JP2011144587A - 建設機械の油圧回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】油圧シリンダのボトム側からの戻り油がタンクに排出されるまでの通過圧損を作業状況に応じて適正に低減させることができる建設機械の油圧回路を提供する。
【解決手段】油圧ポンプ12に切換弁16とタンデム接続され、油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油をタンクTに排出させるための排出通路22cを備え、該排出通路22cを介してタンクTに戻す前記戻り油の流量を切り換える排出用切換弁22と、油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油の排出を促進させるべき特定の作業状態であるか否かを判断する作業状態判断手段30と、を備え、作業状態判断手段30によって前記特定の作業状態であると判断されたときに、排出用切換弁22を排出通路22cが油圧シリンダ80のボトム側と連通するように切り換え、油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油の少なくとも一部を、排出用切換弁22の排出通路22cを介してタンクTに戻す。
【選択図】図1

Description

本発明は、油圧ショベル等の建設機械の油圧回路に関する。
特許文献1等において、例えば図5に代表されるような油圧ショベル150の油圧回路100が開示されている。この油圧回路100は、第1、第2油圧ポンプ102、104に接続され、アーム用操作レバー120Aの操作位置に応じてアーム用油圧シリンダ110へ供給される圧油の方向と流量を切り換えるアーム用第1、第2切換弁116、118を備えている。
図5に示す油圧回路100を備えた油圧ショベル150において、アーム152の開き動作を行う場合、アーム用操作レバー120Aを図5において右方向に倒し、前記アーム用第1切換弁116をp側に、アーム用第2切換弁118をq側に切り換える。この結果、通路116a、118aを介して、第1油圧ポンプ102および第2油圧ポンプ104からアーム用油圧シリンダ110のロッド側に圧油が供給され、アーム用油圧シリンダ110を収縮させることが可能となり、アームを開くことができる。
このアーム開き動作において、アーム用油圧シリンダ110のボトム側から排出される戻り油は、アーム用油圧シリンダ110のボトム側からの通路110a、通路116b、118b、アーム用切換弁116、118、排出通路116c、118cを通過してタンクTに排出される。
特開2002−4339号公報
ここで、アーム152を開く作業ではアーム用油圧シリンダ110のボトム側から作動油が排出されるが、油圧シリンダの構造に基づくシリンダボトムとシリンダロッドとの面積比により、ボトム側から排出される作動油は、ロッド側に供給される油量に対して等倍を超える量が排出されるので、ボトム側から排出された戻り油がタンクTに戻るまでに通過圧損が発生しやすい。
また、アーム用油圧シリンダ110のボトム側から排出された戻り油がタンクTに戻る通路の断面積は、アーム用第1切換弁116およびアーム用第2切換弁118の切換位置によって「一意的」に決まっているため、作業内容によっては前記戻り油の通路の断面積が十分に確保されないおそれがあり、前記戻り油の通過圧損も大きくなるおそれがある。例えば、アーム用操作レバー120Aが「ある特定の操作位置」にあるときは、アーム用第1、第2切換弁116、118内の各通路は「ある特定の開度」を有することになるが、アーム152が全閉位置から当該「ある特定の操作位置」に至ったときと、全開位置から同じ「ある特定の操作位置」に至ったときとでは、戻り油の通路の最適な断面積は必ずしも同一ではない。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであって、油圧シリンダのボトム側からの戻り油がタンクに排出されるまでの通過圧損を作業状況に応じて適正に低減させることができる建設機械の油圧回路を提供することを課題とする。
本発明は、油圧ポンプに接続され、作業部を駆動する油圧シリンダへ供給される圧油の方向と流量を、操作具の操作位置に応じて切り換える切換弁を備えた建設機械の油圧回路において、更に、前記油圧ポンプに前記切換弁とタンデム接続され、前記油圧シリンダのボトム側からの戻り油をタンクに排出させるための排出通路を備え、該排出通路を介してタンクに戻す前記戻り油の流量を切り換える排出用切換弁と、前記油圧シリンダのボトム側からの戻り油の排出を促進させるべき特定の作業状態であるか否かを判断する作業状態判断手段と、を備え、前記作業状態判断手段によって前記特定の作業状態であると判断されたときに、前記排出用切換弁を前記排出通路が前記油圧シリンダのボトム側と連通するように切り換え、前記油圧シリンダのボトム側からの戻り油の少なくとも一部を、前記排出用切換弁の前記排出通路を介してタンクに戻すことにより、前記課題を解決したものである。
本発明では油圧シリンダのボトム側からの戻り油をタンクに排出させるための排出通路を備えた排出用切換弁が備えられ、該排出用切換弁は、作業状態判断手段によって特定の作業状態であると判断されたときに、排出通路が油圧シリンダのボトム側と連通するように切り換えられるので、油圧シリンダへ供給される圧油の方向と流量を制御する操作具の操作位置によって切換位置が一意的に決まるわけではなく、油圧シリンダのボトム側からの戻り油がタンクに排出されるまでの通過圧損を作業状況に応じて適正に低減させることができる。
なお、本発明において「操作具」とは、切換弁を切り換える機能をもった手段のことであり、形態は特に限定されず、レバー、スイッチ、ペダル等を含む概念である。
前記油圧回路において、更に、前記操作具の前記油圧シリンダの収縮側への操作であることを検出する収縮動作検出手段を備えさせ、前記作業状態判断手段は、前記収縮動作検出手段が、前記油圧シリンダが収縮動作を行っていることを検出したとき、前記特定の作業状態であると判断するようにしてもよい。
また、更に、前記操作具の前記油圧シリンダの収縮側への操作速度を検出する操作速度検出手段を備えさせ、前記作業状態判断手段が、前記操作速度が所定の閾値以上か否かによって、前記特定の作業状態であるか否かを判断するようにしてもよい。
また、更に、前記油圧シリンダのロッド収縮時の推力を検出する推力検出手段を備えさせ、前記作業状態判断手段が、前記推力によって前記特定の作業状態であるか否かを判断するようにしてもよい。
また、更に、前記油圧シリンダのロッド側の圧油の圧力からボトム側の圧油の圧力を減じた圧力差を検出する圧力差検出手段を備えさせ、前記作業状態判断手段が、前記圧力差によって前記特定の作業状態であるか否かを判断するようにしてもよい。
また、更に、前記油圧シリンダのロッドの収縮速度を検出する収縮速度検出手段を備えさせ、前記作業状態判断手段が、前記収縮速度が所定の閾値以上か否かによって、前記特定の作業状態であるか否かを判断するようにしてもよい。
また、更に、前記作業部の支点において前記作業部が所定の方向となす角の角速度を検出する角速度検出手段を備えさせ、前記作業状態判断手段が、前記油圧シリンダが収縮方向に動作しているときの前記角速度が所定の閾値以上か否かによって、前記特定の作業状態であるか否かを判断するようにしてもよい。
本発明によれば、油圧シリンダのボトム側からの戻り油がタンクに排出されるまでの通過圧損を作業状況に応じて適正に低減させることができる。
本発明の第1実施形態に係る油圧ショベルの油圧回路の構成を示す図 ハイブリッドショベルの制御系の一例の回路図 本発明の第2実施形態に係る油圧ショベルの油圧回路の構成を示す図 本発明の第3実施形態に係る油圧ショベルの油圧回路の構成を示す図 従来の油圧ショベルの油圧回路の構成の一例を示す図
以下図面に基づいて、本発明に係る油圧ショベルの油圧回路の好適な実施形態の例について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る油圧ショベルの油圧回路の構成を示す図である。
この油圧回路10は、第1油圧ポンプ12と、第2油圧ポンプ14と、アーム用第1切換弁16と、アーム用第2切換弁18と、ブーム用切換弁20と、排出用切換弁22と、アーム用操作レバー装置24と、ブーム用操作レバー装置26と、パイロット圧センサ28と、コントローラ30と、電磁比例弁32と、パイロット油圧ポンプ34と、を備え、アーム用油圧シリンダ80およびブーム用油圧シリンダ82に圧油を供給して、アーム(作業部)84およびブーム86を作動させて、掘削作業や床掘り作業等の各種作業を油圧ショベル78に行わせる。符号88はバケットである。本実施形態では、アーム用油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油の排出を促進させるべき作業状態を、「特定の作業状態」と称する。
第1油圧ポンプ12と第2油圧ポンプ14はパラレルに配置されている。第1油圧ポンプ12にはタンデム通路38が接続されており、タンデム通路38には、上流側に排出用切換弁22が設けられ、下流側にアーム用第1切換弁16が設けられており、アーム用第1切換弁16と排出用切換弁22とはタンデム接続されている。第1油圧ポンプ12からタンデム通路38およびアーム用第1切換弁16を経て、圧油がアーム用油圧シリンダ80に供給される。
第2油圧ポンプ14にはタンデム通路42が接続されており、タンデム通路42には、上流側にブーム用切換弁20が設けられ、下流側にアーム用第2切換弁18が設けられており、アーム用第2切換弁18とブーム用切換弁20とはタンデム接続されている。第2油圧ポンプ14からタンデム通路42、ブーム用切換弁20およびアーム用第2切換弁18を経て、圧油がアーム用油圧シリンダ80および/またはブーム用油圧シリンダ82に供給される。
アーム用第1切換弁16は、3位置6ポートの切換弁であり、3つの切り換え位置A、B、Cを備えており、第1油圧ポンプ12からアーム用油圧シリンダ80へ向かう圧油の方向と流量を制御する。アーム用第1切換弁16のスプールの両端には、それぞれパイロットポート16a、16bが設けられており、それぞれパイロット通路24a、24bからパイロット圧が供給される。
アーム用第1切換弁16のスプールは、オペレータがアーム用操作レバー装置24を操作することによって移動し、第1油圧ポンプ12からアーム用油圧シリンダ80に供給される圧油の方向と流量を制御する。第1油圧ポンプ12からアーム用油圧シリンダ80に供給される圧油は、パラレル通路40、またはタンデム通路38およびパラレル通路40から、アーム用第1切換弁16を経て、アーム用通路80a、80bを通ってアーム用油圧シリンダ80に供給される。
また、アーム用第1切換弁16には、アーム用油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油をタンクTに排出するための排出通路16cが備えられている。アーム用第1切換弁16が切り換え位置Aのとき、アーム用油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油の一部は、アーム用通路80b、排出通路16c、タンク通路16dを経由してタンクTに排出される。
また、アーム用第1切換弁16と並列にバイパス通路80hが設けられている。バイパス通路80hは、アーム用油圧シリンダ80のボトム側に連結するアーム用通路80b上の分岐点80gと、排出用切換弁22の下流側のポートであるポート22dとを連結する通路である。バイパス通路80hは、排出用切換弁22が切り換え位置Iのときに、排出用切換弁22の排出通路22cを介してタンクTに通じるタンク通路22eと連通する。これにより、排出用切換弁22が切り換え位置Iのとき、アーム用油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油の一部は、アーム用通路80b、バイパス通路80h、排出通路22c、タンク通路22eを経由してタンクTに排出される。
アーム用第2切換弁18は、3位置6ポートの切換弁であり、3つの切り換え位置D、E、Fを備えており、第2油圧ポンプ14からアーム用油圧シリンダ80へ向かう圧油の方向と流量を制御する。アーム用第2切換弁18のスプールの両端には、それぞれパイロットポート18a、18bが設けられており、それぞれパイロット通路24a、24bからパイロット圧が供給される。
アーム用第2切換弁18のスプールもアーム用第1切換弁16のスプールと同様に、オペレータがアーム用操作レバー装置24を操作することによって移動し、アーム用油圧シリンダ80に供給される圧油の方向と流量を制御する。第2油圧ポンプ14からアーム用油圧シリンダ80に供給される圧油は、パラレル通路44、またはタンデム通路42およびパラレル通路44から、アーム用第2切換弁18を経て、アーム用合流通路80c、80dを通り、合流点80e、80fでアーム用通路80a、80bに合流してアーム用油圧シリンダ80に供給される。
また、アーム用第2切換弁18には、アーム用油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油をタンクTに排出するための排出通路18cが備えられている。アーム用第2切換弁18が切り換え位置Dのとき、アーム用油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油の一部は、アーム用通路80b、排出通路18c、タンク通路18dを経由してタンクTに排出される。
ブーム用切換弁20は、3位置6ポートの切換弁であり、3つの切り換え位置J、K、Lを備えており、第2油圧ポンプ14からブーム用油圧シリンダ82へ向かう圧油の方向と流量を制御する。
排出用切換弁22は、3位置6ポートの切換弁であり、3つの切り換え位置G、H、Iを備えており、排出通路22cが設けられた切り換え位置Iのとき、排出通路22cを介してバイパス通路80hがタンク通路22eと連通してアーム用油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油がタンクTに導かれる。切り換え位置Hには戻り油がタンクTへ排出される通路は設けられておらず、切り換え位置Hのときはタンデム通路38が連通するのみで、第1油圧ポンプ12からの圧油がタンデム通路38をそのまま下流側に流れるのみであり、切り換え位置Hのとき、アーム用油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油は排出用切換弁22を介してはタンクTに導かれない。
排出用切換弁22のスプールの両端には、それぞれパイロットポート22a、22bが設けられている。パイロットポート22aに通じるパイロット通路22fはタンクTに連通しており、パイロットポート22aに供給されるパイロット圧は常にタンク圧であり、排出用切換弁22は切り換え位置Gには切り換わらない。パイロットポート22bに通じるパイロット通路34aにはパイロット油圧ポンプ34からパイロット圧が供給され、後述するように、アーム84が特定の作業状態のときにコントローラ30からの指令によりパイロット通路34aに供給されるパイロット圧が大きくなり、パイロットポート22bに供給されるパイロット圧が大きくなって、排出用切換弁22は切り換え位置Iに切り換わる。
切り換え位置Iには、前述のように、アーム用油圧シリンダ80のボトム側からタンクTへの戻り油が通過する排出通路22cが設けられている。このため、排出用切換弁22が切り換え位置Iに切り換わると、アーム用油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油の一部は、アーム用通路80b、分岐点80g、バイパス通路80h、排出通路22c、タンク通路22eを経てタンクTへ排出される。
パイロット圧センサ(パイロット圧検出手段)28は、アーム用第1切換弁16のパイロットポート16aおよびアーム用第2切換弁18のパイロットポート18aに供給されるパイロット通路24aのパイロット圧を測定する役割を有し、得られた圧力データは電気信号線28aを介してコントローラ30に送られる。
コントローラ30は、パイロット圧センサ28から送られた圧力データに基づき、アーム用油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油の排出を促進させるべき特定の作業状態であるか否かを判断する。したがって、コントローラ30は、作業状態判断手段である。また、コントローラ30は、その判断結果に基づき電気信号線30aを介して電磁比例弁32を操作して、パイロット通路34aの開度を調整し、排出用切換弁22のパイロットポート22bにパイロット油圧ポンプ34から供給されるパイロット圧を調整して、排出用切換弁22の切換位置を調整する。
ここで、パイロット圧センサ28から送られた圧力データが大きいパイロット圧を示しているときは、アーム用第1切換弁16の位置A側への切換量およびアーム用第2切換弁18の位置D側への切換量が大きく、アーム用油圧シリンダ80のロッド側への供給油量は多くなり、アーム用油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油量も多くなっている。
また、油圧シリンダの構造から、ボトム側の受圧面積の方がロッド側の受圧面積よりも大きく、ボトム側から排出される油量は、ロッド側の受圧面積に対するボトム側の受圧面積の比である(ボトム側の受圧面積)/(ロッド側の受圧面積)をロッド側に供給される油量に乗じた量となる。したがって、アーム用油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油量はアーム用油圧シリンダ80のロッド側への供給油量よりもさらに多くなる。
そこで、コントローラ30は、所定の間隔を開けてパイロット圧センサ28が検出したパイロット圧において後に検出したパイロット圧の方が大きい値を示しているとき、アーム用油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油の排出を促進させるべき特定の作業状態であると判断し、電気信号線30aを介して電磁比例弁32のソレノイド部32aに指令を送り、パイロット通路34aの開度を大きくして、排出用切換弁22のパイロットポート22bに加えるパイロット圧を大きくして、排出用切換弁22を位置I側へ切り換える。所定の間隔を開けてパイロット圧センサ28が検出したパイロット圧において後に検出したパイロット圧の方が大きい値を示す場合は、後の時ほど、アーム用第1切換弁16の位置A側への切換量およびアーム用第2切換弁18の位置D側への切換量が大きくなっており、アーム用油圧シリンダ80のロッド側への供給油量が増加して、アーム用油圧シリンダ80が収縮側へ動作している(アーム用操作レバー(操作具)24Aのアーム用油圧シリンダ80の収縮側への操作が行われている)と考えられるからである。したがって、パイロット圧センサ28およびコントローラ30は、収縮動作検出手段である。
排出用切換弁22が位置I側へ切り換えられると、バイパス通路80h、排出通路22c、タンク通路22eが連通する。これにより、アーム用通路80bを流れる、アーム用油圧シリンダ80のボトム側から排出された戻り油は、分岐点80gでバイパス通路80hにも一部流れ込み、排出通路22c、タンク通路22eを経た経路によってもタンクTに排出される。
電磁比例弁32は、コントローラ30からの指令を受けて、パイロット通路34aの開度を調整して、排出用切換弁22のパイロットポート22bに供給するパイロット圧を調整し、排出用切換弁22の切換位置を調整する役割を有する。電磁比例弁32のソレノイド部32aにコントローラ30から電気信号線30aを介して電気信号が送られると、電磁比例弁32はその電気信号に応じて電磁比例弁32のスプールを切り換え、パイロット通路34aの開度を調整する。これにより、排出用切換弁22のパイロットポート22bに供給されるパイロット圧が調整され、排出用切換弁22の切換位置が調整される。
以上説明した本実施形態の構成の特徴的な点は、所定の間隔を開けてパイロット圧センサ28が検出したパイロット圧に基づき、コントローラ30が特定の作業状態であるか否か判断して排出用切換弁22の位置を切り換えており、アーム用油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油の排出通路の断面積が、アーム用第1切換弁116およびアーム用第2切換弁118の切換位置によって「一意的」に決まっていないことである。
これにより、本実施形態においては、アーム用油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油の排出通路の開度を、アーム用第1切換弁16およびアーム用第2切換弁18の切換位置によらず、作業状態に応じて機動的に変更することができ、アーム用油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油がタンクTに排出されるまでの通過圧損を作業状態に応じて適正に低減させることができる。
ここで、電動機が導入されたハイブリッドショベルへの本発明の適用について説明する。図2はハイブリッドショベルの制御系の一例の回路図であり、旋回用油圧モータ252に替えて旋回用電動機214が導入された場合の回路図である。符号202はエンジン、符号204は電動発電機、符号206は減速機、符号208、210はインバータ、符号212はバッテリ、符号214は旋回用電動機、符号216はレゾルバ、符号218はメカニカルブレーキ、符号220は旋回減速機、符号222はコントローラ、符号232はメインポンプ、符号234はパイロット油圧ポンプ、符号236は操作装置、符号238は圧力センサ、符号240は切換弁機構、符号242はブーム用油圧シリンダ、符号242Aはブーム用切換弁、符号244はアーム用油圧シリンダ、符号244Aはアーム用切換弁、符号246はバケット用油圧シリンダ、符号246Aはバケット用切換弁、符号248は走行用(左)油圧モータ、符号248Aは走行用(左)切換弁、符号250は走行用(右)油圧モータ、符号250Aは走行用(右)切換弁、符号252Aは旋回用切換弁である。
旋回用油圧モータ252は実際には存在しないが、説明の便宜上記載している。油圧系に従来の切換弁機構を用いている場合、旋回用油圧モータ252への圧油の給排の制御用としての必要性のなくなった旋回用切換弁252Aが存在することとなるが、この場合、この必要性のなくなった旋回用切換弁252Aを改良・転用して本実施形態に係る排出用切換弁22とすれば、ほとんどコストアップとはならず、また、油圧ショベル78への搭載性に全く悪影響を与えない。
次に、上述のように構成された第1実施形態に係る油圧回路10の動作および作用について説明する。
オペレータが、図1において、アーム用操作レバー装置24の操作レバー24Aを左に傾けて、パイロット通路24aを介してパイロットポート16a、18aにパイロット圧を加えると、アーム用第1切換弁16は位置Aに切り換わり、アーム用第2切換弁18は位置Dに切り換わる。これにより、第1油圧ポンプ12からの圧油は、パラレル通路40、またはタンデム通路38およびパラレル通路40から、アーム用第1切換弁16(切換位置A)を経て、アーム用通路80aを通ってアーム用油圧シリンダ80のロッド側に供給され、第2油圧ポンプ14からの圧油は、パラレル通路44、またはタンデム通路42およびパラレル通路44から、アーム用第2切換弁18(切換位置D)を経て、アーム用合流通路80c、合流点80e、アーム用通路80aを通ってアーム用油圧シリンダ80のロッド側に供給される。これにより、第1油圧ポンプ12および第2油圧ポンプ14の両方から圧油がアーム用油圧シリンダ80のロッド側に供給され、アーム用油圧シリンダ80のロッドは大きく収縮することができ、アーム84は大きな開き動作を行うことができる。
一方、前述したように、油圧シリンダの構造から、ボトム側の受圧面積の方がロッド側の受圧面積よりも大きく、ボトム側から排出される戻り油量は、ロッド側の受圧面積に対するボトム側の受圧面積の比である(ボトム側の受圧面積)/(ロッド側の受圧面積)をロッド側に供給される油量に乗じた量となる。したがって、アーム84が開き動作を行うと、アーム用油圧シリンダ80のロッド側に供給される油量を超える多量の戻り油がボトム側から排出されることとなる。
このため、アーム用油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油がタンクTに排出されるまでの通過圧損は大きくなりやすいが、本実施形態では、前述のように、アーム用油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油の排出通路の開度を、アーム用第1切換弁16およびアーム用第2切換弁18の切換位置によらず、作業状態に応じて機動的に(ボトム側からの戻り油が多い場合にはその戻り油の排出通路の開度が大きくなるように)変更することができるので、アーム用油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油がタンクTに排出されるまでの通過圧損を作業状態に応じて適正に低減させることができる。
なお、本実施形態では、パイロット圧センサ28により所定の間隔を開けて測定されたパイロット圧データをパラメータとして、アーム用操作レバー24Aのアーム用油圧シリンダ80の収縮側への操作が行われているか否かを検出し、アーム用油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油の排出を促進させるべき特定の作業状態であるか否かを判断するようにしたが、特定の作業状態であるか否かを判断することができるパラメータであれば、他の指標をパラメータとしてもよい。
例えば、アーム用操作レバー24Aの収縮側への操作速度(図1において左方向への操作速度)を検出する操作速度検出装置を設け、アーム用操作レバー24Aの収縮側への操作速度をパラメータとし、該操作速度が所定の閾値以上のときに特定の作業状態であると判断してもよい。また、例えば、アーム用油圧シリンダ80のロッドの収縮速度を検出する収縮速度検出装置を設け、前記収縮速度をパラメータとし、前記収縮速度が所定の閾値以上のときに特定の作業状態であると判断してもよい。また、例えば、アーム84の支点84Aにおいてアーム84がブーム86となす角の角速度(アーム用油圧シリンダ80が収縮するときの方向を正とする)を検出する角速度検出装置を設け、前記角速度をパラメータとし、前記角速度が所定の閾値以上のときに特定の作業状態であると判断してもよい。
操作速度、収縮速度や角速度をパラメータとするときは、収縮速度等が大のときほど、排出用切換弁22を介してタンクTに排出される戻り油の量が多くなるように排出用切換弁22を切り換えるように制御してもよい。
次に、本発明の第2実施形態に係る油圧ショベルの油圧回路70について説明する。
図3は、本発明の第2実施形態に係る油圧ショベルの油圧回路70の構成を示す図である。第1実施形態に係る油圧回路10と同一の構成要素については同一の符号を付し、説明は省略する。
第2実施形態に係る油圧回路70は、第1実施形態に係る油圧回路10において、パイロット通路24aのパイロット圧を測定するパイロット圧センサ28に替えて、アーム用油圧シリンダ80のロッド側の圧油の圧力を検出するアームシリンダ圧センサ52と、アーム用油圧シリンダ80のボトム側の圧油の圧力を検出するアームシリンダ圧センサ54とを設けた構成である。アームシリンダ圧センサ52が検出したシリンダ圧データは電気信号線52aを介してコントローラ50に送られ、アームシリンダ圧センサ54が検出したシリンダ圧データは電気信号線54aを介してコントローラ50に送られる。コントローラ50は、送られた2つのシリンダ圧データに基づき、アーム用油圧シリンダ80のロッド収縮時の推力を算出する。
コントローラ50は、算出した推力が所定の閾値以上のときに特定の作業状態であると判断し、パイロット通路34aの開度が大きくなるように電磁比例弁32に電気信号線30aを介して指令を送り、排出用切換弁22のパイロットポート22bに加えるパイロット圧を大きくする。これにより、排出用切換弁22は位置I側に切り換わり、バイパス通路80h、排出通路22c、タンク通路22eが連通して、アーム用油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油をタンクTに排出させる際の通過圧損を低減させることができる。ここで、算出した推力の大きさが大きいほど、排出用切換弁22のパイロットポート22bに加えるパイロット圧が大きくなるようにしてもよく、この場合、算出した推力の大きさにより、排出用切換弁22の位置I側への切換量が連続的に切り換わり、アーム用油圧シリンダ80のボトム側からの戻り油の排出通路の開度も連続的に切り換わる。
なお、第2実施形態に係る油圧回路70では、アームシリンダ圧センサ52、54が検出したシリンダ圧データ(ロッド側およびボトム側の圧油の圧力についてのデータ)に基づき、コントローラ50がアーム用油圧シリンダ80のロッド収縮時の推力を算出するので、アームシリンダ圧センサ52、54およびコントローラ50は、推力検出手段ということができる。
また、第2実施形態に係る油圧回路70では、アームシリンダ圧センサ52、54が検出したシリンダ圧データに基づき、コントローラ50がアーム用油圧シリンダ80のロッド収縮時の推力を算出し、算出した推力に基づき、特定の作業状態であるか否かを判断するようにしたが、アーム用油圧シリンダ80のロッド収縮時の推力を算出せずに、アーム用油圧シリンダ80のロッド側の圧油の圧力からボトム側の圧油の圧力を減じた圧力差に基づき、特定の作業状態であるか否かを判断するようにしてもよい。この場合、アームシリンダ圧センサ52、54およびコントローラ50は、圧力差検出手段ということができる。
次に、本発明の第3実施形態に係る油圧ショベルの油圧回路72について説明する。
図4は、本発明の第3実施形態に係る油圧ショベルの油圧回路72の構成を示す図である。第1実施形態に係る油圧回路10または第2実施形態に係る油圧回路70と同一の構成要素については同一の符号を付し、説明は省略する。
第3実施形態に係る油圧回路72は、第1実施形態に係る油圧回路10の構成に、アーム用油圧シリンダ80のロッド側の圧油の圧力を検出するアームシリンダ圧センサ52と、アーム用油圧シリンダ80のボトム側の圧油の圧力を検出するアームシリンダ圧センサ54とを追加した構成であり、第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせた構成である。
コントローラ56には、第1実施形態と同様にパイロット圧センサ28が測定したパイロット通路24aのパイロット圧データが送られ、また、第2実施形態と同様にアームシリンダ圧センサ52、54が検出したシリンダ圧データが送られるので、コントローラ56は、これらのデータを総合的に判断して、特定の作業状態であるか否かを判断することができ、より正確な判断が可能となる。また、パイロット圧センサ28またはアームシリンダ圧センサ52、54のどちらかが故障しても、特定の作業状態であるか否かを判断することができる。
なお、以上説明した実施形態では、タンデム通路38において、排出用切換弁22をアーム用第1切換弁16の上流側に設けたが、排出用切換弁22をアーム用第1切換弁16の下流側に設けてもよい。また、タンデム通路42において、アーム用第2切換弁18をブーム用切換弁20の下流側に設けたが、アーム用第2切換弁18をブーム用切換弁20の上流側に設けてもよい。
また、以上説明した実施形態では、アーム用切換弁として、アーム用第1切換弁16およびアーム用第2切換弁18の2つの切換弁を用いたが、アーム用切換弁がアーム用第1切換弁16の1つだけの油圧回路にも本発明は適用することができる。また、ブーム用切換弁20を設けない油圧回路にも本発明は適用することができる。また、ブーム用油圧シリンダ82のボトム側の戻り油制御に本発明を適用することもできる。
また、本発明は、ポジコン、ネガコン、オープンセンタ等のポンプ制御方式には依存せず、適用可能である。
例えば、油圧ショベルの油圧回路に好適に用いることができ、油圧シリンダのボトム側からの戻り油がタンクに排出されるまでの通過圧損を作業状況に応じて適正に低減させることができる。
また、電動機が導入されたハイブリッドショベルに特に好適に用いることができる。
10、70、72…油圧回路
12…第1油圧ポンプ
14…第2油圧ポンプ
16…アーム用第1切換弁
18…アーム用第2切換弁
20…ブーム用切換弁
22…排出用切換弁
16C、18C、22C…排出通路
24…アーム用操作レバー装置
24A…アーム用操作レバー(操作具)
26…ブーム用操作レバー装置
26A…ブーム用操作レバー
28…パイロット圧センサ
30、50、56…コントローラ
32…電磁比例弁
34…パイロット油圧ポンプ
38、42…タンデム通路
40、44、80h…パラレル通路
52、54…アームシリンダ圧センサ
78…油圧ショベル
80…アーム用油圧シリンダ
82…ブーム用油圧シリンダ
84…アーム(作業部)
86…ブーム
88…バケット

Claims (7)

  1. 油圧ポンプに接続され、作業部を駆動する油圧シリンダへ供給される圧油の方向と流量を、操作具の操作位置に応じて切り換える切換弁を備えた建設機械の油圧回路において、更に、
    前記油圧ポンプに前記切換弁とタンデム接続され、前記油圧シリンダのボトム側からの戻り油をタンクに排出させるための排出通路を備え、該排出通路を介してタンクに戻す前記戻り油の流量を切り換える排出用切換弁と、
    前記油圧シリンダのボトム側からの戻り油の排出を促進させるべき特定の作業状態であるか否かを判断する作業状態判断手段と、
    を備え、
    前記作業状態判断手段によって前記特定の作業状態であると判断されたときに、前記排出用切換弁を前記排出通路が前記油圧シリンダのボトム側と連通するように切り換え、
    前記油圧シリンダのボトム側からの戻り油の少なくとも一部を、前記排出用切換弁の前記排出通路を介してタンクに戻すことを特徴とする建設機械の油圧回路。
  2. 請求項1において、更に、
    前記操作具の前記油圧シリンダの収縮側への操作であることを検出する収縮動作検出手段を備え、
    前記作業状態判断手段は、前記収縮動作検出手段が、前記油圧シリンダが収縮動作を行っていることを検出したとき、前記特定の作業状態であると判断することを特徴とする建設機械の油圧回路。
  3. 請求項1または2において、更に、
    前記操作具の前記油圧シリンダの収縮側への操作速度を検出する操作速度検出手段を備え、
    前記作業状態判断手段は、前記操作速度が所定の閾値以上か否かによって、前記特定の作業状態であるか否かを判断することを特徴とする建設機械の油圧回路。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、更に、
    前記油圧シリンダのロッド収縮時の推力を検出する推力検出手段を備え、
    前記作業状態判断手段は、前記推力によって前記特定の作業状態であるか否かを判断することを特徴とする建設機械の油圧回路。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、更に、
    前記油圧シリンダのロッド側の圧油の圧力からボトム側の圧油の圧力を減じた圧力差を検出する圧力差検出手段を備え、
    前記作業状態判断手段は、前記圧力差によって前記特定の作業状態であるか否かを判断することを特徴とする建設機械の油圧回路。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、更に、
    前記油圧シリンダのロッドの収縮速度を検出する収縮速度検出手段を備え、
    前記作業状態判断手段は、前記収縮速度が所定の閾値以上か否かによって、前記特定の作業状態であるか否かを判断することを特徴とする建設機械の油圧回路。
  7. 請求項1〜6のいずれかにおいて、更に、
    前記作業部の支点において前記作業部が所定の方向となす角の角速度を検出する角速度検出手段を備え、
    前記作業状態判断手段は、前記油圧シリンダが収縮方向に動作しているときの前記角速度が所定の閾値以上か否かによって、前記特定の作業状態であるか否かを判断することを特徴とする建設機械の油圧回路。
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