JP7047509B2 - 情報処理システム、電子帳票仕分け方法及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、電子帳票仕分け方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、電子帳票仕分け方法及びプログラムに関する。
従来の電子帳票システムには、ホストコンピュータから転送される帳票データがユーザの望む順番でないことに対応する仕組みが設けられていた。
例えば上位システムから任意の順序で転送されてくる帳票データを、ユーザの所望の順序で印刷することができる仕組みを提供することを目的とする電子帳票システムは従来から知られている(例えば特許文献1参照)。
例えば従来の電子帳票システムには、帳票データ内の特定位置にある仕分けキー(支店名など)に基づいて、帳票を配布先ごとに分割する(帳票を仕分ける)機能を有するものがある。
しかしながら、従来の電子帳票システムは帳票データ内の特定位置にあるデータ項目を仕分けキーとしてそのまま利用するものであり、帳票データ内のデータ項目を使った判断結果を仕分けキーとして帳票の仕分けができないという問題があった。
本発明の実施の形態は、上記の点に鑑みなされたもので、帳票データ内のデータ項目を使った判断結果を仕分け情報として帳票の仕分けが可能な情報処理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願請求項1は、生成した電子帳票形式の帳票データを仕分け情報に従って仕分ける情報処理システムであって、帳票書式に従った帳票データを生成する第1の帳票データ生成手段と、前記帳票データに含まれる1つ以上のデータ項目から所定のルールに従って判断した判断結果を、前記第1の帳票データ生成手段が生成した前記帳票データに仕分け情報として付加する仕分け情報付加手段と、前記仕分け情報を付加した前記帳票データから前記電子帳票形式の帳票データを生成する第2の帳票データ生成手段と、前記電子帳票形式の帳票データに付加した前記仕分け情報に従って前記電子帳票形式の帳票データを仕分ける仕分け手段と、を有することを特徴とする。
本発明の実施の形態によれば、帳票データ内のデータ項目を使った判断結果を仕分け情報として帳票の仕分けが可能な情報処理システムを提供できる。
本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。 コンピュータの一例のハードウェア構成図である。 サーバ装置の一例の機能構成図である。 電子帳票形式の電子帳票データの一例のイメージ図である。 テキスト形式の帳票データの一例のイメージ図である。 帳票を仕分けする従来の処理手順を表した一例の図である。 帳票を仕分けする本実施形態の処理手順を表した一例の図である。 記述されたルールの一例のイメージ図である。 判断結果を付加する帳票データ上の位置を設定する設定画面の一例のイメージ図である。 サーバ装置の他の例の機能構成図である。 帳票を仕分けする第2の実施形態の処理手順を表した一例の図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。図1の情報処理システム1は、インターネットやLAN(ローカルエリアネットワーク)等のネットワーク16を介してホストコンピュータ10、サーバ装置12及びクライアント端末14がデータ通信可能に接続されている。
ホストコンピュータ10は後述するテキスト形式の帳票データ(ラインデータ)を出力する。サーバ装置12は、ホストコンピュータ10からテキスト形式の帳票データを受信する。サーバ装置12は受信したテキスト形式の帳票データから、後述する電子帳票形式の帳票データを作成し、後述のように電子帳票形式の帳票データを仕分ける。仕分けられた電子帳票形式の帳票データはクライアント端末14から閲覧可能である。ただし、仕分けられた電子帳票形式の帳票データの閲覧は、クライアント端末14を操作する利用者の参照権限により制限される。サーバ装置12は参照権限を持つ利用者のクライアント端末14から閲覧要求を受け付けると、その参照権限の範囲内でクライアント端末14に電子帳票形式の帳票データを提供する。
なお、図1に示す情報処理システム1の構成は一例である。例えば図1ではサーバ装置12が一台の例を示したが、複数台のサーバ装置12であってもよい。また、図1ではホストコンピュータ10が一台の例を示したが、複数台のホストコンピュータ10であってもよい。
<ハードウェア構成>
《コンピュータ》
図1のホストコンピュータ10、サーバ装置12及びクライアント端末14を実現する一台以上の情報処理装置は、例えば図2に示すハードウェア構成のコンピュータにより実現される。
図2はコンピュータの一例のハードウェア構成図である。図2のコンピュータ500は入力装置501、表示装置502、外部I/F503、RAM504、ROM505、CPU506、通信I/F507及びHDD508などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。なお、入力装置501及び表示装置502は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
入力装置501はキーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置502はディスプレイ等を含み、コンピュータ500による処理結果を表示する。
通信I/F507はコンピュータ500を各種ネットワークに接続するインタフェースである。これにより、コンピュータ500は通信I/F507を介してデータ通信を行うことができる。
また、HDD508は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置の一例である。格納されるプログラムやデータには、コンピュータ500全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、及びOS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア(以下、単にアプリケーションと呼ぶ)などがある。なお、コンピュータ500はHDD508に替え、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えばソリッドステートドライブ:SSD)を利用するものであってもよい。
外部I/F503は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体503aなどがある。これにより、コンピュータ500は外部I/F503を介して記録媒体503aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体503aにはフレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリなどがある。
ROM505は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。ROM505にはコンピュータ500の起動時に実行されるBIOS、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM504はプログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。
CPU506は、ROM505やHDD508などの記憶装置からプログラムやデータをRAM504上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ500全体の制御や機能を実現する演算装置である。ホストコンピュータ10、サーバ装置12及びクライアント端末14は例えば図2に示すコンピュータ500のハードウェア構成により、後述するような各種処理を実現できる。
<ソフトウェア構成>
《サーバ装置》
図3はサーバ装置の一例の機能構成図である。図3の機能構成は、本実施形態の説明に不要な構成について適宜省略している。図3のサーバ装置12は、バリアブル印刷機能部20、電子帳票サーバ機能部30、テキスト形式の帳票データ記憶部40、PDF形式の帳票データ記憶部42、電子帳票形式の帳票データ記憶部44を有する構成である。
バリアブル印刷機能部20はサーバ装置12がバリアブル印刷プログラムを実行することにより実現される。バリアブル印刷機能部20は、PDF作成部22、仕分け情報付加部24及び帳票オーバーレイ記憶部26を有する構成である。電子帳票サーバ機能部30はサーバ装置12が電子帳票サーバプログラムを実行することにより実現される。電子帳票サーバ機能部30は電子帳票作成部32、仕分け部34、閲覧制御部36及び利用者情報記憶部38を有する構成である。
サーバ装置12は例えば図4に示す電子帳票を作成し、参照権限の範囲内で利用者のクライアント端末14に電子帳票を提供する。図4は電子帳票形式の電子帳票データの一例のイメージ図である。なお、図4では、年月ごと、支店ごとに、売上と利益とを出力する電子帳票の例を示している。
テキスト形式の帳票データ記憶部40はホストコンピュータ10から送信される図5に示すようなテキスト形式の帳票データを記憶する。図5はテキスト形式の帳票データの一例のイメージ図である。図5に示すテキスト形式の帳票データは、年、月、支店名、総売上、総利益、商品名、売上、利益をデータ項目として有する。
バリアブル印刷機能部20はバリアブル印刷(VDP:Variable Data Printing)を実現する機能部である。バリアブル印刷とは、帳票オーバーレイにより表される同一のテンプレート(帳票書式)上に、指定された差し込みデータを印刷する技術である。バリアブル印刷機能部20のPDF作成部22は、帳票オーバーレイ記憶部26が記憶している帳票オーバーレイを読み出し、図5に示したテキスト形式の帳票データから帳票オーバーレイに従ったPDF形式の帳票データを作成する。
仕分け情報付加部24は後述するようなルールに従い、PDF形式の帳票データに含まれるデータ項目から判断した判断結果を仕分けキーとして、PDF形式の帳票データに付加する。仕分け情報付加部24により仕分けキーが付加されたPDF形式の帳票データはPDF形式の帳票データ記憶部42に記憶される。
電子帳票サーバ機能部30の電子帳票作成部32は、PDF形式の帳票データから電子帳票形式の帳票データを作成する。仕分け部34はバリアブル印刷機能部20の仕分け情報付加部24で付加された仕分けキーに従って、電子帳票形式の帳票データを仕分けるように電子帳票形式の帳票データ記憶部44に記憶させる。
閲覧制御部36は、クライアント端末14から電子帳票形式の帳票データの閲覧要求を受け付ける。閲覧制御部36は、利用者情報記憶部38に記憶されている利用者情報に基づき、利用者の参照権限を判断する。そして、閲覧制御部36は判断した参照権限の範囲内でクライアント端末14に電子帳票形式の帳票データを提供する。
<処理>
《従来の処理手順》
ここでは、本実施形態の理解を容易とするため、帳票データ内のデータ項目を使った判断結果を帳票の仕分けキーに利用しない従来の処理手順を最初に説明する。
図6は帳票を仕分けする従来の処理手順を表した一例の図である。従来のサーバ装置12はホストコンピュータ対応の電子帳票サーバ機能部100を有する。電子帳票サーバ機能部100は、電子帳票サーバ用の帳票オーバーレイを読み出し、ホストコンピュータ10から受信したテキスト形式の帳票データから帳票オーバーレイに従った電子帳票形式の帳票データを作成する。また、電子帳票サーバ機能部100は帳票データ内のデータ項目がそのまま定義された仕分けキーに従って、電子帳票形式の帳票データを仕分けるように電子帳票形式の帳票データ記憶部44に記憶させる。
例えば図4の例ではデータ項目「年」と「月」と「支店名」を仕分けキーとして電子帳票形式の帳票データを仕分けている。利用者はクライアント端末14から年月及び支店名を指定して電子帳票形式の帳票データの閲覧要求を行う。なお、情報処理システム1のシステム管理者等は、仕分け先ごとに参照権限を持つ利用者を定義し、利用者情報として記憶しておく。例えば上層マネージメントは全ての支店の帳票データの参照権限を持つ利用者として定義される。また、各支店の担当者は自分の支店の帳票データの参照権限を持つ利用者として定義される。
この場合、図4の例では「2017年10月NY支店」及び「2017年11月NY支店」の帳票データを、NY支店の担当者と上層マネージメントとが閲覧できる。また「2017年10月LA支店」及び「2017年11月LA支店」の帳票データは、LA支店の担当者と上層マネージメントとが閲覧できる。
このように、帳票を仕分けする従来の処理手順では、年、月、支店名などの帳票データ内のデータ項目がそのまま仕分けキーとして定義されていた。したがって、帳票を仕分けする従来の処理手順は、帳票データ内のデータ項目をそのまま仕分けキーとして利用する以外の仕分けを行うことが困難であった。
《本実施形態の処理手順》
次に、帳票データ内のデータ項目を使った判断結果を帳票の仕分けキーに利用する本実施形態の処理手順を説明する。図7は帳票を仕分けする本実施形態の処理手順を表した一例の図である。
ホストコンピュータ10は例えば図5に示したテキスト形式の帳票データをサーバ装置12に送信する。サーバ装置12のテキスト形式の帳票データ記憶部40はホストコンピュータ10から送信されるテキスト形式の帳票データを記憶する。
バリアブル印刷機能部20のPDF作成部22は、帳票オーバーレイ記憶部26が記憶している帳票オーバーレイを読み出し、図5に示したテキスト形式の帳票データから帳票オーバーレイに従ったPDF形式の帳票データを作成する。仕分け情報付加部24は例えば図8に示すように記述されたルールに従い、PDF形式の帳票データに含まれるデータ項目から判断した判断結果を得る。
図8は記述されたルールの一例のイメージ図である。図8に記述されたルールはPDF形式の帳票データから「"KEY"+年+四半期名+支店名」の文字列を判断結果として得るためのものである。例えば年:2017、月:10、支店名:NYの帳票データであれば図8に記述されたルール(JavaScript(登録商標))によれば文字列「KEY20174QNY」を判断結果として得られる。
したがって、仕分け情報付加部24は例えば図8に記述されたルールに従い、PDF形式の帳票データに含まれるデータ項目から判断した判断結果である文字列「KEY20174QNY」を仕分けキーとして、PDF形式の帳票データに付加できる。このように本実施形態ではPDF形式の帳票データに含まれるデータ項目をそのまま仕分けキーとして利用するのでなく、月「10」から置き換えた第4四半期「4Q」などの判断結果を仕分けキーとして利用できる。なお、図8に記述されたルールは一例であって、売上や利益から置き換えた支店業績ランク「A」や、支店名「NY」から置き換えた「米国支店グループ」などの判断結果を仕分けキーとして利用するルールであってもよい。
また、仕分け情報付加部24は例えば図9に示すように設定された位置に、判断結果である文字列「KEY20174QNY」を仕分けキーとして、PDF形式の帳票データに付加する。図9は判断結果を付加する帳票データ上の位置を設定する設定画面の一例のイメージ図である。図9の設定画面1000ではマウスなどで判断結果を付加する帳票上の領域1002を宣言する。
領域1002がダブルクリック等で選択されると、設定画面1000には領域1002に対する設定画面1004が表示される。設定画面1004では、図8で記述したルール名「RuleKey1」のルールにより得られる文字列「KEY20174QNY」等が仕分けキーとして領域1002に埋め込まれるように設定されている。
なお、領域1002に埋め込む文字列の色は透明又は背景色と同一とすることで使用者に見えない状態とすることもできる。このように、本実施形態では領域1002に埋め込む文字列の色は透明又は背景色と同一とすることで、帳票の外観を替えることなく、複雑な帳票の仕分けを実現できる。
仕分け情報付加部24により仕分けキー「KEY20174QNY」が付加されたPDF形式の帳票データはPDF形式の帳票データ記憶部42に記憶される。電子帳票サーバ機能部30の電子帳票作成部32は、帳票データ記憶部42に記憶されているPDF形式の帳票データから電子帳票形式の帳票データを作成する。
仕分け部34はバリアブル印刷機能部20の仕分け情報付加部24で付加された仕分けキー「KEY20174QNY」に従って、電子帳票形式の帳票データを四半期ごとに仕分けることができる。また、仕分け部34は仕分けた電子帳票形式の帳票データを、仕分け先ごとに異なるフォルダなどのファイル格納場所に記憶させることで、電子帳票形式の帳票データを仕分ける。
仕分けキー「KEY20174QNY」が付加されているPDF形式の帳票データ上の位置は例えば
INFO_ID_POSITION=1
INFO_ID_PREFIX=KEY
INFO_ID_MAXLEN=11
などのようにテキスト形式で記述される。INFO_ID_POSITIONは、用紙サイズを縦4等分、横3等分した領域の一つを示す。INFO_ID_PREFIXは、INFO_ID_POSITIONで示される領域に含まれる文字列のうち、INFO_ID_PREFIXで指定された文字列に続く文字列が仕分けキーであることを示す。INFO_ID_MAXLENはINFO_ID_PREFIXで指定される文字列に続く文字列のうち、仕分けキーの文字列の最大の長さを示す。
上記の記述例は、仕分けキーが帳票上の左上隅近辺に存在し、KEYで始まる11文字以内の文字列であることを示している。上記の記述例により、仕分け部34は仕分け情報付加部24で付加されたテキスト「KEY20174QNY」を仕分けキーとして認識できる。
図7の帳票データ内のデータ項目を使った判断結果を帳票の仕分けキーに利用する本実施形態の処理手順によれば、ホストコンピュータ10から送信されたテキスト形式の帳票データにデータ項目として含まれない「4Q」などの仕分けキーに従い、帳票データを四半期ごとに仕分けることができる。例えば4-6月の帳票データは第2四半期に仕分けられる。7-9月の帳票データは第3四半期に仕分けられる。
また、図7の帳票データ内のデータ項目を使った判断結果を帳票の仕分けキーに利用する本実施形態の処理手順によれば、ホストコンピュータ10から送信されたテキスト形式の帳票データにデータ項目として含まれない「ランクA」などの仕分けキーに従い、帳票データを支店の業績に応じたランクごとに仕分けることができる。
例えば総売上1億円以上の支店の帳票データはランクAに仕分けられる。総売上5千万円以上1億円未満の支店の帳票データはランクBに仕分けられる。総売上5千万円未満の支店の帳票データはランクCに仕分けられる。
さらに、図7の帳票データ内のデータ項目を使った判断結果を帳票の仕分けキーに利用する本実施形態の処理手順によれば、ホストコンピュータ10から送信されたテキスト形式の帳票データにデータ項目として含まれない「神奈川支店グループ」などの仕分けキーに従い、帳票データを支店のグループごとに仕分けることができる。例えば川崎支店と横浜支店の帳票データは神奈川支店グループに仕分けられる。名古屋支店と豊橋支店の帳票データは愛知支店グループに仕分けられる。
本実施形態では、バリアブル印刷プログラムを利用することで、記述されたルールに基づき、帳票データに含まれるデータ項目の判断を行い、その判断結果を帳票データに埋め込むことが容易となる。また、電子帳票サーバプログラムはバリアブル印刷プログラムが出力したPDF形式の帳票データを入力データとすることで、帳票データに埋め込まれた判断結果を仕分けキーとして利用できる。さらに、本実施形態ではルールの記述を変更することで帳票データに仕分けキーとして埋め込む判断結果を容易に変更できる。
このように、本実施形態では、バリアブル印刷プログラムと電子帳票サーバプログラムとを併用することで、ソフトウェアのカスタマイズを行うことなく、帳票上のデータ項目を使った判断結果を仕分けキーとした仕分けを容易に実現できる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態はバリアブル印刷機能部20がテキスト形式の帳票データからPDF形式の帳票データを作成していた。しかしながら、電子帳票サーバ機能部30にはテキスト形式の帳票データからPDF形式の帳票データを作成できるものがある。そこで、第2の実施形態では電子帳票サーバ機能部30がテキスト形式の帳票データからPDF形式の帳票データを作成するようにする。
図10はサーバ装置の他の例の機能構成図である。図10の機能構成は一部を除いて図3の機能構成と同様であるため、適宜説明を省略する。図10のサーバ装置12のバリアブル印刷機能部20は図3のサーバ装置12のバリアブル印刷機能部20からPDF作成部22及び帳票オーバーレイ記憶部26が省略された構成である。また、図10のサーバ装置12の電子帳票サーバ機能部30は図3の電子帳票サーバ機能部30にPDF作成部50及び帳票オーバーレイ記憶部52が追加された構成である。
テキスト形式の帳票データ記憶部40はホストコンピュータ10から送信されるテキスト形式の帳票データを記憶する。電子帳票サーバ機能部30のPDF作成部50は、帳票オーバーレイ記憶部52が記憶している帳票オーバーレイを読み出し、テキスト形式の帳票データから帳票オーバーレイに従ったPDF形式の帳票データを作成する。PDF作成部50は作成したPDF形式の帳票データをPDF形式の帳票データ記憶部42に記憶させる。
バリアブル印刷機能部20の仕分け情報付加部24はPDF形式の帳票データ記憶部42に記憶されているPDF形式の帳票データを帳票オーバーレイとして利用する。仕分け情報付加部24はテキスト形式の帳票データ記憶部40に記憶されているテキスト形式の帳票データも受信し、仕分け情報を付加する処理に利用する。
このように、第2の実施形態ではバリアブル印刷機能部20がPDF形式の帳票データ上に、仕分けキー用のフィールドを動的に作成する。言い換えると、バリアブル印刷機能部20は帳票上に可変テキストフィールドを追加定義し、定義した可変テキストフィールドを仕分けキーとして使う。
仕分け情報付加部24は第1の実施形態と同様な処理により、判断結果を仕分けキーとして、PDF形式の帳票データに付加する。仕分け情報付加部24により仕分けキーが付加されたPDF形式の帳票データはPDF形式の帳票データ記憶部42に記憶される。
電子帳票サーバ機能部30の電子帳票作成部32は、PDF形式の帳票データから電子帳票形式の帳票データを作成する。仕分け部34はバリアブル印刷機能部20の仕分け情報付加部24で付加された仕分けキーに従って、電子帳票形式の帳票データを仕分けるように電子帳票形式の帳票データ記憶部44に記憶させる。
閲覧制御部36は、クライアント端末14から電子帳票形式の帳票データの閲覧要求を受け付ける。閲覧制御部36は、利用者情報記憶部38に記憶されている利用者情報に基づき、利用者の参照権限を判断する。そして、閲覧制御部36は判断した参照権限の範囲内でクライアント端末14に電子帳票形式の帳票データを提供する。
次に、帳票データ内のデータ項目を使った判断結果を帳票の仕分けキーに利用する第2の実施形態の処理手順を説明する。図11は帳票を仕分けする第2の実施形態の処理手順を表した一例の図である。
ホストコンピュータ10は例えば図5に示したテキスト形式の帳票データをサーバ装置12に送信する。サーバ装置12のテキスト形式の帳票データ記憶部40はホストコンピュータ10から送信されるテキスト形式の帳票データを記憶する。
電子帳票サーバ機能部30のPDF作成部50は、帳票オーバーレイ記憶部52が記憶している帳票オーバーレイを読み出し、図5に示したテキスト形式の帳票データから帳票オーバーレイに従ったPDF形式の帳票データを作成する。PDF作成部50は作成したPDF形式の帳票データをPDF形式の帳票データ記憶部42に記憶させる。
バリアブル印刷機能部20の仕分け情報付加部24は例えば図8に示すように記述されたルールに従って判断した判断結果を得る。仕分け情報付加部24は例えば判断結果である文字列「KEY20174QNY」を仕分けキーとして、PDF形式の帳票データに付加する。
仕分け情報付加部24により仕分けキー「KEY20174QNY」が付加されたPDF形式の帳票データはPDF形式の帳票データ記憶部42に記憶される。電子帳票サーバ機能部30の電子帳票作成部32は、帳票データ記憶部42に記憶されているPDF形式の帳票データから電子帳票形式の帳票データを作成する。
仕分け部34はバリアブル印刷機能部20の仕分け情報付加部24で付加された仕分けキー「KEY20174QNY」に従って、電子帳票形式の帳票データを四半期ごとに仕分けることができる。また、仕分け部34は仕分けた電子帳票形式の帳票データを、仕分け先ごとに異なるフォルダなどのファイル格納場所に記憶させることで、電子帳票形式の帳票データを仕分ける。
図11の帳票データ内のデータ項目を使った判断結果を帳票の仕分けキーに利用する第2の実施形態の処理手順によっても、第1の実施形態の処理手順と同様な効果を得ることができる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
例えば図3又は図10に示した機能構成は一例であって、バリアブル印刷機能部20の機能の一部又は全部を電子帳票サーバ機能部30が有する機能構成であってもよい。電子帳票サーバ機能部30の機能の一部又は全部をバリアブル印刷機能部20が有する機能構成であってもよい。バリアブル印刷機能部20及び電子帳票サーバ機能部30の機能の一部又は全部をバリアブル印刷機能部20及び電子帳票サーバ機能部30以外の機能部が有する機能構成であってもよい。
また、上記した実施形態では、判断結果を付加する帳票データ上の位置をバリアブル印刷機能部20及び電子帳票サーバ機能部30にそれぞれ設定していたが、システム管理者等から判断結果を付加する帳票データ上の位置の入力を受け付け、バリアブル印刷機能部20及び電子帳票サーバ機能部30に設定する機能部を別途設けてもよい。
1 情報処理システム
10 ホストコンピュータ
12 サーバ装置
14 クライアント端末
16 ネットワーク
20 バリアブル印刷機能部
22、50 PDF作成部
24 仕分け情報付加部
26、52 帳票オーバーレイ記憶部
30 電子帳票サーバ機能部
32 電子帳票作成部
34 仕分け部
36 閲覧制御部
38 利用者情報記憶部
40 テキスト形式の帳票データ記憶部
42 PDF形式の帳票データ記憶部
44 電子帳票形式の帳票データ記憶部
特開2010-113657号公報

Claims (7)

  1. 生成した電子帳票形式の帳票データを仕分け情報に従って仕分ける情報処理システムであって、
    帳票書式に従った帳票データを生成する第1の帳票データ生成手段と、
    前記帳票データに含まれる1つ以上のデータ項目から所定のルールに従って判断した判断結果を、前記第1の帳票データ生成手段が生成した前記帳票データに仕分け情報として付加する仕分け情報付加手段と、
    前記仕分け情報を付加した前記帳票データから前記電子帳票形式の帳票データを生成する第2の帳票データ生成手段と、
    前記電子帳票形式の帳票データに付加した前記仕分け情報に従って前記電子帳票形式の帳票データを仕分ける仕分け手段と、
    を有する情報処理システム。
  2. 前記仕分け情報付加手段は、指定された差し込みデータを前記帳票書式に従った位置に書き込むバリアブル印刷機能を利用し、前記仕分け情報を前記差し込みデータとして指定して、前記第1の帳票データ生成手段が生成した前記帳票データに仕分け情報を付加すること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記仕分け情報付加手段は、前記帳票データに前記仕分け情報を視覚的に見えない状態で表示されるように付加すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の情報処理システム。
  4. 前記仕分け情報付加手段は、前記帳票データに前記仕分け情報を透明な文字列又は背景色と同一の色の文字列で表示されるように付加すること
    を特徴とする請求項3記載の情報処理システム。
  5. 前記電子帳票形式の帳票データの参照権限を持つ利用者情報を管理し、参照権限を持つ利用者のクライアント端末から閲覧要求を受け付けると、前記電子帳票形式の帳票データを前記クライアント端末に提供する電子帳票サーバ機能
    を更に有する請求項1乃至何れか一項記載の情報処理システム。
  6. 生成した電子帳票形式の帳票データを仕分け情報に従って仕分ける情報処理システムが行う電子帳票仕分け方法であって、
    帳票書式に従った帳票データを生成する第1の帳票データ生成ステップと、
    前記帳票データに含まれる1つ以上のデータ項目から所定のルールに従って判断した判断結果を、前記第1の帳票データ生成ステップで生成した前記帳票データに仕分け情報として付加する仕分け情報付加ステップと、
    前記仕分け情報を付加した前記帳票データから前記電子帳票形式の帳票データを生成する第2の帳票データ生成ステップと、
    前記電子帳票形式の帳票データに付加した前記仕分け情報に従って前記電子帳票形式の帳票データを仕分ける仕分けステップと、
    を有する電子帳票仕分け方法。
  7. 生成した電子帳票形式の帳票データを仕分け情報に従って仕分ける情報処理システムに含まれるコンピュータを、
    前記帳票データに含まれる1つ以上のデータ項目から所定のルールに従って判断結果を判断する手段、
    指定された差し込みデータを帳票書式に従った位置に書き込むバリアブル印刷機能を利用し、前記判断結果を前記差し込みデータとして指定して、帳票書式に従った帳票データに前記判断結果を仕分け情報として付加する仕分け情報付加手段、
    として機能させるためのプログラム。
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