JP2011138669A - 電界発光表示装置 - Google Patents

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靖 岩倉
Tsutomu Ikeda
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Abstract

【課題】表示領域部の面積に比して表示領域外部の面積が狭められ、かつ表示面全域にわたって表示像歪みのない電界発光表示装置を提供する。
【解決手段】第一樹脂層24と無機層25との界面は、複数の電界発光素子20の発光面に沿った平坦部1c、及び面方向外方へ向けて下り傾斜した傾斜部1dを有し、傾斜部1dは複数の電界発光素子20の表示領域部1aと一部重複しており、第二の基材27の光取り出し側面は電界発光素子20の発光面に沿っている。
【選択図】図1

Description

本発明は、フラットパネルディスプレイ等に用いられる電界発光表示装置の封止構造の改良に関する。
近年、有機エレクトロルミネッセンス(EL)発光装置などの電界発光表示装置は、モバイル電子機器への適用が進められており、装置の軽薄化が図られている。この電界発光素子に用いられる有機化合物は酸素や水分によるダメージを受けやすく、発光素子を外気から遮断するための封止構造が重要となる。そこで、従来の電界発光表示装置では、例えば、装置の軽薄化を促進するために、発光素子を薄層で密閉して素子への水分の透過及び浸入を防止する封止構造が採用されている(特許文献1参照)。
図4は、従来の電界発光表示装置の構成例を模式的に示す概略断面図である。図4に示すように、電界発光表示装置4は第一の基材71の上に第一電極78a、発光層を含む有機化合物層81、第二電極82、第一無機層83、第一樹脂層84、無機層85、第二樹脂層86及び第二の基材87がこの順で積層される。
電界発光素子80は、各素子毎に薄層トランジスタ(TFT)72を介して、接続配線73a、73b、及び各素子と外部駆動装置との接続配線73cと接続されている。接続配線73aと73bの一部、73cの全域は表示領域外部4bへ引き回されている。電界発光素子80の点滅は、接続配線73a、73b、73cを通じて信号及び電力の供給と、TFT72のスイッチングで制御される。
図4において、電界発光表示素子80は、第一無機層83と、第一樹脂層84と、無機層85で覆われている。これら第一無機層83、第一樹脂層84及び無機層85は発光素子80を封止して、発光素子80への水分の透過及び浸入を防いでいる。上記封止構造は、吸湿材を搭載した缶やガラスを凹状に形成した気密板で電界発光素子を密封する方法に比べて、電界発光表示装置4を軽薄化することができる。
また、第二樹脂層86は無機層85と第二の基材87とを接合している。さらに第二の基材87は第二樹脂層86を覆っている。これら第二樹脂層86及び第二の基材87は、機械的な強度に対して脆弱な第一無機層83と、第一樹脂層84と、無機層85が直接外界に接触することを防いでいる。
なお、図4において、76a〜76cはコンタクトホール、78bは導電層、88は電界発光素子の光束である。
特開2006−24421号公報
ところで、従来の電界発光表示装置4は液晶表示装置等の既存の表示装置と比較して、視認性や表色空間の大きさ、省消費電力に優れる。そのため電界発光表示装置は、携帯電話、デジタルカメラ、携帯可能なコンピューターやワードプロセッサー、携帯音響機器等の小型電子機器への搭載に適している。
このような小型電子機器の筐体中に表示領域部の面積が大きな表示装置を搭載する場合、表示領域外部4bの面積を狭めた設計が採られる。
図5は、図4の構成に対して表示領域外部4bの面積を狭めた設計を適用した電界発光表示装置の構成例である。図5の電界発光表示装置4の構成で、図4の構成と同様に、第一樹脂層84と無機層85との界面の傾斜部4dが表示領域部4aに重複しないように狭める場合、傾斜部4dの傾きが急峻になる。その結果、傾斜部4d上の無機層85に加わる膜応力が集中して、傾斜部4d上の無機層85の割れや、傾斜部4dでの第一樹脂層84と無機層85との界面剥離が生じやすい。これら無機層85の割れや、第一樹脂層84と無機層85との界面剥離は、電界発光素子80への水分浸入による発光性能の消失をもたらす。
このように電界発光素子を防湿層で密閉する構成において、第一樹脂層84の傾斜部4dが表示領域部4aに重複せぬように狭める場合、無機層85に加わる膜応力が集中して防湿性が損なわれるという問題があった。
本発明は、上記の課題に鑑み、電界発光素子に対する防湿性を損なうことなく、表示領域部の面積に比して表示領域外部の面積が狭められ、かつ表示面全域にわたって表示像歪みのない電界発光表示装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成すべく成された本発明の構成は以下の通りである。
即ち、本発明に係る電界発光表示装置は、
第一の基材と、
上記第一の基材の上に複数配置され、第一電極、発光層を含む有機化合物層及び第二電極の順で積層される電界発光素子と、
上記電界発光素子上に順次積層される第一樹脂層、無機層、第二樹脂層及び第二の基材と、
を少なくとも備える電界発光表示装置であって、
上記第一樹脂層と上記無機層との界面は、上記複数の電界発光素子の発光面に沿った平坦部、及び面方向外方へ向けて下り傾斜した傾斜部を有し、
上記傾斜部は表示領域部と一部重複しており、
上記第二の基材の光取り出し側面は上記電界発光素子の発光面に沿っていることを特徴とする電界発光表示装置である。
本発明によれば、電界発光素子に対する防湿性を損なうことなく、表示領域部の面積に比して表示領域外部の面積が狭められ、かつ表示面全域にわたって表示像歪みのない電界発光表示装置を提供することができるという優れた効果を奏する。
第1の実施形態の電界発光表示装置を模式的に示す概略断面図である。 第1の実施形態の電界発光表示装置の断面構造の一部の拡大模式図である。 第2の実施形態の電界発光表示装置を模式的に示す概略断面図である。 従来の電界発光表示装置の構成例を模式的に示す概略断面図である。 図4の構成例に対して表示領域外部の面積を狭めた電界発光表示装置を示す概略断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明するが、本発明は本実施形態に限定されるものではない。
〔第1の実施形態〕
まず、図1及び図2を参照して、本発明に係る電界発光表示装置の第1の実施形態の構成について説明する。図1は、第1の実施形態の電界発光表示装置を模式的に示す概略断面図である。図2は、第1の実施形態の電界発光表示装置の断面構造の一部の拡大模式図である。
図1に示すように、本実施形態の電界発光表示装置1は、基板10の上に複数配置された電界発光素子20と、この素子20上に順次積層される第一樹脂層24、無機層25、第二樹脂層26及び第二の基材27と、を少なくとも備えている。また、電界発光素子20は、基板10上に、発光層を含む有機化合物層21と、第二電極22と、がこの順で積層されて形成されている。
本実施形態の電界発光表示装置1を平面的に見ると、表示領域部1aと、その周辺の表示領域外部1bとで構成されている。
基板10は、第一の基材11と、薄層トランジスタ(TFT)12と、半導体保護層14と、平坦化層15と、光反射層17aと、第一電極18aと、画素間分離膜19と、からなる。
なお、TFT12は半導体保護層14に埋め込まれているが、その一部はコンタクトホール16aを介して半導体保護層14から露出している。
平坦化層15は、第一の基材11上のTFT12、接続配線13a〜13cや半導体保護層14を形成したときに生じる凹凸を平坦化するため設けられている。平坦化層15の材料としては、例えば、フォトニーズ(東レ株式会社の商品名)、オプトマー(JSR株式会社の商品名)、V−259PA(新日鐵化学株式会社の商品名)等のオリゴマー材料が挙げられるが、これらに限定されない。本実施形態の平坦化層15は、オリゴマー材料をスピンコート法で、第一の基材11からTFT13及び半導体保護層14、ゲート、ソース、ドレインの各電極まで積層された基板に塗布して、オリゴマー材料を焼成・硬化することにより形成される。
光反射層17aは、平坦化層15上に、電界発光表示装置1の画素に対応する箇所に設ける。光反射層17aの構成材料としては、例えば、銀、アルミニウム、マグネシウム、珪素、クロム等の金属単体あるいは該金属を主成分とする合金が挙げられる。さらに、誘電体多層膜に適用される酸化物及びフッ化物(例えば、TiO3、SiO2、Nb25、Ta25、CaF2、MgF2)等が挙げられるが、これらに限定されない。光反射層17aを形成する際は、この光反射層17aとなる薄膜を平坦化層15上に成膜した後、フォトレジスト等で画素に対応する箇所を被覆して、エッチング等によって光反射層17aの形状を加工して得る。
第一電極18aは光反射層17a及び平坦化層15上に設けられる。また第一電極18aは、コンタクトホール16aを介してTFT12と電気接続されている。第一電極18aの材料としては、例えば、可視波長域の透過性をもち、かつ電気抵抗の低い金属酸化物等の電極材料が用いられる。具体的には、例えば、インジウム錫酸化物(ITO)、インジウム亜鉛酸化物(IZO)等が挙げられるが、これらに限定されない。第一電極18aは、例えば、スパッタ法、真空蒸着法等の公知の気相成長法による成膜法を採ることができる。また、第一電極18aの膜厚は特に制約がない。
画素間分離層19は、電界発光素子20において平坦化層15の上、第一電極18aの端部を覆い取り囲んで設けられる。画素間分離層19は第一電極18aと第二電極22とに挟まれて物理的接触を防ぐだけでなく、電気的絶縁も行う。画素間分離層19は発光層を含む有機化合物層21の発光を妨げる水分及びガスの含有や発生が小さい材料が好ましい。
画素間分離層19の材料としては、例えば、有機材料ではアクリル樹脂やポリイミド樹脂、無機材料では酸化珪素、窒化珪素、酸化窒化珪素が挙げられるが、これらに限定されない。有機材料である場合は、画素間分離層19は溶媒に溶解されたオリゴマーまたは高分子、あるいは自身が液状体のオリゴマーを乾燥あるいは化学反応で硬化して得る。その際、画素間分離層19は、例えば、スピンコートやロールコーター等の手段で成膜して、フォトリソグラフィー技術等の手段で層形状を加工する。一方、無機材料である場合は、画素間分離層19は、例えば、スパッタ法、真空蒸着法等の公知の気相成長法で成膜して、フォトリソグラフィー技術等の手段で層形状を加工する。
発光層を含む有機化合物層21は、画素毎の第一電極18aの全域を覆って設けられる。発光層を含む有機化合物層21は、少なくとも発光層を含んでいればよく、その層構成について制約はない。
第二電極22は、画素間分離層19、発光層を含む有機化合物層21及びコンタクトホール16b上の導電層18bを覆って設けられる。第二電極22は、第一電極18aと同様に可視波長域の透過性をもち、かつ電気抵抗の低い金属酸化物等の電極材料が用いられる。具体的には、例えば、インジウム錫酸化物(ITO)、インジウム亜鉛酸化物(IZO)等が挙げられるが、これらに限定されない。第二電極22は、例えば、スパッタ法、真空蒸着法等の公知の気相成長法で形成できる。
ここで、上記電界発光素子20としては、自発光型の有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子が挙げられるが、電界発光を生じる素子であればこれに限定されない。有機EL素子は、陰極から電子を、陽極からホール(正孔)を有機化合物層に注入し、有機化合物層中の発光層で励起子を生成させ、これら励起子が基底状態にもどる際に光が放出される原理を利用している。有機化合物層21は、一層で構成されてもよいし、複数の層で構成されてもよく、有機EL素子の発光機能を考慮して適宜選択することができる。有機化合物層21を構成する層は、具体的には、ホール注入層、ホール輸送層、発光層、電子輸送層及び電子注入層等が挙げられる。これらの層の構成材料としては、公知の化合物を使用することができる。
本実施形態の電界発光表示装置1において、第一無機層23は後述する無機層25と共に、電界発光素子20への水分を防ぐ防湿層として機能する。第一無機層23の構成材料としては、可視波長域の透過性をもち、膜欠陥がなく緻密性の高い無機材料が用いられる。具体的には、例えば、酸化珪素、窒化珪素、酸化窒化珪素等が挙げられるが、これらに限定されない。第一無機層23は、例えば、CVD法、スパッタ法、真空蒸着法等の公知の気相成長法により成膜することができる。
第一樹脂層24は、画素間分離層19や第二電極22の表面形状を擦って生じる第一無機層23の凹凸を平坦化して、無機層25の欠陥低減と膜緻密化に伴う膜応力を緩和する目的で挿入される。第一樹脂層24の材料としては、可視波長域の透過性をもち、かつ樹脂層の成膜及び硬化工程、樹脂層硬化後に放出あるいは含有する水分量が少ない材料が望ましい。具体的には、例えば、エポキシ樹脂が挙げられるが、これに限定されない。第一樹脂層24は、例えば、印刷法やディスペンサ等で所望の領域に成膜することができる。
本発明の特徴は、図1に例示した電界発光表示装置1の構成において、第一樹脂層24と無機層25との界面の傾斜部1dの一部が表示領域部1a内に入り込んだ構成である。即ち、第一樹脂層24と無機層25との界面は、複数の電界発光素子20の発光面に沿った平坦部1c、及び面方向外方へ向けて下り傾斜した傾斜部1dを有している。この傾斜部1dの一部が表示領域部1aへと入り込んで一部重複することにより、この傾斜部1dにおける傾斜角を緩やかにすることができる。その結果、第一樹脂層24と無機層25との界面は、無機層25の割れや、第一樹脂層24と無機層25との界面剥離を起こすことなく、電界発光素子20に対する十分な防湿性が得られる。
本実施形態の電界発光表示装置1において、第一樹脂層24と無機層25との界面の傾斜域1dの一部に入り込んだ表示領域部1aでの表示像の歪みは以下のように見積もられる。
図2は、図1において表示領域部1aかつ第一樹脂層24の傾斜部1dと重複する領域に位置する画素近傍を拡大して表している。図2中の32は第一樹脂層24の傾斜部直下に位置する画素中心から出て、かつ発光面に対する法線を示す。図2中の33は第一樹脂層24の傾斜部直下に位置する画素中心から出て、かつ無機層25と第二樹脂層26の界面より光取り出し側において、法線32と平行に進む光線を示す。図2中の34は光線33が通過する傾斜部1dの第一樹脂層24の厚さΔd1を示す。
ここで表示像の歪み量W(図中31)は、法線32と、光線33との距離として定義する。表示像の歪み量W(図中31)と、第一樹脂層24の傾斜部1dが成す傾斜角θs(図2中35)と、傾斜部1dでの第一樹脂層の膜厚Δd1(図2中34)と、第一樹脂層24及び第二樹脂層26の各屈折率をn1、n2とするとき、下記式1で表される。
Figure 2011138669
上記式1から表示像の歪み量Wは、Δd1及びθsが小さい程、第一樹脂層及び第二樹脂層の各屈折率がn1、n2が近似する程、小さくなる。
ところで、表示像の歪み量Wはある値を下回ると、像の観察者に対して歪みとして認識されない。歪みとして認知されないWの上限値Wlimは、一般成人が物体に対して肉眼で合焦できる人−物体間の最短距離を10cm、一般成人の視力を1.0と見なす場合に、Wlim≒29μmと導かれる。
本発明者は図1に例示した構成に対して、表示像の歪み量Wを見積り、WがWlimに対して十分小さい大きさであることを見出した。したがって、本発明の構成を採ることにより、表示領域外部1bの面積を狭めて、かつ表示領域1aにおける像の歪みがない電界発光表示装置1を提供することができる。
再び、図1を参照して、無機層25は、第一無機層23と共に、電界発光素子20への水分の浸入を防ぐ防湿層として機能する。無機層25の構成材料及び成膜方法は、第一無機層23で例示した構成材料及び成膜方法を採り得る。
第二樹脂層26は、第二無機層25と後述する第二の基材27とを接合する。第二樹脂層26は、可視波長域の透過性をもつ。第二樹脂層26は材料組成に対する制約はなく、例えば、アクリルあるいはメタクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリオレフィン系樹脂等が適用可能である。また、第二樹脂層26は、上記の樹脂単独で第一樹脂層24の材料に対して類似の屈折率波長分散が得られない場合、上記の樹脂に可視波長未満の粒径を有する無機物粉体等を添加して、所望の屈折率波長分散を得てもよい。
第二の基材27は可視波長域の透過性をもち、この第二の基材27の光取り出し側界面は、電界発光素子の発光面に沿っている。第二の基材27は外力に対して電界発光素子20及び第一無機層23、第一樹脂層24、無機層25を保護し得る剛性を有する材料が望ましい。具体的には、例えば、ガラス、アクリル樹脂などのプラスチックが挙げられるが、これらに限定されない。第二の基材27は、電界発光表示装置1に対して入出する光の変調機能を有していてもよい。具体的には、第二の基材27に、例えば、レンズ、プリズム、回折格子、ホログラフィー、散乱体等を搭載して、電界発光表示装置1に対して入出する光の進行方向、強度制御を行ってもよい。また、第二の基材27に対して反射防止層及び構造を形成したり、赤外、可視、紫外波長の特定帯域に対して遮断及び吸収する層や材料添加を行ってもよい。
以上説明したように、第1の実施形態の電界発光表示装置1によれば、第一樹脂層24と無機層25との界面は、複数の電界発光素子20の発光面に沿った平坦部1c、及び面方向外方へ向けて下り傾斜した傾斜部1dを有している。この傾斜部1dは上記電界発光素子20の表示領域部1a側へ入り込んで一部重複している。さらに、第二の基材27の光取り出し側面は上記電界発光素子20の発光面に沿っている。
したがって、第一樹脂層24と無機層25との界面の傾斜部1dにおける傾斜角を、無機層25の割れや、第一樹脂層24と無機層25との界面剥離を起こさない程度の緩やかさにすることができ、電界発光素子20に対する十分な防湿性を得ることができる。また、第一樹脂層24の傾斜部直下に位置する画素から生じた表示像の歪みは、電界発光表示装置1の観察者が認知し得る歪みに比較して十分小さい。
よって、電界発光素子20に対する防湿性を損なうことなく、表示領域部1aの面積に比して表示領域外部1bの面積が狭められ、かつ表示面全域にわたって表示像歪みのない電界発光表示装置を提供することができるものである。
〔第2の実施形態〕
次に、図3を参照して、本発明に係る電界発光表示装置の第2の実施形態の構成について説明する。図3は、第2の実施形態の電界発光表示装置を模式的に示す概略断面図である。なお、第1の実施形態と同一の構成要素については同一符号を付して説明する。
第2の実施形態の電界発光表示装置3は、電界発光素子20、第一無機層23、第一樹脂層24、無機層25及び第二樹脂層26は、第1の実施形態の構成を踏襲している。
第2の実施形態の電界発光表示装置3は、図1の第二の基材27に相当する位置に広帯域円偏光子40を搭載している。円偏光子40は、粘着材42を介して、直線偏光子43がポリオレフィン系樹脂延伸フィルムからなる広帯域四分の一位相子41と貼り合わされて構成されている。このように、図1の第二の基材27に相当する位置に、例えば、偏光子、位相子またはコレステリック液晶等の偏光部材を搭載して、電界発光表示装置41に対して入出する光の偏光制御を行ってもよい。
第2の実施形態の電界発光表示装置3は、第1の実施形態の電界発光表示装置1と基本的に同様の作用効果を奏する。特に、第2の実施形態の電界発光表示装置3では、図1の第二の基材27に相当する位置に広帯域円偏光子40を搭載しているので、入出する光の偏光制御を行うことができるという特有の効果を奏する。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、これは本発明の説明のための例示であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、上記実施形態とは異なる種々の態様で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、アクティブ・マトリクス型の電界発光表示装置について説明したが、パッシブ・マトリクス型の電界発光表示装置に適用してもよい。
以下、実施例を挙げて、本発明に係る電界発光表示装置をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
〔実施例1〕
実施例1では、図1及び図2を参照して、第1の実施形態の電界発光表示装置1に対応する具体的な製造方法を工程順に説明する。
[工程1:TFT及び絶縁保護層の形成]
ガラス等からなる第一の基材11上にTFT12及び接続配線13a〜13cを形成した後、TFT12の上部以外の部分を埋めるように、半導体保護層14を形成する。ここでTFT12、接続配線13a〜13c及び半導体保護層14の形成方法としては、公知の方法を採用することができる。
[工程2:平坦化層の形成]
次に、TFT12、接続配線13a〜13c及び絶縁層14を覆うように平坦化層15となる薄膜を形成する。平坦化層15となる薄膜はオリゴマー材料をスピンコート法で工程1の処置を施した基材上に塗布した後、このオリゴマー材料を焼成・硬化することにより形成される。この平坦化層15の焼成・硬化後に、平坦化層15の表面を水洗し、1Pa以下の減圧環境下で保管する。
[工程3:コンタクトホールの形成]
TFT12と反射層17a及び第一電極18a、並びに外部電極と電界発光表示装置の外部電源との通電を図るため、平坦化層15にコンタクトホール16a、16b及び16cを形成する。具体的には、まず平坦化層15上にフォトレジストをスピンコート法により1μmの厚さで成膜する。次に、このフォトレジスト層に対して、コンタクトホール16a、16b及び16cを配置する部位が開口部となるように露光並びに現像処理を行う。このように形成したフォトレジスト層をマスクとし、反応性イオンエッチング法(RIE)により、平坦化層15へのドライエッチング処理を行い、その後フォトレジスト層を除去する。
[工程4:光反射層及びコンタクトホール金属層の形成]
コンタクトホール16a、16b及び16cを形成した後、光反射層17a及びコンタクトホール金属層17b及び17cを所望の位置に所望の形状で形成する。具体的には、まずスパッタ法によりアルミニウム及び珪素合金からなる金属層を形成する。金属層の膜厚は特に限定されないが、好ましくは100nm程度である。次に、金属層上にフォトレジストをスピンコート法により1μmの厚さで成膜する。このフォトレジスト層に対して、光反射層17a、コンタクトホール金属層17b及び17cを配置する部位が被覆部となるよう露光並びに現像処理を行う。続いて、ウェットエッチングで、光反射層17a、コンタクトホール金属層17b及び17cの形状を形成して、その後フォトレジスト層を除去する。
[工程5:第一電極及び導電層の成膜]
光反射層17aを形成した後、第一電極18a並びに導電層18bを成膜する。第一電極18a並びに導電層18bは、平坦化層15、光反射層17a、コンタクトホール金属層17b及び17c上を覆って成膜する。本実施例では、第一電極18a並びに導電層18bはインジウム錫酸化物(ITO)を用い、膜厚は140nmとした。次に、ITOを成膜した基板上にフォトレジストをスピンコート法により1μmの厚さで成膜する。次に、画素並びにドレイン電極が露出したコンタクトホール16aの直上部分に、上記のフォトレジスト層が残るよう露光及び現像処理を行う。その後、フォトレジスト層をマスクとして、ITO層のエッチングを行う。最後に、フォトレジスト層を除去して、所望の形状の第一電極18a並びに導電層18bを得る。
[工程6:画素間分離層の形成]
平坦化層15及び第一電極18aの上に、ポリイミド樹脂を1.6μmの厚さに成膜する。次に、上記基板上にフォトレジストを塗布後、画素間分離層19の領域に相当する部位のフォトレジストを残して現像する。その後、ウエットプロセスを用いて、フォトレジストで被覆されていない部位のポリイミド層を除去して、画素間分離層19を形成する。最後に、画素間分離層19の領域を被覆しているフォトレジストを除去する。
なお、画素間分離層19は、本実施例ではポリイミド樹脂を用いているが、電気絶縁性をもつ材料であれば他の有機あるいは無機材料を用いてもよい。
[工程7:発光層を含む有機層の形成]
発光層を含む有機化合物層21を形成する。具体的には、以下に示す方法で形成するが、本発明はこれに限定されない。
まず第一電極18aの上に下記化学式(1)に示される化合物を成膜して、正孔輸送層を形成する。
Figure 2011138669
次に、ホストである下記化学式(2)に示される化合物、及びドーパントである化学式(3)に示される化合物を共蒸着して発光層を形成する。
Figure 2011138669
次に、2,9−ビス[2−(9,9’−ジメチルフルオレニル)]−1,10−フェナントロリンを成膜して電子輸送層を積層する。その後、Al及びLiを共蒸着して電子注入層を形成する。
以上のようにして正孔輸送層、発光層、電子輸送層及び電子注入層がこの順に積層してなる発光層を含む有機化合物層21が形成される。
発光層を含む有機化合物層21は発光領域ごとに発光色が異なるように有機化合物層を塗り分けて成膜してもよい。このとき、各発光領域における発光層から発する光の発光色が、光の三原色(赤、緑及び青の組)であると、フルカラーの電界発光表示装置1を製造することが可能となる。
[工程8:第二電極の成膜]
次に発光層を含む有機化合物層21上に第二電極22を形成する。本実施例において、第二電極22の構成材料は、インジウム亜鉛酸化物(IZO)等の透光性を有する電極材料である。ここで、第二電極22となる薄膜を形成する方法としては、スパッタ法、真空蒸着法等の公知の方法を採用することができる。
[工程9:第一無機層の成膜]
工程8における第二電極22の成膜域を覆うように、第一無機層23をVHFプラズマCVD法で作製する。具体的には、まず膜形成装置の放電炉の基板ホルダーに第二電極22まで堆積し終えた電界発光素子20を置く。次に、放電炉の圧力を1×10-3Pa台に真空引きした後、シランガス20sccm、窒素ガス1000sccm、水素ガス1000sccmを各々供給して、反応空間圧力を100Paに制御する。
そして、60MHz高周波電力400Wを高周波電極に供給し、電界発光素子20上に窒化珪素膜を1000nm堆積形成する。
[工程10:第一樹脂層の成膜]
電界発光素子20に第一樹脂層24をスクリーン印刷法にて成膜する。具体的には、まず平坦なステンレス定盤上に第一無機層24が成膜された電界発光素子20を配置する。このステンレス定盤には排気孔が孔径1mm、孔間1cm毎正方に配設されており、排気孔は真空ポンプに繋っている。第一無機層23上に第一樹脂層24を成膜するため、ステンレス定盤上に穿たれた排気口と接続された真空ポンプを動作させて、電界発光素子20が形成された基板10をステンレス定盤上に固定する。
次に、第一樹脂層24の成膜域に対応する開口部を有する版を、工程9の処置を施した基板に近接させる。続いて熱硬化性一液エポキシ樹脂を第一無機層23が成膜された電界発光素子上に版を介して印刷する。本実施例で用いた熱硬化性一液エポキシ樹脂は、表に示す屈折率の波長依存性を有する。なお、版の開口部及び第一樹脂層24の成膜域は、第一無機層23の成膜域をはみ出ない。
前記の第一樹脂層を印刷した基板を露点−70℃以下、150Pa以下の乾燥窒素雰囲気下にある雰囲気で満たされたグローブボックス内に移動する。同グローブボックス内で第一樹脂層24を成膜した基板を、ホットプレート上に該基板温50℃で15分間静置後、該基板温120℃で45分静置してエポキシ樹脂を硬化、第一樹脂層24を成膜した基板を得る。
[工程11:無機層の成膜]
工程10における第一樹脂層24の成膜域を覆うように、工程9と同様に、無機層25をVHFプラズマCVD法で作製する。具体的には、まず膜形成装置の放電炉の基板ホルダーに、第一樹脂層24まで成膜した電界発光素子20を置く。次に、放電炉の圧力を1×10-3Pa台に真空引きした後、シランガス50sccm、アンモニアガス200sccm、水素ガス1000sccmを各々供給して、反応空間圧力を100Paに制御する。そして、60MHz高周波電力を800Wに設定して高周波電極に供給し、電界発光素子上に窒化珪素膜を1000nm堆積形成する。
[工程12:第二樹脂層の成膜及び第二の基材の接合]
電界発光表示素子に第二樹脂層26を成膜する。この第二樹脂層26の成膜方法は工程10の成膜方法を踏襲する。具体的には、まず平坦なステンレス定盤上に工程11を経た基板を配置する。ステンレス定盤の表面は排気孔が穿たれ、この排気孔を通じて真空ポンプに繋げられている。第二樹脂層26の成膜作業中は真空ポンプを動作させて、工程11を経た基板はステンレス定盤に吸着される。次に、第二樹脂層26の成膜域に対応する開口部を有する金属版を電界発光素子に近接させる。続いてアクリル樹脂を無機層25が成膜された電界発光素子に金属版上から印刷する。本実施例で用いたアクリル樹脂は、波長λ=450、550及び650nm毎に、下記表1に示す屈折率を有する。
第二樹脂層26を印刷した基板を露点−70℃以下、150Pa以下の乾燥窒素雰囲気下にある雰囲気で満たされたグローブボックス内に移動する。次に第二樹脂層26が成膜された基板と第二の基材27との接触部を、ゴムローラーとステンレス定盤で挟持する。このとき、該基板と第二の基材27との接触部の押圧を0.5MPaに保つ。次に、ゴムローラーの送り方向を該基板と第二の基材27との接触部側から非接触部側に向け、押圧0.5MPaを保ちつつ圧延を加えて、該基板上に第二の基材27を貼合する。該基板をグローブボックスから取り出し、清浄な恒温槽中に大気圧下、70℃、2時間静置してアクリル樹脂を硬化、第二樹脂層26及び第二の基材27を成膜した電界発光表示装置1を得る。
以上の工程で作製された電界発光表示装置1において、第一樹脂層24の傾斜部1dが成す傾斜角θsは30°である。また、平坦部1cでの第一樹脂層の膜厚d1は20μm、表示領域部1aかつ第一樹脂層24の傾斜部1dでの第一樹脂層24の膜厚Δd1は10μmである。
本実施形態の電界発光表示装置1を点灯して第一樹脂層24の傾斜部1dにおける表示像の歪みWを光学顕微鏡による撮像により計測したところ、波長λ=450、550及び650nm毎に、検出限界以下であった。
この電界発光表示装置1を、温度の変動周期が−30℃に30分、85℃に30分である熱衝撃環境に投入する。熱衝撃環境100周期毎に電界発光表示装置1を室温環境に取り出して、無機層25の状態を評価したところ、熱衝撃環境通算500周期後も層の割れや層の剥離は認められなかった。
〔実施例2〕
実施例2では、図3を参照して、第2の実施形態の電界発光表示装置3に対応する具体的な製造方法を説明する。
実施例2の電界発光表示装置3は、図1の第二の基材27として円偏光子42を接合している。具体的には、上記工程1から11及び工程12の第二樹脂層26の成膜まで実施例1の内容を踏襲する。さらに、実施例1の工程12における第二の基材27を円偏光子40に置き換えて電界発光表示装置3を作製する。
円偏光子40は、直線偏光子43が粘着材42を介してポリオレフィン系樹脂延伸フィルムからなる広帯域四分の一位相子41が貼り合わされて構成されている。
円偏光子40の貼合条件及び手順は、実施例1の第二の基材27に関する説明を踏襲する。
以上の工程で作製された電界発光表示装置3において、第一樹脂層24の傾斜部1dが成す傾斜角θs、平坦部1cでの第一樹脂層の膜厚d1、表示領域部1aかつ傾斜部1bでの第一樹脂層の膜厚Δd1は実施例1に倣う。
本実施例の電界発光表示装置3を点灯して第一樹脂層24の傾斜部1dにおける表示像の歪みWを光学顕微鏡による撮像により計測したところ、波長λ=450、550及び650nm毎に、検出限界以下であった。
この電界発光表示装置3を、実施例1と同じ熱衝撃環境に投入して、熱衝撃環境100周期毎に電界発光表示装置3を室温環境に取り出して、無機層15の状態を評価した。無機層15は熱衝撃環境通算500周期後も層の割れや層の剥離は認められなかった。
〔比較例〕
比較例では、図5を参照して、従来の電界発光表示装置4に対応する装置を作製した。したがって、第一樹脂層84と無機層85との界面の傾斜部4dは、電界発光素子80の表示領域部4a側へは侵入しておらず、第一樹脂層84と無機層85との界面の傾斜部4dが成す傾斜角θsは急な角度となっている。
この比較例では実施例1の工程1から工程9並びに工程11から12を踏襲する。実施例1の工程10における第一樹脂層の成膜条件を下記の通りに変更する。
[工程10:第一樹脂層の成膜]
実施例1の工程10における第一樹脂層を硬化する過程において、ホットプレート上に基板温度50℃で15分間静置する処置を省き、直ちに基板温度120℃で45分静置してエポキシ樹脂を硬化した。
以上の工程で作製された電界発光表示装置4において、第一樹脂層84と無機層85との界面の傾斜部4dが成す傾斜角θsは45度である。また、平坦部4cでの第一樹脂層84の膜厚d1は20μmである。比較例において、表示領域部4aかつ傾斜部4dでの第一樹脂層84に該当する領域は存在しない。したがって、表示像の歪みWも生じない。
比較例の電界発光表示装置4を、実施例1と同じ熱衝撃環境に投入したところ、熱衝撃環境100周期後に第一樹脂層84と無機層85との界面で層剥離が生じた。
Figure 2011138669
本発明に係る電界発光表示装置は、電子機器の筐体に比して表示領域部の面積が大きな表示装置を搭載できるため、特に携帯電話、デジタルカメラ、携帯可能なコンピューターやワードプロセッサー、携帯音響機器等の小型電子機器用途の表示装置に好適である。
1 電界発光表示装置、1a 表示領域部、11 第一の基材、1c 平坦部、1d 傾斜部、18a 第一電極、20 電界発光素子、21 有機化合物層、22 第二電極、24 第一樹脂層、25 無機層、26 第二樹脂層、27 第二の基材

Claims (3)

  1. 第一の基材と、
    前記第一の基材の上に複数配置され、第一電極、発光層を含む有機化合物層及び第二電極の順で積層される電界発光素子と、
    前記電界発光素子上に順次積層される第一樹脂層、無機層、第二樹脂層及び第二の基材と、
    を少なくとも備える電界発光表示装置であって、
    前記第一樹脂層と前記無機層との界面は、前記複数の電界発光素子の発光面に沿った平坦部、及び外方へ向けて下り傾斜した傾斜部を有し、
    前記傾斜部は表示領域部と一部重複しており、
    前記第二の基材の光取り出し側面は前記電界発光素子の発光面に沿っていることを特徴とする電界発光表示装置。
  2. 前記電界発光素子が有機EL素子であることを特徴とする請求項1に記載の電界発光表示装置。
  3. 前記第二の基材が偏光部材であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電界発光表示装置。
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