JP2011143046A - おろし器 - Google Patents

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宏史 今江
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Abstract


【課題】
従来のおろし器は、例えば大根おろしを作り出す場合、擂りおろしたおろしをおろし器から取り除いた後でもおろしの繊維状の残片がおろし面の刃先等に強く絡み付き、おろし面を素早く綺麗にすることは困難で、殆どのケースは絡み付いたおろしの残片をおろし面から取り除くためおろし面を水で洗い流して材料を無駄にするという問題があった。
【解決手段】
本発明のおろし器は、基板面上にざらついた梨地模様の窪みを刻み、かつ先端が尖った多角錐部分と多角台形からなる先細りの突起刃を設けたもので、多角錐と多角台形の角部分で大根を擂りおろし、おろし終えた後おろし器を上下反転させて下方に向けば基板面の梨地模様の窪みにある小さな空気層の働きと先細りの突起刃が上方へ向かうにつれて面積が小に形成されていることから、おろし器にたまったおろしを素早くしかも簡単におろし面から綺麗に全量を取り除くことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は大根、ニンジンや生姜等の主に根菜類を擂りおろす、おろし器に関する。
従来からあるおろし器は、刃先が角錐状または鋸歯状で鋭利に加工されたものとか、あるいは鬼おろしのように刃と刃の間隔が広く平坦なもの等が提案されている。しかし、いずれも例えば根菜類を擂りおろしてその大部分をおろし器より取り除いた後でも、まだ有効に活用できるおろしの残片がおろし器の刃先や刃の裏だまり、刃先と刃先の間に絡み付いて残る問題が生じる。
このおろし器の刃先部分等に絡み付いた根菜類のおろしを有効に活用しようとすれば、ささらや刷毛等の道具を用いて強制的に刃先部分から取り除くことが必要になる。
しかし上記のように道具を用いても、根菜類のおろしは繊維状の部分が刃先等に強く絡み付いて簡単に素早く取り除くことは困難であって、そのおろしの残片は有効に活用できるにも関わらず、殆どのケースは刃先等に強く絡み付いた残片を除くため、おろし面を水等で洗い流していて材料と作業に無駄が生じていた。
特開2002‐191512号
本発明は以上述べたように従来からあるおろし器では、そのおろし面から根菜類のおろしのすべてを素早く簡単に取り除くことは困難で、根菜類を擂りおろした後のおろし面を素早く綺麗にすることも容易でないという問題を解決することを目的とするものである。
上記の目的を達成するため本発明のおろし器は、全体がプラスチック製でその基板面にはざらついた梨地模様の窪みが刻まれており、かつ基板上には基部の多角台形を第一段目とし、先端が尖った多角錐が二段目として一段目の上に載ってそれぞれ上下が一体化した突起刃が形成されている。この突起刃は、多角錐、多角台形の各対角線が前後左右方向へ適当な間隔をおいて離れた状態で多数列、多数行が浮島状に構成されている。
このおろし器は例えば根菜類の大根を擂りおろす場合、先ず突起刃の先端が尖った多角錐部分で大根の切り口を割いておろしを作り出し、次に多角台形の尖った角部分で同様に大根を割いておろしを作り出す。大根を擂りおろすにつれて、おろしは突起刃を取り囲むように基板面上に堆積していくが、基板面にはざらついた梨地模様の窪みが刻まれていて、この窪み内の小さな空気層が基板とおろしの最下部との間に介在することになる。加えて突起刃の多角台形と先端の尖った多角錐とはいずれも上方へ向かうにつれて面積的に小となるよう形成され、この突起刃を取り囲む空間は、突起刃とは逆に基板部分が最小で多角錐の先端部分が最大になるよう先広がりに保たれている。
従って大根を擂りおろした後、おろし器をボール等の容器上で上下反転させて軽くたたけば、浮島状に突起刃を取り囲んでいたおろしは、先広がりの空間から容易に下方の容器内に落ちる。しかもおろし器の基板面にはざらついた梨地模様の窪みが刻まれていて、この窪みの空気がおろしを基板面から離れ易くするため、おろし器を上下反転させることで、おろし面にたまったおろしを簡単にしかも綺麗に全量取り除くことができる。
上記おろし器の基板面にはざらついた梨地模様の窪みを刻んでいるが、これ以外に多角台形、円錐、半球、または長い方へ連続、不連続の山形等、様々な形状の微細突起をその基板面全体に適当間隔をおいて形成するものであってもよい。
上記おろし器には素材としてプラスチックを用いたが、他に例えば金属、セラミックス、陶器、竹、木等であってもよい。
上述したように本発明おろし器は、大根を擂りおろした後のおろし器をボール等の容器上で上下反転させて軽くたたけば、浮島状に突起刃を取り囲んでいたおろしは、先広がりの空間から容易に下方の容器内に落ちる。しかもおろし器の基板面にはざらついた梨地模様の窪みが刻まれていて、この窪みの空気がおろしを基板面から離れ易くするため、おろし器を上下反転させるだけで、おろし面にたまったおろしを簡単にしかも綺麗に全量取り除くことができる。
従って、従来のおろし器では繊維状で刃先等に強く絡み付いたおろしの残片を取り除くためこれを水等で洗い流して廃棄していたが、本発明のおろし器を用いれば上記のようにおろしの全量を取り除くことができ、材料とおろし作業を無駄なく有効に活用できる。
本発明のおろし器のおろし面を示す部分平面図である。 図1の線A−A´に沿った断面図である。 同おろし面の突起刃を示す拡大平面図である。 図3の線B−B´に沿った断面図である。
以下本発明の実施形態を、図1〜図4に基づいて説明する。
図1におろし面を部分的に示したおろし器は、全体がプラスチック製でその基板1の上面には図2に示すように、細かくざらついた梨地模様の窪み2が刻まれている。この基板1の面上には基部の例えば四角台形3を第一段目とし、先端が尖った例えば四角錐4が二段目として一段目の上に載ってそれぞれ上下が一体化した突起刃5が形成されている。この突起刃5は、四角錐4、四角台形3の各対角線が前後左右方向へ適当な間隔をおいて離れた状態で多数列、多数行が浮島状に構成されている。
図2の断面図には基板1面上のざらついた梨地模様の窪み2と、突起刃5が多数列、多数行が浮島状に構成された状態を示した。
更に図2に示した基板1は、その厚みがおよそ1.0mmであって、その上面に基板と一体に設けられた突起刃5は、先端の四角錐4の底辺長さが0.6mm、四角台形3は上辺長さが1.2mm、底辺長さが1.8mm、その高さは第二段目の四角錐4が1.2mm、第一段目の四角台形3が0.8mmであり、それぞれを積み重ねた全体の高さを2.0mmとした。この突起刃5はそれぞれ2.0mmの間隔をおいて離れた状態で多数列、多数行が浮島状に構成されている。
図3、図4はおろし器の突起刃5を拡大して示した平面図および断面図である。図から明らかな通り、四角台形3と先端の尖った四角錐4とは、いずれも上方へ向かうにつれて面積的に小となるよう形成され、この突起刃5を取り囲む空間は、突起刃5とは逆に基板1部分が最小で四角錐4の先端部分が最大になるよう先広がりに保たれている。
この本発明おろし器を用いれば、基盤1面上の突起刃5は、先端が尖っている四角錐4部分で先ず根菜類の例えば大根の切り口を割いておろしを作り出す役目を果たす。
次に四角台形3の角部分で同様に大根を割いておろす。大根をおろし終えたら、おろし器のおろし面を上下反転させて下方に向け、ボール等の容器上でおろし器を軽くたたいて刺激を与えることで、おろし面にあるおろしはざらついた梨地模様の窪み2内の空気と、突起刃5の四角台形3、四角錐4はともに先細りの形状でいずれもおろしをおろし面から離れ易くする条件を持ち合わせているので、おろしは素早くしかも簡単におろし面から綺麗に取り除ことができる。
1 基板
2 梨地模様の窪み
3 四角台形
4 四角推
5 突起刃

Claims (1)

  1. 全体がプラスチック製でその基板面にはざらついた梨地模様の窪みが刻まれており、かつ基板上には基部の多角台形を第一段目とし、先端が尖った多角錐が二段目として一段目の上に載ってそれぞれ上下が一体化した突起刃が形成されていて、この突起刃は、多角錐、多角台形の各対角線が前後左右方向へ適当な間隔をおいて離れた状態で多数列、多数行が浮島状に構成されていることを特徴とするおろし器。
JP2010005615A 2010-01-14 2010-01-14 おろし器 Pending JP2011143046A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7207802B1 (ja) 2022-06-21 2023-01-18 株式会社トミタ おろし器
WO2023149494A1 (ja) * 2022-02-04 2023-08-10 株式会社トミタ おろし器およびその製造方法

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