JP2011147024A - 局側装置、加入者側装置、光通信システム、及び光通信方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】OLT200は、ONUと波長分割多重で光信号を送受する局側光送受信回路と、ONUへ上り光信号用の供給光を供給する光源22と、光源22の出力の断続とONUに対する送信許可を制御する制御器(不図示)と、光源22及び光受信機20を光伝送路50に接続する光合分岐器を備える。
【選択図】図1
Description
高速アクセスネットワークで従来用いられている安価なSiGe−BiCMOSプロセスを利用して強度変調−直接検波で時分割多重(TDM:Time Division Multiplexing)技術を上述の光アクセスネットワークに適用することを想定すると、電子デバイスの制約に10Gbit/sが上限と考えられている。
(1)Dense WDMの代わりにCorse WDMを適用するのと同様に各波長の間隔が十分に広いWDMとして収めるべき所定の波長の範囲自体を拡大する手段
(2)OLTでONUの送信する波長を監視し、フィードバック制御を行う手段
(3)OLTから供給される波長が制御された光を上り光信号に利用する手段
図1は、実施形態1の光通信システム301を説明する概念図である。光通信システム301は、ONU100、OLT200、光伝送路50を備える光アクセスネットワークである。
・継続時間 Ts:供給光を継続的に出力する時間
・送信可能時間Tt:送信許可があれば上り信号光を送信可能な時間。ONU内で分岐合流等を行い供給光の継続する時間を長延化しない場合、供給光を継続的に受けている時間Tsに等しい。(図では等しいとして、Ttの部分もTsとして示している)
・最小反射時間 Ls:OLTから最近傍の反射点までの往復伝搬時間
・最大反射時間 Lb:OLTから最遠方の反射端までの往復伝搬時間
・最小RTT Ls’:OLTから最近傍の通信中のONUまでの往復伝搬時間(図6〜11では、最小反射時間に等しい)
・最大RTT Lb’:OLTから最遠方のONUまでの往復伝搬時間(図6〜11では、最大反射時間に等しい)
・ガードタイムTg:最近傍の反射点〜最遠方の反射点で反射光がOLTのそれぞれの波長の受光器に入射しうる時間。遅延時間が全ONUで同一の場合、(継続時間)+(最大と最小の反射時間の差)
Tg=Ts+Lb−Ls
・受信時間Tr:当該波長の供給光の反射光が戻ってこない時間であり、上り光受信信号を受信する時間。所定の波長に対する遅延器の遅延量が全ONU同一である場合、最大の時間は継続時間+最大と最小のRTTの差である。
Tr=Tt+Lb’−Ls’=(Ts+Lb+Tt+Lb’−Ls’)−(Ts+Lb)
なお、実効的な受信時間Trは、上り送信すべきデータ量が十分にある場合でも、不適切な送信許可を行うと減少する。例えば、遅延時間が全ONUで同一の場合、(供給光の継続時間)+(最大と最小の反射時間の差)であるが、(供給光の継続時間)−(最大と最小のRTTの差)となる場合がある。これは、受信可能時間の早い時刻で遠方のONUに許可し、受信時間の遅い時刻で近傍のONUに許可をする場合に発生する。従って、なるべく受信可能時間の早い時刻に近傍のONUに、遅い時刻に遠方のONUに送信許可することが望ましい。
・遅延量 D:ONU内の所定の波長に対する遅延器の遅延量。遅延量は波長毎に異なるとしてもよいし、同一であってもよい。
D=Ts+Lb−Ls’
・出力間隔 Cs:継続時間に最遠方の反射点から最近傍の反射点までの往復伝搬時間の差を加えたものに、送信可能時間に最遠方のONUから最近傍のONUまでの往復伝搬時間の差を加えたもの以上の時間間隔。
Cs≧Ts+Lb−Ls+Tt+Lb’−Ls’ (図では等号の場合を示す)
なお、以上説明した実施態様は、本発明の一態様を示したものであって、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の構成を備え、目的及び効果を達成できる範囲内での変形や改良が、本発明の内容に含まれるものであることはいうまでもない。また、本発明を実施する際における具体的な構造及び形状等は、本発明の目的及び効果を達成できる範囲内において、他の構造や形状等としても問題はない。本発明は前記した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形や改良は、本発明に含まれるものである。
11:遅延器
12:増幅器
13:変調器
14:サーキュレータ
15:光フィルタ
16:反射板
20:光受信機
21:受信回路
22:光源
23:サーキュレータ
25:光合分波器
27、28:受光器
30:後段の装置
50、51:光伝送路
55:光スプリッタ
57:波長スプリッタ
100、101、102、103、120、121:ONU
200:OLT
301:光通信システム
Claims (7)
- 光伝送路を介して加入者側装置との間で光信号を送受する局側光送受信回路と、
前記加入者側装置へ上り光信号用の供給光を供給する光源と、
前記光源の発光が継続する時間と前記加入者側装置が上り信号光を継続して送信しうる時間、
前記光伝送路における、最遠方の反射点での前記供給光の往復伝搬時間と最近傍の反射点での前記供給光の往復伝搬時間との差の時間、及び
前記光伝送路における、最遠方の反射点での前記供給光の往復伝搬時間と最近傍の反射点での前記供給光の往復伝搬時間との差の時間又は該供給光が最遠方の前記加入者側装置に到達して上り光信号として戻ってくる往復伝搬時間と該供給光が最近傍の加入者側装置に到達して上り光信号として戻ってくる往復伝搬時間との差の時間、
を加算した時間間隔以上で前記供給光を前記光源に出力させる局側制御回路と、
を備える局側装置。 - 光伝送路を介して局側装置との間で光信号を送受する際に、前記局側装置の光源が供給する供給光を利用して上り光信号を前記局側装置へ送信する加入者側光送受信回路と、
前記供給光を受けたとき前記加入者側光送受信回路に対して、前記伝送路の反射点で反射された前記供給光が前記局側装置の局側光送受信回路に到達する以外の時間に、前記上り光信号が前記局側光送受信回路に到達するように、前記上り光信号を送信させる加入者側制御回路と、
を備える加入者側装置。 - 前記加入者側制御回路は、
前記光源の発光が継続する時間、及び
前記光伝送路における、最遠方の反射点での前記供給光の往復伝搬時間と最近傍の反射点での前記供給光の往復伝搬時間との差の時間又は最遠方の反射点での前記供給光の往復伝搬時間と該供給光が最近傍の前記加入者側光送受信回路に到達して上り光信号として戻ってくる往復伝搬時間との差の時間、
を加算した時間の後に上り光信号を送信させることを特徴とする請求項2に記載の加入者側装置。 - 光伝送路に接続される請求項1に記載の局側装置と、
前記局側装置に対向して光伝送路に接続される請求項2又は3に記載される加入者側装置と、
を備える光通信システム。 - 光伝送路を介して局側装置と加入者側装置との間で光信号を送受する光通信システムの光通信方法であって、
前記局側装置が、前記加入射側装置へ上り光信号用の供給光を供給する際に、
前記光源の発光が継続する時間と前記加入者側装置が上り信号光を継続して送信しうる時間、
前記光伝送路における、最遠方の反射点での前記供給光の往復伝搬時間と最近傍の反射点での前記供給光の往復伝搬時間との差の時間、及び
前記光伝送路における、最遠方の反射点での前記供給光の往復伝搬時間と最近傍の反射点での前記供給光の往復伝搬時間との差の時間又は該供給光が最遠方の前記加入者側装置に到達して上り光信号として戻ってくる往復伝搬時間と該供給光が最近傍の加入者側装置に到達して上り光信号として戻ってくる往復伝搬時間との差の時間、
を加算した時間間隔以上で前記加入者側装置へ上り光信号用の供給光を供給することを特徴とする光通信方法。 - 前記加入者側装置が前記上り光信号を送信する際に、前記伝送路の反射点で反射された前記供給光が前記局側装置の局側光送受信回路に到達する以外の時間に、前記上り光信号が前記局側光送受信回路に到達するように、前記上り光信号を送信することを特徴とする請求項5に記載の光通信方法。
- 前記加入者側装置が前記上り光信号を送信する際に、
前記光源の発光が継続する時間、及び
前記光伝送路における、最遠方の反射点での前記供給光の往復伝搬時間と最近傍の反射点での前記供給光の往復伝搬時間との差の時間又は最遠方の反射点での前記供給光の往復伝搬時間と該供給光が最近傍の前記加入者側光送受信回路に到達して上り光信号として戻ってくる往復伝搬時間との差の時間、
を加算した時間の後に前記上り光信号を送信することを特徴とする請求項6に記載の光通信方法。
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