JP2011141020A - ボールジョイント用ベアリングシート - Google Patents

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Abstract

【課題】耐久性および製造時における歩留まりを向上させることができるボールジョイント用ベアリングシートを提供する。
【解決手段】ボールジョイント100は、ボールスタッド110のボール部113から荷重を受けつつ同ボール部113を回転摺動可能に支持するベアリングシートとしてもボールシート130を備えている。ボールシート130は、ボールスタッド110のボール部113に対して摺動可能な状態で接触する第1の受け部131と、同第1の受け部131を収容する第2の受け部140とで構成されている。第1の受け部131は、上端部から下方に向かって外径および内径が漸減する略円筒状に形成されており、第2の受け部140を構成する素材より耐摩耗性を有するPEEK樹脂で構成されている。一方、第2の受け部材140は、略円筒状に形成されており、第1の受け部131を構成する素材より変形し易いPOM樹脂によって構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、軸状のボールスタッドの先端部に形成されたボール部を摺動可能な状態で収容するボールジョイント用ベアリングシートに関する。
従来から、自動車などの車両におけるサスペンション機構(懸架装置)やステアリング機構(操舵装置)には、軸状の各構成要素を互いに可動的に連結するためにボールジョイントが用いられている。ボールジョイントは、主として、軸状のボールスタッドの先端部に形成された略球状のボール部が、有底円筒状のソケット内に保持された筒状のベアリングシート内に摺動可能な状態で収容されて構成されている。このようなボールジョイントに用いられるベアリングシートは、ボールスタッドのボール部から大きな荷重が加えられた状態でボール部が摺動するため、高い耐荷重性および耐摩耗性が要求される。
このため、例えば、下記特許文献1には、ベアリングシートにおけるボールスタッドの荷重伝達方向に位置する摺動面を硬度の高い耐摩耗性を有する樹脂材料で構成するとともに、同荷重伝達方向に直交する方向に位置する摺動面を硬度の低い低摩擦係数の樹脂材料で構成したベアリングシートが提案されている。
特開2005−282853号公報
しかしながら、一般に、ベアリングシートは、素材となる樹脂材料、とりわけ結晶性の樹脂材料の成形時の収縮率が大きいため、成形精度のバラツキが大きい。このため、ベアリングシートを金属製のソケットに装着するカシメ工程や圧入工程においては、ベアリングシートに無理な力が加わって損傷することがあるという問題がある。特に、上記したベアリングシート、すなわち、高硬度の樹脂材料が直接ソケット(ハウジング)に接するベアリングシートにおいては、ソケット側との寸法誤差に起因して損傷し易いとともに、一方の摺動面に対して隣接する他方の摺動面がずれて段差が生じ易くベアリングシートの製造時における歩留まりが悪いという問題がある。また、上記したベアリングシートにおいては、ボールスタッドとの摺動面を構成する2つの樹脂材料がソケットおよびボールスタッドにそれぞれ接しているため、樹脂材料内に生じた損傷がボールスタッドとの摺動面に達し易く、結果としてボールジョイントの耐久性が低いという問題があった。
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、ベアリングシートの耐久性および製造時における歩留まりを向上させることができるボールジョイント用ベアリングシートを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る本発明の特徴は、軸状のボールスタッドの先端部に形成されたボール部と同ボール部を収容するソケットとの間に配置され、ボール部からボールスタッドの軸線方向の荷重を受けつつ摺動可能な状態で接触する受け部を有して同ボール部を収容するボールジョイント用ベアリングシートにおいて、受け部は、ボールスタッドのボール部に接触する第1の受け部と、同第1の受け部の外側に形成されソケットに接触する第2の受け部とを備え、第2の受け部は、第1の受け部より変形し易い素材で構成されることにある。
このように構成した請求項1に係る本発明の特徴によれば、ベアリングシートは、ボールスタッドのボール部を収容する受け部が、ボールスタッドのボール部に接触する第1の受け部と、同第1の受け部の外側に形成され前記ソケットに接触する第2の受け部とで構成されている。そして、この場合、第1の受け部は、第2の受け部より耐摩耗性を有する素材で構成されている。これにより、ベアリングシートのソケットへの装着工程においては、ソケットと第2の受け部との間に寸法誤差が生じている場合であっても第2の受け部が変形することにより第1の受け部および第2の受け部の損傷が抑制される。これにより、ベアリングシートの製造時における歩留まりを向上させることができる。また、ベアリングシートのソケットへの装着工程において第2の受け部に損傷が生じた場合であっても、第1の受け部と第2の受け部とは別体で構成されているため、第2の受け部に生じた損傷が第1の受け部、すなわち、ボールスタッドとの摺動面に達し難い。これにより、ベアリングシートの耐久性を向上させることができる。
また、請求項2に係る本発明の他の特徴は、前記ボールジョイント用ベアリングシートにおいて、さらに、第1の受け部は、第2の受け部より耐摩耗性を有する素材で構成されることにある。
このように構成した請求項2に係る本発明の他の特徴によれば、第1の受け部は、第2の受け部より耐摩耗性を有する素材で構成されているため、ボーススタッドの回転摺動に対する摩耗量を抑えつつ円滑な回転摺動を長期に亘って維持することができる。
また、請求項3に係る本発明の他の特徴は、前記ボールジョイント用ベアリングシートにおいて、第2の受け部は、非結晶性樹脂で構成されることにある。
このように構成した請求項3に係る本発明の他の特徴によれば、第2の受け部は、非結晶(アモルファス)性の樹脂で構成されるため、成形時における収縮率が結晶性樹脂に比べて小さい。このため、第2の受け部を構成する素材として、非結晶構造の樹脂材料を用いることにより、成形時における寸法誤差(成形寸法のバラツキ)を少なくすることができ、結果として第2の受け部の損傷を抑制することができる。
また、請求項4に係る本発明の他の特徴は、前記ボールジョイント用ベアリングシートにおいて、第2の受け部は、第1の受け部の厚さより厚く形成されていることにある。
このように構成した請求項4に係る本発明の他の特徴によれば、第2の受け部は、第1の受け部の厚さより厚く形成されているため、限られたスペース内に配置されるベアリングシートにおいて、第2の受け部の変形可能量をより確保することができ、ボールシート130に加えられる外力をより吸収して第1の受け部の損傷を抑制することができる。
また、請求項5に係る本発明の他の特徴は、前記ボールジョイント用ベアリングシートにおいて、第1の受け部は、内周面および外周面のうちの少なくとも一方の表面に、同表面から突出することにより部分的に厚さが厚く形成された突出部を備えることにある。
このように構成した請求項5に係る本発明の他の特徴によれば、第1の受け部は、内周面および外周面のうちの少なくとも一方の表面に、同表面から突出することにより部分的に厚さが厚く形成された突出部を備えている。こにより、設置スペース的および経済的事情より十分な厚さを確保し難い第1の受け部の強度を向上させることができる。また、突出部を第1の受け部の内周面に設けることにより、ボールスタッドにおけるボール部と第1の受け部の内周面との間に潤滑剤を保持させるための隙間を設けることができる。これにより、第1の受け部のボールスタッドに対する摩擦抵抗を低減することができ、耐久性を向上させることができる。
また、請求項6に係る本発明の他の特徴は、前記ボールジョイント用ベアリングシートにおいて、突出部は、第1の受け部の外周面上に形成されており、第2の受け部は、突出部が嵌り込む嵌合部を備えていることにある。
このように構成した請求項6に係る本発明の他の特徴によれば、突出部は、第1の受け部の外周面上に形成されており、第2の受け部は、前記突出部が嵌り込む嵌合部を備えている。このため、第1の受け部の突出部が第2の突出部に嵌り込むことにより、ボールスタッドのボール部に対して回転摺動により接触する第1の受け部の同方向への回転変位(ずれ)を防止して安定的に保持することができる。
本発明の一実施形態に係るボールジョイント用ベアリングシートとしてのボールシートを備えたボールジョイントの縦断面の概略を示す概略断面図である。 図1に示すボールシートを構成する第1の受け部の縦断面の概略を示す一部破断断面図である。 図1に示すボールシートを構成する第2の受け部の縦断面の概略を示す一部破断断面図である。
以下、本発明に係るボールジョイント用ベアリングシートの一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るボールジョイント用ベアリングシートとしてのボールシート130を備えたボールジョイント100の縦断面を概略的に示す概略断面図である。なお、本明細書において参照する各図は、本発明の理解を容易にするために一部の構成要素を誇張して表わすなど模式的に表している。このため、各構成要素間の寸法や比率などは異なっていることがある。このボールジョイント100は、自動車などの車両に採用されるサスペンション機構(懸架装置)またはステアリング機構(操舵装置)において、各構成要素間の角度変化を許容しつつ各構成要素を互いに連結するジョイント部材である。
(ボールジョイント100の構成)
ボールジョイント100は、主として、ボールスタッド110、ソケット120、ボールシート130およびダストカバー150によって構成されている。これらのうち、ボールスタッド110は、鉄鋼材により構成されており、軸状に形成されたスタッド部111の一方の端部に括れ部112を介して略球状に形成されたボール部113を備えて構成されている。また、ボールスタッド110における図示しない他方の端部には、ボールジョイント100をサスペンション機構またはステアリング機構を構成する前記構成要素に連結するためのネジ部(図示せず)が形成されている。
ソケット120は、アルミニウム材などの非鉄金属または鉄鋼材などの材料を鋳造、または鍛造して成形されており、筒体の一方の端部(図示上端部)が開口するとともに他方の端部(図示下端部)が閉塞した有底円筒状に形成されている。ソケット120の内周部には、縦断面形状が略U字状に形成された収容部121と、同収容部121の底部中央部において図示下方に向かって有底状に形成された穴部122とがそれぞれ設けられている。これらのうち、収容部121は、ボールシート130を介して前記ボールスタッド110のボール部113を収容して保持する部分である。また、穴部122は、グリース125を貯留する部分である。一方、ソケット120の外周中央部には、フランジ状に突出した形状のダストカバー受け部123が形成されている。
ボールシート130は、ボールスタッド110のボール部113に対して摺動可能な状態で接触する第1の受け部131と、同第1の受け部131を収容する第2の受け部140とで構成されている。第1の受け部131は、詳しくは図2に示すように、図示上端部から下方に向かって外径および内径が漸減する略円筒状の摺動部132と、同摺動部132の下側部分が有底円筒状に形成された底部133とで構成された略円筒状の樹脂製の筒体である。これらのうち、摺動部132は、ボールスタッド110のボール部113から同ボールスタッド110の軸線方向の荷重を受けながら摺動可能な状態で接触する部分であり、内周面が同ボール部113における略下半球部分に対応する球面状に形成されている。また、底部133は、摺動部132の下端部から図示下方に筒状に突出して形成されるとともに、下面中央部に貫通孔133aが形成されている。
一方、第1の受け部131の外周面、すなわち、摺動部132および底部133の外周面は、摺動部132および底部133の各内周面に対して所定の肉厚を介して同内周面に沿った形状に形成されている。本実施形態においては、内周面と外周面との間の肉厚は、約0.6mmの厚さで形成されている。この第1の受け部131の外周面における摺動部132の外周面には、摺動部132を構成する球面の緯方向に沿って2つ突出部134aおよび経方向に沿って8つの突出部134b(図2においては2つのみ図示)がそれぞれ形成されている。
突出部134a,134bは、摺動部132の外周面からそれぞれ線状に張り出して形成されている。これにより、摺動部132は、突出部134a,134bが形成された部分が他の部分より厚さが厚く形成されている。本実施形態においては、突出部134a,134bは、第1の受け部131の外周面上から約0.3mm突出して形成されている。すなわち、これらの突出部134a,134bは、摺動部132を補強するリブとして設けられている。
この第1の受け部131は、後述する第2の受け部140を構成する素材より耐摩耗性を有する樹脂材料を射出成型することにより成形されている。本実施形態においては、第1の受け部131は、ポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEK)によって構成されている。ここで、ポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEK)は、主として結晶性の熱可塑性樹脂にカーボン繊維などの充填材を添加することにより耐摩耗性および強度を向上させた樹脂である。
第2の受け部140は、詳しくは図3に示すように、図示上端部から略中央部まで一定の内径に形成された円筒部141と、同円筒部141の下側部分から外径および内径が漸減する円錐状の円錐部142とによって構成された略円筒状の樹脂製の筒体である。第2の受け部140の上半分を構成する円筒部141は、外径がソケット120の収容部121の内径に対応しているとともに、内径がボールスタッド110のボール部113の外より若干大きい径で形成されている。また、円筒部141の内周面には、同円筒部141の軸線方向に沿って内周面から帯状に突出して8つの帯状摺動部141aが形成されている(図においては3つのみ図示)。
一方、円錐部142は、内周面が第1の受け部131の外周面の形状に対応した形状に形成されている。また、円錐部142の内周面には、第1の受け部131の外周面に形成された突出部134a,134bに対応する位置に嵌合部143a,143bがそれぞれ形成されている。これらのうち、嵌合部143aは、2つの突出部134aにそれぞれ嵌合する2つの溝形状で構成されており、円錐部142の内周面における緯方向に沿ってそれぞれ形成されている。また、嵌合部143bは、8つの突出部134bにそれぞれ嵌合する8つの溝形状で構成されており、円錐部142の内周面における経方向に沿ってそれぞれ形成されている。
この円錐部142は、前記第1の受け部131における摺動部132の厚さより厚く形成されている。本実施形態においては、円錐部142は、約1.0mmの厚さで形成されている。また、この第2の受け部142は、前記第1の受け部131を構成する素材より変形し易い樹脂材料を射出成型することにより成形されている。本実施形態においては、第2の受け部142は、ポリアセタール樹脂(POM)によって構成されている。
ソケット120内におけるボールシート130の上端部には、プラグ124が設けられている。プラグ124は、ボールシート130を固定するための金属製のリング体であり、カシメ加工されたソケット120の上端部によってボールシート130の上端部上に固定されている。また、プラグ124の内側におけるボールスタッド110のボール部113上、および第1の受け部131の貫通孔133aの下方に位置するソケット120の穴部122には、ボールスタッド110のボール部113とボールシート130との摺動面を潤滑するためのグリース125がそれぞれ設けられている。
ソケット120のダストカバー受け部123上には、同ソケット120の上部および収容部121内に収容されるボールスタッド110のボール部113を覆う状態でダストカバー150が設けられている。ダストカバー150は、弾性変形可能なゴム材または軟質の合成樹脂材などによって構成されており、中央部が膨らんだ略円筒状に形成されている。このダストカバー150は、一方(図示上側)の端部がボールスタッド110のスタッド部111の外周部に金属製のクリップ151を介して固定されるとともに、他方(図示下側)の端部がソケット120のダストカバー受け部123の上部外周部に金属製のクリップ152を介して固定されており、ボールシート130内への異物の浸入を防止する。
(ボールジョイント100の組み付け)
このように構成されたボールジョイント100の組み付けについて説明する。まず、作業者は、ボールシート130を製作する。具体的には、作業者は、図示しない射出成形機を用いて、第1の受け部131および第2の受け部140を成形する。この場合、作業者は、第1の受け部131の素材となるポリエーテルエーテルケトン樹脂を射出成型機内における鋳型内に注入して第1の受け部131を射出成型する。次いで、作業者は、第2の受け部140を射出成型する射出成型機の鋳型内に前記成形した第1の受け部131を配置した状態で、第2の受け部141の素材となるポリアセタール樹脂を同鋳型内に注入して第2の受け部141を射出成型する。すなわち、第2の受け部140は、第1の受け部131を鋳込んだ状態で射出成型される。これにより、第2の受け部140の内側底部に第1の受け部131が収容されたボールシート130が一体的に成形される。
次に、作業者は、前記成形したボールシート130にボールスタッド110のボール部113を連結する。具体的には、作業者は、ボールシート130の摺動部132を含む内周面にグリース125を塗布した後、同ボールシート130内にボールスタッド110のボール部113を嵌め込む。この場合、作業者は、予め別工程のプレス加工で成形したプラグ124をボール部113に通した状態でボールスタッド110のボール部113をボールシート130内に嵌め込む。これにより、ボールシート130の上端部にプラグ124が配置された状態でボールスタッド110のボール部113がボールシート130内にて摺動可能に連結される。
次に、作業者は、予め別工程の鋳造加工で成形したソケット120を用意する。そして、作業者は、図示しないカシメ装置内の所定の位置にソケット120を配置するとともに、同配置したソケット120の収容部121内にボールスタッド110が連結されたボールシート130を配置する。なお、この場合、ソケット120内に収容したボールシート130の上端面上には前記プラグ124が配置されている。
次いで、作業者は、カシメ装置を操作してソケット120における主として上端部を塑性変形させることにより、ソケット120内に収容したボールシート130をプラグ124を介して押圧した状態で固定する。この場合、ボールシート130における第2の受け部140とソケット120の収容部121との間に成形誤差が存在すると、第2の受け部140と収容部121とが正確に嵌り合わない。このため、ソケット120に加わるカシメ加工による押圧力によってソケット120内のボールシート130に無理な力が加わることがある。しかし、ボールシート130における第2の受け部140は、同じくボールシート130を構成する第1の受け部131より変形し易い材料で構成されているため、第1の受け部131より積極的に変形する。すなわち、ボールシート130に加わる外力が第2の受け部140を変形させる力に消費される。これにより、第1の受け部131の損傷が防止される。
また、この場合、第2の受け部140は、第1の受け部131の厚さより厚く形成されているため、ボールシート130に加えられる外力をより吸収して第1の受け部131の損傷を防止する。これらの結果、ボールジョイント100の製造時におけるボールシート130の損傷による損失を抑制して歩留まりを向上させることができる。また、第1の受け部131における摺動部132の外周面に突出部134a,134bが形成されているため、同摺動部132が強度的に補強されて損傷が防止される。
このソケット120のカシメ加工によって、ボールスタッド110、ボールシート130およびプラグ124を備えたソケット120が一体的に成型される。なお、上記工程に代えて、予め別工程で成形したソケット120にボールシート120を圧入する工程や、ボールスタッド110、ボールシート130およびプラグ124を鋳込んで鋳造成形(アルミダイキャスト)したソケット120に対してカシメ加工する場合においても同様に第1の受け部131の損傷を防止することができる。
次に、作業者は、ソケット120に固定されたプラグ124の内側におけるボールシート130とボールスタッド110のボール部113との境目部分にグリース125を塗布する。そして、作業者は、ボールスタッド110、ボールシート130およびプラグ136を備えたソケット120にダストカバー150を装着する。これにより、ボールジョイント100が完成する。
(ボールジョイント100の作動)
このように構成されたボールジョイント100の作動について説明する。本実施形態においては、ボールジョイント100を自動車などの車両のサスペンション機構(懸架装置)に組み込んだ例について説明する。ここで、サスペンション機構(懸架装置)とは、車両において路面からの振動を減衰するとともに車輪を確実に路面に接地させることにより、車両の走行安定性および操縦安定性を維持する装置である。そして、ボールジョイント100は、サスペンション機構においてボールスタッド110を一定の方向に回転または揺動させながら車両からの負荷を支える。
車両(図示せず)に搭載されたボールジョイント100は、車両走行時における上下動に応じてボールスタッド110が一定の方向に揺動する。これにより、ボールシート130内に収容されたボール部113は、ボールシート130の第1の受け部131内にてボールスタッド110の揺動方向に対応する一定の方向に回転摺動する。換言すれば、第1の受け部131は、ボール部113からボールスタッド110の軸線方向の荷重を受けた状態でボール部113を回転摺動させながら支持する。この場合、第1の受け部131は、耐摩耗性に優れた材料で構成されているため、摩耗量を抑えつつ円滑な回転摺動を長期に亘って維持することができる。
また、第1の受け部131は、摺動部132の外周面に格子状に張り出した突出部134a,134bにより部分的に肉厚に形成されている。これにより、第1の受け部131における摺動部132が強度的に補強されて車両走行時における第1の受け部131の損傷が抑制される。また、この第1の受け部131に形成された突出部134a,134bは、第2の受け部140の円錐部142の内周面に形成された嵌合部143a,143bに嵌合している。このため、ボール部113の回転摺動時において第1の受け部131の第2の受け部140に対する回転変位(換言すれば、回転方向へのずれ)が防止されボール部113を安定的に保持することができる。
さらに、また、ボールシート130をソケット120内に固定するカシメ加工時や、カシメ加工後の車両への使用時において、第2の受け部140にクラックなどの亀裂損傷が生じていた場合であっても、第1の受け部131は、第2の受け部140とは別体で構成されているため、第2の受け部140に生じた損傷が第1の受け部131に直ちに達することはない。これにより、第1の受け部131、延いてはボールシート130およびボールジョイント100の製品寿命の低下、すなわち、耐久性の向上を図ることができる。すなわち、これら第1の受け部131および第2の受け部140が、本発明に係る受け部を構成する。
上記作動方法の説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、ベアリングシートとしてのボールシート130は、ボールスタッド110のボール部113を収容する受け部が、ボールスタッド110のボール部113に接触する第1の受け部131と、同第1の受け部131の外側に形成されソケット120に接触する第2の受け部140とで構成されている。そして、この場合、第1の受け部131は、第2の受け部140より耐摩耗性を有する素材で構成されており、第2の受け部140は第1の受け部131より変形し易い素材で構成されている。これにより、ボールシート130のソケット120への装着工程においては、ソケット120と第2の受け部140との間に寸法誤差が生じている場合であっても第2の受け部140が変形することにより第1の受け部131および第2の受け部140の損傷が抑制される。これにより、ボールシート130の製造時における歩留まりを向上させることができる。また、ボールシート130のソケット120への装着工程において第2の受け部140に損傷が生じた場合であっても、第1の受け部131と第2の受け部140とは別体で構成されているため、第2の受け部140に生じた損傷が第1の受け部131、すなわち、ボールスタッド110との摺動面(摺動部132の内周面)に達し難い。これにより、ボールシート130およびボールジョイント100の耐久性を向上させることができる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、ボールシート130における第2の受け部140をポリアセタール樹脂で構成した。しかし、第2の受け部140を構成する素材は、第1の受け部131を構成する素材より変形し易い素材であれば、上記実施形態に限定されるものではない。この場合、第2の受け部140の変形は、塑性変形であってもよいし弾性変形であってもよい。この第2の受け部140を構成する素材は、第1の受け部131を構成する素材に対して相対的に選定されるものであるが、例えば、ポリアセタール樹脂の他に、ポリエステル樹脂(PVC)、ポリウレタン樹脂(PUR)、ポリカーボネート樹脂(PC)、ポリスチレン樹脂(PS)、ナイロン樹脂(66N,UMC)またはポリプロピレン(PP)などを用いることができる。
また、これらの樹脂素材うち、ポリカーボネート樹脂(PC)やポリスチレン樹脂(PS)は非結晶構造(アモルファス)の樹脂材料であるため、成形時における収縮率が小さい。すなわち、非結晶構造の樹脂材料を用いることにより、成形時における寸法誤差(成形寸法のバラツキ)を少なくすることができ、結果としてボールシート130のソケット120への装着工程における第2の受け部140の損傷を抑制することができる。なお、上記した樹脂材料は、同じ樹脂材料であっても引っ張り強さ、伸び率および弾性係数など物性には幅がある。したがって、第2の受け部140を構成する樹脂材料は、第1の受け部131を構成する樹脂材料と同じ樹脂材料であって異なる物性の樹脂材料を用いることもできる。
また、上記実施形態においては、ボールシート130における第1の受け部131をポリエーテルエーテルケトン樹脂で構成した。しかし、第1の受け部131を構成する素材は、第2の受け部140を構成する素材より耐摩耗性を有する素材であれば、上記実施形態に限定されるものではない。この場合、この第1の受け部131を構成する素材は、第2の受け部140を構成する素材に対して相対的に選定されるものであるが、例えば、ポリエーテルエーテルケトン樹脂の他に、ポリエチレン樹脂(PE)、四フッ化エチレン(PTFE)、ポリアセタール樹脂(POM)またはポリプロピレン(PP)などを用いることができる。これらの場合、結晶構造の樹脂は、炭素繊維などの充填材を加えることで耐摩耗性や強度が向上するため、第1の受け部131を構成する素材としては好適である。なお、上記した樹脂材料は、前記と同様に、同じ樹脂材料であっても引っ張り強さ、伸び率および弾性係数など物性には幅がある。したがって、第1の受け部131を構成する樹脂材料は、第2の受け部140を構成する樹脂材料と同じ樹脂材料であって異なる物性の樹脂材料を用いることもできる。
また、上記実施形態においては、第2の受け部140の厚さを第1の受け部131の厚さより厚く形成した。しかし、第2の受け部140の厚さは、上記実施形態に限定されるものではなく、第1の受け部131の厚さ以下で形成することも可能である。
また、上記実施形態においては、第1の受け部131の摺動部132の外周面に格子状に張り出した突出部134a,134bを設けることにより、同摺動部132の厚さを部分的に厚く形成した。しかし、摺動部132の外周面に代えてまたは加えて同摺動部132の内周面に突出部134a,134bを設けることもできる。これによれば、第1の受け部131内のボールスタッド110のボール部113は、摺動部132の内周面に形成された突出部134a,134bに支持されて回転摺動する。すなわち、第1の受け部131の摺動部132の内周面と突出部134a,134に支持されたボール部113との間の隙間に潤滑剤(例えば、グリース125)を保持させることができる。これにより、第1の受け部131のボール部113に対する摩擦抵抗を低減することができ、耐久性を向上させることができる。
なお、突出部134a,134bは、摺動部132を補強、第1の受け部131の回転変位を防止、または潤滑剤の保持のために設けられるものである。したがって、突出部134a,134bの形状、大きさ、および形成位置や形成する数などは、前記目的を達する範囲内で適宜決定されるものであり、上記実施形態に限定されるものではない。また、前記目的が必要でない場合には、突出部134a,134bを設けることなく第1の受け部131を構成することもできる。
また、上記実施形態においては、第2の受け部140の円錐部142の内周面に、第1の受け部131に形成された突出部134a,134bに嵌合する嵌合部143a,143bを設けた。しかし、嵌合部143a,143bは、第1の受け部131に形成された突出部134a,134bとともに第1の受け部131の回転変位を防止するものである。したがって、嵌合部143a,143bの形状、大きさ、および形成位置や形成する数などは、突出部134a,134bに対応して決定されるものであり、上記実施形態に限定されるものではない。また、前記目的が必要でない場合には、嵌合部143a,143bを設けることなく第2の受け部140を構成することもできる。
また、上記実施形態においては、ボールジョイント100を車両のサスペンション機構に搭載した例について説明したが、当然、これに限定されるものではない。本発明に係るボールジョイント100およびボールシート130は、自動車などの車両のサスペンション機構の他、ステアリング機構などにも広く適用できるものである。また、本発明に係るボールシート130は、ボールスタッド110がソケット120を貫通した形態の所謂スフェリカルジョイント(ピロボールともいう)のボールシートとしても採用することができるものである。
100…ボールジョイント、110…ボールスタッド、113…ボール部、120…ソケット、121…収容部、122…穴部、123…ダストカバー受け部、124…プラグ、125…グリース、130…ベアリングシートとしてのボールシート131…第1の受け部、132…摺動部、133…底部、133a…貫通孔、134a,134b…突出部、140…第2の受け部、141…円筒部、141a…帯状摺動部、142…円錐部、143a,143b…嵌合部、150…ダストカバー。

Claims (6)

  1. 軸状のボールスタッドの先端部に形成されたボール部と同ボール部を収容するソケットとの間に配置され、前記ボール部から前記ボールスタッドの軸線方向の荷重を受けつつ摺動可能な状態で接触する受け部を有して同ボール部を収容するボールジョイント用ベアリングシートにおいて、
    前記受け部は、
    前記ボールスタッドのボール部に接触する第1の受け部と、同第1の受け部の外側に形成され前記ソケットに接触する第2の受け部とを備え、
    前記第2の受け部は、前記第1の受け部より変形し易い素材で構成されることを特徴とするボールジョイント用ベアリングシート。
  2. 請求項1に記載したボールジョイント用ベアリングシートにおいて、さらに、
    前記第1の受け部は、前記第2の受け部より耐摩耗性を有する素材で構成されることを特徴とするボールジョイント用ベアリングシート。
  3. 請求項1または請求項2に記載したボールジョイント用ベアリングシートにおいて、
    前記第2の受け部は、非結晶性樹脂で構成されることを特徴とするボールジョイント用ベアリングシート。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載したベアリングシートにおいて、
    前記第2の受け部は、前記第1の受け部の厚さより厚く形成されていることを特徴とするボールジョイント用ベアリングシート。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載したベアリングシートにおいて、
    前記第1の受け部は、内周面および外周面のうちの少なくとも一方の表面に、同表面から突出することにより部分的に厚さが厚く形成された突出部を備えることを特徴とするボールジョイント用ベアリングシート。
  6. 請求項5に記載したボールジョイント用ベアリングシートにおいて、
    前記突出部は、前記第1の受け部の外周面上に形成されており、
    前記第2の受け部は、前記突出部が嵌り込む嵌合部を備えていることを特徴とするボールジョイント用ベアリングシート。
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