JP2011143228A - 前面フレーム開閉可能な額縁 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は前面フレーム開閉可能な額縁組立て式の額縁に関し、特に額縁を平面又は壁等に縦に取付けたいずれの場合においてもフレームを前面で開いた状態で絵画等の掲示物を容易にセットできる額縁に関する。
【解決手段】 コーナーパーツ底部外側に一体的に形成されたヒンジ部にフレーム本体下端の回動部が嵌着され、且つ、延設部に設けられたスリットにストッパーが嵌挿されるので、額縁の4辺をなすフレーム本体同士が、コーナーパーツによってそれぞれ直角に結合され、4辺のフレーム本体同士が離脱しないように固定され、フレーム本体下端の回動部の回動に伴いフレーム本体に一体的に形成された掲示物上面周縁押え部が前面で開閉自在に構成されたことを特徴とする前面フレーム開閉可能な額縁を提供する。
【選択図】図4
【解決手段】 コーナーパーツ底部外側に一体的に形成されたヒンジ部にフレーム本体下端の回動部が嵌着され、且つ、延設部に設けられたスリットにストッパーが嵌挿されるので、額縁の4辺をなすフレーム本体同士が、コーナーパーツによってそれぞれ直角に結合され、4辺のフレーム本体同士が離脱しないように固定され、フレーム本体下端の回動部の回動に伴いフレーム本体に一体的に形成された掲示物上面周縁押え部が前面で開閉自在に構成されたことを特徴とする前面フレーム開閉可能な額縁を提供する。
【選択図】図4
Description
本発明は前面フレーム開閉可能な額縁組立て式の額縁に関し、特に額縁を平面又は壁等に縦に取付けたいずれの場合においてもフレームを前面で開いた状態で絵画等の掲示物を容易にセットできる額縁に関する。
額縁フレームを前面開閉式にする額縁が開発されており、絵画や写真等の作品をセットしたり、取り替えるときにはコーナー部の連結を外したり、組み立てたりする手間が掛かるものであった。また、組み立て後に固定するための構造は、ロック部材やストッパーと等の部品を取り付けるために複雑な構造を必要とするものであった。
これらの例としては、特開2005−168945号公報「額縁」や実用新案登録第3083507号公報「前面開放式額縁」等が開示されている。
前記せる特開2005−168945号公報では、この種の連結具は、絵画等の作品をセットしたり、取り替えるときにはコーナー部の連結を外したり、組み立てたりする手間が掛かるものであった。また、ベースフレームとフロントフレームの両方のフレームを必要とするものであった。
また、前記せる実用新案登録第3083507号公報の場合も、コーナーの連結金具を必要とし、且つ、ベースフレームとフロントフレームの両方のフレームを必要とするものであった。
このような課題を解決するために鋭意研究の結果、本発明の前面フレーム開閉可能な額縁は、ベースフレームを不要とし、コーナーパーツ底部外側に一体的に形成されたヒンジ部にフレーム本体下端の回動部が嵌着され、更に延設部に設けられたスリットにストッパー部材が嵌挿されるので、額縁の4辺をなすフレーム本体同士が、コーナーパーツによってそれぞれ直角に結合され、4辺のフレーム本体同士が離脱しないように固定され、フレーム本体下端の回動部の回動に伴いフレーム本体に一体的に形成された掲示物上面周縁押え部が前面で開閉自在に構成される。
フレーム本体の内側に一体的に形成された延設部先端の板ばね当接部と、コーナーパーツに一体的に形成された板ばね当接部との間に金属製トグル機能板ばねを嵌着して構成されたことを特徴とし、且つ、フレーム本体の内側から一体的に延設される延設部先端に、掲示物裏面当接樹脂製ばね材の基部が嵌着固定され、掲示物裏面当接樹脂製ばね材の先端部が掲示物の裏面を押圧保持するように構成される。
ストッパー部材の下端がコーナーパーツに対して一体的に固定され、該ストッパー部材の先端部内側に掲示物の側面が当接される当接部が形成されていることを特徴とするフレーム開閉可能な額縁を提供するものである。
本発明の額縁によれば、前面にてフレームを開放できるので、掲示物のセットや交換が容易にできる効果がある。また、従来の前面開放式額縁ではベースフレームとフロントフレームが必要であったが、本発明の場合は、一種類のフレームとコーナーパーツにて前面開閉可能な額縁が形成されるものであり、更に、掲示物の厚さが異なっても、特別な操作をしなくても、掲示物裏面当接樹脂製ばね材の作用で掲示物上面周縁押え部が掲示物の周縁に密着する効果がある。
また、本発明の額縁によれば、額縁を壁に取付けた状態でも、前面にて容易にフレームを開放できるので、掲示物の交換を容易に行うことができる。
以下、図面に基づいて、本発明を実施するための形態を具体的に説明する。
図面に於いて、図1は本発明の前面フレーム開閉可能な額縁の平面図である。図2はコーナーパーツの平面図である。図3は図2の正面図である。図4は図1のA−A線拡大断面図である。図5は本発明の額縁を壁に取付け、又はたてかけた状態の部分断面図である。
図面に於いて、図1は本発明の前面フレーム開閉可能な額縁の平面図である。図2はコーナーパーツの平面図である。図3は図2の正面図である。図4は図1のA−A線拡大断面図である。図5は本発明の額縁を壁に取付け、又はたてかけた状態の部分断面図である。
図1乃至図4に示すように、コーナーパーツ底部31の外側に一体的に形成されたヒンジ部34にフレーム本体1の下端の回動部11が嵌着され、且つ、延設部2に設けられたスリット22にストッパー33が嵌挿されるので、その結果、額縁の4辺を成すフレーム本体1同士が、コーナーパーツ3によってそれぞれ直角に結合され、4辺のフレーム1同士が離脱しないように固定される。
フレーム本体1の下端の回動部11の回動に伴いフレーム本体1に一体的に形成された掲示物上面周縁押え部10が額縁の前面で開閉自在に構成されているので、本発明の額縁を壁に取付け、又はたてかけた状態であっても、掲示物5のセットや交換が容易にできるようになっている。
図4に示すように、フレーム本体1の内側に一体的に形成された延設部2の先端の板ばね当接部21と、コーナーパーツ底部31に一体的に形成された板ばね当接部32との間に金属製トグル機能板ばね6が嵌着されている。
フレーム本体1の内側から一体的に延設される延設部2の先端に、掲示物裏面当接樹脂製ばね材4の基部が嵌着固定され、掲示物裏面当接樹脂製ばね材4の先端部が掲示物5の裏面を押圧保持するように構成されている。
図1では額縁が正方形に表記されているが、正方形に限定されるものではなく、長方形の額縁であっても同様の機構で構成することができる。
図4乃至図5に示すように、ストッパー部材33の下端がコーナーパーツ底部31に対して一体的に固定され、該ストッパー部材33の先端部内側に掲示物5の側面が当接される当接部331が形成されているので、掲示物5の本発明の額縁を壁に取付け、又はたてかけた状態であっても、当接部331に掲示物5の自重を受けているのでフレーム本体1を前面で開いても掲示物5は保持されセットや交換が容易にできるようになっている。
本発明の額縁を平らに置いてフレーム本体1を開いて掲示物をセットや交換をする場合でも上記当接部331が掲示物5の4辺に当接されるので、掲示物5が前後左右に偏るのを防ぐ作用を成している。
1.フレーム本体
10.掲示物上面周縁押え部
11.回動部
2.延設部
21.板ばね当接部
22.スリット
3.コーナーパーツ
31.コーナーパーツ底部
32.板ばね当接部
33.ストッパー部材
331.当接部
34.ヒンジ部
4.掲示物裏面当接樹脂製ばね材
5.掲示物
6.金属製トグル機能板ばね
10.掲示物上面周縁押え部
11.回動部
2.延設部
21.板ばね当接部
22.スリット
3.コーナーパーツ
31.コーナーパーツ底部
32.板ばね当接部
33.ストッパー部材
331.当接部
34.ヒンジ部
4.掲示物裏面当接樹脂製ばね材
5.掲示物
6.金属製トグル機能板ばね
Claims (4)
- コーナーパーツ底部外側に一体的に形成されたヒンジ部にフレーム本体下端の回動部が嵌着され、更に延設部に設けられたスリットにストッパー部材が嵌挿され、額縁の4辺をなすフレーム本体同士が、コーナーパーツによってそれぞれ直角に結合され、4辺のフレーム本体同士が離脱しないように固定され、フレーム本体下端の回動部の回動に伴いフレーム本体に一体的に形成された掲示物上面周縁押え部が前面で開閉自在に構成されたことを特徴とする前面フレーム開閉可能な額縁。
- フレーム本体の内側に一体的に形成された延設部先端の板ばね当接部と、コーナーパーツに一体的に形成された板ばね当接部との間に金属製トグル機能板ばねを嵌着して構成されたことを特徴とする請求項1記載の前面フレーム開閉可能な額縁。
- フレーム本体の内側から一体的に延設される延設部先端に、掲示物裏面当接樹脂製ばね材の基部が嵌着固定され、掲示物裏面当接樹脂製ばね材の先端部が掲示物の裏面を押圧保持するように構成されたことを特徴とする請求項1記載の前面フレーム開閉可能な額縁。
- ストッパー部材の下端がコーナーパーツに対して一体的に固定され、該ストッパー部材の先端部内側に掲示物の側面が当接される当接部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の前面フレーム開閉可能な額縁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010031775A JP2011143228A (ja) | 2009-12-18 | 2010-01-27 | 前面フレーム開閉可能な額縁 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009299482 | 2009-12-18 | ||
JP2009299482 | 2009-12-18 | ||
JP2010031775A JP2011143228A (ja) | 2009-12-18 | 2010-01-27 | 前面フレーム開閉可能な額縁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011143228A true JP2011143228A (ja) | 2011-07-28 |
Family
ID=44458596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010031775A Pending JP2011143228A (ja) | 2009-12-18 | 2010-01-27 | 前面フレーム開閉可能な額縁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011143228A (ja) |
-
2010
- 2010-01-27 JP JP2010031775A patent/JP2011143228A/ja active Pending
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