JP2011143656A - 切断機 - Google Patents

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    • B28D1/045Sawing grooves in walls; sawing stones from rocks; sawing machines movable on the stones to be cut

Abstract

【課題】回転刃を被切断材に切り込ませる深さを変化させる場合であっても、集塵効率が低下することを防止できる切断機を提供する。
【解決手段】被切断材Wに当接させるベース10上に支持されて回転刃21を覆う固定カバー20に、固定カバーに隣接させて固定カバーの外部と連通する集塵通路30を設け、ベースに対して回転刃を下方へ突き出す突出量を変更することにより被切断材に対する回転刃の切り込み深さを調整可能な切断機1において、突出量に連動させて、固定カバー内における回転刃と集塵通路との間の第1の隙間G11を閉塞する閉塞体28を備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、被切断材に当接させるベースに対して回転刃を突き出す突出量を変更することにより前記被切断材に対する前記回転刃の切り込み深さを調整可能な切断機に関する。
例えば、特許文献1には、ケーシングの内部に、該ケーシングの下方向に開口した開口部の塵発生部分から集塵装置に連結される塵吸入口に至る遮蔽板が設けられて、該遮蔽板と前記ケーシングとで形成される空気通路の塵発生部分に開口する吸入口の面積が、前記塵吸入口の空気通路の面積よりも小さくされた塵吸入口付きカッタが開示されている。
特許文献1の塵吸入口付きカッタによれば、上記の吸入口の面積が前記塵吸入口の空気通路の面積よりも小さいことから、集塵装置が比較的小さく塵吸入口を通過する空気の流れが遅くても、前記吸入口に吸い込まれる空気の流れが極めて早くなる。したがって、被切削物を切断するカッタの回転によって生じる空気の流れに負けることなく、切断作業中に発生する塵の全てを、前記吸入口から吸い込んで、集塵装置内に集塵させることができる。
特開2001−30232号公報
ところで、上記の塵吸入口付きカッタに代表されるような集塵通路が設けられた切断機では、被切断材に当接させるベース上に支持された固定カバーによって回転刃を覆い、該ベースに対して前記回転刃を下方へ突き出す突出量を変更することにより前記被切断材に対する回転刃の切り込み深さを調整可能にしたものがある。
上記の切断機では、突出量を増加させるに連れて、回転刃が集塵通路から遠ざかるため、該回転刃と該集塵通路との間に隙間が生じることがある。このような場合には、回転刃が被切断材に切り込まれる際に発生する粉塵の一部が、集塵通路ではなく前記隙間を通過して固定カバー内へ侵入することがあった。このため、回転刃と集塵通路との間に隙間が生じると、前記粉塵の全てを集塵通路に導くことができなくなり、切断機の集塵効率が低下することが懸念されていた。
この発明は、このような状況に鑑み提案されたものであって、回転刃を被切断材に切り込ませる深さを変化させる場合であっても、集塵効率が低下することを防止できる切断機を提供することを目的とする。
請求項1の発明に係る切断機は、被切断材に当接させるベース上に支持されて回転刃を覆う固定カバーに、該固定カバーに隣接させて前記固定カバーの外部と連通する集塵通路を設け、前記ベースに対して前記回転刃を下方へ突き出す突出量を変更することにより前記被切断材に対する前記回転刃の切り込み深さを調整可能な切断機において、前記突出量に連動させて、前記固定カバー内における前記回転刃と前記集塵通路との間の第1の隙間を閉塞する閉塞体を備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記閉塞体は、前記固定カバー内で前記回転刃を回転可能に保持しつつ前記突出量を変更する際に前記ベースに向けて傾動可能な傾動体に設けられ、前記閉塞体の形状を、前記回転刃から前記集塵通路へ向けて前記回転刃の接線方向に上り傾斜して前記第1の隙間を閉塞する傾斜面と、前記傾斜面の前端側を前記回転刃に向けて折り返して前記集塵通路内における該集塵通路と前記固定カバーとの間の第2の隙間を閉塞可能な折り返し面と、からなるV字形としたことを特徴とする。
請求項1の発明に係る切断機によれば、前記突出量を変更して回転刃を被切断材に切り込ませる深さを変化させる場合であっても、閉塞体によって、固定カバー内における前記第1の隙間を閉塞できる。これにより、回転刃を被切断材に切り込ませる際に発生する粉塵を、前記第1の隙間を通過させずに集塵通路に誘導することができ、集塵効率が低下することを防止できる。
請求項2の発明によれば、前記突出量を変更しながら、回転刃を被切断材に切り込ませる際に粉塵が発生するときは、前記傾斜部によって前記第1の隙間が閉塞された上で、該傾斜部の上り傾斜に沿って前記粉塵を集塵通路へ誘導し易くすることができる。加えて、前記折り返し面によって前記第2の隙間が閉塞されるため、集塵通路に誘導された粉塵が、第2の隙間を通じて固定カバー内に入り込むことを防止できる。
本発明の実施形態のカッタが備えるダイヤモンドカッタが石材に切り込まれる前の状態を示した図である。 同ダイヤモンドカッタが石材に切り込まれた状態を示した図である。 他の実施形態のカッタが備えるダイヤモンドカッタが石材に切り込まれる前の状態を示した図である。 他の実施形態の同ダイヤモンドカッタが石材に切り込まれた状態を示した図である。
本発明の実施形態を、図1及び図2を参照しつつ説明する。図1及び図2に示すカッタ1は、ベース10と、固定カバー20と、集塵通路30と、モータ収容ケース40を備えている。なお、カッタ1は本発明の切断機の一例である。
ベース10は、金属板によって方形状に形成されている。ベース10は、例えば石材W(図2参照。)の上面に面接触させて当接するように用いる。ベース10には開口部11が設けられ、該開口部11を通じ、図2に示すように、後述のダイヤモンドカッタ21を、ベース10の下方へ突き出すことが可能である。固定カバー20は、ネジ(図示せず。)によって、ベース10の上面に固定されている。なお、石材Wは本発明の被切断材の一例である。
固定カバー20の内部には、円盤状のダイヤモンドカッタ21と、カッタフレーム25とが配置されている。後述のモータ収容ケース40(モータ収容部41)から、モータMの回転が伝達されるスピンドル22が、固定カバー20の内部に突出している。ダイヤモンドカッタ21は、このスピンドル22に、ベース10に対して垂直な姿勢で取り付けられる。モータMが回転して前記スピンドル22が回転することに伴って、ダイヤモンドカッタ21が回転駆動する。
カッタフレーム25は、回転支点軸26を中心として、べース10に対して上下移動するように傾動可能とされている。このカッタフレーム25には、前記モータMの前方に取り付けて該モータMの減速装置を内蔵したギヤケース(図示せず。)が挟持されている。上記のスピンドル22は、カッタフレーム25から固定カバー20の内部に向けて突出している。このため、カッタフレーム25を傾動させることにより、スピンドル22に取り付けたダイヤモンドカッタ21を、該スピンドル22によって回転可能な状態で、ベース10の下面に当接する石材Wに対して上下移動させることができる。これにより、上記の開口部11を通じてダイヤモンドカッタ21をベース10の下方へ突き出す量(以下、突出量という。)を変更し、石材Wに対するダイヤモンドカッタ21の切り込み深さを調整可能としている。なお、カッタフレーム25は、本発明の傾動体の一例である。
カッタフレーム25には、金属製のV字閉塞板28が固着されている。このため、V字閉塞板28は、カッタフレーム25の傾動に連動させて、該カッタフレーム25と一体的に傾動可能である。図1及び図2に示すように、V字閉塞板28は、傾斜面28Aと、折り返し面28Bとを有する。
図1に示すように、カッタフレーム25によって、ダイヤモンドカッタ21がベース10の下方へ突き出さずに固定カバー20内に収容されているときは、傾斜面28Aは、ダイヤモンドカッタ21から、後述の集塵通路30に向けて上り傾斜するように位置する。このとき、図1に示すように、傾斜面28Aは、固定カバー20内における固定カバー20と集塵通路30との間の隙間G1を閉塞する。本実施形態では、傾斜面28Aの上り傾斜方向を、ダイヤモンドカッタ21の刃先がベース10の下面と交わる位置で、該刃先に触れる接線の方向と略同一にした。なお、V字閉塞板28は本発明の閉塞体の一例であり、隙間G1は本発明の第1の隙間の一例である。
折り返し面28Bは、V字閉塞板28における上記の傾斜面28Aの前端側をダイヤモンドカッタ21に向けて折り返すことによって形成した。図1に示すように、この折り返し面28Bは、集塵通路30内における該集塵通路30と固定カバー20との間の隙間G2を閉塞する。なお、隙間G2は本発明の第2の隙間の一例である。
さらに、上記の回転支点軸26を中心として、カッタフレーム25をベース10に近づくように移動させて、図2に示すように、ベース10からダイヤモンドカッタ21を突き出した状態にしたときも、傾斜面28Aが、ダイヤモンドカッタ21から集塵通路30に向けて上り傾斜するように位置する。このとき、傾斜面28Aは、図1に示した場合と同様に、固定カバー20内における該固定カバー20と集塵通路30との間の隙間G11を閉塞する。ここでは、傾斜面28Aの上り傾斜方向が、集塵通路30に近い側のダイヤモンドカッタ21の刃先がベース10の下面と交わる位置で、該刃先に触れる接線の方向と略同一になる。なお、隙間G11は本発明の第1の隙間の一例である。
加えて、ベース10からダイヤモンドカッタ21を突き出した状態にした場合であっても、図2に示すように、折り返し面28Bの折り返し部付近が、集塵通路30内における該集塵通路30と固定カバー20との間の隙間を閉塞する。
固定カバー20には、カバー体(図示せず。)が取り付けられている。このカバー体は、ダイヤモンドカッタ21を挟んでカッタフレーム25と対面し、回転支点軸によって、固定カバー20に対して開閉可能とされている。カバー体を開いた状態にすることにより、上記のダイヤモンドカッタ21を容易に交換できる。
集塵通路30は、固定カバー20に隣接するように、該固定カバー20の前方(図1、2中の右側)に位置する。集塵通路30の内壁は、固定カバー20の内壁と一体になるように形成されている。このため、集塵通路30は、固定カバー20と連通する。さらに、集塵通路30の上端には、排出口31が開口する。これにより、固定カバー20は、集塵通路30を介し、該固定カバー20の外部と連通する。排出口31には集塵機のホース等が接続される。ダイヤモンドカッタ21によって石材Wを切削する際に発生する粉塵等は、上記の開口部11、集塵通路30を経て、前記集塵機により収集される。
モータ収容ケース40は、モータ収容部41と、グリップ部45とを備えている。モータ収容部41の先端側には、上記のギヤケース等が取り付けられている。モータ収容部41の先端側に取り付けられたギヤケースは、ベース10に対して上下移動するように、カッタフレーム25に挟持されている。カッタフレーム25は、ねじ式のストッパ42によって押圧されることにより、固定カバー20に対する任意の位置に固定可能である。
グリップ部45は、モータ収容部41の上方に固定されている。操作者は、手でグリップ部45を握ってカッタ1を操作する。グリップ部45の後端側には、コード(電線)46が接続されている。コード46によって、モータMを働かせるための電力が供給される。
次に、本実施形態のカッタ1の動作を説明する。操作者は、カッタ1の動作開始スイッチをオン状態にし、手でグリップ部45を持ってベース10側へ押し下げて、上記のモータ収容部41がベース10に対して近づくように移動させる。このとき、カッタフレーム25が、回転支点軸26を中心として、ベース10に対して近づくように傾動する。このようにして、操作者は、ダイヤモンドカッタ21を、回転させながら上記の突出量を変更して、図2に示すように、石材Wに切り込ませて、該石材Wを切削する。
ダイヤモンドカッタ21によって石材Wを切削すると、切削点W1から粉塵等が発生する。図2中の点線矢印で示すように、切削点W1から発生した粉塵の大部分は、開口部11を通過して上記の接線の方向へ移動した後に、集塵通路30を通過して排出口31に到達する。その後、上記の集塵機によって、粉塵は吸引されて固定カバー20の外部に収集される。
粉塵が接線の方向へ移動するときには、図2に示すように、傾斜面28Aによって、隙間G11には、ダイヤモンドカッタ21から集塵通路30に向かう傾斜壁が形成されている。これにより、切削点W1から発生した粉塵を、傾斜面28Aの上り傾斜に沿って集塵通路30へ誘導し易くしている。加えて、図2中の他の点線矢印で示すように、切削点W1から発生した切削片(小石)が集塵通路30の内壁に衝突した後に固定カバー20側へ向かう場合にも、傾斜面28Aによって、該切削片を反射させて集塵通路30に向かわせることが可能になる。
さらに、上記のように、傾斜面28Aによって、隙間G11が閉塞されていることにより、切削点W1から発生した粉塵や切削片が、固定カバー20内に入り込むことを防止できる。その上、上記のように、折り返し面28Bの折り返し部付近によって、集塵通路30内における該集塵通路30と固定カバー20との間の隙間が閉塞されている。これにより、集塵通路30に誘導された粉塵や切削片が、該隙間から固定カバー20内に入り込むことを防止できる。
ここでは、図2を用い、ダイヤモンドカッタ21を、石材Wに切り込ませて、該石材Wを切削する動作を説明したが、該ダイヤモンドカッタ21を、図2とは異なる突出量に変更して、石材Wに切り込ませる場合にも、該突出量に連動させて、カッタフレーム25に固着されたV字閉塞板28が、べース10に対して上下移動するように傾動する。このV字閉塞板28が傾動する際には、図1及び図2に示した場合と同様に、傾斜面28Aが、固定カバー20内における該固定カバー20と集塵通路30との間の隙間を閉塞すると共に、折り返し面28Bが、集塵通路30内における該集塵通路30と固定カバー20との間の隙間を閉塞する。
さらに加えて、本実施形態では、ダイヤモンドカッタ21がベース10の下方へ突き出さずに固定カバー20内に収容されているとき(図1の状態)よりも、ベース10からダイヤモンドカッタ21を突き出した状態(図2の状態)にしたときに、上記の接線の方向と垂直な方向に形成される傾斜面28Aと集塵通路30の内壁との間の寸法を広げている。これにより、切削点W1から発生した粉塵等を、集塵通路30に向けて誘導し易くなる。
<本実施形態の効果>
本実施形態のカッタ1では、上述しかつ図1及び図2に示したように、突出量に連動させて、V字閉塞板28の傾斜面28Aが、固定カバー20内における該固定カバー20と集塵通路30との間の隙間G1、G11を閉塞する。このため、突出量を変更して、ダイヤモンドカッタ21を石材Wに切り込ませる深さを変更させる場合であっても、傾斜面28Aによって、前記隙間G11等を閉塞できる。これにより、ダイヤモンドカッタ21を石材Wに切り込ませる際に上記の切削点W1から発生する粉塵等を、隙間G11等を通過させずに集塵通路30に誘導し易くすることができる。よって、上記の集塵機を用い、切削点W1から発生した粉塵等を、集塵通路30を通過させて排出口31から収集し易くすることができる。したがって、前記粉塵等を収集する効率が低下することを防止できる。
また、上述しかつ図1及び図2に示したように、突出量に連動させてV字閉塞板28が傾動する際には、傾斜面28Aが、隙間G1、G11を閉塞し、折り返し面28Bが、集塵通路30内における該集塵通路30と固定カバー20との間の隙間G2等を閉塞する。このため、前記突出量を変更させながら、ダイヤモンドカッタ21を石材Wに切り込ませる際に、切削点W1から粉塵等が発生するときは、傾斜面28Aによって、固定カバー20内における該固定カバー20と集塵通路30との間の隙間G11等が閉塞された上で、該傾斜面28Aの上り傾斜に沿って、粉塵等を集塵通路30へ誘導し易くすることができる。加えて、折り返し面28Bが前記隙間G2等を閉塞することに伴って、集塵通路30に誘導された粉塵等が、該隙間G2等を通じて固定カバー20内に入り込むことを防止できる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において構成の一部を適宜変更して実施できる。例えば、図3及び図4に示すカッタ1Aのように、上記のV字閉塞板28に代えて、一端側を固定カバー20の内壁に固着し、他端側をカッタフレーム25に固着して蛇腹状に屈曲させた閉塞弾性体(ゴム等)29により、上記の突出量に連動させて、固定カバー20内におけるダイヤモンドカッタ21と集塵通路30との隙間G21等を閉塞するようにしてもよい。
図4に示す実施形態では、図2に示した実施形態と同様に、操作者が、モータ収容部41をベース10側へ押し下げることにより、カッタフレーム25を、ベース10に対して近づくように移動させると、閉塞弾性体29の他端側が引っ張れる。これにより、閉塞弾性体29が、伸長されて隙間G21を閉塞した状態で、ダイヤモンドカッタ21から集塵通路30に向けて上り傾斜するように位置する。ここでは、閉塞弾性体29の上り傾斜方向が、上述しかつ図2に示した場合と同様に、前記接線の方向と略同一になる。これにより、図2に示した実施形態と同様に、切削点W1から発生した粉塵や切削片を、閉塞弾性体29に沿って集塵通路30へ誘導し易くすることができると共に、該粉塵や切削片が、隙間G21等から固定カバー20内に入り込むことを防止できる。
また、図1及び図2に示したV字閉塞板28に代えて、傾斜面28A及び折り返し面28Bにそれぞれ相当するV字形の面を備えた金属製のブロック体を用い、上記の隙間G1、G2、G11、G21等を閉塞してもよい。
さらに、図1及び図2に示した実施形態では、V字閉塞板28として、金属製のものを用いたが、ゴム等の弾性体によって成形したものを用いてもよい。
加えて、上述した各実施形態では、ダイヤモンドカッタ21によって、石材を切削する例を示したが、これに限定されず、コンクリートやタイル等を切削するようにしてもよい。
1、1A・・カッタ、10・・ベース、20・・固定カバー、21・・ダイヤモンドカッタ、25・・カッタフレーム、28・・V字閉塞板、28A・・傾斜面、28B・・折り返し面、30・・集塵通路、G1、G11、G21・・固定カバー内におけるダイヤモンドカッタと集塵通路との間の隙間、G2・・集塵通路内における集塵通路と固定カバーとの間の隙間、W・・石材

Claims (2)

  1. 被切断材に当接させるベース上に支持されて回転刃を覆う固定カバーに、該固定カバーに隣接させて前記固定カバーの外部と連通する集塵通路を設け、前記ベースに対して前記回転刃を下方へ突き出す突出量を変更することにより前記被切断材に対する前記回転刃の切り込み深さを調整可能な切断機において、
    前記突出量に連動させて、前記固定カバー内における前記回転刃と前記集塵通路との間の第1の隙間を閉塞する閉塞体を備えることを特徴とする切断機。
  2. 前記閉塞体は、前記固定カバー内で前記回転刃を回転可能に保持しつつ前記突出量を変更する際に前記ベースに向けて傾動可能な傾動体に設けられ、
    前記閉塞体の形状を、前記回転刃から前記集塵通路へ向けて前記回転刃の接線方向に上り傾斜して前記第1の隙間を閉塞する傾斜面と、前記傾斜面の前端側を前記回転刃に向けて折り返して前記集塵通路内における該集塵通路と前記固定カバーとの間の第2の隙間を閉塞可能な折り返し面と、からなるV字形としたことを特徴とする請求項1に記載の切断機。
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