JP2011137788A - タイヤのフラットベルト試験装置及びタイヤ試験装置 - Google Patents

タイヤのフラットベルト試験装置及びタイヤ試験装置 Download PDF

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Abstract

【課題】実路面を擬似的に再現し、タイヤの動特性を精度良く測定可能にするタイヤのフラットベルト試験装置及びタイヤ試験装置を提供する。
【解決手段】所定距離離間して互いに平行かつ水平に配置される一対のドラムと、一対のドラムに掛け渡される環状のフラットベルトと、フラットベルトの幅方向に延長し、フラットベルトの延長方向に複数配置され、フラットベルトの上側の内周面と接触するサポートローラと、一対のドラムの少なくとも一方を駆動する駆動手段と、サポートローラを加振する加振器とを備え、加振器をサポートローラに設けるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤ試験装置に関し、特に、実路面状態を高精度に再現可能なタイヤのフラットベルト試験装置及びタイヤ試験装置に関する。
従来、タイヤの性能試験は、例えば、ホイールに組み付けられたタイヤを保持するコラムユニットと、擬似的に実際の路面を再現したフラットベルト試験装置(以下:フラットベルトユニットと示す)からなるタイヤ試験装置により行われる。
コラムユニットは、タイヤを固定するホイールハブを備えたサスペンションユニットと操舵装置とが固定されるスピンドルと、スピンドルを上下に昇降させる昇降機構とを備え、サスペンションユニットのホイールハブに被検体となるタイヤを回転自在に保持し、タイヤのホイールに6分力計測器を取り付けてタイヤに作用する力を測定する。
一方、フラットベルトユニットは、所定距離離間し、水平かつ平行に設けられた一対のドラムと、ドラムに掛け渡されるフラットベルトと、ドラムの一方を回転させる駆動手段と、フラットベルトの上側の内周面を支持する複数のサポートローラと、フラットベルトユニット全体を加振する加振装置とを備え、ドラムとともに回転するフラットベルトに対してタイヤを接触させ、フラットベルトユニットを加振することで実路面の凹凸を再現してタイヤに作用する力を測定するようにしている。
しかし、加振装置によりフラットベルトユニット全体を加振してタイヤの性能試験を行った場合、フラットベルトユニットが重いために、加振装置から入力される加振波形に対してフラットベルトユニットの動きが追従できず、高周波の細かい振動を再現することができない。よって、従来のフラットベルト試験装置では、精度良く実際の路面を再現することができず、タイヤの性能を正確に測定できないという問題が生じる。
特開2005−83812号公報
本発明は、上記課題を解決するため、実路面を擬似的に再現し、タイヤの動特性を精度良く測定可能とするタイヤのフラットベルト試験装置及びタイヤ試験装置を提供する。
本発明の第1の構成として、所定距離離間して互いに平行かつ水平に配置される一対のドラムと、一対のドラムに掛け渡される環状のフラットベルトと、フラットベルトの幅方向に延長し、フラットベルトの延長方向に複数配置され、フラットベルトの上側の内周面と接触するサポートローラと、一対のドラムの少なくとも一方を駆動する駆動手段と、サポートローラを加振する加振器とを備え、加振器をサポートローラに設けるように構成した。
本発明によれば、サポートローラを個別に加振することにより、タイヤの接地長さよりも短い単発的な突起や連続的な突起、実路面における起伏やカントを擬似的に再現することができ、さらに、サポートローラの加振が直接的にフラットベルトに伝達されるので、フラットベルトによって実路面の様々な状態を擬似的に精度良く再現できる。
本発明の第2の構成として、サポートローラは、フラットベルトの幅方向にも複数設けるように構成した。
本発明によれば、請求項1の効果に加え、幅方向に設けたサポートローラを個別にフラットベルトの幅方向、進行方向、斜め対角方向に波状に加振することで、フラットベルトを波状として、実路面におけるワダチを擬似的に再現することができる。
本発明の第3の構成として、フラットベルトは、幅方向に設けられたサポートローラ毎に設けるように構成した。
本発明によれば、フラットベルトの幅方向に加振することで、実路面における溝を擬似的に再現することができる。また、タイヤの接地面に局所的に作用する力を試験することができる。
本発明の第4の構成として、サポートローラは、フラットベルトの延長方向に対して垂直方向に加振するように構成した。
本発明によれば、複数のサポートローラを個別に制御して垂直方向に加振するだけで、タイヤの接地長さよりも短い単発的な突起や連続的な突起、実路面における起伏やカントを擬似的に再現することができる。
本発明の第5の構成として、請求項1乃至請求項4いずれかに記載のフラットベルト試験装置と、フラットベルトの延長方向と直角方向に延長され、タイヤが取り付けられるスピンドルと、タイヤをスピンドルと共にフラットベルトに対して昇降させる昇降機構を備えるように構成した。
本発明によれば、タイヤを保持するスピンドルに複雑な構造を備えることなくスピンドルを昇降させて、振動又は傾斜するフラットベルトに接触させることで、様々な路面状態及びタイヤの運動状態を再現したタイヤの試験ができる。
本発明の実施形態1に係るタイヤ試験装置の側面図及び正面図。 本発明の実施形態1に係るドラムの回転機構図。 本発明の実施形態1に係るサポートローラユニットの構造図。 本発明の実施形態1に係る制御装置のブロック図。 本発明の実施形態1に係るサポートローラユニットにより再現された傾斜路面図。 本発明の実施形態1に係るサポートローラユニットにより再現された傾斜路面図。 本発明の実施形態1に係るサポートローラユニットにより再現された下り勾配の路面図。 本発明の実施形態1に係るサポートローラユニットにより再現された上り勾配の路面図。 本発明の実施形態1に係るサポートローラユニットにより再現された山型の路面図。 本発明の実施形態1に係るサポートローラユニットにより再現された段差路面図。 本発明の実施形態1に係るサポートローラユニットにより再現された矩形段差路面図。 本発明の実施形態1に係るサポートローラユニットにより再現されたねじれ路面図。 本発明の実施形態1に係るサポートローラユニットにより再現されたねじれ路面図。 本発明の実施形態1に係るサポートローラユニットにより再現された連続ねじれ路面図。 本発明の実施形態2に係るサポートローラユニットの構造図。
以下、発明の実施形態を通じて本発明を詳説するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明される特徴の組み合わせのすべてが発明の解決手段に必須であるとは限らず、選択的に採用される構成を含むものである。
実施形態1
図1(a)はタイヤ試験装置1の側面図,図1(b)はタイヤ試験装置1の正面図である。なお、図中におけるX軸,Y軸,Z軸は、以下の説明において基準となる方向軸である。
図1(a),(b)に示すように、タイヤ試験装置1は、被検体となるタイヤTを保持するコラムユニット2と、擬似的に路面を再現するフラットベルトユニット3とにより構成される。
コラムユニット2は、コラムフレーム5と、コラムフレーム5の一側面5aから水平方向に突出、延長するスピンドル7と、当該スピンドル7を鉛直方向(Z軸方向)、上下に移動させる鉛直移動機構8とを備える。
コラムフレーム5は、床面に立設され、複数本の支柱と支柱間に掛け渡される梁とにより構成され、タイヤ試験に耐え得る十分な耐振構造を有し、固有振動数が試験を行うタイヤの回転速度の40倍以上となるように設定される。コラムフレーム5内の底面5bには、鉛直移動機構8が設けられる。
鉛直移動機構8は、油圧シリンダ9により構成され、油圧シリンダ9の伸縮方向が鉛直方向(Z軸方向)となるようにコラムフレーム5内に設けられ、後述の制御装置100(図4参照)が図外の油圧供給手段に出力する昇降信号に基づき油圧シリンダ9の昇降が制御される。油圧シリンダ9のピストン9aの先端9bには、スピンドル7が固定される。
スピンドル7は、柱状に形成された軸体からなり、軸体の延長方向が水平(Y軸方向)となるように、スピンドル7の軸体の一端側7aがピストン9aの先端9bに固定され、他端側7bがコラムフレーム5の一側面5aから突出する。スピンドル7の他端側7bの端面7cには、6分力計測器10が取付けられる。
6分力計測器10は、被検体となるタイヤTに作用する様々な荷重を、例えば、力Fx,Fy,Fz、モーメントMx,My,Mzとして測定する。ここで、力Fxはタイヤ前後方向(X軸方向)に作用する力を示し、力Fyはタイヤ横方向(Y軸方向)に作用する力を示し、力Fzはタイヤ鉛直方向(Z軸方向)に作用する力を示す。また、モーメントMxはタイヤ前後方向を向くX軸周りに作用する力を示し、モーメントMyはタイヤの横方向を向くY軸周りに作用する力を示し、モーメントMzはタイヤの鉛直方向を向くZ軸周りに作用する力を示す。
6分力計測器10により測定されたデータは、6分力計測器10に内蔵される図外の無線装置により逐次、後述の制御装置100(図4参照)に出力される。なお、本実施形態では6分力計測器10をスピンドル7に設けたが、ホイールに取り付けるタイプの6分力計測器を用いて測定しても良い。
6分力計測器10の先端には、ホイールハブ11が取り付けられる。ホイールハブ11は、ホイールWに組み付けられた被検体としてのタイヤTを回転自在に保持する。
つまり、被検体としてのタイヤTは、回転自在、かつ、鉛直方向に移動可能に保持するコラムユニット2に取り付けられる。
図1(b)に示すように、コラムユニット2に保持されたタイヤTの下側には、フラットベルトユニット3が配置される。フラットベルトユニット3は、コラムユニット2に保持されたタイヤTを従動的に回転させるためのもので擬似的に実際の路面を再現する装置である。
フラットベルトユニット3は、コラムユニット2の側方に設けられる基台20と、基台20上に立設される支柱26〜29と、支柱26,27及び支柱28,29によりそれぞれ支持される回転支持軸31,32と、回転支持軸31,32により回転可能に支持される一対のドラム33,34と、一対のドラム33,34間に掛け渡される環状のフラットベルト35と、一方のドラム33を回転させる駆動手段41と、フラットベルト35の上側の内周面と接触するサポートローラ群を有するサポートローラユニット4とにより構成される。
支柱26〜29は、水平断面が長方形状の柱体からなり、水平断面における長辺がX軸と平行となるように基台20上に立設される。
支柱26の上端側26aには、Y軸方向に貫通する軸受け孔26cが形成され、当該軸受け孔26cに軸受け65が設けられる。支柱27の上端側27aには、Y軸方向に貫通する軸受け孔27cが形成され、当該軸受け孔27cに軸受け66が設けられる。支柱28の上端側28aには、Y軸方向に貫通する軸受け孔28cが形成され、当該軸受け孔28cに軸受け67が設けられる。支柱29の上端側29aには、Y軸方向に貫通する軸受け孔29cが形成され、当該軸受け孔29cに軸受け68が設けられる。
支柱26,27の間には、回転支持軸31を備えたドラム33が配置され、回転支持軸31の両端が軸受け65,66により支持される。同様に、支柱28,29の間には、回転支持軸32を備えたドラム34が配置され、回転支持軸32の両端が軸受け67,68により支持される。
さらに、支柱26と支柱27及び支柱28と支柱29が互いに向き合う面には、サブフレーム88A,88Bが固定される。サブフレーム88Aは、延長方向がX軸に沿って支柱26と支柱28に固定され、サブフレーム88Bは、延長方向がX軸に沿って支柱27と支柱29に固定される。また、サブフレーム88A,88Bには、ドラム33とドラム34との間に位置する基板89が架設される。
ドラム33,34には、フラットベルト35が掛け渡される。フラットベルト35は、厚さ約0.5mmの鋼板を環状の帯体にしたものであり、その外周面には例えばゴム製の防滑材が貼付されている。防滑材は、鋼板の摩擦係数よりも高い摩擦係数を有し、具体的には、実際のアスファルト路面に近い摩擦係数となるように設定されている。なお、フラットベルト35は、図外のオートテンショナにより張力が一定に保たれる。
図2は、駆動手段41によるドラム33の回転機構図を示す。
図2に示すように、駆動手段41は、減速機構を備えるギアードモータ43と、ギアードモータ43の出力軸43aに取り付けられたプーリ44とにより構成され、後述の制御装置100が出力する回転信号に基づいてギアードモータ43が回転する。ギアードモータ43のプーリ44と回転支持軸31のプーリ42とにベルト45が掛け渡され、ギアードモータ43の回転に伴なってドラム33が能動的に回転し、フラットベルト35が回転する。
図3は、サポートローラユニット4の概略構成図を示す。
図3に示すように、サポートローラユニット4は、基板89上に立設される支柱90A〜90Dと、台座91と複数のサポートローラ36a〜36hからなるサポートローラ群36と複数の加振器51a〜51h,54a〜54hにより構成される。
支柱90A〜90Dは、サブフレーム88A,88Bに固定される基板89上に立設され、台座91を支持する。台座91は、剛性を有する長方形状の平板からなり、上面側には、複数の加振器51a〜51h,54a〜54hが配置される。
加振器51a〜51h,54a〜54hは、加振速度及び振幅が電気的に制御される電磁式のものからなる。なお、加振器51a〜51h,54a〜54hは、同一構成のため、加振器51aを用いて構成を説明する。
加振器51aは、円筒状に巻きつけられたボビン状の励磁コイルを備えるシリンダ52aと、コイル中央に配置される誘起コイルを備えるピストン53aと、ピストン53aの先端に取り付けられた球面軸受け86aにより構成される。加振器51aは、後述の制御装置100により加振の変位の速度及び変位量が制御される。詳細には、制御装置100から出力される加振信号がパワーアンプを介してシリンダ52aの励磁コイル及びピストン53aの誘起コイルに伝達され、励磁コイルに生じる磁力により、誘起コイルを備えるピストン53aの加振の変位の速度及び変位量を制御する。
加振器51a〜51hは、フラットベルト35の一方の縁部と平行となるように台座91上に配置され、加振器54a〜54hは、フラットベルト35の他方の縁部と平行となるように台座91上に配置される。
加振器51aと加振器54aは、サポートローラ36aの回転軸37aの両端部を支持し、加振器51bと加振器54bは、サポートローラ36bの回転軸37bの両端部を支持し、・・・、加振器51hと加振器54hは、サポートローラ36hの回転軸37hの両端部を支持する。これにより、36a〜36hは、回転方向がフラットベルト35の移動方向と同一方向となり、フラットベルト35の上側の内面を支持する。
上記加振器51a〜51h,54a〜54hには、パワーアンプが接続され、後述の制御装置100の出力する加振信号がパワーアンプにより増幅されて、複数の加振器51a〜51h,54a〜54hに出力される。
図4は、制御装置100のブロック図を示す。
制御装置100には、試験条件を入力する入力手段と試験状態をリアルタイムで表示するモニタとが接続される。また、制御装置100には、コラムユニット2の鉛直移動機構8を構成する油圧シリンダ9を制御する図外のサーボバルブと油圧発生装置と6分力計測器10とが接続される。また、制御装置100は、加振器51a〜51h,54a〜54hとパワーアンプを介して接続され、ドラム33を回転させるギアードモータ43と接続される。
具体的には、制御装置100は、入力手段から試験条件がデータとして入力され、試験条件に基づいて以下の装置及び機器に各種信号を出力する。
制御装置100は、コラムユニット2の鉛直移動機構8を構成する油圧シリンダ9に対して、タイヤTを降下させてフラットベルト35に押圧し、タイヤTに所定の荷重が負荷されるようにする荷重信号を出力する。
また、制御装置100には、6分力計測器10が出力する力Fx,Fy,Fz、モーメントMx,My,Mzが入力される。
また、制御装置100は、ドラム33を回転させるギアードモータ43に対して回転信号を出力する。なお、回転信号は、試験条件に基づいて、ドラム33の回転速度が変化するように逐次信号を変化させても良い。
また、制御装置100は、サポートローラユニット4の加振器51a〜51h,54a〜54hにパワーアンプを介して個別に加振信号を出力する。
上記構成のサポートローラユニット4によれば、加振器51a〜51h,54a〜54hを個別に制御して加振することにより、サポートローラ36a〜36hが直接フラットベルト35に振動を伝達するので、周波数の高い、例えば、小さな凹凸が連続する路面を再現することができる。
具体的には、図5乃至図14に示すような路面状態を再現することができる。以下、図5乃至図14について説明する。
図5(a),(b)は、実路面におけるカントを擬似的にフラットベルト35を傾斜させて再現した図を示す。図5(a),(b)に示すように、加振器51a〜51h側に対して同一の変位量が得られるように加振信号を出力してピストン53a〜53hを突出させ、加振器54a〜54hに対して変位量がゼロとなるように加振信号を出力して、サポートローラ36a〜36hを傾斜させてフラットベルト35を傾斜させることにより、実路面のカントを擬似的に再現する。また、フラットベルト35に対しては、タイヤTにネガティブキャンバーが設定された状態を再現する。
図6(a),(b)は、図5(a),(b)において再現したカントを逆向きにフラットベルト35を傾斜させて再現した図を示す。図6(a),(b)に示すように、加振器54a〜54h側に対して同一の変位量が得られるように加振信号を出力してピストン56a〜56hを突出させ、加振器51a〜51hに対して変位量がゼロとなるように加振信号を出力して、サポートローラ36a〜36hを傾斜させてフラットベルト35を傾斜させることにより、実路面のカントを擬似的に再現する。
また、フラットベルト35に対しては、タイヤTにポジティブキャンバーが設定された状態を再現する。上記加振により、カント路面を走行するタイヤT、又はポジティブキャンバーやネガティブキャンバーが設定されたときのタイヤTに作用する力Fx,Fy,Fz、モーメントMx,My,Mzを計測することができる。
図7(a),(b)は、実路面における下り勾配を擬似的にフラットベルト35を傾斜させて再現した図を示す。図7(a),(b)に示すように、加振器51a〜51hまでの変位量が徐々に大きくなるように加振信号を出力し、また、加振器51a〜51hとそれぞれ対応する加振器54a〜54hにも、それぞれ加振器51a〜51hと同一の変位量が得られるように加振信号を出力し、サポートローラ36a〜36hの高さをフラットベルト35の進入方向から徐々に高くすることにより、実路面の下り勾配を擬似的に再現する。
図8(a),(b)は、実路面における上り勾配を擬似的にフラットベルト35を傾斜させて再現した図を示す。図8(a),(b)に示すように、加振器51h〜51aまでの変位量が徐々に大きくなるように加振信号を出力し、また、加振器51a〜51hとそれぞれ対応する加振器54a〜54hにも、それぞれ加振器51a〜51hと同一の変位量が得られるように加振信号を出力し、サポートローラ36a〜36hの高さをフラットベルト35の進入方向から徐々に低くすることにより、実路面の上り勾配を擬似的に再現する。上記加振により、上下勾配の路面を走行するタイヤTに作用する力Fx,Fy,Fz、モーメントMx,My,Mzを計測することができる。
図9(a)は、実路面における緩やかな凹凸を示し、図9(b)は、実路面における細かな凹凸を示す。図9(a)に示すように、周期が一定な大きな波が伝播するように加振器51a〜51hの変位量を時間とともに増減させる加振信号を出力し、また、加振器51a〜51hとそれぞれ対応する加振器54a〜54hにも、それぞれ加振器51a〜51hと同一の変位量となるように加振信号を出力し、フラットベルト35の進入方向からタイヤTの接地する付近までサポートローラ36a〜36hの変位量を緩やかに増減させることにより、タイヤTが大きな凹凸を通過するような実路面を擬似的に再現する。
また、図9(b)に示すように、周期が一定な小さな波が伝播するように加振器51a〜51hの変位量を時間とともに増減させる加振信号を出力し、また、加振器51a〜51hとそれぞれ対応する加振器54a〜54hにも加振器51a〜51hと同一の変位量となるように加振信号を出力し、フラットベルト35の進入方向からタイヤTの接地する付近までサポートローラ36a〜36hの変位量を細かく増減させることにより、タイヤTが凹凸(波状路)を通過するような実路面を擬似的に再現する。
図10(a)は、実路面における緩やかな段差を示し、図10(b)は、実路面における壁状の段差を示す。図10(a)に示すように、大きな波が伝播するように加振器51a〜51hの変位量を時間とともに増減させる加振信号を出力し、また、加振器51a〜51hとそれぞれ対応する加振器54a〜54hにも、それぞれ加振器51a〜51hと同一の変位量となるように加振信号を出力し、タイヤTの接地する付近までサポートローラ36a〜36hの高さを緩やかに増加させ、高さの増加がタイヤTを過ぎたときに急激に減少させることにより、タイヤTが大きな段差を通過するような実路面を擬似的に再現する。
図10(b)に示すように、大きな波が伝播するように加振器51a〜51hの変位量を時間とともに増減させる加振信号を出力し、また、加振器51a〜51hとそれぞれ対応する加振器54a〜54hにも、それぞれ加振器51a〜51hと同一の変位量となるように加振信号を出力し、タイヤTの接地する付近までほぼ平坦にサポートローラ36a〜36hを変位させ、タイヤTを過ぎる直前に急激にサポートローラの変位を増加させることにより、タイヤTが大きな段差を通過するような実路面を擬似的に再現する。
図11(a),(b)は、実路面における矩形の段差を示す。図11(a)に示すように、矩形の波が伝播するように加振器51a〜51hの変位量を時間とともに増減させる加振信号を出力し、また、加振器51a〜51hとそれぞれ対応する加振器54a〜54hにも、それぞれ加振器51a〜51hと同一の変位量となるように加振信号を出力し、サポートローラ36a〜36hの高さをタイヤTの接地する付近まで高い状態を維持させ、タイヤTを過ぎたときに急激に低くすることにより、実路面の路肩等の段差を擬似的に再現する。
図11(b)に示すように、矩形の波が伝播するように、加振器51a〜51hの変位量を時間とともに増減させる加振信号を出力し、また、加振器51a〜51hとそれぞれ対応する加振器54a〜54hにも、それぞれ加振器51a〜51hと同一の変位量となるように加振信号を出力し、サポートローラ36a〜36hの高さをタイヤTの接地する付近までほぼ平坦に変位させ、タイヤTを過ぎる直前に壁のように急激に増加させることにより、実路面の路肩等の段差を擬似的に再現する。上記加振により、タイヤTが段差を乗り越えるとき、又は、段差を降りるときのタイヤTに作用する力Fx,Fy,Fz、モーメントMx,My,Mzを計測することができる。
図12(a),(b)、図13(a),(b)、図14は、実路面における下りのねじれ路面を示す。図12(a),(b)に示すように、加振器51a〜51hに徐々に変位量が大きくなるように加振信号を出力し、また、加振器54a〜54hには、変位量がゼロとなるように加振信号を出力し、サポートローラ36a〜36hの高さをフラットベルト35の進入方向で低く平坦に設定し、フラットベルト35の出口で加振器51a〜51h側でのみ高く設定することにより、実路面の下り路面のカーブを擬似的に再現する。
図13(a),(b)に示すように、加振器51a〜51hに変位量がゼロとなるように加振信号を出力し、また、加振器54a〜54hには、変位量が徐々に小さくなるように加振信号を出力し、サポートローラ36a〜36hの高さをフラットベルト35の進入位置で加振器54a〜54h側でのみ高く設定し、フラットベルト35の出口で低く平坦に設定することにより、実路面の上り路面のカーブを擬似的に再現する。
図14は、図12及び図13で示した路面の合成を示し、実路面における路面のつなぎ目を擬似的に再現する。上記加振により、タイヤTがカーブを通過するときや路面のつなぎ目を通過するときのタイヤTに作用する力Fx,Fy,Fz、モーメントMx,My,Mzを計測することができる。
以上説明したように、上記サポートローラユニット4によれば、サポートローラ36a〜36hの駆動パターンを組み合わせることにより、上記以外の様々な実路面を擬似的に再現することができる。
以下、試験手順について説明する。
まず、タイヤTをコラムユニット2のホイールハブ11に固定し、静止時にタイヤTに付与する荷重及び路面状態を含む試験条件を制御装置100に入力する。これにより、コラムユニット2にセットされたタイヤTは、ニュートラル状態のサポートローラユニット4が支持するフラットベルト35と接触し、所定の荷重が得られるまでスピンドル7とともに下降する。荷重の計測は、スピンドル7に設けられた6分力計測器10により計測され、6分力計測器10が制御装置100に出力する鉛直荷重Fzに基づいて、制御装置100がタイヤTの下降位置を決定する。
次に、制御装置100は、制御装置100に入力された試験条件としての路面状態を示す加振波形に基づき、加振器51a〜51h,54a〜54hに加振信号を出力してサポートローラ36a〜36hを加振させるとともに、タイヤTの走行状態を制御するために、フラットベルト35を回転させるギアードモータ43に回転信号を出力し、スピンドル7を移動させる油圧シリンダ9に荷重信号を出力する。これにより、フラットベルト35は、実路面を擬似的に再現し、当該フラットベルト35に接地するタイヤTのタイヤ試験が自動で実施される。
なお、タイヤ試験において、6分力計測器10により測定される力Fx,Fy,Fz、モーメントMx,My,Mzは、加振波形と同期して制御装置100内に保存される。
上記構成のタイヤ試験装置1によれば、加振装置が軽量な複数のサポートローラ36a〜36hを直接加振することで、フラットベルト35が、周波数の高い振動でもサポートローラ36a〜36hの加振に追従して振動できるので、実路面の状態を再現する範囲が広がり、従来よりも精度の良いタイヤ性能試験を行うことが可能となる。
実施形態2
実施形態2では、サポートローラユニット4の実施形態1のサポートローラ36a〜36hを幅方向に複数に分割した形態を示す。なお、サポートローラユニット4以外の構成は実施形態1と同一構成のため説明を省略する。
図15は、サポートローラ36a〜36hをそれぞれ幅方向に複数、本形態では幅方向に3つに分割したサポートローラユニット4を示す。
具体的には、サポートローラユニット4は、フラットベルト35の幅方向にサポートローラ71A〜71C,・・・,78A〜78C、フラットベルト35の延長方向にサポートローラ71A〜78A,・・・,サポートローラ71C〜78Cのように配置される。各サポートローラ71A〜71C,・・・,78A〜78Cは、それぞれサポートローラを回転可能に支持する回転軸を備え、各回転軸の両端部が直接加振器により保持される。各加振器は個別に制御装置により制御され、実施形態1に示したようにサポートローラ71A〜71C,・・・,78A〜78Cを動作させる。
本構成のサポートローラユニット4によれば、次のようにフラットベルト35を動作させることができる。
サポートローラ71A〜78A及びサポートローラ71C〜78Cを上昇させるように加振器を加振させることにより、実路面におけるわだちを擬似的に再現することができる。
また、サポートローラ71A〜78A、サポートローラ71B〜78B、サポートローラ71C〜78Cの高さが幅方向に波打つように加振器を加振することにより、わだちを過ぎるときにタイヤTに作用する力Fx,Fy,Fz、モーメントMx,My,Mzを測定することができる。
また、サポートローラ71B〜78Bがフラットベルト35の進行方向に波打つように加振することにより、実路面における石等を踏んだときにタイヤTに作用する力Fx,Fy,Fz、モーメントMx,My,Mzを測定することができる。
また、サポートローラ71Aからサポートローラ71B,72A、サポートローラ71B,72Aからサポートローラ71C,72B,73Aのようにフラットベルト35の進行方向に傾斜するようにサポートローラを波打つように加振することにより、実路面に対してタイヤTが横滑り状態のときのタイヤTに作用する力Fx,Fy,Fz、モーメントMx,My,Mzを測定することができる。
以上説明したように、サポートローラ71A〜71C,・・・,78A〜78Cを実施形態2のように構成することにより、上記実施形態1で示した路面よりもさらに複雑な実路面、及び実路面に対するタイヤTの状態を再現することができるので、タイヤの性能試験において、より詳細な精度の良いタイヤTに作用する力Fx,Fy,Fz、モーメントMx,My,Mzを測定が可能となる。
上記実施形態2の構成において、実施形態1と同一の一枚のフラットベルト35により構成したが、図15(c)に示すように、各サポートローラの列毎、すなわち、サポートローラ71A〜78A,サポートローラ71B〜78B,サポートローラ71C〜78C毎に個別にフラットベルト35A,フラットベルト35B,フラットベルト35Cを設けるように構成しても良い。
以上、実施形態1及び実施形態2で説明したように、本発明のタイヤ試験装置1によれば、擬似的な路面を再現するフラットベルトユニット3のフラットベルト35を支持するサポートローラ36a〜36hを支持する回転軸37a〜37hを加振器51a〜51h,54a〜54hに直接支持させたことにより、サスペンションや操舵機構をコラムユニット2に設けることなく、被検体となるタイヤTを室内において試験することができるようになる。すなわち、サポートローラ36a〜36hを回転可能に支持し、直接加振する加振器51a〜51h,54a〜54hを台座91に設けることで、フラットベルト35に直接アクションを与えて実路面を擬似的に精度良く再現し、タイヤTに純粋に作用する力Fx,Fy,Fz、モーメントMx,My,Mzを精度良く測定できるようになる。
つまり、フラットベルト35に対するタイヤTのスリップ角,キャンバー角等を再現することができ、さらに、タイヤTに対するフラットベルト35の起伏やカントの再現が可能となり、平滑路面での定常特性以外の測定が可能となった。
なお、上記タイヤ試験装置の構成において、ホイールハブ11にブレーキディスクを設け、スピンドル7にブレーキキャリパ等の油圧系ユニットを固定して、ホイールハブ11を介してタイヤTに制動力を付与するようにしても良い。これにより、様々な路面状態での制動時のタイヤ性能試験を行うことができるようになる。
また、ホイールハブ11の回転速度を検出する速度検出装置を設け、ドラム33の回転速度に基づいてフラットベルト35の移動速度を制御装置100により算出して、フラットベルト35の移動速度と、タイヤTの回転速度との差を検出するように構成することにより、タイヤTのスリップ性能の性能試験を行うことができるようになる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能である。
1 タイヤ試験装置、2 コラムユニット、3 フラットベルトユニット、
4 サポートローラユニット、5 コラムフレーム、5a 一側面、5b 底面、
7 スピンドル、7a 一端側、7b 他端側、7c 端面、8 鉛直移動機構、
9 油圧シリンダ、9a ピストン、9b 先端、10 6分力計測器、
11 ホイールハブ、20 基台、
26〜29 支柱、26a〜29a 上端側、26c〜29c 軸受け孔、
31,32 回転支持軸、33,34 ドラム、35 フラットベルト、
36a〜36h サポートローラ、37a〜37h 回転軸、41 駆動手段、
43 ギアードモータ、43a 出力軸、42;44 プーリ、45 ベルト、
51a〜51h;54a〜54h 加振器、52a〜52h シリンダ、
53a〜53h ピストン、65〜68 軸受け、
71A〜78A,71B〜78B,71C〜78C サポートローラ、
86a〜86h;87a〜87h 球面軸受け、88A,88B サブフレーム、
89 基板、90A〜90D 支柱、91 台座、100 制御装置、
Fx,Fy,Fz 力、Mx,My,Mz モーメント、T タイヤ。

Claims (5)

  1. 所定距離離間して互いに平行かつ水平に配置される一対のドラムと、
    前記一対のドラムに掛け渡される環状のフラットベルトと、
    前記フラットベルトの幅方向に延長し、前記フラットベルトの延長方向に複数配置され、前記フラットベルトの上側の内周面と接触するサポートローラと、
    前記一対のドラムの少なくとも一方を駆動する駆動手段と、
    前記サポートローラを加振する加振器とを備え、
    前記加振器をサポートローラに設けたことを特徴とするタイヤのフラットベルト試験装置。
  2. 前記サポートローラは、前記フラットベルトの幅方向に複数設けられることを特徴とする請求項1に記載のタイヤのフラットベルト試験装置。
  3. 前記フラットベルトは、幅方向に設けられた前記サポートローラに対応して前記一対のドラムの幅方向に複数掛け渡されることを特徴とする請求項2に記載のタイヤのフラットベルト試験装置。
  4. 前記サポートローラは、前記フラットベルトの延長方向に対して垂直方向に加振することを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載のタイヤのフラットベルト試験装置。
  5. 請求項1乃至請求項4いずれかに記載の前記フラットベルト試験装置と、
    前記フラットベルトの延長方向と直角方向に延長され、タイヤを回転可能に保持するスピンドルと、
    前記スピンドルをフラットベルトに対して昇降させる昇降機構とを備えることを特徴とするタイヤ試験装置。
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