JP2011143007A - 電気掃除機用吸込口体及び電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機用吸込口体及び電気掃除機 Download PDF

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JP2011143007A JP2010005135A JP2010005135A JP2011143007A JP 2011143007 A JP2011143007 A JP 2011143007A JP 2010005135 A JP2010005135 A JP 2010005135A JP 2010005135 A JP2010005135 A JP 2010005135A JP 2011143007 A JP2011143007 A JP 2011143007A
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Abstract

【課題】毛髪の絡みつきを低減するとともにコストを削減できる電気掃除機用吸込口体及び電気掃除機を提供する。
【解決手段】被掃除面に対峙する吸込口11aを開口する筐体11と、筐体11に軸支して被掃除面上を転動するローラー12とを備えた電気掃除機用吸込口体1において、ローラー12は、断面円形に形成された回転自在の基体13と、筒状に織って形成される布帛または筒状に編んで形成される布帛から成るとともに基体13の周面に被せられる外周部14とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、被掃除面を転動するローラーを有した電気掃除機用吸込口体及びそれを用いた電気掃除機に関する。
従来の電気掃除機用吸込口体は特許文献1に開示されている。この電気掃除機用吸込口体は吸込口を開口する筐体にローラーが軸支される。ローラーは筐体に軸支されるエラストマ等の基体上に摩擦抵抗の小さい軟質ポリエチレン等の合成樹脂から成る外周部が設けられる。電気掃除機用吸込口体はローラーが床面を転動して前後に移動し、吸込口から床面の塵埃を吸引する。
上記の電気掃除機用吸込口体は外周部が軟質ポリエチレン等により形成されるため耐摩耗性が低く、外周部の摩耗によって基体が露出して被掃除面を傷つける問題がある。
また、特許文献2にはローラーの外周部をポリエチレン等の不織布に樹脂を含浸させて形成した電気掃除機用吸込口体が開示される。これにより、外周部の耐摩耗性を向上して基体の露出を低減することができる。
また、ローラーの基体の周面に耐摩耗性の高いナイロン等の繊維を静電植毛して外周部を形成した電気掃除機用吸込口体も知られている。この電気掃除機用吸込口体によると、外周部の耐摩耗性を向上することができる。また、外周部が先端が開放された繊維から成るため、外周部の摺動による被掃除面の傷付きを低減することができる。
特開2001−252225号公報(第2頁−第3頁、第2図) 特許第4115382号公報(第5頁−第18頁、第1図) 特開2007−313179号公報(第3頁−第5頁、第1図)
しかしながら、上記特許文献2に開示された従来の吸込口体によると、不織布に樹脂を含浸させるためローラーのコストが大きくなる問題があった。また、外周部を形成する不織布の繊維の先端がローラーから突出し、毛髪等が絡みついてローラーを容易に清掃できない問題もあった。
また、基体の周面に繊維を静電植毛して外周部を形成する場合も同様に、先端が開放された繊維に毛髪等が絡みついてローラーを容易に清掃できない問題があった。
本発明は、毛髪の絡みつきを低減するとともにコストを削減できる電気掃除機用吸込口体及び電気掃除機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、被掃除面に対峙する吸込口を開口する筐体と、前記筐体に軸支して被掃除面上を転動するローラーとを備えた電気掃除機用吸込口体において、前記ローラーは、断面円形に形成された回転自在の基体と、筒状に織って形成される布帛または筒状に編んで形成される布帛から成るとともに前記基体の周面に被せられる外周部とを有することを特徴としている。
この構成によると、被掃除面をローラーが転動して被掃除面に対峙する吸込口から塵埃が吸い込まれる。ローラーは電気掃除機用吸込口体の筐体に軸支される基体の周面に外周部が配される。外周部は筒状に織られた布帛または筒状に編まれた布帛から成るため周面に継ぎ目がなく、ローラーが被掃除面上を円滑に転動する。また、外周部から先端が開放された繊維が突出しないため毛髪等の絡みつきが防止される。
また本発明は、上記構成の電気掃除機用吸込口体において、複数の糸が撚られた撚糸により前記外周部を形成したことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の電気掃除機用吸込口体において、前記外周部が複数の層から成り、内周側の層を所定温度で溶融する溶融糸により形成して前記溶融糸の溶融によって前記外周部が前記基体に固着されることを特徴としている。この構成によると、外周部の形成する筒状の布帛が基体に被せられ、外周部の内周側の溶融糸を溶融して外周部と基体とが溶着される。
また本発明は、上記構成の電気掃除機用吸込口体において、前記外周部がナイロンまたはフッ素樹脂の糸により形成されることを特徴としている。
また本発明の電気掃除機は、上記各構成の電気掃除機用吸込口体を備えたことを特徴としている。
本発明によると、筒状に織って形成される布帛または筒状に編んで形成される布帛から成る外周部を基体の周面に被せて容易にローラーを形成することができ、電気掃除機用吸込口体及び電気掃除機のコストを削減することができる。また、外周部の周面から繊維が突出しないため、毛髪の絡みつきを防止することができる。加えて、外周部の周面に布帛の継ぎ目が形成されないため、外周部の剥がれを防止できるとともに、継ぎ目による段差が形成されないので電気掃除機用吸込口体を円滑に移動させることができる。
本発明の実施形態の電気掃除機を示す側面断面図 本発明の実施形態の電気掃除機の吸込口体を示す底面図 本発明の実施形態の電気掃除機の吸込口体のローラーを示す側面断面図 本発明の実施形態の電気掃除機の吸込口体のローラーの外周部を示す展開図
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は一実施形態の電気掃除機の側面断面図を示している。電気掃除機1は電動送風機3を内装する本体部2を有し、本体部2には可撓性の接続ホース4が取り付けられる。接続ホース4の端部には延長管6が接続され、延長管6との接続部から分岐して使用者が把持する把持部5が設けられる。延長管6の先端には着脱自在の吸込口体10が接続される。
図2は吸込口体10の底面図を示している。吸込口体10は樹脂成形品から成る平面視略T字型の筐体11により覆われ、筐体11の前部の底面には被掃除面に対峙する矩形の吸込口11aが開口する。吸込口11a内には被掃除面に接して回転する回転ブラシ19が設けられる。吸込口11aの両側方及び後方には軸部12aで筐体11に軸支されるローラー12が設けられる。
ローラー12が被掃除面を転動して吸込口体10が被掃除面上を移動し、電動送風機3の駆動によって吸込口11aから被掃除面の塵埃が吸い込まれる。吸込口11aから吸い込まれた塵埃は延長管6及び接続ホース4を介して本体部2内に集塵される。
図3はローラー12の断面図を示している。ローラー12は筐体11に軸支される断面円形の基体13上に外周部14が配される。基体13はインサート成形により二層に形成され、内周側の支持部13bと外周側の緩衝部13cとを有している。支持部13bはポリアセタール等の硬質部材により形成され、軸部12a(図2参照)が圧入される軸孔13aを有している。緩衝部13cはエラストマー樹脂等の軟質樹脂から成る。これにより、緩衝部13cの弾性(クッション性)によってローラー12を被掃除面に追随させることができる。
図4は外周部14の展開図を示している。外周部14は矢印A方向に延びる縦糸14aと矢印B方向に延びる横糸14bとを筒状に織った所謂、筒織りから成る布帛により形成される。図中、白抜き部分が縦糸14aの露出部分であり、ドット部分が横糸14bの露出部分である。外周部14は筒状に織られるため周面に布帛の継ぎ目が形成されず、縦糸14a及び横糸14bの両端は外周部14の軸方向の端縁に到達する。
そして、筒状の外周部14は基体13の周面に被せられ、接着剤(不図示)により接着されている。外周部14を形成する布帛を基体13の軸方向の端面まで延びて形成し、基体13の端面に圧着される止め具等によって外周部14を基体13に取り付けてもよい。また、外周部14を複数層に形成し、内周側の層を所定温度で溶融する溶融糸により形成して溶融糸の溶融によって外周部14を基体13に溶着してもよい。これにより、基体13に外周部14を容易に固着することができる。
また、縦糸14a及び横糸14bは耐摩耗性の高いナイロンやフッ素樹脂等から成り、複数の糸を撚った撚糸により形成される。これにより、外周部14の表面に比較的大きな凹凸が形成されるため外周部14のクッション性が向上してローラー12を被掃除面により追随させることができる。また、撚糸によって縦糸14a及び横糸14bの強度を向上することができる。
本実施形態によると、筒状に織って形成される布帛から成る外周部14を基体13の周面に被せて容易にローラー12を形成することができ、吸込口体10及び電気掃除機1のコストを削減することができる。また、外周部14の周面から繊維が突出しないため、毛髪の絡みつきを防止することができる。加えて、外周部14の周面に布帛の継ぎ目が形成されないため、外周部14の剥がれを防止できるとともに、継ぎ目による段差が形成されないので吸込口体10を円滑に移動させることができる。
本実施形態において、外周部14は糸を筒状に編んだ所謂、筒編みから成る布帛により形成してもよい。この時、糸は螺旋状に連続し、両端は外周部14の軸方向の端縁に到達する。これにより、継ぎ目のない布帛によって外周部14を形成することができる。
本発明によると、被掃除面を転動するローラーを有した吸込口体を備えた電気掃除機に利用することができる。
1 電気掃除機
2 本体部
3 電動送風機
4 接続ホース
5 把持部
6 延長管
10 吸込口体
11 筐体
11a 吸込口
12 ローラー
13 基体
14 外周部
14a 縦糸
14b 横糸
19 回転ブラシ

Claims (5)

  1. 被掃除面に対峙する吸込口を開口する筐体と、前記筐体に軸支して被掃除面上を転動するローラーとを備えた電気掃除機用吸込口体において、前記ローラーは、断面円形に形成された回転自在の基体と、筒状に織って形成される布帛または筒状に編んで形成される布帛から成るとともに前記基体の周面に被せられる外周部とを有することを特徴とする電気掃除機用吸込口体。
  2. 複数の糸が撚られた撚糸により前記外周部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機用吸込口体。
  3. 前記外周部が複数の層から成り、内周側の層を所定温度で溶融する溶融糸により形成して前記溶融糸の溶融によって前記外周部が前記基体に固着されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気掃除機用吸込口体。
  4. 前記外周部がナイロンまたはフッ素樹脂の糸により形成されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電気掃除機用吸込口体。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の電気掃除機用吸込口体を備えたことを特徴とする電気掃除機。
JP2010005135A 2010-01-13 2010-01-13 電気掃除機用吸込口体及び電気掃除機 Withdrawn JP2011143007A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021255998A1 (ja) * 2020-06-17 2021-12-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 吸込具の移動を補助するローラ、ローラを備えた吸込具及びローラの製造方法

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