JP2011133242A - 移動物体検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 高価なレーザ溶着装置、あるいは、大型のレーザ溶着装置を用いることなく、かつ、製造工程を簡素化し、製造コストを低減することが可能であり、かつ、レーザ溶着によって溶けた樹脂の当接部からの流出を阻止することが可能な移動物体検出装置を提供する。
【解決手段】 ハウジング3は、レーザ光Rを吸収する光吸収性樹脂からなり、凹部2を備える。カバー4は、レーザ光Rを透過する光透過性樹脂からなり、凹部2を覆う。ハウジング3は、凹部2の周囲に設けられる凸状部8を備える。カバー4は、凹部2を覆う天板部4aと,天板部4aの外周に設けられたフランジ部4bと、フランジ部4bの凸状部8との対向箇所に設けられた凸状部8が当接する当接部4cと、凹部2の内壁と当接する壁部4dと、を備える。カバー4の当接部4cとハウジング3の凸状部8とをレーザ溶着すると共に、レーザ溶着によって凸状部8の溶けた樹脂が凹部2への流れ込みを壁部4dによって阻止する。
【選択図】 図1
【解決手段】 ハウジング3は、レーザ光Rを吸収する光吸収性樹脂からなり、凹部2を備える。カバー4は、レーザ光Rを透過する光透過性樹脂からなり、凹部2を覆う。ハウジング3は、凹部2の周囲に設けられる凸状部8を備える。カバー4は、凹部2を覆う天板部4aと,天板部4aの外周に設けられたフランジ部4bと、フランジ部4bの凸状部8との対向箇所に設けられた凸状部8が当接する当接部4cと、凹部2の内壁と当接する壁部4dと、を備える。カバー4の当接部4cとハウジング3の凸状部8とをレーザ溶着すると共に、レーザ溶着によって凸状部8の溶けた樹脂が凹部2への流れ込みを壁部4dによって阻止する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、被検出体(歯車等)の移動を検出する移動物体検出装置に関するものである。
従来、移動物体検出装置が種々提案されており、例えば特許文献1に開示されている。斯かる移動物体検出装置は、磁気変化を検出するセンシング部を備える検出部と、外部引出し用の端子を有するコネクタ部とが一体的に樹脂によって成型されたモールド成型体とを有するものである。
この移動物体検出装置は、センシング部の露出された箇所を金属製のカバー体で覆い、このカバー体を加締め加工を施すことによって、カバー体をセンサ本体に固定する構造となっている。
しかしながら、このような移動物体検出装置は、カバー体の加締め加工が必要となり、製造工程が複雑であるだけでなく、製造コストが高いという問題を有していた。
この問題点を解決するものとして特許文献2に開示される移動物体検出装置が提案されている。
この移動物体検出装置は、円筒状のハウジングと、前記ハウジングの開口を蓋する円柱状のキャップ部とを備え、磁石と磁気検出素子とを前記ハウジング内に配置し、前記ハウジングの円筒内周面と前記キャップ部の円柱外周面の所定部分が、レーザ溶着されてなるものであった。
しかしながら、このような移動物体検出装置は、前記ハウジングの円筒内周面と前記キャップ部の円柱外周面の所定部分を、レーザ溶着するものであるため、レーザ照射部が円柱形状の移動物体検出装置の周囲を回るか、あるいは、前記移動物体検出装置を周囲からレーザ照射しなければならなかったため、高価なレーザ溶着装置、あるいは、大型のレーザ溶着装置を必要とし、製造コストが上昇するといった問題点があった。
この問題点に着目し、本願出願人は特願2009−108934号を提案している。この移動物体検出装置は、カバーは、天板部を備え、ハウジングは、カバーの天板部に接する当接部を備え、カバーとハウジングの当接部とをレーザ溶着したことにより、高価なレーザ溶着装置、あるいは、大型のレーザ溶着装置を用いることなく、かつ、製造工程を簡素化し、製造コストを低減することが可能になるものである。
しかしながら、天板部と当接部を溶着する際に、溶着箇所によってあるいは溶着出力によって溶けた余剰樹脂が、検出素子が置かれた凹部内に流れ込み、検出素子の電気的接続の信頼性を低下させる虞があるため、改善の余地があった。
しかしながら、天板部と当接部を溶着する際に、溶着箇所によってあるいは溶着出力によって溶けた余剰樹脂が、検出素子が置かれた凹部内に流れ込み、検出素子の電気的接続の信頼性を低下させる虞があるため、改善の余地があった。
そこで、本発明は、前述した問題点に着目し、高価なレーザ溶着装置、あるいは、大型のレーザ溶着装置を用いることなく、かつ、製造工程を簡素化し、製造コストを低減することが可能であり、かつ、レーザ溶着によって溶けた樹脂の当接部からの流出を阻止することが可能な移動物体検出装置を提供するものである。
本発明は、前記目的を達成するため、レーザ光を吸収する光吸収性樹脂からなるハウジングと、前記レーザ光を透過する光透過性樹脂からなるカバーと、を有し、前記ハウジングと前記カバーをレーザ溶着する移動物体検出装置において、
前記ハウジング及び前記カバーの少なくとも一方は、レーザ溶着によって溶けた樹脂が流れ出ることを阻止する流出抑制部を備えたものである。
前記ハウジング及び前記カバーの少なくとも一方は、レーザ溶着によって溶けた樹脂が流れ出ることを阻止する流出抑制部を備えたものである。
また、本発明は、ハウジングをレーザ光を吸収する光吸収性樹脂から構成し、
カバーを前記レーザ光を透過する光透過性樹脂から構成し、前記ハウジングと前記カバーをレーザ溶着する移動物体検出装置において、前記カバーは、外周端にフランジ部を備え、前記ハウジングは、前記フランジ部が当接する当接部を備え、前記当接部の外周にレーザ溶着によって溶けた樹脂を留める溝部を備えたものである。
カバーを前記レーザ光を透過する光透過性樹脂から構成し、前記ハウジングと前記カバーをレーザ溶着する移動物体検出装置において、前記カバーは、外周端にフランジ部を備え、前記ハウジングは、前記フランジ部が当接する当接部を備え、前記当接部の外周にレーザ溶着によって溶けた樹脂を留める溝部を備えたものである。
また、本発明は、前記ハウジング及び前記カバーの少なくとも一方に、溶着後の前記カバーの配設位置を定める位置規制部を設けたものである。
また、本発明は、前記ハウジングは、前記溝部の外周に設けられる第一の位置規制部を備え、前記カバーは、前記フランジ部の外周に設けられる第二の位置規制部とを備え、前記カバーの前記フランジ部と前記ハウジングの前記当接部とをレーザ溶着すると共に、前記第一の位置規制部と前記第二の位置規制部とを当接させ溶着後の前記カバーの配設位置を定めるものである。
また、本発明は、凹部を備えたハウジングと、前記凹部を覆うカバーとを備え、前記凹部に被検出体の移動を検出する検出手段を配設した移動物体検出装置において、前記ハウジングをレーザ光を吸収する光吸収性樹脂から構成し、前記カバーを前記レーザ光を透過する光透過性樹脂から構成し、前記ハウジングは、前記凹部の周囲に設けられる凸状部を備え、前記カバーは、前記凹部を覆う天板部と前記天板部の外周に設けられたフランジ部と、前記フランジ部の凸状部との対向箇所に設けられた凸状部が当接する当接部と、前記凹部の内壁と当接する壁部と、を備え、前記カバーの前記当接部と前記ハウジングの凸状部とをレーザ溶着すると共に、レーザ溶着によって前記凸状部の溶けた樹脂が前記凹部への流れ込みを前記壁部によって阻止するものである。
また、本発明は、前記カバーは、前記壁部の外周に設けられ前記凸状部よりも幅広な溝部を設けたものである。
また、本発明は、前記ハウジングは、前記凸状部の外周に設けられる第一の位置規制部を備え、前記カバーは、前記壁部の外周に設けられ、前記凸状部よりも幅広な溝部と、前記溝部の外周に設けられる第二の位置規制部とを備え、前記カバーの前記第一の溝部と前記ハウジングの凸状部とをレーザ溶着すると共に、前記第一の位置規制部と前記第二の位置規制部とを当接させ溶着後の前記カバーの配設位置を定めるものである。
また、本発明は、前記ハウジングは、前記凸状部と前記第一の位置規制部との間に他の溝部を備えてなるものである。
本発明によれば、所期の目的を達成でき、高価なレーザ溶着装置、あるいは、大型のレーザ溶着装置を用いることなく、かつ、製造工程を簡素化し、製造コストを低減することが可能であり、かつ、レーザ溶着によって溶けた樹脂の当接部からの流出を阻止することが可能な移動物体検出装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態の移動物体検出装置1を、図1乃至図3を用いて説明する。移動物体検出装置1は、凹部2を備えたハウジング3と、凹部2を覆うカバー4とを備え、凹部2に被検出体の移動を検出する検出手段5を配設したものである。
ハウジング3は、レーザ光を吸収する光吸収性樹脂からなり、外部引出し用の端子6を有するコネクタ部7を一体的に成型した構造体である。ハウジング3のコネクタ部7の反対側は、円柱形状であり、この円柱形状の端部3aに凹部2を備えている。この凹部2に検出手段5が固定されている。また、ハウジング3は、凹部2の周囲にカバー4の後述する当接部と接する凸状部8を備えている。この凸状部8は、環状で切れ目なく形成されている。
また、ハウジング3の外周面3aには、環状溝部9が形成されている。環状溝部9は、ハウジング3の中程に設けられている。そして、環状溝部9には、封止部材であるOリング10が装着されている。
カバー4は、レーザ光を透過する光透過性樹脂からなる成型された構造体である。本実施形態では、カバー4は、円盤形状であり、円盤形状の天板部4aと、この天板部4aの外周に設けられたフランジ部4bと、フランジ部4bのハウジング3の凸状部8との対向箇所に設けられた凸状部8が当接する当接部4cと、ハウジング3の凹部2の内壁と当接する壁部(流出抑制部)4dを備えている。天板部4aが凹部2を覆い、当接部4cがハウジング3の凸状部8と接触する。
ハウジング3とカバー4とは、レーザ溶着によって固定されている。レーザ光Rが、カバー4を透過してハウジング3の凸状部8とカバー4の当接部4cとの接触部分に到達し、前記接触部分の温度を上げ、ハウジング3とカバー4を溶かして固定するものである。
ハウジング3とカバー4との接触部分は、同一平面上に存在するため、レーザ溶着時のレーザ照射を、同一平面上で行うことができる。従来のような、レーザ照射部が円柱形状の移動物体検出装置1の周囲を回るか、あるいは、前記移動物体検出装置1の周囲からレーザ照射する必要がなくなり、高価なレーザ溶着装置、あるいは、大型のレーザ溶着装置を必要とせず、製造コストの上昇を抑制することができる。また、レーザ溶着によって凸状部8の溶けた余剰樹脂が当接部4cから流出し、凹部2への流れ込むことを壁部4dによって阻止することができる。
なお、12は溶着痕であり、カバー4は、レーザ溶着された溶着痕を確認可能な色味と厚みであるので、溶着痕12を確認することで、レーザ溶着後の溶着の良否を判定することができる。
検出手段5は、センシング部13、回路基板5a及び回路素子5bから構成されている。センシング部13は、ホールIC13aと磁石13bとからなり、被検出体の回転を検出する。ホールIC13aは、回路基板5aの図1中上面に搭載され、カバー4に近接した状態にて配置される。ホールIC13aは、被検出体の回転に伴う磁力の変化を電気信号に変換し、端子6の一端部6aを介して外部に出力する。磁石13bは、回路基板5aの図1中下面に接着剤にて固定され、ホールIC13aに磁場を与えるものである。
端子6は、屈曲形成された3本のリードフレームからなり、端子6の他端部6bは半田によって回路基板5aと電気的に接続されている。コネクタ部7は、検出手段5からの出力を外部機器へ接続伝達するものである。
本実施形態によれば、ハウジング3は、凸状部8を備え、カバー4は、凸状部8に接する当接部4cを備え、カバー4とハウジング3の凸状部8とをレーザ溶着したことにより、高価なレーザ溶着装置、あるいは、大型のレーザ溶着装置を用いることなく、かつ、製造工程を簡素化し、製造コストを低減することが可能になり、かつ、レーザ溶着によって凸状部8の溶けた余剰樹脂が凹部2への流れ込むことを壁部4dによって阻止することができる。
次に、本発明の第2実施形態の移動物体検出装置1を、図4及び図5を用いて説明する。なお、第1実施形態と同一および相当箇所には、同一符号を付して、その詳細な説明は、省略する。
第1実施形態では、ハウジング3が凸状部8を備え、カバー4が、凸状部8に接する当接部4cを備えていたが、第2実施形態では、ハウジング3は、凸状部8の外周に設けられた溝部17と、溝部(流出抑制部)17の外周に設けられた第一の位置規制部14を備え、カバー4は、壁部4dの外周に設けられ凸状部8よりも幅広な溝部(流出抑制部)15と、溝部15の外周に設けられる第二の位置規制部16とを備えたものである。
本実施形態によれば、カバー4の当接部4cとハウジング3の凸状部8とをレーザ溶着すると共に、第一の位置規制部14と第二の位置規制部16とを当接させ、溶着後のカバー4の高さ方向の配設位置を定めることで、更に生産性が向上し、製造コストを低減することができる。かつ、部品の寸法バラツキやレーザの出力異常による、レーザ溶着によって溶けた樹脂が外部に流れ出ることを抑止することができる。
次に、本発明の第3実施形態の移動物体検出装置1を、図6及び図7を用いて説明する。なお、第1実施形態と同一および相当箇所には、同一符号を付して、その詳細な説明は、省略する。
第3実施形態では、ハウジング3は、凸状部8の外周に設けられた溝部17と、溝部17の外周に設けられる第一の位置規制部14を備えたものである。
第3実施形態では、ハウジング3は、凸状部8の外周に設けられた溝部17と、溝部17の外周に設けられる第一の位置規制部14を備えたものである。
本実施形態によれば、カバー4の当接部4cとハウジング3の凸状部8とをレーザ溶着すると共に、第一の位置規制部14をカバー4に当接させ、溶着後のカバー4の高さ方向の配設位置を定めることで、更に生産性が向上し、製造コストを低減することができる。かつ、部品の寸法バラツキやレーザの出力異常による、レーザ溶着によって溶けた樹脂が外部に流れ出ることを抑止することができる。
次に、本発明の第4実施形態の移動物体検出装置1を、図8及び図9を用いて説明する。なお、第1実施形態と同一および相当箇所には、同一符号を付して、その詳細な説明は、省略する。
第4実施形態では、カバー4は、壁部4dの外周に設けられ凸状部8よりも幅広な溝部15と、溝部15の外周に設けられる第二の位置規制部16とを備えたものである。
第4実施形態では、カバー4は、壁部4dの外周に設けられ凸状部8よりも幅広な溝部15と、溝部15の外周に設けられる第二の位置規制部16とを備えたものである。
本実施形態によれば、カバー4の当接部4cとハウジング3の凸状部8とをレーザ溶着すると共に、第二の位置規制部16をハウジング3に当接させ、溶着後のカバー4の高さ方向の配設位置を定めることで、更に生産性が向上し、製造コストを低減することができる。かつ、部品の寸法バラツキやレーザの出力異常による、レーザ溶着によって溶けた樹脂が外部に流れ出ることを抑止することができる。
本発明は、検出手段をハウジングとカバーで収納した移動物体検出装置に利用可能である。
1 移動物体検出装置
2 凹部
3 ハウジング
3a 外周面
4 カバー
4a 天板部
4b フランジ部
4c 当接部
4d 壁部
5 検出手段
8 凸状部
9 環状溝部
10 Oリング
12 溶着痕
13 センシング部
13a ホールIC
13b 磁石
14 第一の位置規制部
15 溝部(流出抑制部)
16 第二の位置規制部
17 溝部(流出抑制部)
R レーザ光
2 凹部
3 ハウジング
3a 外周面
4 カバー
4a 天板部
4b フランジ部
4c 当接部
4d 壁部
5 検出手段
8 凸状部
9 環状溝部
10 Oリング
12 溶着痕
13 センシング部
13a ホールIC
13b 磁石
14 第一の位置規制部
15 溝部(流出抑制部)
16 第二の位置規制部
17 溝部(流出抑制部)
R レーザ光
Claims (8)
- レーザ光を吸収する光吸収性樹脂からなるハウジングと、前記レーザ光を透過する光透過性樹脂からなるカバーと、を有し、前記ハウジングと前記カバーをレーザ溶着する移動物体検出装置において、
前記ハウジング及び前記カバーの少なくとも一方は、レーザ溶着によって溶けた樹脂が流れ出ることを阻止する流出抑制部を備えたことを特徴とする移動物体検出装置。 - ハウジングをレーザ光を吸収する光吸収性樹脂から構成し、
カバーを前記レーザ光を透過する光透過性樹脂から構成し、前記ハウジングと前記カバーをレーザ溶着する移動物体検出装置において、
前記カバーは、外周端にフランジ部を備え、
前記ハウジングは、前記フランジ部が当接する当接部を備え、
前記当接部の外周にレーザ溶着によって溶けた樹脂を留める溝部を備えたことを特徴とする移動物体検出装置。 - 前記ハウジング及び前記カバーの少なくとも一方に、溶着後の前記カバーの配設位置を定める位置規制部を設けたことを特徴とする請求項2に記載の移動物体検出装置。
- 前記ハウジングは、前記溝部の外周に設けられる第一の位置規制部を備え、
前記カバーは、前記フランジ部の外周に設けられる第二の位置規制部とを備え、
前記カバーの前記フランジ部と前記ハウジングの前記当接部とをレーザ溶着すると共に、前記第一の位置規制部と前記第二の位置規制部とを当接させ溶着後の前記カバーの配設位置を定めることを特徴とする請求項2に記載の移動物体検出装置。 - 凹部を備えたハウジングと、前記凹部を覆うカバーとを備え、前記凹部に被検出体の移動を検出する検出手段を配設した移動物体検出装置において、
前記ハウジングをレーザ光を吸収する光吸収性樹脂から構成し、
前記カバーを前記レーザ光を透過する光透過性樹脂から構成し、
前記ハウジングは、前記凹部の周囲に設けられる凸状部を備え、
前記カバーは、前記凹部を覆う天板部と前記天板部の外周に設けられたフランジ部と、前記フランジ部の凸状部との対向箇所に設けられた凸状部が当接する当接部と、前記凹部の内壁と当接する壁部と、を備え、
前記カバーの前記当接部と前記ハウジングの凸状部とをレーザ溶着すると共に、レーザ溶着によって前記凸状部の溶けた樹脂が前記凹部への流れ込みを前記壁部によって阻止することを特徴とする移動物体検出装置。 - 前記カバーは、前記壁部の外周に設けられ前記凸状部よりも幅広な溝部を設けたことを特徴とする請求項5に記載の移動物体検出装置。
- 前記ハウジングは、前記凸状部の外周に設けられる第一の位置規制部を備え、
前記カバーは、前記壁部の外周に設けられ、前記凸状部よりも幅広な溝部と、前記溝部の外周に設けられる第二の位置規制部とを備え、
前記カバーの前記溝部と前記ハウジングの凸状部とをレーザ溶着すると共に、前記第一の位置規制部と前記第二の位置規制部とを当接させ溶着後の前記カバーの配設位置を定めることを特徴とする請求項5に記載の移動物体検出装置。 - 前記ハウジングは、前記凸状部と前記第一の位置規制部との間に他の溝部を備えてなることを特徴とする請求項7に記載の移動物体検出装置。
Priority Applications (2)
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JP2009290405A JP2011133242A (ja) | 2009-12-22 | 2009-12-22 | 移動物体検出装置 |
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2009
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WO2011077846A1 (ja) | 2011-06-30 |
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