JP2011138324A - 情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 帳票データの仕分けテストを行う際に、テスト環境ではなく本番環境で行うとともに、予期せぬフォルダにテスト帳票データが保存されることを防止する。
【解決手段】 帳票データの仕分け設定を行ったフォルダごとに、テスト帳票データの登録の可否設定を行う。そして、テスト帳票データの登録処理を行う際には、テスト帳票データの登録を許可したフォルダにのみテスト帳票データを保存し、それ以外のフォルダが配信先フォルダとなっているテスト帳票データはエラーフォルダに登録する。
【選択図】 図5
【解決手段】 帳票データの仕分け設定を行ったフォルダごとに、テスト帳票データの登録の可否設定を行う。そして、テスト帳票データの登録処理を行う際には、テスト帳票データの登録を許可したフォルダにのみテスト帳票データを保存し、それ以外のフォルダが配信先フォルダとなっているテスト帳票データはエラーフォルダに登録する。
【選択図】 図5
Description
本発明は、帳票データの新規登録の際に行う帳票データの振分設定処理を効率的に行うための技術に関する。
電子帳票システムは、昨今普及が進み、多くの企業に導入されている。ホストデータの高速プリンタへのバッチ帳票出力の多くが電子帳票に変わり、紙の仕分け、配送、目視による実績確認、PCからの帳票検索による目的帳票の参照等がエンドユーザから見て簡単にできるようになり大幅な業務(作業)効率化と費用削減が実現されている。
一方、帳票システム管理側である情報システム部門における帳票管理の作業負荷に関しては、大幅な管理負荷軽減につながっているとは言い難い。その中の一つとして、帳票管理者が、新規帳票のテスト登録・帳票オーバレイ変更時のテスト登録・仕分けテストなどで複数のフォルダに登録された帳票の仕分けが正しく行われるかを確認する場合には、テスト用フォルダを作成し、テスト用フォルダに登録された帳票に仕分けし、その結果をチェックしていた。エンドユーザにテスト用帳票を閲覧させないためにこのような運用を行っている。
この場合、「テスト用フォルダ」の数も場合によっては現存するフォルダ数と同数作成するはめになり、膨大なフォルダの管理が管理者の負担は大きい。また、帳票をテスト段階から本番段階に移行させる際に、振り分けフォルダの再設定を行う必要があり、この際に振り分けフォルダの設定ミスなども発生する恐れがある。
また、テスト完了後の帳票を正式フォルダに反映させるために、上位システムから再送(リラン)するか、テストフォルダから正式フォルダに確認済みの帳票をコピーする手間が発生していた。
そこで、特許文献1には、帳票定義開発ツールによって作成又は更新された帳票定義が、実行環境において配置しても不整合生じないか否か判別する技術が開示されている。
しかし、特許文献1に記載の発明では、帳票のバージョンアップを行う際には過去の仕分け方法を変えずに帳票のバージョンアップを行う際には有効だが、新規の帳票データの登録や、既存の帳票データの配信先の変更などについては何ら考慮されていない。新規の場合には、テスト環境で帳票の仕分けテストを行った後に、本番環境で問題が発生しないかを再度確認する必要がある。
また、本番環境で帳票の仕分けテストを行う際には、テスト帳票を公開しない工夫が必要であるとともに、効率的に仕分けテストを行うためには、仕分け設定をミスしたことにより、予期せぬフォルダにテスト帳票が保存されてしまうことを防ぐ必要がある。なぜなら、仕分けに失敗したテスト帳票データは公開することなく削除する必要があるが、誤ってテスト帳票が保存されたフォルダを特定するのは困難であるからである。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、帳票データの仕分けテストを行う際に、ユーザが予期しないフォルダにテスト帳票データが登録されることを好適に防ぐことが可能な情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の情報処理装置は以下の構成を備える。即ち、テスト帳票フォーマットデータに、データをオーバーライド処理することで作成されるテスト帳票データを、指定されたフォルダに配信する情報処理装置であって、テスト帳票データの配信先指定に用いるデータが配置される前記テスト帳票フォーマット中の領域を指定する指定手段と、前記指定手段で指定された領域に配置される値毎に、当該値が前記領域に配置されているテスト帳票データの配信先となるフォルダを設定する第1の設定手段と、前記第1の設定手段で設定されたフォルダに対してテスト帳票データの登録を許可するか否かの設定を行う第2の設定手段と、前記帳票フォーマットデータにデータを配置することでテスト帳票データを作成する作成手段と、前記作成手段で作成されたテスト帳票データの前記領域に配置されている値に従って、配信先フォルダを決定する決定手段と、前記決定手段で決定した配信先フォルダがテスト帳票データの登録を許可している場合に、前記決定手段で決定した配信先フォルダに当該テスト帳票データを登録する登録手段と、を備える。
上記の目的を達成するために、本発明の情報処理方法は以下の構成を備える。即ち、テスト帳票フォーマットデータに、データをオーバーライド処理することで作成されるテスト帳票データを、指定されたフォルダに配信する情報処理装置によって行われる情報処理方法であって、テスト帳票データの配信先指定に用いるデータが配置される前記テスト帳票フォーマット中の領域を指定する指定工程と、前記指定工程で指定された領域に配置される値毎に、当該値が前記領域に配置されているテスト帳票データの配信先となるフォルダを設定する第1の設定工程と、前記第1の設定工程で設定されたフォルダに対してテスト帳票データの登録を許可するか否かの設定を行う第2の設定工程と、前記帳票フォーマットデータにデータを配置することでテスト帳票データを作成する作成工程と、前記作成工程で作成されたテスト帳票データの前記領域に配置されている値に従って、配信先フォルダを決定する決定工程と、前記決定工程で決定した配信先フォルダがテスト帳票データの登録を許可している場合に、前記決定工程で決定した配信先フォルダに当該テスト帳票データを登録する登録工程と、を備える。
上記の目的を達成するために、本発明のコンピュータプログラムは以下の構成を備える。即ち、コンピュータを、テスト帳票フォーマットデータに、データをオーバーライド処理することで作成されるテスト帳票データを、指定されたフォルダに配信する情報処理装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、テスト帳票データの配信先指定に用いるデータが配置される前記テスト帳票フォーマット中の領域を指定する指定手段と、前記指定手段で指定された領域に配置される値毎に、当該値が前記領域に配置されているテスト帳票データの配信先となるフォルダを設定する第1の設定手段と、前記第1の設定手段で設定されたフォルダに対してテスト帳票データの登録を許可するか否かの設定を行う第2の設定手段と、前記帳票フォーマットデータにデータを配置することでテスト帳票データを作成する作成手段と、前記作成手段で作成されたテスト帳票データの前記領域に配置されている値に従って、配信先フォルダを決定する決定手段と、前記決定手段で決定した配信先フォルダがテスト帳票データの登録を許可している場合に、前記決定手段で決定した配信先フォルダに当該テスト帳票データを登録する登録手段として機能させる。
本発明によれば、帳票データの配信先が正しく設定されているかを確認するためのテストを本番環境で行う際に、テスト帳票データの保存を許可するフォルダを設定した形でテストを行うことが可能となり、仕分け設定のミスによる予期せぬフォルダへのテストデータの保存を好適に防ぐことが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明に実施の形態に係る帳票管理サーバを含む帳票システムの概略構成を示す図である。図1において、101は、帳票管理サーバであり、電子帳票(以下、単に帳票と称す)のデータ(帳票データ)を記録し、ネットワーク103を介してクライアントPC102−1、102−2に対して、帳票を予め設定された規則に従い、フォルダに保存するとともに、帳票の閲覧や検索等のサービスを提供する。クライアントPC102−1、102−2(以下まとめてクライアントPC102とする)は、帳票の閲覧及び計算結果の取得を行う者が使用するクライアント端末であり、ネットワーク103を介して、帳票管理サーバ101とデータの送受信が可能であり、検索要求等を送信する。なお、帳票管理サーバは、本発明の情報処理装置の適用例となる構成である。
ネットワーク103は、例えば通信回線であるLAN(Local Area Network)やインターネット等である。なお、図1のネットワーク103上に接続される各種端末の構成はあくまでも一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例がある。
次に、図1に示した帳票管理サーバ101のハードウェア構成について、図2を用いて説明する。図2は、図1に示した帳票管理サーバ101のハードウェア構成例を示す図である。図2において、CPU(中央演算装置)201は、システムバス204に接続される各デバイスを統括的に制御するとともに、各種プログラムを実行することで様々な機能を実現する。
RAM202は、CPU201の主メモリであり、ワークエリア、一時退避領域等として機能する。ROM203あるいは外部メモリ211には、CPU21の制御プログラムであるオペレーティングシステム(OS)や、帳票管理サーバ101において様々な機能を実現するためのプログラムが記憶されている。
入力コントローラ205は、入力装置209からの入力を制御する。この入力装置209としては、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイスが挙げられる。表示コントローラ206は、ディスプレイ装置210の表示を制御する。このディスプレイ装置210としては、例えば、CRTや液晶ディスプレイ等が挙げられる。外部メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、ユーザファイル、編集ファイルを記憶する外部メモリ211へのアクセスを制御する。加えて、各サーバあるいは各クライアントの各種機能を実現するための各種テーブル、パラメータが記憶されている。この外部メモリ211としては、ハードディスク(HD)やフレキシブルディスク(FD)、磁気テープドライブ等が挙げられる。
尚、本実施形態における帳票管理サーバ101の有する様々な機能を実現するためのプログラムは、外部メモリ211に記憶されており、必要に応じてRAM202にロードされることによりCPU201によって実行される。さらに、プログラムの制御に従った処理を行う際に用いる帳票ファイル等の各種ファイルも、外部メモリ211に格納されている。
通信I/Fコントローラ208は、ネットワーク103を介して外部機器との通信制御処理を実行する。以上が図1の帳票管理サーバ101のハードウェア構成の説明である。
次に、図3を参照して、図1の帳票管理サーバ101によって行われる、帳票データの配信テスト処理の一例について説明する。
まず、CPU201は、クライアントPC102から帳票データの配信テストの実行指示を受け付けつけたかを判断する(テストモードでの実行?:ステップS301)。帳票データの配信テスト以外の実行指示を受け付けたと判断した場合には(ステップS301でNO)、帳票検索や帳票閲覧のための帳票データ作成など、クライアントPC102より指示された処理を実行することになる(ステップS302)。一方、帳票データの配信テストの実行指示を受け付けた場合には(ステップS301でYES)、クライアントPC102から配信テストを行うテスト帳票の指定情報を取得する(ステップS303)。そしてその後、帳票マスタ設定処理を行う(ステップS304)。この処理の詳細は、図4を参照して説明する。
図4は、図3のステップS304の帳票マスタ設定処理の詳細を示すフローチャートである。まずCPU201は、帳票定義設定処理を行う(ステップS401)。この際には、図7に示す帳票定義設定画面700を表示するための画面情報をクライアントPC102に送信し、クライアントPC102において、ディスプレイ装置に表示された帳票定義設定画面700に対して入力された各種の情報を、帳票設定情報として取得することで、帳票管理サーバ101のCPU201は、帳票定義の設定を行う。
ここで、図7を参照して、帳票定義設定画面700の構成の一例について説明する。図7に示すように、帳票定義設定画面700は、帳票ID表示部701、帳票名入力欄702、重要度指定欄703、仕分けキー設定表示欄704、仕分けキー設定ボタン705、仕分けパターン設定表示欄706、仕分けパターン設定ボタン707、コメント入力欄708、OKボタン709、キャンセルボタン710を備えて構成されている。
帳票ID表示部701は、図3のステップS303で取得した帳票の帳票IDを表示する表示欄である。帳票名入力欄702は、帳票の名称を入力するための入力欄であって、この帳票名入力欄702に名称を入力することで、帳票の名称の設定、変更を帳票管理サーバ101に対して指示することができる。重要度設定欄703は、帳票の重要度を設定する設定欄である。この重要度設定欄703で設定された重要度に従って、ユーザに対するアクセス権限(閲覧権限、変更権限等)が設定される。
仕分けキー設定表示欄704は、当該帳票データの仕分けキー設定の名称を表示する表示欄である。仕分けキー設定ボタン705は、帳票データの配信先を決定するためのキー項目となるデータが配置される、帳票上のデータの配置位置を設定するための仕分けキー設定画面800を帳票管理サーバ101に対して要求するために用いられるボタンである。
仕分けパターン設定表示欄706は、当該帳票の仕分け(配信)パターン設定の名称を表示する表示欄である。仕分けパターン設定ボタン706は、仕分けキー設定処理で設定された仕分けキーの値ごとに、当該値が帳票データの仕分けキーに設定された領域に配置される帳票の配信先とするフォルダを設定する仕分けパターン設定を行うための仕分けパターン設定画面900を帳票管理サーバ101に対して要求するために用いられるボタンである。
コメント入力欄708は、当該帳票データ作成の際にコメント情報として追加するコメント情報と入力するための入力欄である。OKボタン709は、この帳票定義設定画面700を介して入力された情報を確定させ、帳票管理サーバ101に帳票定義情報を登録する際に用いられるボタンである。キャンセルボタン710は、帳票定義設定画面700を介して入力された情報を破棄し、帳票定義情報設定画面700の表示を終了させるために用いられる。以上が図7の帳票定義設定画面700の説明である。
図4の説明に戻る。帳票管理サーバ101は、帳票定義設定画面700に設けられている仕分けキー設定ボタン705の押下を受け付けることにより、クライアントPC102から送信される仕分けキー設定画面800を表示するための画面情報の要求を受け付けた場合に、仕分けキー設定処理を行う(ステップS402)。この処理では、クライアントPC102に対して図8に示す帳票データ仕分けキー設定画面800をディスプレイ装置に表示させるための画面情報を送信する。そして、クライアントPC102において、ディスプレイ装置に表示された帳票データ仕分けキー設定画面800に対して入力された各種の情報を、帳票情報として取得することで、帳票管理サーバ101のCPU201は、帳票定義の設定を行う。
ここで、図8を参照して帳票データ仕分けキー設定画面800の構成について説明する。図8に示すように帳票データ仕分けキー設定画面800は、仕分けキー設定名称入力欄801、帳票イメージデータ表示欄802、キー項目表示欄に、削除対象キー項目指定部806、名称807、X座標808、Y座標809、幅810、高さ811、削除ボタン812、OKボタン813、キャンセルボタン814を備えて構成されている。
仕分けキー設定名称入力欄801は、仕分けキー設定の名称を入力するために入力欄である。この入力欄に入力された情報が、図7の仕分けキー設定表示欄704に表示されることになる。帳票イメージデータ表示欄802は、仕分けキー設定を行う帳票のイメージデータを表示する表示欄である。この帳票イメージデータ表示欄に表示されているイメージの特定個所(仕分けキーとして設定するデータが配置されている箇所)の領域指定をポインティングデバイス等の入力装置209により受け付けた後(例えば図中の803)、ポップアップメニュー804を表示させ、キー項目指定メニューに対するポインティングデバイスでのクリック指示を受け付けることにより、当該指定された領域に配置されるデータをキー項目として設定する。そしてその位置情報等が、後述するキー項目表示欄に追加表示されることになる。尚、帳票イメージデータ表示欄802中の805は、既にキー項目として設定されている領域を示している。
削除対象キー項目指定部806は、後述する削除ボタン812の押下指示を受け付けた際に、削除する対象とする仕分けキー項目を指定する指定部である。例えば、この削除キー対象項目指定部806に指定(チェック)を受け付けた仕分けキー項目について、その指定領域を示す表示805を他の仕分けキー項目の指定領域を示す表示805と表示色を変える等、識別可能に表示するなどの制御をおこなってももちろん良い。
名称807は、ポップアップメニュー804のキー項目指定に対してクリック指示を受け付けた場合に表示される不図示のキー項目名称入力画面の名称入力欄に入力された当該キー項目の名称情報が表示する表示欄である。X座標807は、仕分けキー項目として指定された領域の位置を示す情報であり、指定領域の左上の帳票データ中のX座標の値が表示される。Y座標808には、指定領域の左上の帳票データ中のY座標の値が表示される。幅810には指定領域の幅が、高さ811には指定領域の高さが表示される。ここに登録されている情報に従って、キー位置定義情報が作成される。
OKボタン813は、この帳票データ仕分けキー設定画面800を介して入力された情報を確定させ、帳票管理サーバ101に帳票定義情報を登録する際に用いられるボタンである。具体的には、キー項目表示欄に表示されている名称807、X座標808、Y座標809、幅810、及び高さ811からなる各レコードデータを仕分けキー項目データとして登録する。その際には、それらデータが帳票管理サーバ101に送信され、帳票管理サーバ101の外部メモリ211に記憶されることになる。キャンセルボタン814は、帳票データ仕分けキー設定画面800を介して入力された情報を破棄し、帳票データ仕分けキー設定画面800の表示を終了させるために用いられる。以上が、図8の帳票データ仕分けキー設定画面800の説明である。
図4の説明に戻る。仕分けキー設定処理終了後、図7の仕分けパターン設定ボタン707の押下指示を受け付けることでクライアントPC102から、仕分けパターン設定画面900の画面要求を受け付けると、配信先フォルダ設定処理を行う(ステップS403)。
ここで、図9を参照して、仕分けパターン設定画面900の構成について説明する。図9に示す通り、仕分けパターン設定画面900は、仕分けパターン名称入力欄901、削除対象仕分け設定指定部902、キー項目値表示欄903、904、905、配信フォルダ表示欄906、テスト帳票保存許可指定部907、追加ボタン908、削除ボタン909、OKボタン910、キャンセルボタン911を備えて構成されている。
仕分けパターン名入力欄901は、本画面に対する操作により作成する仕分けパターンの名称情報を入力する入力欄である。この仕分け設定名称入力欄901に入力された名称情報が、図7の仕分けパターン設定表示欄706に表示されることになる。削除対象仕分け設定指定部902は、後述する削除ボタン909が押下された場合に削除処理対象とする仕分け設定を指定する指定部である。
903乃至905はキー項目値表示部であり、図8の帳票データ仕分けキー設定画面800に対する操作に従って作成された仕分けキー項目領域に設定される値の条件が表示される表示部である。なお、この項目名には、図8を用いた処理で仕分けキー項目に設定された名称(図8では部コード、商品分類、商品コード)が表示される。配信フォルダ906には、仕分けキー項目値表示部903から905に表示された値を当該仕分けキー項目の指定領域に有する帳票データを配信するフォルダのパスが表示される。例えば、図9の部コード903として設定された指定領域に「6801」を、商品分類として設定された指定領域に「LBP」、商品コードとして設定された指定領域に「AZ−9830」という情報を有する帳票データを配信フォルダ906に設定された「/売上/営業1部/AZ−9830」に記憶するといった具合である。
テスト帳票保存許可指定部907は、テスト帳票の記録を許可する(チェック状態)/許可しない(未チェック状態)を指定するための指定部である。本発明では、このようにテスト帳票のデータの記憶を許可するフォルダを明確に指定する。その理由としては、配信先設定が誤っていた場合に、予期せぬフォルダにテスト帳票データが記憶されてしまう虞があるからである。誤ったフォルダに記憶されてしまったデータを探し、削除するのは手間のかかる作業であるために、本発明では、テスト帳票データの記憶を許可するフォルダに対してはテスト帳票データの記憶を行うが、許可されていないフォルダにはテスト帳票を保存せず、エラーフォルダに保存するようにしている。
追加ボタン908は、仕分け設定を追加するための不図示の仕分け設定入力画面を表示させるために用いられるボタンである。このボタンの押下を受け付けると、クライアントPC102は、帳票管理サーバ101に対して不図示の仕分け設定入力画面を表示するための画面情報を要求する。その要求に応じて帳票管理サーバ101は、仕分け設定入力画面情報をクライアントPC102に対して送信する。
この仕分け設定入力画面は、キー項目領域に設定されている値条件を入力するための入力欄がキー項目の数だけ備え、且つその値条件に合致した帳票データの配信先とするフォルダを入力する入力欄を備えて構成されている。図9の仕分けパターン設定画面900の表示状態で追加ボタン908の押下指示がなされた場合には、部コード903、商品分類904、商品コード905の条件値を入力するための入力欄、配信フォルダ906を入力する入力欄を備えた仕分け設定入力画面が表示されることになる。この不図示の画面を介して入力された情報が、仕分け設定データとして、各表示欄に表示されることになる。
削除ボタン909は、削除対象仕分け設定指定部902で削除対象として指定された仕分け設定データを削除するために用いられるボタンである。
OKボタン910は、この仕分けパターン設定画面900を介して入力された情報を確定させ、帳票管理サーバ101に仕分けパターン設定情報を登録する際に用いられるボタンである。キャンセルボタン911は、仕分けパターン設定画面900を介して入力された情報を破棄し、仕分けパターン設定画面900の表示を終了させるために用いられる。以上が図9の仕分けパターン設定画面900の説明である。
図4の説明に戻る。CPU201は、仕分けパターン設定画面900を介して設定された仕分け設定データに従って、配信先フォルダの設定を行い、本処理を終了する。以上が図3のステップS304の帳票マスタ設定処理の詳細である。
図3の説明に戻る。ステップS304の帳票マスタ設定処理が終了後、CPU201は、その設定に従って、帳票テスト登録処理を行う(ステップS305)。この処理の詳細について、図5を参照して説明する。
図5は、図3のステップS305の帳票テスト登録処理の詳細を示す図である。この処理では、CPU201は、帳票フォーマットにオーバーライド(挿入とも言う)するデータを上位のサーバ装置より取得し、取得したデータを帳票フォーマットにオーバーライドすることにより帳票データを作成し、作成した帳票データを設定された仕分けパターンに従って各フォルダに保存(登録)する処理を行う。尚、CPU201に本処理を実行させるためのプログラムは外部メモリ211に保存されており、CPU201は、当該プログラムをRAM202にロードし、そのプログラムの制御に従って本処理を行うことになる。
まず、CPU201は、仕分けテストを行う帳票フォーマットデータを取得し(ステップS501)、その帳票フォーマットデータに対して、図4のステップS403で、仕分けパターン設定画面900を介して入力された仕分け設定データに従って、テスト帳票データを保存可能なフォルダの設定を行う(ステップS502)。
その後、ステップS501で取得した帳票フォーマットデータにオーバーライドするデータを上位サーバより取得し(ステップS503)、帳票フォーマットデータに挿入することにより、帳票データを作成する。この時、帳票フォーマットデータにオーバーライドすべきデータについて期間指定行うことも勿論可能である。
その後、図4のステップS402において、仕分けキー設定画面800を介して設定されたキー項目位置定義情報に基づいて仕分けキー項目を取得し(ステップS505)、帳票データを仕分けキー項目の値が異なる箇所で分割する(ステップS506)。そして、分割後のそれぞれの帳票データについて、ステップS507からS515の処理を行う。
まず、ステップS508において、当該帳票フォーマットの仕分けキー項目に設定されている箇所に配置されている値を有する帳票データに対して、配信先のフォルダが設定されているかをCPU201は判断する(ステップS509)。CPU201は、配信先のフォルダが設定されていると判断した場合には(ステップS509でYES)、処理をステップS510に、配信先フォルダが設定されていないと判断した場合には(ステップS510でNO)、処理をステップS513に進める。
ステップS510では、CPU201は、配信先フォルダとして設定されているフォルダが作成されているかを判断する。配信先フォルダが作成されていると判断した場合には(ステップS510でYES)、処理をステップS511に、作成されていないと判断した場合には(ステップS510でNO)、処理をステップS513に進める。
ステップS511では、CPU201は、配信フォルダと設定されているフォルダが、テストデータを登録(書き込み)可能なフォルダとして設定されているかを判断する。配信先フォルダが、テストデータを登録不可能なフォルダであると判断した場合には、処理をステップS513に進める。一方、配信先フォルダがテストデータを登録(書込み)可能なフォルダとして設定されていると判断した場合には(ステップS511でYES)、処理をステップS512に進め、当該帳票データの配信先とされるフォルダに当該帳票データを登録する。この時、登録した帳票データがテストデータであることを識別可能に登録する。例えばテストデータ識別フラグを用意し、当該テスト帳票データについては、フラグの設定で識別可能になるように登録する等である。
一方、ステップS509、S510、及びS511の判断処理でNOと判断した場合には、ステップS513で、処理対象の帳票データをエラーフォルダに登録する。そしてアエラー情報を追加する(ステップS514)。そして、これらの処理を分割した全ての帳票データに対して行ったと判断するまで行うことになる。以上が図3のステップS305の帳票テスト登録処理の説明である。
図3に戻る。ステップS305の登録帳票処理終了後、クライアントPC102のディスプレイ装置に、ステップS305の処理結果を認識可能な画面を表示させるべく、図10に示す結果表示画面1000を表示させるための画面情報をクライアントPC102に対して送信する(画面表示:ステップS306)。
ここで、図10を参照して、結果表示画面1000の構成の一例について説明する。図10は、テスト帳票データの登録処理結果を表示する結果表示画面の構成の一例を示す図である。
図中、1001は配信フォルダ選択部であって、テスト帳票フォーマットデータに設定されている帳票データの仕分け先フォルダが選択可能に表示される。尚、この配信フォルダ選択部1001に表示されているテスト帳票データを登録可能なフォルダと、登録不可能なフォルダとは表示形態を異ならせる等し、当該フォルダがテスト帳票を登録可能なフォルダなのか、それとも登録不可能なフォルダなのかが識別可能になっている。
1002は、処理対象テスト帳票データ指定部であって、後述する本番移行ボタン1003、及び削除ボタン1004が押下された際に行う処理の処理対象となるテスト帳票データを指定する指定欄である。「選択された配信フォルダ内のテストデータ」が選択された場合には、配信フォルダ選択部1001で選択された配信フォルダ内のテストデータが、「全てのテストデータ」が選択された場合には、全てのテストデータが処理の対象となる。
1003は、本番移行ボタンであって、クライアントPC102においてこのボタンの押下指示を受け付けると、その情報は帳票管理サーバ101に送られ、CPU201は、処理対象テスト帳票データ指定部1002で指定されたテスト帳票データを、正規の公開帳票データに移行する。ここでは、テスト帳票データについては、テストデータ識別フラグがオンになっているので、そのフラグをオフにすることで正規の公開帳票データに移行する。ここで、処理対象テスト帳票データ指定部1002で「全てのテストデータ」が選択されている場合には、エラーフォルダに保存されているテスト帳票データに対しては、何の処理も行われない。
1004は、削除ボタンであって、クライアントPC102においてこのボタンの押下指示を受け付けると、その情報は帳票管理サーバに送られ、処理対象テスト帳票データ指定部1002で指定されたテスト帳票データを、配信フォルダから削除する。
1005は選択フォルダ名表示欄であって、配信フォルダ選択部1001で選択されているフォルダの名称(パス)が表示される。
1006は保存ファイル名表示欄であって、配信フォルダ選択部1001で選択された配信フォルダに保存されているテスト帳票データの名称が表示される。キー項目1007には、当該テスト帳票データの元となった帳票フォーマットデータの仕分けキーとして設定されているキー項目の箇所に配置された、当該帳票データ中の値が表示される。
配信フォルダ1008には、当該テスト帳票データの配信先フォルダとされたフォルダのフォルダ名が表示される。配信フォルダ選択部1001で選択されたフォルダがエラーフォルダの場合に、エラー原因1009には、テスト帳票データがエラーフォルダに登録された原因(エラー原因)が表示される。図5のステップS509でNOと判断されたテスト帳票データは「配信フォルダ未登録」、ステップS510でNOと判断されたテスト帳票データは「配信フォルダなし」、ステップS511でNOと判断されたテスト帳票データは「保存不可」が表示される。
再試行ボタン1010は、テスト帳票データの登録処理を再度行う指示をCPU201に入力するために用いられるボタンである。再試行ボタン1010が押下されたことをクライアントPC102から受け付けると、CPU201は、各種の設定変更後、再度テスト帳票データの登録処理を行う。OKボタン1011は、結果表示画面1000を閉じるためのボタンである。以上が、図10の結果表示画面1000の構成の一例の説明である。
図3の説明に戻る。その後、CPU201は、帳票テスト登録処理の再試行指示を受け付けたと判断した場合には(ステップS307でYES)、処理をステップS304に戻し、ステップS304以降の処理を繰り返し行う。具体的には、図10の結果表示画面1000の再試行ボタン1010が押下された場合に、CPU201はステップS307でYESと判断することになる。
一方、ステップS307で再試行指示を受け付けていないと判断した場合には(ステップS307でNO)、正規の公開帳票データとして登録する指示、または、テスト帳票データの削除指示を受け付けたかを判断する(ステップS308)。ステップS308でYESと判断した場合には、正規の公開帳票データ移行処理を行う(ステップS309)。具体的には図10の結果表示画面1000の本番移行ボタン1003若しくは削除ボタン1004の押下指示を受け付けると、CPU201は、ステップS308でYESと判断することになる。なお、このステップS309の正規の公開帳票データ移行処理の詳細は、図6を参照して説明する。
図6は、図3のステップS309の正規の公開帳票データ移行処理の詳細を示すフローチャートである。まずCPU201は、クライアントPC102の表示部に表示されている結果表示画面1000の配信フォルダ選択部1001に対するクリック指示により、処理の対象とするフォルダの選択を受け付ける(ステップS601)。そして、正規の公開帳票データに移行する指示、より具体的には、結果表示画面1000中の本番移行ボタン1003の押下指示、を受け付けた場合には(ステップS602でYES)、ステップS603に移行し、選択されたフォルダ内のテスト帳票データを正規の公開帳票データに移行する。正規の公開帳票データに移行された帳票データは、一般ユーザに公開されることになる。
また、削除指示、より具体的には、結果表示画面1000中の削除ボタン1004の押下指示、を受け付けた場合には(ステップS604でYES)。選択されたフォルダ内のテスト帳票データの削除処理を行う(ステップS605)。以上の処理を、クライアントPC102から終了指示を受け付けたと(ステップS606でYES)判断するまで行うことになる。
以上説明した通り、本願発明では、本番環境でのテスト帳票データの仕分け配信処理を行うために、正規の公開帳票データが保存されているフォルダのうち、テスト帳票データの保存を可能とするフォルダの指定を受け付け、指定を受け付けたフォルダにのみテスト帳票データの保存を可能としている。これにより、仕分け設定の誤りにより、テスト処理を行うユーザが予期せぬフォルダにテスト帳票データが保存されてしまうことを好適に抑制することが可能となる。また、適切な仕分けフォルダ設定が行われなかった帳票データについては、エラーフォルダに保存され、また、エラーフォルダに保存された原因を表示することになるので、エラーになった原因を容易に特定でき、帳票の振り分け(配信)の再設定をより容易に行うことを可能としている。
さらには、テスト帳票データとして保存したデータを一括して正規の公開帳票データに移行することが可能となるので、再度同様の処理を行い、正規の公開帳票データを作成しなくとも良いという効果も得られる。
本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図3から図6に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
なお、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
101 帳票管理サーバ
102−1、102−2 クライアントPC
103 LAN(Local Area Network)
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/F(インターフェース)コントローラ
209 入力装置
210 ディスプレイ装置
211 外部メモリ
102−1、102−2 クライアントPC
103 LAN(Local Area Network)
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/F(インターフェース)コントローラ
209 入力装置
210 ディスプレイ装置
211 外部メモリ
Claims (6)
- テスト帳票フォーマットデータに、データをオーバーライド処理することで作成されるテスト帳票データを、指定されたフォルダに配信する情報処理装置であって、
テスト帳票データの配信先指定に用いるデータが配置される前記テスト帳票フォーマット中の領域を指定する指定手段と、
前記指定手段で指定された領域に配置される値毎に、当該値が前記領域に配置されているテスト帳票データの配信先となるフォルダを設定する第1の設定手段と、
前記第1の設定手段で設定されたフォルダに対してテスト帳票データの登録を許可するか否かの設定を行う第2の設定手段と、
前記帳票フォーマットデータにデータを配置することでテスト帳票データを作成する作成手段と、
前記作成手段で作成されたテスト帳票データの前記領域に配置されている値に従って、配信先フォルダを決定する決定手段と、
前記決定手段で決定した配信先フォルダがテスト帳票データの登録を許可している場合に、前記決定手段で決定した配信先フォルダに当該テスト帳票データを登録する登録手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記登録手段によるテスト帳票データの配信先フォルダへの登録結果を表示する表示手段をさらに備え、
前記表示手段は、テストデータの登録を許可している配信先フォルダと、それ以外の配信先フォルダとを識別可能に表示すること
を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記配信先フォルダがテスト帳票データの保存を許可していない場合に、前記登録手段は、当該配信先フォルダに登録すべきテスト帳票データをエラーフォルダに登録すること
を特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記表示手段は、エラーフォルダに登録されたそれぞれのテスト帳票データについて、エラーとなった原因を表示すること
を特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - テスト帳票フォーマットデータに、データをオーバーライド処理することで作成されるテスト帳票データを、指定されたフォルダに配信する情報処理装置によって行われる情報処理方法であって、
テスト帳票データの配信先指定に用いるデータが配置される前記テスト帳票フォーマット中の領域を指定する指定工程と、
前記指定工程で指定された領域に配置される値毎に、当該値が前記領域に配置されているテスト帳票データの配信先となるフォルダを設定する第1の設定工程と、
前記第1の設定工程で設定されたフォルダに対してテスト帳票データの登録を許可するか否かの設定を行う第2の設定工程と、
前記帳票フォーマットデータにデータを配置することでテスト帳票データを作成する作成工程と、
前記作成工程で作成されたテスト帳票データの前記領域に配置されている値に従って、配信先フォルダを決定する決定工程と、
前記決定工程で決定した配信先フォルダがテスト帳票データの登録を許可している場合に、前記決定工程で決定した配信先フォルダに当該テスト帳票データを登録する登録工程と、
を備えることを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータを、
テスト帳票フォーマットデータに、データをオーバーライド処理することで作成されるテスト帳票データを、指定されたフォルダに配信する情報処理装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータを、
テスト帳票データの配信先指定に用いるデータが配置される前記テスト帳票フォーマット中の領域を指定する指定手段と、
前記指定手段で指定された領域に配置される値毎に、当該値が前記領域に配置されているテスト帳票データの配信先となるフォルダを設定する第1の設定手段と、
前記第1の設定手段で設定されたフォルダに対してテスト帳票データの登録を許可するか否かの設定を行う第2の設定手段と、
前記帳票フォーマットデータにデータを配置することでテスト帳票データを作成する作成手段と、
前記作成手段で作成されたテスト帳票データの前記領域に配置されている値に従って、配信先フォルダを決定する決定手段と、
前記決定手段で決定した配信先フォルダがテスト帳票データの登録を許可している場合に、前記決定手段で決定した配信先フォルダに当該テスト帳票データを登録する登録手段、
として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009298055A JP2011138324A (ja) | 2009-12-28 | 2009-12-28 | 情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009298055A JP2011138324A (ja) | 2009-12-28 | 2009-12-28 | 情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=44349697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009298055A Pending JP2011138324A (ja) | 2009-12-28 | 2009-12-28 | 情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011138324A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019160217A (ja) * | 2018-03-16 | 2019-09-19 | 株式会社リコー | 情報処理システム、電子帳票仕分け方法及びプログラム |
WO2022074436A1 (ja) * | 2020-10-09 | 2022-04-14 | ラクテン・シンフォニー・シンガポール・プライベート・リミテッド | ネットワークサービス管理システムおよびネットワークサービス管理方法 |
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-
2009
- 2009-12-28 JP JP2009298055A patent/JP2011138324A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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