JP2011134638A - 車両用前照灯 - Google Patents

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幸雄 山中
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Abstract

【課題】簡易な構造による優れた放熱効果を実現して光源となる半導体発光素子の温度上昇を抑制し、よって半導体発光素子の信頼性を維持しつつ発光効率の低下が抑制されて所定の照射光量を確保することが可能な車両用前照灯を提供することにある。
【解決手段】 ハウジング2と前面カバーレンズ3により形成される灯室4内に、半導体発光素子と半導体発光素子から発せられた光の配光を制御する配光制御手段とを備えた灯体ユニット5を収容し、灯具ユニット5にブラケット20及び車体フレーム接続用ステー15を順次接続して灯室4外に延出し、車両用前照灯を車両に取り付ける際に灯室4外に延出した車体フレーム接続用ステー15が車体フレーム21に固定されるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用前照灯に関するものであり、詳しくは、半導体発光素子を光源とすると共に、光源から発生した熱に対する放熱手段を設けた車両用前照灯に関する。
半導体発光素子(以下、LEDを例にとる)は、温度上昇によって発光効率が低下すると共に発光寿命の短縮に繋がるといった、性能劣化の特性を有している。LEDの温度上昇の要因は、LEDの点灯時の自己発熱や高温環境下に晒された場合等が考えられる。
一方、LEDは各種ランプに比較して一般的に小型、低消費電力、長寿命等の利点を有しており、従来この利点を利用してハイマウントストップランプ、ストップアンドテールランプ、方向指示灯等の車両用灯具の光源として使用され、近年ではLEDを光源とする車両用前照灯の開発・実用化もなされている。
車両用灯具は一般的に、前面カバーレンズとハウジングによって構成された灯具の内部(灯室内)が密閉空間として形成され、その灯室内に光源となるLEDが支持される。そして、LEDが点灯すると、LEDの自己発熱と該自己発熱による灯室内の温度上昇分との相乗作用によってLED自体の温度が著しく上昇し、発光寿命の短縮と共に発光効率が大きく低下する。その結果、信頼性が低下すると共に灯具からの照射光量が低減し、極端な場合には灯具に要求される配光性能や配光規格を満足しなくなる可能性も有している。
また、灯室内の温度がLEDの動作温度範囲の定格値よりも高くなるとLEDの点灯が不可能となり、灯具としての機能を果すことができなくなる場合もある。
そこで、上記問題の発生を抑制するような車両用灯具(車両用前照灯)の提案がなされている。それは図6に示すように、ランプボディ80とカバー81とで灯室82を区画し、灯室82内に、半導体発光素子83〜85を光源とする光源ユニット86〜88が光軸調整(エイミング)可能に支持されている。
灯室82外にはヒートシンク等の放熱部材89が配設されており、放熱部材89と夫々半導体発光素子83〜85を実装した回路基板90〜92が取り付けられたブラケット93が関節可動伝熱部材94を介して連結されている。
関節可動伝熱部材94は、一端側がブラケット93に一体成形されて他端部に第1の球状凸部95を有するヒートパイプ96と、一端部に第1の球状凹部97を有し他端部に第2の球状凹部98を有する第1の中間関節部材99と、一端部の第3の球状凸部100が放熱部材89に設けられた第3の球状凹部101に連結されて他端部に第2の球状凸部102を有する第2の中間関節部材103で構成されている。
ブラケット93、放熱部材89、第1の中間関節部材99及び第2の中間関節部材103はいずれも熱伝導率の高い金属部材を用いて成形されており、ヒートパイプ96の第11の球状凸部95及び第2の中間関節部材103の第2の球状凸部102が夫々第1の中間関節部材99の第1の球状凹部97及び第2の球状凹部98に連結されている。
そこで、放熱部材89は、光軸調整時に光源ユニット86〜88を構成するブラケット93が傾動しても関節可動伝熱部材94を構成する第1の中間関節部材99の移動運動と第2の中間関節部材103の回動運動によって、固定された状態が保持される。また、半導体発光素子83〜85で発生した熱は、ブラケット93が傾動しても常にブラケット93、ヒートパイプ96、第1の中間関節部材98、及び第2の中間関節部材103を順次伝導して放熱部材89に移動し、放熱部材89から灯室82外に放散される。
そのため、光軸調整機能を備えると共に放熱性の向上を図った車両用灯具110とされるものである(例えば、特許文献1参照。)。
特開2009−87733号公報
ところで、上記構成からなる従来の車両用灯具110は、車両に搭載した状態においては放熱効果に寄与する放熱部材89はエンジンルーム内に位置することになり、そのためエンジン作動時の高温環境下に晒されて十分な放熱効果を得ることは期待できない。
そこで、本発明は上記問題に鑑みて創案なされたもので、その目的とするところは、簡易な構造による優れた放熱効果を実現して光源となる半導体発光素子の温度上昇を抑制し、よって半導体発光素子の信頼性を維持しつつ発光効率の低下が抑制されて所定の照射光量を確保することが可能な車両用前照灯を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載された発明は、ハウジングと前面カバーレンズにより形成される灯室内に、光源と、前記光源から発せられた光の配光を制御する配光制御手段とを備えた灯体ユニットが収容されてなる車両用前照灯であって、
前記灯体ユニットの最外郭の少なくとも一部は前記光源と熱的に接続され、その最外郭部分に熱的に接続された熱伝導体が前記灯室外に延出し、前記車両用前照灯を車両に取り付ける際に前記灯室外に延出した熱伝導体が車体フレームに固定されて熱的に接続されることを特徴とする車両用前照灯である。
また、本発明の請求項2に記載された発明は、請求項1において、前記熱伝導体の一部が前記ハウジングに固定されて前記灯体ユニットが前記灯室内に支持されることを特徴とする車両用前照灯である。
また、本発明の請求項3に記載された発明は、請求項1又は請求項2のいずれか1項において、前記熱伝導体は複数の熱伝導部材が接続されてなることを特徴とする車両用前照灯である。
また、本発明の請求項4に記載された発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項において、前記灯体ユニットは該灯体ユニットに一体化された一対の回動軸を有し、該回動軸を支点として前記灯体ユニットを前記灯室内で回動させるためのエイミング機構を備えていることを特徴とする車両用前照灯である。
本発明の車両用前照灯は、ハウジングと前面カバーレンズにより形成される灯室内に、光源と光源から発せられた光の配光を制御する配光制御手段とを備えた灯体ユニットを収容し、灯体ユニットの最外郭の少なくとも一部が光源と熱的に接続され、その最外郭部分に熱的に接続された熱伝導体を灯室外に延出し、車両用前照灯を車両に取り付ける際に灯室外に延出した熱伝導体を車体フレームに固定して熱的に接続するようにした。
その結果、光源の点灯時に発生する熱が車体フレームで効率よく放熱されて温度上昇が抑制され、よって光源の信頼性を維持しつつ発光効率の低下が抑制されて所定の照射光量を確保することが可能な車両用前照灯が実現できた。
実施形態の説明図である。 灯体ユニットに係わる説明図である。 光学系の説明図である。 放熱系の説明図である。 機構系の説明図である。 従来例の説明図である。
以下、この発明の好適な実施形態を図1〜図5を参照しながら、詳細に説明する(同一部分については同じ符号を付す)。尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの実施形態に限られるものではない。
図1は本実施形態の縦断面を模式的に描いた説明図である。車両用前照灯1は、一端開口を有し車体取付用ステー部2aが一体に設けられたハウジング2とハウジング2の開口縁に支持された前面カバーレンズ3とによって灯室4が形成され、灯室4内に灯体ユニット5が支持されて、その一部(後述する車体フレーム接続用ステー15)が灯室4外に延出されている。
灯体ユニット5は光学系、放熱系及び機構系を備えており、そのうち光学系は、光源となる半導体発光素子(本実施形態では半導体発光素子をLEDとし、以下、LEDと呼称する)6、LED6が実装されたLED実装基板7、LED実装基板7が載置されたマウントプレート8、マウントプレート8に前記LED実装基板7を覆うように連接されて内面にアルミニウム、銀、クロムなどの金属反射膜からなる反射面9aを有するリフレクタ9、リフレクタ9に連接されて前方方向に延びる略筒状のレンズホルダ10、レンズホルダ10の内底面から上方に延びる遮蔽体11及びレンズホルダ10の先端縁のリング状の部分に支持された投影レンズ12で構成されており、プロジェクタ型のユニット構成となっている。レンズホルダ10の略筒状部分の内部は、LED光源6から発せられた光が投影レンズ12に至るまでの光路形成に係わる領域となる。
また、放熱系は、発熱源ともなるLED6、LED6が実装されたLED実装基板7が載置され金属材料からなるマウントプレート8、マウントプレート8に連接され金属材料からなるリフレクタ9、同様にマウントプレート8に連接された第1のヒートシンク13及び第2のヒートシンク14、リフレクタ9に熱的に接続されて灯室4外に延出された金属材料からなる車体フレーム接続用ステー15で構成されている。
更に、機構系は、上記光学系及び放熱系を傾動して光の照射方向を調整するエイミング機構であり、リフレクタ9の両外側部にエイミング時の支点となる一対の回動軸19が一直線状に延設されると共に、リフレクタ9の外底面から下方に延びるリフレクタ支持プレート16に該リフレクタ支持プレート16を挟むようにタップ孔を有するエイミングナット17が取り付けられ、ハウジング2のスクリュー挿通孔に回転可能に挿通支持されたエイミングスクリュー18のネジ部18aがエイミングナット17のタップ孔に螺嵌された構成とされている。
なお、図2に示すように、リフレクタ9の両外側部にはエイミング時の支点となる一対の回動軸19が一直線状に延設されており、回動軸19は金属材料からなるベース部20aと該ベース部20aに一体的に略平行に並設された金属材料からなる回動軸支持部20bからなるブラケット20の前記回動軸支持部20bに回動可能に支持されている。ブラケット20のベース部20aは車体フレーム接続用ステー15に連結されて一体化されている。この構造は放熱系と機構系の両方の機能に係わるものである。
マウントプレート8、リフレクタ9、ブラケット20、及び車体フレーム接続用ステー15をそれぞれ形成する金属材料は、熱伝導率の高い材料、例えばAl、Al合金、Cu、及びCu合金等が用いられる。
次に、上述の光学系における光路形成及び放熱系における熱移動について説明する。
まず、光学系においては、図3に示すように、LED光源6が点灯して光を発するとLED光源6からリフレクタ9に向かう光はリフレクタ9の反射面9aで反射されて前方の投影レンズ12の方向に向かい、その一部は遮蔽体11によって光路が遮られる。一方、リフレクタ9の反射面9aで反射された光のうち遮蔽体11に遮られることのない光はレンズホルダ10内を導光されて投影レンズ12に至り、投影レンズ12で所望の配光に制御されて前面カバーレンズ3を介して車両用前照灯1の前方に向って照射される。
次に、放熱系については、本車両用前照灯1を車両に搭載した状態を示す図4を参照して説明する。この図は、側面側からハウジング及び前面カバーレンズを透視して灯室内の灯具ユニットを見た図である。
リフレクタ9の両外側部に一対の回動軸19が一直線状に延設されており、この回動軸19がブラケット20の回動軸支持部20bに回動可能に支持されている。また、ブラケット20のベース部20aには断面コ字状の車体フレーム接続用ステー15の下部15aの外面15aaが接触して連結されている。
車体フレーム接続用ステー15の下部15aは灯室4内に位置し、該下部15aはネジ等の締付部材22でハウジング2に固定されている。車体フレーム接続用ステー15の側部15bはハウジング2を貫通して灯室4外に延長され、側部15bと上部15cがハウジング2に一体に断面アングル状に設けられた車体取付用ステー部2aの内側に沿って位置している。
そして、車体フレーム接続用ステー15の上部15cが車両の車体フレーム21に沿うように配置され、ハウジング2の車体取付用ステー部2a、車体フレーム接続用ステー15の上部15c、及び車体フレーム21がネジ等の締付部材22で共締されている。
そこで、LED光源6が点灯するとLED光源6は光を発すると共に熱も発生する。LED光源6で発生した熱(自己発熱)はLED光源6が実装された基板に移動し、LED実装基7を伝導されて該LED実装基板7が載置されたマウントプレート8に移動する。マウントプレート8に移った熱はマウントプレート8を伝導されて該マウントプレート8に連接された、第1のヒートシンク13のベース部13a及び第2のヒートシンク14のベース部14aに移動する。
第1のヒートシンク13のベース部13aに移った熱はベース部13a内を伝導されて放熱フィン部13bに移動して放熱フィン部13bの表面に至り、放熱フィン部13bの表面に到達した熱は該表面近傍の空気に伝達されて移動し、空気を媒体として第1のヒートシンク13から灯室4内に放散される。
同様に、第2のヒートシンク14のベース部14aに移った熱はベース部14a内を伝導されて放熱フィン部14bに移動して放熱フィン部14aの表面に至り、放熱フィン部14bの表面に到達した熱は該表面近傍の空気に伝達されて移動し、空気を媒体として第2のヒートシンク14から灯室4内に放散される。
また、マウントプレート8に移った熱は該マウントプレート8に連接されたリフレクタ9にも移動し、リフレクタ9に移った熱は一部がリフレクタ9の表面近傍の空気に伝達されて移動し、空気を媒体としてリフレクタ9から灯室4内に放散される。
一方、リフレクタ9の移った熱のうちリフレクタ9から灯室4内に放散される熱以外の熱は、回動軸19を介してブラケット20の回動軸支持部20bに伝導され、回動軸支持部20bに移った熱は回動軸支持部20b内を伝導されてベース部20aに移動する。
ブラケット20のベース部20aに移った熱は、ベース部20aに連接された、車体フレーム接続用ステー15の下部15aに移動し、下部15aに移った熱は下部15a及び側部15bを順次伝導されて上部15cに移動する。
車体フレーム接続用ステー15の上部15cに移った熱は、共締された車体フレーム21に移動し、車体フレーム21を介して車両外に放散される。
このように、LED光源7の点灯時に発生する熱は、それぞれ熱伝導性の良好な金属材料からなる第1のヒートシンク13、第2のヒートシンク14、及びリフレクタ9を介して灯室4内に放散され、リフレクタ9、回動軸19、ブラケット20、及び車体フレーム接続用ステー15を順次伝導されて車体フレーム21に移動し、車体フレーム21に移った熱は、車体フレーム21が車両外の冷気に触れているために効率よく放散され、優れた放熱効果を発揮する。
その結果、LED光源6の点灯時の温度上昇が抑制されて発光効率の低下が低減され、それにより所定の照射光量を確保することが可能となると共に、信頼性を維持することも可能となる。
次に機構系におけるエイミング時の作動状態について、図5を参照して説明する。図では、車両用前照灯1の中心軸Cに対して灯体ユニット5の光軸Xを角度αだけ下方に傾けた状態を示している。
車両用前照灯1の中心軸Cと灯体ユニット5の光軸Xが同一線上にある状態において、エイミングスクリュー18を回動するとエイミングスクリュー18のネジ部18aに螺嵌されたエイミングナット17を介してリフレクタ支持プレート16が後方のハウジング2の方向に移動する。すると、灯体ユニット5が回動軸19を支点として回動し、灯体ユニット5を構成するレンズホルダ10及び投影レンズ12が中心軸Cの下側に角度αだけ傾き、マウントプレート8、LED実装基板7、及びリフレクタ9が中心軸Cの上側に角度αだけ傾く。これにより、車両用前照灯1の中心軸Cに対して下向きの照射光を得ることができる。
なお、本実施形態において、ハウジング2に一体に設けられた車体取付用ステー部2aは、ハウジング2に一体成形してもよいし、個別の車体取付用ステーをハウジング2に取り付けてもよい。
また、ハウジング2は樹脂材料で形成してもよいし、金属材料で形成してもよい。樹脂材料の場合は、ハウジング2による放熱効果があまり期待できないので本実施形態のように灯室4内にヒートシンク14、15のような放熱部材をもうけることが有効である。一方、金属部材の場合はハウジング2による放熱効果が得られるので必ずしも灯室4内に放熱部材を設ける必要はない。但し、放熱部材を設けることにより設けない場合よりも更なる放熱効果を得ることができる。
また、ハウジング2を金属材料で形成すると、ハウジング2に一体成形された車体取付用ステー部2aも金属材料によるものとなり、その分、熱伝導性が向上して放熱効果が高まる。なお、個別の車体取付用ステーをハウジング2に取り付ける場合は、車体取付用ステーを金属材料で形成することにより、ハウジング2の形成材料に関わらず熱伝導性を向上させることができる。
以上説明したように、本実施形態は、車両用前照灯を車両に搭載する際に、車両用前照灯を車体フレームに取り付けることにより、LED光源6と車体フレームとの間が熱伝導性が良好な部材で熱的に接続されるようにした。これにより、LED光源の点灯時の温度上昇が抑制されて発光効率の低下が低減され、それにより所定の照射光量を確保することが可能となると共に、信頼性を維持することも可能となる。
また、従来のように灯室外に放熱部材を設けることなく高い放熱効果を得ることができるため、車両用前照灯の構造が簡略化できると共に小型化、軽量化が実現できる。
なお、上記実施形態においては、エイミング機構を設けた車両用前照灯について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、エイミング機構を有しない車両用前照灯にあっても、本実施形態の基本構成を採用することにより優れた放熱効果を得ることができる。
1… 車両用前照灯
2… ハウジング
2a… 車体取付用ステー部
3… 前面カバーレンズ
4… 灯室
5… 灯体ユニット
6… 半導体発光素子(LED)
7… LED実装基板
8… マウントプレート
9… リフレクタ
9a… 反射面
10… レンズホルダ
11… 遮蔽体
12… 投影レンズ
13… 第1のヒートシンク
13a… ベース部
13b… 放熱フィン部
14… 第2のヒートシンク
14a… ベース部
14b… 放熱フィン部
15… 車体フレーム接続用ステー
15a… 下部
15aa… 外面
15ab… 内面
15b… 側部
15c… 上部
16… リフレクタ支持プレート
17… エイミングナット
18… エイミングスクリュー
18a… ネジ部
19… 回動軸
20… ブラケット
20a… ベース部
20b… 回動軸支持部
21… 車体フレーム
22… 締付部材

Claims (4)

  1. ハウジングと前面カバーレンズにより形成される灯室内に、光源と、前記光源から発せられた光の配光を制御する配光制御手段とを備えた灯体ユニットが収容されてなる車両用前照灯であって、
    前記灯体ユニットの最外郭の少なくとも一部は前記光源と熱的に接続され、その最外郭部分に熱的に接続された熱伝導体が前記灯室外に延出し、前記車両用前照灯を車両に取り付ける際に前記灯室外に延出した熱伝導体が車体フレームに固定されて熱的に接続されることを特徴とする車両用前照灯。
  2. 前記熱伝導体の一部が前記ハウジングに固定されて前記灯体ユニットが前記灯室内に支持されることを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
  3. 前記熱伝導体は複数の熱伝導部材が接続されてなることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の車両用前照灯。
  4. 前記灯体ユニットは該灯体ユニットに一体化された一対の回動軸を有し、該回動軸を支点として前記灯体ユニットを前記灯室内で回動させるためのエイミング機構を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両用前照灯。
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