JP2011150147A - 表示装置、表示処理方法および表示処理プログラム - Google Patents

表示装置、表示処理方法および表示処理プログラム Download PDF

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貴之 中川
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Abstract

【課題】表示可能な文字数が予め規定された表示手段に対して、ユーザが表示内容を容易かつ瞬時に判断することが可能な数字情報を表示させ、さらに、少しでも多くの情報量を表示させること。
【解決手段】制御手段10は、第二記録手段12に記録された数字列データ25の数列より1文字分の数字データを順番に読み出し、小数点が読み出されるまでの間は、大型数字ドットフォントによってバッファメモリ手段13に数字ドットフォントを記録させ、小数点が読み出された場合には、小数点の次の数字データ該当する数字の小数点付数字ドットフォントによってバッファメモリ手段13に数字ドットフォントを記録させ、その後には、小型数字ドットフォントを用いてバッファメモリ手段13に数字ドットフォントを記録させる。
【選択図】図4

Description

本発明は表示装置、表示処理方法および表示処理プログラムに関し、より詳細には、車載用オーディオ装置や車載用ラジオ装置などに適した表示装置、表示処理方法および表示処理プログラムに関する。
今日の車には、運転中に音楽などを楽しめるように、車載用オーディオ装置や車載用ラジオ装置などが設置されている。車載用オーディオ装置などは、運転者から操作しやすいように車のインストルメントパネルのセンターコンソールなどに設置されることが多い。
センターコンソールには、車載用オーディオ装置などを設置するために所定規格の設置スペース(この設置スペースの規格はDIN(高さ50mm×幅178mm(高さ2インチ×幅7インチ))という規格名で規定されている)が確保されており、一般的な車載用オーディオ装置は、このDINサイズに対応するようにして外形寸法が作られている。
このように、車載用オーディオ装置の設定スペースが一定の寸法に限られている一方で、今日の車載用オーディオ装置に要求される機能は、CD(Compact Disc)再生機能、MD(MiniDisc)再生機能、ラジオ音声の出力機能、外部入力に対応する音楽などの出力機能、時計表示機能などの多数に及んでいる。このため、車載用オーディオ装置の前面には表示部が設けられており、音源に関する情報など(例えば、受信されているラジオのラジオ局に関する情報など)を、この表示部に表示させることによって、様々な情報をユーザが容易に理解できるようになっている。
表示部には、ドットの点灯/点滅によって数字やアルファベットなどの文字ドットフォントを表示させることが可能な液晶表示パネルが一般的に用いられている。このような液晶表示パネルは、車載用オーディオ装置だけでなく、携帯電話など多くの電気機器に用いられている。この液晶表示パネルは、1文字分の文字ドットフォントの大きさを変更することにより、表示可能な情報量を増減させることができるという利点を備えている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
特開平6−19671号公報 特開平8−305336号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2に示したように、表示部に表示される文字数を小さくして情報量を多くすると、ユーザ(特に運転者)が小さな文字を瞬時に認識し難くなるため、視認性が悪化してしまう恐れがあった。特に、車載用オーディオ装置の表示部は、運転中に運転者が視認する可能性もあるため、表示部を凝視することなく瞬時に表示内容を判断できるようにすることが好ましいとされている。このため、表示部に表示される文字は大きくすることが望まれている。
また、表示部に表示される内容を瞬時に把握できるように、表示部に表示される情報の表示位置を固定化させる方法が多く用いられている。例えば、図5(a)は、従来より一般的に用いられている車載用オーディオ装置30の正面図を一例として示した図である。車載用オーディオ装置30の正面には、表示部9(9a)が設けられており、表示部9の表示は、図5(b)に示すFMラジオの受信時の表示例のように、一番左に予め設定(セット)された設定番号情報(チャンネル番号情報)20、その隣にFMラジオの周波数情報21、その隣に時刻情報(時計情報)22を表示させる方法が採用されている。
このように、一番左に表示させる数字を、設定番号情報20、一番右に表示させる数字を時刻情報22、真ん中に表示させる数字を周波数情報21と予め表示位置を固定化することにより、ユーザ(運転者)は、時間を知りたい場合には、一番右の数字だけを見れば足り、また、放送されているラジオ番組を周波数によって判断したい場合には、中央部の表示を見れば瞬時に判断することが可能となる。このように表示情報の表示位置を固定化するために、多くの車載用オーディオ装置では、表示部9に表示させることが可能な文字数(1文字分の文字ドットフォントの表示領域の数)を予め規定(制限)することが多い。例えば、図5(a)に示す表示部9において表示可能な文字数は、図5(b)に示すように、13文字に制限されている。
表示される文字数(1文字分の文字ドットフォントの表示領域の数)が予め規定される場合には、特許文献1および特許文献2に示すように、1文字分のドットフォントの大きさを小さくしても(少ないドットで1文字分の表示を可能としても)、表示可能な文字数自体は変わらないため(例えば、図5(a)(b)の場合には1文字分のドットフォントの大きさによらず13文字となる)、情報量を増やすことができないという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、表示可能な文字数が予め規定された表示手段に対して、ユーザが表示内容を容易かつ瞬時に判断することが可能な数字情報を表示させ、さらに、少しでも多くの情報量を表示させることが可能な表示装置、表示処理方法および表示処理プログラムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る表示装置は、所定の縦横サイズの数字ドットフォントを表示することが可能な表示領域が所定文字数分だけ設けられた表示手段と、
該表示手段に表示させるための前記数字ドットフォントに関するデータを前記表示領域に対応させて一時的に記録するバッファメモリ手段と、前記所定の縦横サイズのドットエリアの大きさに合わせた数字ドットフォントにより1文字分のドットフォントが形成された「0」から「9」までの大型数字ドットフォントと、前記大型数字ドットフォントよりも小さな縦横サイズからなる数字ドットフォントと小数点のドットフォントとが前記所定の縦横サイズのドットエリア内に収まるように配置されて1文字分のドットフォントが形成された「.0」から「.9」までの小数点付数字ドットフォントと、前記所定の縦横サイズのドットエリア内に前記小さな縦横サイズからなる数字ドットフォントが配置されて1文字分のドットフォントが形成された「0」から「9」までの小型数字ドットフォントとを記録する第一記録手段と、前記表示手段に表示させるべき数列が記された数字列データを記録する第二記録手段と、前記第二記録手段に記録された数字列データの数列より1文字分の数字データを順番に読み出す数字データ読出手段と、該数字データ読出手段により読み出された前記数字データが、小数点であるか否かを判断する小数点判断手段と、前記小数点判断手段により前記数字データとして小数点が読み出されるまでの間は、読み出された数字データに該当する数字の大型数字ドットフォントを前記第一記録手段より読み出して、前記表示手段の前記表示領域に対応する前記バッファメモリ手段の記録領域に、読み出された前記数字ドットフォントを順番に記録し、前記小数点判断手段により前記数字データとして前記小数点が読み出された場合には、当該小数点の次の数字データを前記数字列データの数列より読み出し、読み出された数字データに該当する数字の小数点付数字ドットフォントを前記第一記録手段より読み出して、前記表示手段の次の前記表示領域に対応する前記バッファメモリ手段の記録領域に、読み出された前記数字ドットフォントを記録し、当該小数点付数字ドットフォントを用いて前記バッファメモリ手段の前記記録領域に数字ドットフォントを記録した後には、前記数字列データの数列より読み出された数字データに該当する数字の小型数字ドットフォントを前記第一記録手段より読み出して、前記表示手段の次の前記表示領域に対応する前記バッファメモリ手段の記録領域に、読み出された前記数字ドットフォントを記録するバッファメモリ記録手段と、該バッファメモリ記録手段により前記バッファメモリ手段に記録された前記数字ドットフォントを、前記表示手段に出力することによって前記表示手段の前記表示領域に対応させて、各数字ドットフォントを前記表示手段に表示させる数字ドットフォント出力手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る表示処理方法は、第二記録手段に記録された数字列データの数列情報に基づいて、所定の縦横サイズの大きさに合わせた数字ドットフォントにより1文字分のドットフォントが形成された「0」から「9」までの大型数字ドットフォントと、前記大型数字ドットフォントよりも小さな縦横サイズからなる数字ドットフォントと小数点のドットフォントとが前記所定の縦横サイズのドットエリア内に収まるように配置されて1文字分のドットフォントが形成された「.0」から「.9」までの小数点付数字ドットフォントと、前記所定の縦横サイズのドットエリア内に前記小さな縦横サイズからなる数字ドットフォントが配置されて1文字分のドットフォントが形成された「0」から「9」までの小型数字ドットフォントとのいずれかの数字ドットフォントを第一記録手段より読み出し、読み出された前記数字ドットフォントを、前記所定の縦横サイズの数字ドットフォントを表示可能な表示領域が所定文字数分だけ設けられた表示手段に対して出力することが可能なバッファメモリ手段に記録し、該バッファメモリ手段に記録された前記数字ドットフォントを前記表示領域に対応させて出力することにより、前記バッファメモリ手段に記録された前記数字ドットフォントを前記表示手段に表示させるための表示処理方法であって、前記第二記録手段に記録された数字列データの数列より1文字分の数字データを数字データ読出手段が順番に読み出す読出ステップと、該読出ステップにおいて読み出された前記数字データが、小数点であるか否かを小数点判断手段が判断する小数点判断ステップと、該小数点判断ステップにおいて前記数字データとして小数点が読み出されるまでの間は、読み出された数字データに該当する数字の大型数字ドットフォントを前記第一記録手段より読み出して、前記表示手段の前記表示領域に対応する前記バッファメモリ手段の記録領域に、バッファメモリ記録手段が、読み出された前記数字ドットフォントを順番に記録し、前記小数点判断ステップにおいて前記数字データとして前記小数点が読み出された場合には、当該小数点の次の数字データを前記数字列データの数列より読み出し、読み出された数字データに該当する数字の小数点付数字ドットフォントを前記第一記録手段より読み出して、前記表示手段の次の前記表示領域に対応する前記バッファメモリ手段の記録領域に、前記バッファメモリ記録手段が、読み出された前記数字ドットフォントを記録し、当該小数点付数字ドットフォントを用いて前記バッファメモリ手段の前記記録領域に数字ドットフォントを記録した後には、前記数字列データの数列より読み出された数字データに該当する数字の小型数字ドットフォントを前記第一記録手段より読み出して、前記表示手段の次の前記表示領域に対応する前記バッファメモリ手段の記録領域に、前記バッファメモリ記録手段が、読み出された前記数字ドットフォントを記録するバッファメモリ記録ステップと、該バッファメモリ記録ステップにおいて前記バッファメモリ手段に記録された前記数字ドットフォントを、前記表示手段に出力することにより、前記表示手段の前記表示領域に対応させて、数字ドットフォント出力手段が各数字ドットフォントを前記表示手段に表示させる数字ドットフォント出力ステップとを備えることを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る表示処理プログラムは、第二記録手段に記録された数字列データの数列情報に基づいて、所定の縦横サイズの大きさに合わせた数字ドットフォントにより1文字分のドットフォントが形成された「0」から「9」までの大型数字ドットフォントと、前記大型数字ドットフォントよりも小さな縦横サイズからなる数字ドットフォントと小数点のドットフォントとが前記所定の縦横サイズのドットエリア内に収まるように配置されて1文字分のドットフォントが形成された「.0」から「.9」までの小数点付数字ドットフォントと、前記所定縦横サイズのドットエリア内に前記小さな縦横サイズからなる数字ドットフォントが配置されて1文字分のドットフォントが形成された「0」から「9」までの小型数字ドットフォントとのいずれかの数字ドットフォントを第一記録手段より読み出し、読み出された前記数字ドットフォントを、前記所定の縦横サイズの数字ドットフォントを表示可能な表示領域が所定文字数分だけ設けられた表示手段に対して出力することが可能なバッファメモリ手段に記録し、該バッファメモリ手段に記録された前記数字ドットフォントを前記表示領域に対応させて出力することにより、前記バッファメモリ手段に記録された前記数字ドットフォントを前記表示手段に表示させる機能をコンピュータに実現させるための表示処理プログラムであって、前記コンピュータに、前記第二記録手段に記録された数字列データの数列より1文字分の数字データを順番に読み出させる読出機能と、該読出機能により読み出された前記数字データが、小数点であるか否かを判断させる小数点判断機能と、該小数点判断機能により前記数字データとして小数点が読み出されるまでの間は、読み出された数字データに該当する数字の大型数字ドットフォントを前記第一記録手段より読み出させ、前記表示手段の前記表示領域に対応する前記バッファメモリ手段の記録領域に、読み出された前記数字ドットフォントを順番に記録させ、前記小数点判断機能により前記数字データとして前記小数点が読み出された場合には、当該小数点の次の数字データを前記数字列データの数列より読み出させ、読み出された数字データに該当する数字の小数点付数字ドットフォントを前記第一記録手段より読み出して、前記表示手段の次の前記表示領域に対応する前記バッファメモリ手段の記録領域に、読み出された前記数字ドットフォントを記録させ、当該小数点付数字ドットフォントを用いて前記バッファメモリ手段の前記記録領域に数字ドットフォントが記録された後には、前記数字列データの数列より読み出された数字データに該当する数字の小型数字ドットフォントを前記第一記録手段より読み出して、前記表示手段の次の前記表示領域に対応する前記バッファメモリ手段の記録領域に、読み出された前記数字ドットフォントを記録させるバッファメモリ記録機能と、該バッファメモリ記録機能により前記バッファメモリ手段に記録された前記数字ドットフォントを、前記表示手段に出力することにより、前記表示手段の前記表示領域に対応させて各数字ドットフォントを前記表示手段に表示させる数字ドットフォント出力機能とを実現させること特徴とする。
本発明に係る表示装置、表示処理方法および表示処理プログラムでは、数列より数字データとして小数点が読み出されるまでの間は、大型数字ドットフォントを用いてバッファメモリ手段の記録領域に数字ドットフォントを記録させ、小数点が読み出された場合には、小数点付数字ドットフォントを用いてバッファメモリ手段の記録領域に数字ドットフォントを記録させ、その後には、小型数字ドットフォントを用いてバッファメモリ手段の記録領域に数字ドットフォントを記録させ、その後、バッファメモリ手段に記録された数字ドットフォントを表示手段に出力して表示させる。このように、小数点以下の数字ドットフォントを数列の整数部分の数字ドットフォントに比べて小さなドットフォントで表示させることによって、整数部分の視認性を高めることが可能となる。
また、例えば車載用オーディオ装置に設けられる表示装置にように、運転者が瞬時に表示手段に表示された数列情報(例えば、ラジオ局の周波数情報など)を判断する場合においても、整数部分の数字を瞬時に判断しやすくなるので、容易かつ確実に数列情報の判断を行うことが可能となる。
さらに、小数点付数字ドットフォントでは、小数点を示すドットフォントと、小数第一位の数字部分の数字ドットフォントとが、所定の縦横サイズに収まるように配置されて1文字分のドットフォントを形成するので、1文字分の表示領域に小数点と数字との両方の情報を表示させることが可能となる。このため、表示領域が所定文字数分に制限される場合において、所定の桁数からなる数字情報の表示文字数を、従来に比べて少なくすることが可能となり、より多くの情報を表示させることが容易となる。
また、上述した表示装置において、前記小数点付数字ドットフォントは、前記小数点のドットフォントが前記所定の縦横サイズのドットエリアにおいて左下側に配置されると共に、前記小さな縦横サイズからなる数字ドットフォントが前記ドットエリアの右下側に配置され、前記小型数字ドットフォントは、小さな縦横サイズからなる数字ドットフォントが前記所定の縦横サイズのドットエリアにおいて左下側に配置されるものであってもよい。
このように、本発明に係る表示装置によれば、小数点付数字ドットフォントにおいて小さな縦横サイズからなる数字ドットフォントが、所定の縦横サイズからなるドットエリアの右下側に配置され、小型数字ドットフォントにおいて小さな縦横サイズからなる数字ドットフォントが、所定の縦横サイズからなるドットエリアの左下側に配置されるため、小数点付数字ドットフォントの右隣に小型数字ドットフォントが表示される場合には、小数点付数字ドットフォントの数字ドットフォントと小型数字ドットフォントの数字ドットフォントとの間隔を違和感ないものにすることができる。
特に、小数点付数字ドットフォントの数字ドットフォントと小型数字ドットフォントの数字ドットフォントとは共に、小さな縦横サイズからなる数字ドットフォントが用いられるため、小さな縦横サイズからなる数字ドットフォントをそのまま連続して表示手段の表示領域に順番に表示させると(例えば、小型数字ドットフォントを隣接する表示領域に並べて表示させると)、隣り合う数字ドットフォントの間隔が強調されてしまって、間延びした感じを与えてしまう恐れがある。このため、小数点付数字ドットフォントにおいて小さな縦横サイズからなる数字ドットフォントをドットエリアの右下側に配置し、小型数字ドットフォントにおいて小さな縦横サイズからなる数字ドットフォントをドットエリアの左下側に配置することによって、小数第一位と小数第二位との数字の間隔の割合を数字ドットフォントの大きさに比べて違和感ないものとすることが可能となる。
さらに、小数点付数字ドットフォントの数字ドットフォントをドットエリアの右下側に配置し、小型数字ドットフォントの数字ドットフォントをドットエリアの左下側に配置することによって、隣り合う大型数字ドットフォントの間隔と同じ割合で、小数点付数字ドットフォントの数字ドットフォントと小型数字ドットフォントの数字ドットフォントとの間隔を確保することができる。このため、大きい文字からなる大型数字ドットフォントの数字部分と、小さい文字からなる小数点付数字ドットフォントおよび小型数字ドットフォントの数字部分とを一度に視認しても、数字の配置に違和感が生じにくくなり、整数部分および小数点以下の数字部分とを一体として違和感なく認識することが可能となる。
本発明に係る表示装置、表示処理方法および表示処理プログラムでは、数列より数字データとして小数点が読み出されるまでの間は、大型数字ドットフォントを用いてバッファメモリ手段の記録領域に数字ドットフォントを記録させ、小数点が読み出された場合には、小数点付数字ドットフォントを用いてバッファメモリ手段の記録領域に数字ドットフォントを記録させ、その後には、小型数字ドットフォントを用いてバッファメモリ手段の記録領域に数字ドットフォントを記録させ、その後、バッファメモリ手段に記録された数字ドットフォントを表示手段に出力して表示させる。このように、小数点以下の数字ドットフォントを数列の整数部分の数字ドットフォントに比べて小さなドットフォントで表示させることによって、整数部分の視認性を高めることが可能となる。
このため、ユーザが、表示手段に表示された数列情報を瞬時に判断する場合においても、整数部分の数字を瞬時に判断しやすくなるので、容易かつ確実に数列情報の判断を行うことが可能となる。
さらに、小数点付数字ドットフォントでは、小数点を示すドットフォントと、小数第一位の数字部分の数字ドットフォントとが、所定の縦横サイズに収まるように配置されて1文字分のドットフォントを形成するので、1文字分の表示領域に小数点と数字との両方の情報を表示させることが可能となる。このため、表示領域が所定文字数分に制限される場合において、所定の桁数からなる数字情報の表示文字数を、従来に比べて少なくすることが可能となり、より多くの情報を表示させることが容易となる。
本実施の形態に係る車載用オーディオ装置の概略構成を示したブロック図である。 本実施の形態に係るROMに記録される数字ドットフォントを示した図であり、(a)は大型数字ドットフォントを示し、(b)は小数点付数字ドットフォントを示し、(c)は小型数字ドットフォントなどを示している。 本実施の形態に係るRAMに記録される一覧情報の一例を示した表である。 本実施の形態に係る制御部が行う処理内容を示したフローチャートである。 (a)は、従来の車載用オーディオ装置および本実施の形態に係る車載用オーディオ装置における正面図を示した図であり、(b)は従来の車載用オーディオ装置における表示部の表示状態の一例を示し、(c)は本実施の形態に係る車載用オーディオ装置の表示部における表示状態の一例を示した図である。
以下、本発明に係る表示装置について、車載用オーディオ装置を一例として示して説明を行う。なお、本実施の形態に係る車載用オーディオ装置において、従来の技術において既に説明した構成部分と同一の機能を奏する構成部分に関しては、同一の符号を用いるものとする。
車載用オーディオ装置は、図5(a)に示したように、従来の車載用オーディオ装置30と同様の外観を備えており、前面には、CD、FMラジオ、AMラジオ、外部入力端子などの音源変更や、CDの再生・停止操作などを行う操作ボタン8aや、ラジオの周波数変更などの操作を行う操作ボタン8bや、電源のオン/オフおよび音量調整などを行う操作つまみ8cなどが設けられている。さらに、車載用オーディオ装置1の操作ボタン8aの上部には、CDのディスクのナンバー、曲番号などが表示され、また、設定されたラジオの設定番号および周波数情報、時刻情報などが表示される液晶表示パネル9aが設けられている。
図1は、本実施の形態に係る車載用オーディオ装置の概略構成を示したブロック図である。車載用オーディオ装置1は、CD再生部2と、ラジオチューナ部3と、外部入力部4と、音源選択部5と、音量変更部6と、パワーアンプ7と、操作部8(8a、8b、8c)と、表示部(表示手段)9(9a)と、制御部(数字データ読出手段、小数点判断手段、バッファメモリ記録手段、数字ドットフォント出力手段)10と、ROM(第一記録手段)11と、RAM(第二記録手段)12と、バッファメモリ(バッファメモリ手段)13とを備えている。
CD再生部2は、CDメディアに記録されるデジタル信号を読み取ってデコードしアナログの音響信号として音源選択部5に出力する機能を備えている。CD再生部2におけるディスクの選択や音楽の再生・停止操作は、制御部10による制御信号により操作される構成となっている。また、CD再生部2により音楽の再生処理が行われている場合には、その再生されているディスクに関する情報(再生対象となるディスクの番号、曲番号、曲の再生時間など)の情報が制御部10へと出力される構成となっている。
ラジオチューナ部3は、受信したAM/FM信号を音響信号として音源選択部5に出力する機能を備えている。ラジオチューナ部3におけるAMまたはFMの選択、AMおよびFMにおける周波数の設定などは、制御部10による制御信号により行われる構成となっている。また、ラジオチューナ部3により音響信号の出力処理が行われている場合には、出力されている音源に関する情報(AMあるいはFMのどちらが選択されているかの情報や、設定された周波数情報や、その周波数が予め設定されている設定番号情報(通常の車載用オーディオ装置では、予め数チャンネル分の周波数を設定番号毎に記録させておくことができる)など)が制御部10へと出力される構成となっている。
外部入力部4は、例えば携帯用オーディオプレーヤーなどにより出力される音響信号を取り込んで、スピーカ15から出力を可能とする外部接続端子である。外部入力部4より入力された音響信号は音源選択部5へと出力される。
なお、本実施の形態に係る車載用オーディオ装置1では、音響信号を出力する機器として、CD再生部2、ラジオチューナ部3および外部入力部4を示したが、音響信号を出力する機器はこれらに限定されるものではなく、カセットテープ、DVD−ROM、ハードディスク、MD等のメディアに記録される音響信号を出力するものであってもよい。
音源選択部5は、CD再生部2、ラジオチューナ部3および外部入力部4より入力される音響信号のうち、制御部10の制御信号に基づいていずれか1つの音響信号のみを選択して、音量変更部6へと出力する役割を有している。音源選択部5において選択された音源の種類に関する情報は、制御部10へと出力され、制御部10を介して表示部9に表示させることが可能となっている。
音量変更部6は、音源選択部5の選択処理により入力されたCD再生部2、ラジオチューナ部3又は外部入力部4の音響信号の音量を変更する役割を有している。ユーザ(操作者)が操作部8を操作して音量の変更を行う場合には、操作部8により設定された音量情報が制御部10に伝達され、制御部10により音量変更部6に対して音量情報に基づいた音量変更情報が伝達される。音量変更部6では制御部10より受信した音量変更情報に基づいて、音源選択部5より入力された音量の変更を行う。この音量変更部6による音量変更処理(音量調節処理)によって、スピーカ15より出力される音の大きさが変更される。
なお、本実施の形態に係る音量変更部6では、音量の変更だけを行う構成とするが、音量変更部6にイコライザー機能を付加することにより、音楽のジャンルに応じた音響処理(ポップス、クラッシックなどに応じた帯域毎の強調・低減処理など)を行う構成とすることも可能である。
パワーアンプ7は、音量変更部6によって音量変更処理が行われた音響信号の増幅を行うための装置である。パワーアンプ7の出力側には、スピーカ15が設けられており、このパワーアンプ7で音響信号の増幅処理が行われることによって、スピーカ15より迫力のある音を出力することが可能となる。
なおスピーカ15は、一般的な車載用のスピーカであって、車室内の前席左右ドア部分や後席後ろの左右ダッシュボード等に設けられている。また、スピーカ15は、必要に応じて高音出力用のツイーターや低音出力用のウーハーなどを備えるものであってもよい。図1には便宜上1つしかスピーカが示されていないが、スピーカの数およびその設置箇所は特に限定されるものではない。
操作部8は、図5(a)に示したように、車載用オーディオ装置1の前面パネル等に設けられる操作ボタン8a、8b、8cからなり、ユーザはこの操作ボタン8a、8b、8cを操作することによって、各種操作を行うことが可能となっている。
表示部9は、操作部8の上部に設けられる液晶表示パネル9aからなり、スピーカ15より出力される音楽等に関する情報などを表示することが可能となっている。表示部9には、図5(a)に示したように、13文字分の表示スペース(表示領域)18が設けられており、1文字分の表示スペース18には、後述する7ピクセル×5ピクセル(所定の縦横ドット)の文字ドットフォントを1文字だけ表示させることが可能となっている。車載用オーディオ装置1の表示部9に表示される文字ドットフォントは、運転中の運転者などが瞬時にその表示内容を理解できるように、文字数が予め限定(制限)されており、さらに、表示部9における文字ドットフォントの表示位置を情報の種類に応じて固定化することによって、表示される情報の内容を情報の種類に応じて簡単に判断できるようになっている。
例えば、図5(c)は、本実施の形態に係る車載用オーディオ装置1の表示部9に表示されるFMラジオに関する情報の表示例を示したものである。図5(c)では、表示部9において左から、FMラジオの設定番号情報20(図5(c)には、設定番号6が表示されている)、周波数情報21(図5(c)には、周波数「107.95」MHzが表示されている)および時刻情報22(図5(c)には、12時00分を示す「12:00」が表示されている)の数字ドットフォントが表示されている。以後、本実施の形態に係る車載用オーディオ装置1の表示部9の表示例の説明として、図5(c)に示したような、FMラジオに関する情報の表示例を用いて、次述する制御部10の制御内容を説明する。
なお、日本のFMラジオの周波数は、基本的に0.1MHz単位で周波数の割り当てが行われているが、外国のFMラジオの周波数などにおいては、0.01MHz単位(例えば、ロシアのFMラジオの周波数)で周波数の割り当てが行われる国も存在する。本実施の形態に係る車載用オーディオ装置1では、このような外国におけるFMラジオの周波数をも考慮して、小数点以下第二位まで周波数が表示される場合について説明する。
ROM11には、様々な情報が記録されている。例えば、ROM11は、後述する制御部10の制御処理に用いられるプログラムが記載されている。車載用オーディオ装置1の電源が投入された場合(一般的な車載用オーディオ装置の場合には、キーシリンダによりアクセサリ電源がONに設定され、さらに、操作部8に設けられる電源オン/オフ用の操作つまみ8cを押下することにより電源が投入される)、制御部10は、ROM11より制御処理に必要なプログラムの読み出しを行い、後述する表示部9における表示処理などを実行する。
また、ROM11には、表示部9に表示させるための文字ドットフォント(アルファベット、数字、「:」などのフォント)に関するデータが記録されている。図2(a)〜(c)は、ROM11に記録されている文字ドットフォントのうち数字を表した数字ドットフォントと、「.」「:」を表した数字ドットフォントとを、一例として示している。数字ドットフォントは、1文字辺り7ピクセル×5ピクセルからなるドット画像により形成されている。
図2(a)に示される数字ドットフォント(以下、大型数字ドットフォントとする。)は、7ピクセル×5ピクセルの大きな数字により構成される数字ドットフォント「0」〜「9」を示し、図2(b)に示される数字ドットフォント(以下、小数点付数字ドットフォントとする。)は、小数点のドットフォント「.」と、7ピクセル×5ピクセルよりも小さめの縦横ドット(5ピクセル×3ピクセル)からなる「0」〜「9」の数字ドットフォントとを、7ピクセル×5ピクセルに収まるように配置して1文字分の表示スペース(7ピクセル×5ピクセル)18に表示することが可能となった数字ドットフォント(「.0」〜「.9」)を示している。
さらに、図2(c)に示される数字ドットフォント(以下、小型数字ドットフォントとする。)は、図2(b)に示した小さめの(5ピクセル×3ピクセルの大きさの)数字ドットフォント「0」〜「9」を、7ピクセル×5ピクセルの表示スペース18の左下側にシフト(寄せた)させた状態で配置することにより、1文字分の表示スペース18において左下寄りの位置に表示されるようにした数字ドットフォントを示している。また、図2(c)には、時刻の時と分との境を示すドットフォント「:」と、小数点を示すドットフォント「.」とが示されている。
例えば、FMラジオの周波数情報である「107.95」MHzの情報を、表示部9に表示する場合には、図5(b)に示すように、小数点も1文字とする数字ドットフォントを用いて周波数情報を表示させることが可能である。従来の車載用オーディオ装置30では、図5(b)に示すような表示方法が用いられていた。
一方で、本実施の形態に係る車載用オーディオ装置1では、上述したようにROM11に小さめの数字ドットフォントからなる小型数字ドットフォント(図2(c))および小数点を含んだ小数点付数字ドットフォント(図2(b))が用意されている。このため、表示部9に数字ドットフォントを表示させる場合において、制御部10がROM11よりこれらの数字ドットフォントを選択して表示部9に表示させることによって、図5(c)に示すように、周波数の小数点および小数第一位の数字と、小数第二位との数字とを小さな文字にて(数字ドットフォントを用いて)表示させることが可能である。
今日の車載用オーディオ装置1ではオートチューニング機能などにより、所定エリアで受信可能なFMラジオ局の周波数が、設定番号情報に対応づけて予め設定されていることが多い。このため、運転者(ユーザ)が、車載用オーディオ装置1の操作部8を操作して、所定のFMラジオ局に設定を行う場合、運転者は、操作部8の操作ボタン8bを押下することにより、設定番号に対応する周波数のラジオ局を一発で選択することが可能である。従って、運転者が直接ラジオの周波数を調整して運転中に周波数変更を行うことはあまりないともいえる。
しかしながら、選択されたFMラジオ局が所望のラジオ局であるか否かを視覚的に判断する場合には、具体的なFMラジオ局の周波数を確認することが多い。このため、車載用オーディオ装置1の表示部9では、中央部にFMラジオ局の周波数情報を表示させることが可能となっている。
運転者が周波数情報を視認してラジオ局の確認を行う場合、一般的な運転者は、周波数情報の整数部分だけを見て(つまり、小数点以下の周波数はあまり意識して見ないで)、FMラジオ局の判断を行うことが多い。これは、FMラジオ局の周波数が、離散的に設定される傾向があるため、整数部分だけを意識して見れば、FMラジオ局を容易に判断することができるためである。
従って、図5(c)に示すように、小数点および小数点以下の数字(小数第一位と小数第二位)を小さい数字にすることによって、かえって整数部分の周波数の視認性が高まって瞬時に判断しやすくなるので、容易かつ確実にFMラジオ局の判断を行うことが可能となる。また、図2(b)に示したように、小数点と小数第一位の数字とを1文字分の数字ドットフォントとしてROM11に記録させることによって、小数点だけを表示するために必要とされていた1文字分の表示スペース18を、小数点と小数第一位の数字とで1文字分の表示スペース18に収めることができるので、表示部9に周波数を表示させるために必要とされる文字スペースを従来よりも少なくすることが可能となる。
さらに、本実施の形態に係る車載用オーディオ装置1では、小数点と小数第一位の数字とを1文字分の数字ドットフォントとして小数点付数字ドットフォントを作成し、小数第二位の数字ドットフォントを小さめの縦横ドット(5ピクセル×3ピクセル)の数字ドットフォントとした小型数字ドットフォントと共にROM11に記録させ、さらに、この小型数字ドットフォントの数字の表示位置を左下側にシフトさせている。このようにして数字ドットフォントを作成することにより、図5(c)に示すように、小数点と小さめの文字からなる小数点付数字ドットフォントと左下側にシフトされた小型数字ドットフォントとを並べて表示部9に表示させた場合に、周波数の整数部分を示す大型数字ドットフォントの文字間隔と同じ割合で、小数点付数字ドットフォントと小型数字ドットフォントとの数字部分の文字間隔を確保することができる。
このため、大きい文字からなる大型数字ドットフォントの整数部分と、小さい文字からなる小数点付数字ドットフォントおよび小型数字ドットフォントの小数点以下の数字部分とを一度に視認しても、数字の配置に違和感が生じにくくなり、整数部分および小数点以下の数字部分とを一体として違和感なく認識することが可能となる。
RAM12は、制御部10の処理で用いられるワークエリアとしての役割を有している。また、RAM12は、車載用オーディオ装置1において予め設定されている情報、例えば、設定番号情報に対応づけて予め設定されるラジオ局の周波数情報などの情報が一覧情報として記録される。図3は、RAM12に記録される、FMラジオ局に関する設定番号情報と設定番号情報に対応づけられた周波数情報との一覧情報25を例示した図である。
図3に示すように、設定番号1の場合には、078.00MHzの周波数が設定され、設定番号2の場合には、079.50MHzが設定され、設定番号3の場合には、080.00MHzが設定され、設定番号4の場合には、081.30MHzが設定され、設定番号5の場合には、084.70MHzが設定され、設定番号6の場合には、107.95MHzが設定されている。図3に示すように、周波数情報は、小数点を含む数列として記録されている。なお、RAM12は、車両のバッテリにより供給される電源、あるいはバックアップ用に設けられた電源により、車載用オーディオ装置1の電源がオフにされた状態であっても、記録された情報を保持することが可能となっている。
バッファメモリ13は、表示部9に表示させる数字ドットフォントを一時的に記録した後に、表示部9の液晶表示パネル9aに出力する役割を有している。バッファメモリ13は、表示部9の液晶表示パネル9aに表示可能な文字数に対応した記録領域(具体的には、7ピクセル×5ピクセルからなる13文字分の表示スペース18に対応する記録領域)を備えており、制御部10によって、液晶表示パネル9aに表示させる数字ドットフォントがROM11より読み出され、液晶表示パネル9aの表示スペース18に対応するバッファメモリ13の記録領域に記録されることになる。液晶表示パネル9aの表示スペース18に対応させてバッファメモリ13の記録領域に数字ドットフォントが記録された後に、バッファメモリ13に記録された数字ドットフォントが画像データとして表示部9に出力され、液晶表示パネル9aの表示スペース18に表示されることになる。
制御部10は、車載用オーディオ装置1における様々な処理を行う役割を有している。既に説明したように、制御部10は、操作部8においてユーザにより操作された操作ボタン8a〜8cの内容を取得する。
例えば、音源選択において、CD再生部2、ラジオチューナ部3あるいは外部入力部4などの選択をしたり、CDの再生、停止、曲送りなどの操作をしたりするための操作ボタン8aに関する情報や、ラジオ局の設定変更に関する操作ボタン8bに関する情報や、音量変更に関する操作つまみ8cに関する情報などを取得する役割を有している。このように操作部8より操作ボタン8a〜8cの情報を受信すると、制御部10は、受信した情報に応じて、音源選択部5における音源の変更に関する制御や、音量変更部6における音量の変更に関する制御や、CD再生部2におけるCDの再生、停止、局送りなどの制御や、ラジオチューナ部3のAM/FMの選択、ラジオ局の選局などの制御などを行う。
また、制御部10は、CD再生部2、ラジオチューナ部3、外部入力部4、音源選択部5、音量変更部6、操作部8などから情報を受信し、必要な情報を表示部9の液晶表示パネル9aに表示させる処理を行う。さらに、制御部10には時計機能が備えられており、操作部8によってユーザにより時刻の設定がなされた場合には、設定された時刻情報22を、図5(c)に示すように、表示部9の液晶表示パネル9aに表示させることが可能となっている。
図4は、制御部10が、FMラジオのラジオ局の設定に応じて、表示部9の液晶表示パネル9aに、図5(c)に示すような設定番号情報20、周波数情報21および時刻情報22に関する情報を表示させる処理を示したフローチャートである。このフローチャートでは、ユーザが操作部8を操作してFMラジオの設定を行うことにより、設定番号6のFMラジオ局(周波数、107.95MHz)が選択された場合について説明を行う。
制御部10は、まず、選択されたFMラジオ局の設定番号情報20を、操作部8の操作ボタン8bに関する情報に基づいて取得する(ステップS.1)。上述したように、本実施の形態に係る車載用オーディオ装置1では、設定番号「6」が選択されたものとし、制御部10では設定番号情報20として「6」を取得するものとする。そして、制御部10は、取得した設定番号「6」に対応する数字の大型数字ドットフォント(図2(a)に示した「6」の数字ドットフォント)をROM11から読み出し、バッファメモリ13の設定番号情報20の表示位置(13文字の一番左の位置)に記録する(ステップS.2)。
次に、制御部10は、取得した設定番号情報20の情報に基づいて、RAM12に記録される一覧情報25より、該当する設定番号情報(本実施の形態に係る車載用オーディオ装置1では、図5(c)に示すように「6」)に関するFMラジオの周波数情報を参照する。RAM12の一覧情報25には、図3に示したように、FMラジオ局に関する複数の設定番号情報20(「1」〜「6」の設定番号情報)と、この設定番号情報20に対応づけられた周波数情報21とが一覧となって記録されている。本実施の形態に係る車載用オーディオ装置1では、図3に示す一覧例のように、設定番号情報「6」のFMラジオ局の周波数情報21として「107.95」MHzが記載されている。
制御部10は、RAM12に記録される一覧情報25を参照し、設定番号情報20に対応する周波数情報21の数列(数字)を左から(高い桁数から)順番に1文字だけ読み出す(ステップS.3:読出ステップ、読出機能)。そして、読み出した周波数情報21の数字が小数点であるか否かの判断を行う(ステップS.4:小数点判断ステップ、小数点判断機能)。小数点でない場合(ステップS.4においてNoの場合)、制御部10は、該当する数字の大型数字ドットフォント(図2(a)に示す「0」〜「9」のいずれか)をROM11より読み出して、表示部9における百の位の周波数情報の表示位置に該当するバッファメモリ13の記録領域(図5(c)に示す13文字の表示スペース18における左から3番目の位置に該当する記録領域)に記録する(ステップS.5:大型数字ドットフォントに関するバッファメモリ記録ステップ、大型数字ドットフォントに関するバッファメモリ記録機能)。その後、制御部10は、処理をステップS.3に移行し、RAM12に記録される一覧情報25を参照して、先ほどの処理で読み出した数字の右側の数字(次の桁の数字)を1文字だけ読み出す処理を実行する。
図3に示すように周波数情報は、3桁の整数部分(百の位が0となる場合を含む)と、小数点以下第二位までの小数部分(小数第一位および小数第二位)とにより構成されるため、上述したステップS.4およびステップS.5の処理の繰り返しにより、周波数情報の百の位の数字「1」は、大型数字ドットフォントにより、表示部9における百の位の周波数情報の表示位置に該当するバッファメモリ13の記録領域(13文字分の記録領域の左から3番目の位置)に記録され、周波数情報の十の位の数字「0」は、大型数字ドットフォントにより、表示部9における十の位の周波数情報の表示位置に該当するバッファメモリ13の記録領域(13文字分の記録領域の左から4番目の位置)に記録され、周波数情報の一の位の数字「7」は、大型数字ドットフォントにより、表示部9における一の位の周波数情報の表示位置に該当するバッファメモリ13の記録領域(13文字分の記録領域の左から5番目の位置)に記録されることになる。
一方で、読み出した数字が小数点である場合(ステップS.4においてYesの場合)、制御部10は、小数点の次(右)の数字(小数第一位の数字)を読み出す(ステップS6)。そして、制御部10は、小数第一位の数字に該当する数字の小数点付数字ドットフォント(図2(b)に示す「.0」〜「.9」のいずれか)をROM11から読み出して、表示部9における小数第一位の周波数情報の表示位置に該当するバッファメモリ13の記録領域(13文字分の記録領域の左から6番目の位置)に記録する(ステップS.7:小数点付数字ドットフォントに関するバッファメモリ記録ステップ、小数点付数字ドットフォントに関するバッファメモリ記録機能)。
次に、制御部10は、読み出した数字の右側の数字(小数第二位の数字)を読み出す(ステップS.8)。そして、制御部10は、小数第二位の数字に該当する数字の小型数字ドットフォント(図2(c)に示す「0」〜「9」のいずれか)をROM11より読み出して、表示部9における小数第二位の周波数情報の表示位置に該当するバッファメモリ13の記録領域(13文字分の記録領域の左から7番目の位置)に記録する(ステップS.9:小型数字ドットフォントに関するバッファメモリ記録ステップ、小型数字ドットフォントに関するバッファメモリ記録機能)。
そして、制御部10は、時刻機能に基づいて現在の時刻情報を求め(ステップS.10)、該当する時と分に該当する数字の大型数字ドットフォントをROM11より読み出して、表示部9における時分の表示位置に該当するバッファメモリ13の記録領域に、読み出された大型数字ドットフォントを記録する(13文字分の記録領域の左から9番目および10番目の位置に時を示す大型数字ドットフォントを記録し、12番目および13番目の位置に分を示す大型数字ドットフォントを記録する)。さらに、制御部10は、時と分との境界「:」を示す数字ドットフォントをROM11より読み出して、表示部9における時と分との境界位置に該当するバッファメモリ13の記録領域(13文字分の記録領域の左から11番目の位置)に「:」の文字ドットフォントを記録する(ステップS.11)。
そして、制御部10は、バッファメモリ13に記録された、設定番号情報20、周波数情報21および時刻情報22に関する情報を表示部9に出力して、液晶表示パネル9aに表示させる処理を行い(ステップS.12:数字ドットフォント出力ステップ、数字ドットフォント出力機能)、液晶表示パネル9aにおける表示処理を終了する。
このように、制御部10は、RAM12に記録される一覧情報25に基づいて、小数点を検出したか否かを判断し、小数点を検出した場合には、小数第一位の数字に該当する該当する数字ドットフォントを、数字と小数点とを含む小数点付数字ドットフォントより選択し、さらに、小数第二位の数字に該当する数字ドットフォントを、小型数字ドットフォントより選択して、バッファメモリ13を介して表示部9の液晶表示パネル9aに表示させる。このように、小数点付数字ドットフォントを用いることにより、小数第一位の文字と小数点とを1文字分の表示スペース18に表示させることができるため、小数点1文字だけで1文字の表示スペース18を用いていた従来の表示方法(図5(b))に比べて、周波数情報を表示するために必要とされる表示スペース18(表示文字数)を少なくすることができる。従って、車載用オーディオ装置1の表示部9のように、液晶表示パネル9aに表示可能な文字数が限定・制限される場合であっても、有効に情報の表示処理を行うことが可能となる。
特に、車載用オーディオ装置1のように、CD再生部2やラジオチューナ部3などに関する情報を液晶表示パネル9aに表示させる場合には、液晶表示パネル9aに表示される情報が、小数点を含めた数字だけの情報になることが多い。このため、小数点を含む数字情報を液晶表示パネル9aにおいて多用する場合には、本実施の形態に係る車載用オーディオ装置1のように、小数点と数字情報とを1文字の表示スペース18にまとめて表示させることにより、表示可能な情報量を効果的に増加させることが可能になる。
さらに、1文字の表示スペース18に小数点のドットフォントと小さめの(5ピクセル×3ピクセルの)数字ドットフォントとを表示させた場合(小数点付数字ドットフォントを用いた場合)において、小数第二位の数字ドットフォント(小型数字ドットフォント)を、小数第一位の数字ドットフォントと同じ大きさ(5ピクセル×3ピクセル)として、さらに小数第一位側(左下側)にシフトさせて表示させることにより、小数第一位と小数第二位との数字ドットフォントの間隔の割合を、周波数情報21の整数部分(大型数字ドットフォント)における隣り合う数字ドットフォントの間隔の割合と同じ比率にすることが可能となる。このように、整数部分の数字ドットフォントの間隔の割合と小数点以下の数字ドットフォントの間隔の割合とを同じ比率とすることによって、ユーザが液晶表示パネル9aの周波数情報21を視認した場合に、周波数情報21の整数部分と小数点以下部分とに違和感を感じることなく一体として周波数情報21を視認することが容易となる。
さらに、周波数情報21の整数部分に比べて小数部分の数字ドットフォントの大きさが小さくなっているので、周波数情報21の整数部分(図5(c)の場合であれば、「107」の部分)を小数部分に比べて際立たせる(顕著にさせる)ことができる。このため、周波数情報21をユーザが視認した場合には、FMラジオ局の判断として最も重要となる周波数情報の整数部分の情報を違和感なく読み取ることが可能となるため、運転中のユーザであっても周波数に基づいて確実かつ瞬時にFMラジオ局の判断を行うことが可能となる。
以上、本発明に係る表示装置、表示処理方法および表示処理プログラムについて、車載用オーディオ装置1を一例として示し、図面を用いて詳細に説明したが、本発明に係る表示装置等は、上述した車載用オーディオ装置1の実施の形態のみに限定されるものではない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本実施の形態の表示部9に示される情報は、FMラジオがユーザにより選択された場合について説明を行ったが、表示部9に表示される情報はラジオ局に関する情報だけに限定されず、複数のCDの中で選択されたCDを示すCD番号情報や、CDに収録される音楽の番号を示す楽曲番号情報などであってもよい。
また、ROM11に記録される文字ドットフォント(数字ドットフォント)は、図2(a)〜(c)に示したドットフォントには限定されず、より多くの文字ドットフォントを記録させるようにしてもよい。また、文字ドットフォントのサイズは、本実施の形態に示したように7ピクセル×5ピクセルには限定されず、異なるサイズの文字ドットフォントを用いてもよい。異なるサイズの文字ドットフォントを用いる場合であっても、小数点と数字(あるいは文字など)とを合わせて1文字となる文字ドットフォントを用意して、制御部10が小数点を検出した場合に、小数点と数字(あるいは文字など)とを合わせて1文字とした文字ドットフォントを用いて表示部9の表示処理を行う構成とすることによって、本発明に係る表示装置等と同等の効果を奏することが可能となる。
さらに、数字と共に1文字とされる文字は小数点には限定されず、「:」や「;」などの記号の他、数字や文字などを用いることも可能である。
また、本実施の形態に係る車載用オーディオ装置1では、制御部10が一覧情報25から小数点を読み出した場合に小数点付数字ドットフォントを用い、その次の数字ドットフォントとして小型数字ドットフォントを用いて表示部9の表示を行う場合について説明を行った。しかしながら、小型数字ドットフォントや小数点付数字ドットフォントを用いるか否かの判断は、小数点の読み出しの有無により判断する方法だけには限定されない。例えば、制御部10が表示部9に表示させる必要のある全ての文字情報の文字数を一覧情報25より読み出してカウントし、表示部9に表示可能な文字数(表示スペース18の数)を超える場合に、積極的に小数点付数字ドットフォントや小型数字ドットフォントを用いて表示部9に表示させる文字情報をバッファメモリ13に記録する構成であってもよい。このような構成とする場合であっても、表示部9に表示させる情報量を効果的に増大させることが可能である。
1、30 …車載用オーディオ装置(表示装置)
2 …CD再生部
3 …ラジオチューナ部
4 …外部入力部
5 …音源選択部
6 …音量変更部
7 …パワーアンプ
8 …操作部
8a、8b …操作ボタン
8c …操作つまみ
9 …表示部(表示手段)
9a …液晶表示パネル
10 …制御部(数字データ読出手段、小数点判断手段、バッファメモリ記録手段、数字ドットフォント出力手段)
11 …ROM(第一記録手段)
12 …RAM(第二記録手段)
13 …バッファメモリ(バッファメモリ手段)
15 …スピーカ
18 …表示スペース(表示領域)
20 …設定番号情報
21 …周波数情報
22 …時刻情報
25 …一覧情報(数字列データ)

Claims (4)

  1. 所定の縦横サイズの数字ドットフォントを表示することが可能な表示領域が所定文字数分だけ設けられた表示手段と、
    該表示手段に表示させるための前記数字ドットフォントに関するデータを前記表示領域に対応させて一時的に記録するバッファメモリ手段と、
    前記所定の縦横サイズのドットエリアの大きさに合わせた数字ドットフォントにより1文字分のドットフォントが形成された「0」から「9」までの大型数字ドットフォントと、前記大型数字ドットフォントよりも小さな縦横サイズからなる数字ドットフォントと小数点のドットフォントとが前記所定の縦横サイズのドットエリア内に収まるように配置されて1文字分のドットフォントが形成された「.0」から「.9」までの小数点付数字ドットフォントと、前記所定の縦横サイズのドットエリア内に前記小さな縦横サイズからなる数字ドットフォントが配置されて1文字分のドットフォントが形成された「0」から「9」までの小型数字ドットフォントとを記録する第一記録手段と、
    前記表示手段に表示させるべき数列が記された数字列データを記録する第二記録手段と、
    前記第二記録手段に記録された数字列データの数列より1文字分の数字データを順番に読み出す数字データ読出手段と、
    該数字データ読出手段により読み出された前記数字データが、小数点であるか否かを判断する小数点判断手段と、
    前記小数点判断手段により前記数字データとして小数点が読み出されるまでの間は、読み出された数字データに該当する数字の大型数字ドットフォントを前記第一記録手段より読み出して、前記表示手段の前記表示領域に対応する前記バッファメモリ手段の記録領域に、読み出された前記数字ドットフォントを順番に記録し、前記小数点判断手段により前記数字データとして前記小数点が読み出された場合には、当該小数点の次の数字データを前記数字列データの数列より読み出し、読み出された数字データに該当する数字の小数点付数字ドットフォントを前記第一記録手段より読み出して、前記表示手段の次の前記表示領域に対応する前記バッファメモリ手段の記録領域に、読み出された前記数字ドットフォントを記録し、当該小数点付数字ドットフォントを用いて前記バッファメモリ手段の前記記録領域に数字ドットフォントを記録した後には、前記数字列データの数列より読み出された数字データに該当する数字の小型数字ドットフォントを前記第一記録手段より読み出して、前記表示手段の次の前記表示領域に対応する前記バッファメモリ手段の記録領域に、読み出された前記数字ドットフォントを記録するバッファメモリ記録手段と、
    該バッファメモリ記録手段により前記バッファメモリ手段に記録された前記数字ドットフォントを、前記表示手段に出力することによって前記表示手段の前記表示領域に対応させて、各数字ドットフォントを前記表示手段に表示させる数字ドットフォント出力手段と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記小数点付数字ドットフォントは、前記小数点のドットフォントが前記所定の縦横サイズのドットエリアにおいて左下側に配置されると共に、前記小さな縦横サイズからなる数字ドットフォントが、前記ドットエリアの右下側に配置され、
    前記小型数字ドットフォントは、小さな縦横サイズからなる数字ドットフォントが、前記所定の縦横サイズのドットエリアにおいて左下側に配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 第二記録手段に記録された数字列データの数列情報に基づいて、所定の縦横サイズの大きさに合わせた数字ドットフォントにより1文字分のドットフォントが形成された「0」から「9」までの大型数字ドットフォントと、前記大型数字ドットフォントよりも小さな縦横サイズからなる数字ドットフォントと小数点のドットフォントとが前記所定の縦横サイズのドットエリア内に収まるように配置されて1文字分のドットフォントが形成された「.0」から「.9」までの小数点付数字ドットフォントと、前記所定の縦横サイズのドットエリア内に前記小さな縦横サイズからなる数字ドットフォントが配置されて1文字分のドットフォントが形成された「0」から「9」までの小型数字ドットフォントとのいずれかの数字ドットフォントを第一記録手段より読み出し、読み出された前記数字ドットフォントを、前記所定の縦横サイズの数字ドットフォントを表示可能な表示領域が所定文字数分だけ設けられた表示手段に対して出力することが可能なバッファメモリ手段に記録し、該バッファメモリ手段に記録された前記数字ドットフォントを前記表示領域に対応させて出力することにより、前記バッファメモリ手段に記録された前記数字ドットフォントを前記表示手段に表示させるための表示処理方法であって、
    前記第二記録手段に記録された数字列データの数列より1文字分の数字データを数字データ読出手段が順番に読み出す読出ステップと、
    該読出ステップにおいて読み出された前記数字データが、小数点であるか否かを小数点判断手段が判断する小数点判断ステップと、
    該小数点判断ステップにおいて前記数字データとして小数点が読み出されるまでの間は、読み出された数字データに該当する数字の大型数字ドットフォントを前記第一記録手段より読み出して、前記表示手段の前記表示領域に対応する前記バッファメモリ手段の記録領域に、バッファメモリ記録手段が、読み出された前記数字ドットフォントを順番に記録し、前記小数点判断ステップにおいて前記数字データとして前記小数点が読み出された場合には、当該小数点の次の数字データを前記数字列データの数列より読み出し、読み出された数字データに該当する数字の小数点付数字ドットフォントを前記第一記録手段より読み出して、前記表示手段の次の前記表示領域に対応する前記バッファメモリ手段の記録領域に、前記バッファメモリ記録手段が、読み出された前記数字ドットフォントを記録し、当該小数点付数字ドットフォントを用いて前記バッファメモリ手段の前記記録領域に数字ドットフォントを記録した後には、前記数字列データの数列より読み出された数字データに該当する数字の小型数字ドットフォントを前記第一記録手段より読み出して、前記表示手段の次の前記表示領域に対応する前記バッファメモリ手段の記録領域に、前記バッファメモリ記録手段が、読み出された前記数字ドットフォントを記録するバッファメモリ記録ステップと、
    該バッファメモリ記録ステップにおいて前記バッファメモリ手段に記録された前記数字ドットフォントを、前記表示手段に出力することにより、前記表示手段の前記表示領域に対応させて、数字ドットフォント出力手段が各数字ドットフォントを前記表示手段に表示させる数字ドットフォント出力ステップと
    を備えることを特徴とする表示処理方法。
  4. 第二記録手段に記録された数字列データの数列情報に基づいて、所定の縦横サイズの大きさに合わせた数字ドットフォントにより1文字分のドットフォントが形成された「0」から「9」までの大型数字ドットフォントと、前記大型数字ドットフォントよりも小さな縦横サイズからなる数字ドットフォントと小数点のドットフォントとが前記所定の縦横サイズのドットエリア内に収まるように配置されて1文字分のドットフォントが形成された「.0」から「.9」までの小数点付数字ドットフォントと、前記所定縦横サイズのドットエリア内に前記小さな縦横サイズからなる数字ドットフォントが配置されて1文字分のドットフォントが形成された「0」から「9」までの小型数字ドットフォントとのいずれかの数字ドットフォントを第一記録手段より読み出し、読み出された前記数字ドットフォントを、前記所定の縦横サイズの数字ドットフォントを表示可能な表示領域が所定文字数分だけ設けられた表示手段に対して出力することが可能なバッファメモリ手段に記録し、該バッファメモリ手段に記録された前記数字ドットフォントを前記表示領域に対応させて出力することにより、前記バッファメモリ手段に記録された前記数字ドットフォントを前記表示手段に表示させる機能をコンピュータに実現させるための表示処理プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記第二記録手段に記録された数字列データの数列より1文字分の数字データを順番に読み出させる読出機能と、
    該読出機能により読み出された前記数字データが、小数点であるか否かを判断させる小数点判断機能と、
    該小数点判断機能により前記数字データとして小数点が読み出されるまでの間は、読み出された数字データに該当する数字の大型数字ドットフォントを前記第一記録手段より読み出させ、前記表示手段の前記表示領域に対応する前記バッファメモリ手段の記録領域に、読み出された前記数字ドットフォントを順番に記録させ、前記小数点判断機能により前記数字データとして前記小数点が読み出された場合には、当該小数点の次の数字データを前記数字列データの数列より読み出させ、読み出された数字データに該当する数字の小数点付数字ドットフォントを前記第一記録手段より読み出して、前記表示手段の次の前記表示領域に対応する前記バッファメモリ手段の記録領域に、読み出された前記数字ドットフォントを記録させ、当該小数点付数字ドットフォントを用いて前記バッファメモリ手段の前記記録領域に数字ドットフォントが記録された後には、前記数字列データの数列より読み出された数字データに該当する数字の小型数字ドットフォントを前記第一記録手段より読み出して、前記表示手段の次の前記表示領域に対応する前記バッファメモリ手段の記録領域に、読み出された前記数字ドットフォントを記録させるバッファメモリ記録機能と、
    該バッファメモリ記録機能により前記バッファメモリ手段に記録された前記数字ドットフォントを、前記表示手段に出力することにより、前記表示手段の前記表示領域に対応させて各数字ドットフォントを前記表示手段に表示させる数字ドットフォント出力機能と
    を実現させること特徴とする表示処理プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020175270A (ja) * 2018-11-15 2020-10-29 株式会社北電子 景品交換装置及び景品交換プログラム

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