JP2011138380A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、プログラム、および、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法、プログラム、および、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2011138380A
JP2011138380A JP2009298760A JP2009298760A JP2011138380A JP 2011138380 A JP2011138380 A JP 2011138380A JP 2009298760 A JP2009298760 A JP 2009298760A JP 2009298760 A JP2009298760 A JP 2009298760A JP 2011138380 A JP2011138380 A JP 2011138380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral
unit
moving
objects
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009298760A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5290141B2 (ja
Inventor
Masakazu Nakamura
雅一 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2009298760A priority Critical patent/JP5290141B2/ja
Publication of JP2011138380A publication Critical patent/JP2011138380A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5290141B2 publication Critical patent/JP5290141B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】簡単な操作でオブジェクトの挿入を行うことのできる画像処理装置を実現する。
【解決手段】本発明の画像処理装置1は、オブジェクトが配置されてなるプレゼンテーション用のシートを表示すると共に、該シート内の挿入位置と、該挿入位置に挿入するオブジェクトである挿入オブジェクトとを指定する入力操作を受け付けたときに、上記挿入位置周辺に既に表示されているオブジェクトである周辺オブジェクトを当該挿入位置から離れる方向に移動させ、さらに、上記周辺オブジェクト移動手段が周辺オブジェクトを移動させることによって生じたスペースに上記挿入オブジェクトを挿入したシートを表示するオブジェクト移動制御部43を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、文字や図形などのオブジェクトの表示制御を行う画像処理装置に関し、より詳細には、プレゼンテーション用シートにおけるオブジェクトのレイアウト変更を容易に行うことのできる画像処理装置、画像処理装置の制御方法、プログラム、および、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
従来から用いられている、プレゼンテーション用のソフトウェアは、文字や図形などのオブジェクトを1つのシート内に表示する機能を有している。また、このようなソフトウェアは、表示されているオブジェクトをシート内で移動させたり、新たなオブジェクトをシートに追加したりする機能も有している。
上記のようなソフトウェアでは、基本的には、シート内の任意の位置を指定してオブジェクト(以下、挿入オブジェクトと称する)の挿入を行うことができる。しかし、指定された位置の周辺に別のオブジェクト(以下、周辺オブジェクトと称する)が表示されているような場合には、挿入オブジェクトと周辺オブジェクトとが重なってしまうことから、挿入オブジェクトの挿入を行うことができない。
このため、従来は、周辺オブジェクトおよび挿入オブジェクトの位置やサイズを個別に調整し、挿入オブジェクトの挿入スペースを確保した後で、挿入オブジェクトの挿入を行う必要があった。
これについて、図8に基づいて説明する。図8(a)〜(d)は、従来技術を示す図であり、プレゼンテーション用シートにおいて、挿入オブジェクトを指定位置に挿入する手順を示す図である。
図8(a)に示されるように、ここでは、オブジェクトD1〜D5の5つのオブジェクトがシート内に表示されていることを想定している。そして、オブジェクトD1を、周辺オブジェクトD2〜D5に囲まれた位置Pに移動させることを想定している。つまり、オブジェクトD1が挿入オブジェクトであり、オブジェクトD2〜D5が周辺オブジェクトであり、位置Pが指定位置である。図示のように、位置Pの周囲のスペースは、オブジェクトD1のサイズよりも小さいので、このままではオブジェクトD1を位置Pに移動することはできない。
そこで、図8(b)に示されるように、オブジェクトD1のサイズを縮小する。しかし、オブジェクトD1のサイズを縮小しただけでは、まだ位置Pの周囲のスペースに収まらない。
オブジェクトD1のサイズを余りに縮小しすぎると、オブジェクトD1の視認性が低下してしまうので、次に、図8(c)に示されるように、オブジェクトD2〜D5のサイズを縮小する。
これにより、位置Pの周囲にオブジェクトD1を移動させるスペースが確保されたので、図8(d)に示されるように、このスペースに、オブジェクトD1を移動させることができる。
このように、従来技術では、ユーザは、オブジェクトの挿入を行う際に、オブジェクトを挿入するスペースを確保するための煩雑な操作を行う必要があり、オブジェクトの挿入に関するユーザ負担が大きいという問題がある。
ここで、特許文献1では、指定された移動先のスペースが、挿入オブジェクトより小さい場合に、そのスペースに収まるように挿入オブジェクトを縮小することにより、オブジェクトの挿入に関するユーザの負担を軽減することが提案されている。
特開平5−67187号公報(1991年9月9日公開)
しかしながら、特許文献1の発明では、移動先のスペースに合わせて挿入オブジェクトを縮小するので、移動先のスペースが小さい場合には、挿入オブジェクトの視認性が著しく低下してしまうという問題がある。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、オブジェクトの視認性を担保しつつ、簡単な操作でオブジェクトの挿入を行うことのできる画像処理装置、画像処理装置の制御方法、プログラム、および、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を実現することにある。
本発明に係る画像処理装置は、上記の課題を解決するために、オブジェクトが配置されてなるプレゼンテーション用のシートを表示すると共に、該シート内の挿入位置と、該挿入位置に挿入するオブジェクトである挿入オブジェクトとを指定する入力操作を受け付けて、オブジェクトの配置を変更する画像処理装置であって、上記入力操作を受け付けたときに、上記挿入位置周辺に既に表示されているオブジェクトである周辺オブジェクトを当該挿入位置から離れる方向に移動させる周辺オブジェクト移動手段と、上記周辺オブジェクト移動手段が周辺オブジェクトを移動させることによって生じたスペースに上記挿入オブジェクトを挿入したシートを表示するオブジェクト挿入手段とを備えていることを特徴としている。
また、本発明に係る画像処理装置の制御方法は、上記の課題を解決するために、オブジェクトが配置されてなるプレゼンテーション用のシートを表示すると共に、該シート内の挿入位置と、該挿入位置に挿入するオブジェクトである挿入オブジェクトとを指定する入力操作を受け付けて、オブジェクトの配置を変更する画像処理装置の制御方法であって、上記入力操作を受け付けたときに、上記挿入位置周辺に既に表示されているオブジェクトである周辺オブジェクトを当該挿入位置から離れる方向に移動させる周辺オブジェクト移動ステップと、上記周辺オブジェクト移動ステップで周辺オブジェクトを移動させることによって生じたスペースに上記挿入オブジェクトを挿入したシートを表示するオブジェクト挿入ステップとを含むことを特徴としている。
上記発明によれば、シート内の挿入位置と、挿入オブジェクトとを指定する入力操作を受け付けたとき、周辺オブジェクト移動手段が周辺オブジェクトを挿入位置から離れる方向に移動させ、オブジェクト挿入手段が周辺オブジェクトを移動させることによって生じたスペースに挿入オブジェクトを挿入したシートを表示する構成である。
このように、周辺オブジェクトを挿入位置から離れる方向に移動させてスペースを確保することにより、シート状の任意の位置に視認性を低下させることなく挿入オブジェクトを挿入することができる。そして、挿入オブジェクトの挿入に必要な入力操作は、挿入位置と挿入オブジェクトとを指定する入力操作のみであり、極めて簡単である。
したがって、上記の構成によれば、オブジェクトの視認性を担保しつつ、簡単な操作でオブジェクトの挿入を行うことが可能になる。なお、オブジェクトの挿入は、例えばシート上にすでに表示されているオブジェクトを挿入位置に移動させることで行われてもよいし、シート上に表示されていないオブジェクトを新たに追加することで行われてもよい。
また、本発明に係る画像処理装置では、上記挿入オブジェクトを挿入した後の、該挿入オブジェクトおよび上記周辺オブジェクトが上記シート内に収まるように、上記挿入オブジェクトおよび上記周辺オブジェクトの少なくとも何れかを縮小するオブジェクト縮小手段を備えることが好ましい。
上記発明によれば、挿入オブジェクトを挿入した後の、該挿入オブジェクトおよび周辺オブジェクトがシート内に収まるように、挿入オブジェクトおよび周辺オブジェクトの少なくとも何れかを縮小する。
これにより、挿入オブジェクトを挿入することによって、挿入オブジェクトまたは周辺オブジェクトがシート外にはみ出すことを防ぐことができる。
また、本発明に係る画像処理装置では、上記オブジェクト挿入手段は、上記周辺オブジェクト移動手段が周辺オブジェクトを移動させることによって生じたスペースに上記挿入オブジェクトを挿入した状態の画像を生成し、上記オブジェクト縮小手段は、上記オブジェクト挿入手段が生成した画像を縮小することによって、上記挿入オブジェクトおよび上記周辺オブジェクトが上記シート内に収まるようにすることが好ましい。
上記発明によれば、オブジェクト挿入手段によって生成した挿入オブジェクトを挿入した状態の画像を、オブジェクト縮小手段が縮小する構成である。このため、画像に含まれる全てのオブジェクトは同じ縮小率で縮小される。
これにより、挿入オブジェクト及び周辺オブジェクトの相対的な大小関係を維持した状態で、挿入オブジェクト及び周辺オブジェクトをシート内に収めて表示することができる。
また、本発明に係る画像処理装置では、上記挿入位置を基準として、上記シートを少なくとも2つの領域に分割する領域分割手段を備え、上記周辺オブジェクト移動手段は、上記領域分割手段が分割して生じた各領域に含まれるオブジェクトをグループ化して、グループ化したオブジェクトを上記挿入位置から離れる方向に移動させることによって、周辺オブジェクトを移動させることが好ましい。
上記発明によれば、周辺オブジェクト移動手段は、領域分割手段によって分割されたシートの各領域に含まれるオブジェクトをそれぞれグループ化して、グループ化したオブジェクトを挿入位置から離れる方向に移動させることによって、周辺オブジェクトを移動させる構成である。
これにより、周辺オブジェクトの数が多い場合であっても、周辺オブジェクトを移動させる処理を効率よく行うことができる。なお、オブジェクトのグループ化とは、グループ化された各オブジェクト間の配置関係を維持した状態で、各オブジェクトを1つのオブジェクトとして取り扱えるようにする処理を指す。
また、上記画像処理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記周辺オブジェクト移動手段、上記オブジェクト挿入手段、および上記オブジェクト縮小手段として動作させることにより、上記画像処理装置をコンピュータにて実現させる画像処理装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明に係る画像処理装置は、入力操作を受け付けたときに、挿入位置周辺に既に表示されているオブジェクトである周辺オブジェクトを当該挿入位置から離れる方向に移動させる周辺オブジェクト移動手段と、上記周辺オブジェクト移動手段が周辺オブジェクトを移動させることによって生じたスペースに上記挿入オブジェクトを挿入したシートを表示するオブジェクト挿入手段とを備えている。
また、本発明に係る画像処理装置の制御方法は、入力操作を受け付けたときに、挿入位置周辺に既に表示されているオブジェクトである周辺オブジェクトを当該挿入位置から離れる方向に移動させる周辺オブジェクト移動ステップと、上記周辺オブジェクト移動ステップで周辺オブジェクトを移動させることによって生じたスペースに上記挿入オブジェクトを挿入したシートを表示するオブジェクト挿入ステップとを含んでいる。
それゆえ、本発明によれば、オブジェクトの視認性を担保しつつ、簡単な操作でオブジェクトの挿入を行うことができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態を示すものであり、画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態を示すものであり、(a)〜(e)は、画像処理方法の概要を示す模式図である。 上記画像処理装置のオブジェクト管理データ記憶部に記憶されるオブジェクト管理データの一例を示す図である。 (a)〜(e)は、上記画像処理装置が生成する画像の一例を示す図である。 上記画像処理装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 上記フローチャートにおける挿入オブジェクトグループ化処理の一例を示すフローチャートである。 (a)〜(e)は、上記画像処理装置が生成する画像の他の例を示す図であり、周辺オブジェクトを表示画面の左右方向に移動させる場合の例を示す図である。 (a)〜(d)は、従来技術を示す図であり、プレゼンテーション用のシートにおいて、挿入オブジェクトを指定位置に挿入する手順を示す図である。
本発明の一実施形態について、図1〜図7に基づいて説明すれば以下のとおりである。
〔図形処理方法の概要〕
本実施形態に係る画像処理方法は、プレゼンテーション用のシート内に表示されたオブジェクト(例えば、文字や図形など)のレイアウト変更を行う際の画像処理方法である。より詳細には、上記画像処理方法では、オブジェクトを挿入する位置周辺のスペースが、挿入するオブジェクト(挿入オブジェクト)のサイズよりも小さい場合に、移動先周辺に表示された複数のオブジェクト(周辺オブジェクト)を移動先位置から離れる方向に移動させることによってスペースを確保する。そして、確保したスペースに挿入オブジェクトを挿入するという処理を自動的に行う方法である。
さらに、本実施形態に係る図形処理方法では、レイアウト変更後のオブジェクト全体が、1つのシート内に収まらない場合には、レイアウト変更後のオブジェクト全体を縮小することによって、レイアウト変更後のオブジェクト全体を1つのシート内で表示させる処理を行う。
図2(a)〜(e)は、本実施形態の画像処理方法の概要を示す模式図である。図2(a)に示されるように、例えば、挿入オブジェクトCを周辺オブジェクトAと周辺オブジェクトBとの間のPの位置に移動させる場合、挿入オブジェクトCの高さが、周辺オブジェクトAと周辺オブジェクトCとの間隔よりも大きいため、このままでは、挿入オブジェクトCを移動させることができない。
このため、図2(b)に示されるように、移動先の位置Pを基準にして表示画面を上下に2分割する。そして、分割した領域のうち、位置Pの上方に位置する領域に含まれる全ての周辺オブジェクト(図示の例では周辺オブジェクトA)を上方に移動させる。同様に、分割した領域のうち、位置Pの下方に位置する領域に含まれる全ての周辺オブジェクト(図示の例では周辺オブジェクトB)を下方に移動させる。すなわち、位置Pを基準として、周辺オブジェクトA、Bが互いに離間するように移動させる。
これにより、図2(c)に示されるように、周辺オブジェクトAと周辺オブジェクトBとの間にスペースが確保されるので、確保されたスペースに挿入オブジェクトCを移動させる。
そして、レイアウト変更後のオブジェクトA〜C全体が1つの表示画面に収まらない場合には、図2(d)に示されるように、移動後のオブジェクト全体を、画面内に収まるように縮小することにより、オブジェクトA〜C全体を1つの表示画面内に表示させる。
このように、本実施形態に係る画像処理方法では、ユーザは、挿入オブジェクトCとその移動先とを指定する操作を行うだけで、レイアウト変更を行うことができる。従って、レイアウト変更時のユーザの操作負担を低減することができる。
〔画像処理装置の構成〕
次に、上記画像処理方法に好適に用いられる画像処理装置1について、図1に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る画像処理装置1の概略構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、画像処理装置1は、タッチパネル部2、タッチパネル処理部3、制御部4、1次記憶部5、2次記憶部6、表示データ処理部7、および表示部8を備えている。
画像処理装置1は、表示部8にオブジェクト(図形や文字など)が配置されたプレゼンテーション用の画面(シート)を表示し、シート内におけるオブジェクトの配置を変更する制御を行う装置である。画像処理装置1は、例えば電子会議システム等において、大型のディスプレイに上記シートを表示させ、発表者がシート上のオブジェクトを適宜移動させながらプレゼンテーションを行うような場合に好適に適用できる。
タッチパネル部2は、画像処理装置1のユーザの入力操作を受け付ける入力デバイスである。ここでは、タッチパネル部2は、表示部8に対するユーザの指やタッチペンなどによるタッチ操作を検出し、また表示部8上においてタッチされている位置を検出し、これらの検出結果をユーザの入力操作の内容を示す信号として出力することを想定している。なお、タッチパネル部2は、上記の機能を有するものであればよく、例えば従来から広く用いられている感圧式または静電式のパネルを適用してもよい。
ユーザは、タッチペンなどによって表示部8にタッチすることにより、表示部8に表示されたオブジェクトに対する操作(例えばオブジェクトのレイアウトの変更)を行うことが可能である。このように、オブジェクトのレイアウト変更のための入力操作を表示部8に対して行うことを可能にすることにより、プレゼンテーション中に容易にレイアウト変更を行うことができるので好ましい。
タッチパネル処理部3は、タッチパネル部2が出力する信号を受信し、受信した信号に応じて予め定められた処理を行う。具体的には、タッチパネル処理部3は、表示部8へのタッチ操作が行われたことを示す信号を受信した場合には、その旨を制御部4に通知する。また、タッチパネル処理部3は、表示部8上においてタッチされている位置を示す信号を受信した場合には、その位置に対応する座標値を生成してタッチパネル取得座標記憶部51に格納する。さらに、タッチパネル処理部3は、タッチパネル部2から表示部8上においてタッチされている位置を示す信号が受信されなくなったときには、タッチ操作が終了した旨を制御部4に通知する。
制御部4は、画像処理装置1の動作を統括して制御する。制御部4は、ペン入力処理部41、オブジェクト管理部42、オブジェクト移動制御部(周辺オブジェクト移動手段、オブジェクト挿入手段、領域分割手段)43、およびオブジェクト縮小部(オブジェクト縮小手段)44を備えている。
ペン入力処理部41は、タッチパネル部2が検出した手書き入力の軌跡をオブジェクト(ペンオブジェクト)として生成し、表示部8に表示させる。具体的には、ペン入力を行う操作モードであるペン入力モードに設定されているときに、表示部8上に入力された座標の軌跡を線分で結んだ画像をペンオブジェクトとして生成し、表示データ処理部7に指示してこれを表示部8に表示させる。また、ペン入力処理部41は、オブジェクト管理部42にペンオブジェクトを新たに表示させた旨を通知する。
オブジェクト管理部42は、表示部8に表示させる各オブジェクト(ペンオブジェクトを含む)のオブジェクト管理データを生成、または更新することによって、表示中のオブジェクトを管理する。なお、オブジェクト管理データとは、オブジェクトの種類、サイズ、画面上の位置を示すデータであり、オブジェクト管理データ記憶部52に格納される。
オブジェクト移動制御部43は、表示部8に表示されているオブジェクトの移動に関する処理を実行する。具体的には、オブジェクト移動制御部43は、オブジェクトを移動させる入力操作が行われたときに、タッチパネル取得座標記憶部51から読み出した座標と、タッチパネル処理部3から送られる信号とに基づいて、移動させるオブジェクト(挿入オブジェクト)と、移動先の位置とを特定する。また、オブジェクト移動制御部43は、オブジェクト管理データ記憶部53から読み出したオブジェクト管理データに基づいて、挿入オブジェクトおよび挿入オブジェクトの移動先周辺に存在するオブジェクト(周辺オブジェクト)を移動させた画像(レイアウト変更後の画像)を生成する。そして、オブジェクト移動制御部43は、生成した画像を表示データ部7に指示して表示部8に表示させる。また、移動後の各オブジェクトの位置をオブジェクト管理部42に通知して、オブジェクト管理データ記憶部52のオブジェクト管理データを更新させる。
ここで、オブジェクト移動制御部43は、レイアウト変更後の画像のサイズと、画面サイズ記憶部53から読み出した表示部8の表示画面サイズとを比較し、表示画面にオブジェクト全体が収まらない場合には、オブジェクト縮小部44にその旨を通知する。
オブジェクト縮小部44は、レイアウト変更後の画像が、画面内に収まらない旨の通知を受けたときに、レイアウト変更後のオブジェクトが画面内に収まるように縮小した画像を生成する。そして、オブジェクト縮小部44は、縮小した画像を表示データ部7に出力して表示部8に表示させる。オブジェクト管理部42にオブジェクトの移動及び縮小を行った旨を通知して、オブジェクト管理データ記憶部52のオブジェクト管理データを更新させる。
1次記憶部5は、画像処理装置1が各種処理を実行するときに、データを一時的に保持するための記憶領域であり、作業領域として使用される。1次記憶部5には、例えば、ROMやRAMなどのハードウェアを用いることができる。また、1次記憶部5には、タッチパネル取得座標記憶部51、オブジェクト管理データ記憶部52、および画面サイズ記憶部53が含まれる。
タッチパネル取得座標記憶部51には、タッチパネル処理部3から出力された座標が記憶される。
オブジェクト管理データ記憶部52には、オブジェクト管理データが記憶される。上述のように、オブジェクト管理データは、オブジェクトの種類、サイズ、および位置を示すものである。ここでは、オブジェクトの種類を示すデータとして、オブジェクトがペンオブジェクトであるか図であるかを示すデータが、オブジェクトのサイズを示すデータとしてオブジェクトの高さが、オブジェクトの位置を示すデータとして座標が記憶されていることを想定している。なお、オブジェクト管理データの詳細については後述する。
画面サイズ記憶部53には、オブジェクトが表示される画面のサイズ、すなわちオブジェクトを配置するシートのサイズ(高さおよび幅)が記憶される。なお、ここでは表示部8の表示画面全体にシートを表示することを想定しているので、表示部8の表示画面のサイズを示す情報が記憶される。しかしながら、この例に限られず、表示部8内の一部の領域(例えば、所定のウィンドウ内)にシートが表示されるときには、その領域のサイズを示す情報が記憶される。この場合には、例えばウィンドウサイズが変更されたときには、それに合わせて画面サイズ記憶部53に記憶される情報を更新してもよい。
2次記憶部6は、画像処理装置1で使用する各種データを格納する記憶デバイスである。ここでは、図示のように、ペンソフトやタッチパネルドライバなどの各種プログラムが格納されていることを想定している。ペンソフトは、ペンオブジェクトに関する処理を実現するプログラムである。すなわち、ペンソフトを制御部4が読み出して実行することによって、ペン入力処理部41の機能が実現される。また、タッチパネルドライバは、タッチパネル2を動作させるドライバである。すなわち、タッチパネルドライバを制御部4が読み出して実行することによって、タッチパネル処理部3の機能が実現される。2次記憶部5には、例えば、ハードディスクなどを用いることができる。
表示データ処理部7は、表示部8に画像を表示させる制御を行う。すなわち、表示データ処理部7は、表示対象となる画像を表示部8に出力して、表示部8にその画像を表示させる。
表示部8は、画像を表示する表示デバイスである。表示部8は、画像を表示可能なものであればよく、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどの表示デバイスを用いることもできる。なお、ここでは、表示部8の表示面は、タッチパネルとなっていることを想定している。
また、タッチパネル部2および表示部8は、画像処理装置1とは別体の独立したデバイスであってもよい。つまり、制御部4への指示を入力する入力デバイスと、制御部4の指示する画像を表示する表示デバイスは、制御部4と通信可能に接続されていればよく、画像処理装置1と一体に構成されていてもよいし、画像処理装置1に外付けされた独立のデバイスであってもよい。また、画像処理装置1に接続される入力デバイスは、タッチパネルに限られず、例えばタッチパッドやマウス、タブレットなどであっても構わない。
〔オブジェクト管理データの内容〕
図3は、オブジェクト管理データ記憶部52に記憶されるオブジェクト管理データの一例を示す図である。なお、ここでは、表示部8に5つのオブジェクトD1〜D5が表示されていることを想定している。
この場合、図3に示されるように、表示中のオブジェクトD1〜D5のそれぞれについて、オブジェクト管理データが格納される。なお、オブジェクト管理データの生成および格納は、オブジェクト管理部42によって行われる。
上述のように、ここでは、オブジェクト管理データが、オブジェクトの種類、高さ、および座標であることを想定している。
オブジェクトの種類とは、各オブジェクトが図形オブジェクトであるか、或いはペンオブジェクトであるかを示すものである。図示の例では、図形オブジェクトには「図」と記載されている。「ペンオブジェクト」は、ペン入力処理部41が生成したオブジェクトであることを示している。無論、オブジェクトの種類はこれに限られない。オブジェクトの種類を記憶しておくことにより、例えば、指定した種類のオブジェクトのみを表示させるなどの処理に用いることができる。
オブジェクトの高さとは、各オブジェクトの表示画面上における高さを示すものであり、オブジェクトの上端から下端までの長さを示している。ここでは、オブジェクトの画面上の高さをミリメートル単位で示しているが、オブジェクトの高さは、表示画面に対する相対的な高さで表されていてもよい。この場合、座標値を用いて高さを求めることもできる。
なお、ここでは、周辺オブジェクトを上下方向に移動させて生じたスペースに挿入オブジェクトを挿入することを想定しているので、オブジェクト管理データにはオブジェクトの高さを含めている。つまり、「オブジェクトの高さ」は、周辺オブジェクトを移動させる距離を特定するために用いられるものである。このため、例えば周辺オブジェクトを左右方向に移動させて、挿入オブジェクトを挿入するスペースを生成する構成とした場合には、オブジェクト管理データとして、「オブジェクトの幅」を示すデータを格納する必要がある。
オブジェクトの座標は、そのオブジェクトの画面上の位置を示すデータであり、オブジェクト上の所定の位置における座標値が、オブジェクト管理データとして格納される。所定の位置は、例えば、オブジェクトが長方形状であれば、その頂点の何れかの位置(例えば左上の頂点)における座標値を格納してもよい。
〔画像処理装置が生成する画像〕
次に、画像処理装置1が生成する画像について、図4に基づいて説明する。図4(a)〜(e)は、画像処理装置1が生成する画像の一例を示す図である。ここでは、図4(a)に示されるように、表示部8に5つのオブジェクトD1〜D5が表示されており、このうち、オブジェクトD1を位置Pに移動させる場合について説明する。つまり、ここでは、オブジェクトD1が挿入オブジェクトであり、オブジェクトD2〜D5が周辺オブジェクトということになる。
なお、オブジェクトD1〜D5に対応するオブジェクト管理データは、既にオブジェクト管理部42によって生成され、オブジェクト管理データ記憶部52に格納されているものとする。
図4(b)に示されるように、挿入オブジェクトD1の高さをh2、周辺オブジェクトD2およびD3の高さをh3、周辺オブジェクト4DおよびD5の高さをh4、周辺オブジェクトD2およびD3と周辺オブジェクト4DおよびD5との間隔をh1とすると、h2>h1であるため、このままでは、挿入オブジェクトD1を移動させることができない。
このような場合には、オブジェクト移動制御部43は、まず、図4(c)に示されるように、移動先の位置Pを基準にしてシート内の領域を上下に分割し、分割で生じた各領域内のオブジェクトをグループ化する。図示の例では、位置Pよりも上側に存在するオブジェクトD2とオブジェクトD3とがグループG1としてグループ化され、位置Pよりも下側に存在するオブジェクトD4とオブジェクトD5とがグループG2としてグループ化されている。
そして、オブジェクト移動制御部43は、図4(d)に示されるように、グループG1およびグループG2を互いに離間する方向、すなわち、グループG1を上方向に、グループG2を下方向にそれぞれ移動させることにより、グループG1とグループG2との間にスペースを確保して、挿入オブジェクトD1を移動させる。
このような移動(レイアウト変更)によって、オブジェクトの高さの合計はh2+h3+h4となる。図示の例では、この合計の高さが、表示画面の高さHよりも大きいため、表示画面に収まらない状態となる。
そこで、このような場合には、オブジェクト縮小部44は、図4(e)に示されるように、レイアウト変更後のオブジェクトD1〜D5を1つのグループG3にグループ化して、グループ化したオブジェクト全体が画面内に収まるように縮小する。レイアウト変更後のオブジェクトD1〜D5全体を画面内に表示させることができる。
このように、グループG3全体を縮小した場合には、各オブジェクトの相対的な大小関係が維持されるという利点がある。ただし、グループ化は必須の処理ではない。例えば、グループ化を行わず、周辺オブジェクトのみまたは挿入オブジェクトのみを縮小してもよい。
なお、図4の(c)(d)は、(e)の画像を生成するための中間的な画像であるから、表示部8に表示する必要はない。ただし、(d)の画像を生成したときに、オブジェクトが画面内に収まっている場合には、(e)の画像は生成せずに、生成した(d)の画像を表示部8に表示する。
〔画像処理装置が実行する処理の流れ〕
次に、画像処理装置1が実行する処理の流れについて、図5に基づいて説明する。図5は画像処理装置1が実行する処理の一例を示すフローチャートである。なお、同図では、ユーザが、挿入オブジェクトを選択して、挿入位置を指定した後の処理を示している。
図5に示されるように、まず、オブジェクト移動制御部43は、オブジェクト管理データ記憶部52からオブジェクト管理データを読み出す(S1)。そして、オブジェクト移動制御部43は、S1にて読み出したオブジェクト管理データを用いて、何れのオブジェクトが挿入オブジェクトであるかを特定する(S2)。
なお、ここでは、表示部8上でドラッグ・アンド・ドロップする入力操作によって、オブジェクトを移動させることを想定している。このため、オブジェクト移動制御部43は、表示部8がタッチされた位置の座標をタッチパネル取得座標記憶部51から読み出し、この座標に存在するオブジェクトを挿入オブジェクトとして特定する。
ここで、挿入オブジェクトが複数指定されたと判断した場合には、オブジェクト移動制御部43は、挿入オブジェクトグループ化処理を行う(S3)。この処理によって、複数の挿入オブジェクトは、1つのまとまったグループとして取り扱われるようになる。なお、S3の詳細な内容については後述する。
次に、オブジェクト移動制御部43は、挿入オブジェクトの挿入位置を特定する(S4)。上述のように、ここではドロップされた位置が挿入位置となるので、オブジェクト移動制御部43は、タッチパネル取得座標記憶部51に格納されている最新の座標値を挿入位置と特定する。
次に、オブジェクト移動制御部43は、挿入オブジェクトの高さh2が、挿入位置にあるスペースの高さh1よりも大きいか否かを確認する(S5)。なお、挿入オブジェクトの高さh2は、オブジェクト管理データから特定することができる。
また、挿入位置のスペースの高さh1は、オブジェクト管理データの「オブジェクトの高さ」および「オブジェクトの座標」を用いて、挿入位置の上方に位置する周辺オブジェクトの下端の座標と、挿入位置の下方に位置する周辺オブジェクトの上端の座標とを求め、これらのY座標の差分をとり、これをミリメートルに換算することにより特定することができる。
ここで、挿入オブジェクトの高さh2が、スペースの高さh1以下である場合(S5でNO)には、オブジェクト移動制御部43は、挿入オブジェクトをそのまま挿入位置のスペースに移動させることによって、オブジェクトのレイアウトを変更した画像を生成する(S6)。
そして、オブジェクト移動制御部43は、生成した画像を表示データ部7に出力し、表示部8に表示させる(S18)。また、オブジェクト移動制御部43は、レイアウトの変更を行った旨をオブジェクト管理部42に通知し、通知を受けたオブジェクト管理部42は、更新後のレイアウトに対応するようにオブジェクト管理データを更新する。これにより、処理は終了する。
一方、挿入オブジェクトの高さh2が挿入位置のスペースの高さh1よりも大きい場合(S5でYES)、オブジェクト移動制御部43は、挿入位置を基準にして、表示画面を少なくとも2つに分割する(S7)。言い換えれば、オブジェクト移動制御部43は、画面上の領域を、挿入位置を境界とする複数の領域に区分する。以下では、区分された各領域を分割領域と呼ぶ。
次に、オブジェクト移動制御部43は、各分割領域において、該分割領域に含まれる周辺オブジェクトをグループ化する(S8)。グループ化された周辺オブジェクトは、1つのオブジェクトとして取り扱われる。無論、周辺オブジェクトが1つだけ含まれている分割領域や、周辺オブジェクトが含まれていない分割領域では、グループ化は行わない。
続いて、オブジェクト移動制御部43は、挿入オブジェクトの高さh2と挿入位置のスペースの高さh1とを比較して、挿入オブジェクトを移動させるために必要な挿入位置のスペースの不足分を算出する(S9)。
次に、オブジェクト移動制御部43は、S9にて算出した、挿入オブジェクトを移動させるために必要な挿入位置のスペースの不足分に基づいて、各分割領域に含まれる周辺オブジェクトの移動距離を算出する(S10)。例えば、周辺オブジェクトを上下方向に移動させる場合には、各周辺オブジェクトの移動距離は、不足スペースの高さの1/2とすればよい。
続いて、オブジェクト移動制御部43は、各分割領域に含まれる周辺オブジェクトをS10にて算出した移動距離だけ移動させる(S11)。これにより、挿入位置に挿入オブジェクトを移動させるために必要なスペースが確保される。
そして、オブジェクト移動制御部43は、挿入位置に挿入オブジェクトを移動させ(S12)、移動後(レイアウト変更後)のオブジェクト全体の画像を生成する(S13)。
次に、オブジェクト移動制御部43は、レイアウト変更後の周辺オブジェクトおよび挿入オブジェクトを1つのグループにグループ化する(S14)。そして、オブジェクト移動制御部43は、グループ化したオブジェクトの画像の高さh2+h3+h4が、表示画面の高さHよりも大きいか否かを確認する(S15)。なお、表示画面の高さは、画面サイズ記憶部53に予め記憶されている。
ここで、オブジェクト全体の画像の高さh2+h3+h4が、表示画面の高さH以下であることを確認した場合(S15でNO)、オブジェクト移動制御部43は、S13にて生成した画像を表示データ部7に出力し、表示部8に表示させる(S18)。また、オブジェクト移動制御部43は、レイアウトの変更を行った旨をオブジェクト管理部42に通知し、通知を受けたオブジェクト管理部42は、更新後のレイアウトに対応するようにオブジェクト管理データを更新する。これにより、処理は終了する。
一方、グループ化したオブジェクトの画像の高さh2+h3+h4が、表示画面の高さHよりも大きいことを確認した場合(S15でYES)、オブジェクト移動制御部43は、その旨をオブジェクト縮小部44に通知する。
通知を受けたオブジェクト縮小部44は、グループ化されたオブジェクトの画像の高さh2+h3+h4が、表示画面の高さHに収まるような、グループ化されたオブジェクト全体の縮小率を算出する(S16)。続いて、オブジェクト縮小部44は、S16にて算出した縮小率で、S14でグループ化されたオブジェクトの画像を縮小する(S17)。
そして、オブジェクト縮小部44は、S17にて縮小したオブジェクトをシート内に配置した画像を表示データ部7に出力し、表示部8に表示させる(S18)。これにより、レイアウト変更後のオブジェクト全体を1つのシート内に表示させることができる。また、オブジェクト縮小部44は、レイアウトの変更およびオブジェクトの縮小を行った旨をオブジェクト管理部42に通知し、通知を受けたオブジェクト管理部42は、更新後のレイアウトおよびサイズに対応するようにオブジェクト管理データを更新する。これにより、処理は終了する。
〔挿入オブジェクトグループ化処理〕
次に、図6に基づいて、図5の挿入オブジェクトグループ化処理(S3)の詳細を説明する。図6は、挿入オブジェクトグループ化処理の一例を示すフローチャートである。
図6に示されるように、挿入オブジェクトグループ化処理では、まず、オブジェクト移動制御部43は、挿入オブジェクトのグループ化範囲(シート内の領域)を特定する(S3a)。なお、グループ化範囲は、ユーザによる範囲指定の入力操作(例えば、表示部8上をドラッグする操作)に基づいて特定される。
次に、オブジェクト移動制御部43は、S3aにて特定した範囲内に含まれるオブジェクトを検出し、検出したオブジェクトを挿入オブジェクトとして特定する(S3b)。
最後に、オブジェクト移動制御部43は、S3bにて特定した挿入オブジェクトをグループ化する(S3c)。これにより、ユーザが指定した範囲内のオブジェクトがグループ化され、以後の処理ではこの範囲内のオブジェクトは1つの挿入オブジェクトとして取り扱われる。したがって、複数のオブジェクトをまとめて移動することが可能になる。
〔まとめ〕
以上のように、画像処理装置1によれば、挿入オブジェクトを選択して、挿入位置を指定する入力操作を受け付けたとき、挿入オブジェクトの高さh2が、挿入位置にあるスペースの高さh1よりも大きい場合に、オブジェクト移動制御部43は、周辺オブジェクトを挿入位置から離れる方向に移動させる。
そして、オブジェクト移動制御部43は、周辺オブジェクトを移動させることによって生じたスペースに、挿入オブジェクトを挿入する。これにより、挿入位置のスペースが小さい場合であっても、オブジェクトの視認性を担保しつつ、簡単な操作でオブジェクトの挿入を行うことが可能になる。
さらに、オブジェクト移動制御部43が、挿入オブジェクト挿入後のオブジェクト全体の高さが、シートの高さを超えていることを確認した場合には、オブジェクト縮小部44は、挿入オブジェクト挿入後のオブジェクト全体の高さが、シート内に収まるように、オブジェクト全体を縮小する。これにより、挿入オブジェクトを挿入した後のオブジェクト全体を1つのシート内に収めて表示することができる。
〔変形例〕
本実施の形態では、周辺オブジェクトを表示画面の上下方向に移動させることにより、挿入オブジェクトを移動させるスペースを確保する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、周辺オブジェクトを表示画面の左右方向に移動させることにより、挿入オブジェクトを挿入するスペースを確保してもよい。
図7(a)〜(e)は、(a)〜(e)は、画像処理装置1が生成する画像の他の例を示す図であり、周辺オブジェクトを表示画面の左右方向に移動させる場合の例を示す図である。なお、ここでは、図7(a)に示されるように、表示部8に5つのオブジェクトD1〜D5が表示されており、このうち、オブジェクトD1を位置Pに移動させる場合について説明する。
図7(b)に示されるように、挿入オブジェクトD1の幅をw2、周辺オブジェクトD2およびD4の幅をw3、周辺オブジェクトD3およびD5の幅をw4、周辺オブジェクトD2およびD4と周辺オブジェクトD3およびD5との間隔をw1とすると、w2>w1であるため、このままでは、挿入オブジェクトD1を移動させることができない。
このような場合には、オブジェクト移動制御部43は、まず、図7(c)に示されるように、移動先の位置Pを基準にして表示画面上の領域を左右に分割し、分割で生じた各領域内のオブジェクトをグループ化する。図示の例では、位置Pよりも左側に存在するオブジェクトD2とオブジェクトD4とがグループG1としてグループ化され、位置Pよりも右側に存在するオブジェクトD3とオブジェクトD5とがグループG2としてグループ化されている。
そして、オブジェクト移動制御部43は、図7(d)に示されるように、グループG1およびグループG2を互いに離間する方向、すなわち、グループG1を左方向に、グループG2を右方向にそれぞれ移動させることにより、グループG1とグループG2との間にスペースを確保して、挿入オブジェクトD1を移動させる。
このような移動(レイアウト変更)によって、オブジェクト幅の合計はw2+w3+w4となる。図示の例では、この合計の幅が、表示画面の幅Wよりも大きいため、表示画面に収まらない状態となる。
そこで、このような場合には、オブジェクト縮小部44は、図7(e)に示されるように、レイアウト変更後のオブジェクトD1〜D5を1つのグループG3にグループ化して、グループ化したオブジェクト全体が画面内に収まるように縮小する。これにより、レイアウト変更後のオブジェクトD1〜D5全体を1つのシート内に表示させることができる。
このように、周辺オブジェクトを表示画面の左右方向に移動させることによっても、オブジェクトの視認性を担保しつつ、簡単な操作でオブジェクトの挿入を行うことができる。無論、周辺オブジェクトの移動方向は、挿入オブジェクトの挿入スペースを確保できる方向であればよく、上下方向および左右方向に限られない。例えば、斜め方向に移動させてもよい。
また、上記では、予め定められた方向に周辺オブジェクトを移動させる例について説明したが、表示画面内の空きスペースを検出し、検出した空きスペースに周辺オブジェクトを移動させてもよい。これにより、空きスペースを有効に活用することができる。なお、空きスペースは、オブジェクト管理データを用いて検出することが可能である。
そして、上記では、挿入位置の上下に存在する周辺オブジェクトをそれぞれ移動させる例について説明したが、移動させる周辺オブジェクトは1つ以上であればよい。例えば、挿入位置の上側の周辺オブジェクトを移動させることによって、挿入オブジェクトの挿入スペースが確保できるような場合には、挿入位置の上側の周辺オブジェクトのみを移動させるようにしてもよい。
さらに、上記では、挿入オブジェクトを移動したときに、周辺オブジェクトを移動させる例について説明した。しかしながら、本発明は、オブジェクトの挿入を行う場合であれば適用することができる。例えば、表示画面に新たなオブジェクトを追加する場合に適用することもできる。この場合には、オブジェクトの追加が行われたときに、図5の処理が行われることになる。
なお、オブジェクトの追加を行う方法は、特に限られず、例えば他のアプリケーションソフトで作成したオブジェクトをインポートする方法や、ペン入力を行ってペンオブジェクトを生成する方法などが挙げられる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、画像処理装置1の各ブロック、特にオブジェクト管理部42、オブジェクト移動制御部43、およびオブジェクト縮小部44は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、画像処理装置1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリなどの記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである画像処理装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、画像処理装置1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープなどのテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスクなどの磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−Rなどの光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カードなどのカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROMなどの半導体メモリ系などを用いることができる。
また、画像処理装置1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網などが利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線などの有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網などの無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明によれば、プレゼンテーション用のシートにおけるオブジェクトの配置を容易に変更することができるので、プレゼンテーション用のシートの作成や、電子会議システム等において、会議参加者が共通して閲覧するディスプレイに、プレゼンテーション用のシートを表示させる装置などに好適に利用することができる。
1 画像処理装置
2 タッチパネル部
3 タッチパネル処理部
4 制御部
5 1次記憶部
6 2次記憶部
7 表示データ処理部
8 表示部
41 ペン入力処理部
42 オブジェクト管理部
43 オブジェクト移動制御部(周辺オブジェクト移動手段、オブジェクト挿入手段、領域分割手段)
44 オブジェクト縮小部(オブジェクト縮小手段)

Claims (7)

  1. オブジェクトが配置されてなるプレゼンテーション用のシートを表示すると共に、該シート内の挿入位置と、該挿入位置に挿入するオブジェクトである挿入オブジェクトとを指定する入力操作を受け付けて、オブジェクトの配置を変更する画像処理装置であって、
    上記入力操作を受け付けたときに、上記挿入位置周辺に既に表示されているオブジェクトである周辺オブジェクトを当該挿入位置から離れる方向に移動させる周辺オブジェクト移動手段と、
    上記周辺オブジェクト移動手段が周辺オブジェクトを移動させることによって生じたスペースに上記挿入オブジェクトを挿入したシートを表示するオブジェクト挿入手段とを備えていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 上記挿入オブジェクトを挿入した後の、該挿入オブジェクトおよび上記周辺オブジェクトが上記シート内に収まるように、上記挿入オブジェクトおよび上記周辺オブジェクトの少なくとも何れかを縮小するオブジェクト縮小手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 上記オブジェクト挿入手段は、上記周辺オブジェクト移動手段が周辺オブジェクトを移動させることによって生じたスペースに上記挿入オブジェクトを挿入した状態の画像を生成し、
    上記オブジェクト縮小手段は、上記オブジェクト挿入手段が生成した画像を縮小することによって、上記挿入オブジェクトおよび上記周辺オブジェクトが上記シート内に収まるようにすることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 上記挿入位置を基準として、上記シートを少なくとも2つの領域に分割する領域分割手段を備え、
    上記周辺オブジェクト移動手段は、上記領域分割手段が分割して生じた各領域に含まれるオブジェクトをそれぞれグループ化して、グループ化したオブジェクトを上記挿入位置から離れる方向に移動させることによって、周辺オブジェクトを移動させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. オブジェクトが配置されてなるプレゼンテーション用のシートを表示すると共に、該シート内の挿入位置と、該挿入位置に挿入するオブジェクトである挿入オブジェクトとを指定する入力操作を受け付けて、オブジェクトの配置を変更する画像処理装置の制御方法であって、
    上記入力操作を受け付けたときに、上記挿入位置周辺に既に表示されているオブジェクトである周辺オブジェクトを当該挿入位置から離れる方向に移動させる周辺オブジェクト移動ステップと、
    上記周辺オブジェクト移動ステップで周辺オブジェクトを移動させることによって生じたスペースに上記挿入オブジェクトを挿入したシートを表示するオブジェクト挿入ステップとを含むことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  6. 請求項1から4のいずれか1項に記載の画像処理装置を動作させるためのプログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるためのプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2009298760A 2009-12-28 2009-12-28 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、および、プログラム Active JP5290141B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009298760A JP5290141B2 (ja) 2009-12-28 2009-12-28 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、および、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009298760A JP5290141B2 (ja) 2009-12-28 2009-12-28 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、および、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011138380A true JP2011138380A (ja) 2011-07-14
JP5290141B2 JP5290141B2 (ja) 2013-09-18

Family

ID=44349737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009298760A Active JP5290141B2 (ja) 2009-12-28 2009-12-28 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、および、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5290141B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103379242A (zh) * 2012-04-26 2013-10-30 京瓷办公信息系统株式会社 显示输入装置和图像形成装置
JP2015197796A (ja) * 2014-04-01 2015-11-09 日本電気株式会社 電子ホワイトボード装置、電子ホワイトボードの入力支援方法、及びプログラム
WO2020059196A1 (ja) * 2018-09-21 2020-03-26 株式会社LoiLo プレゼンテーション資料作成装置、プレゼンテーション資料作成方法、及びプレゼンテーション資料作成プログラム
JP2020052987A (ja) * 2018-09-21 2020-04-02 株式会社LoiLo プレゼンテーション資料作成装置、プレゼンテーション資料作成方法、及びプレゼンテーション資料作成プログラム
JP2022506929A (ja) * 2019-01-24 2022-01-17 北京字節跳動網絡技術有限公司 ディスプレイページのインタラクション制御方法及び装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09190546A (ja) * 1996-01-11 1997-07-22 Canon Inc 自動画像編集装置
WO2008132977A1 (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Konica Minolta Holdings, Inc. 画像編集装置及び画像編集システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09190546A (ja) * 1996-01-11 1997-07-22 Canon Inc 自動画像編集装置
WO2008132977A1 (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Konica Minolta Holdings, Inc. 画像編集装置及び画像編集システム

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CSNB201000147001; 山内敏昭,外2名: 「PowerPoint2007 パーフェクトマスター」 第1版, 20080201, p.164,165,565-567, 株式会社秀和システム *
JPN6013000116; 山内敏昭,外2名: 「PowerPoint2007 パーフェクトマスター」 第1版, 20080201, p.164,165,565-567, 株式会社秀和システム *

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103379242A (zh) * 2012-04-26 2013-10-30 京瓷办公信息系统株式会社 显示输入装置和图像形成装置
JP2013228900A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Kyocera Document Solutions Inc 表示入力装置および画像形成装置
JP2015197796A (ja) * 2014-04-01 2015-11-09 日本電気株式会社 電子ホワイトボード装置、電子ホワイトボードの入力支援方法、及びプログラム
WO2020059196A1 (ja) * 2018-09-21 2020-03-26 株式会社LoiLo プレゼンテーション資料作成装置、プレゼンテーション資料作成方法、及びプレゼンテーション資料作成プログラム
JP2020052987A (ja) * 2018-09-21 2020-04-02 株式会社LoiLo プレゼンテーション資料作成装置、プレゼンテーション資料作成方法、及びプレゼンテーション資料作成プログラム
CN112740165A (zh) * 2018-09-21 2021-04-30 株式会社乐益乐 演示资料制作装置、演示资料制作方法和演示资料制作程序
JP2021185518A (ja) * 2018-09-21 2021-12-09 株式会社LoiLo 資料作成装置、資料作成方法、及び資料作成プログラム
US11500527B2 (en) 2018-09-21 2022-11-15 Loilo Inc. Presentation material creation apparatus, presentation material creation method, and presentation material creation program
CN112740165B (zh) * 2018-09-21 2024-06-11 株式会社乐益乐 演示资料制作装置、演示资料制作方法和演示资料制作程序
JP2022506929A (ja) * 2019-01-24 2022-01-17 北京字節跳動網絡技術有限公司 ディスプレイページのインタラクション制御方法及び装置
JP7195426B2 (ja) 2019-01-24 2022-12-23 北京字節跳動網絡技術有限公司 ディスプレイページのインタラクション制御方法及び装置
US11586345B2 (en) 2019-01-24 2023-02-21 Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd. Method and apparatus for interaction control of display page

Also Published As

Publication number Publication date
JP5290141B2 (ja) 2013-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11307745B2 (en) Operating method for multiple windows and electronic device supporting the same
AU2013222958B2 (en) Method and apparatus for object size adjustment on a screen
JP5627985B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、制御プログラム、および記録媒体
US20140359435A1 (en) Gesture Manipulations for Configuring System Settings
JP5290141B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、および、プログラム
JP2001222355A (ja) オブジェクト移動装置及び記録媒体
US10656790B2 (en) Display apparatus and method for displaying a screen in display apparatus
JP5945157B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、制御プログラム、および記録媒体
JP2004192573A (ja) 情報処理装置及び情報表示方法
EP2958312A2 (en) Information display unit and method of multi-level type, ordering apparatus and computer-executable program
JP2013114558A (ja) 情報処理装置、表示制御方法、及びプログラム
US6738028B2 (en) Multi-display system and cursor controlling method therefor
JP2007079644A (ja) 表示装置、表示装置の制御方法、表示装置の制御プログラム、および表示装置の制御プログラムを記録した記録媒体
JPWO2008139551A1 (ja) 情報提示装置及び情報提示方法
JP5875262B2 (ja) 表示制御装置
JP6068758B2 (ja) プログラマブル表示器
CN109656435B (zh) 显示控制装置及记录介质
JP6078243B2 (ja) 表示システムおよび表示プログラム
JP6579905B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の表示制御方法、及びプログラム
JP5811781B2 (ja) グラフ表示装置およびプログラム
US20140165011A1 (en) Information processing apparatus
JP7329957B2 (ja) 仮想オブジェクト表示装置、及びプログラム
JP2009301523A (ja) タッチパネル式操作電子機器
KR101033910B1 (ko) 리스트 스크롤 방법
JP2011039602A (ja) 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130315

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130605

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5290141

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150