JP2011133831A - 光ファイバケーブル及びその製造方法 - Google Patents

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知史 浦松
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Abstract

【課題】光ファイバケーブルにおける部品点数及び組立工数の低減を図る。
【解決手段】光ファイバケーブルは、光ファイバを被覆層で被覆した光ファイバ心線及び光ファイバ心線が挿通されたシースを有するケーブル本体と、ケーブル本体のコネクタ取付端部に取り付けられた光コネクタと、を備える。ケーブル本体110のコネクタ取付端部において、シース20から少なくとも光ファイバ11が突出していると共に、シース20の先端部には、シース20を側方から覆うように設けられてシース20を包み込むようにかしめられたカシメ部材40が固定されている。カシメ部材40は、外側に突出したコネクタ係合部44を有する。光コネクタは、シース20の先端部に固定されたカシメ部材40のコネクタ係合部44に係合することにより、ケーブル本体110に取り付けられている。
【選択図】図9

Description

本発明は、光ファイバを被覆層で被覆した光ファイバ心線がシースに挿通されたケーブル本体のコネクタ取付端部に光コネクタが取り付けられた光ファイバケーブル並びにその製造方法に関する。
光ファイバケーブルは、光ファイバ心線を有するケーブル本体に光コネクタが取り付けられた構造を有し、情報通信や自動車の車内LAN等において広く使用されている。
特許文献1には、フェルール一体型のコネクタハウジングに、接続すべき光ファイバを保持した状態で固定部材が挿入固定される光コネクタであって、固定部材が、光ファイバの被覆部分にかしめ固定される把持部材とそれを保持する保持部材とを有したものが開示されている。
特許文献2には、光ファイバが嵌入された心線保持部と被覆部が嵌入された被覆保持部とを有するフェルールを備えた光コネクタであって、心線保持部の端部側で光ファイバがテーパ周面に溶着され、また、被覆保持部位置でかしめられ、さらに、かしめ位置より心線保持部寄りの位置で、被覆保持部に形成された内外貫通状の接着剤注入孔から接着剤が充填されたものが開示されている。
特許文献3には、光ファイバが嵌入された心線保持部と被覆部が嵌入された被覆保持部とを有するフェルールを備えた光コネクタであって、被覆保持部に、かしめ位置に対応して、被覆保持部内に突出されると共に心線保持部方向に漸次突出量が増加するランス舌片が対向して一対、一体に切り起こし形成されており、被覆保持部位置でかしめられることによって互いに連結固定されたものが開示されている。
特許文献4には、ハーネス本体に直接固定されるコネクタ本体と、一対のプロテクタ構成部材からなると共に、それらの一対のプロテクタ構成部材でコネクタ本体の後部及び保護チューブの端部を狭持するようにコネクタ本体に取付固定されるリアプロテクタと、を備えた光コネクタが開示されている。
特開平08−338924号公報 特開平11−142684号公報 特開平11−142685号公報 特開2005−227578号公報
ケーブル本体に光コネクタを取り付ける場合、ケーブル本体のコネクタ取付端部には、光ファイバ心線及び補強繊維が突出するようにシースを剥がし、次いで、そこに、固定リング、かしめリング、及びストップリングを順に挿通し、そして、ストップリングの基端側部分を補強繊維の内側に挿入するのに続いて、ストップリングの基端側部分に、その基端側部分との間で補強繊維を挟持するようにかしめリングの先端側部分を被せると共にその先端側部分をかしめ、さらに、固定リングをかしめリングの基端側部分に固定リングを被せると共にその固定リングをかしめる、といった端末加工が施され、この端末加工した構造体を光コネクタに収容保持することが行われる。従って、かかる端末加工では、3種類のリング部材を必要とする。
本発明の課題は、光ファイバケーブルにおける部品点数及び組立工数の低減を図ることである。
本発明の光ファイバケーブルは、光ファイバを被覆層で被覆した光ファイバ心線及び該光ファイバ心線が挿通されたシースを有するケーブル本体と、該ケーブル本体のコネクタ取付端部に取り付けられた光コネクタと、を備えたものであって、
上記ケーブル本体のコネクタ取付端部において、上記シースから少なくとも上記光ファイバが突出していると共に、該シースの先端部には、該シースを側方から覆うように設けられて該シースを包み込むようにかしめられたカシメ部材が固定されており、
上記カシメ部材は、外側に突出したコネクタ係合部を有し、
上記光コネクタは、上記シースの先端部に固定された上記カシメ部材の上記コネクタ係合部に係合することにより、上記ケーブル本体に取り付けられている。
本発明の光ファイバケーブルの製造方法は、光ファイバを被覆層で被覆した光ファイバ心線及び該光ファイバ心線が挿通されたシースを有するケーブル本体と、該ケーブル本体のコネクタ取付端部に取り付けられた光コネクタと、を備えた光ファイバケーブルを製造するものであって、
ケーブル本体のコネクタ取付端部において、シースから少なくとも光ファイバが突出した形態を形成する工程と、
上記少なくとも光ファイバが突出したシースの先端部に、外側に突出したコネクタ係合部を有するカシメ部材を、該シースを側方から覆うように設けて該シースを包み込むようにかしめることにより固定する工程と、
上記シースの先端部に固定したカシメ部材のコネクタ係合部に係合させることにより、ケーブル本体のコネクタ取付端部に光コネクタを取り付ける工程と、
を備える。
本発明によれば、カシメ部材が、シースの先端部に、シースを側方から覆うように設けられてシースを包み込むようにかしめられることにより固定され、そして、光コネクタが、そのカシメ部材のコネクタ係合部に係合することにより、ケーブル本体のコネクタ取付端部に取り付けられており、従って、単一のカシメ部材によって簡単にケーブル本体の端末加工が行えるので、それによって光ファイバケーブルにおける部品点数及び組立工数の低減を図ることができる。
実施形態に係る光ファイバケーブルを示す正面図である。 実施形態に係る光ファイバケーブルの(a)一端部及び(b)他端部の斜視図である。 ケーブル本体を示す斜視図である。 端部のシースを剥離したケーブル本体を示す側面図である。 補強繊維を折り返したケーブル本体を示す側面図である。 カシメ部材の斜視図である。 カシメ部材の(a)正面図、(b)平面図、及び(c)右側面図である。 カシメ部材をシースの先端部にセットした状態を示す断面図である。 カシメ部材を固定したシースの断面図である。 フェルール取付ステップを示す説明図である。 フェルールへの光ファイバ心線の挿通方法を示す説明図である。 リアプロテクタ取付ステップを示す説明図である。 下側部材の部分断面平面図である。 (a)及び(b)はハウジング取付ステップを示す説明図である。
以下、実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本実施形態に係る光ファイバケーブル100を示す。本実施形態に係る光ファイバケーブル100は、情報通信や自動車の車内LAN等において使用されるものである。
本実施形態に係る光ファイバケーブル100は、図2(a)に示すように、長尺のケーブル本体110の一端部(コネクタ取付端部)に第1光コネクタ120aが取り付けられ、一方、図2(b)に示すように、他端部(コネクタ取付端部)に第2光コネクタ120bが取り付けられている。
図3はケーブル本体110を示す。
ケーブル本体110は、光ファイバ心線10がシース20に挿通された構造を有する。
光ファイバ心線10は、光ファイバ11を被覆層12で被覆した構成を有する。シース20に挿通された光ファイバ心線10の本数は、1本であってもよく、また、複数本であってもよい。複数本の場合、その本数は例えば2〜6本であり、好適には2本である(図3では2本)。
光ファイバ11は、コア11a及びそれを被覆するクラッド11bを有する。光ファイバ11は、石英ガラス製のものであってもよく、また、アクリル樹脂等の樹脂製のものであってもよいが、石英ガラス製のコア11aを樹脂製のクラッド11bで被覆したものが好ましい。光ファイバ11は、例えば、コア径Naが195〜205μm、及びクラッド径Nbが220〜230μmである。
被覆層12は、例えば、フッ素樹脂等の耐熱性の優れる樹脂で形成されていることが好ましい。
シース20は、例えば、耐熱性の優れるオレフィン系エラストマーで形成されていることが好ましい。
ケーブル本体110は、光ファイバ心線10に沿うように補強繊維30がシース20に挿通されていてもよい。かかる補強繊維30としては、例えば、アラミド繊維、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)繊維、高強度ポリエチレン繊維、金属繊維、炭素繊維、ガラス繊維等の高強度繊維が挙げられる。補強繊維30は、単一種の繊維で構成されていてもよく、また、複数種の繊維で構成されていてもよい。補強繊維30は、太径の繊維1本で構成されていてもよく、また、細径の繊維束或いはその撚り糸で構成されていてもよい。
第1及び第2光コネクタ120a,120bのそれぞれは、フェルール53、リアプロテクタ60、及び第1或いは第2ハウジング90a,90b等の構成部品が組み立てられて構成されている。第1及び第2光コネクタ120a,120bのそれぞれの各構成部品は、例えば、ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂やポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂で形成された樹脂成型品、シリコンゴムなどで形成されたゴム成型品で構成されている。
次に、光ファイバケーブル100の製造方法におけるケーブル本体110への第1及び第2光コネクタ120a,120bの取付方法について説明する。なお、以下の説明では、ケーブル本体110に2本の光ファイバ心線10及び補強繊維30が挿通された構成のものを例として説明する。
<シース剥離工程>
ケーブル本体110の両端、つまり、両コネクタ取付端部のそれぞれにおいて、ワイヤーストリッパー等を用いて、シース20を所定長だけ剥がして除去し、図4に示すように、シース20から2本の光ファイバ心線10及び補強繊維30が突出した形態を形成する。シース20の剥離長さは適宜設定すればよい。
<カシメ部材固定工程>
シース20の剥離後、図5に示すように、シース20から突出した補強繊維30をシース端で折り返してシース20の外側に長さ方向に沿って延びるように配し、そして、シース20の先端部にカシメ部材40を固定する。なお、補強繊維を撚り合わせることが好ましい。
図6及び7(a)〜(c)はカシメ部材40を示す。
このカシメ部材40は、帯状の金属板が打ち抜き加工及びプレス加工されて構成されたものであり、中央部分の底面部41とその底面部41の両側に連続して斜め外向きに延びる一対の側面部42とを有し、上方に開口した断面略コの字状に形成されている。カシメ部材40を構成する金属板は、例えば、黄銅等で形成されている。金属板の厚さは適宜設計すればよい。
底面部41の前端中央には、底面部41に対して略垂直に内側に折り曲げられた舌片からなるシース前端位置決め片43が設けられている。各側面部42の両側端のそれぞれの略中央には、側面部42に対して略垂直に外側に折り曲げられた舌片からなるコネクタ係合片44(コネクタ係合部)が外側に突出するように設けられている。各側面部42の両先端部のそれぞれの幅方向略中央には略矩形状の開口部45が形成されており、その開口部45における側面部42の幅方向に対応する両辺のそれぞれの略中央には、側面部42に対して略垂直に内側に折り曲げられた舌片からなるシース係合片46が設けられている。なお、底面部41の後端中央には、カシメ部材40のシース20への固定後に除去される平面視T字状のサポート片47が設けられている。
シース20の先端部にカシメ部材40を固定する際には、まず、図8に示すように、シース20の先端部をカシメ部材40の開口に嵌めるようにして、シース20の先端部を側方から覆うようにカシメ部材40を設け、そして、シース前端位置決め片43にシース20の前端面が当接するように長さ方向の位置決めをする。なお、周方向については、折り返された補強繊維30がカシメ部材40の底面部41に当接するように位置決めすることが好ましい。
次いで、カシメ部材40を位置決めした後、自動圧着機或いはハンドツール等を用い、カシメ部材40をかしめる。このとき、図9に示すように、シース20がカシメ部材40の底面部41及び一対の側面部42により包み込まれ、シース20にシース係合片46が食い込むことにより、シース20の先端部にカシメ部材40が固定される。また、シース端で折り返されてシース20の外側に長さ方向に沿って配された補強繊維30が、カシメ部材40によりシース20の外周面との間で挟持される。なお、この後、サポート片47を折り曲げて切断除去すると共に、カシメ部材40の後端側で補強繊維30を切断する。
<被覆層剥離工程>
カシメ部材40の固定後、2本の光ファイバ心線10のそれぞれにおいて、ワイヤーストリッパー等を用いて、被覆層12を所定長だけ剥がして除去し、被覆層12から光ファイバ11が突出した形態を形成する。被覆層12の剥離長さは適宜設定すればよい。
<コネクタ取付工程>
−フェルール取付ステップ−
被覆層12の剥離後、2本の光ファイバ心線10のそれぞれにおいて、図10に示すように、円筒状のストッパー51を挿通すると共に、各々、尖塔筒状のフェルールホルダ52及びフェルール53を順に挿通し、フェルール53の係合突起53aをフェルールホルダ52の係合孔52aに係合させ、フェルールホルダ52の後端部にストッパー51を被せて、それらを組み立てる。また、図11に示すように、光ファイバ11のファイバ径にまで先細りに形成されたフェルール53のファイバ挿通孔53bに、光ファイバ心線10を、その被覆層12の前端が孔内壁に当接して位置決めされるまで挿通させ、被覆層12に対してフェルールホルダ52の先端チャック部を変形させて(潰して)、光ファイバ11をフェルール53(或いはフェルールホルダ52)に把持し、光ファイバ11がフェルール53から突出した形態を形成する。なお、この後、フェルール53から突出した光ファイバ11を、ファイバカッター等を用いて、フェルール53の先端面と面一になるように切断する。
−リアプロテクタ取付ステップ
フェルール53等の取付後、図12に示すように、カシメ部材40が固定されたシース20の先端部及び露出した光ファイバ心線10の部分を覆うようにリアプロテクタ60を取り付ける。
リアプロテクタ60は、上下に設けられる上側部材70及び下側部材80により構成されている。
上側部材70は、図12に示すように、中央の本体部分71が矩形平板状に形成されており、その前端辺に幅方向に間隔をおいて、各々、前方に突出した一対の先端側突出片72が形成され、また、本体部分71の後端辺の中央に連続する基端側部分73が断面半円状に形成されている。基端側部分73の上面側には、長さ方向に間隔をおいて周方向に延びるスリット状の係合孔74が開口して形成されている。また、基端側部分73の両側面のそれぞれからは中央に開口を有する係合部75が下方に垂下して設けられている。
下側部材80は、図12及び13に示すように、中央の本体部分81が矩形平板状に形成されており、その前端辺に連続して幅方向に間隔をおいて、各々、上端に長さ方向に切れ込み82aの入った環状の一対の先端側部分82が形成され、また、本体部分81の後方に連続する基端側部分83が断面半円状に形成されている。本体部分81には、その内側に、基端側部分83から延びて一対の先端側部分82に分岐した心線配設部84が設けられている。また、本体部分81の両側面のそれぞれには係合突起85が側方に突出して設けられている。基端側部分83の下面側には、長さ方向に間隔をおいて周方向に延びるスリット状の係合孔86が開口して形成されている。また、基端側部分83の両側面のそれぞれには係合突起87が側方に突出して設けられている。
ケーブル本体110にリアプロテクタ60を取り付ける際には、まず、下側部材80の基端側部分83にシース20の先端部を収容すると共に、シース20の先端部に固定したカシメ部材40のコネクタ係合片44を対応する係合孔86に嵌め入れる。また、下側部材80の本体部分81における心線配設部84に、露出した一対の光ファイバ心線10を収容して一対の先端側部分82に導くように配設する。さらに、下側部材80の一対の先端側部分82のそれぞれの切れ込み82aから光ファイバ心線10を通す。
次いで、下側部材80の上から上側部材70を覆うように設け、上側部材70の基端側部分73に設けられた係合部75を下側部材80の基端側部分83に設けられた係合突起87に係合させてリアプロテクタ60を組み立てて一体化させる。このとき、上側部材70及び下側部材80の基端側部分73,83同士が合わされて形成される筒状体に、ケーブル本体110におけるシース20の先端部が収容され、上側部材70の各係合孔74にもカシメ部材40の対応するコネクタ係合片44が嵌め入れられて係合される。また、下側部材80の本体部分81が上側部材70の本体部分71で覆われる。さらに、下側部材80の一対の先端側部分のそれぞれの切れ込み82aが上側部材70の先端側突出片72で封じられる。
そして、下側部材80の一対の先端側部分のそれぞれにストッパー51の後方に突出したフェルールホルダ52を嵌め入れる。
−ハウジング取付ステップ−
リアプロテクタ60の取付後、図14(a)に示すように、一端部に、先端側から第1ハウジング90aを被せ、その側面部に設けられた係合孔91aにリアプロテクタ60の下側部材80の本体部分81に設けられた係合突起85を係合させることにより、第1ハウジング90aを取り付ける。このとき、一対のフェルール53が第1ハウジング90aに保持される。
また、図14(b)に示すように、他端部に、一対のフェルール53のそれぞれの先端に筒状のスリーブ92を取り付け、そして、先端側から第2ハウジング90bを被せ、その側面部に設けられた係合孔91bにリアプロテクタ60の下側部材80の本体部分81に設けられた係合突起85を係合させることにより、第2ハウジング90bを取り付ける。このとき、一対のフェルール53がそれぞれスリーブ92を介して第2ハウジング90bに保持される。
以上の構成の本実施形態に係る光ファイバケーブル100によれば、カシメ部材40が、シース20の先端部に、シース20を側方から覆うように設けられてシース20を包み込むようにかしめられることにより固定され、そして、第1及び第2光コネクタ120a,120bが、そのカシメ部材40のコネクタ係合片44に係合することにより、ケーブル本体110の一端部及び他端部にそれぞれ取り付けられており、従って、単一のカシメ部材40によって簡単にケーブル本体110の端末加工が行えるので、それによって光ファイバケーブル100における部品点数及び組立工数の低減を図ることができる。
本発明は、本発明は、光ファイバを被覆層で被覆した光ファイバ心線がシースに挿通されたケーブル本体のコネクタ取付端部に光コネクタが取り付けられた光ファイバケーブル並びにその製造方法について有用である。
10 光ファイバ心線
11 光ファイバ
11a コア
11b クラッド
12 被覆層
20 シース
30 補強繊維
40 カシメ部材
41 底面部
42 側面部
43 シース前端位置決め片
44 コネクタ係合片(コネクタ係合部)
45 開口部
46 シース係合片
47 サポート片
51 ストッパー
52 フェルールホルダ
52a,74,86 係合孔
53 フェルール
53a,85,87 係合突起
53b ファイバ挿通孔
60 リアプロテクタ
70 上側部材
71,81 本体部分
72 先端側突出片
73,83 基端側部分
75 係合部
80 下側部材
82 先端側部分
82a 切れ込み
84 心線配設部
90a 第1ハウジング
90b 第2ハウジング
91a,91b 係合孔
92 スリーブ
100 光ファイバケーブル
110 ケーブル本体
120a 第1光コネクタ
120b 第2光コネクタ

Claims (5)

  1. 光ファイバを被覆層で被覆した光ファイバ心線及び該光ファイバ心線が挿通されたシースを有するケーブル本体と、該ケーブル本体のコネクタ取付端部に取り付けられた光コネクタと、を備えた光ファイバケーブルであって、
    上記ケーブル本体のコネクタ取付端部において、上記シースから少なくとも上記光ファイバが突出していると共に、該シースの先端部には、該シースを側方から覆うように設けられて該シースを包み込むようにかしめられたカシメ部材が固定されており、
    上記カシメ部材は、外側に突出したコネクタ係合部を有し、
    上記光コネクタは、上記シースの先端部に固定された上記カシメ部材の上記コネクタ係合部に係合することにより、上記ケーブル本体に取り付けられている光ファイバケーブル。
  2. 請求項1に記載された光ファイバケーブルにおいて、
    上記ケーブル本体は、上記光ファイバ心線に沿うように補強繊維が上記シースに挿通されており、
    上記補強繊維は、上記ケーブル本体のコネクタ取付端部において、上記シースから突出すると共に該シース端で折り返され、且つ上記カシメ部材により上記シースの外周面との間で挟持されている光ファイバケーブル。
  3. 請求項1又は2に記載された光ファイバケーブルにおいて、
    上記ケーブル本体は、上記シースに上記光ファイバ心線が複数本挿通されている光ファイバケーブル。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載された光ファイバケーブルにおいて、
    上記カシメ部材は、金属板で形成され、上記コネクタ係合部が該金属板から切り出された舌片により構成されている光ファイバケーブル。
  5. 光ファイバを被覆層で被覆した光ファイバ心線及び該光ファイバ心線が挿通されたシースを有するケーブル本体と、該ケーブル本体のコネクタ取付端部に取り付けられた光コネクタと、を備えた光ファイバケーブルの製造方法であって、
    ケーブル本体のコネクタ取付端部において、シースから少なくとも光ファイバが突出した形態を形成する工程と、
    上記少なくとも光ファイバが突出したシースの先端部に、外側に突出したコネクタ係合部を有するカシメ部材を、該シースを側方から覆うように設けて該シースを包み込むようにかしめることにより固定する工程と、
    上記シースの先端部に固定したカシメ部材のコネクタ係合部に係合させることにより、ケーブル本体のコネクタ取付端部に光コネクタを取り付ける工程と、
    を備えた光ファイバケーブルの製造方法。
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