JP2011140891A - 燃料供給システムの制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料噴射制御を適正に実施する。
【解決手段】本システムは、燃料を加圧して吐出する燃料ポンプとしての高圧ポンプ25と、高圧ポンプ25から吐出された燃料を噴射する燃料噴射弁23と、高圧ポンプ25から吐出され燃料噴射弁23に供給される燃料の圧力である燃圧を検出する燃圧センサ29とを備える。ECU50は、エンジン10の運転状態に基づいて燃料噴射量を算出し、その後所定の噴射タイミングで燃料噴射弁23による燃料噴射を実施する。また、ECU50は、燃圧センサ29により検出された実燃圧と目標燃圧との偏差に基づく燃圧フィードバック制御を実施する。特に、ECU50は、燃圧フィードバック制御におけるフィードバック制御量に基づいて噴射タイミングでの燃圧を推定し、その推定した推定燃圧に基づいて燃料噴射弁23を制御する。
【選択図】図1
【解決手段】本システムは、燃料を加圧して吐出する燃料ポンプとしての高圧ポンプ25と、高圧ポンプ25から吐出された燃料を噴射する燃料噴射弁23と、高圧ポンプ25から吐出され燃料噴射弁23に供給される燃料の圧力である燃圧を検出する燃圧センサ29とを備える。ECU50は、エンジン10の運転状態に基づいて燃料噴射量を算出し、その後所定の噴射タイミングで燃料噴射弁23による燃料噴射を実施する。また、ECU50は、燃圧センサ29により検出された実燃圧と目標燃圧との偏差に基づく燃圧フィードバック制御を実施する。特に、ECU50は、燃圧フィードバック制御におけるフィードバック制御量に基づいて噴射タイミングでの燃圧を推定し、その推定した推定燃圧に基づいて燃料噴射弁23を制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、燃料供給システムの制御装置に関するものである。
従来、気筒内に燃料を直接噴射する筒内噴射式の内燃機関が知られており、その燃料噴射制御について種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
燃料噴射について、燃料噴射量を算出するタイミングと実際に燃料の噴射を開始するタイミングとの間には時間のずれが発生する。そのため、燃料噴射量の算出後、噴射を開始するまでの噴射待ち時間において燃料ポンプから燃料が吐出されることにより、その吐出量分だけ燃料噴射弁に供給される燃料の圧力(燃圧)が上昇することが考えられる。かかる場合、燃料噴射時では噴射量算出時の実燃圧よりも燃圧が上昇しているため、噴射量算出時の燃圧に基づき算出した燃料量では噴射量過多となり、空燃比を適正に制御できないことが考えられる。
これに対し、特許文献1には、高圧ポンプから吐出されて燃料噴射弁に供給される燃料の圧力について、実燃圧から燃圧変化速度を演算し、その演算した燃圧変化速度と前回の実燃圧とに基づいて今回の燃圧を推定するとともに、燃圧変化の過渡時においてその推定燃圧に基づいて燃圧補正を行うことが開示されている。これにより、燃圧変化の過渡期において燃料噴射誤差が生じるのを抑制するようにしている。
しかしながら、上記特許文献1では、過去の情報に基づいて今回の燃圧、すなわち次回の噴射開始時における燃圧を推定しているため、正確な値であるとは必ずしもいえない。つまり、上記特許文献1では、現時点以降も同じ速度で燃圧が変化することを想定して次回の噴射開始時における燃圧を推定している。ところが、現時点以降の燃圧変化は予想しがたく、実際には燃圧変化の度合いが大きくなるか又は小さくなることが考えられる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、燃料噴射弁に供給される燃料の圧力変動を考慮することにより燃料噴射制御を適正に実施することができる燃料供給システムの制御装置を提供することを主たる目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の手段を採用した。
本発明は、燃料を加圧して吐出する燃料ポンプと、該燃料ポンプから吐出された燃料を噴射する燃料噴射弁と、前記燃料ポンプから吐出され前記燃料噴射弁に供給される燃料の圧力である燃圧を検出する燃圧センサとを備える内燃機関の燃料供給システムに適用され、前記内燃機関の運転状態に基づいて燃料噴射量を算出し、その後所定の噴射タイミングで前記燃料噴射弁による燃料噴射を実施する燃料供給システムの制御装置に関するものである。そして、請求項1に記載の発明は、前記燃圧センサにより検出された実燃圧と目標燃圧との偏差に基づく燃圧フィードバック制御を実施する燃圧制御手段と、前記燃圧フィードバック制御におけるフィードバック制御量に基づいて前記噴射タイミングでの前記燃圧を推定する燃圧推定手段と、前記燃圧推定手段により推定した推定燃圧に基づいて前記燃料噴射弁を制御する噴射制御手段と、を備えることを特徴とする。
燃料ポンプから吐出されて燃料噴射弁に供給される燃料の圧力(燃圧)を目標値に一致させるべく燃圧フィードバック制御を実施する場合、燃料ポンプから燃料が吐出されることで、フィードバック制御量に対応する燃圧分だけ燃料噴射弁に供給される燃料の圧力が上昇する。そのため、燃料ポンプの吐出タイミングを挟んで同吐出タイミングよりも前に燃料噴射弁による燃料噴射量が算出され、同吐出タイミングよりも後に燃料噴射弁による燃料噴射が実施される場合、燃料噴射量(噴射時間)の算出タイミングと燃料の噴射タイミングとの間においてポンプ吐出が行われることにより、噴射タイミングでは算出タイミングでの燃圧よりもフィードバック制御量に対応する燃圧分だけ上昇することが考えられる。かかる場合、その燃圧変化によって燃料噴射量を適正に制御できないおそれがある。
その点に鑑み、本発明では、燃圧フィードバック制御におけるフィードバック制御量に基づいて噴射タイミングでの燃圧を推定し、その推定燃圧に基づいて燃料噴射弁を駆動する。これにより、燃料噴射量の算出後、実際の噴射開始時までにポンプ吐出によって燃料噴射弁の燃圧が変化した場合であっても、その燃圧変化を考慮して燃料噴射弁を制御できる。したがって、本発明によれば、燃料噴射制御を適正に実施することができる。
なお、燃料ポンプとしては、エンジン出力軸の回転に伴い所定の回転角度同期で燃料の吸入及び吐出を実施する高圧ポンプを適用するのが望ましい。このような高圧ポンプの場合、燃料の吐出が周期的に行われるため、その燃料吐出による燃圧変動が大きいからである。
上記発明において、請求項2に記載の発明のように、前記燃圧制御手段が、前記燃圧フィードバック制御として比例制御を実施し、前記燃圧推定手段が、前記比例制御における比例制御量に基づいて前記噴射タイミングにおける前記燃圧を推定してもよい。フィードバック制御では、比例項の影響を大きく受けてその制御量が変動するからである。
具体的には、請求項3に記載の発明のように、前記燃圧制御手段が、前記燃料噴射弁の燃料噴射量に基づいて算出したフィードフォワード制御量と、前記偏差に基づいて算出したフィードバック制御量とにより前記燃圧を制御し、前記燃圧推定手段が、前記燃圧センサの出力値と前記フィードバック制御量とに基づいて前記噴射タイミングにおける前記燃圧を推定するとよい。この場合、都度の燃料噴射による燃圧低下はフィードフォワード制御により解消される。したがって、ある気筒における燃料噴射量の算出タイミングとその算出した燃料の噴射タイミングとの間において別気筒での燃料噴射があった場合には、その燃料噴射に伴う燃圧低下はフィードフォワード制御量により補償される。
ここで、燃料ポンプから吐出される燃料量としては、燃料噴射による燃圧低下の回復分と、目標燃圧が上昇した場合にその目標燃圧に実燃圧を一致させるための昇圧分とを含む。そして、ある気筒における燃料噴射量の算出タイミングとその燃料の噴射タイミングとの間で燃料ポンプによる燃料吐出があった場合、その燃料吐出量(回復分+昇圧分)のうち、回復分がフィードフォワード制御量に相当し、昇圧分がフィードバック制御量に相当する。よって、上記昇圧分が上記算出タイミングと噴射タイミングとの圧力差であり、噴射タイミングでは算出タイミングでの実燃圧に対して上記昇圧分だけ圧力上昇すると考えられる。したがって、本構成とすることにより、噴射開始時までのポンプ吐出に起因する燃圧変動後の燃圧を、燃圧センサの出力値(実燃圧)とフィードバック制御量とに基づいて容易にかつ正確に推定することができる。
燃料噴射量の算出タイミングとその算出した燃料量の噴射タイミングとの間で燃圧上昇が生じるのは、例えば内燃機関の運転状態の変更により目標燃圧が増加し、その増加より実燃圧を上昇変化させるときである。したがって、請求項4に記載の発明では、前記目標燃圧の増加に伴う燃圧上昇期間であることを判定する圧力上昇判定手段を備えるものとし、前記燃圧推定手段が、前記圧力上昇判定手段により前記燃圧上昇期間であると判定された場合に前記噴射タイミングにおける燃圧を推定するようにする。
以下、本発明を具体化した実施の形態について図面を参照しつつ説明する。本実施の形態は、内燃機関である筒内噴射式の車載多気筒4サイクルガソリンエンジンを対象にエンジン制御システムを構築するものとしている。当該制御システムにおいては、電子制御ユニット(以下、ECUという)を中枢として燃料噴射量の制御や点火時期の制御等を実施する。このエンジン制御システムの全体概略構成図を図1に示す。
図1に示すエンジン10において、吸気管11の上流部には吸入空気量を検出するためのエアフロメータ12が設けられている。エアフロメータ12の下流側には、DCモータ等のスロットルアクチュエータ13によって開度調節されるスロットルバルブ14が設けられている。スロットルバルブ14の開度(スロットル開度)は、スロットルアクチュエータ13に内蔵されたスロットル開度センサにより検出される。スロットルバルブ14の下流側にはサージタンク15が設けられ、このサージタンク15には、吸気管内圧力を検出するための吸気管圧力センサ16が設けられている。また、サージタンク15には、エンジン10の各気筒に空気を導入する吸気マニホールド17が接続されており、吸気マニホールド17において各気筒の吸気ポートに接続されている。
エンジン10の吸気ポート及び排気ポートには、それぞれ吸気バルブ18及び排気バルブ19が設けられている。この吸気バルブ18の開動作によりサージタンク15内の空気が燃焼室21内に導入され、排気バルブ19の開動作により燃焼後の排ガスが排気管22に排出される。
エンジンの各気筒の上部には、燃焼室21内に燃料を直接供給する燃料噴射弁23が取り付けられている。燃料噴射弁23は、燃料配管24を介して燃料タンク(図示略)に接続されている。燃料タンク内の燃料は、図示しない電磁駆動式の低圧ポンプ(フィードポンプ)により汲み上げられた後、機械駆動式の高圧ポンプ25により加圧される。この高圧燃料は、高圧ポンプ25からデリバリパイプ26に圧送され、デリバリパイプ26から各気筒の燃料噴射弁23に供給された後、燃料噴射弁23により燃焼室21内に噴射される。
高圧ポンプ25はプランジャポンプとして構成されており、複数のプランジャがそれぞれ軸方向に往復移動することにより燃料の吸入及び吐出を行っている。高圧ポンプ25は、エンジン10の出力軸であるクランク軸に接続されており、クランク軸の回転に伴い駆動される。すなわち、この高圧ポンプ25によれば、クランク軸の回転により、所定の回転角度同期で燃料の吸入及び吐出が実施される。なお、本システムでは、高圧ポンプ25の燃料吐出周期が燃料噴射弁23の燃料噴射周期と同一になっており、具体的にはポンプ吐出1回に対し燃料噴射を1回行う1圧送1噴射となっている。
ここで、高圧ポンプ25について、図2を用いて以下詳細に説明する。
図2において、高圧ポンプ25には、ポンプ本体にシリンダ31が設けられており、シリンダ31内においてプランジャ32が往復動自在に挿入されている。プランジャ32の一端は、図示しないスプリングの付勢力によりカム33に当接されている。カム33は、クランク軸に接続されたカム軸34に固定されており、エンジン駆動に伴うクランク軸の回転により回転駆動する。このカム33の回転によりプランジャ32がシリンダ31内を往復動する。
シリンダ31内には、プランジャ32に隣接して加圧室35が設けられている。加圧室35には、プランジャ32の動きに合わせて低圧通路36内の燃料が吸入され、その吸入された燃料が高圧化されて加圧室35から吐出される。また、プランジャ32の軸線方向において、加圧室35を挟んだプランジャ32とは反対側には電磁弁37が設けられている。電磁弁37は、開閉によって加圧室35と低圧通路36との連通/遮断を切り替える常開式の弁体38と、通電時に弁体38を閉弁状態にするコイル39とを有している。
加圧室35には高圧通路41が接続され、その高圧通路41の途中にはチェック弁42が設けられている。チェック弁42は、加圧室35内の燃料圧力が所定圧以上になることで開弁し、その開弁状態において加圧室35と高圧通路41とを連通状態にする。
カム33の回転に伴い、プランジャ32が加圧室35の容積を大きくする側に(図2の下方向に)移動するときには、図2中の動作図に示すように、電磁弁37のコイル39を非通電にして弁体38を開弁状態にする。これにより、加圧室35と低圧通路36とが連通状態になり、加圧室35内に低圧燃料が導入される(吸入行程)。
タイミングt11でプランジャ32が下死点に達し、その後プランジャ32が加圧室35の容積を小さくする側に(図2の上方向に)移動する際、コイル39が非通電の場合には、弁体38が開弁状態を保つことにより、加圧室35内の燃料が低圧側に戻される(図中の期間Tps)。その後、タイミングt12でコイル39が通電されて弁体38が閉弁すると、加圧室35内の燃料の圧力が上昇し、その圧力上昇により高圧化された高圧燃料がデリバリパイプ側へ吐出される(吐出行程)。つまり、高圧ポンプ25では、コイル39の通電開始タイミング(閉弁タイミング)を早くする(進角側にする)ことによりポンプ吐出量が多くなり、通電開始タイミングを遅くする(遅角側にする)ことによりポンプ吐出量が少なくなる。
図2では、電磁弁37の開弁→閉弁の切り替え後のタイミングt13でコイル39を通電→非通電に切り替えているが、その切替タイミングt13以降では、加圧室35内の燃圧によりコイル非通電状態において弁体38が閉弁状態になる自閉現象によって電磁弁37の閉弁状態が保持される。
なお、電磁弁37として常開式を用いたが、常閉式のものを用いてもよい。この場合、電磁弁37の開弁時期を制御することにより高圧ポンプ25の吐出量が制御される。
図1の説明に戻り、エンジン10のシリンダヘッドには点火プラグ20が取り付けられている。点火プラグ20には、点火コイル等よりなる点火装置(図示略)を通じて、所望とする点火時期において高電圧が印加される。この高電圧の印加により、各点火プラグ20の対向電極間に火花放電が発生し、燃焼室21内の混合気が着火され燃焼に供される。
その他、エンジン10には、冷却水温を検出する冷却水温センサ27や、エンジンの所定クランク角毎に(例えば10°CA周期で)矩形状のクランク角信号を出力するクランク角度センサ28、デリバリパイプ26内の燃料圧力(すなわち高圧ポンプ25から燃料噴射弁23に供給される燃料の圧力)を検出する燃圧センサ29などが取り付けられている。
ECU50は、周知の通りCPU、ROM、RAM等よりなるマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)51を主体として構成され、ROMに記憶された各種の制御プログラムを実行することで、都度のエンジン運転状態に応じてエンジン10の各種制御を実施する。すなわち、ECU50のマイコン51は、前述した各種センサなどから各々検出信号を入力し、それらの各種検出信号に基づいて燃料噴射量や点火時期等を演算する。そして、その演算結果に基づいて、高圧ポンプ25や燃料噴射弁23、点火装置などの駆動を制御する。
燃料噴射制御についてマイコン51は、エンジン運転状態(例えば、吸入空気量やエンジン回転速度)に基づいて基本噴射量を算出し、その算出した基本噴射量に対してデリバリパイプ26内の燃料圧力(噴射圧力)に基づく燃圧補正を実施する。その後、燃料噴射量を噴射時間に換算し、その噴射時間だけ燃料噴射弁23を開弁する。
燃料噴射制御に際し、マイコン51は、燃圧センサ29に基づき検出される実燃圧を目標燃圧にすべく高圧ポンプ25の吐出量制御を実施している。特に、本実施形態では、高圧ポンプ25の吐出量制御(燃圧制御)についてフィードフォワード制御及びフィードバック制御を実施している。詳しくは、フィードフォワード制御では、燃料噴射弁23の燃料噴射量に基づいてポンプ吐出量(デリバリパイプ26内の燃圧)を制御し、フィードバック制御では、燃圧センサ29の出力値に基づいてポンプ吐出量(デリバリパイプ26内の燃圧)を制御する。また、フィードバック制御として本実施形態では、比例制御と積分制御とを実施している。
図3は、本システムの高圧ポンプ25のポンプ吐出量制御(燃圧制御)を説明するためのECU50の制御機能を示す機能ブロック図である。
図3において、FF制御量算出部M1では、例えば図4に示すFF制御量算出マップを用いることにより、燃料噴射に伴う燃圧低下ΔPdwを補うためのポンプ吐出量である噴射分吐出量Qff(すなわちポンプ吐出直前の噴射タイミングでの燃料噴射量q)とクランク角度センサ28で検出されるエンジン回転速度NEとをパラメータとしてフィードフォワード制御量(FF制御量)Iffを算出する。すなわち、FF制御量Iffは、デリバリパイプ26内の燃圧変化の定常時において、その定常状態を保持するための制御量であり、本実施形態ではコイル39の通電開始タイミング[°CA]として表される。
図4に示すように、FF制御量算出マップには、噴射分吐出量Qffに対応付けてFF制御量Iffがエンジン回転速度ごとにマップ値として登録されており、都度の噴射分吐出量Qff(すなわち燃料噴射量q)及びエンジン回転速度NEに基づいてFF制御量Iffが算出される。
なお、図4のマップでは、ポンプ吐出特性により、噴射分吐出量QffとFF制御量Iffとの関係がほぼ線形(比例)になっている。すなわち、噴射分吐出量QffとFF制御量Iffとの関係はカムプロフィールに依存しており、本実施形態ではカム33の回転角度の変化に伴うプランジャリフト量の関係が線形(比例)になっている。そのため、噴射分吐出量QffとFF制御量Iffとの関係がほぼ線形になっている。
図3の説明に戻り、目標燃圧算出部M2では、クランク角度センサ28で検出されるエンジン回転速度NEとエンジン負荷(例えばエアフロメータ12で検出される吸入空気量)とをパラメータとしてデリバリパイプ26内の目標燃圧Ptgが算出される。
FB制御量算出部M3では、目標燃圧算出部M2からの目標燃圧Ptgと燃圧センサ29で検出される実燃圧Pacとに基づいて、燃圧過渡時においてフィードバック制御により実燃圧Pacを目標燃圧Ptgまで昇圧するための都度のポンプ吐出量である昇圧分吐出量Qfbを算出する。本実施形態では、フィードバック制御として比例項(P項)Qfpと積分項(I項)Qfiとを演算するPI制御を用いており、このうちP項については、比例ゲインKPに目標燃圧Ptgと実燃圧Pacとの偏差を乗算することにより算出される。また、FB制御量算出部M3では、例えば図5に示すFB制御量算出マップを用いることにより、昇圧分吐出量Qfbをパラメータとしてフィードバック制御量(FB制御量)Ifbが算出される。すなわち、FB制御量Ifbは、デリバリパイプ26内の燃圧変化の過渡時において実燃圧Pacを目標燃圧Ptgにするための制御量であり、本実施形態では、例えば噴射分吐出量Qffに基づき設定したコイル39の通電開始タイミング[°CA]に対する進角量として表される。
図5に示すように、FB制御量算出マップには、昇圧分吐出量Qfbに対応付けてFB制御量Ifbがマップ値として登録されており、都度の昇圧分吐出量Qfbに基づいてFB制御量Ifbが算出される。なお、ポンプ吐出特性により、昇圧分吐出量QfbとFB制御量Ifbとの関係はほぼ線形(比例)になっている。
最終制御量算出部M4では、FF制御量算出部M1で算出したFF制御量Iffと、FB制御量算出部M3で算出したFB制御量Ifbとに基づいて、最終制御量Ifiが算出される。ここでは、コイル39の通電信号が生成される。
図6は、本システムの燃圧制御についての具体的態様を示すタイムチャートである。図中、(a)はデリバリパイプ26内の燃料圧力の推移を示し、(b)は比例項(P項)の推移を示し、(c)は積分項(I項)の推移を示す。なお、(a)において、実線は実燃圧Pacの推移を示し、二点鎖線は目標燃圧Ptgの推移を示し、一点鎖線はマイコン51の演算タイミングごとの目標値の推移を示す。
図6において、タイミングt11よりも前では、デリバリパイプ26内の燃圧変化が定常状態に保持されている。この場合、実燃圧Pacが目標燃圧Ptgに一致しているため、フィードフォワード項によりポンプ吐出量が制御される。すなわち、燃料噴射タイミングta1で、噴射した燃料量に相当する燃圧低下ΔPd1が生じた場合、高圧ポンプ25の吐出タイミングtb1では、燃料噴射による燃圧低下ΔPd1を回復させるべく、フィードフォワード項によりポンプ吐出量が制御される。これにより、タイミングtb1では、噴射分吐出量Qffの燃料が高圧ポンプ25から吐出される。その結果、燃圧がΔPff(=ΔPd1)だけ上昇し、実燃圧Pacが目標燃圧Ptgで保持される。
この燃圧変化の定常状態において、タイミングt11で目標燃圧PtgがP1からP2に上昇すると、実燃圧Pacと目標燃圧Ptgとが一致しないため、フィードフォワード項に加えフィードバック項によりポンプ吐出量が制御される。すなわち、燃圧変化の過渡状態において、燃料噴射タイミングta2で燃圧低下ΔPd2が生じた場合、高圧ポンプ25の吐出タイミングtb2では、その燃圧低下ΔPd2を回復させるべく、フィードフォワード項分の噴射分吐出量Qffと、フィードバック項分の昇圧分吐出量Qfbとの合計量が高圧ポンプ25から吐出される。その結果、燃圧がΔPff(=ΔPd2)とΔPfbとの合計量だけ上昇し、これにより実燃圧Pacが徐々に目標燃圧Ptgに近付いていく。
ところで、実燃圧Pacに基づきマイコン51が燃料噴射量(噴射時間)を算出する算出タイミング(噴射開始タイミングをセットする噴射セット時)と、その算出値に基づいて実際に燃料噴射を開始する噴射タイミングとには時間のずれが生じる。具体的には、直噴式のエンジン10では、例えば吸気行程初期において噴射時間を算出し(噴射時間をセットし)、その後、吸気行程期間内又は圧縮上死点付近にて燃料噴射を開始しており、噴射セットから噴射開始までには噴射待ち時間が存在する。
より詳細には、図6を用いて説明すると、タイミングta2で噴射される燃料量は、それ以前のタイミングt12でエンジン運転状態に基づき算出された基本噴射量(詳しくは基本噴射量に対して各種補正を行った後の燃料噴射量)に対して実燃圧Pac(図6ではP1)による燃圧補正が行われることで算出される。ところが、本システムでは、エンジン10の燃料噴射周期と高圧ポンプ25の燃料吐出周期とが同一であり(4気筒エンジンでは180°CA周期)、このt12〜ta2間において、別気筒での燃料噴射及び高圧ポンプ25の燃料吐出がそれぞれ1回ずつ実施される。そのため、噴射タイミングta2では、その別気筒での燃料噴射及び高圧ポンプ25の燃料吐出により、実燃圧PacがP1よりも高くなっていることが考えられる。かかる場合、燃料噴射量が過多となり、その結果、燃焼制御を適正に実施できないことが考えられる。
そこで、本実施形態では、燃圧フィードバック制御量に基づいて噴射タイミングにおけるデリバリパイプ26内の燃圧を推定し、その推定燃圧に基づいて燃料噴射弁23を制御している。より具体的には、フィードバック制御による昇圧分吐出量Qfbと噴射セット時における実燃圧Pacとから噴射タイミングでの推定燃圧を算出し、その推定燃圧に基づいて、都度のエンジン運転状態に基づき算出した燃料噴射量(噴射時間)に対して燃圧補正を実施することとしている。
また特に、本実施形態では、フィードバック制御における比例項(P項)に基づいて推定燃圧を算出している。フィードバック制御のP項に対応する量が、次回のポンプ吐出による燃料吐出量であるとみなすことができ、その燃料吐出によりデリバリパイプ26内が昇圧されると推定できるからである。
図7は、本システムの燃料噴射制御を説明するためのECU50の制御機能を示す機能ブロック図である。図7において、噴射量算出部M5では、クランク角度センサ28で検出されるエンジン回転速度NEとエンジン負荷(例えばエアフロメータ12で検出される吸入空気量)とをパラメータとして基本噴射量が算出されるとともに、その基本噴射量に対して始動時増量補正や暖気増量補正などの各種補正が実施されることで燃料噴射量qが算出される。
昇圧量推定部M6では、図5に示すFB制御量算出マップを用いることにより、FB制御量算出部M3(図3参照)で算出されたポンプ吐出量における比例項分Qfpをパラメータとして、FB制御量Ifbにおける比例項分Ipが算出されるとともに、その算出された比例項Ipをパラメータとして、下記式(1)により、今現在から噴射開始時までの推定昇圧量ΔPが算出される。なお、ここで用いるポンプ吐出量の比例項分Qfpは、次回の噴射開始時までに実施されるポンプ吐出量に基づくものである。
ΔP=Ip・α/V・kv …(1)
なお、式(1)中、αはFB制御量算出マップにおける昇圧分吐出量QfbとFB制御量Ifbとの関係を表す係数、Vは高圧系体積(例えば高圧燃料配管と高圧ポンプ25のデッドボリュームとの和)、kvは体積弾性係数を示す。αについて本実施形態では、FB制御量算出マップにおける比例係数(傾き)であり固定値である。ただし、昇圧分吐出量QfbとFB制御量Ifbとの関係が線形でない構成では係数αを可変としてもよい。
燃圧推定部M7では、下記式(2)に示すように、燃圧センサ29で検出された実燃圧Pacに、昇圧量推定部M6で算出された推定昇圧量ΔPを加算することにより推定燃圧Pesが算出される。
Pes=Pac+ΔP …(2)
燃圧補正係数設定部M8では、燃圧推定部M7からの推定燃圧Pes及び実燃圧Pacをパラメータにして、下記式(3)により燃圧補正係数kpが算出される。なお、式(3)中、Pbsは基準圧力である。
kp=(Pbs/Pes)1/2 …(3)
噴射時間変換部M9では、下記式(4)により、噴射量算出部M5で算出された燃料噴射量qが、燃圧補正係数設定部M8からの燃圧補正係数kpにより補正されるとともに噴射時間に変換され、最終的な噴射時間TAUが算出される。なお、式(4)中、koは噴射量を噴射時間に変換する変換係数であり、TVは無効噴射時間である。
TAU=q・ko・kp+TV …(4)
次に、上記噴射時間TAUの算出処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。この処理は、ECU50のマイコン51により所定周期毎に実行される。
図8において、まずステップS11では、噴射時間TAUの算出タイミング(噴射セットタイミング)か否かを判定し、噴射時間TAUの算出タイミングであることを条件にステップS12へ進む。ステップS12では、エンジン回転速度NEやエンジン負荷などのエンジン10の運転パラメータを読み込み、ステップS13において、その読み込んだエンジン運転パラメータに基づいて燃料噴射量qを算出する。
ステップS14では、燃圧フィードバック制御量における比例項(ここでは昇圧分吐出量Qfbにおける比例項Qfp)を読み込み、その読み込んだ比例項Qfpに基づいて、噴射セット時から噴射開始時までの推定昇圧量ΔPを算出する。ステップS15では、燃圧センサ29で検出した実燃圧Pacを読み込み、その実燃圧Pacに推定昇圧量ΔPを加算することで推定燃圧Pesを算出する。
ステップS16では、推定燃圧Pesに基づいて燃圧補正係数kpを設定し、ステップS17において、その燃圧補正係数kpを用いて上記式(4)により噴射時間TAUを算出する。そして本ルーチンを終了する。
以上詳述した実施形態によれば以下の優れた効果が得られる。
高圧ポンプ25の吐出タイミングを挟んでその吐出タイミングよりも前に燃料噴射弁23による燃料噴射量が算出され、吐出タイミングよりも後に燃料噴射弁23による燃料噴射を実施するとき、燃圧フィードバック制御量に基づいて噴射タイミングにおけるデリバリパイプ26内の燃圧を推定し、その推定燃圧に基づいて燃料噴射弁23を制御する構成としたため、燃料噴射量の算出後、実際の噴射開始時までにポンプ吐出によって燃料噴射弁23に供給される燃料の圧力が変化した場合であっても、その燃圧変化を考慮して燃料噴射弁23の燃料量を制御することができる。これにより、燃料噴射制御を適正に実施することができる。
特に、高圧ポンプ25の吐出量制御を、フィードフォワード制御及びフィードバック制御により実施しており、具体的には、燃料噴射弁23の燃料噴射量に基づき算出されるフィードフォワード制御量と、燃圧センサ29の出力値に基づき算出されるフィードバック制御量とにより高圧ポンプ25の吐出量を制御する構成であるため、都度の燃料噴射による燃圧低下がフィードフォワード制御量により解消される。したがって、フィードバック制御量に基づき噴射タイミングでの燃圧を推定する際に、その燃圧の推定を正確に実施することができる。また、噴射タイミングでの燃圧を、燃圧センサの出力値(実燃圧)とフィードバック制御量とに基づいて容易に推定することができる。
また、フィードバック制御量のうち比例制御量に基づいて燃圧を推定する構成としたため、比例制御量以外のパラメータを考慮する場合に比べて燃圧推定を容易に行うことができる。
燃料ポンプとして高圧ポンプ25を備える燃料供給システムを本発明に適用したため、燃圧変動に起因する燃料噴射制御の精度の低下を好適に抑制することができる。すなわち、高圧ポンプ25を備える燃料供給システムでは、高圧ポンプ25と燃料噴射弁23との間に蓄圧室としてのデリバリパイプ26が設けられている。同システムでは、蓄圧室に高圧ポンプ25からの高圧燃料が一旦保管されるため、燃料噴射及びポンプ吐出が実施されていない状況において、燃料噴射弁23に供給される燃料の圧力が略一定に保持されやすく、また逆に燃料噴射及びポンプ吐出によって燃圧変動が生じやすいことが考えられる。加えて、高圧ポンプ25において電磁弁37の閉弁期間にポンプ吐出が行われることにより、そのポンプ吐出による燃圧上昇が所定の回転角度周期で実施される結果、燃圧変動が生じやすいことが考えられる。したがって、本システムを本発明に適用することで、燃料噴射弁に供給される燃圧の変動を考慮することにより燃料噴射制御を適正に実施できるといった効果を好適に得ることができる。
(他の実施形態)
本発明は、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施されてもよい。
本発明は、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施されてもよい。
・噴射開始時における推定燃圧Pesを算出する際、燃圧フィードバック制御における比例項に基づき算出する構成に代えて、比例項と積分項とに基づいて算出する構成とする。積分項に基づく燃圧上昇分も考慮して噴射開始時における燃圧を推定することにより、推定燃圧をより正確な値にすることができる。具体的には、昇圧量推定部M6において、FB制御量算出部M3で算出されたFB制御量Ifb(=Ip+ΔIi)をパラメータとして、下記式(5)により、噴射量算出時から噴射開始時までの推定昇圧量ΔPを算出する。そして、燃圧推定部M7において、燃圧センサ29で検出された実燃圧Pacに、昇圧量推定部M6で算出された推定昇圧量ΔPを加算することにより推定燃圧Pesを算出する。
ΔP=Ifb・α/V・kv …(5)
・燃料噴射弁23に供給される燃料の圧力を高圧ポンプ25の吐出量制御により可変にする構成について説明したが、燃料噴射弁23に供給される燃料を低圧ポンプ(フィードポンプ)の吐出量制御により可変にする構成を本発明に適用する。つまり、内燃機関として直噴式のエンジンを用いたが、吸気ポートに燃料を噴射するポート式のエンジンを用いる構成とする。ポート式のエンジンでは、燃料タンク内の燃料が低圧ポンプ(フィードポンプ)により汲み上げられ、その汲み上げられた燃料が高圧ポンプ25や蓄圧室を介さずに燃料噴射弁23に供給される。このとき、燃料としてアルコール含有燃料を用いる場合、アルコール濃度が所定範囲(例えば5〜20%の範囲)であると、ガソリン単独の場合よりも燃料の揮発性が高くなる。そのため、このようなアルコール含有燃料を用いる場合には、燃料噴射弁23へ供給する燃料の圧力を高くするのが望ましく、低圧ポンプにて燃料噴射弁23に供給する燃料の圧力を可変にすることがある。この構成において、燃圧フィードバック制御量に基づいて噴射開始時の燃圧を推定し、その推定燃圧に基づいて燃料噴射弁23の噴射時間を算出することにより、噴射開始時の燃圧に即した燃料噴射を実施することができる。
・目標燃圧の増加に伴う燃圧上昇期間であることを判定し、同燃圧上昇期間であると判定された場合に噴射タイミングでの燃圧を推定する。燃料噴射量の算出タイミングとその算出した燃料量の噴射タイミングとの間で燃圧上昇が生じるのは、例えばエンジン運転状態の変更により目標燃圧が増加し、その増加より実燃圧を上昇変化させるときと考えられるからである。
・上記実施形態では、内燃機関としてガソリンエンジンを用いる構成としたが、ディーゼルエンジンを用いる構成としてもよい。つまり、本発明を、ディーゼルエンジンのコモンレール式燃料供給システムの制御装置にて具体化してもよい。
10…エンジン、23…燃料噴射弁、25…高圧ポンプ、26…デリバリパイプ、29…燃圧センサ、37…電磁弁、50…ECU、51…マイコン。
Claims (4)
- 燃料を加圧して吐出する燃料ポンプと、該燃料ポンプから吐出された燃料を噴射する燃料噴射弁と、前記燃料ポンプから吐出され前記燃料噴射弁に供給される燃料の圧力である燃圧を検出する燃圧センサとを備える内燃機関の燃料供給システムに適用され、
前記内燃機関の運転状態に基づいて燃料噴射量を算出し、その後所定の噴射タイミングで前記燃料噴射弁による燃料噴射を実施する燃料供給システムの制御装置において、
前記燃圧センサにより検出された実燃圧と目標燃圧との偏差に基づく燃圧フィードバック制御を実施する燃圧制御手段と、
前記燃圧フィードバック制御におけるフィードバック制御量に基づいて前記噴射タイミングでの前記燃圧を推定する燃圧推定手段と、
前記燃圧推定手段により推定した推定燃圧に基づいて前記燃料噴射弁を制御する噴射制御手段と、
を備えることを特徴とする燃料供給システムの制御装置。 - 前記燃圧制御手段は、前記燃圧フィードバック制御として比例制御を実施し、
前記燃圧推定手段は、前記比例制御における比例制御量に基づいて前記噴射タイミングにおける前記燃圧を推定する請求項1に記載の燃料供給システムの制御装置。 - 前記燃圧制御手段は、前記燃料噴射弁の燃料噴射量に基づいて算出したフィードフォワード制御量と、前記偏差に基づいて算出したフィードバック制御量とにより前記燃圧を制御し、
前記燃圧推定手段は、前記燃圧センサの出力値と前記フィードバック制御量とに基づいて前記噴射タイミングにおける前記燃圧を推定する請求項1又は2に記載の燃料供給システムの制御装置。 - 前記目標燃圧の増加に伴う燃圧上昇期間であることを判定する圧力上昇判定手段を備え、
前記燃圧推定手段は、前記圧力上昇判定手段により前記燃圧上昇期間であると判定された場合に前記噴射タイミングにおける燃圧を推定する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の燃料供給システムの制御装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014202176A (ja) * | 2013-04-09 | 2014-10-27 | 株式会社デンソー | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
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- 2010-01-06 JP JP2010000945A patent/JP2011140891A/ja active Pending
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