JP2011048739A - 電子書類を処理する情報処理装置、方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

電子書類を処理する情報処理装置、方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】関連する電子書類を複数企業間で一元的に管理可能な情報処理装置、方法、プログラムおよび記録媒体を提供すること。
【解決手段】本発明の情報処理装置は、電子書類の登録、更新、表示または関連付けを指示するユーザ・インタフェースを、ネットワークを介して接続されたクライアントPCに提供するユーザ・インタフェース提供手段と、電子書類データおよび電子書類データのメタデータが登録されるデータベース手段と、ユーザ・インタフェースで指定された電子書類データのメタデータとして、当該電子書類データの電子書類識別情報をデータベース手段に登録することにより、当該電子書類データを関連付ける関連付け処理手段と、当該関連付けられた電子書類データをユーザ・インタフェースに表示させる関連書類表示処理手段とを含む。
【選択図】 図2

Description

本発明は、情報処理装置に関し、より詳細には、電子化された文書や図面等の電子書類を処理する情報処理装置、方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
企業で扱う文書を電子化して管理することは既に一般化されており、様々な文書管理システムが使用されている。従来の文書管理システムおよび文書管理サービスにおいては、文書の複製や版管理、関連付け機能等が提供されており、関連する文書を紐付けて管理することが可能である。
従来の文書管理システムとして、特許文献1は、改訂された紙文書をスキャンして生成した電子化文書をデータベースに格納し、既にデータベースに登録されている改訂前の電子化文書と関連付け、これらの電子化文書をグループ化して管理する文書管理システムを開示する。特許文献2は、文書管理システム内に登録されている文書の識別子と、文書のセクション番号と、当該文書のリンク先のセクション番号に基づいて、同一文書の別のセクションや、別の文書の関連するセクションを参照可能な文書管理システムを開示する。
通常、メーカー等がその製品を製造する場合、完成品である当該製品を構成する各種部品を様々なサプライヤーに発注する。このため、メーカーが製品の品質管理等を行う場合、各サプライヤーが製造した部品の品質に関する総ての書類、例えば設計図面や仕様書等を確認する必要がある。しかしながら、特許文献1および2が開示する従来の文書管理システムは、複数の企業間で利用することを前提とした文書管理システムではないため、様々な企業が作成した種々の電子書類の関連付けや、これらの電子書類のアクセス管理を適切に行うことできず、複数の企業間で電子書類を容易かつ安全に管理することができない。このため、メーカーが自社製品の品質管理等を行う場合に、その製品を構成する総ての部品に関する書類を容易に確認できず、品質管理業務を効率化できないという問題があった。
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、関連する電子書類を複数企業間で一元的に管理可能な情報処理装置、方法、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、ネットワークに接続され、電子化された書類である電子書類を処理する情報処理装置であり、電子書類の登録、更新、表示または関連付けを指示するユーザ・インタフェースを、ネットワークを介して接続されたクライアントPCに提供するユーザ・インタフェース提供手段と、電子書類の画像データである電子書類データおよび電子書類データのメタデータが登録されるデータベースと、ユーザ・インタフェースで指定された少なくとも2つの電子書類データのメタデータとして、少なくとも2つの電子書類データの識別情報である電子書類識別情報をデータベースに登録することにより、少なくとも2つの電子書類データを関連付ける関連付け処理手段と、データベースに登録されている関連付け処理手段が関連付けた電子書類データをユーザ・インタフェースに表示させる関連書類表示処理手段とを含む。
また、本発明の情報処理装置が登録する電子書類データのメタデータは、電子書類識別情報と、電子書類データに関連する電子書類データの電子書類識別情報と、電子書類データを閲覧可能なユーザの識別情報とを含み、これらのメタデータを使用して、電子書類データの関連付けや、電子書類データ毎のアクセス管理をすることができる。
さらに、本発明の情報処理装置は、関連書類表示処理手段が電子書類データをユーザ・インタフェースに表示させる場合に、データベースを参照し、電子書類データの表示を要求するユーザの識別情報および電子書類データのメタデータを使用して、ユーザが電子書類データを閲覧することを許可されているか否かを判断する認証処理手段とを含み、関連書類表示処理手段は、認証処理手段が、ユーザが電子書類データを閲覧することを許可されていると判断した場合に、電子書類データをユーザ・インタフェースに表示させることにより、アクセス権を有するユーザに対してのみ電子書類データを表示させることができる。したがって、複数の企業間で電子書類データを共有する場合に、正当なアクセス権限を有するユーザのみが当該電子書類データを参照することができ、アクセス権限を有していない他社のユーザが当該電子書類データを閲覧することを防止する。
さらに、本発明では、電子書類データへアクセスが可能なユーザの識別情報を、電子書類データへアクセスが可能なユーザが属するグループの識別情報とすることができ、当該グループとして複数の関連企業や業務プロジェクトを割り当てることにより、関連企業グループや業務プロジェクト単位でアクセス権を管理することができる。
さらに、本発明の情報処理装置が処理する電子書類は、製品に関する仕様書、評価報告書、依頼書、図面、注文書、納品書、カタログ、見積書、請求書、または施工図面であり、複数の企業間における各種の電子書類の共有が可能となる。
さらに、本発明は、情報処理装置が実行する方法、情報処理装置を上記機能手段として機能させるためのコンピュータ実行可能なプログラムおよび記録媒体を提供する。
本実施形態の情報処理装置110を含む電子書類管理システム100の概略図。 本実施形態の情報処理装置110の機能ブロック図。 本実施形態の情報処理装置110が電子書類データを登録する処理を示したフローチャート。 本実施形態の情報処理装置110が関連書類情報を登録する処理を示したフローチャート。 本実施形態の情報処理装置110が関連先電子書類データを表示する処理を示したフローチャート。 本実施形態の情報処理装置110が備える電子書類メタデータ用データベース236に格納される電子書類メタデータを示す概略図。 電子書類メタデータ用データベース236に格納される電子書類メタデータの他の実施形態を示す概略図。 電子書類メタデータ700のアクセス可能ユーザ情報として登録されるグループ識別情報と、当該グループ識別情報が示すグループに属するユーザのユーザ識別情報とを関連付けるデータテーブル800を示す図。
以下、本発明について実施形態をもって説明するが、本発明は、後述する実施形態に限定されるものではない。図1は、本実施形態の情報処理装置110を含む電子書類管理システム100の概略図である。電子書類管理システム100は、ネットワーク120と、ネットワーク120を介して情報処理装置110に接続される電子書類管理クライアントPC(以下、クライアントPCとして参照する。)130a,130b,130cと、クライアントPC130aにローカル接続されている画像形成装置140とを含んで構成されている。ネットワーク120は、例えば、広域イーサネット(登録商標)、およびTCP/IPプロトコル等を使用した複数企業がアクセス可能な広域ネットワークとして構成されている。
情報処理装置110は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、サーバまたは他の形式のホストコンピュータとすることができる。情報処理装置110は、PENTIUM(登録商標)プロセッサまたは互換プロセッサを搭載し、WINDOWS(登録商標)シリーズ、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)などのOSの管理下で、本実施形態のプログラムを実行する。また、情報処理装置110は、プログラムを実行するための実行空間を提供するRAM、プログラムやデータなどを持続的に保持するためのハードディスク装置(HDD)などを含んでおり、本実施形態の各機能手段をプログラムの実行により、当該情報処理装置上に実現する。
本実施形態では、情報処理装置110は、ネットワーク120を介した種々のサービスを提供するSaas(Software as a Service)を採用し、ユーザに対して電子書類管理サービスを提供する。Saasでは、ユーザがサービスを利用するためにクライアントPCに専用のソフトウェアをダウンロードする必要がなく、ユーザは、広域ネットワークを介してサービスの提供側の情報処理装置上で専用のソフトウェアを稼働させ、そのソフトウェア機能をサービスとして利用することができる。
クライアントPC130a,130b,130cは、それぞれ異なる企業が保有し、電子書類の登録や更新、参照等を行うパーソナルコンピュータである。クライアントPC130a,130b,130cは、インストールされているInternet ExplorerやMozilla Firefox、NetscapeなどのWebブラウザを使用して、ネットワーク120を介して情報処理装置110が提供するサービスをクライアントPCのディスプレイ装置に表示する。
画像形成装置140は、スキャナ装置を含んで構成されているMFP(Multi Function
Peripheral)として構成されており、発注書、依頼書、見積書、請求書、設計図面、または仕様書等の様々な書類をスキャニングし、スキャニングされた書類の画像データである電子書類データをローカルネットワーク接続されたクライアントPC130aに送信するのに使用される。
画像形成装置140は、プロセッサ、RAM、HDDなどを含んで実装されており、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)などのオペレーティング・システム(OS)の制御下で、アセンブラ、C、C++、JAVA(登録商標)、JavaScript(登録商標)などのプログラミング言語で記述されたプログラムを実行し、クライアントPC130aとの間でデータ伝送を可能とする。
図2は、本実施形態の情報処理装置110の機能ブロック図である。以下、図2を参照して情報処理装置110の機能ブロック200について説明する。
図2に示す情報処理装置210は、UI提供部212と、電子書類処理部214と、関連書類処理部222と、ユーザ情報処理部228と、データベース部234とを含んでいる。UI提供部212は、電子書類データおよび電子書類データのメタデータである電子書類メタデータの指定や送受信、電子書類データに関する各種処理の指令等を行うためのユーザ・インタフェース(以下、単にUIとして参照する。)を、ネットワーク120を介してクライアントPC130a,130b,130cに提供する機能手段である。UI提供部212は、これらのクライアントPCから電子書類データの登録処理、更新処理もしくは表示処理、または関連付け処理を実行する旨の指令を受領した場合、電子書類処理部214、関連書類処理部222またはユーザ情報処理部228に、これらの処理を実行させる。また、UI提供部212は、これらの処理の結果をクライアントPCのUIに表示させる。
さらに、UI提供部212は、電子書類管理システム100の管理者が使用する管理者専用のUIを提供する。電子書類管理システム100の管理者は、情報処理装置110に接続されたディスプレイ装置に表示された管理者用UIを使用して、電子書類管理システム100を利用するユーザの登録の承認・却下を行うことができる。
電子書類処理部214は、電子書類データの有無を判断し、電子書類データの登録処理、更新処理および表示処理を実行する機能手段であり、電子書類登録更新部216と、電子書類表示部218、電子書類判断部220とを含んでいる。
電子書類登録更新部216は、電子書類データをデータベース部234に格納する機能手段である。電子書類登録更新部216は、UI提供部212から受領した電子書類データや電子書類のメタデータをデータベース部234の該当するデータベースに格納する。また、電子書類登録更新部216は、UI提供部212から受領した電子書類データが既にデータベース部234に登録されている場合には、当該電子書類のバージョン情報を作成し、電子書類メタデータとして当該バージョン情報を電子書類メタデータ用のデータベースに登録する。電子書類のバージョン情報は、電子書類データのバージョンを特定するための情報であり、同一の電子書類データが複数存在する場合に、当該電子書類データのバージョンを管理するために利用される。本実施形態では、同一の電子書類データが複数存在する場合に、バージョン情報を作成するが、他の実施形態では、データベース部234に登録される総ての電子書類データについてバージョン情報を割り当ててもよい。なお、データベース部234に登録される電子書類メタデータについては、より詳細に後述する。
電子書類表示部218は、データベース部234に格納された電子書類データをUI提供部212に提供する機能手段である。電子書類表示部218は、UI提供部212から電子書類データの表示処理の指令を受領すると、電子書類データの表示処理を開始する。本実施形態では、電子書類データの表示処理の指令には、表示処理を実行する旨の指令と、表示処理を要求するユーザを固有に識別する情報であるユーザ識別情報と、表示が要求されている電子書類データを固有に識別する情報である電子書類識別情報とを含んでいる。
電子書類表示部218は、UI提供部212から電子書類データの表示処理の指令を受領すると、電子書類判断部220に当該電子書類識別情報を渡して、該当する電子書類データが存在するか否かを判断させる。電子書類データが存在する場合には、電子書類表示部218は、ユーザ情報処理部228に当該電子書類識別情報および当該ユーザ識別情報を渡して、当該ユーザ識別情報が示すユーザが、当該電子書類識別情報が示す電子書類データを閲覧することを許可されているか否か判断させる。ユーザが電子書類データを閲覧することを許可されている場合には、電子書類表示部218は、データベース234部から当該電子書類データを取得してUI提供部212に渡し、当該電子書類データをUIに表示させる。一方、表示すべき電子書類データが存在しない場合や、ユーザが電子書類データを閲覧することを許可されていない場合には、電子書類表示部218は、UI提供部212にエラーを通知し、UI提供部212がクライアントPCに電子書類データが表示できない旨のエラーを通知する。
電子書類判断部220は、指定された電子書類データがデータベース部234に存在するか否か判断する機能手段である。電子書類判断部220は、データベース部234を参照し、指定された電子書類データのメタデータに含まれる電子書類識別情報を使用して、該当する電子書類データが格納されているか判断する。本実施形態では、電子書類データは、当該電子書類データのメタデータと関連付けられており、当該メタデータを使用して取得すべき電子書類データの有無を判断することができる。
関連書類処理部222は、相互に関連する電子書類データの電子書類識別情報である関連書類情報を登録する関連付け処理、および関連する電子書類データを表示する関連書類表示処理を実行する機能手段であり、関連付け処理部224と、関連書類表示部226とを含んでいる。
関連付け処理部224は、UI提供部212から電子書類データの関連付け処理指令を受領することにより、関連付け処理を実行する。本実施形態では、関連付け処理の指令は、関連付け処理を実行する旨の指令と、関連書類情報が付与される電子書類データの電子書類識別情報と、関連書類情報として当該電子書類データに関連付けされる電子書類データの電子書類識別情報とを含んでいる。これらの電子書類データは、ユーザが、UI提供部212が提供するUIを使用して指定することができる。
関連付け処理部224は、UI提供部212から電子書類データの関連付け処理指令を受領すると、ユーザが指定した電子書類識別情報を電子書類処理部214の電子書類判断部220に渡して、該当する電子書類データがデータベース部234に存在するか判断させる。該当する電子書類データが存在する場合には、関連付け処理部224は、これらの電子書類識別情報を電子書類メタデータの関連書類情報としてデータベース部234に登録する。一方、該当する書類データのうち少なくとも1つが存在しない場合には、関連付け処理部224は、UI提供部212にエラーを通知し、UI提供部212がクライアントPCに電子書類データの関連付け処理のエラーを通知する。
関連書類表示部226は、UI提供部212から関連書類表示処理の指令を受領すると、関連書類表示処理を実行する。本実施形態では、関連書類表示処理の指令は、関連書類表示処理を実行する旨の指令と、関連書類表示処理を要求するユーザのユーザ識別情報と、ユーザが指定した表示すべき電子書類データの電子書類識別情報とを含んでいる。
関連書類表示部226は、UI提供部212から関連書類表示処理の指令を受領すると、ユーザが指定した電子書類識別情報を電子書類処理部214の電子書類判断部220に渡して、該当する電子書類データがデータベース部234に存在するか判断させる。該当する電子書類データが存在する場合には、関連書類表示部226は、関連書類表示処理の指令に含まれるユーザ識別情報および電子書類識別情報をユーザ情報処理部228に渡し、電子書類データのUIへの表示が許容されるユーザを示すアクセス可能ユーザ情報をユーザ情報処理部228から受領する。関連書類表示部226は、アクセス可能ユーザ情報を使用して、指定されたユーザに対して当該電子書類データを表示してよいか否かを判断し、表示が許可される場合には、該当する電子書類データをUI提供部212に渡してUIに表示させる。
一方、指定された電子書類データがデータベース部234に存在しない場合、または当該電子書類データの表示が許可されない場合には、関連書類表示部226はUI提供部212にエラーを通知し、UI提供部212が、関連書類表示処理のエラーをクライアントPCに通知する。
ユーザ情報処理部228は、情報処理装置110へアクセスするユーザのユーザ登録情報を登録または削除し、情報処理装置110へアクセスするユーザを認証する機能手段であり、ユーザ登録情報処理部230と、認証処理部232とを含んでいる。
ユーザ登録情報処理部230は、情報処理装置110へのアクセスが許可されたユーザのユーザ登録情報をデータベース部234に登録し、またはユーザ登録情報をデータベース部234から削除する機能手段である。ユーザ登録情報とは、ユーザが電子書類管理システム100を利用する際に必要な種々の登録情報であり、例えば、ユーザ名、ユーザID、パスワード、企業名、当該企業の所在地、連絡先等が該当する。ユーザは、電子書類管理システム100の利用を申し込む場合、クライアントPCに表示されたUIを使用して、これらのユーザ登録情報を入力して、情報処理装置110にユーザ登録処理の指令を送信する。UI提供部212は、クライアントPCからユーザ登録処理の指令およびユーザ登録情報を受領すると、ユーザ情報処理部228に渡す。ユーザ情報処理部228は、ユーザ登録情報を未承認ユーザ登録情報としてデータベース部234の未承認ユーザ登録情報用のデータベースに格納する。未承認ユーザ登録情報は、電子書類管理システム100の管理者からのユーザ登録の承認を得るまで保持される。
電子書類管理システム100の管理者は、情報処理装置110に接続されたパーソナルコンピュータ(図示せず)等を使用して、データベース部234の未承認ユーザ登録情報用のデータベースに格納された未承認のユーザ登録情報を参照する。UI提供部212は、電子書類管理システム100の管理者専用のUIに未承認のユーザ登録情報を表示し、該当するユーザの電子書類管理システム100の利用を許可するか否かを指定するボタン等のインタフェースを提供する。電子書類管理システム100の管理者が、当該管理者用UIを使用して、当該ユーザの登録を認める旨の指令をユーザ情報処理部228に送付すると、ユーザ情報処理部228のユーザ登録情報処理部230は、未承認ユーザ登録情報用のデータベースに格納されたユーザ登録情報を、承認済みのユーザ登録情報が登録されるデータベースデータベースに登録するとともに、未承認のユーザ登録情報用データベース内の当該ユーザ登録情報を削除する。
認証処理部232は、電子書類管理システム100にアクセスするユーザについて、当該システムへの接続の可否を判断するとともに、当該システムに保存された電子書類データの表示の可否を判断する機能手段である。認証処理部232は、電子書類管理システム100にアクセスするユーザについて、当該システムへの接続の可否を判断する場合、ユーザがUIを使用して入力したユーザIDやパスワードと、データベース部234のユーザ登録情報用のデータベースに格納されているユーザIDやパスワードとを比較して、当該ユーザの電子書類管理システム100へのアクセスの可否を判断する。
また、認証処理部232は、データベース部234の電子書類メタデータ用のデータベースを参照して、表示が要求されている電子書類データのメタデータに含まれるアクセス可能ユーザ情報を取得し、電子書類データの表示を要求しているユーザが、当該電子書類データを閲覧することが許可されているか否か判断する。本実施形態では、アクセス可能ユーザ情報として、電子書類データを閲覧可能なユーザのユーザ識別情報や、電子書類データを閲覧可能な複数のユーザをグループ化したグループを固有に識別するグループ識別情報を使用することができる。
データベース部234は、電子書類メタデータ用データベース236と、電子書類データ用データベース238と、ユーザ登録情報データベース240と、未承認ユーザ登録情報データベース242とを含んでいる。電子書類メタデータ用データベース236は、電子書類メタデータが登録される。電子書類データ用データベース238は、クライアントPCから受信した電子書類データが登録される。なお、電子書類のメタデータについては、より詳細に後述する。
ユーザ登録情報データベース240は、電子書類管理システム100の利用を許可されたユーザの登録情報が登録される。未承認ユーザ登録情報データベース242は、電子書類管理システム100の利用について、システム管理者の承認待ちであるユーザの登録情報が格納される。
本実施形態では、データベース部234は、情報処理装置110内に含まれているが、他の実施形態では、ネットワークを介して接続された他のデータサーバ装置等に設けることができる。
図3は、本実施形態の情報処理装置110が電子書類データを登録または更新する処理を示したフローチャートである。以下、図3を参照して、電子書類データおよび電子書類メタデータを登録または更新する処理について説明する。
図3の処理は、ステップS300から開始し、ステップS301でUI提供部212がクライアントPCから電子書類データの登録処理または更新処理の指令を受領する。ステップS302では、UI提供部212が電子書類データおよび電子書類メタデータを電子書類処理部214に渡す。ステップS303では、電子書類処理部214の電子書類登録更新部216が電子書類判断部220を呼び出し、電子書類判断部220が、電子書類メタデータ用データベース236を参照し、電子書類メタデータを使用して同一の電子書類データが存在するか否かを判断する。ステップS303の判定で同一の電子書類データが存在する場合には(yes)、処理をステップS304に分岐させ、ステップS304で電子書類登録更新部216が、電子書類メタデータであるバージョン情報を作成する。一方、ステップS303の判定で同一の電子書類データが存在しない場合には(no)、処理をステップS305に分岐させる。
ステップS305では、電子書類登録更新部216が、電子書類データおよび電子書類メタデータを、それぞれ電子書類データ用データベース238および電子書類メタデータ用データベース236に格納する。ステップS306では、電子書類登録更新部216が、電子書類データおよび電子書類メタデータが正常にデータベース部234に登録された旨の正常終了をUI提供部212に通知する。ステップS307では、UI提供部212がクライアントPCに対して電子書類データの登録処理または更新処理の結果を通知し、ステップS308で処理が終了する。
なお、本実施形態では、電子書類データの登録処理または更新処理の正常終了のみをクライアントPCに通知するが、他の実施形態では、HWエラー等により、電子書類データの登録処理または更新処理が失敗した場合には、情報処理装置110は、クライアントPCに対して当該処理のエラー通知をすることができる。
図4は、本実施形態の情報処理装置110が関連書類情報を登録する処理を示したフローチャートである。以下、図4を参照して、関連書類情報を登録する処理について説明する。
図4の処理は、ステップS400から開始し、ステップS401でUI提供部212がクライアントPCから電子書類データの関連付け処理の指令を受領する。ステップS402では、UI提供部212が、関連書類情報が付与される電子書類データの電子書類識別情報および関連書類情報を関連書類処理部222に渡す。ステップS403では、関連書類処理部222の関連付け処理部224が、関連書類情報が付与される電子書類データの電子書類識別情報および関連書類情報を電子書類処理部214に渡す。ステップS404では、電子書類処理部214の電子書類判断部220が、電子書類メタデータ用データベース236を参照して、関連書類情報が付与される電子書類データの電子書類識別情報が示す電子書類データ、および関連書類情報に含まれる電子書類識別情報とが示す電子書類データが存在するか否かを判断する。
ステップS404の判定で該当する電子書類データが存在する場合には(yes)、処理をステップS405に分岐させ、ステップS405で関連付け処理部224が、関連処理情報が付与される電子書類データのメタデータとして、当該関連書類情報に含まれる電子書類識別情報を電子書類メタデータ用データベース236に登録する。そして、ステップS406で関連付け処理部224が、関連書類情報が正常に登録された旨の正常終了をUI提供部212に通知する。
一方、ステップS404の判定で該当する電子書類データが存在しない場合には(no)、処理をステップS407に分岐させる。ステップS407では、電子書類判断部220が、該当する電子書類データが存在しない旨のエラーを関連付け処理部224に通知する。そして、ステップS408では、関連付け処理部224が、関連書類情報が登録されなかった旨のエラーをUI提供部212に通知する。ステップS409では、UI提供部212が、クライアントPCに関連書類情報の登録処理の結果を通知し、ステップS410で処理が終了する。
図5は、本実施形態の情報処理装置が、或る電子書類データに関連付けられている別の電子書類データ(以下、関連先電子書類データとして参照する。)を表示する関連書類表示処理を示したフローチャートである。以下、図5を参照して、関連書類表示処理について説明する。
図5の処理は、ステップS500から開始し、ステップS501でUI提供部212がクライアントPCから関連書類表示処理の指令を受領する。ステップS502では、UI提供部212が、関連書類表示処理を要求したユーザのユーザ識別情報、および関連先電子書類データの電子書類識別情報を関連書類表示部226に渡す。ステップS503では、関連書類表示部226が、関連先電子書類データの電子書類識別情報を電子書類処理部214に渡して、当該電子書類データの有無を判断させる。ステップS504では、電子書類処理部214の電子書類判断部220が、電子書類メタデータ用データベース236を参照して、関連先電子書類データが存在するか否かを判断する。
ステップS504の判定で関連先電子書類データが存在する場合には(yes)、処理をステップS505に分岐させ、ステップS505で関連付け処理部224が、ユーザ識別情報および関連先電子書類データの電子書類識別情報を認証処理部232に渡す。ステップS506では、認証処理部232が、電子書類メタデータ用データベース236を参照して、関連先電子書類データの電子書類メタデータに含まれるアクセス可能ユーザ情報に当該ユーザ識別情報が含まれているか否か判断し、その結果を関連書類表示部226に返却する。そして、ステップS507では、関連書類表示部226が、認証処理部232から受領した結果に基づいて、当該ユーザ識別情報で指定されたユーザの関連先電子書類データへのアクセスが許可されているか否か判断する。ステップS507の判定で当該ユーザが関連先電子書類へのアクセスを許可されている場合には(yes)、処理をステップS508に分岐させ、ステップS508で関連書類表示部226が関連先電子書類データを取得して、UI提供部212に渡す。
一方、ステップS504の判定で関連先電子書類データが存在しない場合には(no)、処理をステップS509に分岐させる。また、ステップS507の判定で当該ユーザが関連先電子書類データへアクセスすることが許可されていない場合には(no)、処理をステップS509に分岐させる。ステップS509では、電子書類判断部220が、関連書類表示部226が、関連先電子書類データを表示できない旨のエラーをUI提供部212に通知する。ステップS510では、UI提供部212が、UIを使用してクライアントPCに関連書類表示処理の結果を通知するとともに、関連先電子書類データの表示が許可される場合には、関連先電子書類データをUIに表示し、ステップS511で処理が終了する。
本実施形態では、認証処理部232が、関連先電子書類データのメタデータに含まれるアクセス可能ユーザ情報に、関連先電子書類データの表示を要求するユーザのユーザ識別情報が含まれているか否か判断することにより、当該ユーザの関連先電子書類データへのアクセスが許可されているか否かを判断するが、他の実施形態では、当該アクセス可能ユーザ情報にグループ識別情報が含まれているか判断することにより、当該ユーザの関連先電子書類データへのアクセスが許可されているか否かを判断することができる。
図6は、本実施形態の情報処理装置110が備える電子書類メタデータ用データベース236に格納される電子書類メタデータを示す概略図である。以下、図6を参照して、電子書類メタデータ600について説明する。
本実施形態の電子書類メタデータ600には、電子書類識別情報610と、ユーザ識別情報620と、電子書類データの作成日630と、電子書類データの登録日640と、電子書類データの更新日650と、電子書類データのバージョン情報660と、電子書類データの関連書類情報670と、電子書類データのアクセス可能ユーザ情報680とが含まれる。電子書類メタデータ600は、電子書類処理部214が電子書類データの登録処理または更新処理を実行する場合や、関連書類処理部222が電子書類データの関連付け処理を実行する場合に、電子書類メタデータ用データベース236に登録される。
電子書類識別情報610には、電子書類管理システム100で登録される電子書類データの電子書類識別情報が登録され、例えば、ソフトウェア製品開発等におけるシステム仕様書「****_system_spec」、機能仕様書「****_function_spec」、詳細設計仕様書「****_detailed_design_spec」、評価報告書「****_test_report」が登録される。また、メーカー等がサプライヤーに提出する新規開発部品等の製品に関する依頼書「****_request_paper」、仕様書「****_parts_spec」、図面「****_drawing」、評価報告書「****_test_report」が含まれる。さらに、様々な製品の注文書「****_order」、納品書「****_invoice」、仕様書「****_item_spec」が含まれる。電子書類管理システム100で登録される書類は、上述したように、製品に関する仕様書、評価報告書、依頼書、図面、注文書、納品書に限られず、例えば、製品のカタログ、見積書、請求書、または施工図面等の種々の書類を登録することができる。また、電子書類識別情報として使用される電子書類データの名称は、上記名称に限られず、ユーザがUIを使用して任意の名称を付けるこができる。
ユーザ識別情報620には、電子書類データを登録または更新したユーザのユーザ識別情報が登録される。本実施形態では、ユーザとしてA社の担当者が登録されており、そのユーザ識別情報として「****_A_Co.」が割り当てられ、登録されている。作成日630には、電子書類データが作成された日付が登録される。電子書類データの作成日の情報は、ユーザがUIを使用して選択した電子書類データのタイムスタンプから取得することができる。登録日640には、電子書類データが情報処理装置110の電子書類データ用データベース238に登録された日付が登録される。
更新日650には、情報処理装置110に登録された電子書類データが更新された日付が登録される。図6に示す実施形態では、システム仕様書「****_system_spec」および依頼書「****_request_paper」が更新されている。バージョン情報660には、更新された電子書類データのバージョン情報が登録され、図6に示す実施形態では、システム仕様書「****_system_spec」および依頼書「****_request_paper」に、それぞれバージョン情報「1.2」および「1.1」が登録されている。本実施形態では、バージョン情報「1.1」は、電子書類データが1度更新されたことを示しており、バージョン情報「1.2」は、電子書類データが2度更新されたことを示している。バージョン情報は、電子書類データの改版を管理することができる限り、任意の数字および/または文字列とすることができる。なお、本実施形態では、新たに登録される電子書類データには、バージョン情報が割り当てられないが、他の実施形態では、新たに登録される電子書類データに対してもバージョン情報を割り当てることができる。
関連書類情報670には、関連先電子書類データが関連書類情報として登録される。関連先電子書類データは、関連書類処理部222の関連付け処理部224によって登録される。図6に示す実施形態では、A社が作成したシステム仕様書「****_system_spec」に対して、B社の機能仕様書「****_function_spec」、C社の詳細設計仕様書「****_detailed_design_spec」、およびD社の評価報告書「****_test_report」が関連付けられている。情報処理装置110のUI提供部212は、関連書類情報を参照して、クライアントPCに提供するUIに関連先電子書類データの名称等を表示することができ、ユーザは、UIを使用して閲覧したい関連先電子書類データを指定することができる。
アクセス可能ユーザ情報680には、電子書類データを閲覧可能なユーザのユーザ識別情報が登録される。本実施形態では、アクセス可能ユーザ情報は、電子書類データが初めて情報処理装置110のデータベース部234に登録される際に設定される。電子書類データを登録するユーザは、UIを使用してアクセス可能ユーザ情報に登録されるユーザ識別情報を指定することにより、電子書類データを閲覧可能なユーザを指定することができる。なお、他の実施形態では、電子書類データを登録するユーザ毎に、当該ユーザが登録する電子書類データのアクセス可能ユーザ情報を登録したデータテーブルを用意しておき、電子書類処理部214が、当該データテーブルを参照して、電子書類メタデータ236のアクセス可能ユーザ情報を登録することができる。
図6に示す実施形態では、A社が作成したシステム仕様書「****_system_spec」のアクセス可能ユーザ情報として、ユーザであるA社の担当者のユーザ識別情報「****_A_Co.」、B社の担当者のユーザ識別情報「****_B_Co.」、C社の担当者のユーザ識別情報「****_C_Co.」およびD社の担当者のユーザ識別情報「****_D_Co.」が登録されており、これらの担当者は、A社が作成したシステム仕様書「****_system_spec」を閲覧することができる。なお、本実施形態では、各企業につき一人の担当者が、電子書類データを閲覧可能なユーザとして割り当てられているが、同一の企業について複数の担当者を割り当てることもできる。
図7は、電子書類メタデータ用データベース236に格納される電子書類メタデータの他の実施形態を示す概略図である。以下、図7を参照して、他の実施形態である電子書類メタデータ700について説明する。なお、電子書類メタデータ600と相違する点を中心に説明する。
電子書類メタデータ700には、電子書類メタデータ600と同様に、電子書類識別情報710と、ユーザ識別情報720と、電子書類データの作成日730と、電子書類データの登録日740と、電子書類データの更新日750と、電子書類データのバージョン情報760と、電子書類データの関連書類情報770と、電子書類データのアクセス可能ユーザ情報780が含まれる。本実施形態では、アクセス可能ユーザ情報780として、電子書類データを閲覧可能なユーザのグループ識別情報が登録される。図7に示す実施形態では、A社が作成したシステム仕様書「****_system_spec」のアクセス可能ユーザ情報として、グループ識別情報「Group_0001」が割り当てられている。
図8は、電子書類メタデータ700のアクセス可能ユーザ情報として登録されるグループ識別情報と、当該グループ識別情報が示すグループに属するユーザのユーザ識別情報とを関連付けるデータテーブル800を示す図である。データテーブル800は、情報処理装置110のデータベース部234や他のデータベースサーバ等(図示せず)に保存することができる。
図8に示すデータテーブル800には、グループ識別情報810と、ユーザ識別情報820とが関連付けて登録されている。グループ識別情報810は、電子書類メタデータ700のアクセス可能ユーザ情報として登録される。ユーザ識別情報820は、グループ識別情報810が示すグループに属するユーザのユーザ識別情報が含まれる。本実施形態では、例えば、グループ識別情報「Group_0001」にユーザ識別情報「****_A_Co.」、「****_B_Co.」、「****_C_Co.」および「****_D_Co.」が関連付けられており、当該グループには、A社の担当者、B社の担当者、C社の担当者およびD社の担当者が所属する。
情報処理装置110のユーザ情報処理部228は、電子書類メタデータ700およびデータテーブル800を使用して、電子書類データを閲覧可能なユーザを判断する。本実施形態では、ユーザ情報処理部228の認証処理部232は、電子書類メタデータ用データベース236を参照して、電子書類メタデータ700のアクセス可能ユーザ情報であるグループ識別情報を取得する。次いで、認証処理部232は、データベース部234等に保存されているデータテーブル800を参照して、当該グループ識別情報が示すユーザ識別情報を取得し、電子書類データの表示を要求するユーザが、当該電子書類データへのアクセスが許可されているか否か判断する。
本実施形態では、電子書類データへのアクセス権をグループ単位で行うことができ、当該グループとして複数の関連企業や業務プロジェクトを割り当てることにより、関連企業グループや業務プロジェクト単位でアクセス権を管理することができる。
これまで本実施形態につき説明してきたが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
100…電子書類管理システム、110…情報処理装置、120…ネットワーク、130a,130b,130c…クライアントPC、140…画像形成装置、210…情報処理装置、212…UI提供部、214…電子書類処理部、216…電子書類登録更新部、218…電子書類表示部、220…電子書類判断部、222…関連書類処理部、224…関連付け処理部、226…関連書類表示部、228…ユーザ情報処理部、230…ユーザ登録情報処理部、232…認証処理部、234…データベース部、236…電子書類メタデータ用データベース、238…電子書類データ用データベース、240…ユーザ登録情報データベース、242…未承認ユーザ登録情報データベース
特開2008−84324号公報 特開2004−118705号公報

Claims (11)

  1. ネットワークに接続され、電子化された書類である電子書類を処理する情報処理装置であって、前記情報処理装置は、
    前記電子書類の登録、更新、表示または関連付けを指示するユーザ・インタフェースを、前記ネットワークを介して接続されたクライアントPCに提供するユーザ・インタフェース提供手段と、
    前記電子書類の画像データである電子書類データおよび前記電子書類データのメタデータが登録されるデータベース手段と、
    前記ユーザ・インタフェースで指定された少なくとも2つの電子書類データのメタデータとして、前記少なくとも2つの電子書類データの識別情報である電子書類識別情報を前記データベース手段に登録することにより、前記少なくとも2つの電子書類データを関連付ける関連付け処理手段と、
    前記データベース手段に登録されている前記関連付け処理手段が関連付けた電子書類データを前記ユーザ・インタフェースに表示させる関連書類表示処理手段と
    を含む情報処理装置。
  2. 前記電子書類データのメタデータは、前記電子書類識別情報と、前記電子書類データに関連する電子書類データの電子書類識別情報と、前記電子書類データを閲覧可能なユーザの識別情報とを含む、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置は、
    前記関連書類表示処理手段が前記電子書類データを前記ユーザ・インタフェースに表示させる場合に、前記データベース手段を参照し、前記電子書類データの表示を要求するユーザの識別情報および前記電子書類データのメタデータを使用して、前記ユーザが前記電子書類データを閲覧することを許可されているか否かを判断する認証処理手段とを含み、
    関連書類表示処理手段は、前記認証処理手段が、前記ユーザが前記電子書類データを閲覧することを許可されていると判断した場合に、前記電子書類データを前記ユーザ・インタフェースに表示させる、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記電子書類データへアクセスが可能なユーザの識別情報は、前記電子書類データの閲覧が可能なユーザが属するグループの識別情報である、請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記電子書類は、製品に関する仕様書、評価報告書、依頼書、図面、注文書、納品書、カタログ、見積書、請求書、または施工図面である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. ネットワークに接続され、電子化された書類である電子書類を処理する情報処理装置が実行する方法であって、前記方法は、前記情報処理装置が、
    前記電子書類の登録、更新、表示または関連付けを指示するユーザ・インタフェースを、前記ネットワークを介して接続されたクライアントPCに提供するステップと、
    前記ユーザ・インタフェースで指定された少なくとも2つの電子書類の画像データである電子書類データのメタデータとして、前記少なくとも2つの電子書類データの識別情報である電子書類識別情報をデータベース手段に登録することにより、前記少なくとも2つの電子書類データを関連付けるステップと、
    前記データベース手段に登録されている前記関連付けられた電子書類データを前記ユーザ・インタフェースに表示させるステップと
    を含む方法。
  7. 前記電子書類データのメタデータは、前記電子書類識別情報と、前記電子書類データに関連する電子書類データの電子書類識別情報と、前記電子書類データへアクセスが可能なユーザの識別情報とを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記方法は、前記情報処理装置が、
    前記電子書類データを前記ユーザ・インタフェースに表示する場合に、前記データベース手段を参照し、前記電子書類データの表示を要求するユーザの識別情報および前記電子書類データのメタデータを使用して、前記ユーザが前記電子書類データを閲覧することを許可されているか否かを判断するステップを含み、
    前記関連付けるステップは、前記ユーザが前記電子書類データを閲覧することを許可されている場合に、前記電子書類データを前記ユーザ・インタフェースに表示するステップを含む、請求項6または7に記載の方法。
  9. 前記電子書類データへアクセスが可能なユーザの識別情報は、前記電子書類データを閲覧可能なユーザが属するグループの識別情報である、請求項7または8に記載の方法。
  10. 請求項6〜9のいずれか1項に記載の各ステップを情報処理装置が実行するためのコンピュータ実行可能なプログラム。
  11. 請求項10に記載されたプログラムを記録したコンピュータ可読な記録媒体。
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