JP2011140774A - 透明遮音板 - Google Patents

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Katsuhiko Iwasaki
克彦 岩崎
Tetsuhiro Shikiyama
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Abstract

【課題】耐候性や強い衝撃を受けて破損した際にも破片が飛散し難い耐衝撃性に加え、透明性や視認性にも優れる透明遮音板を提供することである。
【解決手段】アクリル樹脂層(A)と、軟質エポキシ樹脂層と、アクリル樹脂層(B)とを有し、前記アクリル樹脂層(A)と、軟質エポキシ樹脂層と、アクリル樹脂層(B)とがこの順で積層されている透明遮音板である。前記アクリル樹脂層(A),(B)の少なくとも1層にリン酸エステルが含有されているのが好ましい。前記リン酸エステルがハロゲン化リン酸エステルであるのが好ましい。
【選択図】なし

Description

本発明は、例えば高速道路や幹線道路等に設置される透明な遮音板に関する。
高速道路や幹線道路等に設置される遮音板には、通常、ポリカーボネート樹脂板が使用されている。近時、前記遮音板には、長期間屋外で使用しても劣化し難い耐候性や、強い衝撃を受けて破損した際に破片が飛散し難い耐衝撃性に加え、透明性や視認性も要求されている。
しかしながら、前記ポリカーボネート樹脂板からなる遮音板は、耐候性の点が十分ではなく、また、その表面が傷つき易いことから、視認性の点でも十分ではなかった。
一方、特許文献1には、遮音板として透明樹脂板内に単繊維プラスティックフィラメントを埋設した樹脂板が記載されている。
しかしながら、前記樹脂板からなる遮音板は、単繊維プラスティックフィラメントが埋設されているため、透明性や視認性の点で十分ではなかった。
特表2002−526802号公報
本発明の課題は、耐候性や強い衝撃を受けて破損した際にも破片が飛散し難い耐衝撃性に加え、透明性や視認性にも優れる透明遮音板を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、以下の構成からなる解決手段を見出し、本発明を完成するに至った。
(1)アクリル樹脂層(A)と、軟質エポキシ樹脂層と、アクリル樹脂層(B)とを有し、前記アクリル樹脂層(A)と、軟質エポキシ樹脂層と、アクリル樹脂層(B)とがこの順で積層されていることを特徴とする透明遮音板。
(2)前記アクリル樹脂層(A),(B)の少なくとも1層にリン酸エステルが含有されている前記(1)記載の透明遮音板。
(3)前記リン酸エステルがハロゲン化リン酸エステルである前記(2)記載の透明遮音板。
(4)前記リン酸エステルは、該リン酸エステルを含有するアクリル樹脂層の総量に対し、0.1〜30重量%の割合で含有されている前記(2)または(3)記載の透明遮音板。
(5)前記アクリル樹脂層(A),(B)の各々の厚さが1〜100mmである前記(1)〜(4)のいずれかに記載の透明遮音板。
(6)前記軟質エポキシ樹脂層は、少なくとも2個のエポキシ基を有するエポキシ化合物と、少なくとも2個のアミノ基を有する硬化剤とを含有する重合性混合物が重合してなるものである前記(1)〜(5)のいずれかに記載の透明遮音板。
(7)前記重合性混合物は、さらに非反応性希釈剤と、反応性希釈剤とを含有する前記(6)記載の透明遮音板。
本発明の透明遮音板は、耐候性や強い衝撃を受けた際にも破片が飛散し難い耐衝撃性に加え、透明性や視認性にも優れるという効果がある。
本発明の透明遮音板は、アクリル樹脂層(A)と、軟質エポキシ樹脂層と、アクリル樹脂層(B)とを有し、前記アクリル樹脂層(A)と、軟質エポキシ樹脂層と、アクリル樹脂層(B)とがこの順で積層されているものである。この透明遮音板は、アクリル樹脂層(A)、軟質エポキシ樹脂層、およびアクリル樹脂層(B)から構成されるものであってもよいし、アクリル樹脂層(A)および/またはアクリル樹脂層(B)の外側に、前記と同様の軟質エポキシ樹脂層を介して、前記と同様のアクリル樹脂層を積層してもよい。後者の例としては、アクリル樹脂層(A)/軟質エポキシ樹脂層/アクリル樹脂層(B)/軟質エポキシ樹脂層/アクリル樹脂層からなる5層構造、アクリル樹脂層/軟質エポキシ樹脂層/アクリル樹脂層(A)/軟質エポキシ樹脂層/アクリル樹脂層(B)からなる5層構造、アクリル樹脂層/軟質エポキシ樹脂層/アクリル樹脂層(A)/軟質エポキシ樹脂層/アクリル樹脂層(B)/軟質エポキシ樹脂層/アクリル樹脂層からなる7層構造等が挙げられる。
前記アクリル樹脂層(A),(B)の組成は、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよい。該アクリル樹脂層(A),(B)を構成するアクリル樹脂としては、耐候性、透明性および視認性に優れるメタクリル酸系樹脂が好ましく、メタクリル酸メチル系樹脂が特に好ましい。該メタクリル酸メチル系樹脂を構成する単量体としては、メタクリル酸メチル単量体(以下、「単量体」と言うことがある。)、またはメタクリル酸メチル単量体と共重合可能な他の単量体との単量体混合物(以下、「単量体混合物」と言うことがある。)等が挙げられる。前記メタクリル酸メチル系樹脂は、メタクリル酸メチルを主体とする重合体であり、メタクリル酸メチルの単独重合体であってもよいし、メタクリル酸メチル50質量%以上とこれ以外の単量体50質量%以下との共重合体であってもよい。共重合体である場合には、メタクリル酸メチルの割合は、好ましくは70質量%以上であり、より好ましくは90質量%以上である。
メタクリル酸メチル単量体と共重合可能な前記他の単量体としては、例えばメタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸オクチル等の炭素数2〜8のアルキル基を有するメタクリル酸アルキル;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸オクチル等の炭素数1〜8のアルキル基を有するアクリル酸アルキル;メタクリル酸、アクリル酸、メタクリルアミド、アクリルアミド、スチレン、アクリル酸グリシジル、アクリル酸ジシクロペンタニル、メタクリル酸ジシクロペンタニル、アクリル酸アダマンチル、メタクリル酸アダマンチル、N−t−ブチルマレイミド、N−ラウリルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド、N−フェニルマレイミド、N−o−クロロフェニルマレイミド、N−ジメチルフェニルマレイミド、α−メチルスチレン、またはこれらの混合物等が挙げられる。
上記で例示した単量体または単量体混合物は、例えば公知の乳化重合法、懸濁重合法、塊状重合法、注型重合法(キャスト重合法)等の方法により重合させることができる。
前記キャスト重合法としては、2枚のガラス板の周辺を、ポリ塩化ビニル等からなるガスケットでシールしてなるガラスセル、またはステンレススチール等の金属製の2枚のエンドレスベルトをガスケットでシールしてなる連続スチールセル等を用い、前記セルに前記単量体または単量体混合物、あるいはその部分重合体からなるシロップを注入して重合を行う周知の方法が採用可能である。前記部分重合体における重合体含有率としては、1〜10重量%程度が適当である。前記重合は、5〜20時間かけて10〜150℃まで昇温し、該温度で30分〜5時間程度加熱することにより行うのが好ましい。
重合反応の際には、重合開始剤を用いるのが好ましい。該重合開始剤としては、例えばラウロイルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド等の有機過酸化物;2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス(2,4ジメチルバレロニトリル)、2,2’−アゾビス(2,4ジメチル−4−メトキシバレロニトリル)等のアゾ系化合物;有機過酸化物とアミン類とを組み合わせたレドックス系の重合開始剤等が挙げられる。重合開始剤の添加量は、前記単量体または単量体混合物100重量部に対して、通常、0.01〜1重量部、好ましくは0.01〜0.5重量部である。
メタクリル酸メチル系樹脂の重合反応の際には、その製造時に一般に用いられる各種の添加剤を添加してもよく、該添加剤としては、例えば紫外線吸収剤、酸化防止剤、可塑剤、連鎖移動剤、着色剤、耐衝撃性付与のためのゴム状重合体、難燃性付与のための難燃剤、および架橋剤等が挙げられる。
前記紫外線吸収剤としては、例えばチバガイギ社製の「チヌビンP」、住化ケムテックス社製の「スミソーブ340」等のベンゾトリアゾール系;シプロ化成社製の「シーソーブ101S」、住化ケムテックス社製の「スミソーブ110」等のベンゾフェノン系化合物;チバガイギ社製の「チヌビン770」、三共社製の「サノールLS2626」等のヒンダートアミン系化合物等が挙げられる。紫外線吸収剤は、重合体の耐候性向上、重合時の空気による重合阻害防止等のために添加され、その添加量は、通常、前記単量体または単量体混合物の総量に対し、1重量%以下、好ましくは0.01〜0.2重量%である。
前記酸化防止剤としては、例えばいずれも住化ケムテックス社製の「スミライザーBP101」、「スミライザーGM」等のフェノール系化合物;いずれもアデカ社製の「マークPEP−8」、「マークPEP−24」等のリン系化合物等が挙げられる。
前記可塑剤としては、例えばジブチルフタレート、ジオクチルフタレート等の芳香族カルボン酸;ジオクチルアジペート、アセチルトリブチルシトレート等の脂肪族多塩基酸エステル等が挙げられる。
前記連鎖移動剤としては、例えばメチルメルカプタン、n−ブチルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタン等の直鎖または分岐したアルキルメルカプタン化合物等が挙げられる。
前記着色剤としては、例えばいずれも住化ケムテックス社製の「スミプラストGreenG」、「スミプラストBlueOR」等のアントラキノン系染料;住化ケムテックス社製の「スミプラストOrangeHRP」等のペリノン系染料等が挙げられる。
前記ゴム状重合体としては、通常、メタクリル酸メチル系樹脂のゴム状重合体以外の部分と屈折率が略同等のものが用いられ、アクリルゴム粒子が特に好適である。該アクリルゴム粒子は、アクリル酸エステルを主体とする弾性重合体からなる層(弾性重合体層)を有するものであり、弾性重合体のみからなる単層の粒子であってもよいし、弾性重合体層と硬質重合体からなる層(硬質重合体層)とによって構成される多層構造の粒子であってもよく、1種または2種以上を混合して用いてもよい。
前記アクリルゴム粒子が多層構造を有する場合には、その層構成としては、例えば内層(弾性重合体層)/外層(硬質重合体層)からなる2層構造、内層(硬質重合体層)/外層(弾性重合体層)からなる2層構造、内層(硬質重合体層)/中間層(弾性重合体層)/外層(硬質重合体層)からなる3層構造、内層(弾性重合体層)/中間層(硬質重合体層)/外層(弾性重合体層)からなる3層構造、内層(弾性重合体層)/内層側中間層(硬質重合体層)/外層側中間層(弾性重合体層)/外層(硬質重合体層)からなる4層構造等が挙げられる。また、これら層構造のうち最も外側が硬質重合体層である構造において、さらにその外側が異なる組成の硬質重合体層で覆われた構造、具体的には、例えば内層(弾性重合体層)/中間層(硬質重合体層)/外層(硬質重合体層)からなる3層構造、内層(硬質重合体層)/内層側中間層(弾性重合体層)/外層側中間層(硬質重合体層)/外層(硬質重合体層)からなる4層構造等であってもよい。
前記アクリルゴム粒子における弾性重合体部は、少なくとも弾性重合体を含む部分であり、アクリルゴム粒子が弾性重合体のみからなる単層の粒子である場合には、当該アクリルゴム粒子の全てを意味し、アクリルゴム粒子が多層構造を有する粒子である場合には、アクリルゴム粒子を構成する層のうち最も外側にある弾性重合体層と該弾性重合体層に覆われる内部とを意味する。
前記アクリルゴム粒子を構成する弾性重合体層は、アクリル酸アルキルと多官能単量体とを含み、必要に応じてメタクリル酸アルキルや他の単官能単量体をも含む単量体成分を重合させてなる弾性重合体で形成されることが好ましい。
前記弾性重合体層を形成する際に用いられるアクリル酸アルキルとしては、通常、アルキル基の炭素数が1〜8、好ましくは1〜4であり、例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル等が挙げられ、これらは1種または2種以上を混合して用いてもよい。
前記弾性重合体層を形成する際に用いられる多官能単量体としては、例えばエチレングリコールジメタクリレート、ブタンジオールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート等の多価アルコールのポリ不飽和カルボン酸エステル;アクリル酸アリル、メタクリル酸アリル、ケイ皮酸アリル等の不飽和カルボン酸のアルケニルエステル;フタル酸ジアリル、マレイン酸ジアリル、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート等の多塩基酸のポリアルケニルエステル;ジビニルベンゼン等の芳香族ポリアルケニル化合物等が挙げられ、これらは1種または2種以上を混合して用いてもよい。
前記弾性重合体層を形成する際に任意に用いられるメタクリル酸アルキルとしては、通常、アルキル基の炭素数が1〜8、好ましくは1〜4であり、例えばメタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル等が挙げられ、これらは1種または2種以上を混合して用いてもよい。
前記弾性重合体層を形成する際に任意に用いられる他の単官能単量体としては、例えばスチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン等の芳香族アルケニル化合物;アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のアルケニルシアン化合物;アクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸、N−置換マレイミド等が挙げられ、これらは1種または2種以上を混合して用いてもよい。
前記アクリルゴム粒子における弾性重合体層を形成する前記単量体成分の好ましい組成は、例えばアクリル酸アルキル、メタクリル酸アルキル、これら以外の単官能単量体、および多官能単量体の合計を100重量%として、アクリル酸アルキルが50〜99.9重量%、メタクリル酸アルキルが0〜49.9重量%、単官能単量体が0〜49.9重量%、多官能単量体が0.1〜10重量%の割合である。
前記アクリルゴム粒子を構成する硬質重合体層は、通常、メタクリル酸アルキルを含み、必要に応じて、アクリル酸アルキルやこれ以外の単官能単量体および多官能単量体をも含む単量体成分を重合させてなる硬質重合体で形成されることが好ましい。
前記硬質重合体層を形成する際に用いられるメタクリル酸アルキル、アクリル酸アルキル、単官能単量体および多官能単量体としては、前記弾性重合体層を構成するメタクリル酸アルキル、アクリル酸アルキル、単官能単量体および多官能単量体として前述したものと同様のものが挙げられる。
前記アクリルゴム粒子における硬質重合体層を形成する前記単量体成分の好ましい組成は、例えば当該硬質重合体層が弾性重合体部の外側に存在する場合には、メタクリル酸アルキル、アクリル酸アルキル、これら以外の単官能単量体、および多官能単量体の合計を100重量%として、メタクリル酸アルキルが50〜100重量%、アクリル酸アルキルが0〜50重量%、単官能単量体が0〜50重量%、多官能単量体が0〜10重量%であり、当該硬質重合体層が弾性重合体部の内側に存在する場合(すなわち、弾性重合体部が当該硬質重合体層を含有する場合)には、メタクリル酸アルキル、アクリル酸アルキル、これら以外の単官能単量体、および多官能単量体の合計を100重量%として、メタクリル酸アルキルが70〜100重量%、アクリル酸アルキルが0〜30重量%、単官能単量体が0〜30重量%、多官能単量体が0〜10重量%の割合である。
前記アクリルゴム粒子を構成する弾性重合体層と硬質重合体層との重量割合は、特に制限されないが、例えば隣り合って存在する弾性重合体層と硬質重合体層との割合は、弾性重合体100重量部に対して、硬質重合体が通常10〜400重量部、好ましくは20〜200重量部であるのがよい。
前記アクリルゴム粒子における弾性重合体部の平均粒子径は、40〜800nmであることが好ましい。アクリルゴム粒子は、例えば公知の乳化重合法によりラテックス中に合成することができ、その後、適当な回収操作を行なうことにより粉体として単離する方法で得ることができる。
アクリルゴム粒子等のゴム状重合体を含有する場合、その含有割合は、該ゴム状重合体を含有するアクリル樹脂層100重量部に対し、0.1〜60重量部、好ましくは5〜25重量部であるのがよい。
前記難燃剤としては、合成樹脂用として公知のもののうち、アクリル樹脂層(A),(B)の透明性を阻害し難いものが適用できる。該難燃剤としては、例えばリン酸エステルが挙げられ、該リン酸エステルをアクリル樹脂層(A),(B)の少なくとも1層に含有するのが好ましい。リン酸エステルは、アクリル樹脂層(A),(B)との相溶性に優れるので、アクリル樹脂層(A),(B)の透明性を維持しつつ、難燃性を付与することができる。また、難燃剤の組成によっては、アクリル樹脂層(A),(B)が軟化するおそれがあるが、リン酸エステルを採用すれば、アクリル樹脂層(A),(B)が軟化するのを抑制することができる。
前記リン酸エステルとしては、例えばトリメチルホスフェート、トリエチルホスフェート、トリブチルホスフェート、トリオクチルホスフェート、トリブトキシエチルホスフェート、トリフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェート、オクチルジフェニルホスフェート、芳香族ポリホスフェート、ハロゲン化リン酸エステル等が挙げられ、これらは1種または2種以上を混合して用いてもよい。
例示した前記リン酸エステルのうち、ハロゲン化リン酸エステルが好適であり、該ハロゲン化リン酸エステルとしては、例えばトリス(クロロエチル)ホスフェート、トリス(クロロプロピル)ホスフェート、トリス(ジクロロプロピル)ホスフェート、トリス(ジブロモプロピル)ホスフェート、ビス(2,3−ジブロモプロピル)−2,3−ジクロロプロピルホスフェート、ビス(クロロプロピル)オクチルホスフェート等のハロゲン原子を含有するリン酸エステルや、ハロゲン化アルキルポリホスフェート、ハロゲン化アルキルポリホスフォネート等のハロゲン原子を含有するポリリン酸エステル(含ハロゲン縮合リン酸エステル)等が挙げられる。前記ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。特に、塩素をハロゲン原子とする塩素化アルキルポリホスフェートが好適である。これらハロゲン化リン酸エステルとしては、市販のものを用いることができ、例えばいずれも大八化学工業社製の「TMCPP」、「CRP」、「CR−504L」、「CR−570」、「DAIGUARD−540」等が挙げられる。
前記リン酸エステルは、該リン酸エステルを含有するアクリル樹脂層の総量に対し、0.1〜30重量%、好ましくは10〜20重量%の割合で含有されているのがよい。リン酸エステルの含有量があまり少ないと、十分な難燃性が得られ難くなるので好ましくない。また、リン酸エステルの含有量があまり多いと、耐熱性が低下するので好ましくない。
なお、リン酸エステル以外の難燃剤としては、例えばメタクリル酸メチルと共重合可能な難燃性モノマー等が挙げられ、該難燃性モノマーとしては、例えばハロゲン化フェニルモノ(メタ)アクリレート、ハロゲン化スチレン等が挙げられ、これらは単独または併用して使用することもできる。
前記架橋剤としては、分子中に複数個の重合性不飽和結合を含むものが用いられ、例えばエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸アリル、ジビニルベンゼン等が挙げられる。前記架橋剤は、難燃性、表面硬度および耐溶剤性を向上させる目的で添加され、その添加量としては、前記単量体または単量体混合物100重量部に対して、20重量部以下であるのが好ましい。
架橋剤による架橋の程度は、例えばクロロホルムに対する膨潤度で表わすことができる。該膨潤度とは、試料をクロロホルムに所定時間浸漬し、吸収したクロロホルム量と浸漬前の試料との体積比を意味する。膨潤度としては、2〜8程度が適当である。
アクリル樹脂層(A),(B)は、例えばメタクリル酸メチル系樹脂と前記した添加剤とを押出機等により溶融、混合するか、またはメタクリル酸メチル系樹脂を構成する単量体と前記した添加剤とを混合した後、前記公知のキャスト重合法により重合する等の方法により製造することができる。重合の際には、前記重合開始剤、各種添加物等を添加してもよい。
アクリル樹脂層(A),(B)の各々の厚さは、通常、1〜100mmであり、好ましくは2〜30mm、より好ましくは4〜15mm、さらに好ましくは5〜13mmである。アクリル樹脂層(A),(B)の厚さは、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよい。また、厚さの大きいアクリル樹脂層(A),(B)は、複数のアクリル樹脂層を積層することによって構成してもよい。
アクリル樹脂層(A),(B)は、熱成型加工することにより所望の形状に加工したり、熱プレスして表面に模様を形成したりして使用することも可能である。また、その表面には、必要に応じて、例えばハードコート、撥水加工、親水加工、光触媒加工等の表面加工を施してもよく、さらに鳥衝突防止用の表示等を設けてもよい。
一方、前記軟質エポキシ樹脂層は、少なくとも2個のエポキシ基を有するエポキシ化合物と、少なくとも2個のアミノ基を有する硬化剤とを含有する重合性混合物が重合してなるものが好ましく、前記エポキシ化合物と、前記硬化剤と、非反応性希釈剤と、反応性希釈剤とを含有する重合性混合物を重合してなるものがより好ましい。
少なくとも2個のエポキシ基を有する前記エポキシ化合物としては、例えばビスフェノールA型、ビスフェノールF型、ポリフェノール系、シリコン変性型等のエポキシ化合物;エピクロルヒドリンとポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、エチレンオキシド−プロピレンオキシドのブロック状コポリマーのα,ω−グリコール等との反応により得られるエポキシ樹脂;またはこれらの混合物等が挙げられる。
少なくとも2個のアミノ基を有する前記硬化剤としては、例えばポリメチレンジアミン、ポリエーテルジアミン、ポリオキシプロピレンジアミン等の脂肪族ジアミン;ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、1,2−置換ジアミン、置換ポリアミン、ジメチルアミノプロピルアミン、アミノエチルエタノールアミン、メチルイミノプロピルアミン等の直鎖または分岐した脂肪族ポリアミン;メンタンジアミン、1,3−ジアミノシクロヘキサン等の脂肪族ポリアミン等が挙げられ、これらは1種または2種以上を混合して用いてもよい。
前記非反応性希釈剤は、重合前に粘度を低下させ、得られる重合体に可撓性を付与する目的で添加されるものであり、例えばキシレン、グリコール等の高沸点溶剤;フタル酸エステル等の可塑剤等が挙げられ、これらは1種または2種以上を混合して用いてもよい。
前記反応性希釈剤としては、例えばスチレンオキサイド、オクチレンオキサイド等のモノエポキシ化合物;ジグリシジルエーテル、ブタンジオールグリシジルエーテル等のポリエポキシ化合物等が挙げられ、これらは1種または2種以上を混合して用いてもよい。
前記重合性混合物は、該重合性混合物の総量に対し、前記エポキシ化合物を30〜80重量%、前記硬化剤を20〜50重量%、前記非反応性希釈剤を0〜25重量%、および前記反応性希釈剤を0〜25重量%の割合で含有するのが好ましい。
また、重合硬化速度を促進させる目的で硬化促進剤を前記重合性混合物に添加してもよい。該硬化促進剤としては、例えばフェノール、クロルフェノール、ビスフェノールA、レゾルシノール、フェノール樹脂、サリチル酸、トリフェニルホスファイト等が挙げられ、これらは1種または2種以上を混合して用いてもよい。硬化促進剤は、前記硬化剤100重量部に対し、5〜25重量部の割合で添加するのが好ましい。
さらに、重合反応の際には、各種の添加剤を添加してもよく、該添加剤としては、例えば紫外線吸収剤、酸化防止剤、着色剤等が挙げられる。前記紫外線吸収剤としては、例えばアクリル樹脂層(A),(B)で例示したのと同じベンゾフェノン系化合物、ヒンダートアミン系化合物等が挙げられる。
前記酸化防止剤としては、例えばアクリル樹脂層(A),(B)で例示したのと同じフェノール系化合物やリン系化合物等が挙げられる他、亜リン酸水素2ナトリウム・5水和物、次亜リン酸ナトリウム等の無機系のリン酸塩等が挙げられる。
前記着色剤としては、例えばアクリル樹脂層(A),(B)で例示したのと同じアントラキノン系染料やペリノン系染料等が挙げられる他、フルオレイセン、チオフラビン、エオシン、ローダミン、クマリン、イミダゾール、オキサゾール、トリアゾール、カルバゾール、ピリジン、ナフタル酸、イミダゾロン、ジアミノスチルベンジスルホン酸、およびこれらの誘導体等の蛍光増白染料等が挙げられる。
重合反応は、通常、重合温度20〜150℃で10〜20時間かけて昇温するが、特に、重合温度20〜80℃で10〜15時間かけて昇温するのが好ましい。重合温度があまり低いと硬化不十分となる場合があるので好ましくない。また、重合温度があまり高いと、透明遮音板を後述するするキャスト重合法で製造する場合には、鋳型を構成するアクリル樹脂層(A),(B)が流動するおそれがあるので好ましくない。
軟質エポキシ樹脂層の厚みは、通常、0.1〜4.0mmであり、1.0〜3.0mmであるのが好ましい。前記厚さがあまり薄いと、前記重合性混合物の重合時にムラが発生するおそれがあるので好ましくない。また、前記厚さがあまり大きいと、全体の重量が増大し、材料の使用量が多くなり、実用上問題を生じるおそれがあるので好ましくない。
軟質エポキシ樹脂層は、ガラス転移温度が−50〜30℃の範囲にあることが好ましく、−20〜20℃の範囲にあることがより好ましい。また、軟質エポキシ樹脂層は、引張試験(JIS K 6251)において、5〜150kgf/cm2の範囲で100%モジュラスであることが好ましい。この範囲を外れると、軟質エポキシ樹脂層を有する透明遮音板の耐衝撃性が低下するおそれがあるので好ましくない。前記100%モジュラスとは、ゴム状弾性を有する材料の物性試験において試験片に100%の伸びを与えたときの引張応力を意味する。
本発明の透明遮音板は、アクリル樹脂層(A),(B)を軟質エポキシ樹脂層で接合することにより得るのが好ましい。軟質エポキシ樹脂層による接合は、対向配置したアクリル樹脂層(A),(B)の間に形成された中空部に、前記重合性混合物を注入して重合するキャスト重合法により行うのが好ましい。
キャスト重合に使用される鋳型としては、特に限定されるものではなく、例えばアクリル樹脂層(A),(B)の対向する両方の面の間に軟質シール材を挟むことにより構成される鋳型等が挙げられる。前記軟質シール材としては、例えば軟質塩化ビニル等からなるホースやテープ等が挙げられる。
接合材である軟質エポキシ樹脂層の厚さは、アクリル樹脂層(A),(B)の両方の面の間に挟まれた前記軟質シール材の厚さにより調整することが可能である。なお、本発明の透明遮音板は、アクリル樹脂層(A),(B)を軟質エポキシ樹脂層で接合して得る他、例えば各種の公知の接着剤を用いてアクリル樹脂層(A)と、軟質エポキシ樹脂層と、アクリル樹脂層(B)とをこの順で積層接着して得ることもできる。
本発明の透明遮音板の形状としては、特に限定されるものではなく、平板のみならず、予め任意の曲率半径に熱成形した2枚の対向するアクリル樹脂層(A),(B)の間に、前記重合性混合物を注入して重合するキャスト重合法により製造された曲面板等の種々の形状のものが挙げられる。
また、透明遮音板の両面または片面には、例えば硬度処理、防曇処理等の通常用いられる一般的な処理を施してもよく、また、表面に衝撃を受けた際に、該透明遮音板の飛散を防止する目的で、例えばポリエチレンテレフタレート等のフィルムを貼合する等の処理を施してもよい。また、透明遮音板を構成するアクリル樹脂層(A),(B)と軟質エポキシ樹脂層との接触面にプライマー処理を施すことによっても透明遮音板の飛散を防止することができる。
以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこれらによって限定されるものではない。なお、アクリル樹脂層(A),(B)の膨潤度の測定、軟質エポキシ樹脂層のガラス転移温度の測定および引張試験、透明遮音板の耐衝撃性試験は、以下の条件で行った。
(膨潤度)
アクリル樹脂層(A),(B)からそれぞれ切り出した試験片0.1gを、フラスコに入った100mlのクロロホルム中に浸漬して密栓し、室温(23℃)で3日間放置した。その後、試験片を取り出して重量を測定し、増加した重量に相当するクロロホルムの体積を浸漬前の試験片の体積で割った値を膨潤度として算出した。
(耐衝撃性試験)
先ず、透明遮音板の四辺をH型鋼で固定し、試験台上に立設した。次いで、重さ300kgの鉄球を、前記透明遮音板の中心位置より鉛直方向950mmの高さから、透明遮音板の中心位置へ振り子式に加撃した。このときの透明遮音板の破壊状態と、破片の飛散の有無とを目視にて評価した。
(重合性混合物の調製)
少なくとも2個のエポキシ基を有するエポキシ化合物と、少なくとも2個のアミノ基を有する硬化剤とを含有する重合性混合物を調製した。用いた前記エポキシ化合物および前記硬化剤の組成および添加量は、以下の通りである。
・エポキシ化合物:ビスフェノールF型エポキシ化合物を、重合性混合物の総量に対し、42.5重量%の割合で、およびビスフェノールA型エポキシ化合物を、重合性混合物の総量に対し、7.5重量%の割合で添加した。
・硬化剤:ポリエーテルアミン系硬化剤(ポリオキシプロピレンジアミン)を、重合性混合物の総量に対し、50重量%の割合で添加した。
(アクリル樹脂層(A),(B)の製造)
先ず、重合体含有率3.5重量%のメタクリル酸メチル部分重合体(ポリメタクリル酸メチル3.5重量%とメタクリル酸メチルとの混合物)に、難燃剤、架橋剤および重合開始剤を添加し、部分重合体溶液を調製した。用いた難燃剤、架橋剤および重合開始剤の組成および添加量は、以下の通りである。
・難燃剤:大八化学工業(株)製の塩素化アルキルポリホスフェート「CR−570」を、アクリル樹脂層の総量に対し、12重量%の割合になるようメタクリル酸メチル部分重合体に添加した。
・架橋剤:ネオペンチルグリコールジメタクリレートを、メタクリル酸メチル部分重合体100重量部に対し、0.1重量部の割合で添加した。
・2,2’−アゾビスイソブチロニトリルを、メタクリル酸メチル部分重合体100重量部に対し、0.07重量部の割合で添加した。
次いで、上記で得た部分重合体溶液を、ポリ塩化ビニル製のガスケットで挟んだ2枚のフロートガラス板からなる重合用セルに注入し、20〜110℃まで534分かけて昇温し、110℃で1時間加熱して重合させ、同じ組成からなり、各々の厚さが6mmであるアクリル樹脂層(A),(B)を得た。得られたアクリル樹脂層(A),(B)の膨潤度を前記した条件で測定した結果、5であった。
(透明遮音板の製造)
先ず、上記で得たアクリル樹脂層(A),(B)を、それぞれ1,000mm×2,000mmの形状に成形した後、四方同士を対向させた。次いで、対向する面の全周囲に厚さ3mmのガスケットを挟んで、中空部を形成した。この中空部に、上記で調製した重合性混合物を注入し、17時間、80℃で重合させた後、ガスケット部を切断し、厚さ15mmの透明遮音板を得た。
得られた透明遮音板について、耐衝撃性を前記した方法に従って評価した。その結果、透明遮音板は、星状に割れたが、破片は飛散しなかった。

Claims (7)

  1. アクリル樹脂層(A)と、軟質エポキシ樹脂層と、アクリル樹脂層(B)とを有し、前記アクリル樹脂層(A)と、軟質エポキシ樹脂層と、アクリル樹脂層(B)とがこの順で積層されていることを特徴とする透明遮音板。
  2. 前記アクリル樹脂層(A),(B)の少なくとも1層にリン酸エステルが含有されている請求項1記載の透明遮音板。
  3. 前記リン酸エステルがハロゲン化リン酸エステルである請求項2記載の透明遮音板。
  4. 前記リン酸エステルは、該リン酸エステルを含有するアクリル樹脂層の総量に対し、0.1〜30重量%の割合で含有されている請求項2または3記載の透明遮音板。
  5. 前記アクリル樹脂層(A),(B)の各々の厚さが1〜100mmである請求項1〜4のいずれかに記載の透明遮音板。
  6. 前記軟質エポキシ樹脂層は、少なくとも2個のエポキシ基を有するエポキシ化合物と、少なくとも2個のアミノ基を有する硬化剤とを含有する重合性混合物が重合してなるものである請求項1〜5のいずれかに記載の透明遮音板。
  7. 前記重合性混合物は、さらに非反応性希釈剤と、反応性希釈剤とを含有する請求項6記載の透明遮音板。
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