JP6579905B2 - 情報処理装置、情報処理装置の表示制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の表示制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理装置の表示制御方法、及びプログラムに関するものである。
情報処理装置において、文書を構成する文字や写真などの文書構成要素(オブジェクト)を識別し、文書内のそれらのオブジェクトを順次拡大して表示していく技術がある(特許文献1)。この技術は、ユーザに対して文書をオブジェクト毎に順次閲覧することが可能な技術を提供する。
また、この情報処理装置をさらに大型の外部ディスプレイに接続して表示させると、多人数で同一の文書を閲覧することができるため、プレゼンツールとして利用できる。
しかし、この技術は、文書ページ内の1つのオブジェクトを画面全体に拡大表示するため、次に拡大表示されるオブジェクトを同時に見ることはできない。そのため、プレゼンツールとして利用する場合、発表者は説明中に次にどのオブジェクトが表示されるかわからず、現時点でどこまでの内容を話すべきかわからなくなってしまう場合がある。
従来のプレゼン用ソフトウェアでは専用の機能が備えられている。例えば、マイクロソフト社のMicrosoft Office PowerPoint 2007(商標)の発表者ツール(非特許文献1参照)では、発表者用と聴講者用で画面を分け、聴講者用には現在のスライドを表示し、発表者用には、聴講者向けに表示中のスライドと前後数枚のスライドのサムネイルとを表示する方法が開示されている。
特開2013-190870号公報
Microsoft Office PowerPoint 2007のヘルプ「発表者ツールを使用して2台のモニタでプレゼンテーションを実行する」(http://office.microsoft.com/ja-jp/powerpoint-help/HA010067383.aspx)
しかしながら、非特許文献1は、スライド単位(ページ単位)で、現在のスライドと、前後のスライドとを表示するものであり、スライド(ページ)内のオブジェクト単位で拡大表示するようなケースについては考慮されていない。
また、ページ内のオブジェクトを順次拡大表示するようなケースにおいては、次に拡大表示される予定の次オブジェクトの内容を発表者が把握できるようにするとともに、次オブジェクトがページ内のどこに配置されているものなのかも発表者が把握できるようにするのが望ましい。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、外部表示装置に表示中の現在オブジェクトと、次に表示される次オブジェクトとを、発表者用の画面に表示位置関係を保った状態で表示するとともに、文書内のそれらのオブジェクトの位置関係も把握しやすくできる仕組を提供することである。
上記目的を達成する本発明の情報処理装置は以下に示す構成を備える。
外部表示装置と通信する情報処理装置であって、ページ画像に含まれる複数のオブジェクトのうち、前記外部表示装置で拡大表示される第1のオブジェクトを特定する特定手段と、前記外部表示装置で次に拡大表示されるべき第2のオブジェクトを、前記ページ画像から取得する取得手段と、前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとの前記ページ画像における位置関係を保った状態で、前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとが表示されるように、前記ページ画像を表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、発表者は、次に表示される予定の次オブジェクトの内容を操作する端末画面で把握できるようになり、さらに、現在オブジェクトと次オブジェクトの位置関係も把握できる。
情報処理装置の構成を説明するブロック図である。 情報表示支援システムの一例を示す図である。 情報処理装置で処理される文書データの構造を説明する図である。 ページ一覧画面を示す図である。 強調表示モード中の聴講者用画像と発表者用画像を示す図である。 情報処理装置の表示制御方法を説明するフローチャートである。 現在オブジェクト及び次オブジェクトの位置関係を示す図である。 フローティング枠と現在オブジェクト表示枠の位置関係の図である。 現在オブジェクト表示枠とフローティング枠の位置関係の図である。 発表者用画像の例を示す図である。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す情報処理装置の構成を説明するブロック図である。本例では、情報処理装置の一例として携帯情報端末107を用いて構成例を示す。携帯情報端末107は、後述するスクリーンに表示すべき表示データを転送する機能を備える。
図1において、携帯情報端末107は、メインボード1900、LCD1901、タッチパネル1902、ボタンデバイス1903から構成される。また、本実施形態では、LCD1901とタッチパネル1902をまとめてタッチUI1904と呼ぶこととする。本実施形態では、携帯情報端末107は、スマートフォンやタブレット等の情報処理装置であってよい。
メインボード1900は、CPU1905、無線LANモジュール1906、電源コントローラ1907、ディスプレイコントローラ(DISPC)1908、パネルコントローラ(PANELC)1909を含む。さらに、メインボード1900は、記憶装置1910、RAM1911、二次電池1912、タイマ1913を含む。CPU1905〜タイマ1913の各デバイスは、バス(不図示)によって接続されている。
CPU1905は、バスに接続される各デバイスを制御すると共に、記憶装置1910に記憶されたソフトウェアを、RAM1911に展開して実行するプロセッサである。RAM1911は、CPU1905のメインメモリ、ワークエリア、LCD1901に表示するビデオイメージ用エリア、不図示の外部表示装置に表示するビデオイメージ用エリア、および文書データの保存領域として機能する。ディスプレイコントローラ1908は、CPU1905の要求に応じて、RAM1911に展開されたビデオイメージ出力を高速に切り替えるとともに、LCD1901及び外部表示装置に同期信号を出力する。結果として、RAM1911のビデオイメージが、ディスプレイコントローラ1908の同期信号に同期してLCD1901及び外部表示装置に出力され、LCD1901及び外部表示装置上にイメージが表示される。
パネルコントローラ1909は、CPU1905の要求に応じて、タッチパネル1902およびボタンデバイス1903を制御する。その制御によって、タッチパネル1902上の指又はスタイラスペンなどの指示物の押下位置や、ボタンデバイス1903上の押下されたキーコードなどが、CPU1905に通知される。
押下位置情報は、タッチパネル1902の横方向の絶対位置を示す座標値(以下x座標)と、縦方向の絶対位置を示す座標値(以下y座標)から成る。これらの座標は、LCD1901上の画素位置と対応している。なお、本実施形態において、原点は、タッチパネル1902の左上端である。タッチパネル1902は、複数ポイントの押下を検知することが可能で、押下を検知した場合、CPU1905には押下点数分の押下位置情報が通知される。
電源コントローラ1907は、外部電源(不図示)と接続され電力の供給を受ける。これによって、電源コントローラ1907に接続された二次電池1912を充電しながら、かつ携帯情報端末107全体に電力を供給する。外部電源から電力が供給されないときは、二次電池1912からの電力を携帯情報端末107全体に供給する。無線LANモジュール1906は、CPU1905の制御に基づいて、前記LAN102に接続された無線アクセスポイント(不図示)上の無線LANモジュールとの無線通信を確立し、携帯情報端末107との通信を仲介する。無線LANモジュール1906は、例えば、IEEE802.11b等の既知の通信モジュールであってよい。
タイマ1913は、CPU1905の制御に基づいて、ジェスチャイベント発生部(不図示)へのタイマ割込を発生させる。なお、ジェスチャイベント発生部は、ユーザが指やタッチペン等を用いてタッチパネル1902に対して、タッチ押下イベントやスワイプイベント等の各種ジェスチャイベントを発生させる。また、携帯情報端末107には、地磁気センサ(不図示)や加速度センサ(不図示)がバスに接続されている。
さらに、タイマ1913は、CPU1905の制御に基づいて、携帯情報端末107の傾きを検知し、携帯情報端末107が所定以上の傾きを得ると、携帯情報端末107の向きを変更し、LCD1901への描画の指示を送る。CPU1905は、該携帯情報端末107の向きが変更される場合、LCD1901の幅および高さと、タッチパネル1902で検出される座標値のx座標とy座標を入れ替えて、以降の処理を行う。
図2は、本実施形態を示す情報表示支援システムの一例を示す図である。本例は、携帯情報端末107とプロジェクター108とスクリーン109を利用する情報表示支援システムの構成例である。本例では、携帯情報端末107を操作する説明者がスクリーン109に投影される画像を見ながら、聴講者111にプレゼンテーションを行う場合を想定する。
図2において、携帯情報端末107は、ディスプレイケーブル110または無線を介してプロジェクター(外部表示装置)108と接続されている。プロジェクター108は携帯情報端末107のディスプレイコントローラ1908で生成される同期信号とビデオイメージの電気信号を受信し、光に変換してスクリーン109に投影する。結果として、発表者112及び聴講者111は携帯情報端末107で生成されたビデオイメージをスクリーン109上で目視することができる。なお、外部表示装置は、プロジェクターとスクリーンの組み合わせに限るものではなく、液晶ディスプレイなどその他のディスプレイであってもよい。
図3は、本実施形態を示す情報処理装置で処理される文書データの構造を説明する図である。本実施形態における文書データは、文書構造データから構成される。
図3の(E)の表は、文書構造データを示す表である。文書構造データは、文書内の構成要素(オブジェクト)の情報を持つデータを意味し、各オブジェクトの属性、ページ番号、ページ内での位置の座標X、座標Y、幅W、高さH、表示順、文字サイズ、データが含まれる。属性は文字から構成される文字領域矩形オブジェクト、図形から構成されるグラフィック領域矩形オブジェクト、複数のオブジェクトから構成されるグループ領域矩形オブジェクトを示す。各領域のオブジェクトは、CPU1905が文書データを解析することにより自動的に抽出するようにしてもよいし、ユーザの指示に基づいて領域オブジェクトを設定するようにしてもよい。
例えば、グループ領域矩形オブジェクトは、ユーザにより指定された領域に基づいて設定された領域を示すオブジェクトであり、複数のオブジェクトが対象として指定された場合は、それらのオブジェクトが含まれる領域がグループ領域矩形オブジェクトとなる。例えば、図3の(E)のオブジェクトAは、1ページ目全体が指定された場合に設定されたオブジェクトである。座標X、座標Yは、入力画像における各矩形オブジェクトの始点のX、Y座標(左上角の座標)である(合わせて位置情報とする)。
また、幅W、高さHは、矩形オブジェクトのX座標方向の幅、Y座標方向の高さ(合わせて大きさ情報とする)である。ページ番号はオブジェクトが存在するページの番号である。表示順は、後述する強調表示モードにおいて表示する順番であり、ユーザの指示に基づいて指定されるものである。なお、図3(E)の例では、強調表示対象として指定されなかったオブジェクトD,F,Hに関しては、表示順が設定されていない。
文字サイズは、当該オブジェクトが文字領域矩形オブジェクトの場合に含まれる数値で、その文字領域矩形に含まれる各文字の平均的な文字高である。データは、そのオブジェクトのコンテンツを表し、属性が文字領域矩形オブジェクトの場合はテキストデータ、グラフィック領域矩形オブジェクトの場合は画像を示すバイナリーデータ、グループ領域矩形オブジェクトの場合それを構成するオブジェクトへのリンクである。なお、データの内容については図3(E)の表では省略して示している。
CPU1905は、文書構造データが与えられると各ページ内の各オブジェクトの位置情報や大きさ情報に基づいてグループ領域矩形オブジェクト以外の各データを配置し、ページ毎に画像として合成する(ページ画像生成処理)。図3の(A)は、このようにして図3の(E)の文書構造データに基づいて生成されるページ1のページ画像301を示す。
また、図3の(B)は、ページ画像301に対してオブジェクトに関する情報を重畳した図を示す。図3(B)において、点線で囲んだ領域が個々のオブジェクトを表しており、さらにオブジェクトAについては位置及び幅高さについて図示している。
同様にして、図3の(C)は図3の(E)の表の文書構造データに基づいて生成されるページ2のページ画像302を示す。また、図3の(D)は、ページ画像302に対してオブジェクトに関する情報を重畳した図を示す。図3の(D)において、点線で囲んだ領域が個々のオブジェクトを表しており、さらにオブジェクトHについては位置及び幅高さについて図示している。
なお、文書データにはページ画像を元々含めていてもよく、ページ画像が含まれている場合、それを利用する。
CPU1905は、生成したページ画像をRAM1911に格納する。CPU1905は、RAM1911に格納されたページ画像を、指定される表示位置や拡大倍率に従って一部又は全部を切り出して拡大した画像を生成することで、表示用画像(聴講者用画像と発表者用画像)を生成する。CPU1905は、ページ画像内のオブジェクトの1つを拡大表示した聴講者用画像を、プロジェクター108を用いて投影表示する。また、CPU1905は、聴講者用画像として現在拡大表示されている現在オブジェクトと次に拡大表示される次オブジェクトとを含む拡大表示画像またはフローティング表示画像を、発表者用画像として作成し、更に操作用のボタンを重畳したうえで、RAM1911上にビデオイメージとして格納してLCD1901に表示する。
図4は、図1に示したLCD1901に表示されるページ一覧画面を示す図である。本実施形態におけるページ一覧画面は、本アプリケーションに文書データを読み込ませた時に最初に表示される画面である。
図4に示すページ一覧画面において、CPU1905はページ毎にページ画像を生成し、並べて表示する。本実施形態において、ページ画像を並べる方向は左右とするが、上下方向に並べてもよい。ページ一覧画面において、CPU1905はタッチパネル1902上で行われたスワイプ操作を検出して画面のスクロールを行う。
なお、スワイプ操作とは指を触れてからスライドさせる操作である。またページ一覧画面において、CPU1905はタッチパネル1902上で行われたダブルタップ操作を検出すると、後述の「現在オブジェクト」として操作対象のページで表示順が最も小さいオブジェクトを設定したうえで、後述の強調表示モードへ移行する。なおダブルタップ操作とは、特定の場所を触れて離す操作を短い間隔で2回連続行う操作である。
図5は、強調表示モード中の聴講者用画像と発表者用画像を示す図である。
図5に示す強調表示モードにおいては、プロジェクター108と、携帯情報端末107のLCD1901とで異なる表示を行う。プロジェクター108には聴講者用画像501を表示する。聴講者用画像は、ページ内の選択中のオブジェクト(現在オブジェクト)が画面いっぱいに収まるようにスケールしたものである。図5は現在オブジェクトとしてオブジェクトA(図3の(E))が設定されている状況での表示例である。なお、オブジェクトAはページ全域を包括するオブジェクトであるため、図5の聴講者用画像501としてページ全体が表示されている。なお、現在オブジェクトとしてオブジェクトBが設定されると、ページ内のオブジェクトBの部分が拡大表示されるように画面表示が更新される。
LCD1901には発表者用画像502を表示する。発表者用画像502は現在オブジェクトと次オブジェクト(文書構造データ上で現在オブジェクトより表示順が1大きいオブジェクト)両方が収まるよう表示する。発表者用画像の生成方法は図6を用いて後述する。
さらに、発表者用画像502には前へボタン503、モード切り替えボタン504、次へボタン505を示す領域が配置される。
ここで、発表者が前へボタン503を押した時、現在オブジェクトを文書構造データの表示順で前のオブジェクトで置き換えて表示を更新する。また、発表者が次へボタン505を押した時、現在オブジェクトを文書構造データの表示順で次のオブジェクトで置き換えて表示を更新する。また、発表者がモード切り替えボタン504を押した時、マーカーモードのON/OFFを切り替えて、表示を更新する。マーカーモードは発表者の操作をペン書き操作と認識して、タッチパネル1902上でユーザが触れたところに半透過の線を描画するモードである。
「表示を更新」することはつまり、聴講者用画面には新たに設定された「現在のオブジェクト」を拡大表示し、発表者用画面には、後述の発表者用画像生成フローに基づいて生成された画面(現在オブジェクトと次オブジェクトとを含む画面)を表示することを意味する。
図6は、本実施形態を示す情報処理装置の表示制御方法を説明するフローチャートである。図6は、発表者用画像の生成処理例の手順に対応する。なお、各ステップは、CPU1905が記憶装置1910に記憶される制御プログラムを実行することで実現される。
このフローは前述のページ一覧画面から強調表示モードへの移行時、または前へボタン503・モード切り替えボタン504・次へボタン505の押下検出に伴う表示更新時にCPU1905で実施される。このような操作がおこなわれたとき、まず現在のオブジェクトを特定する。例えば、ページ一覧画面から強調表示モードへ移行された場合は、文書構造データ(図3(E))に基づき表示順が1番目のオブジェクトを現在オブジェクトとして特定する。
S401において、CPU1905は現在マーカーモードがONかOFFかを判断する。マーカーモードが「OFF」であるとCPU1905が判断した場合S402に移行する。マーカーモードが「ON」であるとCPU1905が判断した場合、S412に移行する。
S402において、CPU1905は、次オブジェクトを文書データから取得し、次オブジェクトと現在オブジェクトが同じページに存在するか否かを判断する。次オブジェクトが現在オブジェクトと同じページに存在するとCPU1905が判断した場合はS4021に移行し、そうでないとCPU1905が判断した場合は、S411に移行する。
S4021において、CPU1905は、現在の注目オブジェクト拡大モードがONであるかどうかを判断する。ここで、CPU1905が注目オブジェクト拡大モードがONであると判断した場合S403へ移行する。
ここで、注目オブジェクト拡大モードは、ユーザによって注目オブジェクト拡大モードをON/OFF切り替え可能である。したがって、注目オブジェクト拡大モードがONの時は、以降の処理で、現在のオブジェクトと次のオブジェクトがなるべく大きく表示されるような画像を生成する。
一方、注目オブジェクト拡大モードがOFFの時は、以降の処理で、ページ全体を収めると共に、現在オブジェクト、次オブジェクトの領域を目立たせた画像を生成する。
一方、S4021において、注目オブジェクト拡大モードがONでないとCPU1905が判断した場合、S4022に移行する。
S4022では、CPU1905はページ全体が画面全体に収まるようにページ画像を縮小処理した後、現在オブジェクトと次オブジェクトの周囲に点線を描画し、さらに次オブジェクトの領域内を公知の方法で色味を変更した画像を生成する。
なお、点線の描画や色味の変更に限らず、現在オブジェクトと次オブジェクトが他のオブジェクトと区別して表示されることで、認識しやすくなっていればよい。例えば、現在オブジェクトと次オブジェクトを点滅表示したり、網掛け、太字化などすることで表示形態を変更してもよい。
CPU1905はこのようにして生成された画像を発表者用画像としてRAM1911に保存する。このような画像の一例は、後述する図10の(E)である。
また、S402において、次のオブジェクトは同ページ内にないとCPU1905が判断した場合、S411に移行する。S411において、次オブジェクトは別のページに存在するオブジェクトであるので、CPU1905は、次オブジェクトをフローティング表示する。このとき、ページ一覧画面でのページの並び方向で次に相当する位置に次オブジェクトを配置する。
例えばページが左右に並べられ、右にいくほど後のページを表す場合は、次オブジェクトを右端に配置する。具体的にはAn=Athとしたうえで、S408と同様の処理を、フローティング表示方向画面端を画面右端中央に配置するように変更して行う。
S403において、CPU1905は、現在オブジェクトと次オブジェクトのページ内での位置関係を保った状態で、画面内に両方のオブジェクトが表示されるようにページの表示倍率を変更した場合における、次オブジェクトの表示サイズを計算する。
図7は、現在オブジェクト及び次オブジェクトの位置関係を示す図である。以下図7中の座標を用いながらS403の処理を説明する。
現在オブジェクトの座標を(Xc,Yc)、幅と高さを(Wc,Hc)とし、次オブジェクトの座標を(Xn,Yn)、幅と高さを(Wn,Hn)とする。すなわち、現在オブジェクトの各頂点は(Xc,Yc)、(Xc+Wc,Yc)、(Xc,Yc+Hc)、(Xc+Wc,Yc+Hc)、次オブジェクトの各頂点は(Xn,Yn)、(Xn+Wn,Yn)、(Xn,Yn+Hn)、(Xn+Wn,Yn+Hn)となる。
そして、全X座標(Xc、Xc+Wc、Xn、Xn+Wn)の中から最小のX座標Xmin、最大のX座標Xmaxを抽出し、同様に全Y座標(Yc、Yc+Hc、Yn、Yn+Hn)から最小のY座標Ymin、最大のY座標Ymaxを抽出する。
そして、(Xmin,Ymin)、(Xmax,Ymax)を対角とする矩形領域(包含矩形701)を定義し、その幅Wa(=Xmax−Xmin)、高さHa(=Ymax−Ymin)を算出する。さらに、LCDの画素数の幅Wlcd、高さHlcdをとして、Wlcd/Wa又はHlcd/Haのうち値が小さい方を表示倍率Saとする。
すなわち表示倍率Saは、包括矩形701の縦横比を維持したままLCD画面にちょうど収まるようサイズに変換するための倍率を表す。そして、CPU1905は幅WnとHnの積に表示倍率Saを乗じることで標準表示サイズAnを求める。すなわち標準表示サイズAnは、現在のオブジェクトと次のオブジェクトの位置関係を維持したまま画面内に両方が表示されるようにページの表示倍率を変更した場合の、次オブジェクトの表示サイズである。
S404において、CPU1905は次オブジェクトの属性を調べて、属性が図形であると判断した場合S406に移行し、そうでないとCPU1905が判断した場合、S405に移行する。
S405において、CPU1905は次オブジェクトの属性を調べて文字であると判断した場合S407に移行し、そうでないとCPU1905が判断した場合、S409に移行する。
S406において、CPU1905は、図形と判断された次オブジェクトの表示サイズが所定の大きさより(閾値)大きいか否かを判断する。具体的には、CPU1905はまず、図形に対して予め設定された識別可能な最低の大きさである最低表示サイズAth(例えばWlcd×Hlcd/8)を記憶装置1910から取得する。そして、AnがAthより大きいとCPU1905が判断した場合、S409に移行し、そうでないとCPU1905が判断した場合、S408に移行する。
S407において、CPU1905は、次オブジェクトに含まれる文字が識別できる大きさか判断する。具体的にはまず、CPU1905は予め設定された識別可能な最低文字サイズFth(例えばHlcd/16)を記憶装置1910から取得する。
続いて、次オブジェクトの文書構造データ上の文字サイズFnを取得し、文字識別可能最低表示倍率Sfa=Fth/Fnを求める。そして、幅WnとHnの積にSfaを乗じることで最低表示サイズAthを求める。そしてAnがAthより大きいとCPU1905が判断した場合、S409へ移行し、そうでないとCPU1905が判断した場合、S408へ移行する。
S408において、CPU1905は、次オブジェクトを所定のオブジェクトサイズ(例えば最低表示サイズ)の大きさになるように、次オブジェクトの表示倍率を変更して、フローティング表示する。
図8は、フローティング枠と現在オブジェクト表示枠の位置関係を示す図である。以下、図8中の座標を用いながらS408の具体的な処理を説明する。
まず、CPU1905は次オブジェクトを最低表示サイズに拡大するための拡大倍率So=Sa*Ath/Anを求め、Wn、HnそれぞれにSoを乗じることで、フローティング枠に表示する画像サイズの幅と高さ(Wf、Hf)を決定する。
すなわちWf=Wn*So、Hf=Hn*Soである。ただし、Wf,Hfが所定の上限値(例えば画面の半分を占める)を超える場合はWf,Hfとして上限値を設定する。これはフローティング枠が大きくなりすぎて現在オブジェクトが全く見えなくなるような状況を防ぐためである。そしてフローティング枠そのものの幅と高さには余白Mを足して幅Wfa=Wf+2*M,高さHfa=Hf+2*Mとする。
なお、Mはフローティング枠に表示する画像端からフローティング枠まで余白を表す。続いて幅Wlcd、高さHlcdの空白画像803を用意し、ページ画像を、ページ画像中の現在オブジェクトの中心点が空白画像803の中心(Xc0´,Yc0´)にくるように配置する。
そして、CPU1905は、次オブジェクトの中心点(Xn0´,Yn0´)と現在オブジェクトの中心点(Xc0´,Yc0´)の相対位置関係を求める。具体的には、CPU1905がまず(Xc0´,Yc0´)及び(Xn0´,Yn0´)を通る直線L(直線804)と、空白画像803の辺との交点を求める。本例では、直線Lと空白画像の辺との交点は必ず二点存在するが、Xn0´>Xc0´の場合は、Xc0´よりX座標が大きい交点、Xn0´<Xc0´の場合は、Xc0´よりX座標が小さい交点を選択する。
CPU1905は、この交点をフローティング表示方向画面端とし、逆側の交点を現在オブジェクト表示方向画面端とする。
続いて、そのフローティング表示方向画面端が存在する辺(画面右端、上端、左端、下端いずれか)と一辺を共有し、幅高さがそれぞれ前記(Wfa、Hfa)で中心点が直線L上かつ空白画像803の内側に存在するような矩形領域(フローティング枠801)を定義する。
また、CPU1905は、フローティング枠と直線Lの交点のうち、現在表示方向画面端と近い交点の座標を(Xf´、Yf´)とする。そして、CPU1905は、現在表示方向画面端と(Xf´、Yf´)を対角とする矩形領域を定義し、これを現在オブジェクト表示枠802とする。なお(Xf´、Yf´)の対角の座標を(Xe,Ye)とする。
そして、CPU1905は、現在オブジェクト表示枠の幅We,及び高さHeについて、それぞれWc,Hcに対する比率を計算し、小さい方の比率を補正現在オブジェクト表示倍率Seとする。
すなわちSe=MIN(We/Wc,He/Hc)である。ただしMIN(A,B)はA,Bの小さい方の値を出力する関数である。現在オブジェクトを倍率Seでスケールすることで、現在オブジェクトを縦横比を維持したまま現在オブジェクト表示枠に収まる最大の大きさにスケールできる。
CPU1905はページ画像をSe倍にスケールし、スケール後ページ画像における現在オブジェクトの中心点が現在オブジェクト表示枠の中心点(Xe0,Ye0)と一致するように、スケール後ページ画像を配置する。そして現在オブジェクト表示枠の周囲に点線を描画する。
これは発表者に対して、現在聴講者にどこが見えているかを把握させやすくするためのものである。そして、前記フローティング枠に吹き出し枠を描画し、その内側に次オブジェクトをSo倍にスケールして配置する。
なお、吹き出し枠の描画は、フローティング枠に沿って余白M´分内側に角丸の矩形を描画し、さらにフローティング表示方向画面端を頂点とし一辺を最寄りの前記角丸矩形と共有する三角形を描画することで行う。CPU1905は以上のようにして生成された画像を発表者用画像としてRAM1911に保存する。
なお、次オブジェクトが現在オブジェクトに完全に内包されるような場合は上記処理の一部が異なる。CPU1905はS408において、まず最初に次オブジェクトが現在オブジェクトに完全に内包されるか否かを調べ、内包されない場合は上記の処理を行い、内包される場合は以下のように一部処理を変更する。変更箇所は次の通りである。
まず、上記(Xf´,Yf´)を(Wlcd,Hlcd)とし、(Xe,Ye)を(0,0)とする。そして、フローティング枠801は次オブジェクトの中心点とフローティング枠801の中心点が一致するように配置する。
図9は、次オブジェクトが現在オブジェクトに完全に内包される場合の現在オブジェクト表示枠とフローティング枠の位置関係を示す図である。上記のような変更点を行った場合、現オブジェクト表示枠とフローティング枠の位置関係は図9のようになる。
S409において、CPU1905は、現在オブジェクトと次オブジェクトのページ内での位置関係を保った状態で、画面内に両方のオブジェクトが表示されるようにページの表示倍率を変更することにより、表示画像を生成する。
具体的には。CPU1905は、ページ画像のうちS403で求めた包括矩形701内の領域をSa倍にスケールする。
そして、CPU1905は、現在オブジェクトと次オブジェクトの周囲に点線を描画し、さらに次オブジェクトの領域内は公知の方法で色味を変更する(例えば青みがかかったように見えるようにする)。
これは現在聴講者にどこが見えるか、次にどこが表示されるかを発表者が把握しやすくするためのものである。CPU1905は上記のようにして生成された画像を発表者用画像としてRAM1911に保存する。なお倍率Sa×0.9のような少し小さい値にすることで、余白領域を設けてもよい。
S411において、次オブジェクトは別のページに存在するオブジェクトであるので、CPU1905は、次オブジェクトをフローティング表示する。このとき、ページ一覧画面でのページの並び方向で次に相当する位置に次オブジェクトを配置する。
例えばページが左右に並べられ、右にいくほど後のページを表す場合は、次オブジェクトを右端に配置する。具体的にはAn=Athとしたうえで、S408と同様の処理を、フローティング表示方向画面端を画面右端中央に配置するように変更して行う。
S412において、CPU1905はページ画像のうち現在オブジェクトが全面に表示されるような画像を生成する。
具体的にはまずページ画像を表示倍率Saでスケールし、スケール後画像の現在オブジェクトの中心点を(Xcs0,Ycs0)とする。
そして、(Xcs0−Wlcd/2、Ycs0−Hlcd/2)及び(Xcs0+Wlcd/2、Ycs0+Hlcd/2)を対角とする矩形領域を定義する。そして、スケール後画像から前記矩形領域の範囲を切り出したうえで現在オブジェクトの周囲に点線を描画した画像を発表者用画像としてRAM1911に保存する。
S413において、CPU1905はS408またはS409またはS411またはS412で得られた発表者用画像に、予め用意されたボタン画像を記憶装置1910から取得して重畳し、RAM1911に保存する。
図10は、強調表示モードにおける現在オブジェクトやマーカーモードが種々異なる状況で発表者用画像の例を示す図である。
図10の(A)〜(E)は、図3の(E)の表の文書構造データを入力した時に発表者用画像生成処理によって生成される、発表者用画像の例である。
図10の(A)は、強調表示モードにおいて、マーカーモードがOFFで現在オブジェクトがオブジェクトBである時の発表者用画像である。これは発表者用画像生成処理で、CPU1905がS401、S402、S403、S404、S405、S407、S409、S413の順に実行して生成されたものである。すなわち、発表者用画像として、現在オブジェクトBと次オブジェクトCとを含むページ1の部分が拡大表示されている。なお、このとき、聴講者用画像として現在オブジェクトBがスクリーン109に拡大表示されている。
図10の(B)は、強調表示モードにおいて、マーカーモードがOFFで現在オブジェクトがオブジェクトCである時の発表者用画像である。次オブジェクトがオブジェクトEであり、オブジェクトCとEはページ1内の離れた位置に存在する。したがって、オブジェクトCとEの両方を含む部分を拡大表示したとしてもオブジェクトの表示サイズが小さくなってしまうため、オブジェクトEはフローティング表示されることになる。これは発表者用画像生成処理で、CPU1905がS401、S402、S403、S404、S406、S408、S413の順に実行して生成されたものである。なお、このとき、聴講者用画像としては、現在オブジェクトCがスクリーン109に拡大表示されている。
図10の(C)は、強調表示モードにおいて、マーカーモードがOFFで現在オブジェクトがオブジェクトGである時の発表者用画像である。次オブジェクトがオブジェクトIであり、次のページ内のオブジェクトである。したがって、オブジェクトIはフローティング表示されることになる。これは発表者用画像生成処理で、CPU1905がS401、S402、S411、S413の順に実行して生成されたものである。なお、このとき、聴講者用画像としては、現在オブジェクトGがスクリーン109に拡大表示されている。
図10(D)は、強調表示モードにおいて、マーカーモードがONで現在オブジェクトがオブジェクトCである時の発表者用画像である。発表者の端末においてマーカー編集しやすいように、オブジェクトCが拡大表示される。これは発表者用画像生成処理で、CPU1905がS401、S412、S413の順に実行して生成されたものである。
図10の(E)は、強調表示モードにおいて、マーカーモードがOFFかつ注目オブジェクト拡大モードがOFFで、現在オブジェクトがオブジェクトBである時の発表者用画像である。ページ全体に対して現在オブジェクト(オブジェクトB)と次オブジェクト(オブジェクトC)がわかりやすいように、それらが目立たせる表示態様で表示される。
これは発表者用画像生成処理で、CPU1905がS401、S402、S4021、S4022、S413の順に実行して生成されたものである。なお、このとき、聴講者用画像として現在オブジェクトBがスクリーン109に拡大表示されている。
以上本実施形態によれば、現在オブジェクトを表示する際に、次のオブジェクトの内容を把握しやすいように表示倍率を定め、かつ、元のレイアウトの表示位置関係をできるかぎり維持するように次のオブジェクトの表示位置を決めるようにしている。さらに、マーカーモードがONの場合には現在オブジェクトのみを画面いっぱいに表示する。これによりマーカーモードがONにされた場合は現在のオブジェクトが大きく表示されるので、編集作業が行いやすくなる。
これらによって、ユーザはプレゼン等で資料を見せながら相手に説明する時など、話しながら説明すべきか内容を考える必要がある状況において、説明すべき内容を即座に考えやすくなる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えばASIC)によっても実現可能である。
107 情報処理装置

Claims (11)

  1. 外部表示装置と通信する情報処理装置であって、
    ページ画像に含まれる複数のオブジェクトのうち、前記外部表示装置で拡大表示される第1のオブジェクトを特定する特定手段と、
    前記外部表示装置で次に拡大表示されるべき第2のオブジェクトを、前記ページ画像から取得する取得手段と、
    前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとの前記ページ画像における位置関係を保った状態で、前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとが表示されるように、前記ページ画像を表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1の表示制御手段は、
    前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトの前記ページ画像における位置関係を保った状態で前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとが表示されるように、
    前記ページ画像の表示倍率を変更した時の前記第2のオブジェクトの表示サイズに基づいて、前記ページ画像の表示倍率を変更して前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の表示制御手段
    前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトの前記ページ画像における位置関係を保った状態で前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとが表示されるように、前記第2のオブジェクトをフローティング表示する場合、前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとの位置関係に基づいて、前記第2のオブジェクトのフローティング表示する位置を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の表示制御手段は、前記第2のオブジェクトをフローティング表示する際、前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとの位置関係に基づいて、前記第2のオブジェクトのフローティング表示する位置を決定することを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  5. 前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとが別のページに存在する場合、前記第1の表示制御手段は、前記第2のオブジェクトをフローティング表示にして前記表示手段に表示するように制御することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとを表示倍率を変更せずに表示する場合、前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとを含むページ全体を前記表示手段に表示する第2の表示制御手段を備え、
    前記第2の表示制御手段は、前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとの表示態様を前記ページ全体の他のオブジェクトの表示態様とを識別可能に表示態様を変更して表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示手段は、前記情報処理装置の表示手段であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記外部表示装置は、プロジェクタであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 外部表示装置と通信する情報処理装置の表示制御方法であって、
    ページ画像に含まれる複数のオブジェクトのうち、前記外部表示装置で拡大表示される第1のオブジェクトを特定する特定ステップと、
    前記外部表示装置で次に拡大表示されるべき第2のオブジェクトを、前記ページ画像から取得する取得ステップと、
    前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとの前記ページ画像における位置関係を保った状態で、前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとが表示されるように、前記ページ画像を表示手段に表示させる第1の表示制御ステップと、
    を備えることを特徴とする情報処理装置の表示制御方法。
  10. 前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとを表示倍率を変更せずに表示する場合、前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとを含むページ全体を前記表示手段に表示する第2の表示制御ステップを備え、
    前記第2の表示制御ステップは、前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとの表示態様を前記ページ全体の他のオブジェクトの表示態様とを識別可能に表示態様を変更して表示することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置の表示制御方法。
  11. コンピュータに、請求項または10に記載の情報処理装置の表示制御方法を実行させるためのプログラム。
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