JP2014134543A - センサ素子、感圧型センサ及び触覚センサ - Google Patents

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下山  勲
Kiyoshi Matsumoto
松本  潔
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Abstract

【課題】高感度で圧力、摩擦力などの情報を検出可能なセンサ素子、感圧型センサ及び触覚センサを提供する。
【解決手段】開口19を有するフレーム12と、前記開口19を閉塞するように形成された、弾性変形可能な薄膜14と、前記フレーム12に基端が保持され、前記薄膜14と一体に弾性変形可能に形成されたカンチレバー16とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、センサ素子、感圧型センサ及び触覚センサに関し、特にカンチレバーを利用して力を検出するセンサに関する。
半導体集積回路の形成過程で用いられる微細加工技術を利用して、シリコン等からなる基板上に微細構造をもった構造体を形成することが可能であり、今後その技術の発展が期待されている。そのような構造体は、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)と称されている。今までにMEMSとして様々なセンサやアクチュエータが提案されている。
特許文献1には、カンチレバーを有する圧力センサが開示されている。カンチレバーは、固定端と自由端とを有する屈曲部材であり、片持ち梁とも称されている。その圧力センサにおいては、カンチレバーの下側に空気室が設けられており、カンチレバーの上側が外界(大気)となっている。カンチレバーは、ピエゾ抵抗効果を発揮するように製作されている。カンチレバーの周囲にはギャップ(隙間)が形成されており、そのギャップを介して空気室と外界とが繋がっている。つまり、ギャップを通じて気体が空気室と外界の間を流通し得る。カンチレバーの上側と下側の間に圧力差が生じると、カンチレバーが変形し、その変形がピエゾ抵抗値の変化として検出される。圧力差はギャップを通じた気体の移動により解消され、最終的に圧力平衡状態が生じる。この特許文献1に開示された構成によれば、ダイヤフラム型センサよりも高い感度を得られる。
特許文献2には、内部に粘性流体を有し、応力を受けて変形を生じる弾性体としてのカプセルと、カプセルの内面に位置し、カプセルに変形が生じたときに発生する粘性流体との相対的な動きを検出する変形検出手段とを有する触覚センサが開示されている。上記カプセルは、応力を受けることにより変形する素材で構成されている。また、変形検出手段は、板状体と、前記板状体の根元であってカプセルの内面に固定された一端部に貼付された歪検出素子とからなる。
国際公開第2012/102073号 特開2005−291908号公報
圧力、摩擦力などの情報をより高感度で検出することができるセンサが求められている。
そこで本発明は、高感度で圧力、摩擦力などの情報を検出可能なセンサ素子、感圧型センサ及び触覚センサを提供することを目的とする。
本発明に係るセンサ素子は、開口を有するフレームと、前記開口の一側を閉塞するように形成された、弾性変形可能な薄膜と、前記フレームに基端が保持され、前記薄膜と一体に弾性変形可能に形成されたカンチレバーとを備えることを特徴とする。
本発明に係る感圧型センサは、前記センサ素子と、前記開口の他側を閉塞するように設けられた基台とを備え、前記カンチレバーの裏面側に密閉された気体室が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る触覚センサは、前記センサ素子と、前記カンチレバーの裏面側を除く前記センサ素子の周囲に形成された弾性変形可能な外装部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、薄膜が、より小さい圧力差であっても、カンチレバーを変形させるので、より小さい圧力差をカンチレバーで検知することができ、高感度で圧力、摩擦力などの情報を検出することができる。
第1実施形態に係る感圧型センサの全体構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係る感圧型センサの縦断面図である。 第1実施形態に係るセンサ素子の製造工程を段階的に示す縦断面図であり、図3Aはピエゾ抵抗層を積層した状態、図3Bは隙間を形成した状態、図3Cは金属層を所定形状に形成した状態、図3Dはカンチレバーを形成した状態を示す図である。 第1実施形態に係る感圧型センサの製造工程を段階的に示す縦断面図であり、図4Aはセンサ素子を基板上に重ねた状態、図4Bは薄膜を形成した段階、図4Cは基板を除去した段階を示す図である。 第1実施形態に係る感圧型センサにおいて圧力差を生じさせた場合の出力電圧を測定した結果を示すグラフである。 第1実施形態に係る感圧型センサにおいて薄膜の大きさの影響を調べた結果を示すグラフである。 第2実施形態に係る触覚センサの全体構成を示す斜視図である。 第2実施形態に係る触覚センサの縦断面図である。 第2実施形態に係る触覚センサの使用状態(1)を示す縦断面図である。 第2実施形態に係る触覚センサの使用状態(2)を示す縦断面図である。 第2実施形態に係る触覚センサにおいてz方向の力を加えた場合のそれぞれのカンチレバーの抵抗変化率を測定した結果を示すグラフである。 第2実施形態に係る触覚センサにおいてy方向の力を加えた場合のそれぞれのカンチレバーの抵抗変化率を測定した結果を示すグラフである。 第2実施形態に係る触覚センサにおいて感度を示すグラフである。 比較例に係る触覚センサの縦断面図である。 比較例に係る触覚センサの感度を示すグラフである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
1.第1実施形態
(1)全体構成
本発明の第1実施形態に係る感圧型センサについて説明する。図1に示す感圧型センサ10は、センサ素子11と、当該センサ素子11の一面に設けられた基台18とを備える。センサ素子11は、開口19を有するフレーム12と、前記開口19を覆うように形成された薄膜14と、前記フレーム12に基端が保持されたカンチレバー16とを有する。
フレーム12は、中空の角管状に形成されており、略中央に開口19を有する。開口19は、カンチレバー16に比べ面積が十分に大きく形成されるのが好ましく、例えば、1辺が0.5mm以上であるのが好ましい。薄膜14は、開口19の一側を隙間なく閉塞するように形成されている。薄膜14は、弾性変形可能、かつ気体及び液体などの流体を通過させない部材で形成されている。薄膜14は、例えば、ポリパラキシレン(商品名パリレン)をCVD(Chemical Vapor Deposition)を用いて、1μm程度の厚さに形成したものを用いることができる。このように形成された薄膜14は、例えば、数Pa程度の力を付加することによって弾性変形する。
開口19を構成する4辺の1つにカンチレバー16が形成されている。カンチレバー16は、平板状の受圧部13と、当該受圧部13の一側に一体に形成された一対のヒンジ部15とを有し、当該ヒンジ部15において、フレーム12に固定されている。カンチレバー16は、受圧部13の裏面が薄膜14の表面に固定されている。これによりカンチレバー16は、薄膜14と一体に弾性変形し得る。カンチレバー16は、一辺の長さが数十〜数百μm程度であるのが好ましい。
図2に示すように、開口19の他側は、基台18で閉塞されている。開口19の一側が薄膜14で閉塞され、他側が基台18で閉塞されることにより、薄膜14の裏面側には、気体室27が形成される。気体室27は、気密が保持されている。フレーム12は、基板20と、絶縁層21と、シリコン(Si)層22と、ピエゾ抵抗層23と、金属層24とからなり、シリコン層22と、ピエゾ抵抗層23とにより、カンチレバー16が形成されている。当該カンチレバー16は、薄膜14と一体となってヒンジ部15(図1)を中心に弾性変形し得るように構成されている。金属層24は、図示しないが、ピエゾ抵抗層23に電流を供給する電源と、ピエゾ抵抗層23の抵抗値の変化を検出する信号変換部に電気的に接続されている。
(2)製造方法
次に、感圧型センサ10の製造方法について説明する。まずカンチレバー16の製造方法について図3を参照して説明する。
まず、Siからなる基板20上にSiOからなる絶縁層21を形成し、さらに、その絶縁層21の上部にSiからなるシリコン層22を形成することにより、基板20と絶縁層21とシリコン層22からなる積層構造のSOIを形成する。次いで、シリコン層22上に不純物をドーピングしてシリコン層22の一部をN型もしくはP型半導体としたピエゾ抵抗層23を形成する(図3(A))。
次に、SOI上のピエゾ抵抗層23の上に金属層24をパターン形成し、その後、シリコン層22とピエゾ抵抗層23の一部をエッチングすることにより、上述したカンチレバー16のヒンジ部15を除いた外縁とフレーム12の間の隙間25を形成する(図3(B))。なお、このとき、金属層24の上面には、さらにレジスト(図示しない)を一部に対して形成しておく。
その後、金属層24をさらにパターン形成し、レジスト(図示しない)が形成されていない部分を除去し、その後にレジストも除去することによって金属層24を所定形状にする(図3(C))。そして、底面側から基板20と絶縁層21をエッチングすることにより、開口19及びカンチレバー16を形成する(図3(D))。
次に、センサ素子11を形成する方法について、図4を参照して説明する。上記方法により作製したカンチレバー16を、天地を逆にして、レジスト26が形成された基板28上に重ねる(図4A)。次に、薄膜14を形成する(4B)。次いで、溶媒として例えばアセトンを用いてレジスト26を除去することにより基板28を取り除く。これによりセンサ素子11が形成される(図4C)。このようにして形成されたセンサ素子11を基台18表面に固定する。これにより開口19の他側を基台18で閉塞することにより気体室27が形成される。上記のようにして感圧型センサ10を製造することができる(図2)。必要に応じ、金属層24と、基台18上に形成された電極(図示しない)を、ボンディングワイヤによって結線してもよい。
(3)作用及び効果
次に、上記のように構成された本実施形態に係る感圧型センサ10の作用および効果について説明する。なお、以下の説明において、気体室27内の圧力を内圧(P)、外部の圧力を外圧(P)と呼ぶこととする。
上記構成において、外部と気体室27の間に圧力差が生じた場合、薄膜14は圧力が高い方から低い方へ向かって変形する。例えば、外圧(P)が内圧(P)に比べ高くなった場合、薄膜14は気体室27の内部へ向かって変形する。そうすると薄膜14と一体となって、カンチレバー16もヒンジ部15を中心として気体室27の内部へ向かって変形する。したがって感圧型センサ10は、圧力差をカンチレバー16の抵抗値の変化として検出することができる。
実際に3mm×3mm×0.3mmの大きさの感圧型センサ10を作製した。カンチレバー16の大きさは、180μm×150μm×0.3μmとした。開口19は1.5mm×1.5mmとし、厚さ0.5μmのポリパラキシレンの薄膜14をCVD法により作製した。この感圧型センサ10に対し、圧力差を10Paずつステップ状に生じさせた場合の出力電圧の変化を測定した。その結果を図5に示す。本図は、縦軸が出力電圧、横軸が時間を示している。本図から、圧力差に応じ、出力電圧がステップ状に変化することが確認できた。
また薄膜14は、カンチレバー16に比べ面積が十分に大きいので、より小さい圧力差であっても、カンチレバー16を容易に変形させ得る。したがって、感圧型センサ10は、より小さい圧力差をカンチレバー16で検知することができるので、高感度で圧力などの情報を検出することができる。
図6は、圧力差とカンチレバー16の抵抗変化の関係を、開口19すなわち薄膜14の大きさごとに測定した結果を示すグラフである。本図は、縦軸が抵抗変化、横軸が圧力差を示し、薄膜14の1辺の長さが、0.5mm、1.0mm、2.0mmの結果を示している。本図から、薄膜14の1辺の長さが0.5mmの場合2.9×10−6(Pa−1)、1.0mmの場合4.3×10−6(Pa−1)、2.0mmの場合6.0×10−6(Pa−1)の測定感度が得られることが確認できた。このことから、カンチレバー16に比べ薄膜14の面積が大きいほど、測定感度が向上することが分かった。
本実施形態の場合、感圧型センサ10は、気体室27の気密が保持されていることにより、気体室27内の圧力を基準圧として外部の絶対圧力を測定することができる。
2.第2実施形態
(1)全体構成
次に、本発明の第2実施形態に係る触覚センサについて説明する。上記第1実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明を省略する。図7に示す触覚センサ30は、センサ素子31と、前記センサ素子31の周囲に形成された外装部38とを備える。センサ素子31は、開口40を有するフレーム12と、前記開口40の一側を閉塞するように形成された薄膜34と、前記フレーム12に基端が保持された複数のカンチレバー36とを備える。本実施形態の場合、カンチレバー36は、開口40を構成する4辺のそれぞれに1個ずつ、合計4個(36A,36B,36C,36D)形成されている。
図8に示すように、開口40の他側は、外部に対し開放されている。外装部38は、カンチレバー36及び薄膜34の裏面から開口40の他側までを除くセンサ素子31の周囲を覆うように形成されている。外装部38の表面は、カンチレバー36の受圧部13の表面に対し略平行であって、平坦に形成されていることが好ましい。これにより外装部38は、表面に付加された力を均一にカンチレバー36に伝達することができる。外装部38は、弾性変形可能な材料、例えばポリジメチルシロキサン(PDMS:Polydimethylsiloxane)で形成することができる。この場合、外装部38は、PDMSの主剤と硬化剤とからなる二液を所定の混合比率、例えば、50:1で混合して硬化させることにより、所定形状に成形することができる。
また、外装部38内には、図示しないが、センサ素子31上に板状部を設けてもよい。板状部は、例えばアクリルで形成することができる。板状部を設けることにより、圧力とせん断力を適切にカンチレバー36に伝達することができるため、圧力とせん断力の検出精度を上げることができる。
(2)作用及び効果
次に、上記のように構成された本実施形態に係る触覚センサ30の作用および効果について説明する。以下の説明において、x方向、y方向、z方向は、図7に示す軸方向とする。
上記構成において、触覚センサ30は、外部から力が付加された場合、この力によって外装部38が変形する。例えば、図9に示すように、外装部38の表面に対しz方向の力(本図中矢印方向)が付加された場合、外装部38の表面はz方向に変形する。これにより薄膜34は、開口40の他側に向かって変形する。そうすると薄膜34と一体となって、カンチレバー36もヒンジ部15を中心として開口40の他側へ向かって変形する。この場合全てのカンチレバー36のヒンジ部15(図7)は、同じ方向に曲げ変形する。したがって触覚センサ30は、外部から付加されたz方向の力をカンチレバー36の抵抗値の変化として検出することができる。
また、図10に示すように、外装部38の表面に対し平行な方向(x方向(本図中矢印方向)、又はy方向)の力が付加された場合、外装部38の表面は平行な方向に変形する。これにより薄膜34は、一側では引張方向に変形し、他側では圧縮方向に変形する。そうすると薄膜34と一体となって、カンチレバー36も変形する。この場合カンチレバー36は、開口40の一側と他側において逆方向に曲げ変形する。これにより、触覚センサ30は、外部から付加されたx方向、及びy方向の力をカンチレバー36の抵抗値の変化として検出することができる。
実際に触覚センサ30を作製し、外部から付加された力と抵抗変化との関係を調べた。2mm×2mm×0.3mmの大きさのセンサ素子31を作製した。カンチレバー36の大きさは、125μm×100μm×5μmとした。開口40は1.0mm×1.0mmとし、厚さ0.5μmの薄膜34をポリパラキシレンで作製した。外装部38は、10mm×10mm×1.5mmの大きさに形成した。また板状部として1.5mm×1.5mm×0.5mmのアクリルブロックを用いた。
図11にz方向の力を外装部38に付加した場合の結果を示す。本図において縦軸は抵抗変化、横軸はz方向の力を示す。カンチレバー36の抵抗値をそれぞれR、R、R、Rとした場合、抵抗変化Sは下記式(1)、抵抗変化Sは下記式(2)、抵抗変化Sは下記式(3)により算出した値を用いた。
Figure 2014134543
Figure 2014134543
Figure 2014134543
同様にy方向の力を外装部38に付加した場合の結果を図12に示す。図11及び図12の結果から、触覚センサ30は、外装部38に付加されたz方向、y方向(x方向)の力をカンチレバー36の抵抗値の変化として検出できることが確認できた。
また、図11及び図12の結果から、z方向(Normal force)及びy方向(Lateral force)の力を付加した場合の感度が、それぞれ0.17(MPa−1)、0.34(MPa−1)であることが分かった(図13)。これに対し、図14に示すように、薄膜34を設けず、カンチレバー36の裏面側を含むセンサ素子31の周囲を覆うように外装部38を形成した触覚センサ100について、外装部38に付加された力と抵抗変化との関係を調べた。その結果、図15に示すように、z方向(Normal force)及びy方向(Lateral force)の力を付加した場合の感度が、それぞれ4.6×10−3(MPa−1)、11×10−3(MPa−1)であることが分かった。このことから本実施形態に係る触覚センサ30は、カンチレバー36及び薄膜34の裏面から開口40の一側までを除くセンサ素子31の周囲を覆うように外装部38を形成することにより、感度を飛躍的に向上できることが分かった。
3.変形例
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で適宜変更することが可能である。
上記第2実施形態の場合、開口の他側は、外部に開放されている場合につい説明したが、本発明はこれに限らず、基台18で閉塞してもよい。
上記第2実施形態の場合、カンチレバーを矩形状の開口の各辺に1個ずつ合計4個設けた場合について説明したが、本発明はこれに限らない。例えば、開口を正三角形状に形成し、各辺に1個ずつ合計3個設けることとしてもよい。
10 感圧型センサ
11 センサ素子
12 フレーム
14 薄膜
16 カンチレバー
19 開口
27 気体室
30 触覚センサ
31 センサ素子
36 カンチレバー
38 外装部
40 開口

Claims (6)

  1. 開口を有するフレームと、
    前記開口の一側を閉塞するように形成された、弾性変形可能な薄膜と、
    前記フレームに基端が保持され、前記薄膜と一体に弾性変形可能に形成されたカンチレバーと
    を備えることを特徴とするセンサ素子。
  2. 前記薄膜がパリレン膜で形成されていることを特徴とする請求項1記載のセンサ素子。
  3. 請求項1又は2記載のセンサ素子と、
    前記開口の他側を閉塞するように設けられた基台と
    を備え、
    前記カンチレバーの裏面側に密閉された気体室が設けられていることを特徴とする感圧型センサ。
  4. 請求項1又は2記載のセンサ素子と、
    前記カンチレバーの裏面側を除く前記センサ素子の周囲に形成された弾性変形可能な外装部と
    を備えることを特徴とする触覚センサ。
  5. 前記カンチレバーが複数設けられていることを特徴とする請求項4記載の触覚センサ。
  6. 前記開口の他側を閉塞するように設けられた基台を備え、前記カンチレバーの裏面側に密閉された気体室が設けられていることを特徴とする請求項4又は5記載の触覚センサ。
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