JP2011137818A - センサ製造方法 - Google Patents

センサ製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011137818A
JP2011137818A JP2010289963A JP2010289963A JP2011137818A JP 2011137818 A JP2011137818 A JP 2011137818A JP 2010289963 A JP2010289963 A JP 2010289963A JP 2010289963 A JP2010289963 A JP 2010289963A JP 2011137818 A JP2011137818 A JP 2011137818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
wafer
layer
recess
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010289963A
Other languages
English (en)
Inventor
Naresh Venkata Mantravadi
ナレシュ・ヴェンカタ・マントラヴァディ
Sisira Kankanam Gamage
シシラ・カンカナム・ガメージ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2011137818A publication Critical patent/JP2011137818A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • G01P15/0802Details
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81CPROCESSES OR APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF MICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS
    • B81C1/00Manufacture or treatment of devices or systems in or on a substrate
    • B81C1/00015Manufacture or treatment of devices or systems in or on a substrate for manufacturing microsystems
    • B81C1/00134Manufacture or treatment of devices or systems in or on a substrate for manufacturing microsystems comprising flexible or deformable structures
    • B81C1/00182Arrangements of deformable or non-deformable structures, e.g. membrane and cavity for use in a transducer
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L19/00Details of, or accessories for, apparatus for measuring steady or quasi-steady pressure of a fluent medium insofar as such details or accessories are not special to particular types of pressure gauges
    • G01L19/0092Pressure sensor associated with other sensors, e.g. for measuring acceleration or temperature
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L9/00Measuring steady of quasi-steady pressure of fluid or fluent solid material by electric or magnetic pressure-sensitive elements; Transmitting or indicating the displacement of mechanical pressure-sensitive elements, used to measure the steady or quasi-steady pressure of a fluid or fluent solid material, by electric or magnetic means
    • G01L9/0041Transmitting or indicating the displacement of flexible diaphragms
    • G01L9/0042Constructional details associated with semiconductive diaphragm sensors, e.g. etching, or constructional details of non-semiconductive diaphragms
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • G01P15/12Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values by alteration of electrical resistance
    • G01P15/123Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values by alteration of electrical resistance by piezo-resistive elements, e.g. semiconductor strain gauges
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81BMICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS, e.g. MICROMECHANICAL DEVICES
    • B81B2201/00Specific applications of microelectromechanical systems
    • B81B2201/02Sensors
    • B81B2201/0228Inertial sensors
    • B81B2201/0235Accelerometers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81BMICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS, e.g. MICROMECHANICAL DEVICES
    • B81B2201/00Specific applications of microelectromechanical systems
    • B81B2201/02Sensors
    • B81B2201/0264Pressure sensors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81BMICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS, e.g. MICROMECHANICAL DEVICES
    • B81B2203/00Basic microelectromechanical structures
    • B81B2203/01Suspended structures, i.e. structures allowing a movement
    • B81B2203/0118Cantilevers

Abstract

【課題】製造および動作信頼性の改善と共に必要とされる性能特性をもたらす、シングルチップ上に製造された1つまたは複数のセンサを提供すること。
【解決手段】センサ製造方法が開示され、一実施形態では、ダブルシリコンオンインシュレータのウェーハを備えるエッチング済み半導体基板ウェーハ(130)を、エッチング済みデバイスウェーハ(142)に接着して懸垂構造体を作製し、同構造体の撓みが、埋め込まれた圧電抵抗センサ素子(150)によって検知される。一実施形態では、センサは加速度を測定する。他の実施形態では、センサは圧力を測定する。
【選択図】図1

Description

本明細書の主題は、一般に、小さな力または機械的応力、化学機械的応力、熱応力、電磁界などから生成される撓みを検出するのに用いることができる半導体微小電子機械(MEMS= semiconductor microelectromechanical)ベースのセンサ構成に関する。より詳細には、本明細書で開示される主題は、MEMSベースのセンサ、具体的には圧電抵抗タイプの読出し式の加速度センサおよび圧力センサの製造方法に関する。
半導体マイクロエレクトロニクスおよびMEMSベースのセンサの進歩によって、そのようなセンサのサイズおよびコストが大幅に低減した。シリコンマイクロセンサの電気的特性および機械的特性は、十分に書き留められている。シリコン微細機械加工技術および半導体マイクロエレクトロニクス技術は、多数の実用的な応用例を有する重要なセンサ産業へと発展している。例えば微細機械加工されたシリコン圧力センサ、加速度センサ、流量センサ、湿度センサ、マイクロホン、機械振動子、光およびRFのスイッチおよび減衰器、マイクロバルブ、インクジェットプリントヘッド、原子間力顕微鏡のチップなどは、医療、航空宇宙、工業および自動車の大量市場における様々な用途に使用されていることが知られている。シリコンは、強度、弾性および復元力が高いため、例えば電子的周波数制御またはセンサ構造に有用な共振構造向けの理想的な基材になる。腕時計、スキューバダイビング機器および手持ち式タイヤ空気圧計などの消費財さえ、シリコンの微細機械加工されたセンサを組み込んでいることがある。
絶えず拡大している使用分野におけるシリコンセンサの需要が、特定の環境および用途向けに最適化された新規の様々なシリコンマイクロセンサの幾何形状および構成に対する要求を喚起し続けている。残念ながら、従来の大量のシリコン微細機械加工技法には、得られるシリコン微細構造の輪郭および幾何形状が、製造方法によって著しく制限されるという欠点がある。例えば、従来型のエッチング技法を用いるシリコン構造体のエッチングは、シリコン基板の結晶方位によって部分的に制限され、このために多くの所望の構造体の幾何形状および小型化の努力が制限される。
圧力または加速度を測定するためのマイクロセンサの利用が拡大していることにより、例えばキャパシタとして静電力を生成するのに使用される小さなシリコン板構造体の開発に拍車がかかっている。例えば、互いに組み合わされたポリシリコンプレートのアレイを使用して静電容量を測定するマイクロセンサが存在する。同様に、階層状プレートのアレイを使用して静電力を生成するマイクロセンサが存在する。さらに、重量または加速度などの力に応じたシリコン構造体の撓みまたは曲げを測定するマイクロセンサが存在する。
用途によっては、圧力および加速度の両方の測定値を得ることが望まれる。そのような用途では、シングルチップ上に圧力センサおよび加速度センサの両方を製造するのが有利である。圧力センサおよび加速度センサが、より小さな寸法に製造されるので、両タイプのセンサをシングルチップ上に一体化し、同時に材料および構造の特性ならびに製造の方法を最適化することが望まれる。高感度で高信頼性の、より小型の加速度センサを製造することがさらに望まれる。
一般的には微小電子機械デバイス、具体的には加速度計および圧力センサの使用分野の拡大によって、さらに小型のデバイスに対する需要が生じた。残念ながら、より小さく、加速度または圧力のわずかな変化に対して高感度でもあるデバイスの作製には難点がある。例えば、加速度の小さな変化に応答するように、十分に薄い撓み構造体を十分に大きなプルーフマス(またはサイズミックマス)と組み合わせた、より小型の加速度計が必要とされている。さらに、デバイスのサイズが小さく、薄い幾何形状が用いられるために、そのような微小機械デバイスを作製するための通常の技法には、製造プロセスの期間中の損傷および現場での信頼度低下の可能性というリスクがある。
米国特許第7223624号公報
製造上の信頼性と動作上の信頼性が改善されると共に必要とされる性能特性をもたらす、シングルチップ上に組み立てられた1つまたは複数のセンサを提供することは有利であろう。
センサ製造方法が開示され、一実施形態では、半導体基板ウェーハに基板凹部を形成するステップと、半導体デバイスウェーハにデバイス凹部を形成するステップとを含み、デバイスウェーハは、第1のデバイス層、第2のデバイス層、第1の酸化物層、および第2の酸化物層を備え、第1の酸化物層は第1のデバイス層の下に配置され、第2のデバイス層は第1の酸化物層の下に配置され、また第2の酸化物層は第2のデバイス層の下に配置され、デバイス凹部が、第1のデバイス層を通って延び、第1の酸化物層を露出させ、第1のデバイス層を基板ウェーハに固定し、デバイス凹部が基板凹部の上で位置合わせされ、第2のデバイス層の撓みを検知するために第2のデバイス層の中に少なくとも1つの圧電抵抗センサ素子を注入する。
別の実施形態では、この方法は、デバイスウェーハの中で、基板凹部の上に配置された懸垂構造体を形成するステップをさらに含み、懸垂構造体は、境界領域の撓み領域を除いてデバイスウェーハの他の部分から解放された境界領域を含み、懸垂構造体は、第1のデバイス層、第1の酸化物層および第2のデバイス層の一部分からなるプルーフマスを含み、境界領域の撓み領域および境界領域の解放された部分は、力に応答してプルーフマスが運動するのを可能にするように配置され、プルーフマスの運動が撓み領域の撓みを引き起こし、圧電抵抗センサ素子が撓み領域の撓みを検知する。
別の実施形態では、第2のデバイス層が、デバイス凹部および基板凹部の上にダイヤフラムを形成して撓むことができ、圧電抵抗センサ素子がダイヤフラムの撓みを検知する。
いくつかの実施形態では、このセンサは加速度を測定することができる。他の実施形態では、このセンサは圧力を測定することができる。
本発明の特徴が理解されるように、いくつかが添付図面に示されている特定の実施形態を参照することにより、本発明の詳細な説明が示されることになる。しかし、本発明の範囲は、図示されたもの以外の同様に効果的な実施形態を包含するので、したがって、これらの図は本発明の特定の実施形態だけを示しており、本発明の範囲を限定するものと見なすべきではないことに留意されたい。図は、必ずしも原寸に比例するものではなく、一般に、本発明の特定の実施形態の特徴を示すことが重視されている。したがって、本発明のさらなる理解のために、以下の詳細な説明は、図と関連づけて参照することができる。
本発明の一実施形態の、加速度および圧力の一体型センサを有する例示的シリコンチップの断面図である。 本発明の一実施形態の例示的加速度センサの上面図である。 本発明の一実施形態の、エッチング済み基板凹部を有する例示的基板ウェーハの断面図である。 本発明の一実施形態の、エッチング済みデバイス凹部を有する例示的デバイスウェーハの断面図である。 本発明の一実施形態の、エッチング済みデバイス凹部を有する例示的デバイスウェーハに接着されたエッチング済み基板凹部を有する例示的基板ウェーハの断面図である。 本発明の一実施形態の、エッチング済みデバイス凹部を有する例示的デバイスウェーハに接着されたエッチング済み基板凹部と、圧電抵抗センサ素子および関連する相互接続とを有する例示的基板ウェーハの断面図である。 本発明の一実施形態の、エッチング済みデバイス凹部を有する例示的デバイスウェーハに接着されたエッチング済み基板凹部と、圧電抵抗センサ素子および関連する相互接続と、解放されたプルーフマスとを有する例示的基板ウェーハの断面図である。 本発明の一実施形態の例示的センサを製造するステップの処理流れ図である。
本発明の一実施形態による1つの例示的デバイスおよび製造プロセスは、シリコンとのシリコン融着およびダブルシリコンオンインシュレータ(DSOI)ウェーハ上で酸化物をエッチングする技法を用いて一体化された圧電抵抗加速度計および圧力センサを提供する。例示的デバイスおよびプロセスは、プルーフマス(サイズミックマスと称されることがある)を有する圧電抵抗加速度計および絶対圧センサをシングルチップ上で一体化することができる。
本発明の別の実施形態による別の例示的デバイスおよび製造プロセスは、撓み領域と比較的大きなプルーフマスを含む薄い片持ち梁とを使用して製造された加速度計を提供する。薄い梁を有する例示的加速度計は、より小さな構造の寸法を有する撓みを利用することにより、感度が改善され、信頼性が向上する。
説明された例示的デバイスおよび製造プロセスのいくつかの実施形態を実践することにより、様々な利点が実現され得る。このプロセスは基板ウェーハの裏面から水酸化カリウム(KOH)でエッチングする(すなわち「裏面エッチング」する)必要がないので、例えば全体的なチップサイズを従来型のチップより小さくすることができる。さらに、製造するのに、平面状の製造プロセスが理想的である。プルーフマスに対して撓み梁を薄くすると、小さな構造体寸法で感度を向上させることが可能になる。さらに、加速度計および圧力センサの一体型チップのプロセスでは、加速度センサの撓み梁の厚さを、平面状の頂面および効率的な製造プロセスを維持する一方で圧力センサのダイヤフラムの厚さと無関係に調整することができる。
これらのデバイスおよび製造プロセスにより、オーバレンジ保護およびスティクション防止の構造が、構造体の加速度計部分の中に容易に含まれ得る。さらに、一般に圧力センサ用の第2のキャップを必要とする従来型のチップと比較して、このチップに必要なのは、例えば加速度計のプルーフマスを覆うためのキャップが1つだけである。したがって、この例示的シングルチップのプロセスによって、より柔軟な設計および簡易化した製造プロセスを用いたより小さなチップサイズが可能になる。
加速度計および圧力センサを有する一体型チップは、多くの用途で使用することができる。1つの例示的用途に、タイヤ空気圧の遠隔監視がある。一体型の加速度計および圧力センサを有する小型チップは、自動車の速度または加速度(直進の速度および加速度は、加速度計にかかる回転加速度から導出することができる)に対するタイヤ空気圧を遠隔で示すのに理想的である。単一の一体型チップは、圧力および加速度に関する圧電抵抗センサの読取り値を遠隔で取り出しかつ処理するために、ASICチップなどと共にパッケージ化または結合することができる。
しかし、一体型チップおよび関連する製造法は、本明細書では明確に説明されない多種多様な他の用途に役立つことを理解されたい。
例示の微細機械加工された加速度センサは、片持ち梁の取付け部を介してシリコンウェーハのより大きな本体から離れるように延びるプルーフマスを形成することによって作製することができる。この実施形態では、梁は撓み構造体として働く。加速度センサは、ウェーハまたは基板に対するプルーフマスの運動を検知することによって加速度を測定する。具体的には、プルーフマスがウェーハに対して移動すると、梁の近くまたは上に適切に配置された圧電抵抗センサ素子が、プルーフマスの運動によって引き起こされた梁の撓みを検知し、それが圧電抵抗センサ素子の抵抗値の変化で示される。
加速度センサの感度は、DSOIウェーハの様々な層、具体的には遠心に配置されたより大きなプルーフマスに対して片持ち梁の撓み領域を画定する層の厚さによって選択的に決定することができる。このように、加速度センサをより小さな寸法に作製することができ、感度が向上する。DSOIウェーハの別々の層を、凹部をそこに形成するために選択的にエッチングすることができ、埋め込まれた酸化物層がエッチストップを形成し、これによって製造プロセスが支援され、かつ簡単になる。
例示の微細機械加工された絶対圧センサは、シリコン構造体の内部で空洞を形成し、この空洞に隣接してダイヤフラムを形成することにより作製することができる。絶対圧センサの場合、空洞は真空中に維持され得る。絶対圧センサは、ダイヤフラムの撓み、例えばダイヤフラムのおもて側に対して作用する圧力がダイヤフラムを内側へどのように撓ませるかを検知することによって圧力を測定する。ダイヤフラムの縁端部の近くに形成された1つまたは複数の圧電抵抗センサが、一般にダイヤフラムの撓みまたは撓曲を検知する。
図1は、本発明の一実施形態の、加速度および圧力の一体型センサを有する例示的シリコンチップ100の断面図である。チップ100の一方の側は、一体型チップ100の加速度センサ110を含むことができ、チップ100の他方の側は、一体型チップ100の圧力センサ120を含むことができる。加速度センサ110および圧力センサ120は、一実施形態では385μmと600μmとの間にあり得るn型またはp型のシリコンウェーハであるシリコンウェーハ130の基板凹部132および134の上に形成することができる。シリコンウェーハ130の上にデバイスウェーハ142を配置することができる。デバイスウェーハ142は、従来型のダブルシリコンオンインシュレータのウェーハでよい。図4に示されるように、ダブルシリコンオンインシュレータのウェーハは、交互するデバイス層すなわち第1のデバイス層144および第2のデバイス層146と、埋込み酸化物層すなわち第1の酸化物層145および第2の酸化物層147とからなることができる。図1に戻って、シリコン構造体の撓みを検知するために、p型圧電抵抗センサ素子150を第2のデバイス層146の中へ有利に注入することができる。チップ100は、例えば二酸化シリコン層またはシリコン窒化物層からなることができる上側チップ不活性化層164および下側チップ不活性化層165を含むことができる。上側チップ不活性化層164および下側チップ不活性化層165は、チップ100の適切な動作のための絶縁をもたらす。デバイスウェーハ142上に形成された金属相互接続170は、圧電抵抗センサ素子150をチップ100の外部へ電気的に結合することができる。
図1および図2を参照すると、例示的加速度センサ110およびその動作が、本発明の一実施形態において説明されている。図2は、基板凹部132上に配置することができる図1の加速度センサ110の懸垂構造体の例示的上面図を示す。しかし、説明のために、図1の金属相互接続170、上側チップ不活性化層164、および圧電抵抗素子150は示されていない。梁113が、基板凹部132の上に懸垂され得る。梁113は、撓み領域112およびプルーフマス領域114を含むことができる。梁113は、撓み領域112およびプルーフマス領域114を取り囲むことができる水平の境界領域102から109を全体的に含むこともできる。梁113の薄い撓み領域112は、梁113の1つの境界領域102に沿って、デバイスウェーハ142のより厚い部分へと構成することができる。梁113の他の境界領域102から109は、デバイスウェーハ142から解放することができ、その結果、梁113を基板凹部132の上に懸垂させることができ、かつ梁113は、デバイスウェーハ142の水平の寸法に対して概ね垂直な方向で最も自由に撓むことができる。
溝を、境界領域103から109に沿ってデバイスウェーハ142を貫通して垂直にエッチングすることができ、片持ち梁113を画定する。境界領域102は、貫通してエッチングされるわけではなく、第2のデバイス層146の厚さによって画定することができ、また撓み領域112を作製するように薄くすることができる。撓み領域112は、デバイスウェーハ142のアンカー領域115に固定され得る梁113の近位端を備えることができる。撓み領域112が固定され得るデバイスウェーハ142の隣接したアンカー領域115に対して、撓み領域112を薄くすることができる。図1および図2の実施形態では、アンカー領域115は基板凹部132の上に懸垂されない。しかし、アンカー領域115を基板凹部132の上に懸垂することができることが理解されよう。梁113の遠位の部分を備え得るプルーフマス領域114に対して、撓み領域112を薄くすることもできる。撓み領域112が固定され得るアンカー領域115に対して撓み領域112が薄いと、デバイスウェーハ142の上下寸法に対して概ね平行な方向における片持ち梁113の運動を促進することができる。デバイスウェーハ142の上下寸法は、図1のzとラベルが付いた矢印によって示される。上下寸法は、デバイスウェーハ142の水平面に対して概ね垂直である。
具体的には、撓み領域112が固定され得るアンカー領域115に対して撓み領域112が薄いと、撓み領域112が撓むのが容易になり、図2に示されるように撓み領域112を通る水平軸x−xのまわりのデバイスウェーハ142の面からのプルーフマス領域114の全体的回転運動をもたらす。例えば、加速力に応答して撓み領域112が撓むとき、プルーフマス114は、デバイスウェーハ142の水平面のわずかに上またはわずかに下であり得る位置へ、少なくとも一時的に移動することができる。デバイスウェーハ142の水平寸法は、図2のxおよびyとラベルが付いた軸によって示される。水平寸法は、デバイスウェーハ142の水平面と平行である。プルーフマス領域114の相対的厚さは、例えば、デバイスウェーハ142の水平寸法に対して概ね垂直な方向に加速力が与えられるとき、そのような運動をさらに促進することができる。
したがって加速度センサ110は、デバイスウェーハ142から延びる梁113によって基板凹部132の上に位置決めされ得るプルーフマス114の運動に起因する梁113の撓みを測定することにより動作する。梁113の撓みまたは曲げは、アンカー領域115の近く、または梁113の基部すなわち梁113がデバイスウェーハ142から延びる点の近くに配置され得る1つまたは複数の圧電抵抗センサ素子150によって検知することができる。金属化素子170を介して、撓みの量、したがってセンサにかかる加速度を測定するために、圧電抵抗センサ素子150の抵抗値変化が測定され得る。
さらに、環境の影響から構造体を保護するために、チップ100の加速度センサ110の一部分の上にキャップ117が形成されてよい。キャップ117は、プルーフマス114を取り囲む減衰流体またはガスを含むことができる。さらに、すなわち大きな加速度から構造体への損傷を防止するためのオーバレンジ保護およびスティクション防止の構造として、基板凹部132またはキャップ117の下側の底部に、ディンプル(dimple)118が含まれてよい。例えば、キャップ117およびディンプル118は、10,000G(1G=9.81m/s)までの衝撃力に対してシリコン構造体を保護することができる。
圧力センサ120は、基板ウェーハ130とデバイスウェーハ142との間の空洞の上でデバイスウェーハ142に形成された薄い構造体またはダイヤフラム122の撓みを測定することにより動作する。ダイヤフラムは、圧力センサ120内の撓み構造体として働く。空洞の外側の圧力が変化するとき、ダイヤフラム122は、基板凹部134の方向または基板凹部134から遠ざかる方向に撓むことになる。一実施例では、空洞の内部に真空を伴う圧力センサ120を形成することができ、それによって絶対圧センサを形成する。ダイヤフラム122は、ダイヤフラム上にかかる圧力から予測可能な方向で空洞に向かって内側に撓むことになる。ダイヤフラム122の撓みは、ダイヤフラム122の縁端部上または縁端部の近くで第2のデバイス層146の中に形成された1つまたは複数の圧電抵抗センサ素子150によって検出することができる。圧電抵抗素子150の抵抗は、金属化素子170を使用して相互に接続されたホイートストンブリッジ回路などの回路によって測定することができる。圧電抵抗素子150の抵抗は、ダイヤフラム122の撓みと共に変化する。したがって、撓み量を測定し、したがってセンサ上にかかる圧力を測定するのに、圧電抵抗の抵抗測定を用いることができる。
図1に示されたもののようなシリコンセンサを製造する例示的プロセスが、図1および図3から図8に示された図解を参照しながら説明される。図3は、本発明の一実施形態の、エッチング済み基板凹部132および134を有する例示的基板ウェーハ130の断面図である。基板ウェーハ130は、一実施形態では、385μmから600μmの厚さでn型またはp型のドーピングを有し得る単結晶シリコン基板であり得る。さらに、基板ウェーハ130は、上側基板不活性化層162および下側基板不活性化層163を有することができる。上側基板不活性化層162および下側基板不活性化層163は、例えば二酸化シリコンまたはシリコン窒化物の層であってよく、基板ウェーハ130に絶縁および保護をもたらすために、製造の期間中、通常の技法を用いて基板ウェーハ130の上側面および下側面に堆積することができる。
図8は、本発明の一実施形態の例示的センサを製造するステップを示す処理の流れである。ステップ301で、プラズマエッチング、または水酸化カリウム(KOH)、テトラメチルアンモニウム水酸化物(TMAH)、もしくは他のシリコンエッチャントなどを用いるウェットエッチングなど、標準的な半導体エッチング技法を用いて、加速度センサ110および圧力センサ120の内部空洞の一部分として働くことができる基板凹部132および134を、上側基板不活性化層162を通して基板ウェーハ130の中へ形成することができる。さらに、高い異方性のドライエッチングを利用することができる。高い異方性のエッチングによって、基板凹部132および134のより大きな縦横比が可能になる。
基板凹部132および134は、いかなる任意の幾何形状も有することができ、特定の用途に応じて、例えば0.1マイクロメートル未満から100マイクロメートル超までの任意の必要な深さを有することができる。さらに、プルーフマス114がその動作範囲を越えて変位するときスティクションを回避するために、1つまたは複数のディンプル118(図1)を基板凹部132の底部に形成することができる。基板凹部132および134が単一かつ均一の深さを有する必要がないことに、さらに留意されたい。さらに、基板凹部132および134の表面は、ベアシリコン、酸化シリコン、不純物添加シリコンのいずれかであってよく、あるいは、後続のウェーハ接着および処理の温度に耐え得る任意の他の薄膜でコーティングすることができる。
図4は、本発明の一実施形態の、エッチング済みデバイス凹部119および122を有する例示的デバイスウェーハ142の断面図である。デバイスウェーハ142は、通常のダブルシリコンオンインシュレータ(DSOI)ウェーハであり得る。DSOIウェーハは、いくつかのデバイス層すなわち第1のデバイス層144および第2のデバイス層146と、それらと交互する埋込み酸化物層すなわち第1の酸化物層145および第2の酸化物層147とからなることができる。一実施形態では、第1のデバイス層144は、例えば1μmと50μmとの間の厚さを有するn型またはp型のシリコンからなり、一方、第2のデバイス層146は、例えば1μmと50μmとの間の厚さを有するn型シリコンからなることができる。さらに、第1の酸化物層145および第2の酸化物層147は、例えば0.25μmから1.0μmの間の厚さを有する二酸化シリコンからなることができる。DSOIウェーハの様々な層の厚さは、通常のチップ製造製造技術を用いて正確に設定することができ、また、層の厚さが、以下で説明されることになる加速度センサ110および圧力センサ120の両方の次の動作特性を決定するように選択することができる。
製造プロセスの期間中デバイスウェーハ142をつかむのに用いられるハンドル層148を、交互するデバイス層および埋込み酸化物層の底部に配置することができる。ハンドル層148は、例えば385μmから600μmの間の厚さを有するn型またはp型のシリコンからなることができる。上側デバイス不活性化層160は、第1のデバイス層144の外側面上に堆積することができ、また、下側デバイス不活性化層161は、ハンドル層148の外側面上に堆積することができ、どちらも、製造プロセスの期間中デバイスウェーハ142を絶縁しかつ保護するための、例えば通常の二酸化シリコンまたはシリコン窒化物層である。デバイスウェーハ142は、加速度センサ領域111と圧力センサ領域121とに分割することができる。
次に、図8のステップ302を参照すると、デバイスウェーハ142の中へエッチングされる空洞であってよいデバイス凹部119およびデバイス凹部124を作製することができる。上側不活性化層160の酸化物は、下にある第1のデバイス層144を露出するために通常のウェットエッチングまたはドライエッチングの技法を利用してエッチングすることができる。加速度センサ領域111および圧力センサ領域121の、上側デバイス不活性化層160のエッチングは、独立して、または同時に実行することができる。上側不活性化層160が除去されて第1のデバイス層144が露出した後で、当業界で通常のウェットエッチング技法またはドライエッチング技法のいずれかを用いて第1のデバイス層144のシリコンを再びエッチングすることができる。加速度センサ領域111上の第1のデバイス層144をエッチングすると、最終的に完成後の加速度センサ110内において梁113となるものを形成することができ、一方、圧力センサ領域121上の第1のデバイス層144をエッチングすると、最終的に完成後の圧力センサ120内においてダイヤフラム122となるものを形成することができる。第1の酸化物層145によって都合のよいエッチストップがもたらされ、製造プロセスが簡単になる。
エッチングのそれぞれが、いかなる任意の幾何形状も有することができ、また、特定の用途に応じて、いかなる必要な深さも有することができる。さらに、エッチングは単一で均一な深さにする必要性はなく、エッチングの結果は等方性または異方性であり得る。一実施形態では、第1のデバイス層144を部分的にエッチングすることができる。同様に、加速度センサ領域111および圧力センサ領域121の両方に対して別々のエッチング特性を独立して進展させることができる。各エッチングの深さは、得られる加速度センサ110および圧力センサ120の設計特性に影響を及ぼすように選択することができる。例えば、圧力センサ120のダイヤフラム122を設定するためになされるエッチングの深さは、ダイヤフラムの厚さが特定の圧力範囲向けに意図的に選択され得るように選択することができる。さらに、DSOIウェーハの様々なデバイスおよび酸化物層の厚さは、得られるマイクロデバイスのサイズおよびそれによって、得られるセンサの感度を制御するように選択することができる。任意選択で、設計要件に応じて、第1の酸化物層145は、当業界で通常のウェットエッチング技法またはドライエッチング技法を用いて、図4に示されるように加速度センサ領域111または圧力センサ領域121の一方または両方のためにエッチングすることもできる。第1の酸化物層145が残される場合、これが、加速度センサ110および圧力センサ120内の不活性化層164から応力を相殺することができる。
次に図8のステップ303を参照すると、基板ウェーハ130およびデバイスウェーハ142を位置合わせし、2つのウェーハ間の境界面にある第1のデバイス層144と共に固定することができる。図5は、本発明の一実施形態の、エッチング済みデバイス凹部119および124を有する例示的デバイスウェーハ142に接着されたエッチング済み基板凹部132および134を有する例示的基板ウェーハ130の断面図である。一実施形態では、デバイスウェーハ142のデバイス凹部119は、基板ウェーハ130の中に形成された基板凹部132の1つの縁端部の近くでその縁端部の上で位置合わせさせ、シリコン融着(または直接接着)プロセスによってそこへ固定することができる。別の実施形態では、デバイス凹部124は基板凹部134の上の中央に置くことができる。1つの例示的融着技法では、向かい合った表面を親水性にすることができる。すなわち、向かい合った表面を、水分をそれらに付着させる強い酸化剤で処理することができる。次いで、2つのウェーハは、接着の品質によって必要とされる十分な期間にわたって高温環境の中に置くことができる。
前述のシリコン融着技法は、単結晶シリコンウェーハと異なる熱膨張率を有する恐れがある中間接着材料を用いることなく、基板ウェーハ130とデバイスウェーハ142とを互いに接着する。さらに、融着は、酸化物または窒化物の層が一方または両方のウェーハの接着面に形成されている状態で実行することができる。
ウェーハ130およびデバイスウェーハ142の向かい合った表面が結合された後、デバイスウェーハ142のハンドル層148を、第2の酸化物層147上で停止するKOHなどのウェットエッチャントを用いて除去することができる。さらに、図5に示されるように、ウェットエッチングまたはドライエッチングの技法を用いて、第1の酸化物層145によって分離された第1のデバイス層144および第2のデバイス層146だけを残して、第2の酸化物層147を除去することができる。次に、上側チップ不活性化層164および下側チップ不活性化層165を、第2のデバイス層146および基板ウェーハ130の外面上に堆積することができる。
次に、図8のステップ304を参照すると、拡散またはイオン注入によって1つまたは複数の圧電抵抗センサ素子150を追加することができ、一実施形態では、p型材料を、梁113の基部の近くのおよびダイヤフラム122の縁端部の近くのドープされたn型の第2のデバイス層146の中へ拡散またはイオン注入することによって、追加することができる。梁113およびダイヤフラム122の両方が、第2のデバイス層146の一部分として形成され得る。図6は、例示的基板ウェーハ130の断面図であり、本発明の一実施形態では、エッチング済み基板凹部132および134が、エッチング済みデバイス凹部119および122ならびに圧電抵抗センサ素子150および関連する圧電抵抗151および金属相互接続170を有する例示的デバイスウェーハ142に結合される。例えば、ホウ素を注入して高温で拡散させると、圧電抵抗センサ素子150を形成することができる。圧電抵抗センサ素子150は、梁113およびダイヤフラム122の撓みを検知するように位置決めされ得る。任意数の圧電抵抗センサ素子150を利用することができ、梁113またはダイヤフラム122に対するそれらの正確な位置決めは、特定の用途、予期される圧力、加速度、感度要件などに応じて、様々であり得ることに留意されたい。さらに、圧電抵抗センサ素子150に導電性をもたらす圧電抵抗の相互接続151を、ドープされたn型の第2のデバイス層146中へp型材料を拡散またはイオン注入することによって追加することができる。次に、金属相互接続170を追加することができ、チップ100の外面から圧電抵抗の相互接続151を通る圧電抵抗センサ150への導電性をもたらす。金属相互接続170は、例えば、金またはアルミニウムで形成することができ、チップの設計要件に適するように所望の厚さに作製することができる。
最後に、プルーフマス114を解放することにより、懸垂構造体を形成する任意選択のステップを実行することができる。図7は、本発明の一実施形態の、エッチング済みデバイス凹部119および122を有する例示的デバイスウェーハ142に接着されたエッチング済み基板凹部132および134と、圧電抵抗センサ素子150および関連する圧電抵抗の相互接続151および金属相互接続170と、解放されたプルーフマス114とを有する例示的基板ウェーハ130の断面図である。通常のドライエッチングまたはウェットエッチングの技法を用いて、プルーフマス114が梁113によって基板凹部132の上に懸垂され得るように、プルーフマス114を解放することができる。例えば、もっぱらドライエッチング技法を用いる一実施形態では、解放エッチング175が、図7に示されるように、上側チップ不活性化層164、第2のデバイス層146、第1の酸化物層145、および第1のデバイス層144を通って作製され得る。このステップによって、プルーフマス114がデバイスウェーハ142から機械的に解放され、それによって、梁113およびプルーフマス114がウェーハ130およびデバイスウェーハ142に対して移動することが可能になる。例えば、プルーフマス114は、加速度センサ110の加速度に応答してデバイスウェーハ142の平面から上または下へ移動することができる。プルーフマス114の運動によって梁113の撓みが生じ、これが1つまたは複数の圧電抵抗センサ素子150によって検知され得る。
あるいは、プルーフマス114に関して別の幾何形状が必要な場合、様々な実施形態において、製造プロセスの様々なステージで様々なエッチング技法を使用することができる。例えば、別の実施形態では、デバイス凹部119が形成されている間に、第1のデバイス層144の追加のエッチングであるプルーフマスのエッチング(図示せず)を作製することができる。プルーフマスのエッチングは、ウェットエッチング技法を用いて、プルーフマス114の後続の解放に際してプルーフマスのエッチングがプルーフマス114の一部分を形成し、これに等方性または異方性の幾何形状をもたらすことができるように作製することができる。続いて、上側チップ不活性化層164、第2のデバイス層146、および第1の酸化物層145をドライエッチングすることによって加速度センサ110解放すると、基板凹部132の上に等方性または異方性の幾何形状を有するプルーフマス114の懸垂がもたらされる。あるいは、別の実施形態では、プルーフマスのエッチングは、デバイス凹部119が形成されている間に実行される第1のデバイス層の追加のドライエッチングであってよく、プルーフマス114の後続の解放に際してプルーフマスのエッチングがプルーフマス114の一部分を形成し、これに異方性の幾何形状をもたらすことができるようにすることができる。この実施形態では、続いて、上側チップ不活性化層164、第2のデバイス層146、および第1の酸化物層145をドライエッチングすると、基板凹部132の上に異方性の幾何形状を有するプルーフマス114の懸垂をもたらすことができる。
さらに、図1を再び参照すると、加速度センサ110は、例えば、湿度などの環境上の影響から構造体を絶縁するため、あるいは梁113およびプルーフマス114を真空または減衰流体またはガスの中で絶縁するために、キャップ117を用いてカプセル化することができる。キャップ117は、接着材料116を用いて、当業界で用いられる様々な通常の手段、例えばAu Si共晶接合、Au Sn共晶接合、Au Au熱圧着、ガラスフリット接着、または接着材料116としてベンゾシクロブテン(BCB)を用いる接着剤接着によりデバイスウェーハ142に接着することができる。さらに、変位のオーバレンジが生じたときにスティクションを防止するために、凹部の底またはキャップ117の下側に1つまたは複数のディンプル118を含むことができる。
このように、小型で高感度の加速度計を作製することができる。梁113のプルーフマス114部分の厚さ、したがって大きさは、第1のデバイス層144、第1の酸化物層145および第2のデバイス層146の厚さによって非常に正確に決定することができる。梁113の撓み部分の正確な厚さも、第2のデバイス層146の厚さによって決定することができる。合わせて、プルーフマス114の大きさおよび梁113の撓み部分の厚さを正確に制御することにより、加速度計の感度をより正確に制御することができる、選択性の高い、カスタマイズ可能な設計を得ることができる。したがって、加速度の変化に対して所望の感度を達成するように撓み領域の薄さおよびサイズミックマスの厚さを選択することができる、より小型の懸垂梁構造を作製することができる。同様に、第2のデバイス層146の厚さを選択することにより、ダイヤフラム122の柔軟性に対する制御が改善される。同様に、加速度センサ110および圧力センサ120の性能を決定する様々な設計パラメータを制御するように、第1の酸化物層145の厚さを正確に選定することができる。エッチストップとして酸化物層を用いることにより、製造プロセスが簡単になり、計時によるエッチングの必要性およびそれに起因する製造むらが解消する。
図1から図8に示された方法は、一体化された加速度センサおよび圧力センサをシングルチップ上に形成するために、並行して、または連続して実行することができる。並行プロセスを実行すると、組合せチップに関して、処理スループットがより大きくなる、すなわち合計処理ステップがより少なくなるという利点がある。また、並行プロセスにより、梁113の厚さがダイヤフラム122の厚さと無関係になり得る。例えば、第2のデバイス層144の凹部119と124とを別々の深さにエッチングして梁113およびダイヤフラム122を形成することにより、各センサの感度を個々に最適化することができる。
上記の詳細な説明は、例示的実施形態を示すために提供されたものであり、限定することは意図されていない。加速度および圧力を測定する実施形態に関してセンサ製造方法が示され説明されてきたが、他のパラメータを測定することができるセンサを製造するのに類似の技法が用いられ得ることが当業者には明らかであろう。本発明の範囲内で、多数の変更形態および変形形態が可能であることも当業者には明らかであろう。例えば、説明された例示的方法のうち任意のものを連続して、または並行して、加速度センサ110および圧力センサ120をシングルチップ上に製造することができる。シングルチップ内の一体型センサは、例えばタイヤ空気圧および加速度の遠隔監視システムなどに用いることができる。さらに、当業者には理解されるように、多数の他の材料およびプロセスを、説明された例示的方法および構造体の範囲内で用いることができる。例えば、本明細書で説明されたp型材料およびn型材料は、例えばp型材料をn型材料で置換し、またその逆を行うことにより、別のやり方で用いることができることを理解されたい。さらに、本明細書で説明された方法は、加速度センサ110および圧力センサ120をシングルチップ上に作製するのに用いることができ、あるいは独立した加速度センサ110または独立した圧力センサ120を作製するのに用いることができる。
本書の説明は、最良の形態を含めて、本発明を開示するために、また、あらゆる当業者が、あらゆるデバイスまたはシステムを製造し用いることならびにあらゆる実施された方法を実行することを含めて本発明を実施することをも可能にするために、実施例を用いる。本発明の特許性のある範囲は、特許請求の範囲によって規定され、当業者に想起される他の実施例を含み得る。そのような他の実施例は、それらが特許請求の範囲の文字どおりの言葉と異ならない構造要素を有する場合、またはそれらが特許請求の範囲の文字どおりの言葉とのわずかな相違点を有する均等な構造要素を含む場合には、特許請求の範囲に入ることが意図されている。
100 チップ
102 境界領域
103 境界領域
104 境界領域
105 境界領域
106 境界領域
107 境界領域
108 境界領域
109 境界領域
110 加速度センサ
111 加速度センサ領域
112 撓み領域
113 梁
114 プルーフマス
115 アンカー領域
116 接着材料
117 キャップ
118 ディンプル
119 デバイス凹部
120 圧力センサ
121 圧力センサ領域
122 ダイヤフラム
124 デバイス凹部
130 基板ウェーハ
132 基板凹部
134 基板凹部
142 デバイスウェーハ
144 第1のデバイス層
145 第1の酸化物層
146 第2のデバイス層
147 第2の酸化物層
148 ハンドル層
150 圧電抵抗センサ素子
151 圧電抵抗の相互接続
160 上側デバイス不活性化層
161 下側デバイス不活性化層
162 上側基板不活性化層
163 下側基板不活性化層
164 上側チップ不活性化層
165 下側チップ不活性化層
170 金属製相互接続
175 解放エッチング

Claims (14)

  1. 半導体基板ウェーハ(130)に基板凹部(132、134)を形成するステップと、
    半導体デバイスウェーハ(142)にデバイス凹部(119)を形成するステップであって、前記デバイスウェーハ(142)が、第1のデバイス層(144)、第2のデバイス層(146)、第1の酸化物層(145)、および第2の酸化物層(147)を備え、前記第1の酸化物層(145)が前記第1のデバイス層(144)の下に配置され、前記第2のデバイス層(146)が前記第1の酸化物層(145)の下に配置され、前記第2の酸化物層(147)が前記第2のデバイス層(146)の下に配置され、前記第1の酸化物層(145)を露出するように前記デバイス凹部(124)が前記第1のデバイス層(144)を通って延びる、ステップと、
    前記第1のデバイス層(144)を前記基板ウェーハ(130)に固定し、前記デバイス凹部(119)を前記基板凹部(132、134)の上で位置合わせする、ステップと、
    前記第2のデバイス層(146)の撓みを検知するために少なくとも1つの圧電抵抗センサ素子(150)を前記第2のデバイス層(146)の中に注入するステップとを含むセンサ製造方法。
  2. 前記半導体デバイスウェーハ(142)に前記デバイス凹部(124)を形成する前記ステップが、酸化物ドライエッチング技法を用いて前記第1の酸化物層(145)をエッチングするステップをさらに含む、請求項1記載のセンサ製造方法。
  3. 前記半導体デバイスウェーハ(142)に前記デバイス凹部(119)を形成する前記ステップが、酸化物ウェットエッチング技法を用いて前記第1の酸化物層(145)をエッチングするステップをさらに含む、請求項1記載のセンサ製造方法。
  4. 前記第1の酸化物層(145)が、前記センサの高温度性能を改善する、請求項1記載のセンサ製造方法。
  5. 前記第1の酸化物層(145)が、前記センサの内部で内部応力の平衡を保ち、かつ前記センサの感度を改善する、請求項1記載のセンサ製造方法。
  6. 前記第1のデバイス層(144)、前記第1の酸化物層(145)および前記第2の酸化物層(146)の厚さが、前記センサの感度を決定する、請求項1記載のセンサ製造方法。
  7. 前記デバイスウェーハ(142)の中で、前記基板凹部(132、134)の上に配置された懸垂構造体を形成するステップであって、前記懸垂構造体が、境界領域(102〜109)の撓み領域(112)を除いて前記デバイスウェーハ(142)の他の部分から解放された前記境界領域(102〜109)を含み、前記懸垂構造体が、前記第1のデバイス層(144)、前記第1の酸化物層(145)および前記第2のデバイス層(146)の一部分からなるプルーフマス(114)を含み、前記境界領域(102〜109)の前記撓み領域(112)および前記境界領域(102〜109)の解放された部分が、力に応答して前記プルーフマス(114)が運動するのを可能にするように配置され、前記プルーフマス(114)の前記運動が前記撓み領域(112)の撓みを引き起こし、前記圧電抵抗センサ素子(150)が前記撓み領域(112)の前記撓みを検知するステップ、をさらに含む、請求項1記載のセンサ製造方法。
  8. 前記基板凹部(132、134)の上に配置された前記デバイスウェーハ(142)の中に前記懸垂構造体を形成する前記ステップにおいて、前記境界領域が、半導体および酸化物ドライエッチング技法を用いて前記デバイスウェーハ(142)の前記他の部分から解放される、請求項7記載のセンサ製造方法。
  9. 前記半導体デバイスウェーハ(142)に前記デバイス凹部(119)を形成する前記ステップが、前記デバイスウェーハ(142)の中にプルーフマス(114)凹部を形成するステップをさらに含み、前記プルーフマス凹部が、前記第1の酸化物層(145)を露出するように前記第1のデバイス層(144)を通って延び、前記基板凹部(132、134)の上に配置された前記デバイスウェーハ(142)の中に前記懸垂構造体を形成する前記ステップにおいて、前記境界領域(102〜109)が、半導体および酸化物ドライエッチング技法を用いて前記デバイスウェーハ(142)の前記他の部分から解放され、前記プルーフマス(114)凹部の一部分が前記プルーフマス(114)の一部分を形成する、請求項7記載のセンサ製造方法。
  10. 前記デバイスウェーハ(142)の前記第1のデバイス層(144)を前記基板ウェーハ(130)の前記表面に固定する前記ステップにおいて、前記デバイス凹部(119)が、前記基板凹部(132、134)の上で全体的に位置合わせされる、請求項7記載のセンサ製造方法。
  11. 前記センサが加速度を測定する、請求項7記載のセンサ製造方法。
  12. 前記第2のデバイス層(146)が、前記第2のデバイス層(146)の撓みを可能にするダイヤフラム(122)を前記デバイス凹部(119)および前記基板凹部(132、134)の上に形成し、前記圧電抵抗センサ素子(150)が前記ダイヤフラム(122)の前記撓みを検知する、請求項1記載のセンサ製造方法。
  13. 前記デバイスウェーハ(142)の前記第1のデバイス層(144)を前記基板ウェーハ(130)の前記表面に固定する前記ステップにおいて、前記デバイス凹部(119)が、前記基板凹部(132、134)の上で中央に置かれる、請求項12記載のセンサ製造方法。
  14. 前記センサが圧力を測定する、請求項12記載のセンサ製造方法。
JP2010289963A 2009-12-28 2010-12-27 センサ製造方法 Pending JP2011137818A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/647,660 2009-12-28
US12/647,660 US8569092B2 (en) 2009-12-28 2009-12-28 Method for fabricating a microelectromechanical sensor with a piezoresistive type readout

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011137818A true JP2011137818A (ja) 2011-07-14

Family

ID=43856013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010289963A Pending JP2011137818A (ja) 2009-12-28 2010-12-27 センサ製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8569092B2 (ja)
EP (1) EP2339357B1 (ja)
JP (1) JP2011137818A (ja)
CN (1) CN102157679A (ja)
BR (1) BRPI1005497A2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101444015B1 (ko) 2013-03-28 2014-09-23 삼성전기주식회사 가속도 및 압력 일체형 센서
WO2014178163A1 (ja) * 2013-05-01 2014-11-06 ソニー株式会社 センサデバイス及び電子機器
JP5821158B1 (ja) * 2015-04-09 2015-11-24 株式会社トライフォース・マネジメント 複合センサデバイス
JP5843302B1 (ja) * 2015-08-19 2016-01-13 株式会社トライフォース・マネジメント 複合センサデバイスの製造方法
JP2017083187A (ja) * 2015-10-23 2017-05-18 三菱電機株式会社 半導体圧力センサ
TWI586604B (zh) * 2012-06-14 2017-06-11 羅伯特博斯奇股份有限公司 混合整合構件及其製造方法
WO2022019167A1 (ja) * 2020-07-21 2022-01-27 株式会社村田製作所 圧力センサ構造、圧力センサ装置および圧力センサ構造の製造方法
JP7485045B2 (ja) 2020-07-21 2024-05-16 株式会社村田製作所 圧力センサ構造、圧力センサ装置および圧力センサ構造の製造方法

Families Citing this family (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8176617B2 (en) * 2010-03-31 2012-05-15 Honeywell International Inc. Methods for making a sensitive resonating beam accelerometer
US9019797B2 (en) * 2010-06-10 2015-04-28 Westerngeco L.L.C. Deghosting using measurement data from seismic sensors
US9131325B2 (en) 2010-08-31 2015-09-08 Freescale Semiconductor, Inc. MEMS device assembly and method of packaging same
US8304275B2 (en) * 2010-08-31 2012-11-06 Freescale Semiconductor, Inc. MEMS device assembly and method of packaging same
US8905293B2 (en) * 2010-12-09 2014-12-09 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Self-removal anti-stiction coating for bonding process
JP5541306B2 (ja) * 2011-05-27 2014-07-09 株式会社デンソー 力学量センサ装置およびその製造方法
DE102012200929B4 (de) * 2012-01-23 2020-10-01 Robert Bosch Gmbh Mikromechanische Struktur und Verfahren zur Herstellung einer mikromechanischen Struktur
US9728652B2 (en) * 2012-01-25 2017-08-08 Infineon Technologies Ag Sensor device and method
US8889451B2 (en) 2012-02-21 2014-11-18 Freescale Semiconductor, Inc. MEMS pressure transducer assembly and method of packaging same
DE102012206854B4 (de) * 2012-04-25 2020-11-12 Robert Bosch Gmbh Hybrid integriertes Bauteil und Verfahren zu dessen Herstellung
DE102012208053A1 (de) * 2012-05-14 2013-11-14 Robert Bosch Gmbh Hybrid integriertes Bauteil und Verfahren zu dessen Herstellung
EP2693183A1 (en) * 2012-08-01 2014-02-05 Honeywell International Inc. On-chip resonant acceleration and pressure sensor
US9010200B2 (en) * 2012-08-06 2015-04-21 Amphenol Thermometrics, Inc. Device for measuring forces and method of making the same
CN103674355B (zh) * 2012-09-11 2015-08-19 中国科学院上海微系统与信息技术研究所 一种消除封装应力的悬浮式力敏传感器芯片及其制作方法
JPWO2014126019A1 (ja) * 2013-02-13 2017-02-02 株式会社村田製作所 加速度センサ
CN104058361A (zh) * 2013-03-20 2014-09-24 北京大学 一种基于预制空腔soi基片的集成压阻式加速度计与压力计的加工方法
CN103278270B (zh) * 2013-06-05 2014-12-03 厦门大学 岛膜自封装结构的硅-玻璃微压力传感器芯片及制造方法
CN104297520A (zh) * 2013-07-15 2015-01-21 苏州美仑凯力电子有限公司 一种单片嵌入结构集成硅加速度和压力复合传感器
WO2015020881A1 (en) * 2013-08-05 2015-02-12 Robert Bosch Gmbh Inertial and pressure sensors on single chip
CN104743498B (zh) * 2013-12-27 2016-02-03 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 一种单芯片微机电系统及其制备方法
CN103743439B (zh) * 2014-01-03 2016-02-03 南京信息工程大学 具有二层基板的微机械传感器
WO2015138014A1 (en) * 2014-03-12 2015-09-17 Bishnu Gogoi Monolithically integrated multi-sensor device
CN104944359B (zh) * 2014-03-25 2017-02-22 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 Mems器件及其形成方法
CN104062463B (zh) * 2014-06-13 2017-04-12 浙江工业大学 一种压阻式加速度传感器及其制造方法
CN104089642B (zh) * 2014-06-13 2017-04-12 浙江工业大学 一种压阻式加速度、压力集成传感器及其制造方法
US9574959B2 (en) * 2014-09-02 2017-02-21 Apple Inc. Various stress free sensor packages using wafer level supporting die and air gap technique
CN104316725B (zh) * 2014-11-13 2017-04-19 中国科学院上海微系统与信息技术研究所 基于(111)单晶硅片的高谐振频率高冲击加速度计及制作方法
US20160260660A1 (en) * 2015-03-04 2016-09-08 Delta Electronics, Inc. Electronic device and electronic package thereof
JP6176286B2 (ja) * 2015-06-10 2017-08-09 株式会社デンソー 半導体装置およびその製造方法
CN105174198A (zh) * 2015-08-12 2015-12-23 中国电子科技集团公司第三十八研究所 一种封装结构的加速度传感器及其制备方法
CN105241369B (zh) * 2015-08-17 2018-02-09 王文 一种mems应变计芯片及其制造工艺
CN105241600B (zh) * 2015-08-17 2017-12-29 中国科学院地质与地球物理研究所 一种mems压力计芯片及其制造工艺
US9926190B2 (en) * 2016-01-21 2018-03-27 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. MEMS devices and methods of forming the same
WO2017141566A1 (ja) * 2016-02-18 2017-08-24 富士電機株式会社 信号伝達装置
CN105783998A (zh) * 2016-04-15 2016-07-20 广东合微集成电路技术有限公司 一种复合传感器
IT201800001092A1 (it) * 2018-01-16 2019-07-16 St Microelectronics Srl Sensore di pressione piezoresistivo microelettromeccanico con capacita' di auto-diagnosi e relativo procedimento di fabbricazione
CN109037049B (zh) * 2018-07-30 2020-09-15 中国电子科技集团公司第四十九研究所 完全去除圆片级soi材料与玻璃静电键合面间金属层的方法
CN111099556A (zh) * 2018-10-29 2020-05-05 上海途擎微电子有限公司 一种mems传感器及其制备方法
US11534584B2 (en) * 2018-11-20 2022-12-27 Purdue Research Foundation Microactuator systems, drainage devices equipped therewith, and methods of use
WO2020187761A1 (de) 2019-03-18 2020-09-24 Siemens Aktiengesellschaft Multifunktionaler sensor für die prozess- oder versorgungstechnik
CN110577185B (zh) * 2019-08-06 2021-11-16 西人马联合测控(泉州)科技有限公司 Mems结构、mems结构的制作方法及胎压传感器
CN112504548A (zh) * 2019-08-23 2021-03-16 武汉杰开科技有限公司 一种复合传感器及其加工方法、tpms芯片
US11420866B2 (en) 2020-03-23 2022-08-23 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Composite spring structure to reinforce mechanical robustness of a MEMS device
US11611835B2 (en) * 2020-06-09 2023-03-21 Infineon Technologies Ag Combined corrugated piezoelectric microphone and corrugated piezoelectric vibration sensor
US11691871B2 (en) 2021-06-18 2023-07-04 Infineon Technologies Ag Microelectromechanical system (MEMS) vibration sensor having a segmented backplate
CN113776721A (zh) * 2021-09-07 2021-12-10 上海韦尔半导体股份有限公司 传感器集成芯片及其制造方法
CN114252815B (zh) * 2021-11-24 2023-08-29 清华大学深圳国际研究生院 磁性悬臂梁传感器及其制作方法和测量装置、成像系统
CN114046927B (zh) * 2022-01-06 2022-04-08 南京高华科技股份有限公司 一种闭环气压传感器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003344444A (ja) * 2002-05-28 2003-12-03 Matsushita Electric Works Ltd 半導体加速度センサ

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3819431A (en) * 1971-10-05 1974-06-25 Kulite Semiconductor Products Method of making transducers employing integral protective coatings and supports
US5354695A (en) * 1992-04-08 1994-10-11 Leedy Glenn J Membrane dielectric isolation IC fabrication
JP2940293B2 (ja) 1992-03-31 1999-08-25 日産自動車株式会社 半導体加速度センサの製造方法
FR2700065B1 (fr) 1992-12-28 1995-02-10 Commissariat Energie Atomique Procédé de fabrication d'accéléromètres utilisant la technologie silicium sur isolant.
US5889211A (en) * 1995-04-03 1999-03-30 Motorola, Inc. Media compatible microsensor structure and methods of manufacturing and using the same
US5747353A (en) 1996-04-16 1998-05-05 National Semiconductor Corporation Method of making surface micro-machined accelerometer using silicon-on-insulator technology
DE69626972T2 (de) 1996-07-31 2004-01-08 Stmicroelectronics S.R.L., Agrate Brianza Integrierter kapazitiver Halbleiter-Beschleunigungsmessaufnehmer sowie Verfahren zu seiner Herstellung
US5996411A (en) 1996-11-25 1999-12-07 Alliedsignal Inc. Vibrating beam accelerometer and method for manufacturing the same
JP3506932B2 (ja) * 1998-12-09 2004-03-15 株式会社山武 半導体圧力センサ及びその製造方法
US20040065638A1 (en) 2002-10-07 2004-04-08 Bishnu Gogoi Method of forming a sensor for detecting motion
US20050172717A1 (en) 2004-02-06 2005-08-11 General Electric Company Micromechanical device with thinned cantilever structure and related methods
JP4554978B2 (ja) * 2004-04-21 2010-09-29 Okiセミコンダクタ株式会社 Memsデバイスの製造方法及びmemsデバイスを製造するための接合基板
US7337671B2 (en) 2005-06-03 2008-03-04 Georgia Tech Research Corp. Capacitive microaccelerometers and fabrication methods

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003344444A (ja) * 2002-05-28 2003-12-03 Matsushita Electric Works Ltd 半導体加速度センサ

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI586604B (zh) * 2012-06-14 2017-06-11 羅伯特博斯奇股份有限公司 混合整合構件及其製造方法
KR101444015B1 (ko) 2013-03-28 2014-09-23 삼성전기주식회사 가속도 및 압력 일체형 센서
WO2014178163A1 (ja) * 2013-05-01 2014-11-06 ソニー株式会社 センサデバイス及び電子機器
JPWO2014178163A1 (ja) * 2013-05-01 2017-02-23 ソニー株式会社 センサデバイス及び電子機器
US9666787B2 (en) 2013-05-01 2017-05-30 Sony Corporation Sensor device and electronic apparatus
JP5821158B1 (ja) * 2015-04-09 2015-11-24 株式会社トライフォース・マネジメント 複合センサデバイス
JP5843302B1 (ja) * 2015-08-19 2016-01-13 株式会社トライフォース・マネジメント 複合センサデバイスの製造方法
JP2017083187A (ja) * 2015-10-23 2017-05-18 三菱電機株式会社 半導体圧力センサ
US10906800B2 (en) 2015-10-23 2021-02-02 Mitsubishi Electric Cornoration Semiconductor pressure sensor
DE102016203174B4 (de) 2015-10-23 2024-04-25 Mitsubishi Electric Corporation Halbleiter-Drucksensor
WO2022019167A1 (ja) * 2020-07-21 2022-01-27 株式会社村田製作所 圧力センサ構造、圧力センサ装置および圧力センサ構造の製造方法
JP7485045B2 (ja) 2020-07-21 2024-05-16 株式会社村田製作所 圧力センサ構造、圧力センサ装置および圧力センサ構造の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
BRPI1005497A2 (pt) 2013-04-09
US8569092B2 (en) 2013-10-29
US20110159627A1 (en) 2011-06-30
CN102157679A (zh) 2011-08-17
EP2339357A1 (en) 2011-06-29
EP2339357B1 (en) 2013-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8569092B2 (en) Method for fabricating a microelectromechanical sensor with a piezoresistive type readout
JP4871513B2 (ja) 薄く形成されたカンチレバー構造を備えた微小機械装置及び関連の方法
US7998777B1 (en) Method for fabricating a sensor
CA2777309C (en) Device for measuring environmental forces and method of fabricating the same
US8435821B2 (en) Sensor and method for fabricating the same
JP5850650B2 (ja) センサ、及びセンサを製造する方法
JP6053357B2 (ja) 最適化された感度を有する圧力測定デバイス
Hsieh et al. A novel stress isolation guard-ring design for the improvement of a three-axis piezoresistive accelerometer
JP2004245760A (ja) 圧力と加速度との双方を検出するセンサおよびその製造方法
KR101787878B1 (ko) 압저항형 가속도계
JP2014134543A (ja) センサ素子、感圧型センサ及び触覚センサ
EP2873095B1 (en) Semiconductor secured to substrate via hole in substrate
WO2013180696A1 (en) Device including substrate that absorbs stresses
French Integrated microsystems in industrial applications

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140701

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141125