、図9でも、帳票登録部28により登録帳票の画像データ(ラスター画像)が、帳票処理の内容とともに予めハードディスク装置22等の記憶装置に記憶されている。また、相違度判定用の閾値は、閾値設定部30が設定し、予めハードディスク装置22等の記憶装置に記憶されている。さらに、登録帳票の特徴量は、相違度演算部32が演算し、予めハードディスク装置22等の記憶装置に記憶されている。
図9において、帳票読取装置102が1枚の処理対象帳票を読み取って生成したラスター画像を、相違度演算部32が取得する(S401)。相違度演算部32は、S401で取得した処理対象帳票のラスター画像から特徴量を取得する(S402)。次に、相違度演算部32は、S402で取得した特徴量と、予め登録してある各登録帳票の特徴量とを比較し、登録帳票と処理対象帳票との相違度を演算する(S403)。
候補登録帳票抽出部34は、全ての登録帳票と処理対象帳票とについて演算された相違度を昇順に並べてハードディスク装置22等の記憶装置に記憶する(S404)。なお、相違度は、昇順の代わりに降順に並べてもよい。
次に、候補登録帳票抽出部34は、1つの登録帳票について相違度演算部32が演算した処理対象帳票との相違度が、当該登録帳票について閾値設定部30が設定した閾値より小さいか否かを判断する(S405)。S405において相違度が閾値より小さい場合には、当該登録帳票を第1の登録帳票として抽出する。この際には、S404で昇順に並べた相違度を参照し、第1の登録帳票の相違度より小さい相違度の他の登録帳票を第2の登録帳票として第1の登録帳票とともに候補登録帳票として抽出する(S406)。なお、第2の登録帳票は複数抽出してもよい。
次に、候補登録帳票抽出部34は、全ての登録帳票の相違度に基づきS405及びS406の候補登録帳票の抽出処理が終了したか否かを判断し(S407)、終了していない場合には、S405からの処理を繰り返す。
また、S407で抽出処理が終了している場合には、候補登録帳票抽出部34が、S406で抽出した候補登録帳票(第1、第2の登録帳票)が存在するか否かを判断し(S408)、候補登録帳票が存在しない場合には処理を終了する。また、候補登録帳票が存在する場合には、候補登録帳票が複数存在するか否かを判断し(S409)、複数存在する場合には、候補登録帳票抽出部34が表示部36を介して表示装置20に当該複数の候補登録帳票の画像を表示させ、使用者にどの候補登録帳票に設定された帳票処理内容を実行するかを問い合わせる。使用者が帳票処理内容を実行する候補登録帳票を選択し、その旨の指示情報を入力装置18から入力すると(S410)、候補登録帳票抽出部34は指示された候補登録帳票を帳票処理内容が実行可能な登録帳票として選択する。実行指示部38は、候補登録帳票抽出部34が使用者の指示入力に基づいて選択した登録帳票に設定されている帳票処理内容を処理対象帳票に対して実行する旨の指示情報を帳票処理装置104に対して出力する。これにより、帳票処理装置104が、処理対象帳票に対して帳票処理を実行する(S411)。
また、S409において、候補登録帳票が一つである場合には、実行指示部38は、当該候補登録帳票に設定されている帳票処理内容を処理対象帳票に対して実行する旨の指示情報を帳票処理装置104に対して出力し、帳票処理装置104が、処理対象帳票に対して帳票処理を実行する(S411)。
上述した、図9の各ステップを実行するためのプログラムは、記録媒体に格納することも可能であり、また、そのプログラムを通信手段によって提供しても良い。その場合、例えば、上記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明または「データ信号」の発明として捉えても良い。
実施形態5
実施形態5では、登録帳票に設定された帳票処理に要求される安全性の程度に応じて、登録帳票と処理対象帳票との相違度判定用の閾値を予め決定しておき、各帳票処理内容と閾値とが関連付いた閾値テーブルをハードディスク装置22等の記憶装置に記憶させておく。閾値設定部30は、帳票登録部28が登録帳票の登録処理を実行する際に上記閾値テーブルを参照し、設定されている帳票処理内容に応じて各登録帳票毎に閾値を決定する。
上記閾値テーブルは、帳票処理内容毎に閾値と関連付ける構成のほか、帳票処理内容に要求される安全性の程度を、例えば「高」、「中」、「低」に分類し、これらに対応させて閾値を3段階に設定する構成としてもよい。例えば、帳票処理内容の安全性の程度が「高」の場合の閾値は5%、「中」の場合の閾値は10%、「低」の場合の閾値は20%に設定されているとすると、要求される安全性の程度が「高」である帳票処理内容が設定された登録帳票Aに対する閾値は5%とされ、要求される安全性の程度が「中」である帳票処理内容が設定された登録帳票Bに対する閾値は10%とされ、要求される安全性の程度が「低」である帳票処理内容が設定された登録帳票Cに対する閾値は20%とされる。
図10には、実施形態5にかかる帳票識別装置100の動作例のフローが示される。図10において、帳票読取装置102が登録対象である定型帳票を読み取って生成したラスター画像を帳票登録部28が取得し、ハードディスク装置22等の記憶装置に記憶させて定型帳票の登録を行う(S601)。また、帳票登録部28は、使用者の指示等に基づいて、上記登録帳票に帳票処理内容を設定する(S602)。
次に、閾値設定部30は、帳票処理内容と閾値とが関連付いた閾値テーブルを参照し(S603)、帳票登録部28が設定した帳票処理内容に応じた閾値を読み出して、登録帳票のラスター画像及び帳票処理内容とともにハードディスク装置22等の記憶装置に記憶させる(S604)。
上述した、図10の各ステップを実行するためのプログラムは、記録媒体に格納することも可能であり、また、そのプログラムを通信手段によって提供しても良い。その場合、例えば、上記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明または「データ信号」の発明として捉えても良い。
10 CPU、12 RAM、14 ROM、16 通信装置、18 入力装置、20 表示装置、22 ハードディスク装置、24 バス、26a、26b、26c、26d 入出力インターフェース、28 帳票登録部、30 閾値設定部、32 相違度演算部、34 候補登録帳票抽出部、36 表示部、38 実行指示部、100 帳票識別装置、102 帳票読取装置、104 帳票処理装置。

Claims (8)

  1. 定型帳票を登録帳票として登録するとともに、前記登録帳票毎に帳票処理内容と前記帳票処理内容に応じた相違度判定用の閾値とを設定する帳票登録手段と、
    処理対象帳票の画像と前記登録帳票の各々の画像との相違度及び前記閾値に基づいて、当該処理対象帳票に対して実行可能な帳票処理内容が設定された前記登録帳票を候補登録帳票として抽出する候補登録帳票抽出手段と、
    を備えることを特徴とする帳票識別装置。
  2. 請求項1記載の帳票識別装置において、前記候補登録帳票抽出手段は、前記相違度及び前記閾値に基づいて前記候補登録帳票が無いと判定した場合に、予め定めた再判定閾値に基づいて決定した登録帳票を候補登録帳票として使用者に提示することを特徴とする帳票識別装置。
  3. 請求項1記載の帳票識別装置において、前記候補登録帳票抽出手段は、前記相違度及び前記閾値に基づいて前記候補登録帳票が複数あると判定した場合に、当該候補登録帳票を使用者に提示し、使用者が入力した指示情報に基づいて、前記処理対象帳票に対して帳票処理内容を実行する登録帳票を選択することを特徴とする帳票識別装置。
  4. 請求項1記載の帳票識別装置において、前記候補登録帳票抽出手段は、前記相違度及び前記閾値に基づいて前記候補登録帳票が複数あると判定した場合に、前記相違度が最も小さい前記候補登録帳票を、前記処理対象帳票に対して帳票処理内容を実行する登録帳票として選択することを特徴とする帳票識別装置。
  5. 請求項1記載の帳票識別装置において、前記候補登録帳票抽出手段は、第1の閾値より相違度が小さい第1の登録帳票と、第1の閾値より小さい第2の閾値以上の相違度となっており、前記第1の登録帳票より相違度が小さい第2の登録帳票とを候補登録帳票として抽出し、当該候補登録帳票を使用者に提示し、使用者が入力した指示情報に基づいて、前記処理対象帳票に対して帳票処理内容を実行する登録帳票を選択することを特徴とする帳票識別装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の帳票識別装置において、前記閾値は、前記登録帳票に設定された帳票処理内容に要求される安全性の程度に応じて決定されることを特徴とする帳票識別装置。
  7. 処理対象帳票を読み取る帳票読取装置と、
    前記帳票読取装置から処理対象帳票の画像を取得し、当該処理対象帳票に対して実行可能な帳票処理内容が設定された候補登録帳票を抽出する請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の帳票識別装置と、
    前記候補登録帳票に設定されている帳票処理内容を前記処理対象帳票に対して実行する帳票処理装置と、
    を備えることを特徴とする帳票処理システム。
  8. コンピュータを、
    定型帳票を登録帳票として登録するとともに、前記登録帳票毎に帳票処理内容と前記帳票処理内容に応じた相違度判定用の閾値とを設定する帳票登録手段、
    処理対象帳票の画像と前記登録帳票の各々の画像との相違度及び前記閾値に基づいて、当該処理対象帳票に対して実行可能な帳票処理内容が設定された前記登録帳票を候補登録帳票として抽出する候補登録帳票抽出手段、
    として機能させることを特徴とする帳票識別プログラム。
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