JP2011133969A - 冷却加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力の低減化を図りながら同期運転を行うことができる冷却加熱装置を提供すること。
【解決手段】圧縮機21と庫外熱交換器22と第1キャピラリーチューブ23と庫内熱交換器24とを順次接続して構成した冷却経路と、圧縮機21で圧縮された冷媒の一部を導入して凝縮させる庫内熱交換器24を有し、この凝縮した冷媒を冷却経路に戻すように構成した加熱経路と、庫内熱交換器24が配設された冷却庫(3a,3b)の庫内温度が冷却オン温度以上となる場合には、圧縮機21を駆動させて冷却庫の内部空気を冷却させる一方、庫内温度が冷却オフ温度以下となる場合には圧縮機21の駆動を停止させるコントローラ70とを備えた冷却加熱装置において、コントローラ70は、すべての冷却庫の庫内温度が冷却オン温度以上となる場合には、加熱庫(3c)の庫内温度が加熱オン温度以下となるまで圧縮機21の駆動を停止させて待機させるものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、冷却加熱装置に関し、より詳細には、例えば自動販売機等に適用され、自動販売機本体に画成された商品収容庫の内部雰囲気を冷却、あるいは加熱するための冷却加熱装置に関するものである。
従来、例えば自動販売機等に適用される冷却加熱装置として、ヒートポンプとしての機能を有する冷媒回路と、コントローラとを備えたものが知られている。かかる冷媒回路としては、冷却経路と加熱経路とを備えているのが一般的である。
冷却経路は、蒸発器、圧縮機、凝縮器及び膨張機構を冷媒配管にて順次接続して構成されたものである。蒸発器は、自動販売機の商品収容庫の内部に配設されている。この蒸発器は、供給された冷媒が所定の流路を通過して蒸発することにより、商品収容庫の内部空気(内部雰囲気)を冷却するものである。
圧縮機は、自動販売機本体内であって商品収容庫の外部となる機械室に配設されており、蒸発器で蒸発した冷媒を吸引し、吸引した冷媒を圧縮して高温高圧の状態にして吐出するものである。凝縮器は、圧縮機と同様に機械室に配設されており、冷媒配管を通じて圧縮機で圧縮された冷媒を導入し、導入した冷媒が凝縮することにより、周囲空気を加熱、すなわち周囲空気に放熱するものである。膨張機構は、圧縮機及び凝縮器と同様に機械室に配設されており、凝縮器で凝縮した冷媒を減圧して断熱膨張させるものである。
加熱経路は、庫内熱交換器を有して成る経路である。庫内熱交換器は、商品収容庫の内部に配設されている。より詳細には、加熱対象となる商品を収容する商品収容庫の内部に配設されている。この庫内熱交換器は、冷却経路を構成する圧縮機と凝縮器とを接続する冷媒配管から分岐した分岐配管に入口側が接続されているとともに、凝縮器と膨張機構とを接続する冷媒配管に合流する態様で設けられた戻配管に出口側が接続されている。かかる庫内熱交換器は、分岐配管を通じて圧縮機で圧縮された冷媒を導入し、導入した冷媒が凝縮することにより、自身が配設された商品収容庫の内部空気を加熱するものである。
このような冷媒回路において、圧縮機で圧縮させた冷媒を冷却経路及び加熱経路のそれぞれに流す場合、圧縮機で圧縮された冷媒のうち冷却経路を流れる冷媒は、凝縮器に至り、該凝縮器で凝縮し、凝縮した冷媒が膨張機構で断熱膨張され、蒸発器で蒸発する。この蒸発器で蒸発した冷媒は、圧縮機により吸引されて再び圧縮されて循環することになる。これにより蒸発器が配設された商品収容庫(冷却庫)の内部空気は冷却される。
一方、圧縮機で圧縮された冷媒のうち加熱経路を流れる冷媒は、分岐配管を通じて庫内熱交換器に至り、該庫内熱交換器で凝縮する。これにより庫内熱交換器が配設された商品収容庫(加熱庫)の内部空気は加熱される。庫内熱交換器で凝縮した冷媒は、戻配管を通じて冷却経路に戻り、膨張機構で断熱膨張され、蒸発器で蒸発して圧縮機に吸引されて再び圧縮されて循環することになる。
コントローラは、圧縮機の駆動を制御するためのものであり、蒸発器が配設された商品収容庫(冷却庫)の庫内温度が予め決められた冷却オン温度以上となる場合、あるいは庫内熱交換器が配設された商品収容庫(加熱庫)の庫内温度が予め決められた加熱オン温度以下となる場合に、圧縮機を駆動させるものである。その一方、蒸発器が配設された商品収容庫(冷却庫)の庫内温度が予め決められた冷却オフ温度以下となる場合、あるいは庫内熱交換器が配設された商品収容庫(加熱庫)の庫内温度が加熱オフ温度以上となる場合に、圧縮機の駆動を停止させるものである(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には明示されていないが、消費電力を低減させるために、冷却庫が複数ある場合にはこれら冷却庫の間での同期運転を行うようにした冷却加熱装置が知られている。
このような冷却加熱装置においては、いずれかの冷却庫の庫内温度が冷却オン温度以上となっても、他の冷却庫の庫内温度が冷却オン温度に達するまでは圧縮機の駆動を停止し、当該他の冷却庫の庫内温度が冷却オン温度以上となった時点で圧縮機を駆動させてそれぞれの冷却庫の内部空気を冷却していた。つまり、すべての冷却庫の庫内温度が冷却オン温度以上となる場合に圧縮機を駆動させてそれぞれの冷却庫の内部空気を冷却していた。また、いずれかの加熱庫の庫内温度が加熱オン温度以下となる場合にも冷却庫の庫内温度に関わらず圧縮機を駆動させていた。
特開2003−173647号公報
ところが、上述した冷却加熱装置では、すべての冷却庫の庫内温度が冷却オン温度以上となる場合だけでなく、いずれかの加熱庫の庫内温度が加熱オン温度以下となる場合にも圧縮機を駆動させていたので、圧縮機の稼働率が高いものとなっており、消費電力の増大化を招来していた。
本発明は、上記実情に鑑みて、消費電力の低減化を図りながら同期運転を行うことができる冷却加熱装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る冷却加熱装置は、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、前記凝縮器で凝縮した冷媒を断熱膨張させる膨張機構と、前記断熱膨張で断熱膨張した冷媒を蒸発させる蒸発器とを順次接続して構成した冷却経路と、前記圧縮機で圧縮された冷媒の一部を導入して凝縮させる庫内熱交換器を有し、前記庫内熱交換器で凝縮した冷媒を前記冷却経路に戻すように構成した加熱経路と、前記蒸発器が配設された冷却室の冷却室内温度が予め決められた冷却オン温度以上となる場合には、前記圧縮機を駆動させて該冷却室の内部雰囲気を冷却させる一方、前記冷却室内温度が前記冷却オン温度よりも低い、予め決められた冷却オフ温度以下となる場合には、前記圧縮機の駆動を停止させる制御手段とを備えた冷却加熱装置において、前記制御手段は、すべての冷却室の冷却室内温度が上記冷却オン温度以上となる場合には、前記庫内熱交換器が配設された加熱室の加熱室内温度が予め決められた加熱オン温度以下となるまで前記圧縮機の駆動を停止させて待機させることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る冷却加熱装置は、上述した請求項1において、前記制御手段は、いずれかの加熱室の加熱室内温度が上記加熱オン温度よりも低い、予め決められた加熱同期下限温度以下となる場合には、前記圧縮機を駆動させることを特徴とする。
本発明の冷却加熱装置によれば、制御手段が、すべての冷却室の冷却室内温度が冷却オン温度以上となる場合には、庫内熱交換器が配設された加熱室の加熱室内温度が予め決められた加熱オン温度以下となるまで圧縮機の駆動を停止させて待機させるので、圧縮機の稼働率を低下させることができる。従って、消費電力の低減化を図りながら同期運転を行うことができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である冷却加熱装置が適用された自動販売機の内部構造を正面から見た場合を示す断面図である。 図2は、図1に示した自動販売機の内部構造を示すものであり、右側の商品収容庫の断面側面図である。 図3は、本発明の実施の形態である冷却加熱装置を概念的に示す概念図である。 図4は、本実施の形態である冷却加熱装置の制御系を模式的に示すブロック図である。 図5は、CCC運転を行う場合の冷媒回路における冷媒の流れを概念的に示す概念図である。 図6は、HCC運転を行う場合の冷媒回路における冷媒の流れを概念的に示す概念図である。 図7は、図4に示したコントローラが実施する同期制御処理の処理内容を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る冷却加熱装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である冷却加熱装置が適用された自動販売機の内部構造を正面から見た場合を示す断面図である。ここで例示する自動販売機は、本体キャビネット1を備えている。
本体キャビネット1は、前面が開口した直方状の形態を成すものである。この本体キャビネット1には、その内部に例えば2つの断熱仕切板2によって仕切られた3つの独立した商品収容庫3が左右に並んだ態様で設けてある。この商品収容庫3は、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を所望の温度に維持した状態で収容するためのもので、断熱構造を有している。
図2は、図1に示した自動販売機の内部構造を示すものであり、右側の商品収容庫3の断面側面図である。尚、ここでは右側の商品収容庫(以下、適宜右庫とも称する)3aの内部構造について示すが、中央の商品収容庫(以下、適宜中庫とも称する)3b及び左側の商品収容庫(以下、適宜左庫とも称する)3cの内部構造も右庫3aと略同じような構成である。尚、本明細書における右側とは、自動販売機を正面から見た場合の右方を示し、左側とは、自動販売機を正面から見た場合の左方を示す。
かかる図2に示すように、本体キャビネット1の前面には、外扉4及び内扉5が設けてある。外扉4は、本体キャビネット1の前面開口を開閉するためのものであり、内扉5は、商品収容庫3の前面を開閉するためのものである。この内扉5は、上下に分割してあり、上側の扉5aは商品を補充する際に開閉するものである。
上記商品収容庫3には、商品収納ラック6、搬出機構7及び搬出シュータ8が設けてある。商品収納ラック6は、商品を上下方向に沿って並ぶ態様で収納するためのものである。搬出機構7は、商品収納ラック6の下部に設けてあり、この商品収納ラック6に収納された商品群の最下位にある商品を1つずつ搬出するためのものである。搬出シュータ8は、搬出機構7から搬出された商品を外扉4に設けられた商品取出口4aに導くためのものである。
図3は、本発明の実施の形態である冷却加熱装置を概念的に示す概念図である。ここで例示する冷却加熱装置は、主経路20、分岐経路30、放熱経路40及び戻経路50から成り、内部に冷媒が封入された冷媒回路10を備えて構成してある。
主経路20は、圧縮機21、庫外熱交換器22、第1キャピラリーチューブ23及び庫内熱交換器24を冷媒配管25にて順次接続して構成してある。
圧縮機21は、図2にも示すように機械室9に配設してある。機械室9は、本体キャビネット1の内部であって商品収容庫3と区画され、かつ商品収容庫3の下方側の室である。この圧縮機21は、吸引口を通じて冷媒を吸引し、吸引した冷媒を圧縮して高温高圧の状態(高温高圧冷媒)にして吐出口より吐出するものである。
庫外熱交換器22は、図2にも示すように圧縮機21と同様に機械室9に配設してある。この庫外熱交換器22は、通過する冷媒を凝縮させる凝縮器である。より詳細に説明すると、圧縮機21で圧縮され、かつ吐出口から吐出されて冷媒配管25を通じて送出された冷媒を周囲空気と熱交換させて凝縮させるものである。
この庫外熱交換器22と圧縮機21とを接続する冷媒配管25には、高圧側電磁弁261が設けてある。かかる高圧側電磁弁261は、開閉可能な弁体であり、後述するコントローラ70から開指令が与えられた場合には開成して冷媒の通過を許容する一方、閉指令が与えられた場合には閉成して冷媒の通過を規制するものである。
第1キャピラリーチューブ23は、図2にも示すように圧縮機21及び庫外熱交換器22と同様に機械室9に配設してある。この第1キャピラリーチューブ23は、通過する冷媒を減圧して断熱膨張させる膨張機構である。
庫内熱交換器24は、複数(図示の例では3つ)設けてあり、各商品収容庫3の内部低域であって、背面ダクトD(図2参照)の前面側に配設してある。これら庫内熱交換器24と第1キャピラリーチューブ23とを接続する冷媒配管25は、その途中に配設された分配器27により3つに分岐され、右庫3aに配設された庫内熱交換器24(以下、右庫内熱交換器24aとも称する)の入口側に、中庫3bに配設された庫内熱交換器24(以下、中庫内熱交換器24bとも称する)の入口側に、左庫3cの内部に配設された庫内熱交換器24(以下、左庫内熱交換器24cとも称する)の入口側にそれぞれ接続してある。
また、この冷媒配管25においては、分配器27から右庫内熱交換器24a、中庫内熱交換器24b及び左庫内熱交換器24cのそれぞれに至る途中に低圧側電磁弁262,263,264が設けてある。低圧側電磁弁262,263,264は、開閉可能な弁体であり、コントローラ70から開指令が与えられた場合には開成して冷媒の通過を許容する一方、閉指令が与えられた場合には閉成して冷媒の通過を規制するものである。
中庫内熱交換器24b及び左庫内熱交換器24cの出口側に接続された冷媒配管25は、途中の第1合流点P1で合流し、更に右庫内熱交換器24aの出口側に接続された冷媒配管25は、第2合流点P2で合流し、アキュムレータ28を介して圧縮機21に接続している。ここでアキュムレータ28は、通過する冷媒が気液混合冷媒である場合に、液相冷媒を貯留して気相冷媒を通過させるためのものである。
中庫内熱交換器24b及び左庫内熱交換器24cの出口側に接続された冷媒配管25には、それぞれ第1合流点P1の上流側に帰還用電磁弁265,266が配設してある。かかる帰還用電磁弁265,266は、開閉可能な弁体であり、コントローラ70から開指令が与えられた場合には開成して冷媒の通過を許容する一方、閉指令が与えられた場合には閉成して冷媒の通過を規制するものである。
分岐経路30は、圧縮機21と高圧側電磁弁261との経路の途中の高圧側分岐点P3から分岐し、その途中でさらに分岐して、一方が中庫内熱交換器24bの入口側の冷媒配管25に、他方が左庫内熱交換器24cの入口側の冷媒配管25にそれぞれ合流する分岐配管31により構成されたものである。この分岐経路30は、圧縮機21で圧縮された冷媒(高圧冷媒)を導入する経路である。ここで、中庫内熱交換器24b及び左庫内熱交換器24cの入口側の冷媒配管25においては、各分岐配管31(各分岐経路30)との合流個所よりも上流側の経路、すなわち各合流個所とその上流にある低圧側電磁弁262,263,264との間の経路には、逆止弁267,268が設けてある。
かかる分岐経路30においては、分岐個所の下流側にそれぞれ分岐電磁弁321,322が設けてある。分岐電磁弁321,322は、開閉可能な弁体であり、コントローラ70から開指令が与えられた場合には開成して冷媒の通過を許容する一方、閉指令が与えられた場合には閉成して冷媒の通過を規制するものである。
つまり、中庫内熱交換器24b及び左庫内熱交換器24cは、分岐経路30を通じて圧縮機21で圧縮された冷媒が供給された場合には、通過する冷媒を凝縮させて対象となる商品収容庫3(中庫3b、左庫3c)の内部空気を加熱するものである。
放熱経路40は、中庫内熱交換器24b及び左庫内熱交換器24cの出口側に接続された冷媒配管25のそれぞれの途中で分岐され、第3合流点P4で合流し、庫外熱交換器22に隣接する態様で配設されたガスクーラ41の入口側に接続された放熱配管42により構成されたものである。この放熱経路40は、中庫内熱交換器24b及び左庫内熱交換器24cの少なくとも一方で凝縮した冷媒をガスクーラ41に供給するためのものである。かかる放熱経路40により冷媒が供給されたガスクーラ41では、該冷媒と周囲空気との間で熱交換が行われ、該冷媒が放熱する。すなわち、放熱経路40は、庫内熱交換器24で凝縮した冷媒を導入してガスクーラ41に供給し、該ガスクーラ41にて該冷媒を周囲空気と熱交換させて放熱させるものである。
このような放熱経路40を構成する放熱配管42の途中、すなわち中庫内熱交換器24b及び左庫内熱交換器24cの出口側に接続された冷媒配管25との分岐点から第3合流点P4に至る途中に、それぞれ逆止弁431,432が設けてある。
戻経路50は、ガスクーラ41の出口側に接続され、かつ主経路20を構成する冷媒配管25、すなわち第1キャピラリーチューブ23と分配器27との間の冷媒配管25の第4合流点P5に接続する戻配管51により構成された経路である。
この戻経路50を構成する戻配管51の途中には第2キャピラリーチューブ52が設けてある。この第2キャピラリーチューブ52は、通過する冷媒を減圧して断熱膨張させる膨張機構である。
上記冷媒回路10においては、3つのストレーナ、すなわち第1ストレーナS1、第2ストレーナS2及び第3ストレーナS3が配設してある。第1ストレーナS1は、主経路20における庫外熱交換器22と第1キャピラリーチューブ23との間の冷媒配管25に配設してある。かかる第1ストレーナS1は、水分除去を行うための乾燥剤を有しているとともに、異物除去を行うためのフィルタを有しており、該冷媒配管25を通過する冷媒の水分除去及び異物除去を行う除去部材である。
第2ストレーナS2は、戻経路50における戻配管51、すなわちガスクーラ41と第2キャピラリーチューブ52との間の戻配管51に配設してある。かかる第2ストレーナS2は、異物除去を行うためのフィルタを有しており、該冷媒配管25を通過する冷媒の異物除去のみを行う異物除去部材である。
第3ストレーナS3は、主経路20における圧縮機21の吐出口側の冷媒配管25に配設してある。かかる第3ストレーナS3は、異物除去を行うためのフィルタを有しており、該冷媒配管25を通過する冷媒の異物除去を行う異物除去部材である。尚、本実施の形態では、圧縮機21の吐出口側に接続された冷媒配管25にも第3ストレーナS3を配設してあるが、かかるストレーナは必須ではなく、冷却加熱装置の適用条件等に応じて適宜設置すればよい。
図4は、本実施の形態である冷却加熱装置の制御系を模式的に示すブロック図である。この図4に示すように、冷却加熱装置は、入力手段60、右庫内温度センサ61、中庫内温度センサ62、左庫内温度センサ63、中庫内ヒータ65b、左庫内ヒータ65c及びコントローラ70を備えている。
入力手段60は、例えばリモコン等のような各種設定入力を行うためのものであり、ここで設定入力された情報は、コントローラ70に与えられる。
右庫内温度センサ61は、右庫3aの内部に配設してあり、右庫3aの庫内温度(室内温度)を検出する検出手段である。中庫内温度センサ62は、中庫3bの内部に配設してあり、中庫3bの庫内温度(室内温度)を検出する検出手段である。左庫内温度センサ63は、左庫3cの内部に配設してあり、左庫3cの庫内温度(室内温度)を検出する検出手段である。これら右庫内温度センサ61、中庫内温度センサ62及び左庫内温度センサ63で検出された温度に関する情報は、温度信号としてコントローラ70に与えられる。
中庫内ヒータ65bは、中庫3bの内部に配設、より詳細には、中庫3bの底部であって庫内送風ファンの近傍に配設してある。この中庫内ヒータ65bは、駆動すると通電状態となり、中庫3bの内部空気を加熱する加熱手段である。左庫内ヒータ65cは、左庫3cの内部に配設、より詳細には、左庫3cの底部であって庫内送風ファンの近傍に配設してある。この左庫内ヒータ65cは、駆動すると通電状態となり、左庫3cの内部空気を加熱する加熱手段である。
コントローラ70は、メモリ80に記憶されるプログラムやデータにしたがって上記冷媒回路10の各部の動作を統括的に制御するものであり、入力処理部71、電磁弁駆動処理部72、冷却温度判定部73、加熱温度判定部74、同期判定部75及び圧縮機駆動処理部76を備えて構成してある。
ここでメモリ80には、種々の情報が記憶されており、本発明の特徴的なものとしては、冷却温度情報、加熱温度情報及び上下限温度情報が記憶されている。
冷却温度情報は、冷却対象となる商品を収納する商品収容庫(冷却庫)3の目標とする冷却温度範囲を定めるためのものであり、上限値としての冷却オン温度、並びに下限値としての冷却オフ温度が含まれている。
加熱温度情報は、加熱対象となる商品を収納する商品収容庫(加熱庫)3の目標とする加熱温度範囲を定めるためのものであり、上限値としての加熱オフ温度、並びに下限値としての加熱オン温度が含まれている。
上下限温度情報は、冷却庫の内部空気の冷却、あるいは加熱庫の内部空気の加熱を強制的に行う温度を定めるもので、加熱同期下限温度及び冷却同期上限温度が含まれている。ここで加熱同期下限温度は、加熱オン温度よりも低い温度であり、加熱運転の許容範囲の下限値を示す温度である。冷却同期上限温度は、冷却オン温度よりも高い温度であり、冷却運転の許容範囲の上限値を示す温度である。
入力処理部71は、入力手段60、各庫内温度センサ61,62,63から与えられる指令やデータ等の情報を入力処理するためのものである。電磁弁駆動処理部72は、各電磁弁、すなわち高圧側電磁弁261、低圧側電磁弁262,263,264、帰還用電磁弁265,266及び分岐電磁弁321,322のそれぞれに対して開指令、あるいは閉指令を与えてこれらを個別に開成、あるいは閉成させるものである。
冷却温度判定部73は、冷却庫(商品収容庫)3の内部に配設された庫内温度センサ61,62,63から与えられた温度、すなわち庫内温度センサ61,62,63により検出された庫内温度が、目標とする冷却温度範囲にあるか否かを判定するものである。より詳細には、検出された庫内温度が冷却オフ温度以下となるか否か、あるいは検出された庫内温度が冷却オン温度以上となるか否かを判定するものである。
加熱温度判定部74は、加熱庫(商品収容庫)3の内部に配設された庫内温度センサ62,63から与えられた温度、すなわち庫内温度センサ62,63により検出された庫内温度が、目標とする加熱温度範囲にあるか否かを判定するものである。より詳細には、検出された庫内温度が加熱オン温度以下となるか否か、あるいは検出された庫内温度が加熱オフ温度以上となるか否かを判定するものである。
同期判定部75は、すべての冷却庫(商品収容庫)3の庫内温度が冷却オン温度以上となる場合に、加熱庫(商品収容庫)3の庫内温度が加熱オン温度以下であるか否かを比較し、加熱庫の庫内温度が加熱オン温度以下であれば同期運転可能として判定するものである。また、同期判定部75は、加熱庫(商品収容庫)3の庫内温度が、予め決められた加熱同期下限温度以下となるか否かを比較し、いずれかの加熱庫の庫内温度が加熱同期下限温度以下であれば同期運転可能として判定するものである。
圧縮機駆動処理部76は、圧縮機21に駆動指令、あるいは駆動停止指令を与えて圧縮機21を所定の回転数で駆動させる処理を行うものである。
以上のような構成を有する冷却加熱装置は、次のようにして商品収容庫3に収容された商品を冷却、あるいは加熱する。
まずCCC運転(すべての商品収容庫3の内部空気を冷却する運転)を行う場合について説明する。この場合、入力手段60を通じてCCC運転を行う旨の指令が与えられたコントローラ70は、電磁弁駆動処理部72を通じて分岐電磁弁321,322を閉成させ、高圧側電磁弁261、低圧側電磁弁262,263,264及び帰還用電磁弁265,266を開成させる。これにより圧縮機21で圧縮された冷媒は、図5に示すように循環する。
すなわち、圧縮機21で圧縮された冷媒は、開成する高圧側電磁弁261を通過して庫外熱交換器22に至る。庫外熱交換器22に至った冷媒は、該庫外熱交換器22を通過中に、周囲空気(外気)に放熱して凝縮する。庫外熱交換器22で凝縮した冷媒は、第1ストレーナS1を通過して、水分及び異物が除去され、その後に第1キャピラリーチューブ23で断熱膨張する。
第1キャピラリーチューブ23で断熱膨張して気化した冷媒は、分配器27で3つに分岐され、右庫内熱交換器24a、中庫内熱交換器24b及び左庫内熱交換器24cに至り、各庫内熱交換器24で蒸発して商品収容庫3の内部空気から熱を奪い、該内部空気を冷却する。冷却された内部空気は、各庫内送風ファン(F1:図2参照)の駆動により内部を循環し、これにより各商品収容庫3に収容された商品は、循環する内部空気に冷却される。各庫内熱交換器24で蒸発した冷媒は、アキュムレータ28にて気液分離された後、気相部分が圧縮機21に吸引され、圧縮機21に圧縮されて上述した循環を繰り返す。
次にHCC運転(左庫3cの内部空気を加熱し、かつ中庫3b及び右庫3aの内部空気を冷却する運転)を行う場合について説明する。この場合、入力手段60を通じてHCC運転を行う旨の指令が与えられたコントローラ70は、電磁弁駆動処理部72を通じて高圧側電磁弁261、低圧側電磁弁264、帰還用電磁弁266、分岐電磁弁321を閉成させ、低圧側電磁弁262,263、分岐電磁弁322及び帰還用電磁弁265を開成させる。これにより圧縮機21で圧縮された冷媒は、図6に示すように循環する。
すなわち、圧縮機21で圧縮された冷媒は、分岐経路30を通過して左庫内熱交換器24cに至る。左庫内熱交換器24cに至った冷媒は、該熱交換器を通過中に、左庫3cの内部空気と熱交換し、該内部空気に放熱して凝縮する。これにより、左庫3cの内部空気を加熱する。加熱された内部空気は、図示せぬ庫内送風ファンの駆動により、左庫3cのそれぞれの内部を循環し、これにより左庫3cに収容された商品は、循環する内部空気に加熱される。
左庫内熱交換器24cで凝縮した冷媒は、放熱経路40を構成する放熱配管42を通過してガスクーラ41に至り、該ガスクーラ41で周囲空気に放熱する。ガスクーラ41で放熱した冷媒は、第2ストレーナS2を通過して異物が除去され、その後に第2キャピラリーチューブ52で断熱膨張する。
第2キャピラリーチューブ52で断熱膨張して気化した冷媒は、分配器27を経由して開成する低圧側電磁弁262,263を通過して中庫内熱交換器24b及び右庫内熱交換器24aに至り、これら中庫内熱交換器24b及び右庫内熱交換器24aで蒸発して中庫3b及び右庫3aのそれぞれの内部空気から熱を奪い、該内部空気を冷却する。冷却された内部空気は、庫内送風ファンF1(図2参照)の駆動により中庫3b及び右庫3aのそれぞれの内部を循環し、これにより中庫3b及び右庫3aに収容された商品は冷却される。中庫内熱交換器24b及び右庫内熱交換器24aのそれぞれで蒸発した冷媒は、アキュムレータ28にて気液分離された後、気相部分が圧縮機21に吸引され、圧縮機21に圧縮されて上述した循環を繰り返す。このように冷媒回路10は、ヒートポンプとしての機能を有している。
このような冷媒回路10においては、庫外熱交換器22が圧縮機21で圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器を構成し、庫内熱交換器24が断熱膨張した冷媒を蒸発させる蒸発器を構成しており、主経路20のうち圧縮機21と、庫外熱交換器22と、第1キャピラリーチューブ23と、庫内熱交換器24とを冷媒配管25にて順次接続して構成したものが冷却経路を構成している。中庫内熱交換器24b及び左庫内熱交換器24cが圧縮機21で圧縮された冷媒の一部を導入して凝縮させる庫内熱交換器24を構成し、分岐経路30、放熱経路40及び戻経路50が加熱経路を構成している。
このようなHCC運転を行うことにより、各商品収容庫3の庫内温度が所望の温度範囲に至ると、コントローラ70は、次のような同期制御処理を実施する。
図7は、コントローラ70が実施する同期制御処理の処理内容を示すフローチャートである。かかる処理内容を説明しながら冷却加熱装置の動作について説明する。ここでは説明の便宜上、HCC運転を行う場合について説明し、前提として圧縮機21が駆動停止しているものとする。
図7に示す冷却運転同期制御処理において、入力処理部71を通じてすべての冷却庫の庫内温度センサ61,62(中庫内温度センサ62及び右庫内温度センサ61)から庫内温度を入力した場合(ステップS101:Yes)、コントローラ70は、冷却温度判定部73を通じてメモリ80から冷却オン温度に関する情報を読み出してかかる冷却オン温度と庫内温度とをそれぞれ比較し、すべての庫内温度が冷却オン温度以上であるか否かを判定する(ステップS102)。
すべての庫内温度が冷却オン温度以上となる場合(ステップS102:Yes)、コントローラ70は、加熱庫の庫内温度センサ(左庫内温度センサ)63からの庫内温度入力待ちとなる。そして、入力処理部71を通じて加熱庫の庫内温度センサ(左庫内温度センサ63)から庫内温度を入力した場合(ステップS103:Yes)、コントローラ70は、同期判定部75を通じてメモリ80から加熱オン温度に関する情報を読み出して、加熱庫の庫内温度が加熱オン温度以下であるか否かを比較する(ステップS104)。
これにより加熱庫の庫内温度が加熱オン温度以下の場合(ステップS104:Yes)、コントローラ70は、圧縮機駆動処理部76を通じて圧縮機21を駆動させ(ステップS105)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。これによれば、冷却庫(中庫3b及び右庫3a)の庫内温度は、低下する方向に推移するとともに、加熱庫(左庫3c)の庫内温度は、上昇する方向に推移する。
加熱庫の庫内温度が加熱オン温度を超える場合(ステップS104:No)、コントローラ70は、圧縮機21の駆動停止を維持させ(ステップS106)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。これによれば、各冷却庫の内部の冷却が停止が維持され、庫内温度が上昇する方向に推移するとともに、加熱庫の庫内温度が低下する方向に推移する。
一方、ステップS102においてすべての冷却庫の庫内温度が冷却オン温度未満となる場合(ステップS102:No)、コントローラ70は、加熱庫の庫内温度センサ(左庫内温度センサ63)からの庫内温度入力待ちとなる。そして、入力処理部71を通じて加熱庫の庫内温度センサ(左庫内温度センサ63)から庫内温度を入力した場合(ステップS107:Yes)、コントローラ70は、同期判定部75を通じてメモリ80から加熱同期下限温度に関する情報を読み出して、加熱庫の庫内温度が加熱同期下限温度以下であるか否かを比較する(ステップS108)。
これにより加熱庫の庫内温度が加熱同期下限温度以下の場合(ステップS108:Yes)、コントローラ70は、圧縮機駆動処理部76を通じて圧縮機21を駆動させ(ステップS109)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。これによれば、冷却庫(中庫3b及び右庫3a)の庫内温度は、低下する方向に推移するとともに、加熱庫(左庫3c)の庫内温度は、上昇する方向に推移する。
加熱庫の庫内温度が加熱同期下限温度を超える場合(ステップS108:No)、コントローラ70は、圧縮機21の駆動停止を維持させ(ステップS110)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。これによれば、各冷却庫の内部の冷却が停止が維持され、庫内温度が上昇する方向に推移するとともに、加熱庫の庫内温度が低下する方向に推移する。
このように本実施の形態である冷却加熱装置においては、コントローラ70が、すべての冷却庫(中庫3b及び右庫3a)の庫内温度が冷却オン温度以上となる場合においても、加熱庫(左庫3c)の庫内温度が加熱オン温度以下となるまで圧縮機21の駆動を停止させて待機させている。また、コントローラ70が、加熱庫(左庫3c)の庫内温度が加熱同期下限温度以下となる場合には、圧縮機21を駆動させている。
以上のような本実施の形態である冷却加熱装置によれば、コントローラ70が、すべての冷却庫(中庫3b及び右庫3a)の庫内温度が冷却オン温度以上となる場合においても、加熱庫(左庫3c)の庫内温度が加熱オン温度以下となるまで圧縮機21の駆動を停止させて待機させているので、圧縮機21の稼働率を低下させることができる。従って、消費電力の低減化を図りながら同期運転を行うことができる。
また上記冷却加熱装置によれば、コントローラ70が、加熱庫(左庫3c)の庫内温度が加熱同期下限温度以下となる場合には、圧縮機21を駆動させているので、加熱庫に収容される商品が必要以上に冷えてしまう事態を回避しながら、圧縮機21の稼働率を低下させることができる。従って、これによっても消費電力の低減化を図りながら同期運転を行うことができる。しかも加熱庫(左庫3c)の庫内温度が加熱オン温度以下となっても加熱同期下限温度以下となるまで圧縮機21を駆動させないので、冷却庫の内部空気が必要以上に冷却されてしまう事態を回避でき、該冷却庫に収容される商品が過冷却されて凍結等して損傷してしまう虞れがない。
以上のように、本発明に係る冷却装置は、適用される自動販売機の自動販売機本体に画成された商品収容庫の内部雰囲気を冷却、あるいは加熱するのに有用である。
10 冷媒回路
20 主経路
21 圧縮機
22 庫外熱交換器22
23 第1キャピラリーチューブ
24 庫内熱交換器24
25 冷媒配管
27 分配器
30 分岐経路
31 分岐配管
40 放熱経路
41 ガスクーラ
42 放熱配管
50 戻経路
51 戻配管
52 第2キャピラリーチューブ
61 右庫内温度センサ
62 中庫内温度センサ
63 左庫内温度センサ
65b 中庫内ヒータ
65c 左庫内ヒータ
70 コントローラ70
71 入力処理部
72 電磁弁駆動処理部
73 冷却温度判定部
74 加熱温度判定部
75 同期判定部
76 圧縮機駆動処理部
80 メモリ
D 背面ダクト
F1 右庫内送風ファン
S1 第1ストレーナ
S2 第2ストレーナ
S3 第3ストレーナ

Claims (2)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、前記凝縮器で凝縮した冷媒を断熱膨張させる膨張機構と、前記断熱膨張で断熱膨張した冷媒を蒸発させる蒸発器とを順次接続して構成した冷却経路と、
    前記圧縮機で圧縮された冷媒の一部を導入して凝縮させる庫内熱交換器を有し、前記庫内熱交換器で凝縮した冷媒を前記冷却経路に戻すように構成した加熱経路と、
    前記蒸発器が配設された冷却室の冷却室内温度が予め決められた冷却オン温度以上となる場合には、前記圧縮機を駆動させて該冷却室の内部雰囲気を冷却させる一方、前記冷却室内温度が前記冷却オン温度よりも低い、予め決められた冷却オフ温度以下となる場合には、前記圧縮機の駆動を停止させる制御手段と
    を備えた冷却加熱装置において、
    前記制御手段は、すべての冷却室の冷却室内温度が上記冷却オン温度以上となる場合には、前記庫内熱交換器が配設された加熱室の加熱室内温度が予め決められた加熱オン温度以下となるまで前記圧縮機の駆動を停止させて待機させることを特徴とする冷却加熱装置。
  2. 前記制御手段は、いずれかの加熱室の加熱室内温度が上記加熱オン温度よりも低い、予め決められた加熱同期下限温度以下となる場合には、前記圧縮機を駆動させることを特徴とする請求項1に記載の冷却加熱装置。
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