JP2011148102A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用された合紙を再利用するために合紙を合紙給紙トレイにセットし直す作業の作業性が悪い。
【解決手段】用紙62を給紙する手差しトレイ60と、合紙112を給紙する合紙給紙トレイ100と、手差しトレイ60から給紙された用紙62が画像を記録する用紙12か合紙112かを判別する用紙判別センサ71と、給紙された合紙112を合紙給紙トレイ100に向けて搬送する搬送ベルト21と、用紙判別センサ71の検出結果で判別された用紙62が合紙112であるときには、搬送ベルト21を逆回転して、給紙された合紙112を合紙給紙トレイ100に搬送させる制御を行なう手段を備えた。
【選択図】図4
【解決手段】用紙62を給紙する手差しトレイ60と、合紙112を給紙する合紙給紙トレイ100と、手差しトレイ60から給紙された用紙62が画像を記録する用紙12か合紙112かを判別する用紙判別センサ71と、給紙された合紙112を合紙給紙トレイ100に向けて搬送する搬送ベルト21と、用紙判別センサ71の検出結果で判別された用紙62が合紙112であるときには、搬送ベルト21を逆回転して、給紙された合紙112を合紙給紙トレイ100に搬送させる制御を行なう手段を備えた。
【選択図】図4
Description
本発明は画像形成装置に関し、特に合紙を使用可能な画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、これらの複合機等の画像形成装置として、例えばインク液滴を吐出する記録ヘッドを用いた液体吐出記録方式の画像形成装置や電子写真方式で画像を形成する画像形成装置が知られている。
なお、本願において、「画像形成装置」は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体にインクやトナーなどの画像形成材を付与して画像形成を行う装置を意味し、また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(例えば単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。また、「画像」とは平面的なものに限らず、立体的に形成されたものに付与された画像、また立体自体を3次元的に造形して形成された像も含まれる。
このような画像形成装置において、所要枚数印刷する毎に合紙(間紙)を挿入するものが知られ(特許文献1)、さらに、画像形成装置によって出力された印刷物が排紙トレイ上に長時間放置された状態にあることはセキュリティ上好ましくない。そこで、排紙トレイに積載したままの状態で印刷出力を放置しているユーザを識別して的確な警告を行うことのできる画像形成装置として、一連の印刷物を出力するごとにRFIDタグを組み込んだ合紙を出力させ、RFIDリーダによって識別されたIDに基づいて排紙トレイ上での滞留を判別するようにしたものが知られている(特許文献2)。
しかしながら、従来の合紙を出力する画像形成装置にあっては、使用された合紙を再利用するために、合紙給紙トレイにセットし直さなければならず、ユーザはわざわざ合紙給紙トレイを開けて合紙をセットしなければならないという課題がある。
この場合、手差しトレイを合紙給紙トレイとして兼用すればその手間を簡略化できるが、手差しトレイに通常の印刷に供する被記録媒体をセットできなくなるという課題が生じる。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、合紙を再利用するときの作業性を向上することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
用紙を給紙する手差しトレイと、
合紙を給紙する合紙給紙トレイと、
前記手差しトレイから給紙された用紙が画像を記録する用紙か前記合紙かを判別する判別手段と、
前記給紙された合紙を前記合紙給紙トレイに向けて搬送する搬送手段と、
前記判別手段の判別結果が前記合紙であるときには、前記搬送手段にて、前記給紙された合紙を前記合紙給紙トレイに搬送させる制御を行なう制御手段と、を備えている
構成とした。
用紙を給紙する手差しトレイと、
合紙を給紙する合紙給紙トレイと、
前記手差しトレイから給紙された用紙が画像を記録する用紙か前記合紙かを判別する判別手段と、
前記給紙された合紙を前記合紙給紙トレイに向けて搬送する搬送手段と、
前記判別手段の判別結果が前記合紙であるときには、前記搬送手段にて、前記給紙された合紙を前記合紙給紙トレイに搬送させる制御を行なう制御手段と、を備えている
構成とした。
ここで、複数の前記合紙給紙トレイを備え、前記合紙給紙トレイからの給紙回数に応じて前記手差しトレイから給紙された前記合紙を搬送する先の前記合紙給紙トレイを選択する構成とできる。
この場合、複数の前記合紙給紙トレイから前記合紙を給紙するときに、給紙回数の少ない前記合紙給紙トレイから給紙を行う構成とできる。
また、前記手差しトレイから給紙される前記合紙の向き対応して複数の検出手段を備えている構成とできる。
また、被記録媒体の使用枚数を計数して所定枚数毎に前記合紙を給紙する構成とできる。
本発明に係る画像形成装置によれば、手差しトレイから給紙された用紙が合紙であるときには合紙を給紙する合紙給紙トレイに搬送する構成としたので、合紙を再利用するときに給紙トレイへのセット作業が不要になり、合紙を再利用するときの作業性が向上する。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係るベルト搬送装置を含む本発明に係る画像形成装置の一例について図1及び図2を参照して説明する。なお、図1は同装置の全体構成を説明する概略構成図、図2は同装置の要部平面説明図である。
この画像形成装置は、図示しない左右の側板に横架したガイド部材であるガイドロッド1と図示しないガイドステーとでキャリッジ3を主走査方向に摺動自在に保持し、駆動モータである主走査モータ4で駆動プーリ5と従動プーリ6間に架け渡したタイミングベルト5を介して主走査方向に移動走査する。
このキャリッジ3には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色のインク滴を吐出するための液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド4a、4b(区別しないときは「記録ヘッド4」という。)を複数のノズルからなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
記録ヘッド4は、それぞれ2つのノズル列4n1、4n2を有し、記録ヘッド4aの一方のノズル列4n1はブラック(K)の液滴を、他方のノズル列4n2はシアン(C)の液滴を、記録ヘッド4bの一方のノズル列4n1はマゼンタ(M)の液滴を、他方のノズル列4n2はイエロー(Y)の液滴を、それぞれ吐出する。
記録ヘッド4を構成する液体吐出ヘッドとしては、圧電素子などの圧電アクチュエータ、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータ、温度変化による金属相変化を用いる形状記憶合金アクチュエータ、静電力を用いる静電アクチュエータなどを、液滴を吐出するための圧力を発生する圧力発生手段として備えたものなどを使用できる。
また、キャリッジ3には、記録ヘッド8に各色の液体を供給するための各色のヘッドタンク9を搭載している。このヘッドタンク9には図示しない供給チューブを介してメインタンク(液体カートリッジ)から液体が補充供給される。
一方、給紙トレイ10の用紙積載部(圧板)11上に積載した画像を記録する用紙(以下、合紙と区別するため「普通紙」と称する。)12を給紙するための給紙部として、用紙積載部11から普通紙12を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙ローラ)13及び給紙ローラ13に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド14を備え、この分離パッド14は給紙ローラ13側に付勢されている。
そして、この給紙部から給紙された普通紙12を記録ヘッド8の下方側に送り込んで搬送するために、用紙12を案内する図示しないガイド部材と、レジストローラ16と、搬送ガイド部材17と、用紙押えコロ18、19を有する用紙押さえ部材20とを備えるとともに、給送された普通紙12を静電吸着して記録ヘッド4に対向する位置で搬送するためのベルト搬送手段を構成する搬送ベルト21を備えている。
この搬送ベルト21は、無端状ベルトであり、駆動ローラとなる搬送ローラ22と従動ローラとなるテンションローラ23との間に掛け渡されて、ベルト搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。
そして、この搬送ベルト21の表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ26を備えている。この帯電ローラ26は、搬送ベルト21の表面に接触し、搬送ベルト21の回動に従動して回転するように配置され、加圧力として軸の両端に所定の押圧力をかけている。この搬送ベルト21は、副走査モータ31によって駆動ベルト32及びプーリ33を介して搬送ローラ22が回転駆動されることによって副走査方向に周回移動する。
また、記録ヘッド4による画像形成領域の下流側にはテンションローラ23に対向して拍車などの押さえ手段である用紙押えコロ41を配置するとともに、搬送ベルト21から曲率分離で分離させる用紙12を案内するガイド部材42と、このガイド部材42で案内されて排出される用紙12をスタックする排紙スタックトレイ43とを設けている。
また、装置本体の背面側には、両面ユニット50が装着される。この両面ユニット50は用紙反転ローラ51、52を備え、片面への印字終了後に搬送ベルト21が逆転することによって、片面への印字が終了した用紙12が両面ユニット50に送り込まれ、反転ローラ51、52によって他面が印字面になるように用紙12が反転されて、レジストローラ16と搬送ベルト21との間に給紙される。
また、この両面ユニット50の上方には、マルチ手差しトレイ60を接続している。このマルチ手差しトレイ60は、マルチ手差し61に積載される用紙62を1枚ずつ給紙する給紙コロ63と、給紙コロ63を回転駆動するためのモータ(駆動源)65と、このモータ65の回転を給紙コロ63に伝達するための駆動力伝達機構66と、マルチ手差しトレイ61上の用紙52のサイドを規制する図示しないサイドフェンスなどを備えている。このマルチ手差しトレイ60から給紙コロ63によって給紙される用紙12は、押さえコロ18と搬送ベルト21との間に送り込まれる。
さらに、図1に示すように、押さえコロ18と記録ヘッド4の間の搬送経路中にマルチ手差しトレイ60から給紙された用紙52が普通紙12か後述する合紙112かを判別する用紙判別センサ71を設け、また、排紙側には排出される用紙を検出する用紙センサ72を設けている。
また、図2に示すように、キャリッジ3の走査方向一方側の非印字領域には、記録ヘッド4のノズルの状態を維持し、回復するための回復手段を含む維持回復機構81を配置している。また、キャリッジ3の走査方向他方側の非印字領域には、記録中などに増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け82を配置している。
さらに、給紙トレイ10の下側には、合紙112を給紙する合紙給紙トレイ(合紙給紙トレイ)100を配設している。この合紙給紙トレイ100の用紙積載部111上に積載された合紙112を給紙する給紙部として、合紙112を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙ローラ)113及び給紙ローラ113に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド114を備え、この分離パッド114は給紙ローラ113側に付勢されている。
この合紙給紙トレイ100から合紙112を給送して印刷された普通紙12間に合紙112を挟むときには、搬送ベルト21が画像形成時と同方向に周回移動して給紙された合紙112を排紙スタックトレイ43方向に向けて搬送し、また、手差しトレイ60から給紙された合紙112を合紙給紙トレイ100にスタックするときには、搬送ベルト21が画像形成時と逆方向に周回移動されて、合紙給紙トレイ100に送込まれる。つまり、搬送ベルト21は本発明における搬送手段を兼ねている。
また、合紙給紙トレイ112に手差しトレイ60から給紙された合紙をストックするため、搬送ベルト21が画像形成時と逆方向に周回移動されるときに、当該合紙の両面ユニット50側へ搬送を阻止して給紙経路側に案内する図示しないガイド部材、当該合紙の給紙ユニット10側へ搬送を阻止して合紙給紙トレイ100側へ案内する図示しないガイド部材を設けている。これらの各ガイド部材は揺動可能に配設されてアクチュエータ手段によって揺動されることで経路を切り替える。
次に、この画像形成装置の制御部の概要について図3を参照して説明する。なお、図3は同制御部の全体ブロック説明図である。
この制御部500は、この装置全体の制御を司る制御手段を兼ねるCPU501と、CPU501が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM502と、画像データ等を一時格納するRAM503と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための書き換え可能な不揮発性メモリ504と、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC505とを備えている。
この制御部500は、この装置全体の制御を司る制御手段を兼ねるCPU501と、CPU501が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM502と、画像データ等を一時格納するRAM503と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための書き換え可能な不揮発性メモリ504と、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC505とを備えている。
また、記録ヘッド4を印字データに応じて駆動制御するための印刷制御部508と、キャリッジ3側に設けた記録ヘッド10を駆動するためのヘッドドライバ(ドライバIC)509と、キャリッジ3を移動走査する主走査モータ4、搬送ベルト21を回転駆動させる副走査モータ31、マルチ手差しトレイ60から給紙する手差しモータ65を駆動するためのモータ駆動部510や図示しないが前述したガイド部材による経路切替を行うアクチュエータ手段を駆動する駆動部、帯電ローラ26にACバイアスを印加するACバイアス供給部512などを備えている。
また、この制御部500には、この装置に必要な情報の入力及び表示を行うための操作パネル514が接続されている。
この制御部500は、ホスト側とのデータ、信号の送受を行うためのI/F506を持っていて、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置、イメージスキャナなどの画像読み取り装置、デジタルカメラなどの撮像装置などのホスト600側から、ケーブル或いはネットワークを介してI/F506で受信する。
そして、制御部500のCPU501は、I/F506に含まれる受信バッファ内の印刷データを読み出して解析し、ASIC505にて必要な画像処理、データの並び替え処理等を行い、この画像データを印刷制御部508からヘッドドライバ509に転送する。なお、画像出力するためのドットパターンデータの生成はホスト600側のプリンタドライバ601で行っている。
印刷制御部508は、上述した印字データをシリアルデータで転送するとともに、この印字データの転送及び転送の確定などに必要な転送クロックやラッチ信号、制御信号などをヘッドドライバ509に出力する。ヘッドドライバ509は、シリアルに入力される記録ヘッド10の1行分に相当する印字データに基づいて発熱素子14を駆動する。
I/O部515は、装置に装着されている各種のセンサ群516からの情報を取得し、プリンタの制御に必要な情報を抽出し、印刷制御部508やモータ駆動部510の制御に使用する。センサ群515は、前述した用紙判別センサ71、用紙センサ72や、機内の温度を監視するためのサーミスタ、帯電ベルトの電圧を監視するセンサ、カバーの開閉を検出するためのインターロックスイッチなどがあり、I/O部515は様々のセンサ情報を処理することができる。また、環境条件(温度及び湿度)を検知する温湿度センサからの検知信号なども入力される。
次に、このように構成したこの画像形成装置における手差しトレイからの給紙動作について図4のフロー図を参照して説明する。
ユーザが手差しトレイ60に用紙62をセットし、手差し給紙をスタートすることで、当該用紙62が給紙される。そこで、用紙判別センサ71の検出結果に基づいて給紙された用紙62が普通紙12か合紙112かを判別する。
ユーザが手差しトレイ60に用紙62をセットし、手差し給紙をスタートすることで、当該用紙62が給紙される。そこで、用紙判別センサ71の検出結果に基づいて給紙された用紙62が普通紙12か合紙112かを判別する。
このとき、給紙された用紙62が普通紙12であるときには、そのまま通常の印刷を行なって排紙スタックトレイ43に排出する。
一方、給紙された用紙62が合紙112であるときには、印刷を行なわず、合紙112の後端部が搬送ベルト21に吸着されるまで搬送ベルト21を正方向(図1の矢示方向)に移動させた後、搬送ベルト21を逆方向に回転させ、給紙された合紙112を合紙給紙トレイ100に搬送する。なお、このとき、合紙112の搬送経路は図示しないガイド部材によって合紙給紙トレイ100に送込まれる経路となる。
これによって、手差しトレイ60に合紙112をセットするだけで、合紙112を合紙給紙トレイ100にスタックすることができるようになり、合紙112を再利用するときに一々合紙給紙トレイ100を取り出してセットし直す必要がなくなる。
このように、差しトレイから給紙された用紙が合紙であるときには合紙を給紙する合紙給紙トレイに搬送する構成とすることで、合紙を再利用するときに給紙トレイへのセット作業が不要になり、合紙を再利用するときの作業性が向上する。
次に、本発明の第2実施形態について図5を参照して説明する。なお、図5は同実施形態に係る画像形成装置の全体構成を説明する側面説明図である。
この実施形態では、複数(この例では4段であるが、2段以上であればよい。)の合紙給紙トレイ100A〜100Dを備えている。そして、合紙112の使用回数に応じて手差しトレイ60から給紙された合紙112をスタックする合紙給紙トレイを選択する(セットするトレイ先を振り分ける)ようにしている。
この実施形態では、複数(この例では4段であるが、2段以上であればよい。)の合紙給紙トレイ100A〜100Dを備えている。そして、合紙112の使用回数に応じて手差しトレイ60から給紙された合紙112をスタックする合紙給紙トレイを選択する(セットするトレイ先を振り分ける)ようにしている。
これにより、合紙の消耗を分散させることができ、同じ合紙を継続して使用することを防止できる。
そこで、合紙の使用回数に応じた振り分けについて図6及び図7を参照して説明する。なお、図6は合紙の振り分けの説明に供する合紙上に形成するマークの例を説明する説明図、図7は同じく振り分け制御の説明に供するフロー図である。
なお、ここでは、上述したように4段の合紙給紙トレイ100A〜100Dを備え、図6に示すように、合紙112をエリア1〜4に分けて、いずれのエリアまでマーク201が印刷されているかを検出して振り分け先の合紙給紙トレイを選択する例で説明する。
なお、ここでは、上述したように4段の合紙給紙トレイ100A〜100Dを備え、図6に示すように、合紙112をエリア1〜4に分けて、いずれのエリアまでマーク201が印刷されているかを検出して振り分け先の合紙給紙トレイを選択する例で説明する。
すなわち、まず、図6に示すように、合紙112を使用(出力)するときに、記録ヘッド3を駆動制御して予め定めた位置に所定のマーク201を1個印字する。なお、マーク201の形状や個数はこれに限定されるものではない。この場合、マーク201は合紙112の搬送方向に沿って各使用時にそれぞれ1個印刷するものとしている。
そして、図7に示すように、使用された合紙112が手差しトレイ60から給紙されるとき、用紙判別センサ71によってマーク201を読取り、使用回数のマーク201を検出する。
このとき、エリア1にマーク201が検出されなければ、手差しされた用紙62が合紙112ではなく、普通紙12であると判別して通常の印刷を行なう。
これに対し、給紙された用紙62のエリア1にマーク201があるときには、当該用紙62は合紙112であるので、エリア2にマーク201があるか否かを判別し、エリア2にマーク201がなければ、手差し給紙された用紙112は合紙給紙トレイ100A(トレイ1とする。)に搬送してセットする。
また、エリア2にマーク201があればエリア3にマーク201があるか否かを判別し、エリア3にマーク201がなければ、つまり、エリア1、エリア2にマーク201があり、エリア3にマーク201がないときには、手差し給紙された用紙112は合紙給紙トレイ100B(トレイ2とする。)に搬送してセットする。
また、エリア3にマーク201があれば、エリア4にマーク201があるか否かを判別し、エリア4にマーク201がなければ、つまり、エリア1、エリア2、エリア3にマーク201があり、エリア4にマーク201がないときには、手差し給紙された用紙112は合紙給紙トレイ100C(トレイ3とする。)に搬送してセットする。
また、エリア1、エリア2、エリア3、エリア4のいずれにもマーク201があるときには、手差し給紙された用紙112は合紙給紙トレイ100D(トレイ4とする。)に搬送してセットする。
なお、読み取るマーク201は各エリアの1個目のマークを読み取れば良い。
このようにして、手差し給紙される合紙112の使用回数に応じてストック先の合紙給紙トレイを選択することで、使用回数に応じて合紙112をストックすることができる。
次に、この多段構成の合紙給紙トレイを備える場合の合紙出力処理について図8のフロー図を参照して説明する。
ここでは、印刷開始後、使用回数の少ない順に合紙給紙トレイ100A〜100Dに合紙112がセットされているか否かを判別して使用回数の少ない合紙112から出力する。
ここでは、印刷開始後、使用回数の少ない順に合紙給紙トレイ100A〜100Dに合紙112がセットされているか否かを判別して使用回数の少ない合紙112から出力する。
つまり、まず、合紙給紙トレイ100A(トレイ1)に合紙112があるか否かを判別し、合紙給紙トレイ100A(トレイ1)に合紙112があるときには、合紙給紙トレイ100A(トレイ1)から合紙112を給送して、使用回数を示すマーク201を印字して、排紙スタックトレイ43に排紙する。
合紙給紙トレイ100A(トレイ1)に合紙112がないときには、合紙給紙トレイ100B(トレイ2)に合紙112があるか否かを判別し、合紙給紙トレイ100B(トレイ2)に合紙112があるときには、合紙給紙トレイ100B(トレイ2)から合紙112を給送して、使用回数を示すマーク201を印字して、排紙スタックトレイ43に排紙する。
合紙給紙トレイ100B(トレイ2)に合紙112がないときには、合紙給紙トレイ100C(トレイ3)に合紙112があるか否かを判別し、合紙給紙トレイ100C(トレイ3)に合紙112があるときには、合紙給紙トレイ100C(トレイ3)から合紙112を給送して、使用回数を示すマーク201を印字して、排紙スタックトレイ43に排紙する。
合紙給紙トレイ100C(トレイ3)に合紙112がないときには、合紙給紙トレイ100D(トレイ4)に合紙112があるか否かを判別し、合紙給紙トレイ100D(トレイ4)に合紙112があるときには、合紙給紙トレイ100D(トレイ4)から合紙112を給送して、使用回数を示すマーク201を印字して、排紙スタックトレイ43に排紙する。
合紙給紙トレイ100D(トレイ4)にも合紙112がないときには、操作パネル514に合紙112のセットを要求する表示を行なう。
これにより、合紙が偏って使用されることを防止できる。
次に、本発明の第3実施形態における用紙判別センサの配置について図9の説明図を参照して説明する。
ここでは、手差しトレイ60から給紙される用紙の搬送経路(手差し給紙経路)91を挟んで上下(用紙の表裏面に対して)に用紙判別センサ71A、71Bを配置している。これによって、前述した使用回数を示すマーク201の表示が印字されている面を上下どちらにセットした場合でも、使用回数のマーク201を読み取ることができ、ユーザの作業負担を軽減することができる。
ここでは、手差しトレイ60から給紙される用紙の搬送経路(手差し給紙経路)91を挟んで上下(用紙の表裏面に対して)に用紙判別センサ71A、71Bを配置している。これによって、前述した使用回数を示すマーク201の表示が印字されている面を上下どちらにセットした場合でも、使用回数のマーク201を読み取ることができ、ユーザの作業負担を軽減することができる。
次に、本発明の第4実施形態における用紙判別センサの配置ついて図10の説明図を参照して説明する。
ここでは、手差しトレイ60から給紙される用紙の搬送経路を挟んで左右(幅方向両端部)に用紙判別センサ71A、71Bを配置している。これによって、前述した使用回数を示すマーク201の表示が印字されている面を左右どちらにセットした場合でも、使用回数のマーク201を読み取ることができ、ユーザの作業負担を軽減することができる。
につながる。
ここでは、手差しトレイ60から給紙される用紙の搬送経路を挟んで左右(幅方向両端部)に用紙判別センサ71A、71Bを配置している。これによって、前述した使用回数を示すマーク201の表示が印字されている面を左右どちらにセットした場合でも、使用回数のマーク201を読み取ることができ、ユーザの作業負担を軽減することができる。
につながる。
次に、本発明の第5実施形態における合紙出力制御について図11のフロー図を参照して説明する。
ここでは、印刷開始後、用紙センサ72によって排紙される普通紙112の枚数をカウントし、所定枚数排紙される毎に、前述した図8で説明したと同様な処理を行なって、使用回数の少ない順に合紙給紙トレイ100A〜100Dに合紙112がセットされているか否かを判別して、合紙112がセットされてトレイから合紙112を搬送し、このとき、当該使用する合紙112に前述したように使用回数を示すマーク201を印字して、排紙スタックトレイ43に排紙する。
ここでは、印刷開始後、用紙センサ72によって排紙される普通紙112の枚数をカウントし、所定枚数排紙される毎に、前述した図8で説明したと同様な処理を行なって、使用回数の少ない順に合紙給紙トレイ100A〜100Dに合紙112がセットされているか否かを判別して、合紙112がセットされてトレイから合紙112を搬送し、このとき、当該使用する合紙112に前述したように使用回数を示すマーク201を印字して、排紙スタックトレイ43に排紙する。
これにより、所定の印刷枚数毎に合紙112を挟むことができる。
なお、上述した実施形態における各種動作にかかわる制御はROMなどに格納されたプログラムによってコンピュータに行なわせている。このプログラムは、記憶媒体に記憶して提供することができ、或はインターネットネットなどのネットワークを通じてダウンロードすることで提供される。また、上記実施形態で説明した画像形成装置とホスト側(情報処理装置)とを組みあせて画像形成システムを構成することもできる。
3 キャリッジ
4 記録ヘッド
10 給紙トレイ
12 普通紙
21 搬送ベルト
60 手差しトレイ
100、100A〜100D 合紙給紙トレイ
112 合紙
500 制御部
4 記録ヘッド
10 給紙トレイ
12 普通紙
21 搬送ベルト
60 手差しトレイ
100、100A〜100D 合紙給紙トレイ
112 合紙
500 制御部
Claims (5)
- 用紙を給紙する手差しトレイと、
合紙を給紙する合紙給紙トレイと、
前記手差しトレイから給紙された用紙が画像を記録する用紙か前記合紙かを判別する判別手段と、
前記給紙された合紙を前記合紙給紙トレイに向けて搬送する搬送手段と、
前記判別手段の判別結果が前記合紙であるときには、前記搬送手段にて、前記給紙された合紙を前記合紙給紙トレイに搬送させる制御を行なう制御手段と、を備えている
ことを特徴とする画像形成装置。 - 複数の前記合紙給紙トレイを備え、前記合紙給紙トレイからの給紙回数に応じて前記手差しトレイから給紙された前記合紙を搬送する先の前記合紙給紙トレイを選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 複数の前記合紙給紙トレイから前記合紙を給紙するときに、給紙回数の少ない前記合紙給紙トレイから給紙を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記手差しトレイから給紙される前記合紙の向き対応して複数の検出手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 被記録媒体の使用枚数を計数して所定枚数毎に前記合紙を給紙することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010008905A JP2011148102A (ja) | 2010-01-19 | 2010-01-19 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010008905A JP2011148102A (ja) | 2010-01-19 | 2010-01-19 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011148102A true JP2011148102A (ja) | 2011-08-04 |
Family
ID=44535570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010008905A Pending JP2011148102A (ja) | 2010-01-19 | 2010-01-19 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011148102A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017182714A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | プリンタードライバー及び印刷装置 |
-
2010
- 2010-01-19 JP JP2010008905A patent/JP2011148102A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017182714A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | プリンタードライバー及び印刷装置 |
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