JP2011149899A - 建物、建物の劣化診断方法、及び建物の劣化診断システム - Google Patents
建物、建物の劣化診断方法、及び建物の劣化診断システム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】内装材10の内部にインク等の着色液体が封入された複数のカプセル16を設ける。また、複数のカプセル16は、内装材10の壁面端部付近に設けると共に。予め定めた震度の地震が発生した場合に、地震によって発生する応力が内装材10に加わって変形することにより、カプセル16が割れる構成とし、予め定めた震度以上の地震が発生した場合に、カプセル16が割れて着色液体がにじめ出て劣化マーク18を内装材10の表面に出現させる。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明の実施の形態に係わる建物に劣化マークを出現させるための第1構成例を示す図であり、図1(A)は内装材の断面図であり、図1(B)は劣化マークが出現した例を示す図である。
次に、劣化マーク18を出現させるための第2構成例について説明する。図2は、本発明の実施の形態に係わる建物に劣化マークを出現させるための第2構成例を示す図であり、図2(A)は、内装材の断面図であり、図2(B)は劣化マークが出現した例を示す図である。
また、劣化マーク18を出現させるための第3構成例について説明する。図3は、本発明の実施の形態に係わる建物に劣化マークを出現させるための第3構成例を示す図であり、図3(A)は、内壁の断面を示す図であり、(B)は(A)のA部分の拡大図である。
12、24 巾木
14、32 干渉材
16 カプセル
18 劣化マーク
20A 表皮材
28 内壁
30 液体吸収部材
32A 液体注入部
40 建物の劣化診断システム
42 パーソナルコンピュータ
56 マウス
58 キーボード
68 DB
70 監視カメラ
72 災害情報センタ端末装置
Claims (14)
- 予め定めた震度以上の地震が発生した場合に、前記地震によって発生した応力によって劣化マークを建物の一部に出現させる出現手段を備えた建物。
- 前記出現手段は、前記応力によって破断する容器に液体が収納され、前記応力によって前記容器が破断して前記液体が流出することにより前記劣化マークを出現させる請求項1に記載の建物。
- 前記容器を複数備え、それぞれ破断する前記応力が異なると共に、それぞれ異なる種類の前記液体が収納される請求項2に記載の建物。
- 前記出現手段は、壁面端部の変色または割れを発生させることにより前記劣化マークを出現させる請求項1に記載の建物。
- 前記出現手段は、表面と内部の色が異なる前記壁面端部を有し、前記応力による押圧または引張力で前記壁面端部が破断して、表面とは異なる内部の色が露出することにより前記変色を発生させる請求項4に記載の建物。
- 前記出現手段は、建物の壁と床または天井との間に介在する干渉材に前記劣化マークを出現させる請求項1〜5の何れか1項に記載の建物。
- 前記出現手段は、前記劣化マークを震度の大きさに応じて異なる状態で出現させる請求項1〜6の何れか1項に記載の建物。
- 地震が発生した場合に地震の震度を取得手段によって取得する震度取得ステップと、
震度毎に建物に生じる変化を予め測定した測定結果を記憶する記憶手段から前記震度取得ステップで取得した震度に対応する前記変化を読み出す読出ステップと、
地震が発生した場合の実際の前記変化を検出し、検出した結果を入力手段によって入力する入力ステップと、
前記読出ステップで読み出した前記変化と、前記入力ステップで入力した実際の前記変化と、を比較することにより、建物の構造体の劣化を判断する判断ステップと、
を有する建物の劣化診断方法。 - 前記変化は、建物に設けられた定型シールの外れ又は浮きである請求項8に記載の建物の劣化診断方法。
- 前記定型シールは、複数に分割され、かつ所定の震度以上の地震によって発生する応力によって配置箇所から外れる又は浮く請求項9に記載の建物の劣化診断方法。
- 前記記憶手段は、建物の剛性毎に前記測定結果を記憶し、
前記判断ステップは、前記読出ステップで読み出した前記変化よりも前記入力ステップで入力した実際の前記変化の方が大きい場合に、前記入力ステップで入力した実際の前記変化と震度に対応する前記記憶手段に記憶された建物の剛性を読み出すことによって前記構造体の劣化の程度を判断する判断する請求項8〜10の何れか1項に記載の建物の劣化診断方法。 - 前記変化は、軒天の脱落として出現するものである請求項8に記載の建物の劣化診断方法。
- 前記変化は、住宅基礎表面の塗料の剥離として出現するものである請求項8に記載の建物の劣化診断方法。
- 地震が発生した場合に地震の震度を表す震度情報を取得する取得手段と、
地震が発生した場合に、予め定めた震度以上の地震によって発生する応力によって建物の一部に出現する劣化マークを検出する検出手段と、
建物の一部に出現する前記劣化マーク数を震度毎に予め測定した測定結果を記憶する記憶手段と、
前記検出手段の検出結果と、前記記憶手段に記憶された前記測定結果と、を比較することにより、建物の剛性低下を推定する推定手段と、
を備えた建物の劣化診断システム。
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